今回の1曲セレクトは、「愛が生まれた日」藤谷美和子 大内義昭です。
まずはデータです。
・タイトル 愛が生まれた日
・アーティスト 藤谷美和子 大内義昭
・作詞 秋元康
・作曲 羽場仁志
・編曲 萩田光雄
・リリース日 1994年2月21日
・発売元 コロムビア
・オリコン最高位 5位
・売上げ枚数 132.7万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 2位
・ベストテンランクイン期間:1994年3月21日〜6月27日付
最近、カラオケって流行ってるんでしょうかねぇ。なんか、あんまりカラオケの話題っていうのも聞かなくなって来たような気がするんだけどさぁ。
ま、個人的にもカラオケ行くことって、少なくともグループって行くことは、めっきり少なくなっちゃいましたしね。 たまに一人カラオケ⇒ヒトカラ に行くくらいかなぁ。
その影響か、カラオケの定番ソングっていうのも、めっきり少なくなったような気がする。
だいたいそういう曲って、まず「有線」からヒットの兆しが見えたりするんだけどさ。
思い返せば、90年代前半って、「有線」発からロングヒットした曲って、多いのよ。 で、たいていは「カラオケ」の定番曲として、定着した曲がほとんどなんだよなぁ。
そのクライマックスが94年〜95年にかけてぢゃなかったかなぁ。ま、80年代終盤「カラオケボックス」なるものが出現してから90年代初頭にかけてから、もう、そういう曲は数多くあったんだけど、その「最盛期」の最後を飾ったのが、94年〜95年頃だったと思う。
・・・・っちゅうことで、今日は、そんな94年の「カラオケ定番」曲から一つ。
藤谷美和子 大内義昭の「愛が生まれた日」
どーだ、カラオケの定番曲だろっ! これさあ、男女でカラオケに行くと、「デュエット」で歌う人が多いのよ。
ワタシも何回歌わされたことか。。。
・・・なんてことはどーでもいいことなんだけど、この曲、意外だったよなぁ。
いや、ヒットしたこと自体からして、意外だったことは意外だったんだけど、どこから、プッツン女優の藤谷美和子と、それまで、全く売れなくて日陰でくすぶっていた大内義昭氏のデュエットっていう発想が生まれたのか・・・とかさ。
そそそ、大内義昭氏って、小比類巻かほるの「Hold On Me」とか作曲した人だよね。
本来は、もっとポップロック的なウタを手がけて、自らも歌っていた人が、なんで、こんな「いかにも」歌謡曲な曲を歌うきっかけになったのか・・とかさぁ。
なんか、かなり不思議な部分が多い曲だったような気がする。
あ、いや、藤谷美和子がうたうっていうのは、この曲が挿入曲となっていた、日テレのドラマ「そのうち結婚する君へ」の主演が藤谷美和子だったからか。ま、その辺は、納得なんだけどね。
それにしても、一介のドラマの挿入曲が、ここまでロングヒットになって、カラオケの定番曲までなるものか・・とかね。
まあ、それだけ、キャッチーだし、歌いやすいし・・って感じで、カラオケの定番としては、これ以上ないってかんじの曲だったからなんだろうなぁ。
いや、たしかにさ、この曲単純に、BGMとして聴いてるだけどは、あんまし面白い曲でもないんだよね。 なーんか、ぼょにょーーーっとかったるい感じがするし。。でも、ひとたび、カラオケでデュエットすると、なんかピタリと嵌っちゃう・・というか。。。
うむ、メロディとしては難しくないんで、だれでもデュエットできますよーん。っていうのも「うり」なんだと思うし、だから、これだけロングヒットして、「ミリオンセラー」にまでなっちゃったんだと思うけど。
まあ、そんな感じの曲ですわねぇ。
個人的には、昨日、中山美穂の「ただ泣きたくなるの」でも書いたように、この曲がヒットしてた頃は、大学卒業して、社会人になった頃で、そんなころの辛かった新人時代を思い浮かべちゃう曲だな、この曲は。
ちなみに、藤谷美和子さんは、この曲のヒットで気をよくしたのか、この年「スペアキー」なる曲で、もうひとつスマッシュヒットを飛ばしたりしてましたな。
まあ、それも、この曲のヒットの「余熱」があったからこそなんだけど。。
ところで、最近は、結婚して、めっきり名前をきかなくなりましたが、今はどうしてらっしゃるんでしょ。。。
ちなみに、作詞は秋元康氏。 秋元氏⇒アイドル系のイメージが強いけど、アイドル冬の時代だったこの時期は、このテの曲も書いてたんだよね。
ただ、秋元康⇒アイドルのイメージは根強かったわけで、この頃は作詞家として秋元氏の名前はあんまり見けかなかったんだけどね。作詞家としては苦しい時期だったんじゃないかな。
でも、秋元氏としては、最初のミリオンセラーがこの曲なんだよね。
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