今回の1曲セレクトは、「心の色」中村雅俊です。
まずはデータです。
・タイトル 心の色
・アーティスト 中村雅俊
・作詞 大津あきら
・作曲 木森敏之
・編曲 川村栄二
・リリース日 1981年11月25日
・発売元 コロムビア
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数 69.7万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1982年2月15日〜5月10日付
・タイアップ:TBS系ドラマ「われら動物家族」主題歌
毎度毎度、曲がねー・・と言い続けているワタシですが、実はまだあるんだよね、「オリコン」で1位とった曲で書いてない曲が。
まあ、それを分かっていながら、ちょっと前から暖めていたんだけど、それが、今日引っ張ってきた、中村雅俊の「心の色」だったりするんだけどさ。
暖めておいたっちゅうのは、この曲の「ヒット全盛」ってのが、1982年、今から28年前の「今頃」だったからなんだけどさ。
そそそ、オリコンを中心に、1982年3月第1週のチャートで、一斉に「1位」を達成したんだよね、この曲。
まあ、予期せぬヒットというか、まっちの「情熱・熱風・せれなーで」と、松田聖子の「赤いスイートピー」が1位争いをしていた、当時のチャート勢力図の中に、突如、割って入ってきたこの曲って感じだったよなぁ。
それだけ、ヒットする・・・っていう確信はなかったと思う。
ただ、単に、ちょうど、中村雅俊がドラマ「われら動物家族」に主演するんで、ついでに主題歌も・・・って感じでリリースされたのが、たまたま大ヒットら結びついたって感じだろう。
うん、中村雅俊の場合、例の「青春シリーズ」なドラマで、主演の時は、ずっと自分で主題歌、歌ってきてたし、それが、たまたま日本テレビからTBSに移ったってだけの話で。。。
ただ、正直、最初聴いたときは、どうもいまいちピンと来なかったなこの曲。
重いんだよね、サビにいたるまでの流れとイメージが。それと、時代は、アイドルポップスに流れてたから、このテの「歌謡曲」の延長のような曲が大ヒットするとは思わなかったのよ。
そんな曲だから、チャートの動きを見ても、リリース当初は、ほとんど動いてこなかった。
なんせ、リリースからベストテン入りまで3ヶ月かかっているわけだから。
それが、ドラマの好調さもあってか、急に来たんだよなぁ、「波」が。
きっかけは何だったんだろう? たしかに、ベストテン入りする半月前に「サ・ベストテン」のスポットライトに出たのも一つだったんだろうけどな。
ちなみに、ベストテンにスポットライトに出演した1982年1月21日の週のオリコンでは29位。
で、次の週から19位→10位→4位→2位→1位
と見事なくらいの上昇曲線を描くことになる。まあ、大ヒットになる典型的なチャートアクションパターンですな。
うーん、それだけ当時の「ザ・ベストテン」の影響力の大きさってのもあったんだけろうけど、それだけではなく、他の要素もあったんだろうけどなぁ・・・。
ただ、この曲に関しては、個人的にはそれが何なのか・・・っていのうがちょっと釈然としなかったんだよね、当時は。
↑で書いたように、どうも今ひとつはっきりしない曲だよなぁ・・っていう思いがあってさ。
いや、たしかに、サビから大サビにむかっての盛り上がりの部分はよく分かる。
でも、それにしても、いまひとつすっきりとした感じを受けなかったんだよなぁ。
やっぱ、マイナー調な曲だったっていのうが、影響していたかもしれない、季節は春に向かっていたのに、マイナーな重い曲っていうのかあって、それがヒットしたっていうところが釈然としなかったっていうか。
やっぱさ、春は春らしい、スカッとした曲が・・・っていう思いが強かったんだよね、当時。
よろしかったら、「ポチッ」と押してね
にほんブログ村