かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

2015年02月

心の色 / 中村雅俊

1982_02_心の色_中村雅俊






今回の1曲セレクトは、「心の色」中村雅俊です。

 まずはデータです。

・タイトル    心の色
・アーティスト  中村雅俊
・作詞      大津あきら
・作曲      木森敏之
・編曲      川村栄二
・リリース日   1981年11月25日
・発売元     コロムビア
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数   69.7万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1982年2月15日〜5月10日付
・タイアップ:TBS系ドラマ「われら動物家族」主題歌

 毎度毎度、曲がねー・・と言い続けているワタシですが、実はまだあるんだよね、「オリコン」で1位とった曲で書いてない曲が。
 まあ、それを分かっていながら、ちょっと前から暖めていたんだけど、それが、今日引っ張ってきた、中村雅俊の「心の色」だったりするんだけどさ。

 暖めておいたっちゅうのは、この曲の「ヒット全盛」ってのが、1982年、今から28年前の「今頃」だったからなんだけどさ。
そそそ、オリコンを中心に、1982年3月第1週のチャートで、一斉に「1位」を達成したんだよね、この曲。

 まあ、予期せぬヒットというか、まっちの「情熱・熱風・せれなーで」と、松田聖子の「赤いスイートピー」が1位争いをしていた、当時のチャート勢力図の中に、突如、割って入ってきたこの曲って感じだったよなぁ。
 
 それだけ、ヒットする・・・っていう確信はなかったと思う。
ただ、単に、ちょうど、中村雅俊がドラマ「われら動物家族」に主演するんで、ついでに主題歌も・・・って感じでリリースされたのが、たまたま大ヒットら結びついたって感じだろう。
 うん、中村雅俊の場合、例の「青春シリーズ」なドラマで、主演の時は、ずっと自分で主題歌、歌ってきてたし、それが、たまたま日本テレビからTBSに移ったってだけの話で。。。


 ただ、正直、最初聴いたときは、どうもいまいちピンと来なかったなこの曲。
 重いんだよね、サビにいたるまでの流れとイメージが。それと、時代は、アイドルポップスに流れてたから、このテの「歌謡曲」の延長のような曲が大ヒットするとは思わなかったのよ。

 そんな曲だから、チャートの動きを見ても、リリース当初は、ほとんど動いてこなかった。
 なんせ、リリースからベストテン入りまで3ヶ月かかっているわけだから。
 それが、ドラマの好調さもあってか、急に来たんだよなぁ、「波」が。

 きっかけは何だったんだろう? たしかに、ベストテン入りする半月前に「サ・ベストテン」のスポットライトに出たのも一つだったんだろうけどな。 
 ちなみに、ベストテンにスポットライトに出演した1982年1月21日の週のオリコンでは29位。
 で、次の週から19位→10位→4位→2位→1位

 と見事なくらいの上昇曲線を描くことになる。まあ、大ヒットになる典型的なチャートアクションパターンですな。

 うーん、それだけ当時の「ザ・ベストテン」の影響力の大きさってのもあったんだけろうけど、それだけではなく、他の要素もあったんだろうけどなぁ・・・。
 ただ、この曲に関しては、個人的にはそれが何なのか・・・っていのうがちょっと釈然としなかったんだよね、当時は。

 ↑で書いたように、どうも今ひとつはっきりしない曲だよなぁ・・っていう思いがあってさ。

 いや、たしかに、サビから大サビにむかっての盛り上がりの部分はよく分かる。
 でも、それにしても、いまひとつすっきりとした感じを受けなかったんだよなぁ。

 やっぱ、マイナー調な曲だったっていのうが、影響していたかもしれない、季節は春に向かっていたのに、マイナーな重い曲っていうのかあって、それがヒットしたっていうところが釈然としなかったっていうか。
 やっぱさ、春は春らしい、スカッとした曲が・・・っていう思いが強かったんだよね、当時。




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【キニナル曲】Hello,shooting-star / moumoon

2015_02_Hello,Shooting-star_moumoon











・タイトル    Hello,shooting-star
・アーティスト  moumoon
・作詞      YUKA
・作曲      K.MASAKI
・編曲      K.MASAKI
・リリース日      2015年2月25日
・発売元     エイベックストラックス
・タイアップ:フジテレビ系アニメ「暗殺教室」エンディングテーマ

 ここのところ、金曜日っていうと宵っ張りになっているんだよな。
まあ、大抵は、このブログを書いてるか(気が付いているヒトは、気が付いていると思いますが、ブログ内容は、1日公開する分を{予約設定」でサーバーにアップロードしておいて、時間が来たら自動的に公開するようにしてあるのよね)、自分のサイトのランキングを集計しているかどっちかなんだけどさ。

 いずれにしても、気が付いたら1時過ぎ〜・・・って事になってるわけで。。。

 で、さて寝ようかと思ってベッド脇のテレビをつけると、奇っ怪な「アニメ」やってるんですわ。

「暗殺教室」。

不快だなぁ・・・っていつも思うんだけど、なぜか最後まで見ちゃうってやつで
でもね、不快だぁ・・とは思っても、エンディング曲の心地よさに、いっつも耳が行っちゃうんだよなぁ。

「あれ? これって、誰の曲?」・・・ってずっと思ってまして、調べてみたら、moumoonの週明け25日リリースの新曲じゃないけ。

Hello,shooting-star  /  moumoon

まずもって、この曲、moumoonが歌っているとは、最初、全然気が付かなかった。いや、でも、言われてみれば確かにそうだ。
 気が付かなかったのは、曲調のせいだと思う。

たしかに、ボーカルのYUKAさんの優しい声は健在ですわ。でもmoumoonってもっと、全体的なサウンドが「人工的」だと思ってた。いや、個人的にも音源を持ってる資生堂マキアージュCM曲の「Chu-Chu」も、「SunShine Girl」ももっと人工的寄りだったよなサウンドが。

 今度の新曲、兎に角、耳に心地いい。イントロのギターとフルートの掛け合いが心地よく耳に残る。
夏の午後、どこからともなく吹き込んでくる、優しいそよ風のような心地よさ。
 個人的には、このイントロが一番引っかかるし、心に残るなぁ。

 その心地よさが、メロディが入ってからも続き、曲全体を包み込んでくる、メジャー系のバラード。
絵が浮かんでくるよね。 いや、結構のこのPVが曲の情景に合ってるんですよ。


 兎に角、アニメ本編の「不快さ」が、この曲を聴くだけで、全てがながし落してくれるんですよ。 ああ、これで、不快な思いをしないで、優しく眠れる・・・そんな感じで眠りにつけますよ、毎週。

曲全体的な表面的な大雑把な印象は、そんな感じかなぁ。

 ちょっと細かく見ると、「邦楽」というよりは、ほぼ「洋楽」に近いな。全体的な雰囲気といい、メロディラインといい。
60年代終盤〜70年代初頭にかけての・・・。 ビートルズ、ジョンレノンっぽいよね。例えば、「IN MY LIFE」とかさ。
 冒頭のイントロを聴いてたら、なんか、どこからか、「IN MY LIFE」のイントロが聴こえてきそうになったりしてさ。

 最近は、邦楽も、ほとんど洋楽と同じメロディラインに日本語が載るようになったんだな・・なんて、感心したり。そこに、時間の流れを感じたりしてさ。まあ、この曲の半分は「横文字」なんだけど。。。。

 
ほとんど洋楽と同じメロディライン・・・、だからなのか、この曲のYOU TUBEでのPVのコメントは日本語よりも、横文字が目立つなぁ。

 いずれにしても、週明けのリリースでは、是非、売れて欲しい1曲ですね。

 


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明日への扉 / I Wish

2003_02_明日への扉_I Wish











今回の1曲セレクトは、「明日のへ扉」I Wishです。


まずはデータです。


・タイトル   明日のへ扉
・アーティスト I Wish
・作詞     ai
・作曲     ai
・編曲     nao  小澤純
・リリース日  2003年2月14日
・発売元    ソニーレコード
・オリコン最高位 1位
・売り上げ枚数 77.4万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:2003年2月27日付〜4月24日付
・タイアップ:フジテレビ系「あいのり」主題歌


 映画版「テラスハウス」が好調のようですね。興行成績で「ベイマックス」の7週連続1位を阻止したとかで、ニュースになってたりしてるし。

 まあ、個人的には、「恋愛」物については、興味ないんで、それほど気になるニュースじゃないんだけどさ。いい年こいたオッサンが見る映画でもないしなぁ・・・と軽く受け流しているんだけどさ。


 でも、今から12年前にも同じように、恋愛物かぁ・・興味ないな・・・と軽く受け流してたテレビ番組がある。

フジテレビで放送してた「あいのり」。

 一時、かなりのブームになってた(ようだ)けど、興味ねぇしなー・・・とワタシャ、全然見てなかったのですよ。

But、2003年の年も明けたある日、会社のメールが大変なことになりまして・・・。


 以前、大塚愛の「さくらんぼ」の時にも書いたんだけど、当時、ワタシは、某超有名「着メロ」サイトを運営していた某C社で、着メロ配信楽曲運用を仕切ってまして。

 その着メロサイトには、ユーザーリクエスト用のメールアドレスがあったのね。
まあ、ほとんどは、ヒット予想とかその時の時事ネタなんかを考慮して、ワタシの方で選曲してたんだけど、一部、ユーザーリクエストも考慮して作ってたのもあるんですよ。

 そのリクエスト用のメールアドレスがあったんだけど、2003年の年が明けたばかりのある日、突然「パンク」しまして・・・・。


なんだ〜・・・と思ったら、「あいのり」の主題歌で、当時流れ始めてた、I Wishの「明日への扉」の着メロを作れ〜・・・っていうメールが殺到してたんですよ。

一番届いた日、1日で1万通近く来てたと思う。。。 


こちとら「なにごと?」ですよ。 なんせ「あいのり」なんて見てなかったわけだから。


でも、作りましたねー。


たしか、CDリリース1か月以上前だったと思う。


あの頃、「新曲」の着メロは、CDリリース当日に配信する・・・っていう「不文律」が、なんか業界内にあったんだよね。

 でも、着メロは、着うたと違って、CD音源をそのまま配信するわけじゃないから、著作隣接権(分からない方は調べてね)は及ばないわけで、だから、著作隣接権を持つレコード会社の顔色を伺わなくても良かったはずなんだけどなぁ。

 なぜか、みなさんレコード会社の顔色をうかがって、CDリリース日まで待ってたところがあるんだよね。


 でも、ワタシャ、ユーザーの「要望」の方が大事・・と思ったからさあ、出しちゃったのよ、リリース日1か月前に。

 
まあ、それには伏線があって、「あいのり」の主題歌として、CDリリース前早くからテレビで流れていたこともあって、JASRACさんのデータベースには、かなり早い段階から、著作権管理信託情報が登録されていたんですよねぇ。
ワタシャ、それを見逃さなかったからさ。JASRACに著作権が信託されてりゃ、着メロとしてだしても問題ねーだろ・・・ってことで。。。


まあ、内心ビクビクだったけどさ・・・ソニーさんから刺されるんじゃないか・・とか。


 以前も書いたんだけど、仕事には、数学的に言うところの「必要十分条件」があると思うんだよね。

着メロなどのネット配信業務では、ヒットチャート的に絶対外せない曲をセレクトすることは「必要条件」。これを外すようなら、業務従事者としてはお話にならない。
 それにプラスして、自ら配信することで、ユーザーを満足させるような曲をセレクトすること。これが「十分条件」。ここが出来るかどうかなんですよ。時には、業界の慣習を破ってでもユーザーを満足させられるか。あの頃の私は、こういう事が出来たんだよなぁ。だから、十分、業界内では反逆児だったと思いますわ。


今の「着うた」は、著作隣接権が適応されるわけで、だからレコード会社とか楽曲を持つコンテンツホルダーが配信に対して主導権を握るようになっており、配信事業者の一介の人間が、こんな無茶する事は出来なくなっちゃったけどさ。


この曲を聴くと、あの頃のそんな、無茶苦茶やってた日々を思い出なぁ。


まあ、曲としても、良かったよね。「ほのぼの」としてて。

あ、これは、若いお姉ちゃんが、「あいのり」を見ながら、この曲を聴いて「うるうる」しちゃうんだろうなぁ・・・っていうのが目に見えるようで。


でも、結局、「I Wish」としては、この曲だけでしたなぁ。
まあ、ボーカルのaiこと、川嶋あいは、その後ソロとして、今でも活躍してますけどね。 そういう意味では、ある種「一発屋」なんだろうね。このヒト達は。





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熱視線 / 安全地帯

1985_02_熱視線_安全地帯






今回の1曲セレクトは、「熱視線」安全地帯です。

 まずはデータです。

・タイトル     熱視線
・アーティスト   安全地帯
・作詞        松井五郎
・作曲        玉置浩二
・編曲        安全地帯  星勝
・リリース日        1985年1月25日
・発売元      キティ
・オリコン最高位 2位
・売上げ枚数   32.4万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1985年2月11日〜4月1日付
・タイアップ:フォード「高感度レーザー」CM曲

 最近、毎回のように書いてるけど、もう、80年代で取りこぼしてる曲はほとんどないだろう・・・と思いつつも、探してみると、まだ、取りこぼしている曲もあるもんだねぇ。
 今も、いつものように、さてさて、今回は何を書こうかな・・と、最近書いてなかった85年のランキングをペラペラみてたら、出てきましたよ、こんな有名な曲が。。

 安全地帯「熱視線」

 うーん、オリコンでは最高2位だったけど、「ザ・ベストテン」では1位とったような曲なんだけどねぇ。完全に忘れてたな、この曲は。
 いや、完全に取りこぼしてた・・というか。

 確かに、安全地帯の曲って、いままであんまり書いてなかったのよね。個人的に、あんまり趣味なヒトたちじゃないってのもあるし、家に音源ある曲が少ないんで、ついつい見過ごしてた・・・ってのもあるんだけど。。

 あ、だけど、この曲についてはさすがに音源も持ってるんだけどね。

 ただ、正直、個人的には、今となってみれば印象が薄いんだよなぁ。

 この曲の前の「恋の予感」とか、この後の「悲しみにさよなら」はめちゃめちゃ印象が濃いんだけどねぇ。
 まあ、「悲しみにさよなら」なんてのは、「ザ・ベストテン」の年間1位とったりしてたし、1985年を代表する曲でもあるんで、強い印象があるのは当然なんだけど、そんな印象強い曲の間に挟まれてた曲ってかんじなんだよな、この曲。

 うん、たしか、玉置本人も、あんまり思い入れが薄いようなこと、当時言ってたような気がする、この曲に関して。
 たしか、当時「ライブ盤」かなんか出す予定で、そっちのほうが、この曲の何倍も熱いレコードとか言ってたような気がする。

 それをよんで、そうか、この曲は思いいれが少ないんだ・・・とか、思ったもの。
 どうも、その印象もあって、この曲はなんとなくスルーしてたような気がする、当時も。

 まあ、個人的に言えば、ちょうど、高校受験だったんだよね、時期的に。
 だから、さすがにヒット曲聴いてなかったもんなぁ、1985年の今頃は。だから1985年の今頃って「一時的」だけど、全体的に印象が薄いっていうのもあるな。

 高校受験が終わった、3月から、また、元に戻ったんだけどさ。



 ま、今、聴くと面白いかな・・とも思えるようになって来たんだけどね、この曲。
 
 安全地帯っていうと、どうも、バラードとか、ミディアム的な曲っていうイメージが強いわけで、この曲のような、アップテンポなちょっと激しめな曲・・・っつうかシングルも珍しいかな・・・とか思えたりしてね。
 それに、この曲、軽いんだよね。
 ↑で書いたように、バラード的な印象が強いからさあ安全地帯って。だから、どうしても、イメージ的に重いんだよね。それからみれば、この曲は軽いんだよなぁ。
 その辺からしても、安全地帯の曲としては、ちょっと異質な感じはしたな。あ、これは、当時もそう思ってたんだけど・・・。

 ちなみに、タイアップは、オートラマ「高感度レーザー」のCM曲 ?

あれ、これってなんだっけ? とか思ったりして・・・。どうも、思い出せない。
 たしかにCMで使われてたような記憶はあったんだけど、SEIKOかなんかの時計のCMだとばっか思ってたんだけどねぇ。。。 まあ、記憶なんてのは曖昧だから。。。




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Brand New Wave Upper Ground / JUDY AND MARY

2000_02_brand new wave upper ground_JUDY AND MARY











今回の1曲セレクトは、「Brand New Wave Upper Ground」JUDY AND MARYです。

 まずはデータです。

・タイトル    Brand New Wave Upper Ground
・アーティスト JUDY AND MARY
・作詞     YUKI
・作曲     TAKUYA
・編曲     TAKUYA
・リリース日  2000年2月23日
・発売元    エピックソニー
・オリコン最高位 4位
・売上げ枚数  15.8万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 6位
・ベストテンランクイン期間:2000年3月6日〜3月13日付
・タイアップ:大塚製薬「ポカリスウェット」CM曲

 ひっさびさのジュディマリです。

 いつだったかFMを聴いてたら、今年再結成して欲しいバンド特集なんてやってたけど、今回引っ張ってきたJUDY AND MARYっていうのは、未だに人気あるね。
 ま、その時は1位はBOOWYだったりするんだけど、ジュディマリも上位にいましたわ。
それは、未だに変わってないんじゃないかなぁ。 

 BUT、なぜか、ここにセレクトしてくると引きが弱いんだよな、ジュディマリ。うん、いっつもアクセス数がパタンととまるのよ、ジュディマリの曲は。
 だから、なんとなく、引っ張ってくるの躊躇しちゃったりするんだけど。。。
 
 たださぁ、ジュディマリって「今頃」リリースの曲が多いのよ。うむ、96年から毎年毎年、2月っていうのは、決まってリリースしてるんだよね。だから、本当は、この時期に引っ張ってきたくなるんだけど・・・

・・・まあ、そういうことで、セレクトしてきますか。


 ・・・っちゅうことで、何にしようかな・・なんて、迷ったりしたんだけど、今回は15年前にリリースされた、「Brand New Wave Upper Ground」なぞ。。
 うーむ、2月リリースのジディマリの曲の中では一番「ヒットしてない」曲なんで、もしかすると知らないヒトもいるかもしれないけど。。。


 古くから、ワタシのサイトにアクセスしてきてくれてる方は、もしかすると覚えてるかもしれないけど、実は、この曲、リリースされた頃に一度レビューしてるんだよね。

 もちろん、あのころは自分のサイトにあった、「CHART BBS」っつう掲示板に。

 ま、どんなこと書いたかは、忘れちゃったけど、たしか、この曲のハジケっぷりがいいとか、なんとか書いたような記憶があったり、なかったり。。。ふらふら

 実際、めっちくちゃはじけてるんだよな、この曲。 まあ、ほとんどビョーキな世界なんだけど。わざとらしく、音はずしたりしてるし。

 いや、逆にその辺が聴いてた、こっちとしてはうれしかったりして。

 たしか、この曲ジュディマリとしては、約2年越しのシングルだったんだよね。一時、活動休止状態にいたから、ジュディマリって。

 だから、そのはじけっぷりが余計によかったな。

 サビの部分は「ポカリスウェット」のCMで使われたりしたんでキャッチーだったりしたし。。
 いつものジュディマリのようにとっちらかっているように思えて、じつは、なんとなくまとまりのある曲なんだよな。そこが不思議だったりするんだけどさ、この曲。
 

 でもまあ、ビートルズの「Come Together」をそのままパクッてきたりして、著作権は大丈夫なんかな・・・なんて、当時も書いたような気がする。


 しっかし、あれから15年か。。。早いもんだな〜。
まさか、未だに自分のサイトが続いてるとは、あんまり思っていなかったけどねぇ、15年前の今頃。




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思い出は美しすぎて / 八神純子

1978_02_想い出は美しすぎて_八神純子






今日の1曲セレクトは、「思い出は美しすぎて」八神純子です。

 まずはデータです。

・タイトル    思い出は美しすぎて
・アーティスト  八神純子
・作詞      八神純子
・作曲      八神純子
・編曲      戸塚修
・リリース日   1978年1月5日
・発売元     ディスコメイト
・オリコン最高位 25位
・売上げ枚数   11.5万枚

 久々に「ニューミュージック」な曲を持ってきましょうかね。
 ここのところ、通勤時には「ニューミュージック」な曲を聴いてたりするんだけど、昨日も、それらを聴きながら、そういえば、まだ、書いてなかったな・・・って思った曲を一つ。

 八神純子「思い出は美しすぎて」

 うん、八神純子の実質的なデビュー曲ですね。

「実質的」っていうのは、この前にもポプコンがらみでレコードを出してたりはしたんだけど、本格デビューは、この曲から・・ということで。 

 ヒット曲を聴き続けて、38年目のワタクシですが、ヒット曲の世界にのめりこんだきっかけの一つは、八神純子なんだよなぁ。うん、これは、すでに前書いたと思うんだけど。
 八神純子の3曲目の「みずいろの雨」。この曲にめぐり合わなかったら、もしかすると、今頃は、もっとまっとうな人生を歩んでいたかもしれない・・・・なんて、マジで思ったりして。。。そのくらい、好きだったのよ。

 八神純子って、「歌聴いてるぞ!」って気持ちにさせてくれるじゃん。ま、それだけ歌唱力も確かだし、やっぱし、きめ細やかなハイトーンボイスでのロングトーンだよね、このヒトの魅力の一つは。

 それに絡んでくる、エレピの音色とサンバホイッスルですわ。これだけで、気分は「1978年」に舞い戻るね、ワタシゃ。うん、ジャパニーズAORですよ。
 ここだねぇ、ワタシの「ヒット曲」の原点は。

 ・・・ということで、「思い出は美しすぎて」だけど、「みずいろの雨」に比べでも、もっと大人っぽい。
 確かに基本的には、エレピとエレキが前面のAORなんだけど、リズムたいがボサノバなんだよね。
 だから、16ビートポップスの「みずいろの雨」に比べると、ずっと大人っぽい雰囲気ですわ。
 でも、このとき八神純子、20歳ですよ。

 それにしては、めっちゃ大人っぽい曲だよなぁ。 今の20歳のアーティストじゃ、これだけ大人っぽい曲を歌っているヒトっていないよなぁ。
 いや、だから、当時コドモだったワタシがあこがれたんだよね。オトナってものに。 ワタシにとって、それが芽生え始めてたころの曲だよなぁ。

 まあ、ボサノバだったのは、当時の流行ですね。あの頃は、ヒット曲にボサノバを取り入れた曲って割と多かったのよね。ま、代表的なのが、丸山圭子の「どうぞこのまま」だったりするんだけど。
 時代的にアンニュイな感じだったのかなぁ。ただ、正当派なボサノバではなく、この曲なんかは、上記のように基本はAORだからさ、味付けとしてボサノバを取り入れられていたって感じかなぁ。

 ただ、やっぱ、デビュー曲としては、ちょっと大人っぽすぎたわな。とりあえず、オリコン25位。11万枚強っていうスマッシュヒットは記録したものの、この後は正統派な「AORポップス」にチェンジ、で、「みずいろの雨」で、大ブレイク・・・っていう流れになっていくんだよね。

 ただ、いずれにしても、1978年っていう年は、日本のロック&ポップス界にとっては、エポックメイキングな年であったよなぁ。八神純子をはじめ、原田真二、ツイスト、サザンがデビュー、アリス、ゴダイゴ、甲斐バンドが大ブレイク・・・と、80年代を前にして、一気に日本のロック&ポップス界の層が厚くなったし、ヒット曲の層も厚くなったもんねぇ。

 そういう時期にスタートした「ザ・ベストテン」っちゅうのは、考えてみると、「ジャスト」なタイミングでスタートしたんだよなぁ。
 やっぱ、当たる番組っていうのは、そういう時代の流れの「運」っていうのもあるんだよなぁ。
 これが、1年早くても、1年遅くても、だめだったと思うわ。




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【キニナル曲】 あったかいんだからぁ♪ / クマムシ

2015_02_あったかいんだからぁ_クマムシ











・タイトル    あったかいんだからぁ♪
・アーティスト クマムシ
・作詞      クマムシ
・作曲      クマムシ
・編曲      十川ともじ
・リリース日  2015年2月4日
・発売元    ユニバーサルミュージック

えー、毎年のように「不可解なブーム」は起るもんで。
まあ、大体が、後年振り返ってみると、「なんで、あれが流行ったんだろ?」と頭を傾げたくなるようなモノがほとんどなんだけどね。

 昨今、流行ってる、歌ものコントってのも、もしかするとそんなブームの一つかもしれないな。例の「ラッスンゴレライ」にしても「ダンソン フィーザキー」にしても、まさにそんな感じなんだろうね。

 その中でも、一番手は、今回セレクトした「あったかいんだからぁ♪」だろうね。 なんせ、ブームにのっかって、コントネタをメロディに載せて、CDまで出しちゃったわけだから。。。
 特に 着うたなどのネット配信ランキングでは、2週連続でダウンロード「1位」を取っちゃったんだから驚きだぁ。


ただねぇ、個人的に・・・というか、「仕事」的に困ってるのよ、この「あったかいんだからぁ♪ 」ってのは。

・・・というのも、今回、CDをリリースしたことで、JASRACのデータベースに、この「楽曲」の著作権委託管理情報が出たんだけど・・・。 まあ、それは、メジャーレーベルのユニバーサルからリリースされたんで、当然のことなんだけど。
 JASRACさんに著作権委託管理されたことで、CD以外、例えば、「普通のコント」でも♪あったかいんだからぁ♪ってフレーズを使えば、「詞」の一部を使用するということで、JASRACに著作権使用料を払わなきゃ行けなくなるのかどうか? ・・・ってのがねぇ、いま、密かに物議になってるんですねぇ・・・。

・・・・というのもね、今、生計を立てるための仕事として、ネット配信楽曲コンテンツに対してJASRACなどの著作権管理団体への楽曲使用報告支援の仕事をしてるんだけど、今回リリースした楽曲としての「あったかいんだからぁ♪」以外に、「あったかいんだからぁ♪」っていうコントフレーズネタを「着ボイス」にして、複数、ネット配信してるのよ、このクマムシさんたちは。

 これが困ってるんだよねぇ・・・。これは「音楽著作権」に該当するのかどうか・・・ってことで。
個人的には、あくまでコントの一部なんで「音楽じゃない」・・・とは思ってるんだけど、天下のJASRACさんですからねぇ・・・。 下手に動くと、いつものごとくJASRACさんから「ツルの一声」的なバクダンが落ちてきそうなんで、とりあえず、今のところ成り行きを見守っている・・・って言うところなんだけど。
 

あ、そう言えば、ヒット曲の歴史を辿ってみれば、この「あったかいんだからぁ♪」に似た事例があったな。。

1981年の、ちょうど今頃大ヒットしてた、ザ・ぼんちの「恋のぼんちシート」。

今のアラフィフ以上の方なら、覚えてますよねぇ

「そーなんですよ 川崎さん」 

「ちょっとまってくださいよ 山本さん」

っていう、ぼんちの持ちギャグが、めちゃくちゃ受けて、そのままメロディをつけて「レコード」にしちゃったやつ。

あん時は、通常のコントの時も「川崎さん」「山本さん」コントをやる時は、JASRACに「恋のぼんちシート」の著作物使用として著作権料払ってたんかなぁ? 

なんか気になってきた。。。。    

まあ、当時は、まだインターネットの欠片もなかったんで着ボイスなんていう代物は無かったですけどね。



あーーーー、楽曲としての「あったかいんだからぁ♪ 」とは、全然違う話になった。

うーんとね、個人的な意見としてだけど、正直、ここがポイントっていうところが無いんだよね、この曲。
まあ全体的にそつなく出来てるとは思う。
 そうだなぁ、90年代に猿岩石がリリースした「白い雲のように」。あれに近いよね、手触り的には。
だけども、だから何? って感じなんだよね。

 猿岩石の時も、個人的には、楽曲としてどうとは思わなかったんだよね。 とりあえず、芸人としては、歌はうまいな・・・というくらいしか。。。

 ただ、今回の曲は、自分たちで、作曲もしちゃってるんでしょ? これは凄いわな。メロディのポイントは甘いとしても、一介の芸人がここまでしちゃうのは。
猿岩石は、自分で曲作らなかったからねぇ。「白い雲のように」も、作詞作曲は元チェッカーズの藤井兄弟だし。

 ・・・で、「うん?」と思ったのは、この曲のプロデュースは、十川知司氏だったのか。。。。
なるほど、どうりで、楽曲が「そつなく出来てる」はずだよね。

十川知司氏といえば、90年代、CHAGE&ASKAのバックバンド、BLACK EYESのキーボティストとして、91年の超大ヒット曲「SAY YES」など、一連のチャゲアスの曲をチャゲアスと共同でプロデュースしてたヒトですわ。




 


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チャールストンにはまだ早い / 田原俊彦

1984_02_チャールストンにはまだ早い_田原俊彦











今回の1曲セレクトは、「チャールストンにはまだ早い」田原俊彦です。

まずはデータです。

・タイトル    チャールストンにはまだ早い
・アーティスト  田原俊彦
・作詞      宮下智
・作曲      宮下智
・編曲      大谷和夫
・リリース日  1984年2月3日
・発売元    キャニオン
・オリコン最高位 2位
・売り上げ枚数 30.8万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 5位
・ベストテンランクイン期間:1984年2月13日〜3月26日付

さっき、セレクトした谷村新司の「22歳」で、1984年2月のヒットは、もう散々書いたんで、めぼしい曲が残ってない・・・なんて書いたんだけど、またまた1984年です。。。。

まだ、残ってんじゃん

 この間書いた、工藤静香の「くちびるから媚薬」の時、以前mixiで書いてた「1stシーズン」の1曲セレクトで書いてなかったわけなんだけど、よくよく探してみたら、「2月」のヒット曲で、書いてて当然・・・と思われる曲が、まだまだあるんだよなぁ・・・。

 その1曲が、今回セレクトしてきた、田原俊彦の「チャールストンにはまだ早い」。


今回、それを発見して、思わず「えーーーっ!」と叫んでしまいましたわ。


いやいや、この曲くらいの「ヒット曲」なら、書いてて当然だよなぁ・・・。

なんで、以前書かなかったんだろ? 

うーん、良く覚えてないんだけど、冒頭に掲載している「ジャケ写」がネット上に落ちてなかったんで書かなかったような気がしないでもない。。。


まあ気を取り直して、改めて今回書いてみよう・・・ということで、セレクトしてきましたわ。

なんか、ここんところ、毎週のようにトシちゃんの曲をセレクトしてるんだけど、それだけ2月のヒットが多い・・・っちゅうことで。。。


 割と、一辺倒な曲調が続いた「まっち」に比べて、トシちゃんの曲調は、曲毎にバラエティに富んで、今聴きなおすと面白いっていうことは、以前も書いたんだけど、この曲は、初めて聴いたときはぶっ飛びましたねぇ。
 まさか、モノ本の「チャールストン」というか、ジャズで来るとは・・・。

 まあ、ジャズと言っても、昨今のJUJUのような、コンテンポラリーのようなアシッド系ジャズとは違い、これは、スタンダードなビックバンド系のスウィングジャズだもんね。その昔、ベニーグッドマンやグレンミラーがやったような。。。

うん、この曲の場合、クラリネットをフィーチャーしてる分、ベニーグッドマンと言った方がよりいいかな。

いくらダンス系のトシちゃんと言っても、まさか、スウィングジャズ系を持ってくるとは、考えもつかなかったけどな・・・。


いや、まてよ、考えてみれば、それまでも、「ハッとして!Good」にしても、「にんじん娘」にしても、近いモノがあったのか。
 特に「にんじん娘」のラスト、ブレイクして2ビートのビッグバンド風になるところなんかは、この「チャールストン〜」の曲調を予見してたような気もするな。

それら、トシちゃんの一連の「ジャズ系」曲の仕掛け人と言うべき人は、この曲の作詞・作曲も手がけてる、「宮下智」ってヒトだろうなぁ。

 このヒト、当時はトシちゃんしか手掛けてなかったんだよね、ヒットチャート系の曲としては。
 
それだけに「謎」のコンポーザーっていう声が大きいんだけど、実は、今から34年前の月刊「明星」付録の歌本「ヤングソング」、1981年10月号に「'81 MUSIC PEOPLEインタビュー」という特集でインタビュー記事が載ってたりする。


もともとピアノの名手で、アメリカ、サンフランシスコ音楽学院を首席で卒業した音楽の天才の人。
 で、もともとスウィングジャズにも傾倒していて、その一面が、トシちゃんの一連の曲調に出てきているようなんだよね。


 いずれにしても、「アイドル」として、今まで誰もやっていなかったような曲をやってみようという、チャレンジ性がトシちゃんプレーンには多かったようで、だから、いつも実験的な曲が多かったんだよね、トシちゃんの曲では。


 ちなみに、宮下智さんは、その後、少年隊の「まいったね、今夜」でも、ビットバンド系のスウィングジャズょ披露してましたな。よほど、この曲調が気に入ってるんですねぇ。


 あ、宮下智って、名前からして男のような感じがするけど、女性ですからねぇ。
「みやした とも」って読みますから 「さとし」ぢゃないからねぇ。




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22歳 / 谷村新司

1984_02_22歳_谷村新司






今回の1曲セレクトは、「22歳」谷村新司です。

 まずはデータです。

・タイトル   22歳
・アーティスト 谷村新司
・作詞     谷村新司
・作曲     谷村新司
・編曲     福井峻
・リリース日  1983年10月1日
・発売元    ポリスター
・オリコン最高位 14位
・売上げ枚数  27.6万枚
THE HITCHART HOT30最高位 11位

 唐突なんだけど、「冬季五輪」と「寒い冬⇒雪」っていうと、いやおう無しに「1984年」を思い浮かべちゃったりするワタシなんだけどね。
  この年は、ことのほか寒い冬でさあ、関東地方で大雪が何回も降った年だよなぁ。ってことは、まあ、これまでも何回か書いてきたけど。。。
 ワタシがいる千葉でも一晩で40cmとか、とんでもない大雪だったしねぇ。しかもなぜか週末になると雪って感じだったな。
 ちょうど、去年がそれと似た年だったけど、逆に今年はまだ一度も雪が降ってないんだよね。


・・・まあ、そんなことで、今回は1984年の今頃の曲を・・・って思ったんだけど、この頃の曲って、今まで散々書いてきたからなぁ・・・めぼしい曲は残ってないですよ。。

 ・・・とか思ってたんだけど・・・、うんにゃ、あるぞ ・・・って思って引っ張ってきたのが、この曲。

 谷村新司 「22歳」

 うーん、あったよねぇ、そんな曲。 って感じの曲だけどさぁ。

 この曲、ヒットのピークは、1984年の今頃だったけど、リリースされたのは、前年、1983年の10月1日。 実に約半年かけてヒットのピークに達した・・・っちゅう息の長い曲だったよなぁ。
 まあ、だから、オリコンの最高位は14位ながら、売上げ枚数的には27万枚強も伸びたんだけどさ。

 ただ、当時のワタシとしては、この曲、なんで、ヒットしてきたのか、皆目見当がつかなかったな。
 なんかのタイアップがあったような気もするんだけど・・・。

 うんにゃ、今、当時のオリコン引っ張り出してみてみたら、ノンタイアップだったんだな、この曲。

 ただ、それにしては、どうもヒットしそうな曲とも思わなかったんだよね。

 いや、今考えてみれば、当時は、まだ、この曲を理解できるだけのキャパシティを持ってなかっただけかもしれない。

 まあ、当時14歳だったワタシとしては、14歳が聴くような曲でもなかったしなぁ、この曲。
 うん、もっとオトナのヒトが聴く曲だと思ってた。タイトルからして「22歳」でしょ。 で、もって、実際の曲も大人っぽいのよ。
 大人っぽいといというか、「大人臭い」というか・・・。

 うん、当時のワタシから見れば、「22歳」っていうのは、めっちゃ大人な感じがしたんだよな。
 実際、「22歳」になってみたら、全然「大人」って言う感覚はなかったけど。。。まあ、それは、20歳の頃、「40歳」って言えば、めっちゃ「オヤジ」って感覚だったけど、実際なってみれば、そうでもない・・・って感覚と同じなんだけど。。。

 ま、とにかく、この曲は大人が聴くもんだ・・・と勝手に思ってたのよ、当時のワタシは。


 でもまあ、アリスが解散した81年以来、泣かず飛ばずな状態だった、谷村新司が、この曲をきっかけに、「復活」してきたのは確かだったんだろうなぁ。
 いや、この曲だけでなく、ちょうど、同時期にリリースされた、この曲も収録されている、アルバム「抱擁」が、オリコンで2位まで行った・・・っていうのもでかかったと思う。
 このアルバムで山口百恵に提供した「いい日旅立ち」をセルフカバーしたんだよね。それが話題になって、ヒットしたんだったっけ。

 まあ、この曲と、アルバム「抱擁」のヒットのおかげで、この直後にリリースされた、小川知子とのデュエット「忘れていいの」が話題になったよなぁ。
 そそそ、谷村新司が、小川知子の胸に手を入れてる、例のPVよ。

 まあ、そんなこんなで、これをきっかけに完全復活した谷村新司だったって感じだよなぁ。

ところで、最初、この曲の楽譜見たときは、ちょっと驚きだったですねぇ。
 いや、この曲のイントロの出だし、難解なイントロじゃん。ピアノの駆け上がりの。 あの部分、楽譜で現すと、めっちゃ難しいのですよ。
 音で聴いてる限りでは、そんなに難しくは感じないんだけど。

 そういう、印象もあって、この曲=難解な曲 っていうイメージもあるんだよな、ワタシ。

まあ、いずれにしても、イントロクイズで「超ウルトライントロ」で出されると、難問な曲だな、この曲は。
 知らなきゃ絶対に答えれない・・・と。曲の本編を考えると、全く予想できないようなイントロの入りだから。
 
 



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WHATEVER /浜崎あゆみ

1999_02_WHATEVER_浜崎あゆみ











今回の1曲セレクトは、「WHATEVER」浜崎あゆみです。

いつものようにデータからです。

・タイトル    WHATEVER
・アーティスト  浜崎あゆみ
・作詞      浜崎あゆみ
・作曲      菊地一仁
・編曲      宮崎"D.M.X"泉
・リリース日  1999年2月10日
・発売元    エイベックストラックス
・オリコン最高位 5位
・売り上げ枚数 19.0万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 7位
・ベストテンランクイン期間:1999年2月22日〜3月1日
・タイアップ:テレビ東京系「ASAYAN」1999年2月度エンディングテーマ

 この間、椎名林檎の「ここでキスして」を書いたとき、1999年当時は、自分で気に入った曲しか聴いてなかった・・・って書いたけど、そうは言っても、なかには、カーラジオで聴いて、引っかかっちゃった曲もあることはあるんだよね。

今回セレクトしてきた、浜崎あゆみの「WHATEVER」って曲もそんな1曲だったな。


この曲を初めてどこでどう聴いたのか・・・ってのは、今でもはっきりと覚えてる。
たしか1999年2月10日前後、仕事で訪れた、東関道の上り湾岸幕張PAの駐車場で、仕事まで待機してたカーラジオから流れて来た時だ。


 なんで、そこまでハッキリ覚えているか・・・っていうと、今でも「持病」として抱えてる「痛風」なんだけど、こんとき初めて「発作」を起こした時なんですよ〜。


この「WHATEVER」って、最初の入りのAメロの最後で・・・


♪ 凍えそうで目を閉じてた た た た た た た た・・・・ ♪


ってエコーがかかるじゃんか。


その「た た た た た た・・・・」って部分が 「痛 痛 痛 痛 痛 痛・・・」・・・と、あたかも「痛風発作」の激痛のように聴こえたのよ。。。。


まさか「痛風の歌」ぢゃあるまいし。。。というものの、そのくらい初めての痛風発作は痛かったんだよなぁ。

だからさあ、この曲を聴くたび、いまでも「痛風発作」のあの時の激痛が思い出せされて思わず、足の指の付け根あたりがムズムズしてきますよ。。。



 ところで、この曲の直後、大ブレイクを果たした浜崎あゆみだけど、この曲を歌ってた頃は、まだ、一介の「タレント」に過ぎなかったよなぁ。

 最初にこの曲を聴いたときだって、たしかニッポン放送で当時21時ごろに放送してた番組の「ゲスト」か「アシスタント」かで、浜崎が出てたときに、かかった1曲だったんだよね。
 ワタシも、まだ、浜崎の事はほとんど知らなかったんで、アシスタントにしては歌うまいやんけ・・・とぐらいにしか浜崎のことは思ってなかったなぁ。

ただ、この曲の↑の「た た た た た た た た・・・・」のインパクトに引っかかって、すぐにこの曲「レンタル」で借りたんだけどね。。。

 このころの浜崎は、やたらと高音が出てたよなぁ。


♪ Wow wow wow... Wowwow wow... ♪


の部分の高音は、その後大ブレイクしてからは、ここまでの高音の曲はあんまりなかったような気がする。まあ、まだまだ、声質と発音は。アイドル然としてて幼かったんだけどね。


それと、この曲の頃の浜崎のルックスだよなぁ。正直言って、ショートヘアに窪んだ一重で、めちゃくちゃジミだったんだよ。それが、大ブレイクした後、パッチリお目目のお姫様に大変身した時は驚きましたね。。

まあ、「成形」は今に始まったことじゃないし、どうのこうの言う事でもないんだけど、このヒトほど成形で成功した人は居ないんじゃないかなぁ。
 少なくともこの「WHATEVER」の頃のルックスでその後も行ったら、きっと、ここまでの成功はなかったかもしれない、このヒトの場合。




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