かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

Creema YAMABIKO FES 2024

毎年のことだけども春が近づいてくると、野外フェスの血が騒ぎだしてくるんだよなぁ。
最近は、夏フェスだけでなく、春フェス、秋フェスも充実してきているわけで、いわいるカウントダウンである「冬フェス」も加えると、一年中、日本のどこかでフェスが開かれているような状況ですわな。

ここんところ夏場の異常な暑さからなのか、フェスも夏フェスから春、秋に季節移動するような傾向が高い。
まあ、そんな状況がフェスも年中イベントの様相がますます強くなってきているわけですわ。

今では 「Festival Life」っちゅうフェス専門サイトもあるくらいだからさ





で、先日、このサイト覗いてたら、一つのフェスに目が留まったのよ

Creema YAMABIKO FES 2024




出演アーティストを見ると、ウルフルズ、NakamuraEmiのほか、グソクムズが出るんじゃん。

いや、ワタシね、ちょっと前に グソクムズの「ハルケシ」を聴いて以来、いまこの人たちには注目してたのよ。少し前に「キニナル曲」で「ハルケシ」を取り上げたくらいなんでさ。

↓ コレ



ちょうど、一度ライブを見てみたいと思っていたんでさ
開催場所も横須賀なら、「橋」(アクアライン)通っていけば、家からDoor to Doorで2時間かからないし、これは行くしかない!

・・・気が付いたら、チケットの予約をしていたワタシがいた。。。。



3/16日(土)   10時30分。 会場の 横須賀長井海の手公園 ソレイユの丘にとうちゃこ。

フェスに車で行く。まあ、いつものことなんだけども、大抵は駐車場に入れるまで大渋滞が起きるんで、今回もそれは覚悟の上、少し早めに家を出たんだけども、予想外にスムーズに駐車場に入れられた。

しかも、指定された2つの駐車場のうち、第2駐車場はまだガラガラ。

Creema YAMABIKO FES は、これまでは御殿場で「秋」に開催されていた。
今回から、横須賀ソレイユの丘に場所を移し「春」開催に変更。。。ということもあり、まだ浸透していないからなのか、少なくとも私が到着した10時過ぎはそれほどの混雑にはなっていなかった。


ちなみに、「
Creema」は、クリエイターズ・ニューマーケットを標ぼうにした、あらゆるジャンルのクリエイターと生活者が、ネットで直接作品を売買できるオンラインマーケットを運営する会社。中でもハンドメイドマーケットをメインにしている。





だからなのか、エントランスで渡されたリストバンドも、ハンドメイドを強調しているような「紙製」だった。 うん、通常のフェスはリストバンドは「プラスティック」製だからさ。
その点エコを考慮したリストバンドでしたね。 
まあ、水に濡れたら駄大丈夫なんか?  ・・・という心配はありましたが。。

幸い、16日はめちゃくちゃいい天気。暖かったし、 もろフェス日和だったんでね。

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早速、ライブエリアへ

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朝いちばんのライブエリアは、人はまばら。
こじんまりとしたステージは、これまでいくつもの野外ライブに参戦した身としては、ちょっと意外。

そうだなぁ、ひたちなか時代のロッキンのHill Stage。 フジロックでいえばFIELD OF HEAVENを一回り小さくした規模といったら、想像着く方もいらっしゃるかなぁ。 
うん、
ライブハウスをちょっと広くしたくらいのステージ間口ですね。

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個人的にはこのくらいの規模のライブは嫌いじゃない。
むしろ、アーティストのすぐそばで見られるし、お客さんと一体化したステージがみられるし、個人的にはいい塩梅の規模ですね。

そもそも、
ひたちなか時代のロッキンのHill Stage。 フジロックのFIELD OF HEAVENが野外フェスでは最も好きなんで。。。


そうこうしているうちに、本日のトップバッターのライブが始まった。

本日のトップバッターはUmitachi

ゴメン、初めて名前を聞くアーティストですわ。

調べてみたところ、2020年から活動開始した「岐阜」発のバンド。 今年から拠点を東京に移したばかりという、女性3人ユニットバンドですね。




なので、実績らしい実績が、まだあまりない新進気鋭のユニットですわ。
でも、個人的には、こういう方たちを見たい・・っていうのもあるんでね。

なるほど、演奏にしても曲にしても、まだまだ初々しい。
ただ、演奏テクニックはありますねぇ。 ベースとドラムのリズム体がしっかりしてる。
ガールズバンドで、特に出たての人たちって、とかくリズム体が弱い人たちが多いからさ。

それは、プリプリの頃から変わらない。 3人ユニットのガールズバンドでは、例えば、チャットモンチーとかさ。
ワシ 2005年のCOUNTDOWN JAPANでデビューしたてのチャットモンチー見たけども、もっと粗削りだった。
あの時に比べると、この人たちは、しっかりまとまっていると思いましたね。

いや、あん時から20年近く経っているわけで。。。その間、ねごと、赤い公園などのガールズバンドを追いかけてきた。
でも、今や、活動したてのインディーズでも、かなりテクニックは上がってきてるんだな。。
ってのが分かりましたね。

いずれにしても、「これから」のバンド。 この先、さらに頑張って、メジャーフェスでまた見られることを期待したいですね。



ライブ終了後 30分のインターバル。 その間、ステージ後方の テント、イス エリアで、折りたたみイスを広げ休憩。。。
野外ライブでは、こういうスペースも必要ですわ。

でも、千葉に移って以来のロッキンには、テントエリアやイスエリアが無くなったから。。。

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ほどなく、次のグソクムズのリハーサルが始まる。
いよいよ、今日のお目あての人たちですわ。
もちろん、リハーサルから見たいので、ステージエリアへ。 いつものようにPAの前に陣取る。

ライブはPA周辺が音が一番いいのですよ。
まあ、最近は、これ覚えた方も多くなり、PA周辺って空いてるスペースがないことが多くなったんだけど。。。

11時30分 グソクムズ ライブスタート!

グソクムズ 2014年結成。東京・吉祥寺を中心に活動する、シティ・フォークバンドとWikipwdiaにはあるけども、いわいるシティ・ポップスですね。




自ら「ネオ風街」と称していることからもわかるように、はっぴいえんどを標榜にしたバンドですわ。

だからなんだろうけども、サウンドは至極70年代ぽい。 我々よりも年上の方たちには懐かしい音なんじゃないのかなぁ。

まあ、70年代中期のニューミュージックが音楽の原点になっているワタシなんかも、懐かしい音だなんだけども。。それと、16ビートっぽいノリだよね。 その点からすると、シティポップというよりは、やっぱりニューミュージックだよなぁ、これは。。

で、ちょっと前に東京FMを聴いてたら、↑で書いたように「ハルケシ」っていう曲が流れてきて、一気に刺さってしまった。

以来、一度ライブを見てみたい・・と思いーの、今回ようやくそのチャンスを得たわけなんだけども。。。

実際ライブの音を体験してみると、なるほどテクニックは、メンバー全員高い。
個人的には、特に堀部氏のベースのノリがいいなぁ。 どことなくセクシーで。 音を聴いてるだけでワクワクしてくる。

ただ、メロディラインがちょっと単調かなぁ・・・という印象。 今回9曲披露してくれたけども、曲によるメロディの抑揚の差が、あんまり感じないんだよね。

今回、お目当てだった「ハルケシ」は聴けなかったし、たしから、他の曲は、まだ聴き込み不足だったのも、原因だったかもしれないけども、どの曲も似たような印象が強かったな。

演奏自体は、当初感じてたように魅力的だったので、もう少し曲を聴き込んでから、再度ライブを見てみたい・・・そう感じましたわ。

▼グソクムズ セットリスト
1 眩しい日々へ 
2 道の途中         
3 チルチルクラブ
4 コネクション
5 ガーリーボーイ
6 君の隣
7 あるサンセット
8 いつか渚へ
9 すべからず通り雨

グソクムズ終了後、30分のインターバル。 次のライブはNakamuraEmiさん。


しばし、テントエリアで折りたたみイスを広げ休憩してたら、いきなりNakamuraEmiさんのリハーサル。「今夜はブギーバック」を歌いだした。

これがなかなか、いい塩梅なのよ。そのあと怒涛の如くJ-POPメドレーが。。。 リハーサルとは思えない声量。もっともアカペラではあったけども。。。 リハーサルでこんな本気で歌って大丈夫なの?

そんな中、12時40分  NakamuraEmiさんライブスタート!

リハーサルでこんな本気で歌って大丈夫なの? っていうのは、杞憂だった。 
本チャンでは、さらにボルテージを上げたライブを披露。
さすがに10年選手。
2016年の「YAMABIKO」のヒット以来、ロッキンなどの主要フェスにも数多く出演して来ただけあり、ライブのメリハリが違いますね。
盟友・カワムラヒロシ氏のギター、シンセサイザーとという最低限の編成でのライブだったけども、思わず引き込まれるような熱いライブを展開。
ある意味、今回見たライブの中で一番刺さったライブだったかもしれない。

このヒト、もともとはシロウトの一般のカラオケ好きからアーティストに転身した・・という経歴があるようなんだけども、こんなに声量がある人が本当にシロウトだったんでしょうか‥ってくらいウタうまいんだよね。2人編成でも、もしかするとバンド編成よりも声量があるし。
世の中、こういうヒトもいるんだよね。

2016年の「YAMABIKO」のヒット以来、ロッキンなどでライブを見るチャンスはいくらでもあったのに、なぜか、ワタシ、今回がこのヒトのライブは初めてなのよ。

いやー、こんなに熱いライブを展開するってわかっていたなら、もっと早く見ておくんだった。

ラストは、「自分の曲に「YAMABIKO」があるから、このフェスにはずっと出たかった」というMCとともに最大のヒット曲である「YAMABIKO」。

盛り上がりましたね。



▼NakamuraEmi セットリスト
1 BEST
2   究極の休日
3 晴るく(新曲)
4   スケボーマン
5 Rebirth
6   雨のように泣いてやれ
7 一服
8 YMABIKO


昼食をはさみ、再度、ライブエリアへ
ステージの真上に太陽が輝き、春の日差しが燦燦とふりそそぐ。
薄手とはいえ長袖のパーカーを来ていると汗ばむ。

そんな午後の日差しの中、15:00  YONA YONA WEEKENDERS  スタート!

YONA YONA WEEKENDERS、いつだったたかCOUNTDOWN JAPAN FESで、次のアーティスト待ちのついでにライブを見たような気がしたんだけども・・、あれば別のバンドだったのかなぁ。

いずれにしろ、きちんとライブを見るのは、今回が初めて・・・だったかもしれない。

Wikipediaには、シティポップ、パンクとあるけど、個人的にはそういうイメージは薄いんだよな。なんていうんだろ、どちらかといえば、スカっぽいイメージがあるんだけども・・・。あれやっぱり、別のバンドと勘違いしてたんかなぁ。

酒をあおりながら曲を演奏する。 そんなミュージシャンはあまたいるけども、この人たちはハンパないですね。
ボーカルの磯野くんは、ライブ終わりまでに何本飲んでんだ・・ってくらい酒あおっていたし。。。
事あるごとに、お客さんさんたちと「カンパーイ」とやっていたし。。

まあ、これがこの人たちのライブスタイルらしい。 お客さんも慣れたもので、多くの人たちがビール片手に踊ってましたしね。
さすがは「ツマミになるグッドミュージックを奏でる」音楽を目指している人たちだな。 
まあ、こちとら、ちょっと圧倒された感があったけども。。。

東京FM「スカイロケットカンパニー」、2024年3月・・・つまりは、今月の「
スカレコ〜社員のうた〜」にもなっている新曲「春よ来い」を含む8曲、40分のステージはあっという間でしたわ。

▼YONA YONA WEEKENDERS セットリスト
1 SUNRISE
2  君とdrive
3  Ice Cream Lovers
4  春よ来い
5  R.M.T.T
6  SUI SUI
7  シラフ
8  Open your eyes

 
ここでコーヒーブレイク。
フードショップにいくつか出店しているコーヒー専門店のスペシャリティコーヒーをいただく。
他のフェスでも、コーヒーショップの出店というのは珍しいことではないけど、これだけ数多く出店しているのは珍しい。

↓ にもあるようにスペシャリティコーヒーの飲み比べもOK。 コーヒー好きには嬉しいフェスになっていますね。




ワタシは、その中から、「High-Five COFFEE STAND」っていう長野・松本市から出店したコーヒーハウスの「ハヤテブレンド」っちゅうドリップコーヒーをチョイス。 酸味が効いてておいしかったですわ。
いつもコンビニか、せいぜいスタバのコーヒーくらいしか飲まないんでね。たまには、本格的なコーヒー専門店の焙煎珈琲飲むのもいいものですわ

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ちなみに、「High-Five COFFEE STAND」については ↓

http://high-five-coffeestand.com/top/


それにしても ↑ TOKYO HEADLINEの記事タイトルにもあるように、兎に角トンビが多い。
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これだもの↑ まるでヒッチコックの「鳥」ですわ。。



日が傾く。 昼間、あれだけ暖かった会場だったけども、途端に北風が身に染みる。
季節は、まだ春が始まったばかり・・と実感

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次はいよいよ、本日のトリ、ウルフルズの登場。
決して広くないライブエリアも、気が付いてみれば満員。さすがはウルフルズというべきか。

そんな満員の聴衆の中、17時ちょうど、ウルフルズ登場!
サポートギターは、真心ブラザーズの桜井秀俊氏。

YAMABIKO FES初登場のウルフルズだけども、トータス松本のMCによると、こんなのどかな場所でのフェスとは思わなかった・・ということ。
それと、ライブ会場の規模が想像していたよりも大きくなかったことにちょっと戸惑ったようですね。

まあ、それにしては、翌日のFM COCOLO 「Got You OSAKA」っちゅう、自身の冠番組でもしゃべっていたりしたけども。。

個人的に、フェスではウルフルズのライブは何回も見てきた。 ただし、いつ以来なんだろ?
何年か前のCOUNTDOWN JAPANで見た記憶はあるんだけども。。。
ただ、その時のライブはちょっと不完全燃焼だった記憶がある。ステージアクトそのもの・・というよりも曲数の少なさに。。。

まあ、ライブと言ってもあくまでフェスなので、せいぜい40分程度。ワンマンライブの時とは曲数は比べ物にならない・・というのは分かってはいるけども、それにしてもあん時のライブは曲数が少なかった記憶があるんだよなぁ。。。
いや、ロッキン系で見た来たウルフルズのライブで、満足したことってあんまり記憶にないんだよなぁ。。。

今回のライブも、結局は7曲にとどまった。曲もウルフルズの代表曲であり、フェスではおなじみの曲ばかりだった。

けども、個人的には、これまで何回か見てきたウルフルズのライブの中ではベストアクトだった。

初めのMCトータス氏が戸惑ったように、フェスというから何万人ものお客さんを想像してたら、数百人規模だった・・・ってくらい規模が小さなステージだったけども、規模が小さいなら、小さいなりに盛り上げるんだよね。そのあたりさすがはベテランアーティストですね。

いやいや、規模小さいから、ステージとお客さんの曲が近いわけで、だからこそ一体感があるライブになったし、だからこそ、これまで見てきたウルフルズのライブでもベストだったのかもしれない。

ロッキンのような何万人規模のステージ、ダイナミックではあるけども、やっぱり、こういう独特の一体感っていうのはなかなか出ないもの。


▼ウルフルズ セットリスト
1.バカサバイバー
2.ええねん
3.サムライソウル
4.借金大王
5.笑えれば
6.ガッツだぜ
7.バンザイ〜好きでよかった〜


大団円の中、全ライブは終了。
気が付けば、春の日はすっかり落ち、北風がさらに身に染みる。
だけども、気分は大満足。

それとともに「あー終わっちゃったなぁ」という一抹の寂しさも。。。。
フェスの最後独特の感触。 なんか、これを感じたいからフェスって止められないし、また来たくなっちゃうんだろうなぁ。

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フジロックやロッキンのような一大フェス・・ではないし、まだまだ知る人ぞ知る・・というフェス
だけども、だからこそ、手作り感が残るフェスでしたわ。
だからこそ、動員数にもまだ余裕があるように思えたし。。
ただ、個人的には、このフェスにはこれ以上の規模になって欲しくないなぁ。

ロッキンのように大規模なステージでライブを楽しむのもいい。 けど、個人的には、そういう大規模ステージのライブにはない、一体感が、今回くらいの規模のステージには感じるんだよね。

うん、そそそ、この一体感なのよ、今個人的に一番求めているライブっていうのは。。。
だからこそ、今以上に大きくなってほしくないんだよね。
それを再認識させてくれたフェスでしたね。

まあ、運営する側としては、もっとでかくなってほしい・・という願望はあるんだと思うんですけどね。。。


兎も角、今年の個人的なフェス戦線は幕を開けました。




【キニナル曲】タイムマシン / SEKAI NO OWARI


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・タイトル   タイムマシン
・アーティスト SEKAI NO OWARI
・作詞     Fukase
・作曲     Saori
・編曲     
SEKAI NO OWARI
・リリース日  2024年3月13日
・発売元    ユニバーサル
・タイアップ: Netflix映画「赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。」主題歌
アルバム「Nautilus」より

めちゃくちゃ好みの傾向の曲という訳ではないんだけども、ここんところ、引っかかってくるんだよな。この曲。
サビの ♪ タイムマシンに乗って チックタック チックタック〜 ♪ って部分。
そもそも、タイムマシンにのって、チックタック〜 ってどういうシチュエーションなの? 
我々世代としては、タイムマインっていうとどうしてもドラえもんの「タイムマイン」を想像してしまう。 

でもあれは、チックタックチックタックなんて、振り子時計を逆回転するようには時間を遡らないぞ・・なんてね。。
そんな余計な詮索をさせるぐらい、なんか妙に引っかかるのよ、この曲。
曲想はセカオワらしい、心温まるメルヘンチックな童謡・童話な二次元的な世界。
セカオワとしては既定路線って感じですよね。

これはこれでいいと思うんだけども、個人的には、一昨年の「Habit」のような攻めてるセカオワのほうが、最近は面白いなとは思う。 一回り回って、原点回帰ってというところでしょうかね。




2023年世界の音楽産業売り上げ

amassに、2023年の全世界のレコード産業売り上げについてのレポートが。。

↓ コレ



あまり実感はわかないけども、2023年の世界のレコード産業売り上げは、前年比10.2%増の286億ドル(約4兆3千億円)。9年連続で前年比増のようだ。

内訳としては、ストリーミングが約68%、フィジカルメディア(アナログレコード・CD)が約18% と両者とも売り上げは前年比を上回っているとのこと。

ストリーミング有料会員数は初めて5億人を突破したらしい
・・けど、まだそんなもんなんだ。。。っていうのが正直な個人的感想かなぁ。。。
現在世界の人口は80億人。そのうちの5億人だから6%に過ぎない。
それを考えると、そんなに大した数字でもないように見えるけど。。。 どうなんでしょうね。
しかも、増加数はここにきて頭打ちとも言われているし。。。

↑のように今はストリーミングが、音楽産業の売り上げをけん引しているメディアであるわけだし、これの伸びがこの先落ちてくれば・・と考えると、ちょっと心配ではありますね。
もっとも、この先、これに代わるメディアが出てくれば、話は別だけども、今のところ「これ」という決め手が出てきていないし。。。

なおデジタルダウンロードは、前年比7.9%減。
どうも、ダウンロードの斜陽は決定的のようだ。

まあ、ストリーミングとダウンロードは二律背反的な関係だろうから、ストリーミングが伸びればダウンロードは落ちるのもしょうがないんところなんだろうけども。。。

フィジカルメディア売り上げの49%はアジア圏とのこと。具体的な国名出てないけども、おそらく依然日本がけん引してるんだろうね。

・・という感じで、第3者的に見て、今一つ盛り上がってる様な気はしないんだけど、世界的に見ると、全体的な音楽産業売り上げは、まだ右肩上がりを続けているようですね。


ちなみに、音楽市場規模は1位アメリカ、2位日本、3位イギリス、4位ドイツ、5位中国・・・
上位に変化は無しではあるけども、中国が売り上げ前年比25%増で上位の国の中では伸びが著しい様だ。
GDP同様、音楽市場規模においても中国がアメリカを席巻するのも、そう遠い未来じゃないかもしれん。
・・・というか、日本が依然2位にガムばっているのがなんか信じられない気もしたり。。。


だけども、このまま中国の市場規模が伸び続け、日本が2位から転落するようなことがあれば、おそらくK-POPは、ターゲットを日本から中国に切り替えるだろうね。
K-POPは自国のパイが小さいことが分かっているから、市場規模が大きな国へ出ていく戦略をしているわけで。。。

K-POPの人たちが「日本ダイスキデス!」っていってるのは、ありゃ、見せかけだからさ。 日本の音楽市場規模が世界2位で、それだけお金を落としてくれるんで大好きなわけで。中国の方が儲かるってわかれば、すぐ切り替えてくると思いますよ。

まあ、いまもその傾向は少しずつ出てきているし。。まあ、日本のチャートだけ見てると、その辺見えてこないけど、Spotifyなどの世界規模の配信サイトの仕事をしてると、少しずつ見えてきたり。。。。

逆にJ-POPが世界に出ていかないのは、国内の市場規模のデカさが足かせになっているのかも。。。今のところ世界に出ていかなくても国内マーケットで事足りてるんだろうし。。。 市場規模縮小によりランクが落ちて、おしりに火が付けばJ-POPも意識が変わるんだろうけどね。



だんご3兄弟 / 速水けんたろう 茂森あゆみ ひまわりギッズ だんご合唱団

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今回の1曲セレクトは「だんご3兄弟」速水けんたろう 茂森あゆみ ひまわりギッズ だんご合唱団れす。

まずはデータれす。

・タイトル   だんご3兄弟
・アーティスト 速水けんたろう 茂森あゆみ ひまわりギッズ だんご合唱団
・作詞     佐藤雅彦 内野真澄
・作曲     内野真澄 堀江由朗
・編曲     堀江由朗
・リリース日  1999年3月3日
・発売元    ポニーキャニオン
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数  291.8万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1999年3月15日〜4月19日付
・タイアップ:NHK「おかあさんといっしょ」より

最近の常套句になっていますが、久しぶりの「新規・1曲セレクト」です。
って、過去のアーカイブみたら、先月、平田隆夫とセルスターズの「悪魔がにくい」を書いてたんで、1か月ぶりか。。。

いやー、もっと間が空いてたような気がしたんだけどね。

いずれにしても、テレワークのおかげで仕事でメールとかチャットをすることが多くなり、その分「ビジネス文章」を書く量も半端なく多くなったんでね。 仕事以外で文章を書くのがどうも億劫になってきたこともありーの。 
なんで、空いた時間にこうして曲のレビューを書くことも少なくなってきたんだけども。。。

まあ、たまにね、こうして書きたくなることもあるわけで。。。 


・・ということで、「予期せぬブーム」っていうのはあるもんで、うーん、最近の「大谷ブーム」っていうのも、予期せぬブームなんでしょうかね。 それとも必然なんでしょうかね。。。

今回引っ張ってきた、この曲「だんご3兄弟」っていうのは、全くの予期せぬブームだったんじゃないんかなぁ。。。

今から25年前、1999年の3月。 その日は突然やってきた・・・。

っていう印象があるんだよな。個人的には。

オリコン初登場は1999年3月15日付。 週間売り上げ枚数は 初動で102万5700枚。

そうそう、ぴっくらこいたのを覚えている。 個人的には全くの想定外・・というか、たしかあの時点でまで、この曲の存在すら知らなかったような気がする。今思い返せば。

もっとも、あの頃は生業の仕事のことで頭がいっぱいで、ヒット曲からは やや距離を置いていたこともあった。 加えて、その後ずっと付き合うことになる「痛風」っちゅう持病が、初めて発作を起こしたのも、ちょうどこの頃だったんだよな。

なので、あんまり曲について深堀していなかったっていうのもあるな。

・・にしてもよ、初動でいきなりミリオンセラーっちゅうは、やっぱり想定外だったよなぁ。

まず感じたのは、やっぱり、「子供」向けの曲は、発火するととてつもなく大きな爆弾になるってことだよなぁ。

そもそも僕らが子供の頃の「たいやきくん」なんて、まさにそうだったわけじゃん。 そそそ「およげ!たいやきくん」。

あの曲が、まさか450万枚のこれまでの日本の最高売り上げシングルになる・・なんて、誰も予想もしてなかったわけでさ。

全く同じ現象だったですよね。

でも、考えてみたら、「たいやきくん」ブームが1976年で、 この「だんご3兄弟」が1999年。
23年の時が流れていたわけで。 
そそそ、ちょうど「たいやきくん」の頃のブームの中心世代だった子供が大人になり、そのお子さんたちの世代が「だんご3兄弟」っていう方も多かったんぢやないかのなぁ。

つまりさ、「たいやきくん」のジュニア世代が、この曲に飛びついた・・と。

そう考えると、時代は巡り巡る・・っていうんかなぁ。

まあ、まさか、それを見越して、この曲をプッシュした・・・っていう人は、おそらくいないとは思うんだけどね。 

・・というか、全くの偶然だったからこそ、ここまで刺さったんだと思うし。。。 マーケティング的に見こして、もし、この曲をプッシュしていたんならば、ここまで大きなブームにはならなかったんじゃないんですかねぇ。

うん、ブームなんてもんは意識して作れるもんじゃないですしね。

あとは、子供向けなのに大人が共感できるかどうか。 

「たいやきくん」の時だってそうだったわけじゃないですか。

♪ 毎日毎日 僕らは鉄板の上で焼かれていやになっちぇうよ〜 ♪ っていう歌詞が、「毎日毎日、マイン電車に揺られて 会社という鉄板の上で上司からやんや言われていやになっちゃうよ〜」っちゅうサラリーマンの哀歌だってさぁ。

まあ、「だんご3兄弟」の場合は、あそこまでは暗い気分にはならなかったと思うけど やたらと「〇〇〇3兄弟」なんて揶揄されたしなぁ、大人の間でも。

♪ 朝になって固くなりました〜 ♪ って言った何のこと? とか言われたりも。。。

いずれにしても、子供向けの曲に大人が共感すると、とてつもない爆発てきなブームになるってことは、時代を超えて共感できたってわけで。。。

で、いずれの大ヒットで、一番ホクホクだったのは、もしかすると、ポニーキャニオンさんだったかもな。。。

「たいやきくん」、「だんご3兄弟」 いずれもポニーキャニオンさんからのリリースだったわけで。。。





動画、どうも、いつものYOU TUBEには「歌ってみた」のような動画しかなかったので、今回はニコ動から。。。。


ところで、個人的に、この曲と言って、真っ先に思い出すのは、仕事さぼって、営業車の中で1日本を読んでたあの日だな。

1999年のあれはいつだったんだろ? めちゃくちゃいい天気だった。仕事するふりして営業車で外回りに出たんだけども 途中で仕事する気がなくなって。。。 あれは、佐倉のどこかだったと思うんだけどなぁ。ショッピングモールの本屋で立ち読みしてたら、1冊の本が目に止まったのよ。

田家秀樹氏著の 「読むJ-POP 1945-1999私的全史」 

↓コレ




田家秀樹氏の生まれた時から、1999年まで自身の音楽体験を、その時々の社会情勢と絡めたJ-POPの通史。

ぺらぺらめくってたら、これが面白くてね。 
2〜3ページ読んたところで購入。
田家氏の、平易だけども巧みな文章に、自分の子供の頃からの音楽体験記と完全に一体になっちゃって。。。 営業車の中でも止まんなくなって最後まで読み切ってしまった。

読み切った後、真っ先に感じたのは、「やっぱり音楽の仕事をやりたい」という思いと、「自分はいったい、ここでなんやってんだろう? 」 ・・という思いだったなぁ

仕事さぼったりするくらい、本気でやりたくもない仕事に、いつまでぶら下がってるんだろう・・・

いや、あの時点では、いつ辞めようか・・という気持ちにはなっていたんだけども、今一つ踏ん切りがつかなかったんだよ。

あん時、すでに30歳になってたのよ。 30になると転職先は一気に減るよ・・とか言われてたし。。。


でも、この本に出合ったことで、踏ん切りがついたんだよね。 
で、結局のところ2000年2月いっぱいで、新卒で入社した会社は退職することになるんだけどさ。 


あんときに、ラジオから流れていたのが「だんご3兄弟」だった。これは、よく覚えてるんだよね。

だからさ、この曲聴くと「曲の内容が〜」とか「歌詞の内容が〜」っていう前に、いまだに「決断の思いに」になった、あん時の光景がフラッシュバックするんだよなぁ。


あれ「だんご3兄弟」がヒットのピークだった、1999年の3月だと、ずっと思ってたんだけども、今、手元にある「読むJ-POP」の巻末を開けてみると「第1刷 1999年8月31日」とある。

・・ということは、あれは、1999年9月だったのかなぁ。。。。

新卒の会社に「辞表」を提出したのが、1999年9月末っていうのは覚えてる。

なので、この本に感化された、すぐ後に「辞表」を出したんだな、きっと。
それだけ感化されたんだろうと思う。この本には。  ・・というか感化されたのよ。

いまでも、いつも手元にあり、なんかの折にはいまだに読み返しているし。。。

この1曲セレクトにしても、楽曲のレビューにしても、この本があったから書いてる・・っそんな気もするんだよね。そのくらい個人的には影響があったな。


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卒業 / 尾崎豊

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今回の1曲セレクトは、「卒業」尾崎豊です。

まずは、データです。

・タイトル      卒業
・アーティスト    尾崎豊
・作詞        尾崎豊
・作曲        尾崎豊
・編曲        西本明
・リリース日     1985年1月21日
・発売元       CBSソニー
・オリコン最高位   20位
・売上げ枚数     7.4万枚

 さすがに、「卒業」シリーズも3回目にもなると、鬱陶しくなってきたんで、そろそろオーラスに参りたいと思います。

 最後はやっぱし、卒業 / 尾崎豊

で締めたいですね。


 そもそも、尾崎を意識した・・・というか、ちゃんと聴きだしたのは、あの「事件」以来なんだよね。
 
 あの事件⇒1992年4月 尾崎豊逝去

 それ以前は、ほとんどきちんと聴いてもなかったんだなぁ。

個人的に尾崎の存在を知ったのは、1984年夏、日比谷野音で開催された「アトミックカフェ」という2日間行われた「反核コンサート」ですね。

2日間連続で出演予定だった尾崎が、初日の出演の時に、高さ7mのPAセットから飛び降りて両足骨折。 2日目の出演が出来なくなって、お詫びのしるしに白いハトを一斉に飛ばした・・って、あの伝説のコンサートですわ。

PAから飛び降りたことに関して、「なんかやな予感はしたんだけど、勢いでやっちゃった」・・と月刊・明星の記事に飄々とかたる尾崎のインタビューを覚えてるな。

でもね、個人的には、あの時は、そんな「やんちゃなアーティストがいるんだ」ってことぐらいしか気にならなかった。

個人的に本当に尾崎が視界に入ってきたのは、今回引っ張ってきた「卒業」がヒット。続くリリースされたアルバム「回帰線」がオリコン1位を獲得した直後。 オリコンで組まれた「特集」を読んでからですね。

尾崎のコンサートにきていたオーディエンスのインタビュー。いわいる後年の尾崎信者と言われたような方たちだったけど。。一様に社会からロックアウトされたような方たちで。。。

それを読んで、これは、自分とは違う世界のアーティストなんだ・・・って感じたんだよね。

 ・・そういうこともあって、以来、尾崎はずっと素通りしてたんですよ。

 そこに来ての、突然の尾崎の死。 これは、なんとなく、素通りしてたワタシにも、なぜかグサッとこころのどこかに来たものがあったなぁ。
 プラス、件のオリコンチャート研究会のリーダーが、あの事件以来どっぷりはまっちゃったんだなぁ。尾崎に。

 でもね、あれ以来、この曲をちゃんと聴くようになったのは確か。
 そして、85年当時、あれだけうっとうしかったこの曲が、すっと自分の中に入ってきたのも確か。
 7年の年月の間に、挫折を経験したり、物事を深く考えるようになってきて、やっと、この曲の意味が理解できるようになってきたんだと思うな。
 
 でも、理解すれば理解するほど、この曲の「純」なところも分かってきたな。
 尾崎の曲は、どんなに力いっぱい全力疾走してても、煽ってても、根の部分は「純」なんだよね。
 まず、もって、尾崎の曲は、ビジネスライクというところが、ほとんどと言っていいほどない。 今は、これだけ「純な心のハケ」を歌えるアーティストは、まず、いないでしょ。 いや、あの時代もなかなかいなかったと思うな。

 本当の「アーティスト」・・・・なんだよね。

 自分の心のハケを表現するのがアーティスト。プロジェクトのためぢゃない。お金のためぢゃない。
 果たして、そういうアーティストって、いまはどれだけいるんだろう?
 ほとんどは、曲作る前から皮算用してるんでしょ、きっと。。。オリコン何位とって、何万枚売ればなんぼ儲かるとか・・。ソロバンはじいてるでしょ。
 その時点で、既に「アーティスト」ではないんですよ、本当は。

 それに、歌い手が「純」ならば、聴き手も「純」なんだと思うな。だから、そういうところが「癒しに」繋がって、一見「信者」のように見えるんだよね、きっと。

 でも、普通は、「大人」⇒権力側に付くにしたがって、この辺って忘れていくもんなんだろうな。
 
 だけど、ワタシ、今、この曲が今までで一番ワカルっていうか、いまのワタシの心境、いいたいこと、そのままなんだよね。 

♪ 信じられぬ大人との争いの中で 許しあい一体何、分かりあえただろう? うんざりしながら それでも過ごした 一つだけ分かってたこと、この支配からの卒業 闘いからの卒業 ♪

 究極のところは

♪ あと何度 自分自身 卒業すれば 本当の自分にたどりつけるだろう? ♪

 なんだろうな。


 ・・・・ということは、ワタシャ、全然「大人」になっていないってことなんだろうな。。。
 まあ、未だになりたいとも思わないけどさ。
 
 少なくとも、エンタメに関わっている限りは、「大人」になったら終わり・・・っていうのが自論だからさ。
 エンタメなんて、気持ち子供だからできるんですよ。 ソロバンはじいて皮算用するようになったら、エンタメなんて終わりですわさぁ。
 でも、実際は、「サラリーマン」って言う立場だと、そういう「大人」との闘いなわけさ。いくらエンタメに関わっているっていっても。

 そういう、理想と現実のギャップの中で、一層分かり合える曲なんだろうな。この曲って。
 単に、この曲が指してる、「管理教育」っていう「学校」の中の世界だけぢゃない。実社会にも充分当てはまるんですよ。

 もしかすると、それに気付き始めてる年代なのかも。。。私らの年代って。。


 しかしながら、もし、尾崎があのまま、生きてたら今ごろはどんな歌、歌ってたんだろう? 享年26歳だった尾崎も、生きていれば今年50になったはずなんだよね。
 未だに、純な歌、歌ってんだろうな。 それとも、昨今の業界の腐った利潤争いに嫌気さして、メジャーの場からは消えてたかな?

 それでも、あの当時はデカイハコばっかで行ってたライヴも、今では場末のライヴハウスなんかでやってたりして。。
 そしたら、見に行けたんだけどなぁ・・。と、つくづく思ったりして。。。

 


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卒業〜GRADUATION〜 / 菊池桃子

1985_03_卒業_菊池桃子





今回の1曲セレクトは、「卒業」菊池桃子です。

まずは、データでっす〜

・タイトル     卒業〜GRADUATION〜
・アーティスト   菊池桃子
・作詞       秋元康
・作曲       林哲司
・編曲       林哲司
・リリース日    1985年2月27日
・発売元      バップ
・オリコン最高位  1位
・売上げ枚数    39.4万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 2位
・ベストテンランクイン期間:1985年3月11日〜4月29日付
・タイアップ:日本テレビ系単発ドラマ「卒業」主題歌


 はいっ!、斉藤由貴の「卒業」ときたら、この曲しかありませんっ・・・・という具合に、ほとんどの方のご想像通り、菊池桃子の「卒業」を持ってまいりました。

え? なんで、斉藤由貴さん「卒業」と来たら、菊池桃子さん「卒業」かって?

はい、タイトルが同じ「卒業」だから・・・。っていうのもあるけども、ヒット時期がもろ被るんだよね。この2曲。

同じ1985年3月のヒット。

恰も、ワタシがちょうど中学校卒業の頃ですわ。

だからね、中学校卒業というと、この2曲がダブルのよ。ワタシん中では。。。


ちなみに、当時、「ザ・ベストテン」のランキングを「記録」するのが、ワタシの「週課」となっておりまして。。。

同じようにベストテンのランクを記録してた「同朋」の方って、全国にゃたくさんいるんだろうなぁ。 いや、あの当時はネットなんかなかったし、周りにやってた方は誰もいなかったんで、こんなことやってるの、ワタシぐらいなんだろうなぁ・・・なんて思ってたんだけども。。。

あの頃の「ベストテン・記録ノート」をひっさびさに紐解いてみた。

IMG_20240310_113236


11位の「卒業〜GRADUATION〜」が菊池桃子さんで、20位の「卒業」が斉藤由貴さんですね。

こんな感じで「同名タイトル」でランクインしてたんで、菊池さんの方は「〜GRADUATION〜」って副題も書いて見分けてたんだうろねぇ。。。

いや、記憶では「卒業(斉藤)」「卒業(菊池)」って書いてたような記憶もあったんだけどね。。。


 斉藤由貴の「卒業」がミディアムアップテンポなら、こちらは「スロー」。
 斉藤由貴の「卒業」がジャパニーズアシッドなら、こちらは思っきり「ポップス」

 ・・・と、同じ「卒業」でも、かなり好対照な曲でしたね。キーが「メジャー」というところは同じだが。。
 まあ、「卒業」だもんね。お祝いの席だもんね。これ、「マイナー」キーだったら、逆に「怖い」わね。

 それと、情景的に、比較的、活発的な雰囲気のある、斉藤由貴の「卒業」にたいして、こちらは、かなり大人しめな主人公をイメージするなぁ。
 
 ただね、同じなのは、どちらも、「都会」が舞台ではないことかしらねぇ。。。

♪4月が過ぎて都会へと旅立っていくあの人の 素敵な生き方頷いた私〜 ♪

 うーん、↑で「おとなしめ」な主人公って書いちゃったけど、それだけでなく、なんとなく大人っぽいよなぁ。
 これって中学生? 高校生? 

 うーん、この時、菊池桃子16歳・・・ということは、高校の卒業ではないよなぁ。
 でも、中学生で「生き方」に頷くかぁ。。。。と思わず、ちゃちゃを入れたくなったりして。。。。

 しかし、このころはまだ、秋元氏もかなり「まとも」な詞を書いてたんですよね。いやはや、ほんとの「プロ」の作詞家っぽいですよ。ワタシも好きでしたもん、このころの秋元氏の詞は。。一方で、とんねるずの「一気」とか「青年の主張」もあったんだけどさ。。。。

 なによ、この落差は。。。って感じだよね。

 話がズレた。

 ・・・で、曲は林哲司氏。 もう、このヒトといえば、ミスター84年、85年といっていいほど、この時期、大当たりしてた作曲家ですね。ほんと、今聴くと、一発で84年ってわかるよなぁってくらい、あの時期を象徴するようなメロディですよね。
 林氏の著書「歌謡曲」にもあるんだけど、本来は「アイドル然」とした曲は好きでない・・とのことなんだよね。
 だから、この曲に限らないけど、菊池桃子の初期の曲って、他の同世代のアイドルの曲とはちょっと違うんだよね。

 特にサウンドに関しては、ほとんどニューミュージック。同じ林氏プロデュースのオメガトライブと変わらないもんね。
 
 80年代も中盤に差し掛かり、あたらなフォーマットのアイドルが出てきたなっていう感じではワタシも見てたなぁ。だから、菊池桃子のレコードは、当時からもってたんだよね。

 まあ、単純に好きだったからってのもあるけど。。

で、人気もこのころが最高調でしたねぇ。この「卒業」の39万枚が菊池桃子の最高セールス。
 おニャン子登場前夜。80年代の80年代らしいアイドルの最後の輝きの時期だった・・といえるかもね。

 そして、秋元氏は、爆弾落としにまわったわけです。


 あ、それから、この曲、日本テレビで放送された、単発ドラマ「卒業」のテーマ曲だったてことは、意外と忘れられてるかなぁ。
 私はしっかりみてるんだよね。そのドラマ。ただ、内容は全く覚えてない。アイドル特有の中身はないドラマだったような気もするが。。。。
 あ、ただ、ジャケ写で菊池桃子が着てる制服は、たしか、ドラマの衣装なんだよね。なんか、それだけは覚えてるな。。




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卒業 / 斉藤由貴

1985_03_卒業_斉藤由貴




今回の1曲セレクトは、「卒業」斉藤由貴です。

 まずはデータでっす。

・タイトル     卒業
・アーティスト  斉藤由貴
・作詞       松本隆
・作曲       筒美京平
・編曲       武部聡志
・リリース日    1985年2月21日
・発売元      キャニオン
・オリコン最高位  6位
・売上げ枚数    26.4万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 4位
・ベストテンランクイン期間:1985年3月25日〜5月13日付
・タイアップ    明星食品「青春という名のラーメン」CM曲



 さーて、お立会い! 3月といえば、昨日も書いたけど、卒業シーズン・・・と来たら、「卒業ソング」・・ということで、いよいよ真打の登場。今日からダシオシミしないで、バンバンいきまっすよん。。。
 
 ということで、今日は、斉藤由貴「卒業」から・・・

 この曲は、不思議な感じだったよね。ジャパニーズアシッドで、真っ直ぐで・・・、一歩違ったら文部省唱歌かと思ったくらい。それだけ、斉藤由貴ってヒトは、まっすくでマジメっていうイメージが強かったんだよね。

  まずもって、イントロのシンセ駆け上がりの音色からして、ジャパニーズアシッド。琴っぽい音をベースにした音色。ちょっと、この前の年にヒットした、高見知佳の「くちびるヌード」にも使われているような・・・、あ、これは、どっちかというと、チャイニーズっぽいか。。。。 ま、いずれにしろアジアンテイストなイメージは強いですよね。
 ここからして、なんか、背筋伸ばして聴かないと・・・って気になっちゃうんだよね。なんとなく。。。
 まあ、これは、アレンジャーの武部氏の持ち味、お得意なところなわけで。。。

<追記>
ただ、あのイントロは、学校のチャイムをイメージして作られたようですね。4年前に行った斉藤由貴35周年コンサートで武部氏自ら語っていたから間違いないと思いますわ。

・・・というか、筒美氏のデモテープの段階で、あのイントロのフレーズは入っていた・・・っていうのが、あん時のコンサートで明らかになったのよ。 うん、武部氏とのMCコーナーでそのデモテープも流してくれたんで。。。

なので ↑で書いたようにアレンジャーの武部氏が考えて作ったフレーズではないようです。
武部氏は、筒美氏のデモテープからよりリアルなチャイムっぽい音にアレンジしたという感じですね。

詞に関しては、松本ブランドでワタシなんぞには、文句のつけようがないですわ。
 とにかく、このヒトの詞は、情景が浮かぶんですよねぇ。分かりやすい。しかも、言葉が簡潔でしょ。いや、だから、分かりやすいんだよね。それに3分間にドラマがあるっていうのかな。まあ、これが「歌」の基本だよね。

 メロディは筒美氏。これも、ワタシごときに文句つけられないですわ。でも、筒美氏にしては、ちょっと変わったメロディではないかなぁ・・・。

 出だしのAメロ ♪制服の胸のボタンを〜♪ などの譜割。

8分休符、8分音譜続きが得意な筒美氏にしては、ちょっと細かいというか、とっつきにくい譜割りなんですよね。平山三紀の「真夏の出来事」、尾崎紀世彦の「また遭う日まで」・・・71年ごろに結構多用していた、ちょっとR&Bっぽい譜割をジャパニーズテイストのアレンジにのせてってところですかね。
 すると、こんな、ちょっと不思議なイメージの曲の出来上がりってところなのかな。これぞ、和洋折衷のミクスチャー。70年代以降の歌謡曲の基本ですね。

 そう、この曲はアイドルポップスというよりは「歌謡曲」なんですよね。根の部分では。ただ、あんまり、「歌謡曲歌謡曲」したんでは・・・ってことで、表面上は、ポップス色に色を塗り替えたってところですかね。

 この曲、明星食品で、あのころ売り出させた「青春という名のラーメン」っていう、ちょっと一風変わったネーミングのカップラーメンのCM曲だったんだけど、初めて聴いたときから、アイドルの曲っていう感じは、ワタシの中ではあんまりしなかったもんなぁ。ほぼ歌謡曲だったですよ。イメージは。
でもまあ、それが狙いだったんろうね。

 代わりに、ジャケットは、アイドルしてますぞ〜。ぽにーてーるちゃんの斉藤由貴。
 ワタシャ、個人的には、このジャケットが一番好きですわ!




この動画もめずらしいカットだなぁ。PVのつもりで撮ったのかしら?


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【キニナル曲】ハルケシ / グソクムズ

202305_ハルケシ_グソクムズ



・タイトル   ハルケシ
・アーティスト グソクムズ
・作詞     中島雄士
・作曲     中島雄士
・リリース日  2023年5月23日
・発売元    Melody Fair


いや、入れるカテゴリがなかったんで、【キニナル曲】に入れたんだけどね。

昨年、今回タイトルに記載した「ハルケシ」に刺さって、以来、気になってきたグソクムズ。

これまではインディーズから音源はリリースされてきていたけども、4月にソニー系のキューンレコードからメジャーデビューするとのこと。


グソクムズ1


タルバムタイトルは「ハロー!グッドモーニング!」

個人的に、この人たちに興味を持った、昨年リリースのデジタルシングル「ハルケシ」を聴く限り、まあ、そうだろうな・・・というところでしょうね。
そのくらい、メンバーそれぞれのテクニックだけでなく音楽性は、すでに完成されているもの。
系統としては、渋谷系寄りのポップロック。

いや、本人たちが吉祥寺発というのを強調しているだけあって、90年代の渋谷系ほどあか抜けてはない。
ただ、メディアで紹介されている「シティ・フォークバンド」っていうのは、どうなんだろう?

16ビートっぽいのりの「ハルケシ」を聴く限りではシティ「ポップ」よりであることは間違いないですね。平たく言ってしまえば、昔の「ニューミュージック」だろう。つまりは70年代の匂いがするのよ。

70年代のウエストコーストだよね、この匂いは そそそ、ウエストコーストの風のような心地よさ。
ここなんだろうな、個人的に刺さるのは。。個人的に音楽の原点的な音でもあり、好みの音なのよ。

各メディアにも出ているけども、自ら「ネオ風待」を称しているように、風を感じるといういう点では根の部分に、はっぴいえんどがいることは間違いないような気がする。

なにより、打ち込み全盛のこのご時世で、この手の音をやってるバンドがいるんだ!? っていうのが、50代半ばのオジサンには嬉しかったりして。。。

メジャーデビューに際して、この手の音が「今の時代」にどこまで刺さるのかが楽しみなんだけども。。。


個人的にインディーズ時代に刺さって、その後メジャーデビューなのは、ヒゲダンと同じだけども、この人たちにも、あんな感じでデカくなってほしいですけどね。
もっとも、ヒゲダンは、初めに刺さったときに考えていた以上にデカくなっちゃいましたけど。。。。


ハルケシ






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【キニナル曲】Present / TOMOO

202402_Present_TOMOO



TOMOO「Present」 

・タイトル   Present
・アーティスト TOMOO
・作詞     TOMOO
・作曲     TOMOO
・編曲     小西遼
・リリース日  2024年2月14日
・発売元    ポニーキャニオン


先日2/14Outのデジタル配信onlyの新曲。

ここんところメディアの露出が広がってきたTOMOOだけに、本格ブレイクするかどうかここが正念場と思える「新曲」だけども。。個人的にはいいと思う。

少しゴスペルががった、モータウンっぽいノリの曲調だけども、いかにも春向けのポップな仕上がりだし。
そこに、ちょっと鼻にかかった、TOMOOのボーカルが乗っかってくると、何とも言えないような不思議なテイストを醸し出すんだよね。

加えて誰がか言ってたけども、太目な地声とファルセットのギャップだよね。曲は明るいのに、どこか寂しさもにじみだしてくるような。。。
ここが、このヒトならではの持ち味だと思うのよ。

ただ、まだ玄人受けな範疇なのかなぁ。 ここから広く一般受けするには、まだ何か足りないような気もするんだけども。。。

・・とリリース直後は感じてたんだけども、ここまでの各ランキングの動きを見ると、どうも危惧してたような感じだよなぁ。。。

うーん、後は、さらなるメディア露出なんだろうね。 
メディアで露出するたびにこなれてくる曲もある。この曲もそんな感じなんじゃないかな。

この先の「春フェス」には、積極的に出演予定のTOMOOなわけで、徐々に知名度は上がっていくと思うんだけどね。

ちょっと前に「Superball」を【キニナル曲】に出したときも書いたんだけども、このヒトは、もっと売れないと勿体ないと思うんだよね。

↓ コレ








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バレンタイン・キッス / 国生さゆり

1986_02_バレンタインキッス_国生さゆり


今回の1曲セレクトは「バレンタイン・キッス」国生さゆりです。

 
まずは、データから〜


・タイトル     バレンタイン・キッス
・アーティスト        国生さゆり
・作詞       秋元康
・作曲       瀬井広明
・編曲       佐藤準 
・リリース日    1986年2月1日
・発売元      CBSソニー
・オリコン最高位  2位
・売上げ枚数    31.7万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 2位
・ベストテンランクイン期間:1986年2月10日〜3月10日付



 明日は〜、バルタンデー、・・・・もとい、バレンタインデー。。。
・・・なんて書いてもう何年になりますかね。。。

どうも、最近はいまいち盛り上がらないバレンタインデーような気がしますが、またまたやって来ますね、明日。

まあ、ここ数年のテレワークで、バレンタインに出社することは少ないし、家では「ヤモメ」暮らしなんでね。 全くバレンタインとは縁遠い生活なんだけども。。。

しかし、この日になると、未だに流れますね〜。国生さゆりの「バレインタイン・キッス」

さっきもラジオ聴いてたら、何回この曲が流れたか。。。。

・・ということで、やっぱ、今回は、またまたブログの底〜のほうに沈んでいたこの曲を、またまた引っ張り上げてきましたわ。


ということで。。
 
それにしても、あまりにもオーソドックスというか、シロートっぽいというか・・・・
ほんまにワタシゃ「選曲屋さん」だったんでしょうか。。。? 

なんて思ったりもするけど。。。。 

 超ど真ん中ストレートなセレクトやね。 せめて、柏原よしえの「毎日がバレンタイン」とかセレクトしてきなさいよ・・とか、声が聞こえてきそうだけど、まあ、ええやん、今年もこの曲で行きます。。

 

・・・といってもね、あまりにも「つば」が付きすぎてて、どう書こうかなぁ・・・、逆に難しい。。

・・・あ、そうそう、考えてみれば、この曲リリースされてから、もう38年なんだよね。

38年ですよ、皆様。 信じられないですよね。 もうね、個人的な感覚から言えば、「昨日」のような感じもするんだけどねぇ。。。。

 でも、未だにバレンタインっていうと、この曲なんだもんね。あの当時からすると、40年も先に、この曲が流れているなんて全く考えもしてなかったですけどねぇ。

なんせ、この間、フジテレビの「私のバカせまい史」で「バレンタイン・キッス」1強史! なんてやってたしな。

ちょっと前のネットニュースには ↓ こんな記事があったりしたし。。。




いまや、一強「問題」になってたりするんですか!?


ところで おニャン子の曲って、とかく、「初動勝負」、初登場で全累積セールスの半分以上売っちゃう・・・、いまにも通じるような売れ方っていう、印象が強いけど、この曲がリリースされた頃は、まだ、そんなことなかったんだよね。

 チャートアクションも比較的粘ってたりして。この曲は、1986年2月10付けで初登場で2位だったけど、その時の週間セールスは、9.5万枚。累積セールスは、31.7万枚も行ってるから、初動セールスは、全体の3割。 まだまだ、普通のヒット曲の部類だったんですよ。

 そうね、ちゃんと「ヒット曲」って認識できたんだよね。


 このころ、例の「夕焼けニャンニャン」は、最高潮の時期で、視聴率も軒並み20%前後まで行ってたんだよね。
午後5時からの放送で、視聴率20%近くもあったんだからねぇ。
 
 つまりさ、「コア」なおニャン子ファン以外の一普通の興味がありそうなコたちも見てたってわけなんだよね。

 だから、売れ方も、「普通」のヒット曲のように、いわいる「浮動票」とよばれる、コアファン以外にも受け入れられていたんだよね。


 曲の方は、まあ、ご存知の通り、うーん、あんな感じね・・(ってどんな感じだ?)。

 ♪甘い甘い恋のチョコレート〜♪ってあるように、ほんと、甘ったるーい曲ですよね。

 ただ、個人的には、めっちゃけなすほど、悪い出来でもなかったような気はするな。
 いやいや、まだ、このころのおニャン子関係の曲は、壊れてはなかったんだよね。他のアイドルの曲と共存ができたんですよ。
 TBSとフジテレビの間もまだ、亀裂はなかったし、だから、ベストテンにも、おニャン子関係のコ達は出演してたしね。

 短かったけど、おニャン子の一番輝いてた時期って感じかな。


 んじゃ、いつから、「コア」なファンのものになって行ったか?・・・。

 やっぱし、「じゃあね」と、河合その子の「青いスタスィオン」・・・・86年3月ぢゃないかなぁ。。。


 この時期、「なかじ」がおニャン子卒業。フロントボーカルが総とっかえ・・・・。 これがひとつの転機になったんではないですかね。

 これ以後、急速に「コアふぁん」=「オタッキー」な方たちのものになっていくわけだね。
 それと共に、夕ニャンの視聴率が低下⇒一般層のおニャン子離れが進むんだよね。

 まあ、なかじの卒業とともに、一般にちょっと興味があった人たちも一斉に、おニャン子を卒業したんだろうね。
 しまいにゃ「おニャン子? オタクー」と、一般のヒトからは気持ち悪がられるようになったわけですぅ。。


 まあ、おニャン子だけではないけどね。アイドル全般的に、これを境に、「おたく化」が進むんだよね。

 80年代型アイドルも85年までのような「みんなで共有する」という形のアイドルは、ごく一部のトップアイドルだけになっていくわけですわ。




ちなみに、この曲がリリースされた時、ワタシゃ16才。 青春ど真ん中!
さぞかし、バレンタインにゃ、チョコもらってたんでしょ・・・と思う方は、、、まあ・・・いないか。

でもさあ、2/14って、ウチの高校、毎年決まって入試の日だったのよ。
当然在校生は「休み」。 
これじゃ男女共学の特権がなんもないってもんよ。。。

そんなわけで高校の時は、一回もチョコをもらってない・・・・ような気がするんだけどな。。。

まあ、もらってた人はもらってたんだろうけどな、事前に。。。 

そういう訳で、全くモテなかったワタシなのよ。。。。 

中学校までは結構もらってたんだけどね。。。。 



あ、個人的にはバレンタインといったら、「バレインタイン・キッス」の他、Tommy february6 の「Be My Valentine」も浮かんでくるな。。。 


まあ最近の曲だけど




・・と言っても11年前か。。。



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