かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

【キニナル曲】裸の心 / あいみょん

202007_裸の心_あいみょん


まずはデータです。

・タイトル    裸の心
・アーティスト  あいみょん
・作詞      あいみょん
・作曲      あいみょん
・編曲      トオミヨウ
・リリース日   2020年6月17日
・発売元     ワーナーミュージックジャパン
・タイアップ:TBS系ドラマ「私の家政夫ナギサさん」主題歌

今年はいつまでたっても梅雨が明けませんな。 こういつまでもグズグスした天気だと気が晴れませんわ。ましてや今年は件のコロナ禍の真っ只中でもあり、一層気が晴れない夏ですわ。
本来、夏本番間近の今頃ならば、「夏!」を連想させる曲を聴きたくなるわけだけど、今年はどうもそういう気分にもなれない。

もっとも、最近は季節を連想させるヒット曲も少ないし、だから、ヒット曲で季節を感じるってことも少なくなってきてるけどさ。
昔は、季節を感じる曲って多かったからさ、特に夏はさ。 ただ、だからこそヒットするかしないか、実際の天気次第ってところがあったんだよね。
天候不順な年は、いくら夏っぽい曲でも思ったよりヒットしなかったり、逆もしかりでさ。

最近はヒット曲に季節感が少なくなってきたと言えど、ワタシゃ、何分、古い人間なんでさ、未だに夏に夏っぽくない曲を聴いたりするとどうも違和感を感じちゃったりするのね。

今回キニナル曲に持ってきた、あいみょんの「裸の心」。
 
これ最初に聴いたときに、真っ先に感じたのが、なぜに夏に、こんな「晩秋」っぽい曲  っていうギモンだったんだよね。

上で書いたように夏にゃ、夏っぽい曲・・・っていう頭があるからさぁ。

だから、最初は、コリはあんまり売れないだろうな・・・なんて思ったわけよ。

少し前、そそそ、前曲「さよならの今日に」も「キニナル曲」で書いたんだけど、あのとき「ことしのあいみょんは勝負の年になるだろうな」と書いた。

昨年あまりにもリリース頻度が高かったんで、場合によっては飽きられるかもな・・っていう意味でそう書いたんだけども。 個人的にはシングルに対してはもっと「インパクト」重視、あるいは、あらたな、あいみょんを見せるべきと感じているし、期待もしてたんだよね。

その上でのこの曲のリリースだったわけじゃん。 どうも肩透かしを感じたんだよなぁ。

そもそもが初夏なのに「晩秋」っぽい曲調ってどうなのよ

あー、ダメかも。。  ってさ。

でもさ、何回もこの曲を耳にしてるうちに、ここにきて、「これはこれでアリかも」と思えて来たんだよな。

考えてみれば、ここまで素直な「あいみょん」を見せてきた曲は、少なくともこれまでのシングルにはなかったし。

ここまでのあいみょんって、何処かけだるかったり、少しドスの聴いたような低音だったり、どこか構えたような、妙に肩の力が入ったような曲が多かったような気がするのよ。

この「裸の心」、そんな肩の力が入っていない分、素直に歌っている分、あいみょん特有の、少し不安定な子音の響きが感じられる曲なんじゃないかなぁ。

そそそ、あいみょんの良さって、ドスの聴いた太い低音ではなく、中音〜高音域の少し不安定な子音の響きにあると思うんだよね。

この曲、力が抜けてる分、そんな不安定な子音の響きがよく出てると思う。 本当のあいみよんなんだよな、これが。


・・・・とは言うものの、本音を言えば、天候不順なここまでの今年の夏。「晩秋」なイメージの強いこの曲は、今年のここまでの夏のイメージとシンクロしてるんじゃないかなぁ・・なんて感じたりるんだけどさ。

それが、ここまでのこの曲のヒットにつながっているんじゃないか。

もし、これがさ、猛暑の夏だったら、コロナ禍がなかったら、果たしてここまでヒットしていたか・・・この曲とイメージが合わないんじゃないかなぁなんて思えたりするんだよね。
そしたら、果たして現在のここまでのようなヒットになっていないかったんぢゃないか・・とかさ。

まあ、あくまで「たられば・・」の話ではあるんだけども。





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【キニナル曲】HELLO ep / Official髭男dism

2020_07_hello_ep_ヒゲダン



・タイトル  HELLO.EP
・アーティスト名 Official髭男dism
・リリース日 2020年8月5日
・発売元 ポニーキャニオン


いつ以来のキニナル曲だろう? 2か月ぶりくらいかな?

ま、その間、新曲を聴いてなかったわけでも、刺さった曲がなかったわけでもないんだけどね。如何せん「生業」が忙しく、なかなかこちらに手を回す余裕がなかったんだよね。

で、この4連休。 ようやっと手が空いた・・・ってことでPCに向かっておりまする。

書かなかった2か月の間、ヒットチャートも大分様変わりしてきましたな。 この前書いたときはヒゲダンの「I LOVE...」とかLiSAの「紅蓮華」がトップ争いを繰り広げ、そこに瑛人が割って入りかけたころですわ。

その間、個人的にはヒゲダンの新曲「Laughter」がやっぱ、気になってはいたんだけどね。

何分、前曲「パラボラ」が、期待していた程ヒット面で伸びなかったというのもある。

まあ、この曲は(当初)配信のみだったこともあり、やっぱCDリリースない曲は、そんなものなのか・・・という半ばあきらめもあったり。。

そんな中で、ヒゲダンのCDニューリリースが情報が。。。

新曲「Laughter」は、映画「コンフィデンスマンJP プリンセス編」の主題歌ということが早々と情報リリースされていたし、当然次のシングルタイトル曲はこの曲だろうなんて思ってたんだよね。
CDシングルリリースのある「
I LOVE...」の大ヒット。さらに、前作の映画「コンフィデンスマンJP」の主題歌だった、「Pretender」の超ロングヒットを考えると、いやがおうにも「Laughter」に期待してた私だったりして。。。

でもさ、先日、いざニュー「シングル」情報が発表になって拍子抜けした。 いや大分拍子抜けした。。

8月5日リリースのCDは、シングルではなく「e.p」であること、 しかもタイトルも「Laughter」ではなく、「HELLO」であること。

●HELLO e.p   track

1.HELLO  
作詞 藤原聡  作曲 藤原聡 編曲 Official髭男dism

2.パラボラ 
作詞 藤原聡  作曲 藤原聡 編曲 Official髭男dism

3.Laughter     
作詞 藤原聡  作曲 藤原聡 編曲 Official髭男dism

4.夏模様の猫   
作詞 藤原聡  作曲 藤原聡 編曲 Official髭男dism

うーん。。。。なんともはや。

まあ、「HELLO」も「めざましテレビ」の現在のテーマソングとして毎朝流れている定番曲と言えば定番曲ではある。

でも、昨年、大ヒットの実績をつくった映画「コンフィデンスマンJP」の主題歌をタイトル曲から外してくる

しかも「Laughter」は、「HELLO」「パラボラ」につづく3曲目というトラックになる。

この曲順にも、めちゃくちゃ肩透かしを食らってしまった。


ま、サブスクを含めたネット配信、Youtubeなどの動画配信では「神」的な再生回数を誇るヒゲダンなわけで、パッケージは軽視という向きも考えられなくもない。

ただ、タイトル曲としてのCDリリースがあった「I LOVE...」と、これまでCDリリースがなかった「パラボラ」のヒット言う面での動きの違いを見る限りでは、やっぱりタイトル曲としてのCDリリースの有る無しではヒットという面で差がつくな・・・っていうのは実感なんだよね。

これは、昨年リリースの「Pretemder」「宿命」「イエスタディ」を含めてそう感じますね。


・・ということは、この先「ヒット」という意味での本命はタイトル曲となる「HELLO」になってくるんかなぁ・・・なんて思える。



ま、実際の曲調面から見て「Laughter」は、初聴での印象は思ったよりも「インパクト」が薄いなとは感じた。
昨年の「Pretender」のような初聴から、イントロからして思わず引き込まれてしまうようなインパクト、サビ前の例の♪Good-bye〜♪のようなフックとなるようなフレーズ、それは感じなかった。その点、不安感を覚えなかったわけではない。

しいて言えば、雑味が有る太い音色のギターサウンドから始まるイントロ。 いつものまとまりの有るサウンドのヒゲダンではなく、どちらかと言えば他のラウド系バンドのようなラフさ。
これは、ここのところのヒゲダンにはない味だなという印象を受ける。

でも、それだけなんだよね、残るのは。  

ま、噛めば噛むほど味が出るスルメソングがヒゲダンの持ち味でもあり、この後聴き込めば味が出てくのかもしれない。。

今の時点では、毎日のように流れ、すでに耳になじんでいる「HELLO」の方がインパクトは上だよね。 っていうイメージ。 それは、どうしてもあるんだよな。 

ちなみに、「HELLO」は、速い3連調テンポのこれまでのシングルにはなかったような曲調。
サビがリズム体的にスティービーワンダーの「パートタイムラバー」を連想してしまった私だったり。。
ラフで音の輪郭の太いサウンドは「Laughter」のイントロ出だしのギターサウンドと同じような印象も受けるけど、こちらの方がロック色が強いし、バンド色も強い。

これは個人的なイメージなんたけども、ここまでのヒゲダンのシングルを見ると、ホーンセクションを多用したソウルテイストな曲や、ストリングスを多用したサウンドよりも、あくまで、キーボードを前面に出し、バンドサウンドを強調した素直なポップ・ロックテイストの曲の方がこの人たちには、よりフィットしているような印象が強い。

昨年の「Pretender」や、個人的にヒゲダンに注目したインディーズの頃の「LADY」にしてもそうだし、今回リリースのタイトル曲となる「HELLO」にも2曲目の「パラボラ」でも同じように感じる。
その印象から見て、ストリングスをフィーチャーした「Laughter」は上記2曲よりも印書的に弱いのかもな。決して悪い曲ではないんだけど。

もしかすると、「出し手」の方も同じようなことを考えての上でのニューepの曲順なんじゃないか・・・なんて思えてきたりするんだよな。

ただ、実際トラック順に聴いてみると「HELLO」は、まとまりとインパクトという点で一番シングル向きではような気がするな。
果たして、これまでのヒゲダンの実績通り、タイトル曲となった「HELLO」は売れてくるのか。
タイトル曲とはならなかった「Laughter」の今後のヒットの動き共々注目したいね。


track.1   HELLO

 


track.2  パラボラ



track.3  Laughter





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「シュミ」で書いてるからこそ言いたいことが書ける

子供のころからウ〇コが長いんで、本を持ってトイレに入るんだけど、ここのところは近田春夫氏著の「気分は歌謡曲」を再度読み返してる。

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やっぱ、この本はワタシにとっちゃバイブルのひとつですねぇ。一筆書き的に書かれてるし、だから文法的に変な文章が多い。(近田氏自ら「文法的に変な文章」とか書いてるし。。。)
でもだからこそ勢いがあるんだよね。
私的にはある意味理想。。というか、ワタシも同じように勢いだけで文章書いてるんで。。。

ま、あとは内容ですね。 特に80年〜81年にかけてあたりに引っかかりますね。
たのきん、松田聖子、筒美京平、決定!全日本歌謡選抜、オリコンウイークリー、クイズドレミファドン!、レンタルレコード・・・etc  とあの頃、我々が引っかかったような内容が次々に出てくるんでねぇ。


その中でも「シュミで音楽評論をやってるからこそのいいかげんなピンク・レディー評」(ポパイ1980年11月10日号掲載)っていう回には特に引っかかった。

まあ、別にタイトル通り、いい加減に音楽評論をしているんではないって内容なんだけどさ。
つまり「生業」ではなく「シュミ」として音楽評論をやってるからこそ、お金が絡んでいないからこそ本当に言いたいことが書けるという内容ですね。

あ、これはよくわかる。

個人的にも、これまで、例えば「1曲セレクト」とかさ、1700曲くらいレビューとか書いてきたけど、なんで、ここまで書けたかと言えば、「シュミ」でやってるからなんだろうな。近田氏と同じで曲のレビュー書きでメシ食ってるわけではないんでさ。
文章書きで飯食ってたら正直こんな何百曲もレビュー書けないですよ。気が重くて。 


「大人の事情で」とか「お金が絡んでいるんで」・・なんてしがらみいっぱいの中で、本当に書きたい様に文章なんて書けないじゃないですか。

それと気が重いってのは「校正」ですね。

公式なサイトとか冊子に書く文章って、校正ってあるでしょ。
まあ、文章が変とか、文法的に変とか、誤字脱字があるなどのチェックのために行うわけなんだけど。
場合によっては、出し手の都合に合わなくて内容がボツになったり、書き直しさせられたりするじゃん。
あれがどうも苦手でね。


最初に書いたように、一筆書き的に勢いだけで書くのが好きなんで。 言ってみりゃアドリブなんだよね、私の文章。
なんで、後で読み返すと、なんでこう書いたんだろ? って自分で分かんなくなることがあるのよ。 なんせアドリブなんでさ。 アドリブってその場の勢いが面白いわけで、後から振り返っても覚えてないことがあるじゃん。 あれと基本同じなんだよね。

公式な文章に「校正」があるっていうの、初めて知ったのは、以前書いた小学4年の時に「文集いわき」という文集に私の作文が載った時ですね。
 実際載った文章は、最初に書いた文章とかなり違うのよ。最初に書いた文章は、例のごとくアドリブ的に書いたからさあ。 きちんと文集に載せられるように、何回も書き直ししたの覚えてるんだよなぁ。
10歳にして早くも「校正」の煩わしさを知ってしまったのよ、ワタシ。

まあ、少しでも文章のグレードを上げていただけるようにと校正していただけるのはよく分かるんだけど、根が「ものぐさ」で面倒くさがり・・・という井上陽水氏とおんなじ性格なもんで、どうもね・・・。

そんなわけで、世の中に「校正」というシステムがある限り、ワタシゃ物書きで飯食うことはないだろうなぁ・・・。

なんて「気分は歌謡曲」のこの回を読むといつも感じちゃうわけです。

HIT SONG MAKERS 筒美京平編

先日購入した、2005年にBSフジで放送された「HIT SONG MAKERS」の「筒美京平編」のDVD、ようやっと見れた。

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後年NHK BSプレミアムで放送された「希代のヒットメーカー 筒美京平」よりも突っ込んだ内容になっていますね。
生演奏で披露する曲も何曲か含まれているけど、数ある筒美作品の中でもマニアックな選曲。
さすがにBSということで、本当に興味がある人向けの内容になっている。
そのあたりは、NHKBSで放送された内容とはかなり対照的だと思う。NHKの方は、皆様のNHKらしく「大衆向け」って感じでしたからね。
その分、見ごたえはあるとは思うけど、筒美"大ヒット"作品を期待してる方にはちょっと拍子抜けかも。

いずれにしても、NHK BSの「希代のヒットメーカー」と併せて、大分、筒美京平氏について分かってきた・・・とは思うものの、やっぱり榊ひろと氏著「筒美京平ヒットストーリー」を全網羅するほどの内容には程遠いなぁ。

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ただ山口百恵を手掛けた酒井政利氏のインタビューで「南沙織さんは筒美氏と合うと思ったけど、山口百恵は筒美メロディを殺してしまうと思えたので、敢えて依頼しなかった」というコトバと、「松田聖子は南沙織にタイプが近いので、筒美作品には合うかもしれない」というコトバは印象に残ったな。
これは、私もそう思う。

これはどういう意味かと言えば、洋楽的な南沙織さんと、日本的な山口百恵さんというタイプの違いだよね。
その点、洋楽的な筒美氏のメロディは南沙織さんには合ってるけど、山口百恵さんには合わなかっただろうってことだよね。

そのタイプの違いから言えば、松田聖子さんは南沙織タイプに近いってこと。

それにしても松本隆−筒美京平−大村雅朗で松田聖子の曲を作ってたらどうなってただろう?  

やっぱミポリンの「ツイてるねノッてるね」みたいになってたのかしらね?

リップスティック / 桜田淳子

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今回の1曲セレクトは「リップスティック」桜田淳子です。

まずはデータでする。

・タイトル    リップスティック
・アーティスト  桜田淳子
・作詞      松本隆
・作曲      筒美京平
・編曲      筒美京平
・リリース日   1978年6月5日
・発売元     ビクター
・オリコン最高位 10位
・売上げ枚数  19.6万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 8位
・ベストテンランクイン期間:1978年6月19日〜7月24日付

後付けで知った曲。 こういう曲も数限りなくあるわけなんですよね。
私の場合、リアルタイムでヒット曲を聴き始めたのが、1978年9月頃だったかなぁ。 実際的には1978年11月2日に初めて「ザ・ベストテン」を見始めて以降っていうのが、より正しいんだけど。
うん、この場合、「意識して」ヒット曲を聴き始めたのっていった方が正しいかもしれん。 
もちろん、それ以前にも、なんとなく聴いてた曲もあるわけなんでね。
特にこれらの端境期にあたる1978年っていう年は、意識してヒット曲を聴き始めては無くても、なんとなく聴いてた曲も多いんだよね。
 反面後年まで全く知らなかった曲も多かったりして。。。  今回はそんな曲を一つ。

桜田淳子 「リップスティック」

いや、そう書くと結構意外がられますかね。

桜田淳子さんの1978年リリース曲の中では、代表曲と言ってもいいですし、ヒット曲評論家の間でも「受け」がいいこの曲なんでね。
でも、私は耳にしてなかったんだよなぁ。理由はよくわかんない。
まだ、積極的にヒット曲を聴いてなかった時期ではあるものの、この前曲の「追いかけてヨコハマ」は、リアルタイムで知ってたんだけどね。

もちろん、歴代の「ザ・ベストテン」のランクイン曲の一つとして知ってはいたけどさ。あくまで「知識」と知っていたまでで、曲は後年まで聴いたことなかった。。 というか、ずっと忘れてたと言った方がいいかもしれん。

再び、この曲を意識しだしたのは、1995年に刊行された「歌謡曲完全攻略ガイド」で取り上げられたのを読んでからですね。

それでも、それから実際に曲を耳にするまで、さらに何年もかかったんだけどさ

曲を実際耳にしたの、実は、いまから数年前なんですわ。。。

実際曲を聴いてみて、「歌謡曲完全攻略ガイド」で読んだ印象とは大分違ったんたんだよね。それでがっかりしたような何とも言えない気分になったりして。

「歌謡曲完全攻略ガイド」を読む限りではもっとポップでスピード感があるようなイメージを持ってたんだよな。
Aメロ前の 例の ♪フッフッ♪ っていうコーラスも「歌謡曲完全攻略ガイド」を読む限りでは、もっとスビート感があるのかと思ってたんで、実際に曲を聴いてちょっと拍子抜けだったんだよな。

ただ、一番感じたのは、それまで感じていた1978年の「初夏」っていうイメージとちょっと違うなってところかなぁ。

これまで自分で所有していた音源から感じる1978年初夏って、もっとロックなイメージが強いんだよね。といっても、汗臭いロックというよりは、ポップスよりのさわやかなロックっていうのかなぁ。
いかにも初夏を思い浮かばせる緑が、このころのイメージカラーなんだよね、個人的な中では。

でもねこの曲は、ちょっとこのイメージカラーからは離れてるかなぁ・・・っていうのが真っ先に感じたところでさ。

そうだ、この曲はポップスというよりも「ソウル」なんだよね。といっても、「ソウルドラキュラ」のような重くてジメっとしたソウルではなく、ディスコっぽいダンスナンバー寄りのソウル。
スリーディグリーズの「ソウルトレイン」とか、あの類に近いよね。
そういえば、スリーディグリーズといえば「にがい涙」とか、浅野ゆう子さんの「セクシー・バス・ストップ」って筒美氏が手掛けたわけで、この手のディスコ寄りのソウルナンバーって得意なんだよね。

で、いずれの曲も、なんていうのかなぁ、ヒューミディティ的っていうのかなぁ、どことなく、湿度を感じるサウンドだったりしてね。
っていっても、なかなか伝わらないかなぁ・・・。 そうね、昨日今日の関東地方の天気のような「蒸し暑さ」っていうのかなぁ。 そんな温度感を感じたりして。

この「リップスティック」にしてもそうだなぁ。

この湿度感は、筒美氏のアレンジ特有なサウンドなんだよなぁ。 良く筒美氏のアレンジはバタ臭いっていわれたりするけど、個人的にこの言い方はなんかちょっと違うなって思えたりしてたんだけどさ。そそそ、ヒューミディティ的なんだよね。

恐らく、筒美氏が自らのアレンジする際、 特にソウルナンバーの時のややしつこいくらいの「ストリングス」の使い方から湿度感を感じるのかなとも思ったりするんだけどさ。

ただ、同じ筒美氏でも、太田裕美さんの「九月の雨」や、ジュディ・オングさんの「魅せられて」で聴かせてくれるような、いわいるポールモーリアサウンドの場合は、ソフィケートされた清涼感のあるストリングスを聴かせてくれたり。
曲調によって、全く違うストリングの使い方を魅せるっていうのも筒美氏の特徴だし、そういう使い分けができるっていうのも筒美氏サウンド幅の広さなんだよね。

もっとも、筒美氏自らアレンジをほとんどしなくなった80年代以降は、なかなかこのサウンドを聴く機会も少なくなるんだけども。

ただ、この「リップスティック」の場合、そうは言っても、件のコーラスにしても清涼感があるし、なんと言ってもサビとは全く異なるスローなイントロは蒸し暑さどころか、秋風を感じさせたりして、夏の汗臭さを払拭させていますね。
さすがに、当時トップアイドルであった淳子さんに、そこまで汗臭さを感じる曲はマズいっていう配慮なんでしょうかね。



それにしても「ベストテン」落ちは突然にやってくるなんて言いたくなるくらい、まさか、この曲が淳子さんにとって最後のオリコンベストテン入りなんて、よもや思わなかったんじゃないのかなぁ。

たしかに、20才を迎え、当時アイドルから大人のシンガーに脱皮する途中だったんだろうっていうのは、今になってみればよく分かんだよね。
 少なくとも、この曲のちょうど1年前にリリースした「気まぐれヴィーナス」と比べても、ぐっと大人っぽい曲調だしさこの曲は。

ただ、そんなアイドルから大人への脱皮っていう変化は、このヒトの場合は受け入れられにくかったんだろうね。
それだけ、このヒトの場合は根っからの太陽のようなアイドル気質だったんだろうし、永遠のアイドルをみんな望んでたんだろうな。
そこが陰と陽といわれ「菩薩」だった山口百恵さんとは違ったというわけで。。。



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もう恋なんてしない /槇原敬之

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今回の1曲セレクトは「もう恋なんてしない」槇原敬之です。


まずはデータでしゅら。

・タイトル     もう恋なんてしない
・アーティスト   槇原敬之
・作詞       槇原敬之
・作曲       槇原敬之
・編曲       槇原敬之
・リリース日    1992年5月25日
・発売元      ワーナーミュージック
・オリコン最高位  2位
・売上げ枚数    139.7万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1992年6月8日〜9月14日付
・タイアップ:日本テレビ系ドラマ「子供が寝たあとで」主題歌

コロナ禍での緊急事態宣言終了に伴い、自粛解除的なムードになりつつある今日この頃。
この影響で、今年は自粛一色の春〜初夏にになってしまいましたなぁ。
テレビのワイドショーでは、飲食業の営業自粛の他、パチンコ、ホウリングセンター、カラオケボックスなどの娯楽施設の営業自粛の場面を多く見たような気がする。

うーん、個人的に引っかかったのが、そんな場面だったんかなぁ。 特にボウリング、カラオケボックスの営業自粛を見るたびに、今から25年以上前、20代前半の頃、頻繁にこれらの娯楽施設に出入りしてた頃を思い出す。
その中でもボウリングとカラオケだよなぁ。 まさか2020年の御世がこんなことになっているとは、あの頃は夢にも思う由もなし。。。

ボウリングは、昨年、サザンの桑田氏の音頭によって一時的にブームの兆しが見られたけど、90年代前半、一時、私も嵌ってたんだよね。 テレ東の夜中にやってた「スターボウリング」なんて見ちゃって研究したりね。 あの頃月3〜4回は必ずやってたんじゃないかなぁ。アベレージは一時期160以上行ってたな。マイボウルを作ろうかと思ったこともあったしさ。
それより嵌ってたのが、やっぱりカラオケだよね。ボックスに頻繁にかよってたのは勿論だけど、
以前から何度か書いた、当時、新宿三丁目にあった「てあとろん'88」っていうカラオケバーを根城のようにしてたからさあ。

で、「てあとろん」が確か1時くらいに閉店しちゃうんで0時過ぎに出て、その後、ラーメンで腹ごしらえして、朝までボックスで第2ラウンド。。。こんな感じで大抵「オール」でしたね。
いや、実際は朝4時前には疲れちゃってさ、ボックス出て、大抵は近くの「マイアミ」(深夜喫茶)で始発が出るまで死んでたんだけど。。。

若かった。。。。

今回の1曲セレクトは、そんな、私の中でオールでカラオケ全盛期だった頃の「大ヒット」を一つ

槇原敬之「もう恋なんてしない」

この曲のリリースが1992年5月。 ちょうど今頃から秋口までの超ロングランヒット。
前年の「どんなときも。」に続く2曲目のミリオンセラーということで、名実ともにトップアーティストの地位を不動のものにした1曲ですな。

ただ、オリコンでは1位獲得ならず。最高位は2位。 ちょうどB'zの「Blowin'」とバッティッングしちゃったんだよな。
初動で28万枚も行ったけど、「Blowin'」がその倍も売っちゃったからな。ダブルスコアでの2位止まり。 その代わりロングヒットだったわけですな。 でも、結果的にはそれが功を制したんでしょうかねぇ。この曲、未だにカラオケでは人気高いんだよな。 


1992年。浪人なしにストレートで大学まで進んでいれば、本来ならば社会人になっていたころだ。
けど、私ゃ、勉強好き だったんで 大学はいるまで人一倍時間がかかったわけで、この年、まだ大学3年だったんだよね。

最近の大学3年っていったら、すでに就活を考える時期なんだろうけど、当時の大学3年って言ったら、まだお気軽な時期だったからさあ。 しかも大学は必修をほぼ終えて、残りは選択科目だけだったし、理系のくせに前期はほとんど実習も実験もなかったんで、週休4日なんて大学時代の中でも一番お気軽な時期だったんだよね。 まあ、そんなわけで、ボウリングに競馬にカラオケ、おまけにドライブ・・・と遊び呆けてたわけよ。

だから・・というわけでもないけど、槇原の「もう恋なんてしない」を聴くと、今でも、あの遊び呆けてた頃を思い出すな。

でもね、そんなカラオケ三昧で、新曲をいち早くカラオケで歌うことを第一にしてた私でも、この「もう恋なんてしない」はカラオケで歌わなかったなぁ。 
いや、正確に言えば、歌えなかったんだよね。

この曲、難しいんだもの。 たしかに音域が広いし、キーが高いっていうのもあるんだけど、一番戸惑ったのは「譜割」だよなぁ。

コトバの区切りをどこで取ったらいいのか、ブレスはどこで取ったらいいのか・・・わかんなくてさ。

ワタシらの親世代が難しいといっていた、それまでのヒット曲で、こんな経験はしたことなかったんでさ。 
 確かにそれまでも、渡辺美里の「My Revolution」のような小室哲哉独特の、アーフタクトから16分音符で入る、いわいる裏打ちのメロディはあった。 でも、この曲あたりからそれに輪をかけてメロディラインが難解になってくるんだよなぁ。 歌詞の文節を無視したようなメロディラインってやつですねぇ。
それがきっかけ・・というわけでもないんだけど、新たな世代が出てきたな・・・っていう実感を感じたのも確かですね。

少し前に、本当の80年代は83年4月以降のヒット曲で、それまでは70年代へのオマージュって書いたんだけど、それと似たような感覚を感じたんだよね。

つまりさ、本当の90年代の曲って、この曲あたりからって思えるんですよ。

まあ、実際この曲が出てくるまでチャゲス、浜省、米米、あるいは徳永と、80年代の「大御所」がチャートを席巻していたこともあり、本当の意味での90年代っていうのが、この時期まで希薄だったというのもあるけど。


いずれにしてもメロディラインの変革。 これは、その後、ミチスルなんかでも見られるようになったし、それは、現在のヒゲダンにも続くんだけど、その始まりは、この曲あたりだったんじゃないのかなぁ・・なんて感じるんだよね。

ま、本当は譜割が難しい曲って、もっと前からあって、私が遭遇しなかっただけかも知れないけど。

ミチスル・桜井の歌詞の文節無視なメロディラインは、何曲かは克服できたんだけども、この曲は未だにダメですね。 




いや、今聴くと、ミスチル程、文節無視のメロディラインではないし、ヒゲダンの「pretender」とかの最近のヒット曲に比べると、むしろ平易なメロディラインに感じるんだけど、28年前の戸惑いっていうのがいまだに頭から離れなんだろうな。

しかしねえ、槇原氏は、一人で作詞、作曲、アレンジまで手掛け、こんなに完成度が高い曲をつくっちゃうんだから、大した才能なんだよな。
同じ昭和44年生まれの同級生としては、やっぱ敬服するところですわ。
これでクスリ漬けにならなかったら、本当にすごいやつなんだけどね。

ちなみに、ミスチルの連中もワタシらと同級生でしたね。

それよか、オールナイトでカラオケなんていつ以来やってないだろ  コロナが収束したら、またやりたいね。
・・・ってか、今オールでカラオケなんてやったら、確実に死ぬだろうな。。。。 
20代の頃とは違うっての。。。。




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「ザ・ベストテン」再放送第1回は1980年12月25日分

https://www.toonippo.co.jp/articles/-/361475?fbclid=IwAR0WNr9NRAL1cCUY6fdGlS4jGGmMDl57WEZbaHzleSSFBes1jb2mEaLGUFs

既に何人も書いてるけど、CS TBSでの「ザ・ベストテン」再放送、第1回(?)は1980年12月25日放送分に決定したそうだ。

じつは、個人的にはこの回のビデオ持ってたりするんだよね。で、今、この回のビデオを見ながらちょっと気が付いたことが。。。。

なんで、今回この回が再放送なのか。


第1に 1980年っていったら、ちょうど40年前ですよ、あーた。
CS TBSで謳っている「あの頃へタイムトリップ!!」っていうコピーに丁度いいじゃないですか。キリがよくて。


第2に この回は1980年年間ベストテンを発表した週ですわ。1980年という時代を俯瞰するにはぴったんこ。

第3に 年間ベストテンを発表する前にこの週のウイークリーベストテンを発表するんだけど、この間「マツコの知らない世界」で取り上げられた、3大アレンジャー 船山基紀氏、 大村雅朗氏、 萩田光雄氏、3人共にアレンジされた曲がベストテンにランクしてるんですねぇ。

船山氏⇒ 「恋人よ」「ハッとして!Good」
大村氏⇒「Mr.ブルー〜私の地球〜」
萩田氏⇒「ひとり上手」「若さのカタルシス」


これは、第1回再放送としては、この週しかないよね・・・・。ってことなんだろうなぁきっと。

・・・と共に、この間の「マツコ〜」の番組ともつながりがあったのね、何気に。「なんでぇ、ベストテンの再放送と全然関係ねぇじゃん」とか思ってんだけど。。。

ちなみに、この回は個人的にも思い出が深くて、「年間ベストテン」を初めて50位から記録したのがこの回だったな。 次の日メモったランクを画用紙に「清書」して自分の部屋の壁に貼ってたっけ。 
で、ランクを記録するって面白さに目覚めちゃいまして、次の放送回の1981年1月8日から、毎週毎週ランク記録が始まるんですよ。 結局最終回まで、雨が降ろうが雪が降ろうが、たとえ、じいちゃんのお通夜であろうが、修学旅行であろうがお構いなしにランクを記録し続けたんだよね。
そういう意味では、今の私に繋がる放送回でもあるんだよな、この週は。

【キニナル曲】優しさ / 藤井風

2020_05_優しさ_藤井風


まずはデータから〜

・タイトル    優しさ
・アーティスト  藤井風
・作詞      藤井風
・作曲      藤井風
・リリース日   2020年5月20日
       (ネット配信は 2020年4月17日先行配信)
・発売元     ユニバーサルミュージック

先週、今サブスク中心にネット配信で注目の的になっている瑛人の「香水」をキニナル曲として書いた。
なにしろ、つい最近まで無名のアーティストだったところ、tik tok中心に口コミで急成長したってところがこれまで無いヒットということで話題になっている。
ただ、業界的に言えば、今回ひっぱってきたアーティストの方が、注目度という点では先行していたんではないか、そんなイメージが、個人的には強いですね。

藤井風 「優しさ」。

CDパッケージとしては先日20日に、自身のファーストアルバム「HELP EVER HURT NEVER」のリード曲として収録されているが、ネット配信ではすでに先月4月17日から先行配信されている。

その時点で、すでにこのヒトは凄い! っていう下馬評が広がっていたわけで、個人的にも次のブレイカーとして推していたんだけどね。

ただ、ここ1か月の瑛人が予想外の急成長で、ちょっと影が薄くなりかけていたんだよね。

このヒトの何が凄いのか・・といえば多くの業界関係者の方々が言っているように、すでに「出来上がった」アーティストなんだよなぁ。

今回引っ張ってきた「優しさ」って曲を聴いてみても、本当に曲調に隙がない。これが22歳の若者が書いた曲なの? と思えてしまうような。
 いや、22歳の若者っていうのは後付けに分かったんだよね。 どう聴いても少なくとも20代後半のような貫禄を感じる。

その上でまず感じたのが、「うわっ、ホンモノだ」っていう印象かなぁ。

隙が無い曲作りっていうのは、この曲のコード進行からみても感じますね。 サビから始まるこの曲、サビのキーはFなんだよね。 でも、サビ終わり1小節dimコードを挟んた、Aメロでは、いきなりキーがDに転調。 ・・かと思ったらBメロではさらにG#mに転調。。
・・・と目まぐるしくキーが変化する。ちょっと突っ込んで聴くと複雑な曲展開なんだよな。

普通転調が繰り返されると、それとともに曲のイメージも変化してくることが多い。 でもこの曲の場合、転調していても一貫してイメージが変わらないんだよな。 だから、ぱっと聴き複雑な展開な曲のような印象はない。 
それは、ち密に計算されたコード進行の賜物なのかなぁ。 この曲のち密さ、これが本当に22歳が作る音楽なのかと思えた所以ですね。

先週書いた瑛人の「香水」は大部分が3コードの循環コードというシンプルに曲が成り立っているんだけども、この曲は、それとはかなり異なる曲の作りなんだよね。
そういう意味でもこのヒトにはホンモノのアーティストの匂いを感じたわけなんだけどね。

・・とともに、昨今のニューカマーアーティストの質の高さに改めて驚いてしまったわけなんだけども。
しかもイケメンと来てる。。 神様は二物を与えないなんて嘘だよなぁ・・・なんて嫉妬を覚えてしまったりして。。。

やっぱり、音楽に接する環境が我々の時代とは根本的に違うんだろうね。今の10代後半〜20代前半の世代の人たちは。
僕らの時代は、生でレコード音源を聴くと言ったら主にはラジオしかなかった。レコードは高くてなかなか手が出なかったし。 だから、耳にできる音源の数もおのずから決まっていたわけじゃん。

でも、今はYou tubeもあるし、サブスクリプションもある。 小さなころから耳にできる音源数もワタシらの時代とは根本的に違うわけで。しかも、wikipediaを読む限り、この藤井風の実家は、徹底した音楽教育の家庭で育ったようで。家庭環境からして違うんだよね。


ただ、若くして「出来上がった」アーティストは、得てして期待した結果が残せない・・っていうのは業界の常。
これまでも若き天才といわれて、消えていった人たちが何人もいたわけでさ。

正直、瑛人が出て来て、この人の存在が少し薄らいだ印象があったここ1か月は、このヒトもそうなるのかな・・・っていう思いもあったんだけどさ。

この曲が収録されたアルバム「HELP EVER HURT NEVER」のリリース日以降のオリコンデイリーランキングを見る限りでは好調な出足を見せてきている。
デイリーランクを見る限り、さだまさし氏の新譜「存在理由」、Girl2「チュワバネ」との競合にはなってきているが、初登場でベスト3入りは間違いなしの動きを見せてきている。

ここまではまずはいい動きを見せてきているようだ。
あとは、ここ最近、ヒット動向のキーとなっているネット配信でこの先どういう動きを見せてくるか、既存メディアでどう注目されてくるかだろうな。

最近の若いアーティストには珍しく、ネット配信ではあまり強さを見せて来てないっていうのは、ちょっと珍しい存在だけに。
瑛人「香水」が誰でも歌えるし、弾けるシンプルな曲であるがゆえにネット配信で強さを見せているのとは、真逆の傾向ですわ。
 これは、逆にすでに出来上がったアーティストとして、本物の「音楽」を聴かせるアーティストのある意味宿命でもあり、もしかすると、このヒトのウイークポイントなのかもしれないが。。。

ここがエンターテイメントビジネスとしての難しさなんだけどさ。
 




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【キニナル曲】香水 /瑛人

202005_香水_瑛人


まずはデータです。

・作品タイトル    香水
・アーティスト名   瑛人
・作詞        EITO
・作曲        EITO
・リリース日   2019年4月21日
・発売元     Tunecore Japan

のっけから、今最も注目な曲といったら、今回引っ張ってきた、瑛人の「香水」っていう曲ではないですかね。
ここ数週間、Spotityのバイラルチャートでいきなりの1位。それとともにネット配信界隈では、これまで圧倒的な力を見せ続けてきたあのヒゲダンを抑えて首位と、今や飛ぶ鳥を落とす勢いでチャートを駆け上ってきている1曲ですわ。

まあ、それ以前に、今、若者の間で大人気となっているTikTokを中心に、歌ってみた、あるいは弾いてみた動画による、いわいる口コミが広がっており、その口コミが、ここ数週間ネット配信を中心に爆発している・・という動きではあるんだけども。

こう見てみると、今時のヒットの仕方なんだよなぁ・・っていうのは、改めて感じますね。

長年ヒット曲を追いかけてきているといっても、50を過ぎた身としては、TikTokなどのツールからの口コミによるヒットっていうのは、ワタシらが10代20代の頃は、考えられなかった広がりだからさあ。 言ってみれば個々からマスへの広がりってわけじゃん、これがどうも想像がつかないんだよね。

ワタシらが10代20代の頃は、例えばラジオから流れてきた曲を聴いてとか、雑誌を見てとか、あくまでマスメディアから発信された「情報」からの口コミっていうのが「デフォルト」だったわけじゃん。

だからさ、「歌ってみた」とか「弾いてみた」のような個々人で楽しむような手段からの広がり方っていうのがよくわかんないんだよね。

ぢゃ、実際の曲はどうなんだ・・・というと、正直、曲調的にはひねったようなところは感じない。

ほとんどが、 F⇒G⇒C  という循環コードで曲が進んでいく、あくまでストレートでフォーキーな曲調だ。

いや、こんな、単純でストレートな言ってみれば誰にでも弾けそうであり、かつ歌えそうな曲調だからこそ、みんなこぞってこの曲をカバーし「弾いてみた」「歌ってみた」という動画が多数アップされてきたんだろう。 で、結果的にそれが、昨今のネット配信での人気につながっていんだと思う。

これは、毎回完成度が高い曲調を聴かせてくれることで、今やトップバンドとなったOfficial髭男dismとは真逆のような印象がありますね。

個人的には、どちらが分かりやすいかといえば、やっぱりヒゲダンなんだよね。
ヒゲダンってある意味昔ながらの正統派な曲の聴かせ方なんだよね。それだけに古い人間のワタシとしても分かりやすいし、安心感もある。

一方、この瑛人の「香水」っていう曲は、曲調が単純なだけに、逆に古い人間の私にはわかりにくいというかねぇ。。なんか矛盾な書き方なんだけど、言ってみればどうしてこんな単純で、一見シロウトっぽい曲が受けるんだろう・・っていうころが逆にわかんなくなったりして。

シウロトっぽい曲の方が、若い方には安心感があるんだろうな、きっと。フォーキーな曲は特にさ。 





一つ前のトピックスで、ヒゲダンの「I LOVE...」がワタシのランキングで14週連続1位の新記録を作ったのに、もろ手を上げて喜べないと、少し後ろ向きに書いたのは、じつは、この「香水」が今週の私のランキングでは、ランクを下げたことが一番の理由なんだよな。

あっという間にネット配信を制したこの曲には、正直期待をかけていたところがある。
ヒゲダンの「I LOVE...」に引導を渡すのはこの曲だろうってさ。

↑で書いたように、ネット配信界隈、特にサブスクリプションでは圧倒的な強さを発揮しているこの曲であるんだけども、ラジオランキングなどのいわいる既存メディアでの認知は、まだ高くない。
それだけに、「総合チャート」である私のランキングでは今週上位にランクアップし、ヒゲダンの牙城をどこまで追い詰めるか・・というどころか逆にランクを下げてしまった。

来週以降、再び巻き返してくるのか、それともここまでなのか・・というのき、まだよくわからないけども、少なくとも今以上にヒットの広がりを見せるには、ネット配信だけでなく既存メディアへの認知っていうのが必至だろうな。結局は、それによって本格的なヒットの広がりを見せるわけだから。



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連続1位新記録達成!

ワタシメのランキングを見てくださっている方には、すでにご存じのことと思いますが、

Official髭男dism 「I LOVE...」

が、ついに14週連続1位という、当ランキングにての連続1位新記録を達成

これまでの連続1位記録は、1991年8月12日〜11月4日付で記録した、あのCHAGE&ASKA「SAY YES」の13週連続1位だったので、実に約29年ぶりに記録を破ったことになる。

しかも、この「I LOVE...」で驚嘆することは14週連続首位を続けた今日でさえ、得点をほとんど落とさずに高レベルをキープしているところだ。つまりはネット配信をはじめ、Youtube再生ランキング、有線、ラジオ総合チャートと幅広いメディアにおいて、幅広い支持を依然集め続けていること。この得点キープ力には舌を巻く。

しかも2位以下の得点差が、現状ではまだかなりついており、次週以降もまだまだ連続首位記録は伸ばしていきそうな気配だ。


ただ、逆に言えば、「I LOVE...」を1位の座から引きずり下ろしそうな勢いをもったニューエントリー曲がここのところ出て来ていないのが、この曲をここまでの長躯1位を許している一番の要因ともいえ、必ずしももろ手を挙げて、この快挙を喜べる・・という状況でもない。

強力なニューエントリー曲が少ない、これは、言わずも知れたコロナ禍の影響で新たな強力曲のリリースが減ってきているというところが一番大きい。

ここのところ週ごとのニューエントリー曲は減少傾向にはあったが、最新ランキングを見ていただけいてお分かりと思うが、今週上位30位までで初登場は、ついに宇多田ヒカル「Time」の1曲のみであった。
ベストテン内の半数以上が、毎週のように入れ替わるような動きの激しい猫の目ランキングを展開した昨年までのランキングとは大きく様相が異なっている。
 
見方によっては、個人的に長年要望していた安定したランキング、⇒1980年代初頭までのチャートアクション のようなチャートアクションにも見える。

ただ決定的に違うのは、新たな新曲のリリースが滞っている中での安定チャートアクションというところ。
1980年前後の重みと厚みのある安定ランキングとは異なり、非常に層が薄い中での安定ランキングという事ですわ。

今は、まだ各曲にある程度のパワーがあるのでランキングとして機能しているところはある。 ただし、現在ランクされている楽曲が、いつまでもこのままのパワーを維持し続けることはまず無理。遅かれ早かれ飽きられてくる時期が必ず来る。
つまりは、強力な新曲がないという事は、ニューエントリーによるランキングの新陳代謝が薄れ、ランキング全体が地盤沈下をしてしまう恐れも出て来ているという事。
それは、音楽界全体の地盤沈下も意味してくるわけで何とか打開策を見出さなければならない状況だと思う。

・・かといって、コロナ禍の影響で、全く動きが取れない音楽界においては、現状、具体的な打開策が見えてこない。ここがもどかしいところなのだが。。。
暫くは、ある意味氷河期である今を「忍」の一字で耐え忍び、雪解けをじっと待つしかないのかもしれないが。。

 

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