かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

「ハイスクールはダンステリア」って知ってる?

来週からシャパンツアーってことで、シンディーローパーの「Girls Just Want to Have Fun」が、ラジオから最近よく流れるんだけどさあ、いまは絶対「ハイスールはダンステリア」って紹介されないんだねぇ。
 どうもシンディ側が、この「邦題」にいちゃもんつけたらしいんだけど、私なんかは「ハイスクールはダンステリア」の方がしっくりくるんだけどなぁ。

この曲聴くと、完全に1984年の今頃にフラッシュバックしてしまいますねぇ。
兎に角、イントロ出足のインパクトと、シンディーの歌唱力にめちゃくちゃインパクトを感じた、ワタシ中2坊でした。。。

この曲とセットで、NENAの「ロックバルーンは99」は、ワタシの中ではセットです
同時期のヒットだったんだよね。

・・・つか、このころって、へんてこりんな邦題が多いよな。。。




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あいにきてI need you! / GO-BANG'S

1990_01_あいにきてI need you!







今回の1曲セレクトは、「あいにきてI need you!」GO-BANG'Sです。

 まずはデータです。

・タイトル    あいにきてI need you!
・アーティスト  GO-BANG'S
・作詞      森若香織
・作曲      森若香織
・編曲      白井良明 GO-BANG'S
・リリース日   1989年12月27日
・発売元     ポニーキャニオン
・オリコン最高位 2位
・売上げ枚数   37.8万枚
・タイアップ:アルペンCM曲
・THE HITCHART HOT30最高位 2位
・ベストテンランクイン期間:1990年1月15日〜3月12日付

ところで、「冬」になるとスキーCM。 で、昨日はそのスキーCMの定番、広瀬香美の「ロマンスの神様」を引っ張ってきたわけですが、今回は、その3年前の「あいにきてI need you」を持ってきましょう。

 もちろん、この曲も「アルペン」のCMだったんだよね。

 たしか、松本典子と真木蔵人がでてたCM・・・・。あれ? 違ったかな?

 いや、実は、それを確かめるために、You TubeにCM動画落ちてないかな? ・・と思って、先ほどのトピで書いたように、ウルトラクイズに嵌っちゃったんだけどね・・・・(爆)


それはさておき・・・・。


 この曲、最初に聴いた時は、なんじゃ、この「壊れた曲は!」と思いましたねぇ。

てっきり、CMオリジナルの曲だと思ってたから、例の

♪ あいにきてI need youぅ〜  ♪

のサビの部分しかない曲だと思ってたんですよ。

まあ 確かに、このサビの部分がほとんど曲だから、遠からじ当たっているのかもしれないけど・・・。

 それにしてもへんちくりんな曲ですよねぇ。コード進行はめちゃくちゃだし、ガラクタ箱ひっくり返したような、とっちらかったアレンジだし・・・。
 
 ま、それが狙いだったんですけどね。


 まあ、たしかに、あのバブル絶頂! の頃 且つバンドブーム絶頂! の頃の、「お祭りワッショイ!」の勢いはそのまま感じますけどね。

 それにもまして、女の子の3ピースバンドって言うのは驚いたけどね。

 今では全然、珍しくもないけど、あのころは、まだまだ女の子バンド自体、今に比べたら少なかったし、それ以上に女の子だけで3ピースでバンドやっちゃうって言うのは、もっと少なかったとおもう。

 ま、今のチャットモンチーの「元祖」的な存在ですよね。

 でも、まあ、所詮はお祭りワッショイのバンドブームの賜物的なバンドだったからなぁ。結局、長続きしなかったのは、歴史が物語っているわなぁ。




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悲しき友情 / 西城秀樹

1980_01_悲しき友情_西城秀樹






今回の1曲セレクトは、「悲しき友情」西城秀樹です。

まずはデータです。

・タイトル      悲しき友情
・アーティスト    西城秀樹
・作詞        山川啓介
・作曲        筒美京平
・編曲        水谷公生
・リリース日     1980年1月5日
・発売元       RVC
・オリコン最高位   6位
・売上げ枚数     27.4万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 7位
・ベストテンランクイン期間:1980年1月21日〜2月11日付

 このところ、ちょっと「しらなーい」と思われる曲も増えてきて恐縮なんだけど、今回引っ張ってきた、西城秀樹の「悲しき友情」もそんな1曲かなぁ。

 当時、売上げとしては27.4万枚と、西城秀樹としてはそんなに悪くはないんだけど、やっぱし今となっては「Y.M.C.A」のインパクトに比べると、かなり心象に薄いもんね。

 この曲、何がすごいかといえば、うーん、なんていうのかなぁ、今から考えると曲構成が複雑なんだよね。
 奥田民生の曲は、よく「一筆書き」だと言われるんだけど、それに近いかもしれない。

 普通、このテのポップスっていうと

 Aメロ⇒Bメロ⇒サビ ってのが基本で、まあ、あっても、codaからCメロっていうパターンだよね。この曲ははっきりとしたAメロ、サビっていう区別がないんだよね

ただ、細かい単位でメロディパターンが変化してくる。

強いて書くなら

1番
Aメロ ♪あばよ友よ別れるには〜 ♪
サビ  ♪幸せにしな あの娘はお前のもの〜 ♪
Aメロもどり ♪見上げる窓 お前たちの〜 ♪

2番
Aメロ ♪馬鹿なことさ 同じ娘 好きになったなんて〜♪
サビ  ♪おれのことなら今すぐ忘れてくれ〜♪
Aメロもどり ♪見上げる窓 明かりが消え〜 ♪

と、ここまでは1番とおなじなんだけど、ここから

Bメロ ♪心の中にまで冷たい雨が降る ♪

と、いままででてこなかった展開が来る で再びサビに戻って

サビ ♪ お前と夢を投げあい走った街〜 ♪ とくる

普通は、ここで終わりかな? と思いきや、間奏を挟んで

Cメロ ♪So long Good-bye やさしい時代〜 ♪

とまたまた新しい展開・・・・

 で、ここで最初に戻って3番

Aメロ サビ Aメロ となってさてさて終わりかな・・と

思うと

Dメロ ♪今の辛さが俺を変えてくれる〜 ♪

とダメおしの展開があったりする。

 うーむ、このくらい複雑な展開の曲って、あの当時は意外とめずらしかったんぢゃいかなぁ。
 
 ただ、これだけ複雑な展開ではあるけど、決して曲としてクドくはないんだよね。それでもシングルとしての尖がり具合はしっかり持っている・・・と。
 その辺が筒美京平氏ゆえの技かな? とも思えるんだけどね。

 馬飼野康二氏とは、また別の意味で西城秀樹らしい味がある1曲だと思うんだけどね。
 如何せん今となっては死角になっちゃってる曲だからなぁ。



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氷の世界 / 井上陽水

1973_01_氷の世界_井上陽水







今回の1曲セレクトは「氷の世界」井上陽水です。

まずはデータです。

・タイトル     氷の世界
・アーティスト   井上陽水
・作詞       井上陽水
・作曲       井上陽水
・編曲       星 勝
・リリース日    1973年12月1日
・発売元      ポリドール
・オリコン最高位  1位
・売上げ枚数    131.4万枚
※データはアルバムランキング(LP)のもの

あー寒みー日が続きますよねぇ〜。年取って来ると冬は富につらい。特に朝がさぁ。。 毎朝思わず

♪oh 毎日 吹雪 吹雪 氷の世界〜〜 ♪

と叫びたくなってしまいますよ。

・・・ということで、今回の1曲セレクトは井上陽水の「氷の世界」を持ってきました。。。。(爆)



 この曲は、井上陽水自身の3rd 同タイトルアルバムのメインリード曲。

 そう、その昔主流だったLPというシロモノで「一番売れたアルバム」ということになっている。売上げ枚数131.4万枚。

 うーん、今の時代アルバムが130万枚売れるってことは、確かに売上げが下がってきている昨今だけど、「夢」の数字ではない。

 けど、LPの時代では、これが「夢」の数字だったんだよね。これがリリースされたのは1973年12月1日。
 当時はまだまだシングルが主体ということで、アルバムはまだまだ高嶺の花だったわけだ。もちろん、レンタルなんてのもなかったわけだし・・・。

 当時のコンフィデンス年鑑を見たりしても、週間売上げ2万枚あれば、確実にLPチャートの1位を取れる時代。

 その時代の100万枚だからねぇ。今で言ったら1000万枚以上の価値はあるのよ。で、実際は131万枚も売れたわけだからねぇ。これは大変な記録なわけです。

 ちなみにこのアルバム、LPチャートでの1位獲得週数35週っていうのは、空前絶後の記録として残っていたりする。
 1位、35週ですよ・・・・。え? 今じゃ絶対考えられないでしょ。もちろん、連続35週ではなく、1位から落ちては返り咲き・・・って言う動きだったんだけどさ。
 その返り咲きも6回とハンパではない。 これらの期間をトータルすると、1973年12月17日付から、最後に1位を獲得したのが1975年6月2日付となる。約2年半にわたって1位を繰り返してたわけだ。

 ま、もちろん、それだけ中身の濃いアルバムではあったわけなんだけど・・。

 そのなかでもやっぱり、このタイトル曲である「氷の世界」はちょっと異色だったかな。

井上陽水っていうと、当時、比較された例え、陽の拓郎、陰の陽水 のとおり、印象として、このアルバムにも収録されている「心もよう」とか、72年リリースの「傘がない」とか、精神分裂気味の常人ではよくわからないかつ繊細な「ミディアムスロー」ナンバーがまず浮かんでくるわけで・・。

 でも、この曲は、たしかに精神分裂気味な歌詞は変わらずともアップテンポナンバーなんだよね。

 と言っても、「夢の中へ」のようなポップナンバーではなく、あくまでヘビーなアップテンポ。

 といっても、エレキがガーガーなっているというヘビーさではない、トータルでのヘビーさ。 
 個人的には、まず、これが新鮮だったな。

 もちろん、ワタシの年齢的にリアルタイムでは聴いているわけもなく、ずっと後年になって聴いた時なんだけどさ。

 ワタシの年代的には、84年の「9.5カラット」など、第2次井上陽水ブームがリアルタイムなんだけど、この「氷の世界」を聞いちゃうとやっぱ、第1次ブームのこのころの曲のほうが、どうしてもよく感じるんだよなぁ。繊細さと勢いっていうのがやっぱり違うしさ。

 ちなみに、LPチャートで2枚達成したミリオンセラー。1枚はこの「氷の世界」であったけど、もう1枚は81年の寺尾聰の「Refrections」(114.8万枚)であることは、みなさん周知の事実ですよね。




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花ぬすびと / 明日香

1983_01_花ぬすびと_明日香







今回の1曲セレクトは「花ぬすびと」明日香です。

まずはデータです。

・タイトル     花ぬすびと
・アーティスト   明日香
・作詞       すずきゆみ子
・作曲       菅美奈子
・編曲       青木望
・リリース日    1982年11月15日
・発売元      キャニオン
・オリコン最高位  14位
・売上げ枚数    18.0万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 14位

 今回、引っ張ってきた曲はちょっとマイナーだったかな。いや、それでも1983年当時は、オリコンで14位、18万枚売ったこの曲だから、完全に死角に入っている曲って言った方がいいかなぁ。

 花ぬすびと  / 明日香

 う〜ん、どのくらいの方が覚えているだろ?

 ほとんどがピアノの弾き語りで粛々と歌い上げてた曲なんだよね。
 うーんなんていうのかなぁ。雰囲気もかなり暗めの曲。うーん、そうねぇ、山崎ハコとか、森田童子とか・・・。いや、あそこまで暗黒ではないけど、なんとなく似たような匂いがする曲。 そう、重いんだよね。

 メロディラインは、比較的オーソドックスなんだけど、ピアノの調べが、クラシックっぽいんだよね。
 今風に書けば、暗黒フォークとクラシックのミクスチャーってちゅうの?

Bメロでのささやくように歌う ♪ごめんね ごめんね ごめんなさい〜♪ は何かに取り付かれているようにも聴こえ 


サビの

♪(ピアノ⇒ジャジャジャジャージャーン)二度咲き 夢咲き 狂い咲き 季節でないのに花が咲く ♪

ってところは、なんとなくロシア民謡の「黒の舟唄」を彷彿させたりして、そうあの♪ローレンロー♪にも聴こえる。

 うーん、まあ、よく言えば感情起伏がかなり激しい曲って感じかなぁ。
 そんなところもクラシックっぽいんだよね。


 まあ、それもそのはず、このヒト、当時、名古屋音楽大学の現役女子大生だったんですよね。
 如何にも「音大生」って感じの曲って言うのかなぁ。


で、この曲は、例のヤマハポピュラーミュージックコンテスト、いわいるポプコンの第23回決勝大会で最優秀曲賞に輝いた曲なんですよね。

 ちなみに、この時のグランプリは、あの あみんの「待つわ」なんだけどさ

 ・・ということは、同じ中部地区選出の、この2組がこの時のグランプリ、最優秀曲賞と2つの賞をもっていったってことですねぇ。

まあ、どちらとも「暗い子」クラブのようでして
あの時期は、このテの「暗い」曲がヤマハ的には「イマイ」かったのでしょうか?
 ・・・って思えちゃういますよね、この展開は。


 しかし、その昔ポプコンって九州地区勢が強かった(長渕剛、チャゲアス、クリスタルキング選出)んだけど、81年〜82年にかけては中部地区が圧倒的に強かったわけだよね。
(伊藤敏博、アラジン、あみん・・・と3大会連続グランプリ選出)


でも、多くのポプコン出身者同様、このヒトも結局は、この曲1曲だけだったよなぁ。

 そのあと、アイドルに曲を提供してたり、作曲者として何曲か出て来てたけど、残念ながら一昨年、亡くなってしまいましたねぇ。 享年49歳。まだまだ若かったのに残念ですわ。

ジャケ写みれば分かるけど、結構、可愛らしいアイドル顔っぽいルックスだったんだよね。





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クライマックス御一緒に / あんみつ姫

1984_01_クライマックス御一緒に_あんみつ姫







今回の1曲セレクトは「クライマックス御一緒に」あんみつ姫です。

まずはデータでーす。

・タイトル     クライマックス御一緒に
・アーティスト   あんみつ姫
・作詞       森雪之丞
・作曲       井上大輔
・編曲       井上大輔
・リリース日    1984年1月1日
・発売元       ビクター
・オリコン最高位  4位
・売上げ枚数    20.7万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 6位
・ベストテンランクイン期間:1984年1月16日〜2月13日付
・タイアップ:フジテレビ系月曜ドラマランド「あんみつ姫」テーマソング

 のっけから・・・え〜、あんみつ姫ってだれ? ってことになっちゃうのかなぁ?

 まあ、ジャケ写みたら一発で分かっちゃうけど、キョンキョンなのですよね。

・・・なんて、これ見てくださっているヒトたちの大半は、説明してなくても分かるか・・・・

 あのころフジテレビの今の「HEY HEY HEY」の時間帯って、毎週、単発ドラマやってたんだよね。月曜ドラマランドっちゅうの。

 ま、ドラマなんて言っても、そんなシリアスものではなく、(今から思えば)ガキンチョが見るような軽い・・・というかマガイモノというか、バラエティというか・・・っ感じのドラマですわ。

 で、その月曜ドラマランドでシリーズ物として当時やってたのが、この「あんみつ姫」ですね。
  
 おてんば姫役が、もちろんキョンキョンで、爺役が東八郎氏でなかったかな?・・・・

「?」・・・ってさ、正直、ワタシこれ見てなかったのよ。確か、3回放送されているはずなんだけど3回とも見てない。

・・・っていうか、月曜ドラマランド自体、ほっとんど見たことないんだよなぁ。
 多分ラジオ聴いてた時間だから、あの当時の20時〜0時は。

 なんで、「あんみつ姫」の詳しいところはよくわかんないんだけどさ(爆)


BUT、この曲は好きでしたよ。如何にも1984年っぽくて。
1984年っぽいって・・・・。まず、音が軽いんだよね。で、いかにも「アイドルの王道」してるメロディライン。

 当時、ものほんの「小泉今日子」としては、「艶姿ナミダ娘」なんちゅう、演歌か? と思わせるタイトルの曲歌ってたけど、タイトルとはウラハラに結構跳ねてたでしょ。その上、意外とボリュームがあったんだよね。

 だからして、余計、この曲の「軽さ」が目立つんだよなぁ。
ホッとするっていうか。

 まあ、その分インパクトは欠けてたって感じですかね?

 でも、サビの♪DO DO DO KI〜N ♪ とか ♪ クライマックスご一緒に〜〜〜〜〜〜〜Aha ♪ あたりのキョンキョンの声質はキュートでよかったね。

 あ、このころから、このヒト、独特なキュートな声を出すようになったんだよなぁ。それとともにセールスも急に伸びてきたような・・・・。

 同時に「あんみつ姫」よろしく、「自然児」なキョンキョンっていうところも随分、表に出てきたんだけどさ。

 ま、いろいろな意味で、一皮向けたキョンキョン時代の到来を告げた頃の1曲ですわね。



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ロマンスの神様 / 広瀬香美

1994_01_ロマンスの神様_広瀬香美







今回の1曲セレクトは、「ロマンスの神様」広瀬香美です。

まずはデータでござる。

・タイトル     ロマンスの神様
・アーティスト   広瀬香美
・作詞       広瀬香美
・作曲       広瀬香美
・編曲       小西貴雄 広瀬香美
・リリース日    1993年12月1日
・発売元      ビクター
・オリコン最高位  1位
・売上げ枚数    174.9万枚
・タイアップ:アルペンCM曲
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1993年12月20日〜1994年3月21日付

 ここ数日、寒いですねぇ。まあ、これが普通なんだけど・・。でも、本格的な冬らしくなって来ましたよね。
今年も去年みたいに、関東地方でも「ドカ雪」が降るんかなぁ・・・。 

 でぇ〜、冬⇒雪⇒スキー ・・・・となれば、今や、もう、この曲を外すわけには・・・・・やっぱいかないよなぁ、どうしても。

・・・ということで、今日は、ロマンスの神様/広瀬香美 を持ってきましょう。

 前回の「だまってないで」とヒット時期が被るんで、どうしようか迷ったんだけど、たまには、連日同じ時期のヒット曲でもいいですよね。

 ハイ、前回の「だまってないで」は「カメリアダイヤモンド」のCM曲だったけど、この曲は、もう、言わずと知れた「アルペン」のCM曲でしたね。これは、もう、超有名ってわけで、説明不用ですわね。

 そんでもって、この曲の超大ヒットで、この先、何年も広瀬香美だったわけで・・・、このシーズンのアルペンのCMは。

一時は夏はTUBE、冬は広瀬香美 だったもんなぁ。

で、もって「1年を1曲で暮らす広瀬香美」

とばかり、このアルペンのCMで1年が暮らせやってたわけだからすごいもんです。

やっかみ? うーーん、理想ですよね、理想。 ワタシにとっての。
 超、余裕がある生活ぢゃないですか。夏ごろまでに曲作りをしてリハーサル、レコーディングして、冬に一気に売って、他の季節は印税生活をする。理想ですよー、これは。

 なんて、書くと、如何にも他の季節には活動してなかったように見えるけど、実際、上に書いたようなリリース感覚だったのは、96年⇒97年の1年間だけなんだよね。

 あとは、他の季節にも一応、リリースはしてるんだよね。ただ、如何せん、このアルペンのCMシリーズのインパクトがでかいわけで、それに従ってヒットもでかかったわけで、印象としてどうしてもそんな感じに映るんだけどさ。

 しかし、これだけ売れたのは、やっぱ、なんと言っても、この人の人並み外れた甲高い高音部の声と、ボリュームだろうねぇ。
 高音部が地声で、しかも、アソコまで倍音で出せるヒトってそれまで、日本人の少なくともポップスなヒトにはいなかったわけでさ。

 しかも、声にパンチがあるでしょ。


 いや、最初聴いた時は、それこそ不意なアッパーカットをくらったような感じだったよなぁ。

 また、とんでもねえ奴が出てきたぞ・・と思ったもんよ。

 いや、ホント、こういう新しい「才能」とめぐり合えるとうれしくなるよね。
 90年代の中盤頃までは、こういう、それまでなかったような「新たな」才能にめぐり合うことも日々あったし、だから楽しかったんだよね。それが95年くらいまでかなぁ。

 しかし、最近は、考えてみたら、このテの「スキー」をからませた冬の歌って少なくなってきた気がするな・・・。

 CMで大々的にやらなくなってきたから? そういえば、JR東日本の「ski ski」のキャンペーンCMもここんところ、いまいち低調?
ちょっと淋しい状況だね。歌でも季節感って年々感じなくなってきてるよなぁ



ビクターの公式動画って言うんで引っ張ってきたんだけど、1分30秒のショートバージョンだった。。。しかも音悪。。。


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だまってないで / 松田樹利亜

1994_01_だまってないで_松田樹里亜







今回の1曲セレクトは、「だまってないで」松田樹利亜です。

 まずはデータですぢゃ。

・タイトル     だまってないで
・アーティスト   松田樹利亜
・作詞       松田樹利亜
・作曲       石川寛門
・編曲       須貝幸生 神長弘一
・リリース日    1993年11月24日
・発売元      ハミングバード
・オリコン最高位  17位
・売上げ枚数    32.1万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 18位 
・タイアップ:三貴「 カメリアダイヤモンド」CM曲

 90年代の前半、夜中の番組見てると、ほんと、これでもか! ってくらい頻繁に流れてたのが、「ジュエリー・マキ」のCM曲。例の「カメリアダイアモンド」ね。
 あ、これ、いまでも続いているのかな。最近テレビというものをあんまり見なくなったんで疎いんだけど。。。

 それでも、90年代のあのインパクトに比べると最近では、かなり大人しくなったような気がするな。

 でもまあ、数々あった「カメリアダイヤモンド」のCMソングのなかでも個人的なベストっちゅうのが、今日引っ張ってきた、松田樹利亜の「だまってないで」なんだよなぁ。

 なんちゅうかさ、このヒト声に艶があるでしょ。セクシーなのよ。
 でも、この時まだ若かったはずだよね。このヒト。えーと、1975年生まれっていうから、まだ18歳だったの!? 
 うわ、それにしてはセクシーで色っぽい声の持ち主だよなぁ。ほんの少し鼻にかかったハスキーな声質でさ。

 てっきり、ワタシと同年代かと思ってた。顔立ちだって18歳にしては大人の色気があったもんなぁ。

 それとさ、歌い方が特徴的でさ。

 ♪だまってないで うばって きずついてもいい 100万回のキスでもうけてみせるから ♪

っていうのっけのサビのところ、すべて1/4拍くらいずつ後ろにズレてるんだよね。
 
 あ、いえ、これ絶対意図的だと思うんだけどさ。それがまた、艶っぽいのよ。

 「100万回のキスでも受けて見せるから」といわれて、思わず、「受けてもらおうじゃねえか〜」って叫びたくなりましたですよ、当時のワタシ(24歳⇒血気盛ん)。

 かつ、インパクトも充分だったよなぁ。この曲。

 なにせ、イントロ2拍で、いきなし、♪だまってないで うばって きずついてもいい ♪ だもなぁ。

 ま、このころの「ジュエリーマキ」のCM曲って「男」もそうだけど、特にサビはインパクトの塊だったんだよね。 ま、だから、CMにもついつい目が行っちゃってたんだけどさ。

 ただその割には、オリコンのランクはあんまり行かなかったんだけどさぁ。 でも、最終的なセールスは32万枚強も行ってたりして・・・。ま、それだけ上位に長くいたってことなんだけどね。

 しかし、この曲だけでしたね、このヒトも。同時期にリリースした「FOREVER DREAM」って曲もたしか、テレビ朝日のタイアップ曲かなんかに使われてたきがするけど、そんなにパッとしなかったもんなぁ。
 ・・・かといって一発屋と言い切れるか・・というと、今となってはそこまで印象に残ってないっていうかねぇ。。。。

 その後の、このヒトのアーティスト人生と同じように結局、中途半端なんだよなぁ。
 折角、セクシーないい声を持っているのにもったいなかったよねぇ。

 それは、そうと、このヒト ビーイング系ではなかったんだね。。。。
 今知った。。。サウンド的にビーイングor現在のGIZA系っていう感じもしたんだけど、実際は田村直美に近しいんだよね。
 プロデュース陣は。 
・・・というか、そのヒトたちからして、ビーイングに近しいのか。。。。




引っ張ってきた動画は、「PV」です。

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ないものねだりのI Want You / C-C-B

1987_01_ないものねだりのI Wat You_C-C-B







今回の1曲セレクトは、「ないものねだりのI Want You」C-C-Bです。

まずはデータなのだ。

・タイトル    ないものねだりのI Want You
・アーティスト  C-C-B
・作詞      松本隆
・作曲      筒美京平
・編曲      大谷和夫 C-C-B
・リリース日   1986年12月10日
・発売元     ポリドール
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数   13.6万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 7位
・ベストテンランクイン期間:1986年12月22日〜12月29日付

 はっきり言って、書くのが難しい曲を持ってきてしまったな・・・。と、ちょっと後悔してたりするんだけど、たまにはいいよね、書くのが難しい曲ってのも。

・・・というのも、この曲、どう表現したらいいのかなぁ・・と悩むんだよね。サビのインパクトがすごいとかさ、そういうサムシングがなかなか・・・。

 いや、この曲は画期的なんだ。なにが? といえば、やっぱしラップが入っているのが画期的。

 うーん、でも、「今」から考えると、ラップとはいえないかなぁ。ラップというよりは、口上だよね。

 出だしの
 
♪ 遊んで惚れない ウインク投げても振り向かない〜 ♪

の部分。

 しかし、ラップ(らしきもの)をロック・・・というかバンドサウンドに融合させたっていうのは、この時代としては画期的だったのですよ。

 いえ、筒美氏も時代を先取りしてましたよね、完全に。
 その結果、つかみ所はないんだけど、実に個性的な曲に仕上がった感じがしたな。

 こうしてみると、少年隊におけるブラコン⇒ダンスビートのさきがけ、この曲でのラップの導入・・と90年代以降のヒットチューンの必須アイテムってすべて、この時代・・・というか、筒美京平氏によってすでになされていたんだよね。

 そういう意味では、「今」のヒットチューンの源流は筒美に集約されるって感じなのかなぁ。やはり筒美氏は天才ですわ。時代を読みきるって言う上での。

 ところで、この「ないものねだりの〜」を最後にゴムくん⇒関口誠人が脱退したんだよね。
 そういうこともあって、この曲は関口もかなりフィーチャーされていたよなぁ。

 ファンキーなノリは、C-C-Bのシングルとしては、この曲が一番でしたね。
 そうか、ファンキーか。そういえば、このころ筒美氏って、まだ本格的にブレイクする前だった久保田利伸を、一番注目してたんだよね。
 そういう影響もこの曲に出てきているかなぁ。

 いずれにしろ、この曲以降、関口が抜けた後のC-C-Bってしんどそうに見えたなぁ、個人的には。

 実際はどうだったんででしょうねぇ。




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ダンシング・ヒーロー / 荻野目洋子

1986_01_ダンシング・ヒーロー_荻野目洋子







今回の1曲セレクトは「ダンシングヒーロー」荻野目洋子です。

まずはデータでーす。

・タイトル    ダンシング・ヒーロー
・アーティスト  荻野目洋子
・作詞      A.カイト T.ベイカー
・作曲      A.カイト T.ベイカー
・日本語詞   篠原仁志
・編曲      馬飼野康二
・リリース日   1985年11月21日
・発売元     ビクター
・オリコン最高位 5位
・売上げ枚数   32.5万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1986年1月13日〜3月10日付

 うーん、ほんとはね、前回もキョンキョンで、女性アイドルだったんで、別の曲を持ってこようと思ってたの。
 BUT、ジャケ写がなかなかネット上に落ちてなくてさ、急遽、この曲を持ってきました。

 まあ、ちょっと前から用意はしてたんだけどね、いつ書いてもいいように。
 ベストテン入りしてきたのも、丁度29年前の、どんぴしゃ、今ごろだったし、そういう意味でもタイミング的には丁度いいかな。

 この曲は、荻野目洋子としては、デビュー曲から数えて7枚目のシングルなんだよね。
 えー、この曲をデビュー曲と間違えている方がたまにいますが、デビュー曲ではないですゾ。

 ま、それまでが実力はありながら今一歩、パッとしなかったんだけどね。
 そのあたり、ウタも安心して聴けるという点からしても、イメージ的には柏原芳恵とダブるんだけどね。

 なに? 歌ってる曲は全然、違うじゃん・・・・って?

 うん、売れ方としてのイメージですよ。あくまで。柏原芳恵も「ハローグッパイ」でベストテン入りしたのがデビュー曲から7枚目だったしね。


 しかし、この曲は荻野目ちゃんには合ってたとは思いますよ。初めて聴いた時からピンと来たものね。
 それまで暫くの曲が、いまいっぽモヤモヤしてたからねぇ。
この曲、そのモヤモヤが一気に取り去ったようなキャッチー&クリアなディスコナンバーだったしな。

 そそそ、まあ、データを見ていただければ分かるようにアチラの曲のカバーなんだよね。
 上で、ディスコナンバーって書いちゃったけど、正確にはユーロビートかな。

 ANGIE GOLDの「Eat You Up」がオリジナルですわね。

しかし、よく、こういう曲を見っけてくるなぁ・・って感じですよね。
 でも、まあ、この曲をキッカケにして、アイドルがユーロビートをカバーして、ヒットさせる・・・っていうひとつの図式が出来たんだけどね。

 ・・・というか、この曲を歌わせた方は、目ざといですよね。
 丁度、田原俊彦の「IT'S BAD」がヒットして、アイドル歌謡にも(ブラコン等の)ビートサウンドが入り込んできたという矢先にこういう曲を歌わせるんだからさ。

 そそそ、この曲以前は、女性アイドルがユーロビートどころか、「ダンスもの」を歌うってことはあんまりなかったんだよね。
70年代〜80年代にかけての「アイドル」としての、ポップスの定義のような曲が主流だったからさ。

 ま、そういういみでは、80年代アイドルのひとつの進化系が、荻野目ちゃんのこの曲といえるのかもね。
 「おニャン子」とは、また別の次元での「正統的」な80年代アイドルの進化系っていうかね。
 結局さ、90年代以降のAvex系だって、言ってみれば起源はここなわけだからさ。

 たださ、個人的にはというと、ここから暫くダンス系が続いた荻野目ちゃんは、あんまりいただけなかったなぁ。
 「タンシングヒーロー」はいいとしても、デビュー曲の「未来航海」のようなクリアなイメージがある軽いポップスがこのヒトには、合ってるんじゃないかなぁと思ってたし。

 なんやかんや言っても、ダンス系よりは、やっぱしポップス系が個人的には好きなんでねぇ。





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