かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

めちゃくちゃ 正論です。

スクリーンショット (102)
山下達郎氏「なぜに2000人規模でのホールのライブにこだわるのか?」

めちゃくちゃ 正論です。

でも、肝心の2000人キャパのホールが次々と閉館となっている今、この規模のホールでライブをやりたくてもなかなかできないのも現実。 なので、仕方なく5000〜10000人キャパのホールやアリーナでライブを行うアーティストも少なくないんじゃないですかね。

個人的には、TOMOOさんなんかは、まさにこれに嵌ってるんじゃないかと思う。
今年5月の武道館にしても、 来年の東京国際フォーラム(ホールA)にしても、TOMOOさんの今の(人気の)実力からすると、まだ早い・・・と思う。

けど、でもやっちゃうわけで。 

結局さ、2000人規模の「中堅」ホールが無いんですよ。特に東京には。中野サンプラザも、神奈川県民ホールも閉館しちゃったし。。。

こういうことなんだよね。

最近、バスケ人気も手伝ってBリーグの試合とライブイベント兼用の1万人規模のアリーナがボコボコできてきてるけども、音楽イベントで本当に必要なのは、実は2000人規模のホールなのよ。

しかしながら、この規模だと、昨今の建設費高騰で新規建設するにもイベント入場料では、なかなか元が取れない。古くなったホールの建て替えも出来ない・・・というジレンマがあるわけで。
だから5000〜1万規模でイベント入場料で元を取ろうと。しかも出来る限り使用頻度を高め、建設費を回収しようとこの規模の「複合施設」としてのアリーナ建設となってしまう訳で、この規模のホールは近年やたらと増えているわけです。

まあ確かに、ヤマタツ氏が指摘するように、(音楽)業界側の思惑もデカいんだろうけども。。。


ちなみに・・最近、こちらの地元の市原市民会館でのコンサートが昔より増えてるのは、結局は、これの影響もあるんだろうな。
まあ市原市民会館はキャパ1500人で、2000人切ってるから苦肉の策なんだろうけども。。。。

これならちょうど2000人の千葉文化会館でやればいいのに・・とも思うんだけども、最近はなぜか市原に来る。

やっぱ、高速のインターから比較的近くてインターからの道幅も広いんで、機材を運びやすいってのもあるんだろうなあ。。。 千葉文化会館は千葉の市街地だから。。。。

逆に、五井の駅からは歩いていくと1時間ぐらいかかるので、お客さんはめちゃくちゃ不便なんだけどね。千葉文化会館は本千葉の駅から歩いて15分だし。。。


ところで・・・、サザンの桑田氏が、この秋、TOKYO FM「やさしい夜遊び」の番組開始30周年と称して、武道館でフォークイベントをやったり、地元・茅ヶ崎の茅ヶ崎市民会館で番組の公開録音やるの、 ↑ ヤマタツ氏が指摘しているように

「アコースティックな音の方が人に対して伝わるのも大きいんですよ」

って部分に、意外と桑田氏も気が付いてきてるんじゃないですかねぇ。

今年のツアーにも「アコースティックコーナー」とか入れたし、ツアーのセットリストの前半、インパクトがやや弱い曲を並べたのも、その辺を検証しているんじゃないか・・・。

なんか、そんな気もしてきた。
・・というか、そう考えれば、辻褄があうんだよね。


もちろん、公式にはそんなことはコメントしてないけども。。。

MOON STAGE復活!

ROCK IN JAPAN 2025  が終了。





・・・ということで、昨日、公式アプリにROCK'N ON 社長の海津氏からの「総括」が掲載された。

今年は5日間で延べ30万人動員。 26年目でこれまでの最高動員数だったとのこと。

・・にしては、いまいち盛り上がった風に感じないワタシだったりして。。。

まあ、今年は参戦してないですからね。 自分の目で確かめたわけじゃないし、メディアにも取り上げが少なかったような気がするしなあ。

それだけ、目玉が少なかったってことか・・・。


たしかに、今年の各日のベッドライナーは、Vaundy、SEKAI NO OWARI、ヒゲダン、Mrs Green Apple、RADWIMPS  ・・とビッグネームが揃ったけども。

でも、Vaundy RADWIMPSはフジロックにも出てるし、 SEKAI NO OWARI、ヒゲダン、Mrs Green Apple はSWEET LOVE SHOWERのベッドライナーと被る。

ロッキン独自の「目玉」が少なかったのが最大の要因だったんぢゃないんですかね?

なにせ、昨年は「サザン」っていう「ロッキン独自」の超ビッグネームの出演があったし、今年は今年でフジロックに山下達郎氏が出たし。。。

今年のロッキンにはにこういう独自の超ビッグネームの出演が無かったのも、今一つ話題性に欠けていたってのもあるんでしょう。

来年はその辺に期待。 もし、ロッキン独自の超目玉アーティストの出演があるようであれば、ワタシもぐらっと来るかもなあ。

まあ、本音を言えば蘇我は嫌なんだけどね。それでも行きたくなるようなヒトが出るようならば、考えたくなると思うんだけどなあ。。。

もう一つ、ここんところロッキンに触手が伸びないのは、ロッキンがあまりにも「初心者向け」「コドモ向け」のフェスになっちゃったこと。

こっちは、フジロックのように、体力を削ってまでも「音楽」を聴きに行ってるわけじゃん。 集まってきてる人たちも本物の音楽ファンばっかだし。

それに比べると、ここんところのロッキンは、音楽ファンと言うよりはアーティスト目当てに集まってきている「おのぼりさん」が多い気がする。こっちは音楽聴きに行ってるのに、なんかさあ、行っても場違いな感じなんだよなあ。

それでも去年は、イエモンなんかの、初期からロッキンに出演してるアーティストの出演もあったりで、昔のロッキンの雰囲気に若干戻ったところもあったんで許せたけども。

来年は、もう少し新旧、広い世代がさんかしても違和感がない、もう少し「音楽」ファンもうならせるような、「骨」のあるラインナップに、戻してはもらえないでしょうかね。


↑の総括の最後にも書いてあるように、早くも年末のCOUNTDOWN JAPANの準備が始まるとのこと。

まあ、そうでしょうね・・というか、遅いくらいだと思う。 昔はROCK IN JAPANの会場で、COUNT DOWN JAPAN第1弾出演アーティストが発表されたこともあったくらいだから。それに比べると、最近は遅いと思う。

ただ、朗報なのは、6年ぶりに「MOON STAGE」が復活。 4ステージ体制に戻るということ。

今年は5日間開催だし、これで出演アーティスト数は去年よりも格段に増えるはず。

今年こそは、「次」を狙う、ニューカマーアーティストの出演を増やしてほしい。・・というか、そのための「MOON STAGE」だと思うし。


なにより「MOON STAGE」が復活ということは、コロナで大打撃を受けた、ROCKIN ONのフェス事業の「体力」が大分回復し、少しは余裕が出てきたということでもあると思う。

こういう動きは来年のROCK IN JAPANにも反映されてくるとは思うし、その辺にも期待したいところですね。

EIGHT-JAM 納得です。

テレワークな水曜だったので、夕飯食いながら冷かしで見ようかなぁ・・と





昭和・平成・令和50年分総決算!! プロが選ぶ最強メロディー BEST100

を見てたら、意外と納得してしまう楽曲の選出で、ついつい最後まで見ちゃったわい。
2000年を区切りにして、前後で別ランキングを選出したのが良かったと思う。


しかしね、こう見てると、2000年〜 の楽曲は、聴いてて苦しくなるんだよね。 2000年以前の曲に比べて駄曲だというわけぢゃない。
むしろ、楽曲自体のクオリティは確実に上がっているのはよくわかる。

なのにに、聴いてて苦しくなるのは、やっぱ間接的とはいえ「仕事」として関わってるからなんだろうな。2000年代以降は。

特に、着メロ、着うたサイトをやってた、2001年〜2006年ごろは、立場上サイトの売り上げのことが24時間、365日ずっと頭にあった。そんな思いであの頃のヒット曲には接してたからさあ。
その後2007〜2009年にプー太郎してた3年間はローン払いでどうやって生きていこうかということばっか頭にあったし。。。
2000年代の10年間(ちょうど30代)は、今思い返すとめちゃくちゃキツイ10年間だったのよ。

だからなんだろうなあ、未だにあの時代の曲を聴くと苦しくなるんだろうな。

逆に、2000年以前、音楽に関してはシロウト時代は、無責任に、好きなように気楽に聴いてたからさ。なんの責任感もなく気楽に音楽聴いてた頃の方が今聴いても素直に聴けるんですわ。
そんな個人的に音楽の接し方の区切りと、シンクロした年代区切りだったのが、すんなり番組を見てられたんだろうな、きっと。


だけども、プロが選出するメロディアスな楽曲というところを見ると、「楽曲」な時代っていうのが、よくわかりますね。
今回の番組を見てると、 2000年代以前は、1979〜1981年、 1990年〜1992年 1994年〜1995年  2000年以降は 2003〜2004年、 2008年、2018〜2019年、 2021〜2024年の曲がそれぞれ多かったような印象がありますわ。

これ、私が「楽曲の時代」と位置付けている年と、ほぼシンクロするのよ。 逆に言えば、これらに当てはまらない年は「アーティストの時代」ということになるわけで。

まあ、実際は、もっと綺麗なトレンドの振り子な感じになるとは思うんだけども、1979〜1981年、 1991〜1992年、 1994〜1995年、1999〜2000年、2003〜2004年、 2018〜2019年 がメロディ中心の楽曲志向が強かったのは間違いないと思う。

今はといえば、 2024年までの楽曲の時代が終わり、アーティストの時代にトレンドは揺り動いているわけで。 
最近、HANAがめちゃくちゃ売れているのは、これを象徴していると思う。2020年代後半は暫くこんな感じでアーティストの時代が続くと思いますわ。
もっとも、2020年代終盤になればわかんないけど。

70年代以降の楽曲のトレンドを見ていくと、年代末に「楽曲」の時代になる傾向が強くなるからね。 それを考えると、HANAをはじめとした、最近のアーティスト志向も、そのくらいまでにはトレンドが成熟して落ち着くんぢゃないですかねぇ。

FUJI ROCK FESTIVAL 2025 参戦後記 

・・・つうわけで。。。。
FUJI ROCK FESTVAL 2025  参戦から 2か月ほど経ち、今頃やなんやねん・・・なんですが。。。

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今回3日参戦してみて、はっきり言って先日56歳になったジジイにとって、3日間おひとり様参戦はやっぱり体力的にきつい。

正直、シャトルバス乗降場からWhite stageに行くまでで限界だったもの。 だから、今回はその奥のfield of heavenまでいかなかった・・・というか行けなかったし。。。

たしかに、直前に熱中症でダウン、 これに併せて持病のアレルギー性の気管支炎が再発して咳が止まらなくなった・・ということで体調が万全ではなかったことも大きかったんだけども。。。


それと、2日目の強雨は、やっぱりきつかったのよ。

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体力的にも 精神的にも。 fujirock 名物の「雨」がきつく感じるようじゃ、だめですね。
こんな状態なので、もうfujirockの「おひとり様」参戦は、今年で卒業したいと思いましたわ。

もちろん、何人かグループでの参戦ならば、また参戦したいけど。。
・・とかいて、手を挙げる方もいないだろうしなぁ。
・・・もっとも、また来年になったらすっかり忘れて、涼しい顔で「おひとり様」参戦するかもしれないけども。。。

なんて、フェス直後はちょっと弱気だったんだけども。。。。


昨日 ↓の記事を読んだ




FUJI ROCK 、1日平均3万歩くってあるけども、そうなのよ。
1日中、会場内くまなく歩くと軽く3万歩は超えちゃう。

個人的に今回は体調が万全でなかったこともあって、中間地点のWhite Stageまでしか行かなかったけども、それでも最終日は1万8千歩、歩かされた。

↑の記事にも書いてあるけども、この年になると、夕方疲れがたまってくるんだよね。 そうすると靴が途端に重くなる。


個人的には雨対策と、なんせ会場内の上り下りのアップダウンがキツイんで、登山感覚で行かないと足が持たない。
会場内、芝が多ければまだ助かるんだけども、 ほとんどジャリ道なのも足に負担がかかるし。。。。

FUJI ROCKには、そんなわけで防水型の山用のトレッキングシューズで行くんだけども、防水用でもあるんで足首まであるシューズなんで。最近のスリップインように脱ぎ履きが簡単にできないんで、夕方、足のウラに疲れがたまってくるとしんどくなるんだよね。

特に帰り、入退場ゲートからシャトルバス乗り場まで、ダラダラとした登り坂なんで、これがきついんだよなあ。
高々500mくらいの距離ではあるんだけども何倍も遠く感じる。

FUJI ROCK は夜通しやってるフェスだけども、個人的に夜9時くらいで帰っちゃうのは、これのせい・・っていうのも多分にあるな。

兎に角、体力的にタフじゃないと、持たない・・・。
「音楽」フェスなのに、めちゃくちゃ「体育会系」なフェスなんで。。。

FUJI ROCKを体験してれば、他の夏フェスなんて「屁」ですよ、体力の面では。まあ、暑さだけは別だけども。。。

もし、来年以降もFUJI ROCKに参戦するとしたら、この点はどうにかしないとなぁ・・・と。。。
どうもねぇ、この点を制しないと、FUJI ROCKを極めた・・・と言えないような気がしてね。。。 

ちょいと悔しいので、来年、このあたりの対策を考えて、再度、参戦を考えたい・・・と思い始めていたりする昨今だったして。。。

懲りないね・・・ワタシも。。。。

FUJI ROCK FESTIVAL 2025 3日目(7/27)

7/27(日)  FUJI ROCK FESTIVAL 2025  最終日。

さあ、今年のFUJI ROCKも今日が最終日だぁ
と思うと、どこか解放感が。。。 

なんかねぇ、フェス参戦も最近「義務」のように感じるところがあったりするんだよな。
フェスは「義務」で参戦しているわけではなく、単に好きで参戦してる訳だし、これだって好きで書いてる訳で、お金になる訳ぢゃないんだけどねえ。。。

今回は、昨日のヤマタツ氏がメインっていう意識で参戦しているところが大きいからかもしれん。 だから、メインは昨日で終了。今日は自由に参戦しようっていう意識が強いからかもしれん。

いや、それよりも、昨日の雨が嘘のようにいい天気になり、気分的に楽だったのが大きいかなぁ。

シャトルバス乗り場の越後湯沢駅には、昨日よりも1時間ほど早く11時前に到着。
昨日同様、バス待ち渋滞が出てきていたけども、どうも昨日同様にすぐには行列が捌けそうにもなかったので、今日はすぐにバス待ちの行列に並ぶ。 ただ、昨日同様バスに乗り込むまで1時間近く。

昨日は、日差しがギラギラと刺すように痛かったけども、今日は少し薄雲に隠れ日差しもマイルド。風が気持ちいい。 バス待ちも昨日ほどは苦にならない。

会場のシャトルバス乗り場には12時30分過ぎに到着。
越後湯沢駅同様、会場も「晴れ」。しかも乾いた風が吹いてる。これなら雨は大丈夫そう。

でも、山の天気は何とやら、なんでねえ・・・。 この後、突然、降ってくる可能性もないわけではない。 今日は降らないでくれ・・・・と願う。

そのまま、Green Stageへ。

Green stageは、森山直太朗がアクト中。 

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森山直太朗氏とは、これまで何度もフェスの場でニアミスしていた。
ただ、実際のライブを見るのは、もしかするとこれが初めてだったかもしれないな。 
いや、もしかする見てたかもしれないけども、今考えても記憶がない。

だから、フォークアーティストだけに、ロックフェスの場で、どんなステージを展開するんだろう? という期待はあった。

もしかして、本当にアコギ1本のライブ? そんな想定もしていたんだけども・・・。

Green Stage についてみると、バンジョー、フィドルも入ったカントリーバンドスタイル。
うんにゃ、ブルーグラススタイル ・・と言った方がいいですかね。

この時には、知らなかったんだけども、FUJI ROCKから帰宅後、調べてみたら、どうやらブルーグラススタイルの新曲、「あの海に架かる虹を君は見たか」「バイバイ」のためのブルーグラスバンドだったようだ。

↓ コレ




へェ〜、面白いねえ。 これまでの森山直太朗の、フォークシンガーならではの実直さ、まっすぐさ・・・な感じは感じられない。
肩の力が抜けたラフさ。 これがさ、あの時の吹いていた優しい、乾いた風の空気感とうまい具合に調和してて、なんとも言えない空気感が、Green Stageを包み込む。
思わず、ステージに見入ってしまう。

こっちは、完全な「フォークシンガー」として頭があるんで、ちょっと想定外だったけども、ブルーグラススタイルの森山直太朗は、新たな一面が見られて新鮮。面白いと思いましたよ。

もっとも、MCが面白いライブを展開したのは、フォークシンガーならではだよなぁ・・・と。
うん、これは、吉田拓郎氏、アリス、さだまさし・・・といった70年代から脈々とつながる伝統だよね。


ところで、森山直太朗と言うと、僕にとっては辛い思いがまず立ってしまう。
・・というか、00年代の曲は、ほとんどの曲がそうなんだけども。。。。
90年代以前、それまでは音楽に関してはアマチュアだった。
でも、2001年に某公式着メロ、着うたサイトのプロデューサーという立場になってからは、間接ではあるけども「仕事」として音楽に関わるようになったから。いわいる「業界」に片足を突っ込んだ形で端席に座ることになったわけで。 立場上サイトの売り上げのことが24時間、365日ずっと頭にあった。

直太朗が件の「生きとし生ける物へ」が大ヒットした頃は、着メロサイトの会員数がちょうど最高潮に達したころであり、同時に頭打ちが見えてきたころでもあった。

どうあがいても、それまでのような勢いからは陰りが見えてきていて。。。。 
個人的に焦ってたし、ずいぶん悩んでた時期だったんだよな。 
それまで3年にわたる徹夜に次ぐ徹夜という超ブラックな無茶ぶり生活で、かなり疲労も蓄積も進み、今思うと精神的にも来てたんだよね。

今、直太朗のあの頃の大ヒット曲を聴くと、あの精神的につらい日々が条件反射的にフラッシュバックされるし。

うん、アーティストに全然非があるわけじゃないんだけども・・・ 因果なもんだよね。

今回、件の「生きとし生ける物へ」もやったようだけども、会場に到着前でライブで見ることはできなかった。

今回もし聴いてたら、やっぱりあの辛い日々がフラッシュバックされたんだろうかね? それが追体験できなかったのはちょっと残念だったな。



●森山直太朗セットリスト

1.    桜(独唱)    (2003年 2ndシングル)
2.    生きとし生ける物へ   (2004年 5thシングル)
3.    君のスゴさを君は知らない    (2009年 9thアルバム「嗚呼」より)
4.    すぐそこにNEW DAYS     (2022年 11thアルバム「素晴らしい世界」より)
5.    夏の終わり        (2003年 3rdシングル)
6.    あの海に架かる虹を君は見たか  (2025年 配信シングル)
7.    バイバイ         (2025年 配信シングル)
8.    どこもかしこも駐車場  (2013年 7thアルバム「自由の限界」より)
9.    生きてることが辛いなら  (2008年 16thシングル)


↓  どこもかしこも駐車場




何気に、この曲好きやねん、個人的に。
へんな歌詞だけども、みょーに引っかかる。

でも、今改めて聴いてると、もろ、ボブディランだな、この曲。



森山直太朗、終了後、そのままGreen Stageに留まる。
昨日、山下達郎氏を見た、ステージ上手側の「一本木」の斜め後ろにスペースを見つけ、折りたたみイスを広げる。 Creepy Nutsまで待ち。うつらうつら。。。。

周辺、先ほどまではスペースに余裕があったけども 気が付いたら、いっぱいに詰まっていた。
昨日のヤマタツ氏は、比較的年齢層が高かったが、さすがにCreepy Nutsは若者のグループが目立つ。

まあ、そりゃそうか。。。

15時過ぎ、DJ 松永、 R-指定がステージに現れ、ライブスタート!

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R-指定のあおりからオープニングの「よふかしのうた」が始まると、周りは一斉にヒートアップ!
周りのノリについて行けないワタシ。 それでも、私なりにアクトを楽しむ。

Creepy Nutsはフェスでは3回目のワタシ。 まあ、毎回、ついて行けねー・・と居心地の悪さを感じながら、ついつい見ちゃうんだけども。

いや、この人たちこそ「今」だからさ。 「今」から降り落とされねーぞーと、必死なオッサンですよ。

それでも、「のびしろ」は、私みたいなオッサンでも刺さるキャッチーさだし、実際、この曲聴いて、ライブみたいと・・昨年の「あらばき」に参戦した位だからさ。

昨年の「ROCK IN JAPAN HITACHINAKA」で、トイレ探してて最初から見れなかった「Bling-Bang-Bang-Born」、今回はフルで見ることが出来た。 あ、これだけでも満足ですわ。

でも、今回はCreepy Nutsの後、White Stageで佐野元春氏が控えていたんで、今一つ落ち着かない。

佐野元春氏はたしか16時からで 20分ぐらいしかインターバルがないはず。
Green Stageから移動を考えると、途中で切り上げてWhite Stageへ向かわねば。。。

そんなわけで、個人的に一番好きな「のびしろ」を見届け、White Stageへ向かう。。。


●Creepy Nuts   セットリスト

1.     よふかしのうた    (2018年 3rd配信シングル)
2.   堕天                                (2022年 2ndシングル)
3.     ビリケン                          (2023年 13th配信シングル)
4.     doppelganger                   (2025年 17th配信シングル)
5.     ちゅだい                          (2025年  4thアルバム「LEGION」より)
6.    Bling-Bang-Bang-Born     (2024年 3rdシングル)
7.    はらぺこあおむし              (2025年   4thアルバム「LEGION」より)
8.    風来                                  (2021年 2ndアルバム「Case」より)
9.    Mirage                              (2025年 18th配信シングル)
10.  のびしろ         (2021年 2ndアルバム「Case」より) 
11.   二度寝                              (2024年 3rdシングル)
12.  オトノケ                            (2024年 4thシングル)
13.   かつて天才だった俺たちへ    (2020年 2ndEP 「かつて天才だった俺たちへ 」より)
14.   合法的トビ方ノススメ     (2018年 アルバム「INDIES COMPLETE」より)




White Stageには、16時少し前に着く。
しかし、White Stageはガラガラ。。。 あれ?  

さすがの佐野元春氏も、FUJIROCKでは分が悪いのかなぁ。。。なんて頭をよぎる。

ロッキンオン社主催の年末フェス「COUNTDOWN JAPAN」。
開始当初から佐野元春氏もよく出演してるけども、最近はいつも、一番小さなステージでのライブだ。しかも、それでも満杯にはならず常に余裕がある。

さしもの佐野氏も、COUNTDOWN JAPAN参戦メインの世代とは大分ギャップが出来てきてるな・・と思わずにはいられない状態だったんで。。。 

FUJI ROCKも同じかあ・・・。なんて感じたり。。。

BUT、16時を過ぎても、一向にライブが始まらない。

あれ?   ・・・とタイムテーブルを見返したら・・・ ぬぬ 16時20分〜 の間違いではないか。。。

むー。 これならCreepy Nuts、もう少しゆっくり見とくんだった・・・。 と思ったところで、すでに遅し。

それでも16時を過ぎると、さっきまでガラガラだったらWhite Stageが一気に埋まり始まる。
そんなおり、やおら、佐野元春氏とCoyote Bandのメンバーがステージに登場。自らサウンドチェックを行う。

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気が付いたら、White Stage内は、ほぼいっぱい。
周りを見渡すと先程のCreepy Nutsとは一転、やはり平均年齢が高い。
一見して、私と同世代か、それ以上が・・という方々が大半。 いったい、今までどこにおられたんだろう? とか感じたり。。。まあ、ワタシも同類項なんだけども。。。。


そして、16時20分 佐野元春氏&Coyote Band   スタート!

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いきなり、「君をさがしている」「Young Bloods」「つまらない大人になりたくない(ex ガラスのジェネレーション)」 と3曲連続、初期作品でスタート!

バックのモニターには、「あの頃」のライブ、MV映像がシンクロして流れる。
いやがおうにも盛り上がる。


先程↑で、森山直太朗の曲を聴くと、実際に「仕事」として聞いていたのでいまでも苦しくなると書いた。
佐野氏の曲は、これとは全く逆だ。
何の疑いも衒いもなく純粋に音楽を聴いていた80年代。
僕にとっては、もう遠い昔となってしまった「中学」「高校」の頃が瞬時に脳裏にフラッシュバックする。

佐野元春氏の存在を知ったのは、僕が中学生だった、83年か84年の頃。
件のベストアルバム「No Damage」がオリコンで1位を獲得し、同時に新しい音楽を模索するため無期限に活動を休止、ニューヨークに渡った後だったと思う。
兄貴の影響で、あの頃のニューウェーヴ系の楽曲をいち早く聴いてた、友達に教えられたのが最初だったと思う。

当時中二、当然、あの頃のヒットチャート系、アイドル系が主流だったワタシには全く理解できなかった音楽。  しかもあの頃から元春氏のライブに行ってたんだよな、あいつ。

同じ中二なのに、めちゃくちゃ大人に感じた。

個人的に元春氏を意識したのは、それから2年余り「Young Bloods」が、元春氏いわく、シングルとしては初めて「商業ベース」にのった85年だったと思う。意識したというか理解できた・・というか。

それでも、元春氏のライブ参戦までたどり着いたのは、あれから30年近く経ってから
件の「COUNTDOWN JAPAN」に参戦するようになってからだ。

中高生だった80年代、ライブ、コンサートに参戦するっていうのは、僕にとってはとてつもなく高い壁だったから。

当然、インターネットなんてなかったから、街のプレイガイドまでチケット購入に行かなきゃなんないし。
それよりなにより、あの頃のチケット料金は、中高校生には高いハードルだったから。。。。
あの頃のことを思うと、今は本当に幸せだ。

FUJI ROCKは、ライブの尺がCOUNTDOWN JAPANよりも長いこともあり、ロッキンよりも本格的にライブを堪能できる。 
特にCOUNTDOWN JAPANの一番小さなステージは1ステージ30分なので、セットリストもせいぜい5〜6曲。 なので、これも聴きたいという曲がなかなか聴けない。

今回のFUJIROCKは1時間、12曲のステージ。 
まあ、今行われている全国ツアーのセットリストからピックアップされた・・という形だったけども、それでも、「Young Bloods」「ガラスのジェネレーション」といった、もろ「世代」の初期の曲も大分やってくれたのはうれしかったですね。

個人的には、84年のアルバム「Visitors」に収録されている「NEW AGE」が最もよかったけども。。。 
核が使用され、不毛の地となった地球が再生されていく様を描いたバックモニタービデオと楽曲が、完全にシンクロしてて、思わず動けなくなった。

それでも、会場全体が盛り上がったのは、「約束の橋」から 「SOMEDAY」「アンジェリーナ」と続く、佐野氏の代表曲チューンを立て続けに披露したラスト3曲でしたが。

もちろん、初期の曲であれば、もっと聴きたい曲もあるけども、ここまでやってくれれば御の字。
ネットニュースを見ると、前日の山下達郎氏を称賛する記事が多いけども、佐野元春氏も同じくらい称賛してもよいのではないか。
個人的にはそのくらい満足するライブでしたわ。





●佐野元春with Coyote Band セットリスト

1.     君をさがしている    (1981年 2ndアルバム「Heart Beat」より)
2.     YOUNG BLOODS   (1985年 15thシングル)
3.     つまらない大人になりたくない(ex ガラスのジェネレーション)    (2025年 23rd配信シングル ex ガラスのジェネレーション → 1980年 2ndシングル)
4.     植民地の夜 (2022年 20thアルバム「今、何処」より)
5.     La Vita e Bella  (2012年 7th配信シングル)
6.    エンタテイメント (2020年 16th配信シングル)
7.    水のように  (2022年 20thアルバム「今、何処」より)
8.    大人のくせに  (2022年 20thアルバム「今、何処」より)
9.    NEW AGE  (1984年 4thアルバム「VISITORS」より)
10.  約束の橋 (1989年 6thアルバム「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」より)
11.   SOMEDAY   (1981年 4thシングル)
12.   アンジェリーナ (1980年 1stシングル)




佐野元春氏が終了後 足のライブの余韻に浸る間もなく、Red Marquee
40分のインターバルで、今回のお目当ての1組「kanekoayano」がスタートするんで。

混雑する移動通路をかき分け30分ほどでRed Marquee

BUT  kanekoayano待ちの方々が、すでにいっぱい。。。。  Red Marqueeのテントの中にはすでに入れないくらい。

いやいや、ヒトをかき分ければ、まだ入れる余地はあったと思う。 けど、この後、まだまだ人が増えそうだし。。。   なによりも22年前、 ここでモッシュ、ダイブの渦中に巻き込まれて、死ぬ思いをしたトラウマがあるんでね。。。。

今回は、テントの外からライブを見ることにする。。。

それにしても、kanekoayanoは人気があるな。
ヒットチャートには出てこない人なので、第三者的にはその人気ぶりが見えにくいんだけども。。。 
ライブとなると、いったい、この方たちはどこでkanekoayanoを知ったんだろう? と不思議になるくらいヒトが集まってくる。

まあ、昔からそんなヒットチャートには顔を出さないが、ライブでは超人気のアーティストは少なからずいた。だけども、最近はそういう人たちが以前よりも、より増えたような印象があるな。
もっとも、ヒットチャートという物差し自体、昔・・・少なくとも1990年代以前・・に比べ、アーティストの人気を図る上での絶対的な物差しではなくなってきているが。。。

逆に、ライブ自体は独自の盛り上がりを見せてきているし。。。そんな流れの中でヒットチャート的には顔を出さないがライブは異様に人気があるアーティストが増えてもおかしくないのかもしれない。

まあ、その辺は、ネットを見てるだけぢゃ分かんないし、実際にライブ会場に足を運ばなければ実感できないけど。。。


むしろ、そういうアーティストは商業的な匂いが少ないし、本来の意味での「アーティスト」というところも強いような気はする。
本当に「音楽」が聴きたい人たちにとっては、そういうアーティストの方がシンパシイを感じるんだろうな。

だから、他の夏フェスよりも「音楽」に目ざとい方々がより多く集まるFUJIROCKでは、kanekoayanoなんかは、一昨年のWhite Stageでもそうだったように、お客さんでいっぱいになるんだろうな。


Red Marqueeのテントの外では、すでに曲を割と大きな声で歌ってる若い兄ちゃんもいる。
そういえば、こんなヒト、4月の「アラバキROCK FEST」でも見かけたな。 結構熱狂的なファンも多いのも、kanekoayanoに集まってくる人たちの特徴かもなあ。

そんなわけで、ソロとしてのカネコアヤノさん共々、ワンマンライブのチケットもなかなか取れない。 最も大きな会場ではあまりやらないということもあるんだろうけども。。。。
そんなこともあり、フェスがこの人たちを見れる数少ないチャンスなのよ。少なくとも私にとっては。


それ以上に、ライブを見に来ている人たちの服装、街中のライブハウスにでも行くかのような普段着ファッションの方とか、いったいどうやってこの山ん中まで、この格好で来たんだろう? って感じの奇抜なファッションの方も目立つ。
まあ、通常の夏フェスではそれほど奇異ではないのかもしれないけども、登山に行くような装備の方たちの方が目立つFUJI ROCK なんでね、余計に目立つのよ。

これひとたび雨降ったら大変よ・・・ なんて思ったりして・・・。余計なお世話だけども。。。

テントの外まで超満員と化した18時ちょうど ライブスタート!

今年リリースのアルバム「石と蝶」タイトルナンバー「石と蝶」から




ソロ名義の「カネコアヤノ」同様、「今」の最前線をゆくようなサウンドでは決してない。それがこの人たちの特徴。
それでも・・なんていうのかなぁ・・・。 ソロとしてのカネコアヤノがソフトロックに対して、濃密なサウンド。


「サイケな曲はよりサイケに、クラウトロックやダブに接近した曲はよりエクスペリメンタルに進化/深化を果たし、コンガやスティールパンも織り交ぜて、曲ごとに様々な風景を描き出していく」

↑の動画には、こう説明されているけども、 正直、一言で、コレとなかなかいい表せないサウンドなのよ。 サイケであり、パンクであり、ハードコアであり。

なんていうんだろう? 音像的というよりも、色彩的、映像美的 ・・・と言うんだろうか。
耳に入ってくる音すべてがビジュアル的に見えるような。。。
恰もドラックでもやってるような感覚にもなる刺激的なサウンドなのよ。
ぱっと聴き、分かりにくい難解な曲たちだけども、嵌ると抜け出せなくような。

兎に角、ゴルゴンゾーラチーズのようにメチヤクチャ、クセが強い。。
分かる方にはわかるし、分からない方には全く分からない世界かもしれない。

↑で 奇抜なファッションの方も目立つ と書いたけども、 まあ、だから、そういう志向の人たちには支持されるのは理解できるのよ。

ソロとしてのカネコアヤノの時も、その傾向は見られた。 けども、バンド形式のkanekoayanoとなって、より濃い色彩、 より深い映像美なサウンドに深化し、より難解になったのは否めない。

それは、4月の「アラバキROCK FES.」でも感じたし、 今回再度ライブを見て、少しでも理解できればと思ったんだけども、 今回も理解できるところまでは至らなかったな。ちょっと消化不良のままライブ終了

うーむ、この人たちを「攻略」するのはなかなか。。。。

それよりも、ソロとしてのカネコアヤノも聴きたい。  

オジサンとしては、代表曲「光の方へ」のような、分かりやすいソフトロックなカネコアヤノさんも聴きたいんだが。。。

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●kanekoayano  セットリスト

1.    石と蝶    (2025年 kanekoayano名義 1stアルバム 「石と蝶」より)
2.    アーケード          (2018年 3rdアルバム「祝祭」より)
3.    太陽を目指してる  (2025年 kanekoayano名義 1stアルバム 「石と蝶」より)
4.    僕と夕陽               (2025年 kanekoayano名義 1stアルバム 「石と蝶」より)
5.    さびしくない        (2025年 kanekoayano名義 1stアルバム 「石と蝶」より)
6.    気分                       (2023年 6thアルバム 「タオルケットは穏やかな」より)
7.    ラッキー                (2025年 kanekoayano名義 1stアルバム 「石と蝶」より)
8.    わかりやすい愛 丈夫なからだ  (2017年 1st EP 「さよーならあなた」より)
9.   さよーならあなた   (2017年 1st EP 「さよーならあなた」より)
10.   WALTZ                  (2025年 kanekoayano名義 1stアルバム 「石と蝶」より)
11.   難しい                  (2025年 kanekoayano名義 1stアルバム 「石と蝶」より)





本来は、この後「羊文学」を見にWhite Stageに戻ろうと考えていたんだけども。。。
ここにきて左足裏にできたマメがつぶれそうになったのと、昨日、帰りがけに滑って膝打ったところが炎症して少し熱持ってきたので。参戦もここで終了。帰宅の途につくことに。。。。

入退場ゲートは、最終日の「お決まり」、SEE YOU IN 2026 !!  の文字に代わっている

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SEE YOU IN 2026 !! の下には世界最速であろう来年の開催日程が。。。
来年は7/24、25、26  開催だそうです。
来年はカレンダーの並びから 7/31、8/1、8/2と踏んでたんだけども1週早まるんですね。。。。 なんかだんだん開催日程が早くなるんですけど。。。。。

夏の暑さを考慮して? うーん、1週早くなっても変わんないよ・・・って個人的には思うんですけど。。。。


(終)






FUJI ROCK FESTIVAL 2025 2日目(7/26)

7/26(土)    FUJI ROCK FESTIVAL 2025 中日 2日目。

さてと、本日は山下達郎氏出演ということで、個人的には「メイン」と位置付けた日。
本来なら早めに会場に・・と言うところなんだけども、その前に、午前中ホテル近くのコインランドリーへ。

夏場なんで、シャツも下着も1日着たら洗わんと・・・というわけで複数日滞在のフェスではコインランドリーは欠かせない。
まあ、フェスに限んないですけどね。何日かにわたるドライブ旅の時もそうだけども。。。

BUT、なんせ、安いホテルを探していた事もあり、ホテルにコインランドリーがない。洗濯は近くのコインランドリーにて・・っちゅう事で。。。
24時間営業なら、昨夜ホテルに戻ってから夜中にでもやっちゃうんだけども、何分、都会ではないんでね。夜は閉まっちゃってるんで。。。朝やるしかないんだよね。

ちゅうことで、午前中、少し早めにホテルを出て、コインランドリーで洗濯。  
これだけで、1時間強取られる。

しかも、洗濯後、シャトルバス乗り場の越後湯沢駅に行って見たら、いつも車停めてる駅駐車場は、まさかの「満車」。

うっそ・・・。 今まで満車になったことなかったんだけどなあ。。。

仕方ないので、駅から少し離れた「町営」の駐車場。 こちらは夏場無料なんだけども、駅から少し離れていることもあり空きあり。 
加えて駅までアップダウン有。。ということで、本音を言えばこの暑さの中、避けたかったんだけどもしゃーない。  
少し重めのリュックを背負いシャトルバス乗り場へ。

駅についたのは12時前。


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げっ! かなりのシャトルバス待ち渋滞。

まあ、今日はチケット売り切れのようなので、これはある意味想定内。
それでもこの暑さの中、行列に並ぶ・・というのもやってらんないので、しばらく待ち。

昨日、15時時点で、シャトルバス待ち渋滞はなかったんで、暫く待てば落ち着くだろう・・・と思いーの。
最悪19時開始のヤマタツさんに間に合えばいいので焦らない。

駅構内の立ち食いソバ屋でソバを食べ、待合スペースでまったり。

BUT、1時間以上待っても、シャトルバス待ち行列が捌けない。。。  

しゃーない、行って見るか・・・ とシャトルバス待ち行列の中へ

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標高が高い分太陽に近い。日差しがジリジリと刺してくる。ヘヴィー・・・。

それにしてもフェスにキャリーケース、ガラガラ引っ張ってくる人いるけど、ハッキリ言って邪魔。
リックで来てくれ・・・・と叫びたくなる。

暑さで、普段気にならないところも気になってくる。気持ちも荒む。。。。

結局バスに乗るまで1時間ほど。  

越後湯沢の駅前は相変わらずピーカンの猛暑。 風も乾いていたし、雨が降る・・なんて、ほとんど考えもしてなかった。

BUT、苗場に着いた15時頃には、怪しげな積乱雲が一面に覆いだし豪雨となった。。。

あややややや。。。マジかよー。   

会場のバス乗降場は豪雨の中。  

山の天気は変わりやすく・・・・とは言ったものだわね

慌ててリュックからレインコート上下を取り出し、多少は雨除けになると思い、近くの木の下に駆け出す。 それでも、全身大分濡れてしまった。

FUJI ROCKに雨はつきもの。 3日間雨が降らないことはほとんどない。

・・とは分かっているので、予め登山用のレインコートは用意して行ってるけども、それでも、やっぱ雨はなれない。 
しかも慌ててコートを着たものだから、フードの隙間から水が入ってきたりして、不快この上ない。


よりによって、今回のメインであるヤマタツさんの日にこれだもんなぁ・・・・。


いや、何年か前、氣志團万博にヤマタツ氏が出演した日も雨だった。 あん時も雨の中、何時間も立ちん坊で、ライブを見たっけ。

あれを考えたら・・・とも頭をよぎった。 だけども、あんときは会場が家の近くだったから、モチベーションが変わらなかったんだよね。 終わったらすぐ帰って風呂入ればいいやと思えたし。
今回は、山の中のFUJI ROCK。加えて体調も万全ではなかったこともあり、気分は萎える。

そんなわけで、ヤマタツ氏まで、まだ4時間近くあり。それまで、会場をぶらりと歩き、他のアーティストのライブを見てみるか・・・と当初は思っていたけども、そういう気にもなれず、早々にメインのGreen Stageに。

ゲリラ豪雨なんで、雨もすぐ止むだろう・・・と当初は思ったけども、これがなかなかやまない。

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折りたたみイスを広げ、ミノムシのようじっと待つ。


午後3時過ぎからの土砂降りはヤマタツ氏が始まる1時間ほど前にようやく止んでくれた。

それでもシャツもGパンも大分濡れ濡れ。。。。そのくらいの強雨でしたわ
ここまで濡れたのは、個人的には2003年初めてFUJI ROCKに参戦した以来ですねぇ。

昨日、同じ時間帯のGreen Stageだった、Vaundyも人人人・・・って書いたけども、ヤマタツ氏はそれ以上だった。とにかくもう立錐の余地なし。 

まあ、メインステージなので、入場規制はないものの・・・ 本来だったら規制をかけたいところだったろう。。。

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19時過ぎ。おなじみの「SPARKLE」でスタート。さすがに「ヘンな」曲はなし。
えー、「ヘン」というのは、マニアックという意味です。大体どなたでも知っている定番曲で固めたセットリストを展開。

あ、いや、大瀧詠一氏のカバー、「ハンド・クラッピング・ルンバ」はへンだったか・・・

まあ、「アトムの子」から「鉄腕アトム」のテーマ曲へのメドレーはワンマンでも定番だしな。。。。


かといって、気志團万博でやったような「ハイティーン・ブギ」や「硝子の少年」のような「本来の意味」でのヘンな曲はなし。

その辺は、同じ「フェス」でも、FUJI ROCKは音楽の志向が高いということを踏まえていたのでしょうかね。

ただ、やはり「ワンマン」のライブに比べると、大分力の入れ具合は少し軽いな・・・という印象はありましたね。 ワンマンが100としたら80くらいか。 ・・・という印象は否めなかった。

いや、やっぱり年齢のせいというのも大きいんだろうな、以前のような切れる歌唱は大分影を潜めましたね

ところで、これ書くころには、すでにいろいろとネットディアに出てきていると思うんだけども、終盤に差し掛かるころ、やおら、ワイフの「プラスティック・ラブ」のイントロが流れ出した。 

まさか・・・ と思ったけどもヤマタツ氏自身が歌い始めたので、あれ?、やっぱなかったか・・・と思いきや、ワンコーラス歌い終わった時、竹内まりやさん登場。じゃじゃーん。 

やっぱりな。。。 と思うワタシとはウラハラに 場内騒然。。。


考えてみれば、気志團万博の時もコーラスで参加してたもんな。 
なんだかんだいうても、一心同体の夫婦なのですよね、お二人とも。 

でも、こういうサプライズがあるから、5万払っても「現地」にいく気になるわけですわ。

Amazon primeの生配信見てても、現地の「生」の感動は伝わってこないでしょ!?

前日のVaundy同様、70分にわたるライブ。 
個人的には、ワンマンでこれまであまり耳にできなかった、アン・ルイスへ提供した「恋のブギウギトレイン」が聴けたことが収穫かな?
逆に、フェスと言う場で「あまく危険な香り」をやったのはちょっと意外でしたけど。。。 この曲こそ、屋内向けの曲と思っていたので。。。

ワンマンに比べると確かに曲数的には物足りなさも感じるけども、個人的には大満足なライブでしたわ。


●山下達郎  セットリスト

1.      SPARKLE
2.      あまく危険な香り
3.     メドレー: ドーナツ・ソング〜ハンド・クラッピング・ルンバ(大瀧詠一カバー)〜IKO IKO〜ドーナツ・ソング
4.     僕らの夏の夢
5.     メドレー: SILENT SCREAMER〜BOMBER〜SILENT SCREAMER
6.     プラスティック・ラブ (with  竹内まりや)
7.     RIDE ON TIME
8.     メドレー: アトムの子〜鉄腕アトム〜アトムの子
9.     恋のブギウギトレイン(アン・ルイス提供 セルフカバー)
10.   さよなら夏の日


追伸
ヤマタツ氏終了後、 隣のRED MARQUEEでは、「サンボマスター」がスタート。
これがいけなかった。

 Green Stage からゲートに戻りたい人、 Green StageからRED MARQUEEに向かいたい人、ゲートからRED MARQUEEに向かいたい人がごちゃごちゃになって、ゲート、Green、RED MARQUEEの三叉地点で全く身動きが取れなくなった。

これは、タイムテーブル上のミスですね。

ヤマタツ氏終了後、 ゲートに向かう人とサンボマスターに向かう人が一斉になだれ込むというのは、ある程度分かるはず。

わたしゃ、相変わらずの体調不良と、足の裏にマメが出来て、ずきずき痛み出したので、もうホテルに戻りたい・・・とGreen Stage からゲートに戻りたい人だったけど、Green Stageから身動きが取れず。
それでも、なんとか脱出したい・・と思うのはヒトの性で・・・
本来の通路ではなく、Green Stageの「斜面」側に人の動きがあったんで、そっちに回ったら、先程の雨もあって、斜面が滑りやすくなっており・・・見事に「すってん」。膝をしこたま打ち付けてしまった。
踏んだり蹴ったり。。。。

この日はチケット売り切れるほどだったのも拍車をかけましたわ。
とにかく、今までFUJI ROCKで見たことないくらいの人の多さだったもの



FUJI ROCK FESTIVAL 2025 1日目(7/25)

FUJI ROCK FESTIVAL 2025 初日(7/25)

毎度のごとく、「今頃遅せーよ」って言われそうだけども、開催から1か月遅れで「FUJI ROCK FESTIVAL 2025」。

昔はさあ、ライブの興奮が抑えられずに、参戦後、帰宅したらすぐに朝方までライブレビュー書いてたもんだけども、あれから20年以上過ぎて、どうもね、慣れてきたというか、かなり腰が重くなってしまいましたわ。

加えて、実は、今回のFUJI ROCK参戦に際して、直前に体調を崩してしまいまして。。。
いわゆる「熱中症」ってやつで。 熱っぽいし、食欲無いし、だるいし。 加えて、持病のアレルギー性の気管支炎もぶり返したりで。喘息性の咳が止まんなくなってしまいまして。

それでも、今回、大枚はたいて購入したFUJI ROCKのチケット、 やっとのことで予約した宿のこともあったんで、参戦辞退だけは避けたかったんでね。
それまで、午前2時前には就寝したことなかったのに、前日まで極力早く就寝したり、極力体調の回復に努めた。

そのおかけで、7/25当日は、熱中症による熱っぽさとだるさは取れた。 けども、咳は相変わらずで。

朝、これはどうしようか・・・ 。と思ったんだけども、 せっかく大枚をはたいて取得したチケットと、やっとのことで予約したホテルのこともあり、とりあえず今日中に現地に行ってリストバンドの交換だけはしておこう・・と思いーの。

本当は、12時40分〜 RED MARQUEEでの「TOMOO」を見たかったんだけども、これは回避覚悟で予定よりも5時間遅れで、毎度のごとくクルマで苗場へ。

越後湯沢駅のいつもの駐車場には15時過ぎに到着。 ここからは、いつものようにシャトルバス。
午前中は2時間待ちは当たり前のシャトルバスも、この時間になると、すんなりと乗車。

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シャトルバスは 外人ばっか。。。さすが国際的なフェスだ。

15時40分、苗場着。 すぐさま、受付に向かい、リストバンド交換。 
そのまま入場口へ

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2年ぶりのFUJI ROCK だぜぃ!!

と言いたいところだったけども、、咳は相変わらずで体調は万全といえず、今一つ気分が盛り上がらない。
兎も角、今回は病み上げりなので、無理しない範囲で参戦することにする。

TOMOOさんを回避したので、この日は、19時の「Vaundy」まで、事前に見たいと思っていたアーティストはない。
本来なら、奥のFIELD OF HEAVEN に向かいつつ、途中で、面白そうなアーティストがライブをやっていたら、覗いてみようと思っていたんだけども、 体調も万全ではなかったこともあり。。。

とりあえず、
RED MARQUEEに向かってみる。
BUT、
RED MARQUEEはこの時間、インターバル中で、だけもライブをやっていなかったので、後方のシートエリアに折りたたみイスを広げ休憩。
越後湯沢までの5時間のドライブもあってか、すぐにうつらうつら。。。。

気が付いたら、後方でライブが始まった。 
どうも、苗場食堂でライブが始まったようだ。 

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苗場音楽突撃隊。

Dr.   池畑潤二
Gt.   花田裕之     ヤマジカズヒデ
B      隅倉弘至
Key   細身魚
Sax   青木ケイタ
V       タニーホリデイ

による乾いた、70's US ROCK   のナンバーが、小さなテントステージからこだまする。
洋楽にはからきし弱い私にゃ知らない曲ばっかだけども、70S独特のコード進行についつい立ち止まってしまう。

途中、先ほどまで、GREEN STAGEに立っていた、BRAHMANのフロントマン TOSHI-LOW氏が飛び入り参戦。

コアなロックナンバーを展開。

苗場音楽突撃隊。こんな感じで、毎回、ゲストボーカルが飛び入り参戦するのが定番ようで、これまでも、トータス松本氏や奥田民生氏、八代亜紀さんなども飛び入り参戦したことがあるようだ。

ビッグアーティストのライブが、テントステージという、本当の目の前で見られるというが売りのようだ。

いや、これ、私も知らなかったわあ。   たまたま、見つけたライブが新たな発見をしたりする。
これがフジロックの醍醐味の一つなんだよね


苗場音楽突撃隊ライブ終了すると、あたりは薄暗くなってきた。
昼間、越後湯沢の駅前は、めちゃくちゃ「猛暑」だったけども、現地、苗場は陽が落ちると、少し寒さを感じる。
猛暑の夏といっても、やっぱ、標高900mの高原なんだよね。 薄手の長袖が欲しい。

BUT、長袖類は一枚も持って来なかったんで・・・。 
今年の夏の、危険な猛暑と、ここしばらくの体調不良で完全に頭から抜けてた。。。
うーむ、まだ「夏フェス」の頭になり切ってないですね。。。

夕食のカレーを食べ、Vaundyを見るために、Green Stageに移動。

・・・としたら、RED MARQUEEのフードコートに位置していたラジオブースで、なにやら「生放送中」。

なんだ? なんだ? と野次馬根性で覗いてみる。

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どうやら、FM802、 FM COCOLOの「RADIO ANTHEM」の生放送中。
ゲストは・・・、ぬわんと、TOMOOさんではないか。。。

ライブは回避してしまったけども、まさかラジオの生放送を「目の前」で見れるとは。。。。なんとラッキーなめぐり逢い。

放送最後に、ブース前のギャラリー全員含めた写真を1枚。
ワタシ、もろ写ってるはずなんだけども。。。

ネットを探してみたら、あった。。。これだ!

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ちなみに、写真後方の赤丸印は「ワシ」。

↑で、「バッチリ写ってる」・・・なんて書いちゃったけど、かなり「豆」だった。。。(爆)


Green Stageに移動。 
ステージ上手側、ステージを斜めに見下ろす木の下にスペースを見つけ、折りたたみイスを広げる。
ライブ開始1時間前の時点では、まだ、多少のスペースがあちこちら見られたが、ライブ開始直前
見渡す限り、人人人・・・・。 これだものWhite Stegeでは入場規制がかかるわけだ。

FUJI ROCKではHeadlinerまで、あまり滞在することがないわたしゃ、ここまでGreen stageが人でいっぱいになるのも、めちゃくちゃ久しぶりのような気がする。相変わらずの人気ですわVaundy。

19時ちょうどライブスタート!

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まずは「不可幸力」から。。
全体的に、いつものフェスと大きな変化はないセットリスト。

ただ、サウンドチェックを含めて70分という余裕のある尺であるため、全16曲。 
Vaundyは、フェスでは、これまで何度も見てきた私だけども、ここまでの曲数と、余裕あるステージングのライブは初めてだ
70分の尺だからこそ、このくらいの曲数はできるのよ。

そもそも、ステージを見下ろす角度からVaundyの歌唱を見られたのもフェスでは初めてだと思う。

なんせ人気者なんでね、いつも超満員なんで、ステージなんてろくろく見えないのが常なのよ、Vaundy。  
入場規制がかかった一昨年のFUJIROCKなんて、ステージが全然見えなかったし、 その後参戦した、SWEET LOVE SHOWERも全く同じ状況だったし。 
特にワタシャ、背が高い方ぢゃないんで、前に背が高い人が立っちゃうと、フェスでは、ステージ見えないからさあ。

ここまでステージングを堪能したのは初めてですよ。 

セットリストも、個人的に好きな「踊り子」「Tokimeki」、 加えて、4月クールのドラマ主題歌だった「僕にはどうしてわかんるだろう」と、個人的に好きな曲はすべてやってくれたので満足ですわ。

Vaundyは、ハードな曲よりも、この手のキャッチーなミドルチューンがいい。
特に「僕にはどうしてわかんるだろう」とかさあ、切ないメロディラインが刺さるのよ。

ステージングのMCを聞いてると、なんかぶっきらぼうに感じるけども。。。

しかしね、そろそろ「怪獣の花唄」に代わる「〆」の曲が欲しいよなぁ。
たしかに、依然、この曲さえやれば、みんな大盛り上がりなんだけどさあ
さすがにちょぃと新鮮味に薄れてきたわ。


●Vaundyセットリスト

1.   Audio003   (2024年 アルバム「reprica」より)
2.   不可幸力           (2020年 2nd 配信シングル)
3.    裸の勇者          (2022年 1st EPより)
4.    風神                 (2024年 28th 配信シングル)
5.    踊り子    (2021年 13th 配信シングル)
6.    タイムパラドックス   (2024年 25th 配信シングル)
7.     僕にはどうしてわかんるだろう  (2025年 31st 配信シングル)
8.    しわあわせ        (2021年 8th 配信シングル)
9.    常熱                   (2024年 アルバム「reprica」より)
10.  花占い                (2021年 10th 配信シングル)
11.  Tokimeki             (2021年 11th  配信シングル)
12.  再会                    (2025年 34th  配信シングル)
13.  ホムンクルス     (2024年 26th  配信シングル)
14.  CHAINSOW BLOOD  (2022年 17th 配信シングル) 
15.  怪獣の花唄        (2020年 アルバム「strobo」より)

アンコール
恋風邪にのせて          (2022年 14th 配信シングル)


・・・というわけで、FUJIROCK  1日目 はまだまだ続くのですが、体調が万全ではないので、Vaundyまでで会場を離脱。

まあ、その他、今回は近場のホテルを予約できなかったうえ、予約したホテルのチェックインが24時までということで、早めに移動する必要もあったんだけども

そんなわけで 2日目 に続く



SWEET LOVE SHOWER 2025 1週間前心得

来週末は、SWEET LOVE SHOWER 2025 FES。




昨年は入場チケットを予約し損ねていたのに、有料ベンチチケットで入場しようとして断られたトラウマがあるので、今年は昨年の二の舞にならないよう確認。
今年は大丈夫だよな。。。😅😅

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それでなくても、ラブシャは、一昨年の参戦時、2日目はゲリラ豪雨に遭遇したり(これでセカオワが中止になった。今年の出演は今時のリベンジだと思う)   、3日目は予約した駐車場に向かう時に縁石から飛び出していたものに引っかかって車パンクしたり。。。。
毎年なんか起こる、個人的に鬼門のフェスなんで。。。。

今年は無事参戦できますように。


後は、天気だけども、来週末はどうも天気があんまりよくなさそうだ。

スクリーンショット (99)


まあ、雨用の防水靴とレインコートは準備済みだし。
今年は、雨降った時も考えて、土日は屋根付きの休憩ラウンジも予約したり、一昨年のような突然のゲリラ豪雨の時の対策もしたんだけどね。
それでも、雨の中のライブは、やっぱキツイからなあ。
なんせ、もう、若くないからさぁ。。。
(ちなみにラブシャの会場は水はけが悪いので雨が降ると、たちまち「田んぼ」になります。。。。)

まだ1週間あるので、予報が変わってくれればと思うけど。。。

後は、気温を見ると朝晩は結構気温が下がりそうなんで、薄いパーカーを1枚持って行った方がよさそうだな。これは、この間のフジロックでも実感したので。。。

昼間は30℃超えても、なんせ標高900mの高原なんで、平地とは気温が違うんでね

Official髭男dism@日産スタヂアム Live

2025年5月31日(土)。 

3週間前、サザン全国ツアー札幌ドーム公演に参戦したばかり。まだ、そのほとぼりも冷め切りていないっちゅうのに、行ってきましたわ、ヒゲダン、日産スタヂアムライブ。

フロントマンの藤原氏がのどの不調を訴えてから数年。 暫くライブも含め活動が低調だったヒゲダン。
そんな藤原氏の不調も復調ということで、昨年、アルバム「rejoice」リリースを皮切りにライブも復活。

個人的にヒゲダンのワンマンライブは、2022年のSHOCKING NUTS TOURの武道館以来



あれから3年。 ヒゲダンの活動も復活したし、またヒゲダンのライブを見たい。 
と言う時に昨年の「rejoice」ツアーがあった。

BUT、勇んで申し込んだら「落選」。。。

この時は、一般のチケット販売サイト(ローチケ)から申し込んだのよ。 

いや、これがいけなかったのかなぁ。。。

ということで、以来、ヒゲダンの公式ファンサイトに網を張ってたのよ。

2022年のSHOCKING NUTS TOURは、公式ファンサイトサイトの月額ファンクラブから申し込んで「当選」していたこともあり。 やっぱファンクラブから申し込まなきゃダメか・・という反省も込めて。

ほどなくして、今回の「日産スタヂアム」2days Liveの告知が出たわけで。
当然、月額ファンクラブから申し込み。無事チケットをゲット!  
今回の参戦と相成りました。


そんなわけで、「ワンマン」ライブとしては、3年ぶりの参戦。
だけども、それ以前に、フェスでは何度もヒゲダンのライブは経験してきたんでね。

そもそも初めてヒゲダンのライブを見たのは、2017年のROCK IN JAPAN。
まだインディーズの頃だ。 
2017年当時、ロッキンはまだ「ひたちなか」開催だったけど、その第5のステージとして「HILLSIDE STAGE」と言うステージがあった。

ひたち海浜公園の、ネモフィラで有名な「見晴らしの丘」と、メインの「GRASS STAGE」に向かう「まつかぜ橋」の分岐点の小高い芝生の丘に作られたこじんまりとしたステージは、主に「ニューカマー」アーティストに使われていたステージだった。

ステージキャパとしては、ライブハウス程度。本当に手が届きそうな目の前で見たライブが、最初だった。 あれから8年。
いまや、7万人のスタヂアム 2DAYSを満杯にするくらい急成長。
あの時のアットホームなライブを見てきた身としては、この成長ぶりは信じられない。

これまで50年近くヒット曲とアーティストを追いかけてきたワタシだけども、当初から追いかけてここまでデカくなったアーティストもなかなかいない。

いや、たしかにこの人たち、デカくなりそう・・・っていう予感は、あのロッキンのライブからあったのよ。 
あの後、すぐ、このブログの「キニナル曲」でヒゲダンを書いて絶賛した位だから。

でも、ここまでデカくなるとは、8年前には、正直、想像もしてなかった。



午後4時時過ぎ新横浜駅着。

今回のライブ、横浜まではクルマで行った。 帰り時間が読めなかったんでね。
横浜駅からアクアライン経由で木更津方面に向かうバスはあるものの、終バスの時間は意外と早いし。
なんせ7万人が一斉に捌けるとなると、場合によっては終バスに間に合わないことも考えられたので。

ただ、スタジアムの近くの駐車場も混雑が考えられたので、みなとみらいの駐車場にクルマを止め、新横浜までは電車で向かった。

天気は、今にも泣き出しそうなドン曇り。

サザンの3月の沖縄公演、5月の札幌ドーム公演、どちらとも同じように、今にも降り出しそうなドン曇りだった。(というか、どちらも途中降られたんだけども。。。)

どうも、今年のライブ参戦は天気に恵まれないなぁ。。。

・・・なんて思いながら新横浜の駅に降りったったとたん。。。土砂降り。 しかも北寄りの冷たい突風も。。。

オーマイゴット。   

天気予報を見て、「万が一」のことを考えて、持ってきた野外フェス用のレインコートが役に立っちまった。。。

そんな、土砂降りの中、日産スタジアムにたどり着く。

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今回、割り当てられた席は 東ゲートE13  バックスタンド1F 21列321番

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予め、スタジアムの席位置は確認してきていたので、ある程度は分かっていたけども、サザンのライブに引き続き、今回も列の一番通路側の席。

ここんところライブレビューでは毎度書いているように、ジジイになってトイレ近いのよ。
なので、一番通路側の席はありがたい。

ライブの途中、他の方に「ごめんなさーい」と謝りながらトイレに駆け込まなくてもよいので。。。

しかも、思ったよりも、ステージに近い。

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ステージよりも、少し目線は高いこともあり、少し角度はあるものの、アリーナの後ろの方よりは、ステージは見やすかったと思う。

もっとも、これを狙って、チケット申し込みの時、今回もアリーナではなく、スタンド席をチョイスしただけども。。。 ほぼ狙っていた通りの席だったのは、めっちゃ幸いでしたね。

しかも、ちょうどスタンドの屋根がある位置だったので、先程来の雨は、ほとんど影響なし。

逆に、アリーナは、席も、地面も濡れてて、ちょっと大変そうでしたわ。。。

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それでも、気が付いたら雨は上がり、晴れ間も出てきた。

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そして、18時過ぎ  

ステージ裏に待機するメンバーが、ステージ背後の巨大スクリーンに映しだされる。
カメラは、ステージ裏から通路を通りステージに至るまでメンバーを追い続ける。
そして、メンバーがステージに登場。

一斉に、地鳴りのような7万人の大歓声!   
 
2018年のROCK IN JAPAN最終日の大トリのサザンも、観衆は7万人だったと記憶している。
だから、同じくらいの大観衆だったはずなんだけども、 フェス場合の平地だし群衆の中に入ってしまうと、意外とその大歓声っていうのは、分かんないもんなんだよね。

でも、ここは野外とはいえスタジアムライブ。 スタジアム全体の歓声を受け取るすり鉢状の少し高い位置で聴く7万人の大歓声は、スタジアムの壁に反響する音も相まって、思わず鳥肌が立ってしまう。

ライブは昨年リリースの「Same Blue」からスタート!

さあ、あとは、突っ走るだけ!

今回のライブ、↑で書いたように、初めて小ステージで見たヒゲダンからどのくらいデカくなったのか、確かめたかったということ。それともう一つは、フロントマンの藤原氏がどのくらい、復調したのかを見たかったのもある。

でも、全然杞憂でしたね。 ライブ序盤こそ、すこしペースを落としたようなボーカルでしたが、中盤のMC後、「ブラザーズ」からの祭りセッションパートからは、一気にボルテージが上がる。
キレッキレの高音パート、ロングトーンを聴かせてくれた。 いや、正直、こっちが「大丈夫か?」と心配になるくらいの魂のこもったボーカルだ。

個人的に当初ヒゲダンに刺さったのは、楽曲のキャッチーさ、演奏力もさることながら、藤原氏の魂のボーカル力っていうのは、やっぱり大きいですね。

口先だけでなく、本気でお客さんに腹の底から訴求するようなボーカル。 だからこそ、こいつはホンモノだと思わせるモノを持っているのよ。

その藤原氏がノドの不調で活動自粛ということを聴いた時、ある意味、「やっぱりそうか」と思うところもあったし、藤原氏の生命線が絶たれることことも考えられ、もしかすると、これでヒゲダンも終わりかも。。。 と思うところもあった。

だからさ、活動再開と聴いた時、本当に回復したのか、ライブで実際に確かめたかった。

うん、これなら大丈夫だ! 今回のスタジアムライブは、それを確認させてくれたライブだったといってもいいと思う。


もう一つ、正直言うと、今回のライブでヒゲダンとは一区切りつけようか・・と思うところもあった。
ヒゲダンもインディーズデビューから今年で10年。 まあ、それもあっての今回のスタジアムライブったんだと思う。 いや、恐らくそれがでかいよね。

個人的にも、8年前、ロッキンの一番小さなステージから、ちょうどデビュー10年で日産スタジアム2DAYSをやるまで、一連の成長過程を見てこれた。丁度キリがいいじゃないか。

今回のスタジアムライブは、個人的にはヒゲダンに対しての、この10年の集大成。

そういう思いもあったのよ。


BUT、ライブ途中の藤原氏からの、ヒゲダンの初ライブからこの10年の過程をとうとうと話したMCの最後 「インディーズデビューから10年。 今日のこのスタジアムライブに到達することが出来ました。でも、今日のこの日を10年の集大成とは思わないでください。これからも応援してください」 

うっ・・・、藤原氏に見透かれているようだった。

これは、今後もヒゲダンを見続けなくてはならないな・・・。 そう思い直させるように、私の心に刺さった一言だったなぁ。

もっとも、この後、ヒゲダンも出演する、8月末の「SWEET LOVE SHOWER 2025」にも個人的には参戦するし、 だから、ヒゲダンのライブはこれが全くの最後という事はない。あくまでワンマンライブでは・・・と言う考えではあったんだけども。。。。。


そんな事を考えていたら、先日、「TOYOTA ARINA TOKYO」なる新たな「ハコ」で、ヒゲダンがこけら落としライブ開催。。。というニュースが。

TOYOTA ARINA TOKYO お台場に出来るバスケットBリーグ、アルバルト東京 のホームアリーナ。 キャパは1万人。
バスケットの他、ライブなどのイベントにも使用可能とのこと。 3月に参戦したサザンツアーの「沖縄アリーナ」(琉球ゴールデンキングス ホームアリーナ)、 昨年、船橋にオープンした「ららアリーナ」(千葉ジェッツ ホームアリーナ)と、同じ形態のハコですね。

「沖縄アリーナ」でのサザンのライブは音響、みやすさ、共に素晴らしかったし、同じ1万人規模でのヒゲダンのライブは惹かれますね。

ちょっと応募してみようかな。。。。 ちょうど今、そう感じているワタシです。
もっとも、日産スタジアム2DAYSを満杯にしたヒゲダンなんで、チケットは争奪戦になること必至なのですが。。。。


Official髭男dism@日産スタヂアムLIVE  2025.5.31  セットリスト

1.  Same Blue       (2024年 12th配信シングル)
2.  Universe          (2021年 5thシングル)
3.  ミックスナッツ  (2022年 7th配信シングル)
4.  パラボラ          (2020年 3rd配信シングル)
5.  Laughter          (2020年 4th配信シングル) 
6.  115万キロのフィルム  (2018年 インディーズアルバム「エスカパレード」より)
7.  Pretender         (2019年 2ndシングル)
8.  イエスタデイ   (2019年 1stアルバム「Traveler」より)
9.  Subtitle             (2022年 8th配信シングル)
10. FIRE GROUND  (2019年 1stアルバム「Traveler」より)
12. ノーダウト      (2018年 1stシングル)
13. Cry Baby          (2021年 5th配信シングル)
14. ホワイトノイズ  (2023年 9th配信シングル)
15. 宿命                  (2019年 3rdシングル)
16. TATTOO           (2023年 10th配信シングル)
17. Chessboard     (2023年 6thシングル)
18. 50%                 (2024年 13th配信シングル)
 
アンコール
1.  I LOVE...         (2020年 4thシングル)
2.  異端なスター  (2017年 3rdミニアルバム「レポート」より)
3.  SOULSOUP    (2023年 11th配信シングル)
4.  Stand By You  (2018年 2nd EP)


上記のように、まあ、10年間、これまでの「代表曲」はすべてやった・・と言うくらいのオールヒットなセットリストでしたね。
個人的には、「パラボラ 」が聴けたのがうれしかったなあ。 エレクトーンのような音色のキーボードを前面に出したサウンド。
子供の頃、ヤマハの音楽教室でエレクトーンを習っていた私にとっては、めちくちゃ懐かしい音色ですわ。 まあ、以後も、この音色が使われた曲にはついつい耳が行ってしまうんだけども、これだけ前面に使われると・・・うれしくなっちゃいますね。

たしかに、この曲の頃は、コロナ禍の真っただ中であり、世界的に沈んだ世相の頃だった。そんな沈んだ世相の中にやさしく降り注ぐ一服の清涼剤のような曲。 そんなイメージもあり、個人的にはヒゲダンの中でもフェイバリッド1曲ですね。

そのほか、「Cry Baby 」はいつもながらのリミッターが外れたような迫力でしたわ。
2022年の武道館ライブの時も書いたけども、この曲、音源ではリミッターがかかったようなイメージなのよ。 本当はもっと音圧を上げられるけども、これ以上あげると音割れが起きそうなんで、ちょっと音圧を妥協しました・・・って感じで。
でも、ライブでは、そんなリミッターを外したようなぶっ飛んだ音圧と迫力で。 今回もご多分に漏れず堪能させていただきました。


それと、これはハプニングだったんだけども、「TATTO」の出だしで藤原氏がキーボードのボタンを誤って押してしまったために、本来とは違った音色が出てしまい・・・
「ちょちょちょ、ごめん。 」・・・と途中で曲を止めてしまった。

いや、こういうハプニングも、ライブならではなのよ。 だからライブは楽しい。

このハプニング、どうも簡単には音色を元に戻すことが出来ず、一度、キーボードの電源を落として再起動する必要があった様で、10分ほど何もできない時間が流れたんだけども、その間のメンバーのやり取りが、ヒゲダンらしいチームワークを感じましたわ。
逆に、このハプニングの後、会場に一体感が生まれたような感覚がありましたね。
雨降って地固まる。まさにそんなハプニングだったな。


早くも年末のフェスです。。

COUNTDOWN JAPAN 25/26 開催日程決定!



このくそ暑いさなか、もう年末のフェスの日程ですかい!?
という感じがしないでもないけど。。。
実はこれについては、少し前にfacebookに 今年のCOUNTDOWN JAPANは12/27〜12/31 という初の「5日間開催」 ぢゃないか・・・という事を書いたんだけども、その通りになりましたわな。

まあ、今年はカレンダーの並びで12/27が土曜日ということで、通常よりも1日前倒しで開催ってことですわな。
これも、facebookに書いたように事前の読み通り。

昨年のロッキンのサザン出演もそうだけども、ROCKIN ON主催のフェスは、なんか先が読めるな。。。😵😵😵
やっぱ、ROCKIN ON主催のフェスには20年以上参戦してるしな。。。😵😵😵😵

いずれにしても、今年は1日延びたので、その分出演アーティストは増えるわけで。 特にこれまで12/28に集中していた紅白出演組は12/27、12/28に分散するので、その分、紅白「未」出演の強力アーティストの出演枠も増えそう。
参戦に値しそうな予感がするので、今年は年末、COUNTDOWN JAPANに参戦しようか。。。
昨年は、RADIO CRAZY 802 参戦で大阪に遠征したけども。。。

ちょっと考えるところがあって、8月末のラブシャ終了後は、暫くライブ「遠征」は自粛しようかとも考えてることもあるし。。。
「幕張メッセ」は個人的には「ホーム」だしね。
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