かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

サザンオールスターズ全国ツアー「THANK YOU SO MUCH!!」@沖縄アリーナ

サザン、6年ぶりの全国ツアー。

「サザンオールスターズ応援団」(ファンクラブ)会員のワタシ。まあ、ワタシだけでなく会員の皆様、今か今かと待っていた全国ツアー。

むろん私もそうだったわけで、昨年末のツアーとチケット先行リリース要項発表を受けて、速攻でチケット応募しましたわ。


いや、前回2019年の全国ツアーでは、ファンクラブ先行のチケット予約に失敗したのよ、ワタシ。
その前2015年の全国ツアーでは、ファンクラブ先行から、割とすんなりチケットゲットできたので油断があったんだと思う。

サザンのライブは、これまで野外フェスや、ドーム級のライブしか参戦したことしかなく、小さなアリーナ、ホール級の「コンサート」は見たこと無かった。

今度は出来る限りキャパの小さな会場で、出来る限りステージの近いところでライブを見たい。

・・こんな欲求が災いしたのか、応募したのが、すべてアリーナの会場のみ。ドーム会場はすべて飛ばし。

そしたら、ファンクラブ先行、 O-チケ先行、見事、全ハズレ。

焦ったワタシは、O-チケの「一般」販売で、ドーム会場全応募。 まあ、半ばヤケクソだったんだけども。。。 そしたら、奇跡的に超幸運にも「札幌ドーム」のチケットが当たって、ライブに参戦できた。
・・・というのが、前回のツアー。

今回のツアーは、前回と同じ「テツ」は踏みたくなかったんで応募の仕方を考えましたわ。
もっとも、今回ファンクラブ先行は、1次がアリーナ、ドーム全会場。 2次がドーム会場のみ と、それでも応募の間口が広がったんで、これを最大限に活用しよう・・と。

1次で「全会場、全日程」を応募。 1次の状況を見て2次で「ドーム会場、全日程」を申し込もう・・と。

つまりは、すべての会場、すべての日程に申し込んだ。  ちょっと考えたのは、これら一気に申し込むんではなく、日をずらして少しずつ申し込んだ。 一気に申し込むと、主催者側になんか上げ足取られそうな気もしたんで。。。

・・で、結果、1次では、沖縄ドーム 3/16 が当たり

まさに「THANK YOU SO MUCH」

逆に言えば、あとは全部外れ。。。   まあ、機械的に一人一会場にしか当たんないように振り分けてんだろうけどね。。。

だけんど、 本音を言えば、関東地区(千葉)に住む私としちゃ、電車1本で行ける横浜アリーナか、さいたまスーパーアリーナ、あるいは東京ドームがいいに決まってますわ。
よりによって千葉から見て、一番遠い「沖縄」とは。。。 と最初は少し躊躇したんだけどね。

でも、まてよ「沖縄アリーナ」だったらキャパ1万人くらいのはず。 どんなに離れた席からでも、他の会場よりはステージが近く見れるのでは・・・。と思いーの。

そそそ、↑に書いた通り、「出来る限りキャパの小さな会場で、出来る限りステージの近いところでライブを見たい」という欲求にはうってつけの会場ではないんか・・なんて考えたのね。

それに、沖縄は、生まれてこの方、まだ一度も行ったこと無いし、いい機会じゃん。。。

・・と、あくまでポジティブ思考。


ちなみに、ファンクラブ先行1次応募の当選に味を占めたワタシャ、先行2次のドーム全公演も応募してみた。 そしたら「札幌ドーム」公演に当選  

うんにゃ、待てよ。。。 またもやドームの中では一番遠い札幌じゃんか。。。

アリーナ公演は「沖縄」、ドーム公演は「札幌」。。 まさにサザンを追いかけて、日本全国縦断の旅・・・な様相に。。。

考えてみれば、2015年が新潟、2019年が札幌、 今回が沖縄と札幌・・・と、東京でサザンライブは2005年のツアーを東京ドームで見た以来一度もなかった。。 
あ、いやいや、一度、横浜アリーナの年越しライブに当たったことがあったっけ。。。

一昨年の「茅ヶ崎ライブ」も昨年の「ROCK IN JAPAN HITACHINAKA」は東京に入るのか? ・・・いやいや、これらは、家からはちょっと離れてるなぁ。。。

いずれにしても毎回、日本全国、いろいろと旅させられるのお、サザンのツアーは。。。


そんな思いの中、3/15(土)  午後遅く、羽田発の沖縄便で向かったワタシは、夜、那覇空港に降り立つ。

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曇りだけど生暖かい。
サスガ南の島。
BUT、ホテルに着いたとたん土砂降り。ジメジメしてて本土の梅雨みたいな気候に少し辟易。


明けて 3/16(日) ライブ当日。
前日夜からの雨が午前中いっぱい降り続ける。 
気温も前日から一変。肌寒い。

初めは午前中観光に出かけようかと思ったけどもそんな気にもなれず。ホテルのベッドでうつらうつら。
昼過ぎ、予約してた沖縄アリーナまでのシャトルバスに乗車するため、ゆいレールで「おもろまち」。

そそそ、今回のライブのために、ライブ主催の「PMエージェンシー」がシャトルバスを用意してくれてたんだよね。 

↓ コレ

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当初は、那覇から沖縄アリーナまでどう行くべか・・思案してたんだけども、↑みて即決。
ちょっと高いけども、初めての沖縄で勝手を知らないワタシにとっては、使えるものは使いたかったんでね。

ちなみに、このシャトルバス、あくまで今回の「サザン」のライブのために用意されたもの・・と思ってたら、「沖縄アリーナ」で開催される同社主催のライブでは、毎回用意してくれるようですね。
今週末(3/22 、23) ドリカムライブが「沖縄アリーナ」で開催されたようですが、この際もシャトルバスが運行されたようだ。


シャトルバス、思った以上にスムーズに乗れ、沖縄アリーナへは開場1時間以上前にとうちゃこ。

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写真には撮らなかったけども、物販用テント前には、ものすごい数の行列が。。。
アルバム「THANK YOU SO MUCH」の予約ブースも見られたけど、個人的には早々に「Amazon」で予約してしまったし、物販も購入予定がないので、さて、どうやって開場まで時間を潰そうか。。。


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沖縄アリーナ。 当然初めてだけども、建物自体、アリーナとは思えないほどコンパクト。
地方でも見られる「市民ホール」くらいの大きさですわ。

右下のテントは身分証明確認用のテント。 開場前なので、この時点ではまだ誰もいない・・・ というか、待ってるヒトもいない。。。

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開場まで1時間ほど待ち、身分証明確認開始。
時期的に主催の「PMエージェンシー」の新入社員の「研修」なのだろうか、リクルートスーツの「若者」から身分証明確認を受け、アリーナ入口へ。

こっち側が、アリーナへの入り口だった。

この時の模様、動画でも撮ってたんだけども。。。




風の音と旗の様子で分かると思うけども風が強かったのよ。しかも冷たい西風。 
時々、雨もパラついたりして。。。
ホント、ここ、沖縄? っていう気候で。。
この天候の中、開場まで1時間以上待ったわけで。。。
秋物のパーカー持って行って正解だった。

ただ傘は持ってない。。
こんな天候の中、傘もささずに「耐え忍んだ」のも雨の中の野外ライブの経験があったからなんですかね。。。。

15時30分、開場。
電子チケットと引き換えに、指定席が発行される。

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指定された席は2F13列218番。
アリーナではなかったけど、アリーナのすぐ上。ステージもめちゃくちゃ近い。
アリーナの後ろの方当たるよりもむしろ見やすくて良かった。

実際、ステージ両脇に設置されているオーロラビジョンを見なくても、十分堪能できた。
サザンのライブでは、これも初めて経験ですわ

ライブを「堪能」するにはうってつけの位置だったかも。

そして16時30分 ライブ本編スタート!

今回のライブ、余計な演出は極力抑えてだいぶシンプルになった印象。
でかい会場が中心となりショー化の要素が強い印象があったサザンの最近のライブだったけども、だいぶ「コンサート」に回帰したな・・というのが率直な感想ですね。

個人的には、余計な演出とかショー化しないでコンサートに徹してほしいといってるのも、サザンの「音楽」を生で聴きたいからですわ。
別にショーを見たいわけじゃないし、パフォーマンスを見たいわけでもないのよ。
今回のライブは、その方向に近づいんたじゃないか・・なんて感じたり。

サザンのライブで椅子に座ってアコースティックコーナーなんて初めて見たような気がする。
思わずチューリップか・・・と思っちゃいました。
桑田氏もさすがに年齢には勝てない・・ということでしょうかね。

まあ、これらをまとめて、個人的には、最近のサザンの中ではベストなライブだったじゃないかな・・・と感じましたわ。

もっとも、会場の規模っていうのもあったんだろうね。

目の前がステージっていう中でのサザンのライブは、個人的には初めてだったからさ。

うん、ライブを見るようになってからサザンは常にドームとか大規模フェスしか見てなかったから。
こういう、ちょっと大きな都市の「ホール」級のライブは初めてだったから。

まあ、サザンのライブとしては、そういうライブへの参戦をずっと望んでいたんでやっと叶った・・・という意味でもベストだったのかもしれん。

それと、ライブ本編の最後からアンコールにつなぐ部分。

今や、ワンマンライブでのアンコールは当たり前じゃん。客のほうもやって当たり前・・・って感じで、いわいるアンコールの拍手も、最近、おざなりなんだよね。
本来アンコールてそういうもんじゃないじゃん。まだまだ聴いていたいから心から拍手をしたくなるわけじゃん。
だから、そんなおざなりな拍手をするくらいなら、わざわざアンコールなんてやんなくてもいいじゃん・・・と思ってたんだけども。。。

今回のライブ、本編終了後

「本編終わってしまいましたね。。
もっと聴きたくありませんか?」

・・・なんて、向こう側から問いかけるようなプロンプトがステージ後方いっぱいに写し出されたり。。。

意表を突かれた客側は盛り上がらないわけがないわけで。

昨日3/22放送の、「桑田佳祐 やさしい夜遊び」でも桑田氏から言及があったように、沖縄独特の「指笛」が盛り上がったりして、気持ちよくアンコールに入れたわけですわ。

こんな感じで、本編からアンコールにつなぐ部分は、大分考えたな・・と、ちょっと感心したりして。。。


そうそう、↑で書いたように「指笛」での声援っていうのは、沖縄独特だったなぁ。 
サザンを以外のライブでも、個人的には初めての経験だったし。

沖縄民謡を取り入れた某曲() では、周り人たち、曲に合わせて本当に踊りだしちゃったりして。。。 それが本格的なのよ。 「あ、ほんものだ」なんて感じちゃったりして。。。

客層としては、たしかに年齢層は、ご多分に漏れず高めではあったけども、それでも家族連れとか、意外に若い子たちも目立ったな。

これは、ライブ以外でもそうだったんだけども、町歩いてる人たちも、若い人たちが目立つのよ。
最近、東京なんか歩いてると、結構年齢行ってる人たちばっかだな・・っていうイメージがあるんだけども、それに比べると・・・30年前の東京・・・っていう感じがした。

さすがは出生率、日本一の沖縄県だけあるな・・と感じたり。
もしかすると、じき、沖縄が日本で一番「活気」ある県になるのかも。。。 そんな予感がした。。

ちょっとライブの話とはずれたけどね、今回沖縄に行って見てダイレクトな印象ですわ。


それと 沖縄アリーナ。




ステージが近くて見やすいし、トイレきれいだし、出入り口広いし、何よりアリーナにしては会場が大きすぎない、
大都市のホール感覚でライブが楽しめるところが気に入ったわ。また来たいですわ。

先週のサザンに続き、この後、今週がドリカム、6月が小田和正、9月が星野源・・とビッグアーティストのライブが予定されている。

調べてみたところ、これまでもあいみょん、B'z、back number,乃木坂46などもここ使っているようだし、今後も沖縄におけるビックアーティストのライブの拠点になりそう。

そういう意味では、ヒゲダンは、まだここでやってないし、そもそも沖縄でのライブはまだ1度しか開かれていない。もしかすると、今後、ヒゲダンなんかは、穴かもしれんな。

これまではヒゲダンは武道館狙いで来たけども、もし、今後、沖縄アリーナでライブの予定が出てきたら、ちょっと考えよう。



サザンのツアー、個人的には、この後「札幌ドーム」に参戦予定。

今回のライブレポでは、まだツアー開催中で「ネタバレ」になっちゃうんで、セットリストは割愛するけども、「札幌」のライブレポにはセットリストも記載したいと思いますわ。

もっとも、今は「LIVE FANS」なんかでいくらでもセットリストの確認できちゃうけども。

ちなみに、今回の沖縄に続いて、また「札幌」に参戦する気になったのは、「アリーナ公演」と「ドーム公演」ではセットリストに違いがあるのかないのか、確認したかったから。

今回「沖縄アリーナ」のライブに参戦して、アリーナクラスの開場だったから、ぴったり嵌ったって曲が、やっぱあったんだよね。特に「アコースティックコーナー」でやった曲。 
あれらドームでやったとして、会場の端から端まで果たして届くのだろうか・・・とは思うわけで。

あとは、アルバム「THANK YOU SO MUCH」からの曲ですね。「アリーナ」公演でも、アルバムの半分くらいは披露したけども、アリーナ公演でやらなかった曲をドーム公演では果たして入れてくるのか来ないのか・・・

このあたりの確認はしたいと思います。。


・・・ということで、続きは5月の「札幌ドーム」公演で・・ということで、
今回はこの辺で。。。


FUJI ROCK2025 アーティストラインナップ第1弾発表!

今年のフジロック、アーティストラインナップ第1弾発表。




山下達郎に佐野元春。。。。。

もう一つおまけで TOMOOさん。


アカン!  これは行かな。。。。

・・・おもわず、衝動的に、早割チケットを申し込んだ私がいた。。。

ヤマタツさん、デビュー50周年の今年は、どういうツアーで来るのか。。と思ったらこう来たか。。。

しかしなぁ・・・先行販売の3日通し券で54,000円とは。。。
宿泊代とガソリン代、高速代入れたら、限りなく10万円コースなんですけど。。。。

他のフェスもチケット代高騰の予感もするし、今年の夏フェスは、「フジロック」と「SWEET LOVE SHOWER」に集約するしかないか。

本当は、去年参戦した福井の「One Park Fes」に今年も行こうかなぁ・・と思っていたんだけども。。。予算を考えるとちょっと難しそうだなあ。

「ロッキン」は今年は千葉だけなので最初から参戦予定なし
「サマソニ」、ヒゲダンが出るけども、5月に日産スタジアムワンマンライブに参戦するので、そっちを見れば良しで参戦予定なし。

また散財の季節が始まる。。。。


そんなフジロック会場の苗場スキー場、現在の積雪は400cm、「豪雪」。



これ見てると、夏、ここでフェスをやる・・・ていうのが不思議なくらい。
この間テレビで、シャトルバスの拠点となる越後湯沢駅前の模様も映したけども、夏とは全く景色が違うし。。。


サイト開設25周年

本日2/4で、ワタクシのサイト「THE HITCHART NOW AND THEN」開設25周年となりました!




飽きっぽい私が25年もサイトを続けてこれたのも、これまでアクセスしてくださいました皆様のおかげです!
ありがとうございます!!
サイトはまだまだ続きます。これからもよろしくお願いします!

記念すべき、サイトオープン当日の最新ランキング

2000.2.7 付
1位 TSUNAMI サザンオールスターズ
2位 恋のダンスサイト モーニング娘。
3位 NEO UNIVERSE ラルク アン シエル
4位 ギブス 椎名林檎
5位 罪と罰 椎名林檎
6位 口笛  Mr.Children
7位 Love Day After Tomorrow 倉木麻衣
8位 あなたのキスを数えましょう  小柳ゆき
9位 Don't need you say good-bye 鈴木あみ
10位 マシマロ  奥田民生

なっつかしいなぁ・・と思うか、いや昨日じゃんと思うか。。。
見る方それぞれだと思うんだけども。。。
サザンの「TSUNAMI」が初の首位を獲得した週ですね。

なんで2/4にしたか・・と言えば。。。
そそそ、2000年1月26日リリース、サザンの「TSUNAMI」がオリコンに初登場してくる週だったからなんですねぇ〜。。。

サザンファンのワタシのなんかやらしい魂胆だけども。。。。😵😵😵

いや、それだけじゃなく、2000.1.26リリースは、空前の大激戦ランキング必至と言われたリリース日だったのよ。

サザン「TSUNAMI」の他
モーニング娘。「恋のダンスサイト」
椎名林檎 「ギブス」「罪と罰」
鈴木あみ 「Don't need you say good-bye」
これらすべてが2000年1月26日リリース。ランキングは大混乱することが当初から見えてて。。。

実際、2000年2月7日付のオリコンシングルランクは1位から8位までの週間売り上げが10万枚超え・・という前代未聞の超ハイレベルなランキングになったわけだけども。。。

当時の売り上げレベルから言えば週10万枚売れれば少なくとも上位3位までには入れるレベルですわ
ちなみにこの週1位の「TSNUNAMI」の週間売り上げ枚数が65万枚。
2位の「恋のダンスサイト」が60万枚。
当時まだまだ新進気鋭だったモー娘。がサザンに5万枚差に迫ったってくらいだから、この頃のモー娘。の勢いを感じますね。

こんな週だったからね、自分のサイトを始めるのもこの週以外ない・・と決めてたんだよね。

ただ、おかげでファイル作るの大変だったけどさぁ。
新卒の会社を辞めたのが前年12月末で、サイトオープンが2月4日って決めてたから、突貫で実質1か月で作ったのよ。ファイル2500個

まあ、会社辞めてたんで、2000年1月は1日中サイト制作に没頭できたんだけども。。。

あれから25年ですわ。

その間いろいろなことがあったけども、今思い返すと、サイトオープンまでの、あの1か月間は、ほんと懐かしいですね。
あそこまで一つの事に没頭することはあれ以来ないですから。
今、あれやれって言われても、もう無理だろうな。。
そのくらい気合が入ってた1か月でしたわ

【キニナル曲】奥二重で見る/ハク。


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・タイトル 奥二重で見る
・アーティスト  ハク。
・作詞  あい
・作曲  あい
・リリース日 2025年1月8日
・発売元 SPACE SHOWER MUSIC
・アルバム「Catch」より


今、今週のランキングの集計してて、なんか変なタイトル・・・と思ってたら、FM802「OSAKAN HOT100」でこの曲がかかった。
なんとタイムリー。。

かなりの脱力系な歌い方なボーカルだけども、妙に引っかかる。
大阪発の4人組ガールズバンドのようだ。 

大阪発ではあるけども、TOKYO FM「スカイロケット・カンパニー」 1月のウタにも取りあげられるなど、関東でも支持されてきているし、今年の各ロックフェスでも注目されて行きそうな気配。


ガールズバンドということで、今だったら「SHISHAMO」とか「サバシスター」と同じような系譜なのかもしれないけども、メロディラインとしては、ちょっと違うな。

なんだろう?・・・、「90年代のバンドブーム」っていうフィルターを通した70年代ロック のような香りがする。  
・・・って、先日書いたグソクムズでも同じような表現をしたんだけども 

90年代前半、まだビーイングブームや小室ブームが来る直前、バンドブームが沈静化しつつあった僅かな期間、一時的に浮かび上がった、ほんの少しフォークやカントリーの匂いがするキャッチーなメロディライン。

そうだ、スピッツフォロワーのような感じなんだ。 
イントロを聴いた時は、スピッツの新曲か? という感じも受けた。

実は、このトピック、ここに書く前に「下書き」を某SNSに書いてて。。その時は「ポップロック」と表見したんだけども、なんかちょっと違うな・・と引っかかった。
そうだ、オルタナっぽいんだ、90年代の。

ここんところの音楽界、時代は80年代から、90年代フォロワーに移行しているような感じがするけども、今90年代を表現するとしたらこんな感じになるんだろうと思わせる・・・まさにそんな感じの1曲ですね。

いかにも「商業ロック」というテイストではなく、少し外れた脱力感を感じるような。
そんな脱力感が、まさに「今」を表しているような印象が強いですね。


最近、活躍がめざましい音楽評論家ののスージー鈴木氏が某SNSに載せていた記事トピックスからお借りしたんだけども ↓

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これ、20数年前にデビッドボウイのインタビューだけども、今の音楽界をまさに予言しているかのような記事。

音楽は水とか電気とかみたいに当たり前に必要とされて、音楽があって当たり前になるんだと思うんだ・・・。

この「奥二重で見る」っていう曲を聴いてると、まさに、もう音楽は特別なものではない。水とか電気のように生活の一部なんだ。。。 と言うこのインタビュー記事の予言をもろに感じるのよ。

↑では「脱力感」と書いたけども、そのくらい改まった姿勢で聴く曲ではなく、生活の一部として溶け込んだような音楽なんだよね。

こういう曲が、これからの音楽なんだろうなぁ。。







グソクムズ ワンマンツアー「夢に飛び乗って」 @ 恵比寿LIQUIDROOM

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コイツさあ、ライブチケット買ってばっかで、全然ライブのこと書いてねえじゃん。。。
本当は行ってねえんじゃね?
・・・なんて思われてしまうかもしれないですが。。。。

注)突然こう書かれても、なんのこっちゃ・・・? なんですが、こちらの記事、元は某SNSIに書いたもので、そちらでは、これから参戦予定の「ライブチケットゲット!」ということばっか書いていたわけです。。


いやいや、ちゃんと行ってますよ。 ・・・と言うことで、今年の「ライブ初め」は、
1/18(土)  グソクムズ ライブツアー最終日@ 恵比寿LIQUIDROOM 

・・・まあ2週間も前の話ですけどね。。。

グソクムズに関しては、何回かここで書いたと思うけども、東京・吉祥寺発の4ピースバンド。

メンバー
VO G   たなかえいぞを
G      加藤祐樹
B      堀部祐介
Dr     中島雄士

2014年結成とグループ歴は比較的長い。
去年ソニー系のキューンミュージックからメジャーデビュー
ということで、バンド歴が長いというか、インディーズ歴が長かったバンドですわね。

この間のライブでボーカルの たなかえいぞを氏が「今年30になるんですよ」と言うくらいだから平均年齢も高い。

まだインディーズだった、一昨年、ポップナンバーの「ハルケシ」がラジオでかかって引っかかってしまったのよ。
山下達郎ばりの「ハルケシ」のギターカッティングに、今どきのバンドとしては、珍しいくらいのシティポップさを感じたんだよね。
以来、ちょくちょく気にかけてきたわけで。 

個人的には昨年3月に参戦した「yamabiko fes」が初ライブだったけども、彼らも野外FESには、まだあまり慣れていなかったのか、今一つピンとこなかった。
これは、屋内でのワンマンを見てみたいなと思いーの、今回の「LIQUIDROOM」に参戦したわけですわ。

当然、オールスタンディングのライブなわけで。。。 
年末の「RADIO CRAZY」のライブハウスステージで見た「礼賛」の酸欠ライブが頭から離れなくて、今回は、できれば、あんまり前に行かず、少し後ろの方で見たいな。。。

・・なんて思ってたんで、なるべく開演ギリギリになるよう・・・開演15分前に「LIQUIDROOM」着。

ロビーは関係者であふれてましたね。 もしかして、一般客は不入り? なんて思ったりもしながら、バーでハイボールを購入しライブホールへ。

客は不入り? というのは杞憂だった。 すでに満杯に近い入り。 後ろの方もいっぱいで、結局は、少しスキマが出来ていた中間くらいの位置へ。
恵比寿LIQUIDROOMのキャパは約1000人と言われているので、それに近いギャラリーだったんじゃないかな?

客層は、やっぱ、若いお姉さんが多いですね。 いやいや他に、ワタシくらいの「おやじ」世代の方も結構目立ったのよ。これは意外でしたね。

やっぱ、彼らの音楽性によるところが大きいかもしれない。 件の「ハルケシ」での見せたギターカッティングでも聴かせたように、70年代っぽいサウンドなんだよね。
全体的に。 70年代中盤から後半にかけてのウエストコーストっぽいサウンド。
え? ↑ではシティポップスとあるじゃん。。。 

いやいや、「ハルケシ」を聴いた時はそう感じたんだけども、何曲か聴いてるとちょっと違うんだよな。 「シティ」というよりもは、「郊外」的なんだよね。 もっとも「カントリー」までは行かないけども。。。
でも、いずれにしても70年代っぽい音ではある。

そんなところが、我々の同世代か、少し上の「オヤジ」世代にも刺さるんだろうな、きっと。
もっとも、全くの70年代サウンドかといえば、そうじゃない。  なんちゅうかなぁ・・・90年代初頭のバンドブームっていうフィルターを通した70年代的なサウンドと言うのかなぁ。
石川よしひろとか居たじゃない? 90年代の初め。 あんなイメージのサウンドなんだよね。

口悪く言えば、「90年代初めだったら、いっぱいいたよね。このタイプの人たちは。。」って感じなのかなぁ。 うん、90年代だったら、その他大勢の中で埋もれていたかもしれない。
2020年代の今だから、刺さるんだよね、きっと。 90年代初めには履いて捨てるくらいこの手の人たちは居たけども、今は、ほとんどいなくなったからさ。
少なくとも、プロとして・・と言うよりもメジャーシーンではさ。
そこに、音楽に目ざとい「オヤジ世代」が刺さったんだろうな、きっと。

・・というか、どこでどう彼らを知ったのか・・「今」の世代に詳しい人が、結構いるんだな、オヤジでも。。 っていうのが、かなり意外だったのよ。。。
まあ、そういうワタシはどうなのよ・・・って所だけども。。。

それと、ちょっと驚いたのは、スマホで動画撮ってる人が結構いたのよ。 
どうやら、写真撮影OKだったようだ。  うーむ、最近のライブハウスは撮影OKなのかしらん!?
たしかに、メンバーが途中のMCで、「みんな好きに楽しんでよ。俺らも好きに楽しむから」っていう話をしたのよ。 
あれは「写真撮ってもいいよ」っていう暗黙の合図だったんだな、今思うと。
それに気が付いたのは、ライブ後半になってからですわ。。。 

まあ、「ライブ中の写真撮影禁止」の世代なんで、ちょっと躊躇していたのと、片手に飲みかけのハイボールのコップを持ってたんで写真撮りずらかったんで、それを飲み干した後、最後の曲だけ、ワタシも動画を取らせてもらいましたが。。。 

ライブはアンコールも含めて1時間半強・・・とワンマンにしては、ちょっと短めの尺だったけども、MCを極力抑えたからなのか、セットリストは全18曲。

ライブハウスということも考慮すれば満足できる曲数。 なにより、ライブの最後までアットホームな暖かい雰囲気が漂うライブでしたわ。

このヒトたちは、でかいホールで見るよりも、現状は今回のようなライブハウスで、間近に見た方がより音楽性が楽しめると思う。

昔からそうだったとは思うけども、最近のホールライブは音楽そのものを楽しむ場というよりは、「ショーを見る」ような感覚の場になってるから。

そういうショーよりも「音楽」を楽しみたい。。 そう思わせるヒトたちなんだよね。 

正直言えば、デカいホールでも負けないくらいのスケールの曲は、まだ彼らには無いような気がする。

いや、これから出てくるかもしれないですが。。。

それまでは、キャパ数百人くらいのライブハウスツアーは続けて欲しいなぁ。

本音を言えば、小さなハコで酒を片手にライブを見たい・・そういう人たちなんで。。ワタシの中では。。。 

まあ、ジムショとか、レコード会社は、早くデカくなって、でかいハコでやれるようになってくれ・・・と思うんだろうけどさ。




●グソクムズ ワンマンツアー「夢に飛び乗って」 @ 恵比寿LIQUIDROOM 2025.1.18 セットリスト
1. 風を待って
2. ユメのはじまり。
3. 道の途中
4. チルチルクラブ
5. 泡沫の音
6. いつか渚へ
7. すべからく通り雨
8. READY GO GO
9. 離れていたって
10.マイガール
11.君の隣
12.夢にならないように
13.眩しい日々へ
14.あるサンセット
15.こんな夜には
16.夢に飛び乗って
EN 1. グッドナイト
EN 2. 朝陽に染まる

うーむ、個人的にお目当てだった「ハルケシ」は聴けず。これが心残りでしたねぇ。。。。


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セットリストをカンニング(よい子には不推奨デス)

サザンの全国ライブツアー「THANK YOU SO MUCH」が始まりましたな。




他のSNSには大分書いたんだけども、ワタクシも無事3月の「沖縄」公演のチケッが当たり、ツアーに参戦することが決まりました。。。

それにしても、前回2019年のツアーは札幌、前々回2015年が新潟、で、今回が沖縄・・・と、ホント、サザンのツアーは、毎回、全国各地飛び回らせられますな。。。

自宅を考えれば、東京ドーム、さいたまスーパーアリーナ、横浜アリーナ・・・3か所あるのにねぇ・・・。当たりませんでしたわ。

まあ、好きでやってるんでね。。。  
それにチケットに外れた方も多いわけで、当たっただけでも幸運・・と考えれば、日本全国飛び回らせられても文句は言えませんわ。 


で、ツアーが始まった・・・ということで、昨日、一昨日の石川公演のセットリストをLIVE FANSでカンニング。

あくまでライブ参戦「予習」のためなんだけどね。。。

まあ、ズルなわけで。。。よい子には推奨は出来ません

・・というは言うものの、昨日のスポーツ各紙で、結構、演奏曲「ネタバレ」してたからなぁ。。。


うーむなるほどお。。。「コア」なサザンファンには納得なセットリストなんではないですかね。
少なくとも、昨年の「ROCK IN JAPAN」のセットリストのように分かりやすくは無いですわね。
でも、オールドファンならだれでも知ってるような名曲がちりばめられて、個人的には納得。

まあ、ここ数回の「桑田佳祐のやさしい夜遊び」を聴いてれば、ある程度分かっちゃうかもしれないけど。あれ、意外とネタバレになるんで。。。


それと、思ったよりもニューアルバムからの曲が多いですね。
アルバムリリース日を考えると前半のアリーナツアーは昔の曲中心、後半のドームツアーでアルバム曲中心とツアー前後半でセットリストを変えてくるのかと思ったけども、これだとツアー通してセットリストは変えないかもしれないな。

ただ、アリーナ規模ならこのセットリストで個人的にはいいと思うけど、ドームだと少し(インパクトが)弱いかもしれない。 それを踏まえて変えてくる可能性もまだあるかもしれないな。


ところで、3月リリースのニューアルバム「THANK YOU SO MUCH」。



件の「桑田佳祐のやさしい夜遊び」を中心に、大分O.Aされてきてる。

今回のニューアルバムの曲、正直、新たな試み的なところは、あまり感じられないけども、前作「葡萄」に比べると、大分シンプルかつポップ、聴きやすい曲が多いな・・・っていう印象。

ロックバンドなサザン・・というよりもポップバンドなサザンって感じですね。

まあ、まだ収録曲全部聴いたわけではないんで、とりあえず、現状の印象ではあるけど。。。

先日1/11の「やさしい夜遊び」で流れた、ハラ坊のリード曲「風のタイムマシンにのって」
この曲もなんかいいですね。
ポップだし、曲想から感じる色合いにしても、めちゃくちゃ春っぽいし気持ちいい。
この曲を聴くとニューアルバムのリリースを「春」にずらした理由がなんとなく分かる気がしますわ。


 

ラジオのチャート番組が全盛期の頃

昨日、いつもようにradikoプレミアムで、KBC「サタデーカウントダウン」を聴いてたら、MCのコダマンさんが、「正月、長い時間車に乗せられて初詣に行った時、カウントダウン番組聴いてたのよ」・・・っていう話。 思わず頷いてしまった。



そうそう、あれは1982年1月、正月過ぎの日曜日だったと思う。
1982年だから小6の時か。。。
同級生の二郎長とその弟と一緒にオヤジが運転する車で、いわき(小名浜)→あぶくま洞→肉の万世白河店 っていうドライブに行ったことがあったのよ。

知ってる人なら距離感が分かるかと思うけども、けっこうな距離のドライブになるわけで、その間、ずっと、文化放送の「決定!全日本歌謡選抜」を聴きながらのドライブだったのを覚えてるわ。

福島からの文化放送だから、かなりノイズが入っちゃうんで、ところどころ音が途切れちゃったりしたけども、あれ、いまだによく覚えてるんだよなぁ。多分、「全日本歌謡選抜」を3時間、フルで聴いた初めての回だったと思うな。

松田聖子さんの「赤いスイートピー」がリリース20日前の「新曲」扱いでO.Aされたのよ。当然、こん時、初めて聴いたんだよな。
音数が少ないし、アイドル然としていない曲調に「あ、これは売れないかも」・・・と思ったのを覚えてるわ。。。
大間違いでしたわな。。。😵😵😵

で、肝心のランキング・・・。詳しいランキングは忘れちゃったけど、 1位が薬師丸ひろ子「セーラー服と機関銃」、2位が河合奈保子「ラブレター」だった記憶があるんだけどねぇ。

オリコンやベストテンでは、この時点ではベスト3なんて上位に行ったことない奈保子さんが「2位だぁ〜」って喜んだのも覚えてる。
ええ、ワタシゃ、聖子派ぢやなくて、奈保子派だったので。。。

↑で「赤いスイートピー」を聴いて「あ、これは売れないかも」と思ったのも、そう思いたかったのよ。奈保子派のワタシとしては。😅😅😅

😵😵😵

いずれにしても、この回をきっかけに、その後、毎週「決定!全日本歌謡選抜」を聴くようになったのは間違いないですね。
今に続く、「チャートマニア」への道を走りだしたころの話ですわ。


千葉に引っ越してきたのは、この半年後。 
千葉に来て一番良かったのは、東京のラジオ局がノイズなしで聴けるようになったことですわ。
これがチャートマニアへの道を加速した一番のきっかけですわ。

↓は、「決定!全日本歌謡選抜」1983年9月18日放送分。




私が中2のときやね。
シブがき隊「Hey!Beppin」が1位だって。。。😅
この回記憶にあるわ。「歌謡選抜」ならではですな。

H2Oの「想い出がいっぱい」が9位。 ほらね、この曲「夏」のヒットだったのよ。
だから、この曲が「卒業ソング」って言われると、個人的に違和感なんだよな。
確かにリリースは3月25日で卒業シーズンだったけども。。。 
この曲を聴くと、この頃聴いた、夏の午後の白い光と通りぬける気持ちいい風がフラッシュバックするわけよ。
以前、夏ソングって書いて、「ちがう、卒業ソングだ」って指摘されたことがあったけども、ワタシの中では「夏」のヒット曲。


いずれにしても、個人的に一番ラジオのチャート番組の「沼」にどっぶりと嵌ってた頃。
土曜日
・FM東京 「コーセー歌謡ベストテン」 13:00〜14:00
(→現「全農COUNTDOWN JAPAN)
・ニッポン放送 「オリコン全国歌謡ヒット速報」14:00〜16:00
・文化放送 「全国歌謡ベストテン」16:00〜17:00
日曜日
・ニッポン放送 「くり万 芳恵の学校ぐるみ放課後ベストテン」 8:00〜8:30
・ニッポン放送 「不二家 歌謡ベストテン」 9:00〜10:00
・文化放送 「決定!全日本歌謡選抜」13:00〜16:30
これ、全部聴いてたのよ。
本当は、日曜日
・TBS 「ハローベストテン」 10:00〜11:00
ってのもあったんだけども、これだけは唯一聴いてなかったのよ。「いいとも増刊号」みてたから。。。
まあ、土曜日は「部活」(吹奏楽部)があったんで、部活がない休み期間中とかテスト期間中しか聴けなかったけど。。。
ベストテンに入ってる曲って、どの番組もだいたい一緒だから、土日だけで6回は聴くことになるわけで。。。
しかも、「決定!全日本歌謡選抜」は、ヘタすると新曲コーナー、ゲストコーナー、ランキングで、1回のO.Aで3回かかることもあったりして。。。😅😅😅
だから、曲によっては、土日だけで9回聴くことになったりして。。。
そりゃ、いやでもすぐ覚えちゃいますわね。。。
今でもよく覚えてるけど、杏里の「CAT'S EYE」。あのころ集中して聴きすぎて、イントロ流れると気持ち悪くなったことがあったもの。。。😵😵😵
「もういいわ・・・・」って感じで 😵😵

もろちん ↑の回もランクしてたけども。。。 
多分、気分悪くなりながら聴いてたんだと思う。。。。 😵😵😵
それでも、番組聴くのやめなかったんだから、よっぽどランキング番組好きだったんでしょうね。 
若かったし、1日中聴きつづけるだけの体力もあったのよ。
いまじゃ、もう無理ですね。。。。


兎も角、あの時代、特に週末、ラジオの前に座っているだけで、最新ヒット曲をシャワーのごとくこれでもか!ってほど「浴びれる」時代だったのよ。
今は、確かにYoutubeやサブスクで、あの頃とは比べ物にならないほどの曲数を聴くことが出来るけども、自分から探さなきゃいけないわけじゃん。
そこが、あの頃とは180度変わった点だよな。 どちらがいいのか 悪いのかっていう議論は別の機会に置いといて、個人的には幸せな時代だったと思いますわ。

時代は繰り返すわけで。。。

1973年 第15回 日本レコード大賞新人賞受賞

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あれ? 山口百恵がいない・・・。

そそそ1973年の百恵さんは、レコード大賞新人賞にノミネートされるまでのヒットを出していないので。。。(安西マリヤさんの代わりにはなれたと思うけども。。。)

翌74年、デビュー2年目の百恵さんの逆襲が始まる。。。


あれ? そういえば、同じような流れ、80年代にもあったような。。。😵😵😵

中森明菜 そのひと😙

明菜さんも1982年のレコード大賞新人賞には漏れてる。
時代は繰り返すわけで。。。
違うのは、後年、明菜さんはレコード大賞を取っちゃったことですかねぇ。百恵さんは最後まで取れなかったんで。。。

ちなみに、73年のこの時、百恵さんが新人賞に漏れた時と、82年、明菜さんが新人賞に漏れたのと、決定的に違ったのは、明菜さんは、新人賞が決まる時点ですでに「少女A」で大ヒットを出していたこと。 
「審査員の目は節穴か?」とか言われてましたよね。。。

まあ、細かいことを言えば、新人賞の対象期間は前年10〜9月まで。「少女A」がベストテン入りしたのが82年の10月。。。 対象期間外だから・・と言われればそうなんだけども。。。
ゲーノー界特有の屁理屈か・・・とも取れるわけで。。。
いずれにしても、82年のこの一件あたりからレコード大賞にまつわる不信感っていうのもあらわになってきたことは間違いないですわ。




ROCK IN JAPAN 2024 in HITACHINAKA その4(9/23後半)

ROCK IN JAPAN 2024 in HITACHINAKA その3(9/23前半)からの続き。

Creepy Nuts終了後、STAGEからいったん離脱。
朝から、ステージ内に張り付いていたので、ちょっと疲れた。
まつかぜ橋から、レイクサイドカフェへ。  

GREEN STAGEから離脱し、まつかぜ橋を渡ると、本当にフェスをやってるのか? と思うほど静か。
ひたち海浜公園内の他の施設は通常営業しているんだけども、人影は本当にすぐない。

おかげで、レイクサイドカフェの休憩スペースも人はまばら。 GREEN STAGE内の飲食スペースだと、1本300円取られる飲料水も、ここの自販機だと、通常の値段で買えるんで、少し余計に購入。。。

この後の、WANIMAはスルーにして、イエモン、そしてサザンに備え休憩にする。

それにしても、2019年までのロッキンだったら、GREEN STAGEの他、HILLSIDE STAGE、LAKE STAGE、SOUND OF FOREST・・など、他のステージの中継点にあたり、フェス開催時でも、ヒトでいっぱいだったのに、この閑散とした雰囲気は、やっぱりもったいない。

もし、この先もひたち海浜公園で、ロッキンを開催することがあるんなら、GREEN STAGE 1ステージ開催ではなく、2019年以前のように、他ステージも同時開催にしてほしいですわ。

もっとも、今回は1ステージ開催だったおかげで、レイクサイドカフェ内で、こんなまったりとした時間を過ごすことが出来るんだけども。。。。


1時間余りの休憩の後、再度、GREEN STAGEへ。
さあ、オーラスに向けて、いよいよメインアーティストだ!

いつものSTAGE上手側ではなく、下手側に陣取る。
さっきのCreepy Nutsもこちら側から見たけども、上手側よりも下手側の方がSTAGEが近いように感じる。それに、STAGE全体を俯瞰して見えるように思えたので。。。

STAGE下手側は、ゲート出入り口側になるので、ヒトの出入りが多く混んでるイメージが強かったので、2019年までは、一貫して上手側に陣取り、こちら側からはほとんど見たことなかったんだけども。。。 STAGEに向かっての角度はこっちの方がいいな。

もし、次回、ひたちなかでのロッキンに来ることがあれば参考にしておこう。

WANIMAが終了したSTAGEでも捌ける人は少ない。 明らかに先ほどのCreepy Nutsよりも人は多くなっている。

周りをよくみたら、明らかにサザン「応援団」と思しき人たちが多数。

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まだ、間にイエモンがあるというのにサザンファンの動向は早い。。。

気が付いたら周りは人でいっぱい。年齢層も比較的高い。
イエモン、ライブスタート20分前には、立錐もないくらいとなった。そのまま、ひたすらスタートを待つ。

16時20分 THE YELLOW MONKEY   ライブスタート!

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エメラルドのストライプスーツのロビン(吉井和哉氏)に続き、メンバー登場!



まずは「楽園」でスタート!

イエモン独特のガレージ感。 そそそ、大まかに見るとハードロックやグラムロックというジャンルのバンドなんだろうけども、個人的にはガレージ感が堪らない。

なんせ、初回2000年のロッキンに出演していた、今回の出演メンバーとしては伝説のバンドとなるイエモン。
これこれ。 初期のロッキンにはあった男臭さ、「ロック・フェスだぜ!」っていう独特なグルーヴ感。

ロッキンへ初めて参戦してから今年で21年。 このグルーヴ感を味わいたくて、通い始めたロッキン。
でも、最近のロッキンには、めっきり感じられなくなった独特の匂い。

いやー、いいですわ。 これを味わえただけでも、今回の「HITACHINAKA」に参戦した甲斐があったというもんですよ。


オープニングの「楽園」では、比較的冷静に、その雰囲気を味わっていたけども、2曲目の「SPARK」が始まったら、もうダメ。

頭の線が完全に切れた。 
あとは、そのまま、もう文字通りの「SPARK」状態。 スロットル全開ですっ飛ぶだけ。。。。

イエモン独特のガレージ感。 そそそ、大まかに見るとハードロックやグラムロックというジャンルのバンドなんだろうけども、個人的にはガレージ感が堪らない。

イエモンの曲に感じるのは、60年代のG.Sの匂いなんだよな。
そういえば、、吉井和哉をはじめ、HEESEYにしても、70年代の歌謡曲大好き人間なんだよね。
見た目によらず。
だから何だろう、彼らの曲に必然的な「歌謡曲」感を感じるのは。 その延長線としてのG.S感。
G.Sといえば、ガレージロックなわけで、だから、彼らの曲にガレージ感を感じるのも必然的なことなんだろうな。

で、もって、60年代のガレージロックはワタシの好物でもあるんでさ。彼らの曲に生理的に好意を感じるのも必然的なことなんだろうな。

まあ、45分のステージ。曲数は限られたけども、往年のヒット曲のみのセットリストはやっぱええわ。
やっぱ知ってる曲ばっかの人たちは、思わず暴れてしまう。

BUT、サザンの前に疲れてどうするよ、ワシ。


しかし、ひっさしぶりでイエモンのライブを見たわ。いつ以来なんだろう?  覚えてないなぁ・・・  
吉井和哉氏のソロは、2006年のROCK IN JAPAN  最終日。ここGREEN STAGEで見てる。

あん時は、初め、盛り上がりがらなかったんだけども、途中でイエモンの曲を始めた途端、いきなり盛り上がったのを覚えてるな。
あ、これは、この年の、COUNTDOWN JAPAN 06/07  で「ERTH STAGE」の「COUNTDOWN」役が吉井氏だった時もそうだった、カウントダウン明けの1発目がイエモンの「LOVE LOVE SHOW」で、めちゃくちゃ盛り上がったのを覚えてるわ。

2006年の時はイエモンとしては活動休止中の時期だったけども、やっぱ、なんだかんだ言うても、みんなイエモンの曲を聴きたがっていたんだよね。

それは、今回のライブでも実感できた。 
吉井和哉氏は変わらずセクシーだったし。。まあ、件の病のため、すこし声が枯れ気味だったけども

我々よりも2歳年上とは言え同世代。まだまだ独特の男の匂いをぷんぷんさせたライブを展開してくだされ。


●THE YELLOW MONKEY   セットリスト
1. 楽園  (1996年 11thシングル)
2. SPARK  (1996年 10thシングル)
3. BURN   (1997年 13thシングル)
4. 太陽が燃えている  (1995年 8thシングル)
5. JAM    (1996年 9thシングル)
6. LOVE LOVE SHOW  (1997年 12thシングル)
7. バラ色の日々  (1999年 19thシングル)
8. パール  (2000年 22ndシングル)






イエモンでスロットル全開にしてしまったせいか、ライブ終了後ドット疲れが。。。 ひえー休みてえよー。。。
BUT、次は、大トリ。 本日のメインイベントのサザンですわ。 

兎に角、自分の場所を確保せねばならんわけで、 イエモンを見た場所から一歩も動かず。
それでも、後ろから次々と人が押し寄せてくる。それでも、絶対動かん・・とばかり場所を確保。

いつの間にか陽は落ち、あたりは暗くなってきた ・・とともに、イエモン以上に立錐の余地もないくらいヒトでぎっしり。 時計を見ると、ライブスタードまで20分もある。。。

個人的にロッキンでのサザンは、2005年、2018年に続いて3回目。 そそそ、サザン出演の3回とも見てるわけよ。
この位の立錐の余地がないくらいになるのは、毎度の事なんでね。 兎に角、忍の一字ですよ。
ちなみに観客数は推定で5万人だったとか。。。

でも、先日の福井の「One Park Fes」での「サカナクション」の時もそうだったけども、意外と、こういう「忍」の時間っていうのは早く過ぎる。

いつの間にか、上空には「撮影用」と思しきヘリコプターが旋回。
昨年の「茅ヶ崎ライブ」ではドローンが旋回していたけども、そういえば、今回ドローンの姿は見えないな。。。。ひたち海浜公園ではドローンは禁止なんでしょうかね? 3日間ともドローンの姿は見えなかった。 
最近、野外ライブといえば、ほぼ必ずドローンが飛んでいるのに珍しいな‥なんて思ったんだけどね。
その代わり、ヘリが来ましたわ。。。

スタート時間が刻々迫り、会場も異様な盛り上がりを見せ始めた17時45分、
いよいよサザンオールスターズ ライブスタート!

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オープニングからいきなり「女呼んでブギ」。
正直、これには口があんぐり。。。 「え〜?」ですよ。

たしかに、昨年の「茅ヶ崎ライブ」で、久々に披露し受けもよかったわけだけど、まさか「コアファン」以外の人たちも見てるロッキンのオープニングで、またこの曲を持ってくるとはな。

ちなみに、2005年のオープニングは「チャコの海岸物語」、2018年は「希望の轍」だった。
こんな感じで過去2回は変化球ナシ、みんな知ってるような曲を持ってきていただけに、今回も、変化球でなく直球で来るんだろうな・・と思っていただけに。

まあ、2曲目に新曲「ジャンヌ・ダルクによろしく」を早くも持ってきたのも、正直読めなかったんですけどね。。。

これは、今回のセットリストは意外な曲で攻めてくるのか? と思ったところ3曲目は「My Foreplay Music」 以降、変化球な選曲は少なく、むしろ、昨年の茅ヶ崎ライブと同じようなラインナップだなあ・・・と感じながら、ライブが進む。

ちなみに、ライブ終了後、今回のROCK IN JAPAN2024 In HITACHINAKAを含め、最近10年間に個人的に参戦したサザンのライブセットリストと、今回のROCK IN JAPAN2024 セットリストを比較し、何曲被っているかリストを作ってみた ↓

暇だね、ワシも。。。。


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参考は「LIVE FANS」(https://www.livefans.jp/)

その結果、昨年2023年茅ヶ崎ライブ、2018年ROCK IN JAPANとは19曲中 12曲被り。被り率63%   いやいや実質は17曲中 12曲被りだから 被り率は70%  
2013年の茅ヶ崎ライブとの比較に至っては14曲被り の被り率82%   
逆に 2019年全国ツアーとは10曲 被り率59%   2015年全国ツアーとは6曲 被り率35% にとどまっている
こうしてみると、過去の「野外ライブ」とは被り曲が多いなぁ。。。

特に最近の野外ライブでは「東京VICTORY」「真夏の果実」「LOVE AFFAIR〜秘密のデート〜」「ミス・ブランニュー・デイ」「みんなのうた」「マンピーのG★SPOT」「希望の轍」「勝手にシンドバッド」 
この8曲は、セットになっちゃってますからねぇ。。。

やんなきゃ、お客さんが納得しない・・といえば、そうなのかもしれないけども、個人的にはちょっと飽きちゃった・・・とまではいわないけども新鮮味が無くなっちった感は、どうしても否めないですね。

逆に、「海」なんてのは、2013年以来久々に聴いたんで、新鮮だったよなぁ。

ライブの新鮮味を保つためにも、全てを変えろとまではいわないまでも、前回の野外ライブから半分はセットリストを変えて欲しい・・・とは、やっぱり思いますね。

ちなみに、2015年の全国ツアーでの被り率が極端に少ないのは、2015年はアルバム「葡萄」を引っ提げてのツアーだったからですわ。 当然アルバムの曲中心だったわけで。

ただ、このツアーはアルバム外の曲もかなりマニアックなセットリストだったんだよな。
ヤマタツの「マニアックツアー」のサザン版とでもいうべき。

なんせ、いつもお祭りわっしょいとなる、「マンピーのG★SPOT」も「勝手にシンドバッド」も無しのツアーだったわけだから。
あん時のライブレポでは「シンドバット」頼りから脱却か!? ・・・って書いたんだけども、そういうライブもたまにはいいんじゃないかとは思いますわ。

もちろん、ロッキンのようなコアファン以外の人たちが多数見てる野外ライブでは大ブーイングだろうけど。。。

なんて、これを書き終わらないうちに、来年、サザンとしては6年ぶりとなる全国ツアーが発表になった。
どうなんですかねぇ・・・。やっぱり、最近の傾向として、いつもと同じようなラインナップになるんでしょうか。それとも、全く違うセットリストになるんでしょうか。

まあ、後半の「ドーム」公演は、来年リリースの「アルバム」の後なので、アルバムの楽曲中心のセットリストになる可能性も高いですが。。。 

その辺は来年、こうご期待というところですかねぇ・・・。


●サザンオールスターズ セットリスト
1. 女呼んでブギ  (1978年 1stアルバム「熱い胸さわぎ」より)
2. ジャンヌ・ダルクによろしく (2024年 8th配信シングル)
3. My Foreplay Music  (1981年 4thアルバム「ステレオ太陽族」より)
4. 海   (1984年 7thアルバム「人気者で行こう」より)
5. 神の島遥か国  (2005年 14thアルバム「キラーストリート」より)
6. 栄光の男  (2013年 54thシングル「ピースとハイライト」C/W)
7. 愛の言霊(ことだま) 〜Spiritual Message〜  (1996年 37thシングル)
8. いとしのエリー   (1979年 3rdシングル)
9. 思い過ごしも恋のうち  (1979年 4thシングル)
10. 東京VICTORY (1981年 4thアルバム「ステレオ太陽族」より)
11. 真夏の果実 (1990年 28thシングル)
12. 恋のブギウギナイト (2024年  7th配信シングル)
13. LOVE AFFAIR〜秘密のデート〜  (1998年 41stシングル)
14. マチルダBABY  (1983年 6thアルバム「綺麗」より 
15. ミス・ブランニュー・デイ (MISS BRAND-NEW DAY)  (1984年 20thシングル)
16. みんなのうた  (1988年 24thシングル)
17. マンピーのG★SPOT (1995年  35thシングル)

アンコール
1. 希望の轍 (1990年 10thアルバム「稲村ジェーン」より)
2. 勝手にシンドバッド (1978年 1stシングル)



そんなわけで、ロッキンとしては、ライブ時間が異例の100分。 19曲という、半ば「ワンマン」に近いセットリストを展開したライブも終演。




ライブ終演後、ロッキンでは珍しく集合写真。
写真、右側後方のどっかにワタシが写ってる・・・・・ハズ。


ちなみに、これの前に、この日出演した全アーティスト(ヤバイTシャツ屋さん、ももいろクローバーZ、緑黄色社会、Creepy Nuts、WANIMA、THE YELLOW MONKEY)   が紅白よろしくステージに勢ぞろい。
桑田氏からエールが送られていたのですよ。。。 
これも、ロッキンじゃ異例のことですね。

・・・それ以前に、花火にレーザー光線に火柱・・・、こんなド派手なライブ演出は、ロッキン史上異例なんじゃなかったのかな。

これに関しても、ほとんどワンマン・ライブのような演出だったよなぁ

ちなみに、風が強くて、ステージから打ち上げられた花火の火の粉が、ワタシがいた真上に飛んできて、ちょっと怖かったワ。。。幸い、落ちてくる前に消えましたが。。。。


たしかに、今回のロッキンでサザンも夏フェスからは「勇退」ということで、今回のような待遇になることは分かる。

けど、なんやかんや言うても、今回のロッキン HITACHINAKAは、サザンのためのフェスだったな・・・っていうのは、否が応でも感じられたことでしたね。


・・・ということで、ROCK IN JAPAN 2024 in HITACHINAKA  もこれにて終演。




ライブ終わりの花火に、しばし見入る。

花火が終わり、いつものように終演を知らせる、「Here Comes The Sun」をはじめとしたThe Beatlesのナンバーを聴きながら、一人、GRASS STAGEの芝生に佇む。




毎度のことだけども、「あー、今年のロッキンも終わっちゃったな」・・・と、一時の感傷に浸る。
この時間があるから、また来年も来よう・・・っていう気に、2019年まではなってたんだけどね。。

来年は、ひたちなかでは開催しないことは、すでにアナウンスされた。
代わりに「蘇我」の開催は8月から9月に変更になるとのこと。
さすがに、昨今の8月の猛暑の中の開催は、見直しを図ったようだ。

これはいいことだとは思う。。

だけど、なんで、蘇我開催なんだろう?  とは、やっぱり個人的には引っかかる。

ここ(ひたちなか)でいいじゃん。 この日出演のアーティストたちもみんな、ここでの開催を楽しみにしてたようだったし。

初めにも書いたように、GRASS STAGE  1ステージだけでなく、他のステージを含めた、ひたちなかでの完全開催。 これも考えて欲しいんですよ、ロッキン・オン様には。

その日がいつか、また来ることを願って、今回はこの辺で。


ROCK IN JAPAN 2024 in HITACHINAKA その3(9/23前半)

9/23(月) ワタシ的には「ROCK IN JAPAN 2024 in HITACHINAKA」3日目。最終日!

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最終日にして、思わず、 ジャパーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!
と叫びたくなるようなピーカン! 空が高くて青い。しかも、昨日まで同様、海からの風が入り、心地いい。
まさに、「トリ」を飾るのに絶好なフェス日和!

これよ、これ。 この解放感こそ、「ひたちなか」特有の雰囲気なのよ。
この解放感を味わえただけでも、「ひたちなか」へ来た甲斐があるってもんよ。

このピーカンの天気を見ては、ホテルでウダウダしていられない・・と昨日までより2時間ほど早く、10時30分過ぎにゲートをくぐる。

昨日同様、「まつかぜ橋」ルートでGRASS STAGEへ。
ちょうどトップバッターの「ヤバイTシャツ屋さん」がアクト中。
 BUT、ステージを通り抜け、「茶屋ビレッジ」へ。

いや、「茶屋ビレッジ」に出店している、「リトルジュースバー」の「いちごけずり」が昨日から気になっててさ。
でも、昨日は雨で、少し肌寒かったこともあり購入までは至らず。 もし、今日気が向いたら購入しよう・・って決めてたのよね。

そしたら、このピーカン。 真っ先に購入を決めてたんで。。。

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「リトルジュースバー」って、大抵のフェスで出店を見かけるし、だから、「いちごけずり」食べてる人もフェスではよく見かけるんだけども、今まで購入したことなかったのよ。

見た目「ファンシー」だからさあ、大の大人が購入するのも、なんか気に引けてたし。。。
でも、今回は購入しましたよ。

なるほど、凍らせた生いちごをかき氷よろしく削り、上にソフトクリームをかけたスイーツ。

甘酸っぱくて、それでいて意外とさっぱりしていけるわ。
これは、フェス会場でみんな食べているの分かるわぁ

今度から、他のフェス会場でも出店を見かけたら、購入することにしよう。


そうこうしているうちに、「ももいろクローバーZ」のライブがスタート!



いつもと同じようにステージ上手側に陣取る。

ロッキンで「アイドル」系を見るのは、いつ以来だろう・・・ってくらい、いつもだったら、スルーするところだけども、何度も書くように今回は「ワンステージ」のみなんで。。。
逆に言えば、こういう機会でもないと、おそらくは見ることも少ないだろうから、興味本位でライブを楽しもう・・っていう気軽な気持ちで。初めはライブを見初めんだけども。。。

途中から、なかなかいいぞ・・・っていう気分に変わってきた。

息の合ったフォーメーションは、さすがは「プロ」だな・・。。 まう、考えてみれば、ももクロもメジャーデビューから15年も経ってるわけで。

確かに、アイドルの「寿命」っていうのも、70年代、80年代の頃に比べると、めちゃくちゃ「延命」技術というのは伸びている。
昔は5年現役続けられれば「御の字」だったところがあるけども、今や5年以上活動するのは当たり前だし。。
そんな現在でも、15年、第一線を張って来れるのは、やっぱ並大抵ではないんだよね。

ビジュアル的には当然なことだけども、最近は肝心のサウンド的な部分のクオリティの向上っていうのも、アイドルの延命技術が伸びた一因なんだろう・・・ なんて、個人的には思いたい。

そもそも、向こうでも第一線を張ってたマーティーフリードマンが、なんでバックバンドにいるねん。。。 ってことだし、その他、キーボードに本間昭光氏がいたり、音楽獲監督に武部聡史がいたり・・・など。。 サウンド的にも骨太、かつ 素敵になっているのも、ももクロの強みなんだろう。

それだけ第一線のサウンドプロデュースに携わるひとたちにも、ももクロっていう人たちは、「音楽面」から見ても興味が持てる素材なんだろう

ネット上の情報からそんなウンチクを書くのはたやすい。 ても、これを体感するにはライブを見るしかないわけで。。。 今回のロッキンのステージで、そんなところは、十分体感できましたね。

なにより、元メガデスのマーティーフリードマンのギターテクニックをまじかで体験できるだけでも、「音楽好き」としては、十分なのよ。

まあ、楽曲そのものは置いといて。。。。

のっけからの9曲メドレーの他、ほとんど間髪を入れず全13曲。 45分ステージではあったけども、ももクロを体感するには十分でした。


●ももいろクローバーZ セットリスト

1.メドレー(労働讃歌〜サラバ、愛しき悲しみたちよ〜DNA狂詩曲〜ココ☆ナツ〜泣いてもいいんだよ〜笑一笑 シャオイーシャオ!〜ニッポン笑顔百景〜Chai Maxx〜MONONOFU NIPPON feat. 布袋寅泰)
2.レナセールセレナーデ
3.MOON PRIDE
4.BLAST!
5.行くぜっ!怪盗少女 -ZZ ver.-


ももクロのステージ終了後、再び、「茶屋ビレッジ」へ 
昼メシ、昼メシ
さっき、「いちごけずり」を食べてるときに気になった、「森の石窯パン屋さん」の「森パンドッグ」(タコスミート&チーズ)を食らう。。

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ソーセージでかっ! パンがもちもちでウマっ!

やっぱ、青空の下で食うメシは気持ちいいですね。うまさ倍増ですわ。

気分がいいので店舗は「笠間」にあるようなので、帰りがけ笠間に行って、パンでも買った帰ろうか。。
(注:実際は笠間にはよらないで帰ってしまったが。。。。)


・・・そんな感じで、休憩してたら、またまた、いきなり、「緑黄色社会」がスタート!

うー、どうも、いけませんねぇ。。。 スタート時のアーテスト紹介画面を撮影できないでいますわ。。。


いきなり、キラー楽曲の「Mela!」ぢゃんか・・・。 
もっと余裕をもって、ステージにメンバーが入ってくるところから見たかった。ちょっと不覚。

いや、リョクシャカについては、2019年、ロッキンがまだレギュラーで「ひたちなか」開催しているころから出演しているアーティストとして、一度ちゃんと見たいと思ってたのよ。

でも、どうも、個人的な参戦日程と合わなかったり、日程が合っても、さらに見たいと思ってるアーティストとライブ時間が別ステージの「ウラ」に当たってしまったり、なかなかステージをちゃんと見れないでいたわけよ。

そもそも、ロッキンの前、「SWEET LOVE SHOWER」の8/31に見れるはずだったんだけども、ワタシのチケット購入ミスで「おじゃん」になっちゃってたし。。。

そんなこともありーの、ロッキンでは最初からきちんと見たい・・と思ってたんだけどねぇ。。。


緑黄色社会・・ってバンドには毒がない。 楽曲にしても、サウンドにしても、オーソドックス過ぎるくらいのポップバンドですわ。

そこがいいのよ。 まずもっと曲を聴くときに構える必要がない。自然体で聴ける音楽。

そんなところがNHKとしても安心感があるんだろうね。 正直、緑黄色社会以上に売れてるバンドもいるわけだけども、ここが3年連続で紅白に選出されている最大の理由なんだろうな。

キーボードのPeppe女史の腕前の確かさ・・っていうのも、今どきのポップバンドのトレンドに沿っているし。

ゲス乙女、セカオワ・・・といった、2010年代以降の、こと「ポップバンド」では、キーボードの巧さっていうのはトレンドだし、必須事項のようになってますから。。。

最近は、3ピースというよりは、キーボード、しかもシーケンサーによる自動演奏なシンセよりも、メンバー、あるいはアーティスト本人による手弾きなキーボードがトレンドなわけでさ。

そんなトレンドにも合致してるのよ、この人たちは。やっぱそういうトレンドにのった人たちはおさえておきたいし。。。

ただ、個人的には、この人たちの曲は昇華しきれてない。まだ聴き込みが足りないな・・・、そう思わせるステージでしたわ。 次、フェスで見るときまでの課題ですね。


●緑黄色社会 セットリスト
1. Mela! (2020年 2ndアルバム「SINGALONG」より)
2. merry-go-round  (2022年 3rdアルバム「Actor」より)
3. 始まりの歌   (2017年 2ndミニアルバム「Adore」より)
4. 僕らはいきものだから   (2024年 14th配信シングル)
5. サマータイムシンデレラ  (2023年 7thシングル)
6. Shout Baby  (2020年 2ndシングル)
7. キャラクター    (2022年 3rdアルバム「Actor」より)
8. 恥ずかしいか青春は (2024年 12th配信シングル)
9. 花になって  (2023年 8thシングル)


緑黄色社会終了後、トイレ休憩。
ステージ上手側トイレは、長蛇の列。
フェスのための臨時設置トイレだけども、洋式の上「水栓」。フェスとは思えぬほど清潔。

いや、いろんな野外フェスに行ってるけど、トイレってお世辞にもきれいなところって少ないんよ。
洋式ならばいい方で、大抵、しゃがむ「和式」率が高いし、しかも水ではなくて足元のポンプを押して流す・・っていう形式が主流。 だから、最終日ともなると、浄化槽がいっぱいになってポンプ押しても流れないし、くせーし・・・っていうのは、大体どこでもいっしょなんだけどね。

山の中の「フジロック」は最たるもんで。。。 近くに川が流れてるから流せばいいじゃんと思ったりもするけど、そうもいかないんだろうねぇ。おまけに和式率が高い。最終日にもなると流れなくてくっせートイレも多かったりして。。。
「ガイジン」も多いフェスなのに、外人さんはちゃんと用足せてるんだろうか・・・とか、余計な心配をしたりして。。。
それに比べると、ロッキンのトイレは「洋式」+「水栓」率が高い。なので、最終日でも流れないことは少ないし、 ワシみたいに最近、膝が悪くてしゃがめないジジイにはありがたい。

さすがは、フェス初心者が多いロッキンならではの心配りなんでしょうか。。。女子率が高いからなんでしょうか・・ その辺は分からないけども、トイレ周りには金賭けてる。。。
ただ、絶対数が少ないんだよな。 だから場所によっては長蛇の列になってる。

今時も長蛇の列。。。 なかなか進まないし、結局、トイレ待ちの間に次の「Creepy Nuts」がスタートしてしまった。

もう・・待てない・・・と、待ちの列を離脱して、ステージ下手側に移動。 移動途中のトイレは待ちの列もなくスムーズに用を済ませられた。

ただ、トイレを出た瞬間・・・「Bling-Bang-Bang-Born」が。。。

もう・・・・今回の「Creepy Nuts」はこれを見に来たっていってもいいのに。。。。なんてこったい。。。
しゃーないから、近くの出入りスペースからライブを見る。

Creepy Nutsのライブは、4月の「ARABAKI」以来だ。 ただ、あん時は、今、時のヒトっていうのに、「セカンドステージ」だったから、まあ、ヒトが多くて、全然見えなかったのよ。
今年の「顔」といってもいい人たちなので期待してたんだけどね。。。 そんなこともあって、今回のロッキンでも期待してたんだけども。。。

それでも、キラー曲の「のびしろ」、ドラマ「不適切にもほどがある」主題歌の「二度寝」はライブを見ることはできた。

しかし「のびしろ」って曲は、分かりやすい曲ですわ。正直、RAP系の曲って生理的にダメなワタシなんだけども、この曲なんかは引っかかるな。 そんなこともあってこの曲をライブで見ることが出来て良しとするべきか!?

それにしても、ステージ上縦横無尽に走る回るR-指定のステージングは、いいですね、上手いですね。
苦手なRAP系な曲でもついついノセラレてしまう。

もっともだからこそ、時の人になれたんだろうけどなぁ。



●Creepy Nuts  セットリスト
1. ビリケン  (2023年 13th配信シングル) 
2. 堕天     (2023年 2ndシングル)
3. 合法的トビ方ノススメ  (2016年 1st EPより)
4. 顔役    (2021年 7th配信シングル)
5. ルーティン   (
6. Bling-Bang-Bang-Born   (2024 年 3rdシングル)
7. かつて天才だった俺たちへ   (2020年 2ndミニアルバム「かつて天才だった俺たちへ」より)
8. のびしろ    (2021年 2ndアルバム「Case」より
9. 二度寝 (2024 年 3rdシングル)


うっ・・・気が付いたら、やたらと長いトピックスになっちまった。。。
いったんここで切って、「ROCK IN JAPAN 2024 in HITACHINAKA その4(9/23)」に続きます。。。




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