今回の1曲セレクトは、「ENDLESS RAIN」X です。
まずはデータです。
・タイトル ENXLESS
・アーティスト X
・作詞 YOSHIKI
・作曲 YOSHIKI
・編曲 X
・リリース日 1989年12月1日
・発売元 CBSソニー
・オリコン最高位 3位
・売上げ枚数 36.5万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 6位
・ベストテンランクイン期間:1989年12月11日 1990年1月15日〜2月12日 3月5日付
・タイアップ:映画「ZIPANG」主題歌
先週は成人式でしたな。
北九州では「恒例」(!?)のド派手成人式・・と、いまや「ワイドショー」で取り上げられるなど、マスコミでも認められたような存在になりましたが。。。
ワタシが成人式を迎えたのは、えーと・・・今から何年前だ? 計算もできへんようになったわい。。。
1990年だから、34年前ですね。
・・・っうことで、今回は、ワタシが成人式だったころヒットした曲を一つ。
Xの「ENDLESS RAIN」
・・といっても、ワタシ、成人式には出席してないのよ。
以前ここで書いたのかどうか・・というのも、すでに覚えてないども、1990年の1月といったら、「3度目」の大学受験の直前だったから。。
当時1月15日が成人式。 で、センター試験が、その直前の1月13日 14日だったと記憶してるけども・・・あれ、違ったかな?
なので、日程的には「式」に出られなくもなかったけども、気持ち的に、とても、そんな余裕なんてなかったしなぁ。
現役、1浪目は、自覚が全然なくて落ちるべくして落ちた感じだったので、2浪目は、「後はなし」と不退転の覚悟でめちゃくちゃ勉強したのよ。 おそらく、この後今に至る人生のなかでも、こんとき以上に勉強したってのはないくらい。
おかげで、受けようと思った大学への手ごたえは直前には大分つかめてた。
だからなんだろうけども、ここで成人式に出て、中学校の同級生にあったりしてバカ騒ぎなんかしたら、そこまで積み上げたもんが、全部崩れるような気もしたんだよね。
いや、それよりも、この時点で「無職」っていう身分だったのにも気が引けたしな。
もちろん、「成人式」の案内は来てたけども、だから、行かなかった。
余談だけども、成人式に行かなかった人って、きっと、そんなにいないんだろうな・・とその後もずっと引っかかってたんだけども、意外と多いんだよね。少なくとも、その後、知り合った人の中では。
それまでは、なんか気が引けてたんだけども、今では、そんなもんなんか‥なんて思ったりもしたりして。。。
・・・となんか、話の方向がずれた行くような気がするけども。。
そんな、ワタシの成人式の頃にヒットしてた曲って言って、真っ先に浮かんでくるのが、Xの「ENDLESS RAIN」ですね。
いや、当時、きちんと聴いていたわけではないんですよ、この曲。
↑に書いたように、とにかく大学受験が目の前に迫っていた状況の中で、ヒット曲を聴いている余裕なんて、全くないくらい、あん時の精神状態は追い込まれていたから。
もちろん、テレビも全く見てなかった。
ただ、唯一、あの頃フジテレビ月曜 の24時30分〜1時で放送してた、「マーケティング天国」って番組は欠かさず見てたな。
↓ コレ
能動的に、新たなヒット曲を聴く余裕はなかったけども、やっぱマーケティング情報については離れられなかった・・っていうんでしょうかね。
ながらでも、この番組さえ見れば、CD、テレビ視聴率、映画興行、本ベストセラーetc、いろいろなエンタメマーケット状況は、一目でわかったんで、個人的には好きだったな。
で、この番組で、あの頃気になっていたのが、Xの「ENDLESS RAIN」でしたわ。
↑では、BUCK-TICKの「悪の華」がランクインしてたりして、めっちゃビジュアル系ブーム、バンドブームって頃。
ほんの数秒間、音が流れるだけの紹介だったけども、それでも、なんか気になった・・・というか、刺さったというか。
正直言うと、今でもそうなんだけども、ビジュアル系って、今一つ苦手なのよ、個人的に。
だから、自らすすんで聴く人ではないんだけども。。。
やっぱり、音楽的によくできているというのが、大きいのかもしれない。YOSHIKIの紡ぐメロディラインって、ツボに刺さるんですよ。 ヒット曲ってこういうメロディラインというのをちゃんと研究されている。
本人はどう感じているのかはよくわからないし、そんなことは口が裂けても言わないだろうけども、「売れる」ことをめちゃくちゃ前提していると思う。
まあ、その辺は、プロモーションのマネージメント方法をも自ら研究していたということからも分かるんだけども。
だからなんだろうけども、今、MV見ても貧乏くさくないのよ。
もっとも、当時はバブル絶頂期。湯水のごとくお金を使えた時代というのもあるんだろうけども。。。
そうはいっても、どうしても、外見の見た目で「ちょっととっつきにくいなぁ」・・・と思える部分は大きいわけで。。。
あのころのTOSHIなんて、どう見ても近寄りがたい怖い兄ちゃんだったもの。 近づいたら刺されそうな。。。
Xの曲を正面から聴けるようになったのは、これからだいぶ先だったと思うな。
91年暮れにリリーされた「Say Anything」くらいだったかもしれない。だからXについては、そこから遡って聴いた感じだったかなぁ。
余談だけども、後年QUEENを何の違和感なく聴けるようになったのも、このころ「X」を聴いて、大分免疫ができていたのも大きいだろうな。
なんせ、この頃は、全く洋楽ダメ子だったんで、ワタシ。。。
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YOSHIKI
今回の1曲セレクトは、「今を抱きしめて」NOAです。
まずはデータです。
・タイトル 今を抱きしめて
・アーティスト NOA
・作詞 白鳥瞳
・作曲 YOSHIKI
・編曲 YOSHIKI
・リリース日 1993年11月3日
・発売元 ファンハウス
・オリコン最高位 3位
・売上げ枚数 81.3万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 3位
・ベストテンランクイン期間:1993年11月22日〜1994年1月31日付
・タイアップ:TBS系ドラマ「徹底的に愛は・・・」主題歌
今まで何回か、昔はよくあったけど、最近あんまり見かけなくなった曲のパターンっということで曲をセレクトしてきた事があったけど、今まであんまり言及してこなかった中で、「男女デュエット曲」って言うのがあったよなぁ。
まあ、そう言う曲、今まで全く書いてこなかった訳ではないけど、あんまり「デュエット」と言う事を意識しては書いて来なかったかもしれない。
でも、考えてみると、最近このパターンの曲ってあんまり見かけなくなった様な・・・。いや、逆に言えば、最近あんまりそう言う意識で曲を聴いて来なかったからかもしれん。
うん、今でもあるよね。 そう言えば、最近でも、AIと久保田利伸のコラボっていうのも出たしな。これだって、以前で言えば、「デュエット」だもんな。
でもまあ、長年ヒット曲を聴いてきてると、たしかに昔は男女のデュエットってたくさんあった。70〜80年代が全盛だったよな・・・。っていう感覚があるんだけども、意外と90年代前半にもそう言う大ヒット曲があるんだよね。
今回はそんな90年前半の「デュエット」曲を。。。
NOA 「今を抱きしめて」
はいはいはい・・・と思った方、同世代ですねぇ、きっと
今から23年前の1993年の10月〜12月クールで放送されていた、TBS系金曜ドラマ「徹底的に愛は・・・」で主演していた、仙道敦子と吉田栄作、2人によるユニットですね、「NOA」って。
当時、個人的にはTBSの金曜ドラマ、ずっと見てたんだけどな。うん、このドラマの前が「誰にも言えない」(前年の「ずっとあなたが好きだった」の続編)、その前の前が「高校教師」・・・)で、それまではずっと見てたんだけどね金ドラは。このドラマはスルーしちゃったんだよな。。。。だから、内容はよく分かんないんだけども。
と言う事もあってか、この曲は、予期してなかったところから突然飛び出してきたヒット曲・・・って言う印象が強いんだよな、個人的に。
X JAPANの「YOSHIKI」による、まあ、ドラマティックな仕上がり、かつ、メロディアスな曲調のこの曲は、大ヒットしてたよなぁ。
まあ、それまでもTBSの金ドラから出てきた大ヒット曲って、数々あった訳で、これの前の「誰にも言えない」の主題歌だった、ユーミンの「真夏の夜の夢」だってミリオンだったわけで、この曲がヒットするのも何ら不思議ではないんだけどさ。でも、それまではドラマ見てたからさ、前もって予め、来るよな・・・って言うことは十分に予想が付いていたわけなんだよね。
でも、この曲のドラマは見てなかったからさ。
当時は、カラオケブームの真っただ中。 うん? 今でもカラオケ人気は続いているのか・・・ いや、でも、当時の盛り上がりから比べると、今は大分熱も下がってきているように感じるよね。
あの頃は、2人集まれば猫も杓子もカラオケだったもん。
当然、キャッチーな曲に人気が集まるわけで、この曲なんかもかなり人気あったよなぁ。男女2人集まれば・・・って感じで、当時この曲歌ってたヒトもいっぱいいるんじゃないかなぁ、これ読んでらっしゃる方の中にも。
ここでは何回も書いてるけど、当時、ワタシらが結成していた「チャート研究会」っちゅう自主サークルでもしょっちゅうカラオケやってたな当時。
根城だったのが、新宿三丁目にあった「てあとろん'88」っていうカラオケパブ。 ここはボックスではなく、前面にステージがあって、リクエストした曲がかかると、このステージに上がって人前で歌う形式なのね。
当時、この曲も大分かかってましたねぇ。 何回聴いたことか・・・ってくらい。
X JAPANのYOSHIKI作曲ってことで、さぞ難しい曲なんだろうな・・・とはさにあらず。キャッチーなメロディラインは、シロートが歌うにもそれほど難易度が高くなかったしな。
まあ、そこは、本業が「歌手」ではなく「役者」だった、仙道&吉田が歌うって事もあって、予め、歌いやすいようなメロディラインで考えられていたんだろうけど。。。
うんにゃ、吉田栄作氏は、それまでも例の「心の旅」っちゅう、チューリップの名作カバーでヒットしてたり、その他
何曲もリリースしてたわけで、ウタはこれが初めてではなかったわけだけど、まあ、歌唱力は、スパ抜けてあった訳じゃなかったしな。
それよりも、仙道敦子さんが達者だったんだよね、ウタ。
うん、ちょっとビックリするくらい。
もうね、そのまま本業も歌手になっちゃったら・・・って感じでさ。
・・・なんて、恰もこの曲が初めての「ウタ」って感じで書いちゃったけど、仙道さんも、この曲以前に何曲かレコードリリースしてたからなぁ。
で、噂ではそれ以前から歌唱力はあるっていわれてたけど、何分、それまではヒット曲がなかったんでねぇ、個人的には、ちゃんと聴いたのは、この曲が最初だった・・・かもしれない。
いや〜、もしかすると、それ以前、中学生の頃「アイドル」っぽい感じでレコードをリリースしてた時に何回か聴いてたかもしれない。けど、記憶にないんだよな。
うむ、仙道敦子さんは子役から出てきたヒトで、中学生の頃は早くも演技派女優って感じだったんだよね。
ちなみに、吉田栄作、仙道敦子、共々1969年生まれ。ワタシとは同い年ってわけでね、だから、このコンビは、なんとなくくすぐったかったな、ワタシとしては。
まあ、吉田栄作は、早生まれなんで、実際、学年は一つ上なんだけどさ。
そう言えば、福山雅治も、同じく1969年生まれだけど、早生まれなんで学年は一つ上なんだよな。うん、吉田栄作と同じなんだよね。
・・・うーむ、話が脱線した。。。。
ともかくも、当時はカラオケで「受けるかどうか」がヒットのカギとなっていたのは事実だったよなぁ。
この曲に引き続きいて、数か月後には、同じく「デュエット」で、藤谷美和子&大内義昭の「愛が生まれた日」が大ヒットしたでしょ。 くしくも同じようにドラマの曲として。
結局この曲も、カラオケでの人気が凄まじかったことが一番のヒット要因だったしな。
ただね、個人的には、この曲カラオケで歌ったことないんだよな。。うん、デュエットの相手がおらん。。。
うーむ、当時は吉田栄作ってウタ、ヘタって思ってたんだけどな、今聴くと、比較的まともに歌ってるなぁっていう印象。
それだけ、最近の歌手の(少なくとも歌番組における)歌の下手さ加減が際立ってきたって事なのかなぁ。
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今回の1曲セレクトは、「紅」Xです。
まずはデータです。
・タイトル 紅
・アーティスト X
・作詞 YOSHIKI
・作曲 YOSHIKI
・編曲 X
・リリース日 1989年9月1日
・発売元 CBSソニー
・オリコン最高位 5位
・売上げ枚数 31.3万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 7位
・ベストテンランクイン期間:1989年9月11日、10月2日、10月16日〜10月23日付
今から思うと、なんであれが流行ったんだろうって思う格好がある。
80年代終盤のバンドブームの「とさかヘア」もそうじゃない?
あれですよ、髪の毛をディップとか砂糖水で固めて、つーんと立たせたヘア。
まあ、たしかに衝撃的だったけど、ワタシャ自分でやりたいとは思わなんだな。
だいたいが、当時のバンドブーム・・・それも、インディーズ発のパンクロック系のバンドのお兄さんたちがこぞって、やってたファッションだったな。
その代表格が「X」、後の「X-JAPAN」だったのは、事実でしょう。
まあ、外見でヒトを判断しちゃいけないんだけどさぁ、でも、当時はどうも、個人的には生理的に受け付けなかったんだよなぁ。
基本的に、うっさい音楽もキライだったし。
・・・まあ、そーいーことで、当時、Xは素通りしてたワタシです。
なので、この「紅」をまともに聴いたのは、ずっと後だな。 もちろん、存在はいやというほど知ってたけど。。。
そんなXを認めるようになったのは、91年の「Say Anithing」くらいからだなぁ。パンクロックと同時に、シングルでバラードもやるようになった頃。
うん、バラードをやることで、ようやく聴けるようになったのよ、Xの音楽を。
それに一バンドにしては、オーケストレーションやクラシック的なコード進行になんとなくルネッサンスを感じたし。
感動・・・という大げさなもんではなかったけど、へぇ〜・・・なんて、感心はしたな。
そこから遡って、聴いて「紅」にたどり着いたから、多分92年ぐらいだとおもう、まともに聴いたのは。
ところで、この「紅」で、一番よく覚えてるのは、「着メロ」屋に転職したころだなぁ。今から7年前。
まだ、着メロなんて、全然わかんなくて、この曲、作るってなったときに、ギターソロの部分を、切ってきたんだよね。 多分45秒で、切れるキリがいいフレーズってことで、探したら、ギターソロの部分だったからだとおもう。。。 で、それで作ったら、ぬわんと、それが一番人気になっちゃったんだよね。
無欲の勝利・・・っちゅうか、やっぱ、欲だしちゃだめだーね。
それにしても、よく言われることだけど、インディーズ時代から、セルフプロモーションには、定評があったXやね。
自分たちで自分達をマメージメントできる・・・これが、このヒトたちの強みだったんだろう。
今でこそ、セルフプロデュースできるバンドも増えたけど、本格的にはこのヒトたちくらいからじゃないかな?
表面的に「セルフプロデュース」って言葉が使われだしたのは。
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