かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて約40年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

THE

リンダリンダ / THE BLUE HEARTS

1987_06_リンダリンダ_THE BLUE HEARTS


今回の1曲セレクトは、「リンダリンダ」THE BLUE HEARTSです。

まずはデータだぞっ・・・と。

・タイトル     リンダリンダ
・アーティスト   THE BLUE HEARTS
・作詞       甲本ヒロト
・作曲       甲本ヒロト
・編曲       THE BLUE HEARTS、浅田孟
・リリース日    1987年5月1日
・発売元      メルダック
・オリコン最高位 38位
・売上げ枚数  6.8万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 ランクインせず。。

既に書いたつもりでまだ書いてない曲があったりする。 
やおら、トートツ気味に入った、今回の1曲セレクトだけど、昨日、帰宅の際、いつものように「ボロボロ」のヘッドホンのウォークマンで87年の曲を聴いてて、ちょっと気になった曲があった。

いや、実は、今回の1曲セレクトは87年の他の曲を引っ張って来るつもりで聴いてたんだけどさ、「あれ? この曲って書いたっけな? 」なんて気になった曲があったもんで・・・。

帰宅ってから、ブログの過去のアーカイブを検索してみたら、あーら、まだ書いて無いぢゃないの・・・ということで、急遽この曲に変更。

その曲とは・・・・THE BLUE HEARTS「リンダリンダ」。

うーむ、なんともはや、これはちょっと不覚だったな。 ・・というか、これまで書いた曲のアーカイブを調べてみたら「ブルーハーツ」の曲は、まだ「TRAIN-TRAIN」しか書いてなかったワイ。

一番売れた、しかもオリコン1位まで取った「情熱の薔薇」さえ、まだ書いて無かったとは。。。。

まあ、それぐらい、ブルーハーツとは、すれ違いだったんだよな、当時は。

すれ違いっちゅうのは、まあ、簡単に言えば眼中になかった・・というか、好みぢゃなかった・・・というか。

それは、今回引っ張って来た、「リンダリンダ」にしても同じ・・・いや、この曲がリリースされた頃は、「一般的認知」として大ブレイクした89年の「TRAIN-TRAIN」よりも、生理的嫌悪感は強かったかもしれない。

この曲は、87年の5月に「メジャー」デビューとしたリリースされた曲・・と言う事になっている。

・・・けど、実際は、これはブルーハーツにとってはあくまで形式的な通過点であって、これ読んでくださってる方の多くは既にご存じであるように、それまでインディーズでは、めちゃくちゃ実績上げてきた訳ですわ、ブルーハーツって。

でもさ、当時のインディーズって、いまのインディーズとちがって、本当にアンダーグラウンドな世界だったわけじゃん。間口がめちゃくちゃせまい・・というか。。 そんなこともあってか、いまでいうラウド系なハードロックなアーティストが殆どだったわけなんですわな。

言ってみれば、メジャー⇒「営利的」なロックのアンチテーゼな世界だった訳ですわ。 巷で言われている「産業ロック」に対してのアンチテーゼと言うところですか?

まあ、ロックの起源からすると、本来のロックは「反体制」であり、自由を追求する非営利的なところから広がった音楽だから、当時のインディーズ系の音楽っちゅうのは、本当の意味でのロックに近いんだけどさ。


でもねえ、個人的なロックとの接点の起源は「ニューミュージック」であり、それは、すでに「体制」に取り込まれた後のロックだったんだよね。そそ、すでに「産業ロック」寄り志向だった訳ですよ。

だってさあ、産業ロックの方が、より音楽的に「ステキ」だったし、なによりもキャッチーで聴いてて気持ちいいんだもん。

というか、逆に当時のインディーズの曲って、やかましい・・・だけにしか感じなかったんだよな。単純にデカイ音量でガナリ続けている音楽。 しても音楽的に高度とか、ステキとは思える音楽ぢゃないように思えたのよ。
そんなところが個人的に響いて来なかったんだろうな。

この曲もねぇ、当時のワタシにとっては、そんな単純に「やかましい」と思える曲の1曲に過ぎなかったんだよなぁ。

うん、そこまでだったんですよ。 きちんと聴いて理解しようとか、そんなことまで思えなかった。


BUT BUT BUT BUT、、、ヒトって変わるんだよね、30年も経つと。。。

上で書いたように、あの当時、とことん生理的に拒否していた、この手の「ラウド」系の曲を、今は普通に聴いている自分が居たりするんだもんな。

正直言って、あの当時の自分からすると、15年後、「FUJI ROCK」とか「ROCK IN JAPAN」なんかの夏フェスに参戦してる自分なんて、全く想像出来ないもの。

うん、今でこそ、夏フェスって一般的に成りきって、アイドルもお笑いも出たりする「五目御飯」のようなアーティストラインナップになっちゃったけど、始まった当初は、それこそ、ラウド系ロックやHIPHOP系アーティスト中心の結構ディープな世界だったからさ。

そんな個人的な音楽志向・・・というか、このテのラウド系も受け入れられた音楽的志向の変化は、2000年代に某着メロサイトの配信楽曲のセレクターを担当した経験が、やっぱでかかったな。
あん時は、自分よりも一回りも下のヒトたちと一緒に曲セレクトやって、大分刺激を受けたからねぇ。 逆に彼らも、こちらの事をリスペクトしてくれてたし。 そんなお互いの刺激し合ったところっていうのが、個人的な音楽の間口を広げてくれたんだよな。




やっぱね、音楽的に聴くと、テクニックが素晴らしいとか、メロディラインが新しいとか、それまでには無かった新しい事をやってる・・・とかは無いんだよ、この曲。

でもさ、きちんと聴くと、引っかかって来るものがあるんだよなぁ。 

なにかっちゅうと「パッション」なんだよね。 うん、そこが、この曲・・・というか、この手のラウド系の曲の一番の「キモ」なんだよね。
「人間臭さ」というかさあ、すくなくとも、初音ミクなんかじゃ、こんな人間臭い、人間が醸し出すグルーヴ感のある曲なんて、絶対出来ないわけじゃん。 そもそも人間が歌ってないし。

この時代、80年代後半以降、この手のラウド系ロックが、アンダーグラウンドからオーバーグウンドに大きく広がって来たのは、この「人間臭さ」って言う部分を求めているヒトが、それだけ増えているっていう現れなんだろうな。 逆に言えば、人間力の無い無機的な曲がそれだけ増えてるっていう現れでもあると思うんだけどさ。

最近、音楽が売れない要因の一つとして、こんな感じで、音楽から「人間臭さ」を感じる曲が減ってきているっていう部分は大いにあるよな、なんて個人的には思ったりするんだよね。


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LOVE LOVE SHOW / THE YELLOW MONKEY

1997_05_LOVE LOVE SHOE_THE YELLOW MONKEY








今回の1曲セレクトは、「LOVE LOVE SHOW」THE YELLOW MONKEYです。

まずはデータです。

・タイトル       LOVE LOVE SHOW
・アーティスト     THE YELLOW MONKEY
・作詞         吉井和哉
・作曲         吉井和哉
・編曲         THE YELLOW MONKEY
・リリース日      1997年4月19日
・発売元        ファンハウス
・オリコン最高位  4位
・売上げ枚数    47.8万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 4位
・ベストテンランクイン期間:1997年5月5日〜5月26日付

昨日からイエモンの「復活」ライブツアーが始まってますねぇ。
正直、ライヴに行きたい・・・と言う気持ちが「半分」くらいあったんだけど、今回は東京公演が「平日」っていうこともありーの、チケット申し込みを「回避」しちゃったワタシなんですよね。
 
 今まで、ROCK IN JAPANとかCOUNTDOWN JAPANで、「吉井和哉」ソロのライヴは、何度か見てるんだけど、イエモンとしては、ライブ見てないんだよね。 なので、一度見たい・・・という気持ちも強いんだけどね。

まあ、半分は、8月の「ROCK IN JAPAN」に出ることを期待して・・・っていう目論みもあるんだけどさ。
ツアースケジュールを確認すると、8月の夏フェス期間にはライブの予定が入っていないし。 ・・・・ということは、各夏フェスへの参戦もあるんじゃないかなぁ・・・なんてのも、密かに思ってたりするもんでね。
まあ、今のところ、ROCK IN JAPANを初め、サマソニ、RISING SUNへの出演予定は出ていないけど・・・。

とりあえず、明日のROCK IN JAPANの出演アーティスト第2弾発表を見たいと思っているところです。

・・・・ということで、今回はイエモンの曲をセレクト。

イエモンの曲で、「今頃」のヒットといえば、やっぱ「LOVE LOVE SHOW」だよね。

・・・っつうことで。。。   ここんところ、毎日のように頭を悩ませている曲セレクトも、今回はすんなりと決まったわ。。。というか、安易に決めた・・・というか

その前に、イエモンの曲っていままであんまり書いてきてなかったんだよな。 かなり前に「JAM」を書いて以来・・・って事になるんかなぁ。

まあ、イエモンも人気のピークは90年代後半ということで、今までレビューをあんまり書いてこなかった「時代」だからねぇ、必然的に書いてなかった・・・って言うのもあるんだけどさ。

 積極的に触手を伸ばそうと思っていたアーティストが極端に少なくなっていた90年代後半にあって、個人的にはイエモンっていうヒト達は、キライじゃなかった。 
 いや、やってる音楽が結構ダサ坊だったからさ、それが良かったんだよな。ダサい音楽が好きなワタシにとっては。 
 
今手元に「歌謡曲完全攻略ガイド」っていう本があるんだけど、この中で、吉井和哉が、自身曰く、「歌謡曲」が好きだってカミングアウトしているんだよね。
 しかも、70年代〜80年代前半の歌謡曲「LOVE」ってことを力説してたりして。

なるほど、「波長」が合うはずだよなぁ・・・なんてシンパシイを感じたりしたってのもあるなぁ。
・・・うん、「よっ同年代」って感じなのよ。 まあ、吉井氏は、ワタシらより3つ年上なんだけど。。。

今回の「LOVE LOVE SHOW」にしても、外見からして「ダッタダサ」なロックじゃん。いわいる「ラウド」系って言う感じでもないし、本来は「グラム系」なロックをやっているはずなのに、そんなに洗練もされてないし、かといってビジュアル系でもない。

んじやなんなの? っていうとやっぱり「歌謡ロック」っていうネーミングが嵌まっちゃう気がするんだよなぁ。

メロディラインもいわいる「ウレ線」だしね。 ロック系なヒトたちが通常キラうような路線をあえてやっている・・・って言うような。 その辺に潔さも感じたりしてね。

もう少し線が太くて土着っぽい音楽だったら、一昔前の甲斐バンドに近かったかもしれない。 そう言う意味では90年代じゃなくても、80年代でも、70年代でもこのヒト達は通用したんじゃないのかなぁ。
 たまたま、このヒト達の年齢的に90年代に流行ったって言うだけどさ。



これは、イエモンじゃなくて、2006年に吉井和哉氏がソロで出演したROCK IN JAPANですね。
うん、こんとき、ワタシもこのステージ見てるんだけど、この曲が始まるまでは、ステージ周辺は、かなり空白が目立ったんだよね。
 でも、この曲のイントロが流れた瞬間、「どーっ」大勢のヒトたちがステージ周辺に大挙してきたのを覚えてる。
やっぱ、みんなイエモンを聴きたがってるんだ・・・ってのが、分かった一瞬だったな。
 ただ、この次の出番が矢沢の「エーちゃん」だったんで、吉井氏は大分きつそうだったのを覚えてる。
なんせ、天下の「エーチャン」の前座的な位置だったから。。。


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2015年年間チャート発表!!

 2016年も明けて10日余り経とうとしているのに、今頃2015年の年間チャートの解説ということで、大変申し訳ないですが、いつもながら、ようやく重い腰を上げて昨年1年間のチャート傾向をまとめてみました。

えー、対象ランキングは、ワタクシが毎週独自で集計しております、「THE HITCHART HOT30」( http://www.kajiyan-net.jp/ )  の2015年1月1日〜12月31日付ランキングのトータルポイントを集計したものとなります。

で、昨年1年間でランキング入りした楽曲の総数は1488曲。これは過去40年間で最高。一昨年、2014年のランクイン曲総数が1358曲だったので、100曲以上もランクイン曲数は増加した事になります。
これは、相対的には、1曲あたりのトータルポイントの平均は減少しており、さらにヒット規模は、小さくなっているということを示しています。

ただ、すべての曲がトータルポイントが昨年に比べ減少しているかというと、そうではなく、年間トップ10内の曲、特にベスト3は、2014年の年間ベスト3よりも得点を伸ばしてきており、一部の曲では、ヒット規模は、2014年を上回ってきているという結果になっています。

特に、年間1位の西野カナの「トリセツ」のトータルポイントは8万点を越えてきており、年間トータルポイントが最低で1位となった、2014年の「レット・イット・ゴー」を1万点近く上回ってきています。

「トリセツ」は、9/10付で53位初登場。翌週20位に急上昇し、さらに翌週1位を獲得。3週連続で1位を獲得しました。ベストテン内には7週連続ランクイン。一度はベストテン外にダウンしたものの、11/26付にはベストテン内に再登場という。最近の曲としては息の長いチャートアクションを展開しています。

 これらロングヒットとなって居る最大の要因は、兎に角ネット配信が強い事。これは、最近の西野カナの最大の強みとなっていますね。

 下図に、「トリセツ」の各要素のランキング推移を示してみました。

トリセツランキング推移


















上記のようにネット配信のいわいる販売系チャートが強いことは一目瞭然ですが、それだけではなく、その他、有線、ラジオチャートのいわいるメディア系チャートでも、ネット配信に引っ張られた形で強さを発揮してきており、そのため、週ごとのポイントが伸びてきた事が、結果的に総合的なポイントの伸びに繋がってきています。

 2014年間チャート解説でも、西野カナの「Darling」で同じような解説を行ったんだけど、「Darling」以来、西野カナの楽曲は、ある一部の要素で強いというわけではなく、「総合的」な強さを発揮してきており、「トリセツ」にも、さらには、年間3位にランクした「もしも運命の人がいるのなら」も同様な強さを発揮したと言う事が言えますね。



さて、年間2位には、三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEの「R.Y.U.S.E.I.」がランク。
これには、びっくり・・・っていう方も、もしかして多いのでは?  なんせ、この曲、昨年2015年リリースの曲ではなく、一昨年2014年6月リリースの曲なわけですから。。。
 なのに、なぜ2015年の年間2位なのか・・・・・と言う事なんですが、この曲、兎に角、「超」がつくほどのロングヒットを続けている・・という結果がこのランクと言う訳ですね。
 2014年リリースの曲なのに、昨年1年間でランクインしたのが50週。 11/26付にランクからこぼれた以外はすべの週でランクイン。 2014年の7/3付で初登場して以来、73週もランクインを続けているという、ワタクシのランキングでも稀に見るロングランクインとなっています。

その最大の要因が、兎に角ネット配信で稀に見るほどの強さを見せている事。これは、1週間でとてつもないダウンロード数を示しているという訳ではなく、コツコツと、毎週毎週地道にダウンロードを重ねており、その人気が一向に下がらない・・・と言う事が最大のポイントですね。

下図に、「R.Y.U.S.E.I.」のネット配信の、初登場以来のチャートアクションを示しました。 
RYUSEI_配信ランキング推移














 上記のとおり、週間チャートでは最高1位を記録しているものの、1位を記録したのは、初登場の2014年7/10付と、2015年4/23付の、2週のみで、その間、ランクの浮き沈みジクザクの動きを繰り返しているものの、一向に30位を下回る気配を見せていません。ジワリジワリと人気を保ち続けているんですよね。
 チリも積もれば山となる・・・ということわざ通り、この間、ジワリジワリと人気を集めた結果が、2015年の年間2位に結びついた・・・と言う動きを見せています。
 つまり、これは「固定ファン」だけに受けているという動きではなく、徐々に「浮動票」、いわいるライトユーザーな人たちの人気を取り込んでいっているという結果でもあるんですよね。 こういう曲は「ヒット」という意味では、本当のヒットと言えるわけなんですよね。


 このように、年間上位にランクされた曲は、ネット配信でロングヒットを得た曲が多いというのが、今年の年間チャートの最大の特徴ですね。
 この傾向は、一昨年2014年から目立ってきては居たんだけど、昨年2015年はさらに顕著になってきましたねぇ。
 三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEは、上記の「R.Y.U.S.E.I.」の他、「Unfair World」、「Summer Madness」も上位にランクさせて来ています。また、昨年ブレイクし、年間7位にランクインさせたUNION SQUARE GARDEN「シュガーソングとビターステップ」にしても、ネット配信でのロングヒットが、ここまで得点を伸ばした大きな要因となっています。

 まあ、これは、2014年の年間チャート総評でも書いた事なんだけど、「ヒット」を左右する要因として、販売系では、パッケージ(CD)の影響はさらに小さくなってきており、逆にネット配信の影響がさらに強まってきたといえる1年だったも言えますね。
 簡単に言えば、「CD」は、コアなファンが購入するアイテムであり、ネット配信がそれを補完する「浮動票」(ライトユーザー)が購入するアイテムという図式がさらに強まってきたという事ですね。
 さらに言えば、昨年は、ネット配信もサブスクリプション(定額制)が本格的に開始されたという事で、ネット配信だけでも、コアなファンが購入する⇒ダウンロード型、浮動票(ライトユーザー)が聴く⇒サブスクリプションという感じで、棲み分けがされ始めてきており、今後は、パッケージはさらに「コア」なファンのためだけのアイテムにな縮小されて行く思われます。ゆえに、トータルな「ヒット」という面では、さらに影響力は少なくなって行くでしょうね。

 ただ、ネット配信で超ロングヒット曲が多くなったというところだけど、内容的に見ると、上記の「R.Y.U.S.E.I.」もそうだけど、「2015年」リリースではない曲が、年間の上位にランクインしてきたというのも今年の大きな特徴だと思いますね。
 ランキング的には、年間9位のSEKAI NO OWARI「Dragon Night」、年間27位の秦基博「ひまわりの約束」、年間40位の西野カナ「Darling」は、全て2014年リリースの曲。しかも2014年の年末ではなく、夏〜秋にかけてリリースされた曲が2015年にもロングヒットさせ、年間でこの位置にランクさせて来ています。

ちなみに、先日、1976年〜2015年まで40年間をトータルした「40年間ランキング」を発表しましたが、チャートにランクインした週数をカウントした、ランクイン週数ランキングのうち、上位10曲を下表に抜きだして見ました。

ランクイン週数ランキング











ランクのうち「黄色」で塗りつぶした曲は、2014年以前にリリースされランクインしてきた曲ではあるけれど、昨年2015年に長躯ランクインさせ、ランクイン週数の上位に進出してきた曲となります。
実に上位10曲中、5曲が昨年2015年に長躯ランクインさせている曲になって居ます。
 ランクイン週数ランキングでは、90年代来、ヒット期間の短縮傾向が年々強まってきて居たために、92年の
高山厳「心凍らせて」が20年以上、ランクイン週数ではトップを保ってきましたが、ついに昨年2015年末までに山下達郎「クリスマスイブ」と、SEKAI NO OWARI「RPG」に並ばれてきてしまっています。

 まあ、山下達郎「クリスマスイブ」は、なんせ30年もの長い期間をかけてのこの数字なので、「いつかは・・・」ということが以前から予測出来てはいましたが、SEKAI NO WARI「RPG」は全く予測出来ませんでしたね。
 加えて、件の三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE、「R.Y.U.S.E.I.」もすぐそこを追いかけてきているという状況で、もしかしたら上3曲を抜く日も近いかもしれません。
(ちなみに、2016年1/14付ランキングでは、「クリスマスイブ」も、「R.Y.U.S.E.I.」もまだランクインしています)

これらの楽曲で共通しているのは、いずれも「演歌」ではなく「ポップス」と言う点。超ロングヒットと言う傾向は、昔・・・いやいや、少なくともここ数年前までは、「演歌」の専売特許みたいなところがあり、ポップス系は超ロングヒットは難しい・・・というのが通説でしした。ただ、今回のランクイン週数の上位の傾向を見る限りでは「ポップス」でも、超ロングヒットになりうる時代になったという事が充分分かりましたね。
 
 その傾向の一番の要因が、やはりネット配信と言う事ですわ。ネット配信の世界では、より多くのヒト達に支持される曲は、リリース年を問わず、長躯ヒットさせることが可能・・・っていうことを、この傾向は示しているんじゃないかなぁ。
 ・・・ということは、今後も、このような超ロングヒットとなる楽曲が出てくる可能性はあるだろうし、いやいや必ず出てくるでしょうね。

 だけれども、「過去」にリリースされた曲ばかりではなく、2016年ならば、2016年にリリースされた楽曲の中でこのようなロングヒットが多く出てきて欲しい・・・っていうのはありますね。

ただ、昨年の傾向を見る限りでは、一時期の「CDは売れない」、ヒット期間も短縮・・・と言うどうしようもない負のスパイラルな時期は、「ヒット」と言う点においては、脱出しつつあるのかな・・・っていう明るい兆しが見えてきたんじゃないかなぁ。
 この良くなってきた状況下で、今年もたくさんのヒット曲が出てきて欲しい。ただし、いつも書いてるように、「安い、早い・・・」の吉野家の牛丼みたいな曲ではなく、充分に練りこまれ、より多くのヒトに「いいね!」と感じてもらえる様な楽曲が出てきて欲しいですね。
もう、その曲が好きなヒトだけに支持されるというニッチに支持される時代は終わってきています。今後はより多くのヒトに支持される曲を期待したいですね。

島唄 / THE BOOM

1993_07_島唄_THE BOOM






今回の1曲セレクトは、「島唄」THE BOOMでーす。

 まずはデータでーす。

・タイトル       島唄
・アーティスト     THE BOOM
・作詞         宮沢和史
・作曲         宮沢和史
・編曲         THE BOOM
・リリース日      1992年12月12日
・発売元        ソニー
・オリコン最高位    14位
・売上げ枚数      43.0万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 2位
・ベストテンランクイン期間:1993年7月5日〜9月13日付
・タイアップ:瑞穂酒造「クロッシー」イメージソング

 今回、引っ張ってきたのは、ま、みなさんご存知だと思うTHE BOOMの「島唄」です。

 ・・・とかいておきながら・・・、データを見てチョッとヘンじゃない? ・・と思った方もいるかなぁ!?

 オリコン最高14位ってこたぁないでしょ!?

と思った方、あなたは正しい! 

 そう、当時を知っている方には常識だけど、この曲は2バージョンあるんだよね。

 多分、ほとんどの方が聴いて知っているのは、「オリジナルバージョン」の方だよね。
 そう、歌詞が「標準語」なの。だからまあ、聴きやすい。
何言ってるか分かりやすいもんね。

 そういうこともあってか、「オリジナルバージョン」の方は、オリコン最高位4位 売上げも91.4万枚を記録している。


BUT! 今回は、あえて、「オリジナルバージョン」の方は割愛したい。

 なぜか? 

 まあ、個人的な好みというところもあるんだけど、どうも、このオリジナルバージョン、今ひとつ、気分が出ない。そう、「島唄」としての気分ですね。
 やはり、いかにも「沖縄」っていう曲を「標準語」で歌ってはいかんですよ。
 そのほかに、歌い方もさらっとしてて、いまいち感情移入が乏しいんだよね。

 そういうところもあってか、ワタシは、当時から「オリジナルバージョン」ではない「バージョン」の方が数段上に見てるんですよね。

「オリジナルバージョン」ではない方・・・・というとすごいまどろっこしいんだけど、こちらにはバージョン名が付いてない。仮に「沖縄方言バージョン」とでもしておきますか。

 そう、そういうバージョン名にした通り、こちらは、歌詞のうちらこちらに沖縄の方言がちりばめられている。

サビはこんな感じ

♪ 島唄ぐわぁ風に乗り 鳥とともに海を渡れ
  島唄ぐわぁ風に乗り 届けてたぼれ わんくぬ涙ぐわぁ♪


これが「オリジナルバージョン」の標準語に直すと


♪ 島唄よ風に乗り 鳥とともに海を渡れ
  島唄よ風に乗り 届けておくれ 私の涙 〜 ♪


ねーーーー、気分でないでしょ。。。。


 この曲、ワタシのカラオケの「持ち歌」なんだけど、ぜっーたい、オリジナルバージョンでは歌いません、ワタクシ。
 
 でも、なぜかカラオケって「オリジナルバージョン」しか入ってないところが多いんだよなぁ・・・・。
 だから、歌詞スーパー無視して、沖縄語バージョンで歌っております

えーと、いまはカラオケボックスに行くと「ウチナーグチバージョン」として入ってますね


話がずれまくり!?

 この曲、とかく、沖縄のイメージっていうのが、先に立つんだけど、個人的には、それだけでは収まらない、壮大さがあると思うんだよね。


Cメロの部分

♪海よ宇宙よ 神よ命よ このまま永久に夕凪を ♪

これがとっても、効果的で、この曲のスケールを「無限大」に広げていると思うんだよね。

 個人的には、カンツォーネではないけど、こういう、無限大にスケールが大きな曲が大好きなのね。
 同じ時期では、2年ばかりもどるけど、CHAGE&ASKAの「BIG TREE」とかさ。

 ああいう、とてつもなくスケールがでかい曲に出会うと、思わずアドレナリンが騒ぎ出しちゃうんだよね。


 いずれにしろ、未だに、ワタシにとって切り離せない、なくてはならない曲ですねぇ、この曲は。


 蛇足だけどTHE BOOMはここから2年ばかしは、血が騒ぐようないい曲書いてたよね。

 最後にジャケ写は、「沖縄方言バージョン」のもの。現地沖縄で「泡盛」のCM曲だったんだよね。

 当時は「内地」では全く話題にもならなかったけど、有線でジワリと人気を広げ、全国区に駆け上がった、典型的なジワリ型ヒットですわね。




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サファイアの瞳 / THE ALFEE

1987_04_サファイアの瞳_THE ALFEE






今回の1曲セレクトは、「サファイアの瞳」アルフィーです。

 まずはデータです。

・タイトル    サファイアの瞳
・アーティスト  アルフィー
・作詞      高見沢俊彦
・作曲      高見沢俊彦
・編曲      アルフィー
・リリース日   1987年3月11日
・発売元     キャニオン
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数   18.7万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 2位
・ベステンランクイン期間:1987年3月23日〜5月4日付
・タイアップ:ライオン「ページワン」CM曲

 いつだったか、アルフィーがオリコンのデイリー初日で1位を取った時に、「もし、このまま週間1位をとったら、1985年3月の「シンデレラは眠れない」以来の1位獲得」・・・って書いたとたん・・・

 ・・・やってまいりましたよ、クレーマー。

「アルフィーは1987年の「サファイアの瞳」「My Truyh」も1位取ってるんですけど・・・」

・・・と。

 ははーーーー、その通りでごじゃります   m(__)m


うっかりミスですよ〜、ワタシがお得意の。。。ふらふらふらふらふらふら

 興にのって書いてると、よく考えないで、その場のヒラメキで書いちゃうことがあるんで、よく間違えるのであります。(←いいわけ。。)


・・・というわけで、そん時の罪滅ぼし・・・でもないけど、アルフィーの「サファイアの瞳」をセレクトしてまいりました。

・・・っていうか、何年も前のミスをなんで、今さら罪滅ぼしするの?

あ、本音を言うと、他に曲が浮かばなかったのデスヨふらふらふらふらふらふらふらふら


 この曲がリリースする時のスローガンって「二枚舌」でしたよねぇ。

 本来「二枚舌」ってき、いい意味では使わないんだけど、まあ、単に、この曲と、映画「タッチ」の主題歌だった、「君が通り過ぎたあとに」が二枚同時リリースってことで、キャッチコピーとして「二枚舌」って使ったまでなんだよね。

 スローバラードな「君が通り過ぎたあとに」に対して、こちら「サファイアの瞳」は、ギンギンのストレートロック。

 さてさて、どちらのアルフィーがすき?

・・・となった時、やっぱ、「高見沢様」ファンの方は、高見沢氏がボーカルをとった「君が通り過ぎたあとに」に傾くんだろうねぇ。。。


 ワタシは・・・といえば、アルフィーのボーカルはやはり「桜井氏」でしょう・・・派なんで、やっぱし、こちらの「サファイアの瞳」だねぇ。

 やっぱ、ギンギンロック プラス 骨太桜井氏のボーカルがアルフィーの「基本」でしょう・・・っていう持論派だからさぁ。

 この曲、ただのストレートロックだけじゃなくて、間奏でブラスが混じる、ブラスロック形式だったじゃん。ここが、カッコよかったんだよね。
 当時、ワタシ、ブラスバンドやってたんで、ここ、コピーしようと、なんか必死になってた気がするわ〜。

 それと、この間奏の部分のドラムがまた、かっちょいいのよね。 アルフィーのドラムっていうと、富岡グリコ氏のあの、おかずいっぱいのやかましいドラムっていう印象が強いんだけど、この曲は、そうる透氏だそうで・・・。

 なるほど、この曲に関しては、変則リズムでも的確でジャストなリズムなわけだ。

 当時、アルフィーの曲を練習曲にしてたこともあって、随分、コピーしたけど、この曲は、難しくてなぁ〜。
 特に、間奏の変則リズムは、なかなかコピーが出来へんかったわ。

 なんか、個人的には、「挫折」な曲だったな。この曲は。

 うーん、だからして、余計、カッチョよく思えたりするのよね。


 ちなみに、B面(←死語!)は、小泉今日子が歌った、「木枯らしに抱かれて」のセルフカバーだったりするのよね。
 高見沢氏ボーカルの・・・。 うーん、だから、この作品1位取れたんかな。。。
 セルフカバーバージョンもそこそこ、いい出来なんだよね。

↓コレ


 ただ、キョンキョンの、間奏のあの特徴的なバクパイプのところ、アルフィーでは、ギターでさらりと流しちゃってるんだよね。 そこがね、なんか物足りないんだけど、なぜかA面の「サファイアの瞳」より、こっちの方が気に入っちゃって、レコード買ったような気がする。。





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JAM / THE YELLOW MONKEY

1996_03_JAM_THE YELLOW MONKEY






今回の1曲セレクトは、「JAM」THE YELLOW MONKEYです。

 まずはデータです。

・タイトル    JAM
・アーティスト  THE YELLOW MONKEY
・作詞      吉井和哉
・作曲      吉井和哉
・編曲      THE YELLOW MONKEY
・リリース日   1996年2月29日
・発売元     コロムビア
・オリコン最高位 6位
・売上げ枚数   60.1万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 7位
・ベストテンランクイン期間:1996年3月18日〜4月29日付

 「好きな曲」のタイプって、その時々で変わっていくもんだよね。まあ、置かれている立場によっても変わるし、そのとき支配してる気分によっても変わるし。。。
 まあ、その時その時で、「刺さってくる」曲が結局のところ、好きな曲のタイプなんだろうなぁ。

 まあ、だから、個人的には、音楽のジャンルで好き嫌いを示しているわけではないことは確かだな。
 それと、特にアーティストで好き嫌いを決めてるわけでもないしなぁ。
 よく、ヒトと話してて、困るのが、「好きなアーティストってだれ?」って聞かれるときだね。
 上のような感じで音楽聴いてるから、特に好きなアーティストがいるわけでもなし、かといって、全く聴きたくもないってヒトがいるわけでもないわけで。。。

 うん、その時その時で刺さってくれば、好きになっちゃうもんなのよ。
 もちろん生理的に受け付けない曲もあるけどさ。それは、その時に刺さってこない曲なんだよね。


・・・なんて、まどろっこしい書き方をしちゃっけど、今日、引っ張ってきた曲が、イエモンの「JAM」だから、だったりして。。。

 それまで、個人的にイエモンの曲ってあんまり、好きぢゃなかったのよ。まあ、ろくに聴いてなかったのもあるけど。。。

 でも、ラジオではじめて、この曲聴いた時は、思わずゾクゾクしちゃったな、イイ意味で。シビれたというか、感動したというか。

 詞の内容もそうなんだけど、曲がねぇ、めっちゃ歌謡曲を下敷きにしてて感動したな。

 いでたちは、いかにも、ワシら、グラムロックしか聴かねーぞってかっこしてて、中身は歌謡曲っていいじゃん。

 吉井和哉も公言してるけど、音楽の原体験がもろ歌謡曲なんだよね。このヒトたちって。歌謡曲は83〜84年ごろまでしか面白くない・・と、指摘しているように、きちんと聞き分けてるし。

 まあ、だから、形上はグラムロックなんだけど、スンナリと入っていけたな。

 そういうわけで、イエモン、及び吉井和哉ファンのみなさま、キミたちは歌謡曲ファンですexclamation ×2(いいきりっ)

 そう、いくら否定しても、歌謡曲ファンなの。


 詞の内容は、「イジメ」・・・ということだけど、どっちかといえば、妄想型ひきこもりだよね、今風に言えば。

♪ キラキラと輝く大地で君と抱きしめあいたい この世界に真っ赤なジャムを塗って食べようとするやつがいても〜 ♪

とか、最後の大サビの

♪外国で飛行機が落ちました ニュースキャスターはうれしそうに
「乗客に日本人はいませんでした いませんでした いませんでした いませんでした」 
 僕は何を思えばいいんだろう 僕はなんて言えばいいんだろう〜 ♪

ってところがとかさ。

 世界観的には、サザンオールスターズの「Ding Dong(僕だけのアイドル)」に近いな。

 あ、これは、「妄想型引きこもり」というより、「妄想型アイドルオタク」を歌った曲なんだけども。わーい(嬉しい顔)わーい(嬉しい顔)(ニコニコッ)

 まあ、ターゲットとしている風景イメージとしては、どちらの曲も近いよな。

 恋愛型の曲が多い中、現代社会に警鐘を鳴らしているような内容だね。まあ、そこはグラムロックの根っこの部分でもあるわけで、そのシュールさが、爆発してパンクロックに発展していくんだけど。。

 いずれにしても社会の暗闇に近い部分をウタにしているっていう部分では、似たようなもんですわ。

 最近はメジャーレーベル系のヒトたちには、このテのグラム系のヒは減ってきてるようなきがするな。

 ヒジュアル系のヒトたちが近いといえば近いのかもしれないけど、どうも、どっかが違うんだよねぇ。
 音から感じる社会性ってところかねぇ・・・。そうそう、たぶん、そこだ。ビジュアル系のヒトたちは、ビジュアルとして見る分にはいいんだけど、内容の社会性が希薄なんだ。その点ではアイドルに近いのかもな。

・・・って書くと、結構、反発が来そうだな、ビジュアル系派、及び、妄想型アイドルオタクのヒトたちから。。

 とりあえず、覚悟しておきますわ。。。


 どうも、この曲を聴くとアドレナリンが上がって、つい、反発をもらいそうな事を書いちゃうな。

 そういう意味では、一種の麻薬だよね。 うんにゃ、そもそも音楽って、一種の麻薬のようなもんなのよ。
 
 この曲をカラオケで歌うと、いつも恍惚狂に酔いしれてしまうワタシです。危ない曲だね。





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手紙

1995_01_手紙_THE BOOM






今回の1曲セレクトは、「手紙」THE BOOMです。

 まずはデータです。

・タイトル    手紙
・アーティスト  THE BOOM
・作詞      宮沢和史
・作曲      宮沢和史
・編曲      朝本浩史 宮沢和史
・リリース日   1995年12月13日
・発売元     ソニー
・オリコン最高位 15位
・売上げ枚数   9.0万枚


 えー、由紀さおりの「手紙」だとおもった方、ごめんなさい。由紀さおりの「手紙」は、前に書いてしまいましたあせあせ

 今日のは、「THE BOOM」の「手紙」ね。

 この間、ボーッと曲を聴いてたら、この曲がでてきた。そうだ、まだ、この曲を書いてなかった。。。と、まあ、引っ張ってきたわけです。

 うーん、やっぱり、時々、こねくり回して音楽聴かないとダメだね。頭の中でも隠れちゃってる曲があるわ。ちょっと考えただけでは、なかなか出てこない曲が・・・。

 ワタシ、この曲、好きなんだ・・・というか、このころのTHE BOOMって好きだったのね。

 どんな曲が出てくるかわかんなかったじゃん。それが良かった。実験的な曲が多かったし。。。

 この曲も実験的といえば、実験的だよね、充分に。 

 なにせ、曲にメロディがないんだから・・・。 曲の前提を無視しているって言うか。

メロディがあって、その上に歌詞が乗っかっている・・・っていうのが、ごく当たり前の前提だと思うんですよ。普通、音楽って。

 ずっと、宮沢和史がボソボソ、ひとりごとをあせあせ、朗読しているだけ・・・。

 うん、まあ、その内容が、「キミ」に宛てた「手紙」っていう設定なんだけどね。

 で、バックは遠くにパーカッションのリズムが永遠に鳴って、時々、アコギとピアノが「朗読」を邪魔しない程度に絡んでくる・・・。

 っていう、なんともシンプルな構成で。

 でも、それが逆に斬新だった。まあ、シングルらしくないといえば、シングルらしくないかもしれないけど、ここまで実験的な曲をシングルに切ってくるあたりは、当時のTHE BOOMらしかったかもしれない。

 くだらないメロディならメロディなんて要らない・・・っていう、宮沢氏からのメッセージのようで。。。

 で、その「朗読詞」のなかに、キニナルフレーズがあるんだよなぁ

「それにしても、お気楽な音楽が蔓延してて、まるで公害のようだね。この巨大な渦の中心にいるのは一体誰なんだろう? 
 きっと誰もいやしないよ。今は風をやむのを待ったほうがいい。
 その間に僕らはナイフを研いでおくべきだ 」

っていう一文。

 なんかさ、今でもそうなんだけど、自分が一番言いたい事を代弁してくれているような感覚なんだよね。

 正直、これと同じことは、今でもそう思っているし・・・。

 昨日、「Love,Day After Tomorrow」でいろいろ書いたけど、言いたいことは、結局のところ、こういうことだったんだよね。

この曲、20年近く前の曲なんだけど、「今」のヒットチャート界に「喝!」を入れるべく、同じセリフを捧げたいですわ。

「それにしても、お気楽な音楽が蔓延してて、まるで公害のようだね」

最近、こういう実験的な曲をやるヒトたちってあんまり見かけなくなっちゃったからなぁ。先日のこのヒト達の解散は、つくづく残念なんだよなぁ。





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