かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて約40年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

2016年

今更ながら・・・・2016年年間チャート発表!

 毎度毎度の事で、大変申し訳ないのですが。。。
2017年も明けて、20日も経ったっていうのに、重ーい腰を上げてようやっと、昨年「2016年」年間チャートの概要を書きましたので上げます。

なお、コレに書く年間チャートについては、僭越ながらワタクシが毎週独自に集計しています、「THE HITCHART HOT30」(http://www.kajiyan-net.jp)の2016年1月7日〜12月29日付ランキングに基づきます。


上記の間、チャートにランクインした全曲数は1377曲。 これは、前年2015年の1488曲から100曲以上少なくなっています。
 これは、相対的に見て1曲あたりのトータルポイントは伸びていると言う事を示しています。
現に、今年は年間1位のSMAP「世界に一つだけの花」が、2013年のAKB48「恋するフォーチュンクッキー」以来3年ぶりで、年間トータル得点が10万点をオーバーしました。
 その他上位4位まで9万点オーバーという、近年では稀に見るような高得点でのランキング決着となっています。これは、2008年の年間ランキング以来 7年ぶりの水準です。

一時は、1曲に人気が集中する本来の意味での「ヒット曲」の時代は終わってしまった、これからは知ってるヒトだけ、その曲を支持する・・という「ニッチ」の時代となる・・・と言われたものですが、この傾向を見る限りでは、再び、1曲に浮動票が集まるような「本来」のヒット曲の姿が戻ってきたように思えます。

とは言っても、完全に昔のような浮動票が1曲に集まるような本来のヒット曲の姿の傾向に戻ってきたのか・・・といえば、まだそこまでは言えないんですよね。
 年間チャート上位では、トータルポイントが軒並み、前年を上回っては来ているものの、切り番ランクである、50位、100位の得点水準を昨年、一昨年と比べてみるとほとんど変わっていないんだよな。

これを見る限り、年間チャートの最上位曲では浮動票が集まるような本来の意味での「ヒット」の姿に戻りつつあるものの、大多数の曲では、「固定ファン」のみ支持されている・・・という、ここ数年のチャート傾向がまだまだ続いていると言えるでしょうね。

ただ、昨年に引き続き最上位の曲では、ヒット傾向に変化が見られて来ていることは間違いないですし、これら、本来の姿のヒット曲が、どこまで広がって行くのか・・・・これが今年のヒット曲界の課題になるんではないですかねぇ。


さて、上で書いたように2016年の年間1位は、SMAP「世界に一つだけの花」。
 まあ、この曲については既に「国民的」なヒット曲の域に達しているんで今更、内容を言及しなくてもいいのですが。。。
 2003年リリースの曲であり、ワタシのチャートでもリリース年の2003年に一度、年間1位となっています。なので、リリースから13年越しで、2度目の年間1位を獲得・・・って事になりますね。
 このように、1度年間で1位を獲得した曲が、またまた年間1位となる事は、これまで41年のチャートを集計してきて史上初の快挙。 しかも、リリースから13年経ってからの年間1位というのも初の出来事です。
 それだけ、昨年のSMAP解散フィーバーは凄かったと言う事を物語っているでしょうね。 別途1曲セレクトで、先日キャンディーズを書いた時にも言及したんだけども、このような解散フィーバーは、77年〜78年に起こったキャンディーズ解散フィーバーにも類似した出来事。
 コア固定ファンだけに留まらず、ライトなファンも巻き込んだ(と見える)この解散フィーバーというのが、特徴でしたね。  これは、前出のキャンディーズ解散の時とも同じような現象ではあったんだけども、ただキャンディーズの時よりも規模が大きいように感じますね。
実際的な売り上げというよりも、その期間ですね。 キャンディーズの時は、解散宣言をした77年夏から、翌4月に解散するまでの、約9カ月の出来事。
 けど、今回のSMAPの場合は、昨年1年間、同じようなフィーバー状態が続いたような印象があるな。
それだけ、日本中がSMAPの解散フィーバーの渦中にあったという1年だったと言えるんじゃないかなぁ。

下図Fig.1に昨年2016年1年間の「世界に一つだけの花」の総合ランキング推移を上げてみました。

1-世界に一つだけの花_総合ランク推移


これを見ると、昨年1月28日付で、ランク上に再登場して以来、週により上下動が激しいチャートアクションを繰り返しながら、ほぼ1年にわたりチャートインし続けています。
その中でも、SMAP騒動が勃発した、昨年1月末〜2月にかけてと、解散が決定した夏以降のチャートアクションが活発であった事は一目瞭然ですわね。

特徴的なのは、ランキングを牽引している要素が、「CDセールスチャート」であると言う事。
年間を通してCDセールスの流れに追随して、ネット配信、有線、ラジオの各要素のランキングが動いてきたランク傾向でしたね。

下図Fig.2に、「世界に一つだけの花」の各要素別ランキング推移を上げてみました。

2-世界に一つだけの花_各要素推移


いわいる「販売系」チャートでは、CDセールスチャートよりも、ネット配信系チャートで総合的なランキングを牽引すると言う傾向が、ここ数年の主流になってきているところを見れば、総合ランキングの牽引要素が「CDセールス」であった事は、かなり異例な傾向。
 まあ、元々ネット配信には力を入れていないジャニーズなので、販売系ではCDセールスに頼らざるを得ない訳なんだけども。。
いわんやSMAPのコアなファン層の多くは、ネット配信よりもCDという年齢だろう。だから、CDセールスが主軸になるのも当然ではあるところなんだけども、それを差し引いても、この「世界に一つだけの花」の昨年1年のCDセールスの動きは、近年のヒットチャートでも異例でしたね。
 

年間2位はRADWIMPS「前前前世」。
この曲、2016年上半期ランキングではまだリリース前と言う事でランクインしていなかった訳で、下半期だけでここまでヒットした曲と言う訳ですね。
 
 まあ、この曲はなんと言っても映画「君の名は」の主題歌ということで、映画の大ヒットとリンクしてココまでのヒットとなった訳だけど。

下図Fig.3に「前前前世」の各要素別ランキング推移を上げてみました。

3-前前前世_各要素ランク推移


 チャート的に特出することは、この曲はCDシングルのリリースは無いんだよな。だから総合チャートの要素として、上図でも分かるように、CDセールスの得点は「0」。全く含まれていないって言うところだろう。
 その代わりの牽引要素は、ネット配信中心だった事は言うまでも無い。
ただ、ネット配信だけのランクが良かったのか・・・というとそうではないんだよね。
ネット配信の動きに伴い、有線、ラジオチャートでも長期上位に君臨。このように販売系、メディア系と、幅広い要素がそれぞれリンクし合い同時期にチャートの上位を占めていたたことが、得点アップの原動力になっている。
この点が、昨年までの「ネット配信」中心の楽曲とは、やや異なってきた点ですね。

たしかに、昨年までもネット配信で長期上位に君臨し続けた曲もありました。
でも、この「前前前世」と若干違うのは、ネット配信は強くても、有線、あるいはラジオという、いわいるメディア系チャートは必ずしも上位までこれなかったって事なんだよね。

これらを比較するために、昨年2015年の年間1位だった、西野カナの「トリセツ」の各要素別ランキング推移を、昨年に引き続き、再度、下図に載せてみます。

トリセツランキング推移


これを見ても分かるように、この曲もネット配信中心の「前前前世」と同様な傾向の曲であったんだけども、その他ネット配信同様な動きを見せていたのは有線だけだったんですよね。ラジオチャートも当初はシンクロした動きだったけども、途中で息切れしてしまった。

このように各要素でのチャートアクションに差が見られたと言う事。 だから、配信チャートだけを見るとポイントを稼いでいるが、総合的に見ると、それほど得点が伸びなかったって事が多かったわけでさ。
昨年の例で言えば、その他、三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE「R.Y.U.S.E.I」なんかは典型的だったかな。

でも、この「前前前世」は、CDシングルはリリースしていなくても、有線、ラジオなどメディア系にも充分アピールでき、それにより、より幅広い支持を獲得できた、つまり、ネット配信が、昔のレコード、CDの完全に代わりになっているっていうところは、これまでのヒット曲からみると、ちょっと違った形のヒットだったと言えるだろうね。

 年間4位の宇多田ヒカル「花束を君に」も、ネット配信中心と言う点では、「前前前世」と同じような傾向の曲であったといえる。
 ただ「花束を君に」は、途中でラジオチャートが息切れして、最終的にはネット配信と有線の2要素でチャートを牽引し、得点を積み上げてきたって言う傾向に移行した訳で、そう言う点では、昨年の西野カナなどに見られた傾向と同じような感じになってしまい、それだけランクイン期間が非常に長いロングヒットになったが、思ったよりは得点が伸び切れなかったとも言えるかもしれない。

このようにシングルCDがリリースされていないということは、CDセールスの得点は「0」になるわけで、ウイークリーでの得点は大きく伸びる事は期待できない。だから見た目上、派手なチャートアクションをすることは難しい。
でも、各要素で、地道に得点を伸ばせば、結果的に派手なチャートアクションをしているよりも、最終的には得点を伸ばせるというのは、これらの曲によって充分証明出来たんじゃないかと思う。

このようにシングルCDという、いわいる「パッケージ」に必ずしも頼らなくても、浮動票を噛むような幅広い支持を得られるヒットが「本格的」に生まれるようになったというのも2016年の特徴だったろうし、恐らくこういう傾向は、ますます今後の主流になって行くだろうね。


で、同じような傾向にあったのが、年間3位まで浮上した、星野源の「恋」。
この曲もリリースは10月だから、RADWIMPS「前前前世」同様、下半期だけでここまでランクを上げてきた1曲となるわけだけど、何より、僅か3ヶ月で、年間3位まで上げてきたっていう「爆発力」が、この曲の特出点だろうね。
まあ、それだけ秋以降の「逃げ恥」と「恋ダンス」のブームの凄さを表しているところなんだけどさ。

下図Fig.4に「恋」の各要素別ランキング推移を上げてみました。

4-恋_星野源_各要素ランキング推移


 この曲のランキング的な特徴は、もちろんネット配信での圧倒的な人気。配信開始以来年末まで10週連続で1位という圧倒的強さを見せている事は勿論、CDセールスでもロングセラーを続けている事。
 ネット配信では圧倒的な強さを見せるような曲では、CDセールスも初動こそ強さを見せつつも、あっという間にランクを下げるっていうのが、チャートアクションのデフォルトである昨今では、これは異例な傾向。
そそそ、ネット配信もCDセールスも両方で強い・・と言う傾向ですね。 それだけ、この曲の人気の幅の大きさを物語っている訳なんだけどさ。 そんな販売系チャートの動きに引きずられた形で、有線、ラジオのメディア系チャートでも、上位をロングラン。 その結果、毎週のウイークリーチャートでも、初登場以来ベスト3以内を11週間ずっとキープ。そのうち、1位を5週獲得・・・と。これまた、最近では異例の1位獲得週数を見せた。
 昔は、毎年年間に何曲かは、こういう曲が出てきたものだけど、こういう本当の意味でヒット曲、それも強さを伴ったヒット曲を久々に見たような感じですわ。
 正直、猫の目チャートが一般化された昨今、一時は、もう、こういう本当の強さを感じるヒット曲、幅広く支持されロングヒットは出てこないんだろうなと思ってはいたけどね。

でも、今の時代でも、こういう強さを感じるヒット曲が出てきた訳だし、いや、逆に今の時代でもこういうヒットも出る事を証明したわけだしね。
あとは、こういう曲が今後も増えて行って欲しい訳ですわ。 そうなった時に、本当の意味でヒットの「V字回復」が成ったと言える訳だしね。
 そのためには、去年がフロックだったと思わせないように今年のヒット曲状況も大事。 2016年以上にこれらのようなロングヒットが出て来て欲しい訳ですわな。


P,S 長文、乱文、まことに、相スミマセン。。

黒木渚 ワンマンツアー2016スプリング「ふざけんな世界、ふざけろよ」@東京国際フォーラム

昨年あたりから一度参戦してみたい・・・と思っていた黒木渚さんのライブ。
今回ようやく参戦する機会が出来た。

ワンマンツアー 2016スプリング「ふざけんな世界、ふざけろよ」ファイナル東京公演。

DSC_0441















いや、本当は、今年1月のEX THEATER ROPPONGIでのライブも一応チケットは押さえていたんだけども、体調が悪くて行かなかったんだよね。
 でも、今回東京国際フォーラムでライブがあると言う事が分かり、早速チケットを購入。今回リベンジ参戦とあいなった訳ですわ。

平日金曜ではあったけど、18時30分開場、19時30分スタートということで「会社人」のワタシとしては優しい時間帯って言うのもあった。
 何分、会社退社時間が18時30分なもんで。。。 だけんど通常は、周りの目を気にして19時前には退社しないけど、本日は、18時30分きっかりに退社。19時過ぎには会場に着いた。

ただ、開演まで30分弱というのに、お客さんの数はまばら。
2月に行った中野サンプラザの山下達郎コンサートの時は、開演30分前にはほぼ席が埋まっていたが・・・お客さんの出足が悪い。私は3階席だったが、ワタシの列は私しかいなかった。。。

 これまでライブハウスで数百人規模でのライブ中心だった訳で、東京国際フォーラムの「ホールC」とは言え、いきなり1500人規模の会場は荷が重かったか・・・と感じたが、開演直前に次々に席が埋まり、最終的には9割ほどが埋まった。 やっぱり平日とあって仕事終わりのヒトも多かったため客足は遅かった訳か
でもまあ、超満員ではなかったが、初めてのホール会場のワンマンライブとしては、まずまずの客足ではなかったか。

ちょっと意外だったのは客層。 黒木渚さんと言えば「今」のアーティストですわ。決して過去のヒトではない訳で。それにこれまでライブハウス中心に活動してきたヒトですわ。だから、お客さんは大半は20代の若者層だろう・・・と思ってた。
 BUT、さにあらず。如何にもいい年・・・っていう年齢の方も意外と目立つ。まあ、ワタシもその一人なのだが。。。
なるほど、実際は、結構幅広い年齢層から支持されているんだな。


開演予定時間19時30分から、やや遅れて開演。 

まずは、昨年リリースアルバム「自由律」からの「大予言」を振り出しにアッパーチューンが続く。

でもどうだろう? どこか今一つぎこちなさを感じる。本人の歌唱とバックバンドのピッチがずれて聴こえる。

3曲目のキラーチューン「革命」も、今一つ思ったよりこちらへ迫ってくるような迫力を感じない。

うーん、このヒトはライブが命とも思えるんだけど、ライブではこんなものなのかなぁ、ちょっとハズレだったかなぁ・・・なんて感じた。

だけども、その独特なアバンギャルドさは健在。
アバンギャルドなアーティストといえば、初期の椎名林檎さんも独特なアバンギャルドさを持っていた。。
けど、あの感じと、このヒトの持つアバンギャルドさっていうのは、違うんだよね。
椎名林檎さんは、アバズレた女なイメージはあったものの、もっとオーバーグラウンドな雰囲気があった。昭和で言えば60年代〜70年代のヤクザ映画にでも出てくるようなアバズレた女。自らも語っていたようにあの頃の新宿界隈の猥雑な世界のアバンギャルドさ。

 それに比べて、このヒトは、もっとアンダーグラウンド的な匂いがするんだよな。椎名林檎同様、同じ60年代〜70年代に例えてみれば、もっと世相に近いところのアバンギャルドさ。例えば当時の安保闘争の裏側に広がっていた世の中に対してのやり切れなさ・・・というところから発せられるアバンギャルドさっていうのかなぁ。。。
ちょっといい表現の仕方が出来ないけど、あの時代で言えば浅川マキさんとか、そんな匂いがしてくるんだよな。

↑で、いい年の方が意外と多くみられた・・・って書いたのは、もしかすると、その辺りも関係してくるのかもしれないな。


ちょっと本題からずれた。。。

ともかく、ライブ前半は期待外れ・・・とは行かないまでも、ややぎこちなさを感じた。
このまま終わりまで行くのか・・・とも一瞬思ったが、実際はここからが「本番」だったんだよね。

途中、個人的にはライブでは初めてだったけど、芝居・・・というか黒木さん自身の詞の朗読を挟む。
舞台装置が少し転換される。

この8曲目の「エジソン」と言う曲から、バラードandミディアムチューンナンバーのゾーンに入り、黒木さんの声の調子が俄然よくなった。
特に高音の伸びが素晴らしい。低音〜中音部の太い声質から、ソフィケートされクリアで伸びのある高音。

なるほど、もしかして、ここがこのヒトの「本質」かもしれないなぁ。

確かにCDを聴いてる分では、低音〜中音の、ルックスからは想像つかないドスが利いた太い声質っていのうが、このヒトの、これまでのイメージだったんだけど、本質の所はそうじゃないのかも・・・これは、ライブで「生」でこのヒトを見なければ分からない部分かもしれないし、少なくともこれまでのシングルではそう言う部分は魅せてこなかった・・・とも言えるかもしれない。

と、同時に流石はライブで育った人だけあるな・・と改めて認識。前半、ピッチがずれて今一つ、こちらへ向かってこなかったのは、単に声の「エンジン」がかかって無かったなのか

兎に角、少し、このヒトに対するイメージが変わったな。 

これまでの主なシングルで魅せて来ている、挑発的な部分はあくまでポーズであり、切々と歌いあげる曲にこそ、このヒトの本質があるのかもしれない。
特に、12曲目の「はさみ」、13曲目の「アーモンド」は良かった。
思わず、このヒトの異空間世界に引き込まれてしまうような・・・そんな感覚になりましたね。

でも、その部分が分かっただけでも、来て良かったと思うな。

その部分については、アンコールで演ってくれたが、今度7月1日から配信限定でリリースされる「灯台」という曲で存分に分かると思う。


最後にセットリストは以下の通り

1  大予言
2  テーマ
3  革命
4  枕詞
5  ウェット
6  プラナリア
7  ふりだし
8  エジソン
9  おんな・おとこ・おんな
10 懺悔録
11 カイワレ
12 はさみ
13 アーモンド
14 君が私をダメにする
15 ふざけんな世界、ふざけろよ
16 虎視眈々と淡々と

アンコール
灯台
あたしの心臓あげる


ツアーも昨日で最終日だったんで、今回はセットリストを載せてみました。


 ちなみに、ライブが終わって終わって、収録曲が、今回のセットリストにも多数入っているアルバム「自由律」を聴きながら帰宅したんだけども、やっぱりライブのあの迫力、感動がCDでは今一つ伝わってこない。
 CDっていう「器」の中に押し込まれてしまっているような、そんな感じに思えるんだよね。 そう言う意味では、やはりこのヒトはライブじゃなきゃ、本当の部分は分からないのかもしれない。

でも、この感覚、昔もあったんだよな。 

そうだ、以前「1曲セレクト」でも書いたことあるんだけども、昔、ヒット曲を聴き始めた頃は、レコードで聴くよりも、テレビの生演奏の方が、ダイレクトにウタの感動が伝わってきた事があった。
ツイストの「燃えろいい女」とか「性」とかさあ、レコード聴くよりもベストテンの生演奏の方が、全然よかった。臨場感というかさ、感動の仕方が違うんだよね。レコードは今一つちゃちく感じるんだよな

その感覚に近いんだよね。

そう言う意味では、最近は、また昔のようにCDで聴くよりも生で聴いた方がいい・・・って言う時代になったんだと改めて思うんだよね。
 なるほど、CDが売れず、逆にライブは盛況・・・っていうわれが、この辺りからもよく分かる訳だよな。

DSC_0439















 
蛇足だけど、実は、今回が初めての東京国際フォーラムでのライブ参戦だったんだよね。
なるほど、音質はまずまず良いし、客席ピッチも広い。
流石になかなかいい「ハコ」ですね。 これは、この先もたびたび利用したくなるな・・・と思わせてくれるよなぁ。

【キニナル曲】S / Silent Siren

2016_05_S_Sirent_Siren











・タイトル     S
・アーティスト   Silent Siren
・リリース日   2016年3月2日
・発売元     ドリーミュージック
・オリコン最高位 3位 ※
・売上げ枚数 2.2万枚
※2016年5月23日付まで

今回の「キニナル曲」シリーズは、「楽曲」ではなく「アルバム」なんだけど・・・。
一時期「ラジオ」で頻繁にかかってた、Silent Sirenの「チェリボム」の音源を落としたく、TSUTAYAで、この曲が収録されているアルバム「S」を借りてきた。

で、まあ「チェリボム」をリッピングしてPCに落とすだけじゃ、「借り賃」が勿体ないんで、アルバム毎落として、今、聴きながら書いてるんだけど。。。

十中八九、どーせアイドルバンドの域の音楽集なんだろ・・・なんて、半分茶化し気分で聴き始めてたんだけど・・・・

・・・・これが結構良いんですわ。。あせあせあせあせ
アイドル特有の耳触りの悪さがない。むしろ耳に入ってくる音が悉く心地いい。

うーむ、悔しいけど「当たり」だったような気がする。


なにより、演奏水準が結構高い。特にベース、ドラムのリズム体がしっかりしている。
本当に自分たちで演奏してるの? スタジオミュージシャン? なんて勘ぐりたくなるけど。。。

耳に入ってくる音が心地いい・・・っていうのは、恐らく、どの曲も自分の中に既にあるような曲調の曲ばかりだからなのかもしれない。心地いい・・・と言うよりも安心感を感じるのかもしれない。

例えば、最近のロキノン系のガールズバンドって音がぶっきらぼうだったり、チューニングがずれてたり、ギターのカッテングにバラツキがあったり、「雑」な音が多いんだけどさ。
まあ、それがよりパッションに響くと言われれば、そうとしか言えないんで、良いか悪いかは分かんないんだけどさ。

でも、このコたち、すくなくともこのアルバムでも、そう言う「雑」な音は感じ無い。そこが心地いいと思うのかもしれない。

それと、ほとんどの曲が今・・・というより、80年代、90年代前半・・・って言うイメージのメロディライン、サウンドの曲が多い。ワタシらの世代としては懐かしい目の曲が多いからだと思うわ。

戦略的にそうしたのは良く分かんないけどさ。 

ま、ともかく「当たり」なアルバムでした。。。

  

【キニナル曲】Hello To The World /家入レオ

201602_Hello To The World_家入レオ










・タイトル    Hello To The World
・アーティスト  家入レオ
・作詞      家入レオ 多保孝一
・作曲      家入レオ 多保孝一
・リリース日   2016年2月17日
・発売元     ビクター
・タイアップ:TBS系「CDTV」2・3月度オープニングテーマ

いいね、家入レオの新曲。
この間FMでかかっているのを聴いて一発で好きになっちゃったわ。

そもそもリリースまでまだ1カ月近くあるって言うのに、この時期からFMでヘビロテをかけているって事からも、ビクターさんもかなり期待を賭けたうえでの新曲なんだろうなぁ。

でも、その期待に沿えそうな出来だと思いますよ。

家入レオってヒトは、デビュー当時から期待してたのね。 曲そのもに・・・というより、コノヒトの目力にね、期待できそうなサムシングを感じるのよ。
 なので、ずっとキニナル曲で追いかけてきたんだけど、どうも、ここんところ曲がツマンナクなっちゃってたんだよな。

 昨年夏の「君がくれた夏」。

業界まわりでも評判が良かったし、現にネット配信ではロングヒットになったけど、個人的には正直気に入らなかった。

なんかモソモソした印象しか残らなかったんだもの。 

このヒトは、マイナー系のセミバラードとか、ミディアム系はねぇ、どうも今一つなんだよな。
全体的にキリがかかった様な、奥歯のモノが挟まった様な・・・って感じでスッキリしないんですよ。

逆にメジャー系の「アッパーチューン」はいいんだよね。
2013年の「太陽の女神」がいいのよね。 伸びやかでどこまでも自由な雰囲気じゃん。このヒトの声質は、マイナー系よりもメジャー系でより魅力を感じるんだよね。

だから、前曲「君がくれた夏」も、当然、個人的には引っかからずに「キニナル曲」でのレビューも書かなかったんだけどさ。

今回は違いますよ。

まず

♪ ここからはじまる Fly high together〜 ♪ っていう出足から今まで違うんだよね。

決意表明的な何かを感じるんですよ。 特に ♪  together〜 ♪ ってところの力強くて疾走感ある太い声質は、これまでの家入レオには無かったですよ。 ここまで自信に満ちた声は。

まあ、その他の全体的なメロディラインやサウンドから目新しいところはあまり感じないんだけどさ、兎に角、出足のワンフレーズと、家入さんの自信あふれる歌い方。 それがメジャー系のアッパーチューンに乗っかってる。
それだけでも「マル」ですよ、この曲は。

今回プロデュースの多保孝一、流石ですわね。 昨年のChayも、それ以前のSuperflyもそうだけど、このヒトが手掛けると、歌い手が自信みなぎる・・・。そんな感じするんだよな。
 一体どんなプロデュース方法してるんでしょうかねぇ。


まあ、曲的には、これからの季節、「新たなスタート」って言う時期でもあるしね。
そんな新たなスタートを切るヒトのための応援歌にも充分なるんじゃないかな。






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