かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

2015年

【キニナル曲】もしも運命の人がいるのなら / 西野カナ

2015_04_もしも運命の人がいるのなら_西野カナ









・タイトル         もしも運命の人がいるのなら
・アーティスト    西野カナ
・作詞      西野カナ
・作曲      山口隆志
・編曲      山口隆志
・リリース日  2015年4月29日
・発売元    ソニーレコーズ
・タイアップ:大塚食品「ビタミン炭酸「MATCH」」CM曲

 最近のキニナル曲は、FMなどのラジオを聴いてて、思わず引っかかってしまう曲っていのうが大半なんだけど、今回のキニナル曲は、自分のチャートを作ってて、おやおや・・・と思い、MVをみてセレクトしてきた曲をひとつ。

 西野カナの新曲「もしも運命の人がいるのなら」

さきほど、今週のランキングを集計してて、まだリリース2週間前だっていうのに、有線チャートで、いきなり30位以内にランクインしてきた。この異例のスピードチャートインにおよよよ・・・ですわ。すぐさま、MVをチェックしてみましたわ。


 このヒトの曲、昨年の「Darling」以来変わりましたね。 以前は、J-POPの中にも、最近の「向こう」の曲を意識した所が強かったように思うんだけど、それが無くなったように思うな。
 いや、それは悪い方向に進んでいるわけでしなく、むしろ聴きやすくなったように思えるんだよね。 
「Darling」以前は、何回か聴いて、聴いていくうちに消化できたんだけど、最近は、初聴でもすんなり入って来る曲が多くなってきたんだよね。

 肩の力が抜けた・・・って言う印象が強いのかなぁ、曲調的にはかなり「素直」になったと思う。 以前は、このヒト独特の匂い・・・というか、もっと変な仕掛けをした曲がが多かったような気がするんだよね。

 今回の曲もしかり。かなり肩の力が抜けた素直でポップな1曲に仕上がりましたね。
まあ、見方次第では、作曲が「Darling」と同じ、山口隆志氏ということで、「Darling」の2番煎じという印象にも取れなくもない。
 曲調的にも、同じ70年代、ちょこっとハイソなおねえちゃんが聴いていたようなポップスというキーワードは変わっていない。
 ただ、今回の曲の方が、「ポップ」という度合いが、より強いですね。ワタシなんかには、かなり懐かしい匂いがするなぁ。
 遠い昔、小学校に入るか入らないか位の頃に、テレビとかラジオから耳に入ってきたような、キャンディーのような甘いポップス・・・っていうイメージかなぁ。
 そうさねぇ、「Darling」がカーペンターズなら、この曲はオリビアニュートンジョンかなぁ。 そんな感じ。

 まあ、ワレワレノ世代では懐かしいとは思えても、移り気の早い、今の若いコたちには、どう映るのか、受け入れられるのか・・・っていのは、フタを開けてみないと分からないところはあるけど。。。


 ただねぇ、詞の方は相変わらずですなぁ。 いつもの西野カナと言ってしまえはそれまでなんだけど、西野カナさんも、27才でしょ? 
そろそろ、もうちょっと大人のシチュエーションに持って行ってもいいんじゃないのかなぁ・・・。 いつまでも中高生のアイドル的なシチュエーションっちゅうのもねぇ。。。。
 



↓ こちらはフルバージョン。ただ、すぐに消される可能性が高いんで、あしからず。




曲の内容そのものとは別に、この曲のタイアップは、「MATCH」のCM曲かぁ。
売り上げを考えると、その辺も大きなネックになってきそうだね。
ロングヒットとなった、「Darling」は、言わずと知れた「めざましテレビ」のテーマとして、長い事流れてたんで、大分耳慣れしてた事は、やっぱり大きかったと思うんだよね。
今回はCM曲ということで、どこまで耳馴染んでこれるかなんだけどね・・・。

とりあえず、CMに出てる広瀬すずは可愛い・・・ってことで(爆)



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【キニナル曲】私以外私じゃないの / ゲスの極み乙女

2015_04_私以外、私じゃないの_ゲスの極み乙女









・タイトル    私以外私じゃないの
・アーティスト ゲスの極み乙女
・作詞     川谷絵音
・作曲     川谷絵音
・編曲     ゲスの極み乙女
・リリース日  2015年4月22日
・発売元    ワーナーミュージック
・タイアップ  日本コカ・コーラ「ネームボトルキャンペーン」CM曲

昨年8月の「猟奇的なキスをして」以来、約8か月ぶりのシングルとなるゲス乙女ということで、ま、期待して新曲を聴いてみた。
 なんせ、去年、突然のブレイクで、各野外フェスでは軒並み入場規制が掛ったりして、今、一番ホットなバンド、SEKAI NO OWARIと双璧をなるような立ち位置に君臨したようなヒトたちだからねぇ。新曲が出る・・・って分かった時から、まずは、チェックしてみたいと思ってたりしたからな。

ま、曲自体は、コカ・コーラの「ボトルネームキャンペーン」のCMで今、流れてたりするから、特段のファンぢゃなくても耳にした事があるヒトも多いだろうけどさ。

・・ということで、先日のMV解禁を待って聴いてみた。

うーん、正直、初聴的には、「ココ」っていう刺さったところはなかったな。
たしかに、最近のアンサンブルどがえし、爆音がなっているだけっていう、多くの3ピース、4ピースバンドに比べれば、相変わらずアンサンブルクオリティは高い。テクニックもベースの休日課長を中心に、相変わらずのハイテクを見せてくれている。

 でも、なんか、もうひとつ引っかからないんだよな。

ま、まだ、曲に耳慣れていないってのもあるのかもしれない。 
SEKAI NO OWARIの「Dragon Night」でも、同じように「よく分かんない曲」って書いたんだけど、繰り返し聴くたびに徐々に曲が理解出来てきたってのもあるからねぇ。この曲もその類かもしれない。

ただ、第三者的な立場から言えば、そろそろ、もう少し違った曲想のゲス乙女の曲も聴いてみたい。
 前シングルの「猟奇的なキスをして」もそうだったけど、メジャーのシングルって事からなのかどうか分かんないけど、どうも、身構えているような「形式」ばったような感じを受けるんだよなぁ。

 去年の「インディーズ」時代の「パラレルスベック」は、曲調は同じように聴こえても、もっと自由さを感じた。
そこがよかったんだけどなぁ、このヒトたちは。
 
 インディーズからメジャーに移って、いかにも「売らにゃいかん」と肩に力が入っているような印象を受けるんだよねぇ。
 このヒトたちのテクニックとアンサンブル力からすれば、もっと色んな曲調、曲想の曲でもいいものが出来ると思うんだけどなぁ。結果的に同じような曲調にとどまっているのは、なんかもったいないんだよね。




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【キニナル曲】ワタリドリ /[Alexandros]

2015_03_ワタリドリ










・タイトル    ワタリドリ
・アーティスト  [Alexandros]
・作詞      川上洋平
・作曲      川上洋平
・編曲      [Alexandros]
・リリース日   2015年3月18日
・発売元    ユニバーサル
・タイアップ:映画「明烏 あけがらす」主題歌

この曲、今、某FMの某番組で、ヘビーローテーションしてて、兎に角毎日毎日流れてるのよ。
最初のうちは、「なんでぇ、ありきたりのラウド系」じゃねぇか・・・なんて聴きながしていたんだけど、兎に角毎日聴いてるうちに、耳馴染んできちゃいましてねぇ。
 今や、FMから流れてこないと、どうも耳淋しい状態になっちゃったんだよなぁ。

完全にFM曲の戦略に嵌まっちゃってるよなぁ・・・なんか悔しいよなぁ・・・とは半分思いつつ、やっぱし「引っかかる」サムシングがあるんだろうなぁ。

まずイントロね。 こりゃ、COLDPLAYの「Every Teardrop Is a Waterfall」だよね。もろ。
ってのが、やたらと気になったりしてね

じゃ、そのままCOLDPLAYなのか・・・っちゅうとさにあらず。

サビの ♪ おいかけて〜 ♪ からは、歌謡ポップスっぽい「土着的」な展開になる。

そんな洋楽的vs邦楽的っていう対照的な展開が、1曲に同居しているってところが面白いんだろうな。この曲。

なにより、♪追いかけて 届くよう〜♪ の ♪ よう〜 ♪ ってところと、♪ 問いかけて 嘆く夜♪の ♪夜〜♪ っていうフレーズがくどくて妙に耳に残るんだよな。

おそらく、この部分のクドさに引っかかちゃったんだろうなぁ、個人的には。

で、そのま部分がついききたくて、FMから流れてこないと淋しくなっちゃう・・・と。


いずれにしても、面白い1曲だと思いますわ。






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【キニナル曲】ときめき / チャットモンチー

2015_03_ときめき_チャットモンチー











・タイトル     ときめき
・アーティスト  チャットモンチー
・作詞       福岡晃子
・作曲       橋本絵莉子
・編曲       福岡晃子 橋本絵莉子 世武裕子 北野愛子
・リリース日    2015年3月4日
・発売元     キューンミュージック


今年デビュー10周年を迎えるチャットモンチーの2015年第1弾シングル。
 2005年のデビュー直後、COUNTDOWN JAPANのオープニングアクトの時から、半ばずっと追いかけるように見てきたチャットモンチーだけど、今回の曲を聴く限りでは、デビューの頃の、どこかアマチュアイズムの抜けきれなかったチャットモンチーは居ないな。これは、完全に「プロ」としての曲だと思う。

 メロディラインの焦点の当て方もそうだけど、なにより変わったのは、 サウンドだよねぇ。
 3ピースが活動していた頃のラウド的なバンドサウンドはこの曲からは感じないな。
なにより、ピアノをフィーチャーしたサウンドは、おおよそ、これまでのチャットモンチーとは思えない。サウンドが厚くなったよね。
これも、10年間で成長したチャットモンチーの姿なんだろうね。

ただ、いままでのラウド系のサウンドを追いかけてきたファン にとってはどう映るんだろう? 個人的には、新たな試みを行い、前に進もうとしている姿は評価したいところなんだけどね、ファンっていうのは、概して保守的なもんだからねぇ。
 そういう意味では、今は勝負時だと思うな。次のステップに進むことが出来るのか、ここで止まってしまうのか。
 それには、ここらで1曲ヒットを飛ばしてもらいたいところなんだけどね。





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【キニナル曲】 アロエ / サザンオールスターズ

2015_03_葡萄_サザンオールスターズ











・タイトル    アロエ
・アーティスト  サザンオールスターズ
・作曲            桑田佳祐
・作曲            桑田佳祐
・編曲           サザンオールスターズ
・リリース日   2015年3月31日
・発売元        ビクター
・タイアップ   WOW WOW 2015 CMソング


ここんところ、各マスコミで大々的に発表されているサザン10年分ぶりのニューアルバム「葡萄」のオープニングを飾る曲として、先行O.Aされているこの曲なんだけどね。
WOW WOWのキャンペーンソングとして、CMでも流れてるから既に聴いたことがある方も多いかもしれないな。

そういう私も、WOW WOWのCMで聴いたんだけどさ。


まずもって、桑田氏と、バックのハラ坊のコーラスのピッチがずれてる所に笑えた(爆)


それと、歌詞が ♪ SHOCK SHOCK SHOCK ZERO〜 ♪って聴こえたのね。

それで、あー、なんか、RIP SLYMEの♪SHOCK SHOCK SHOCK SHOCK YOUはSHOCK〜♪っていう「SPEED KING」っぽいなぁ・・とか感じたり。。

 そしたら、♪ あ、ちょいと 勝負 勝負 勝負 出ろ〜 ♪ なんだってね。。。


いずれにしても、ここのところ「政治」の匂いが強い傾向があるサザンだけど、この曲は、若干、原点回帰し、そういう政治の匂いは少ないのは、アルバムの1曲目としては良かったかな・・とは思う。

 それとキニナッタのは、ここんところ「英語詞」が桑田氏にしては、少なくなったなぁ・・・と。あ、それは、この曲に限らず、アルバム全体を通して。

 以前は、当て字の漢字もつかってたけど、もっと英語詞が多かったよなぁ。その辺は、やっぱり、年齢を重ねてきたってことなんでしょうかねぇ。



 まあ、いずれにしても、個人的にも、10年ぶりということで、アルバム、買っちゃうんだろうなぁ、きっと。
サザンは、デビュー以来、オリジナルアルバムは全部買っちゃってるから。。。




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【キニナル曲】 恋詩 / 安田レイ

2015_03_恋詩_安田レイ











・タイトル    恋詩
・アーティスト  安田レイ 
・作詞             Hotaka Yamashita
・作曲             Hotaka Yamashita
・編曲             Kenji Tamai  Shunsuke Tsuri
・発売日      2015年2月25日
・発売元      ソニーレコード
・タイアップ: TBS系ドラマ「美しき罠〜残花繚乱〜」主題歌

 
 毎週ランキングを自分で作ってると、CDチャートだけでなく、いろいろなメディアなランキングを見るわけなんだけど、ここのところ、全国のラジオチャート、ネット配信チャートや有線チャートでよく目にするようになったのが、この安田レイってヒトの「恋詩」って曲なんだよね。

それで、キニナッテたんだけど、今回、きちんと曲を聴いてみた。


なるほどぉ〜。これは、一見するとスウィングジャズ系だけど、インパクトがある曲だな。

 手触り的には、まあ簡単に言っちゃえば、ベニーグッドマンの「SING SING SING」の歌謡ポップス風アレンジをかけた・・・っていう感じだよね。
 J-POPで言えば、 うーん、そうだなぁ、10年くらい前に、BONNIE PINKが歌ってた「LOVE IS BUBBLE」って曲。 そそそ、あれと肌触りが似てるな。
 まあ、それよりは、もうちょっと下世話な感じだけどさ。


 それより、この安田レイっていうヒト、声が良いねぇ。ちょっと太めでハスキーな声質は、コドモっぽい声のアーティストが多い、昨今では、ユニークだわ。

 
だけどさ、去年の一青窈の「他人の関係」もそうだったけど、ここのところ、こんな感じのジャジーな曲がにわかに増えて来てるような気がするな。
 まあ、まだ「大衆的」な大ヒット曲ってのはないけど、この先、このテの曲がトレンディーになるのかなぁ。
 ま、ネックなのは、このテの曲は、ウタがきちんと歌えないと様にならないってことだな。アイドル主流では、広まりきるのはちょっと難しいかもしれないかな。。


 それよりは、作詞作曲者の「Hotaka Yamashita」で気になったんだけど、この曲、もともとは「いきものがかり」の曲なんだってねぇ。それは知りませんでしたわ。


ちなみに、ワタクシのランキング では、3/5付で42位初登場⇒23位⇒18位 とジワリとランクアップ中。
まあ、曲調が曲調だけにチャートアクション的な派手さは無いものの、少し火が付くとロングヒットになりそうな動きですね。




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【キニナル曲】もんだいガール / きゃりーぱみゅぱみゅ

2015_03_もんだいガール_きゃりーぱみゅぱみゅ











・タイトル    もんだいガール
・アーティスト  きゃりーぱみゅぱみゅ
・作詞          中田ヤスタカ
・作曲             中田ヤスタカ
・編曲             中田ヤスタカ
・リリース日  2015年3月18日
・発売元  ワーナーミュージック
・タイアップ フジテレビ系ドラマ「問題のあるレストラン」主題歌

 
 最近のアイドルの曲はまともに聴いてないワタシだけど、きゃりーぱみゅぱみゅだけは、なぜか、ここ2、3年のシングルは全部音源持ってるんだよね。
 なぜか、このコだけは好きなのよ。

 
 それは、やっぱり、どの曲も「引っかかる」部分があるからなんだろうなぁ。簡単にいえば、「キャッチー」なんだよねぇ。
 一聴すると、感情もヘッタくれもないようなバカみたいなんだけど、なぜか引き込まれる、きゃりー自身の声質もそうなんだけど、やっぱり、作詞作曲の中田ヤスタカっていうヒトの力量はでかいだろうなぁ。

 
 このヒト、例えば出だしのAメロはツマンなくても、どっか必ず、ひっかかかるような部分があるのよ。

 
 正直、今回の「もんだいガール」って曲。ここう数曲のきゃりーみゅばみゅシングルの中では、メロディラインのインパクトは弱いと思う。

 
 でもさ、♪あたし問題ガール〜♪っていうサビの部分と、Aメロに返る、インサートの部分で挟まる「音」がキャッチーなんだよな。
 その部分の印象が強いんで、なぜか曲の印象も強く残ってしまうっていうか。
 中田マジックなんだよなぁ。

 
 正直、個人的にはシンセなどの人工的な音っていうのは、必ずしも好きではないんだけど、このヒトのシンセの音っていうのは、自然に入るんだよなぁ。
 例えば2年前のPerfumeの「未来のミュージアム」のようにどこか懐かしいイメージだったり、鈴木亜美の「Can't Stop DISCO」のように宇宙的な音だったり、引き込まれる音が多いんだよね。

 音はエレクトロなんだけど、このヒトの原点は、歌謡ポップスなんじゃないのかなぁ・・・なんて勘繰りたくなるんだよな。
 「売れるツボ」を知ってる・・・そんな感じなんですよ。

70年代、80年代の、「職業作家」の時代に、もしこのヒトがいたとしても、十分ヒット曲は作っていただろうな・・・なんて思いますよ。





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【キニナル曲】Hello,shooting-star / moumoon

2015_02_Hello,Shooting-star_moumoon











・タイトル    Hello,shooting-star
・アーティスト  moumoon
・作詞      YUKA
・作曲      K.MASAKI
・編曲      K.MASAKI
・リリース日      2015年2月25日
・発売元     エイベックストラックス
・タイアップ:フジテレビ系アニメ「暗殺教室」エンディングテーマ

 ここのところ、金曜日っていうと宵っ張りになっているんだよな。
まあ、大抵は、このブログを書いてるか(気が付いているヒトは、気が付いていると思いますが、ブログ内容は、1日公開する分を{予約設定」でサーバーにアップロードしておいて、時間が来たら自動的に公開するようにしてあるのよね)、自分のサイトのランキングを集計しているかどっちかなんだけどさ。

 いずれにしても、気が付いたら1時過ぎ〜・・・って事になってるわけで。。。

 で、さて寝ようかと思ってベッド脇のテレビをつけると、奇っ怪な「アニメ」やってるんですわ。

「暗殺教室」。

不快だなぁ・・・っていつも思うんだけど、なぜか最後まで見ちゃうってやつで
でもね、不快だぁ・・とは思っても、エンディング曲の心地よさに、いっつも耳が行っちゃうんだよなぁ。

「あれ? これって、誰の曲?」・・・ってずっと思ってまして、調べてみたら、moumoonの週明け25日リリースの新曲じゃないけ。

Hello,shooting-star  /  moumoon

まずもって、この曲、moumoonが歌っているとは、最初、全然気が付かなかった。いや、でも、言われてみれば確かにそうだ。
 気が付かなかったのは、曲調のせいだと思う。

たしかに、ボーカルのYUKAさんの優しい声は健在ですわ。でもmoumoonってもっと、全体的なサウンドが「人工的」だと思ってた。いや、個人的にも音源を持ってる資生堂マキアージュCM曲の「Chu-Chu」も、「SunShine Girl」ももっと人工的寄りだったよなサウンドが。

 今度の新曲、兎に角、耳に心地いい。イントロのギターとフルートの掛け合いが心地よく耳に残る。
夏の午後、どこからともなく吹き込んでくる、優しいそよ風のような心地よさ。
 個人的には、このイントロが一番引っかかるし、心に残るなぁ。

 その心地よさが、メロディが入ってからも続き、曲全体を包み込んでくる、メジャー系のバラード。
絵が浮かんでくるよね。 いや、結構のこのPVが曲の情景に合ってるんですよ。


 兎に角、アニメ本編の「不快さ」が、この曲を聴くだけで、全てがながし落してくれるんですよ。 ああ、これで、不快な思いをしないで、優しく眠れる・・・そんな感じで眠りにつけますよ、毎週。

曲全体的な表面的な大雑把な印象は、そんな感じかなぁ。

 ちょっと細かく見ると、「邦楽」というよりは、ほぼ「洋楽」に近いな。全体的な雰囲気といい、メロディラインといい。
60年代終盤〜70年代初頭にかけての・・・。 ビートルズ、ジョンレノンっぽいよね。例えば、「IN MY LIFE」とかさ。
 冒頭のイントロを聴いてたら、なんか、どこからか、「IN MY LIFE」のイントロが聴こえてきそうになったりしてさ。

 最近は、邦楽も、ほとんど洋楽と同じメロディラインに日本語が載るようになったんだな・・なんて、感心したり。そこに、時間の流れを感じたりしてさ。まあ、この曲の半分は「横文字」なんだけど。。。。

 
ほとんど洋楽と同じメロディライン・・・、だからなのか、この曲のYOU TUBEでのPVのコメントは日本語よりも、横文字が目立つなぁ。

 いずれにしても、週明けのリリースでは、是非、売れて欲しい1曲ですね。

 


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【キニナル曲】 あったかいんだからぁ♪ / クマムシ

2015_02_あったかいんだからぁ_クマムシ











・タイトル    あったかいんだからぁ♪
・アーティスト クマムシ
・作詞      クマムシ
・作曲      クマムシ
・編曲      十川ともじ
・リリース日  2015年2月4日
・発売元    ユニバーサルミュージック

えー、毎年のように「不可解なブーム」は起るもんで。
まあ、大体が、後年振り返ってみると、「なんで、あれが流行ったんだろ?」と頭を傾げたくなるようなモノがほとんどなんだけどね。

 昨今、流行ってる、歌ものコントってのも、もしかするとそんなブームの一つかもしれないな。例の「ラッスンゴレライ」にしても「ダンソン フィーザキー」にしても、まさにそんな感じなんだろうね。

 その中でも、一番手は、今回セレクトした「あったかいんだからぁ♪」だろうね。 なんせ、ブームにのっかって、コントネタをメロディに載せて、CDまで出しちゃったわけだから。。。
 特に 着うたなどのネット配信ランキングでは、2週連続でダウンロード「1位」を取っちゃったんだから驚きだぁ。


ただねぇ、個人的に・・・というか、「仕事」的に困ってるのよ、この「あったかいんだからぁ♪ 」ってのは。

・・・というのも、今回、CDをリリースしたことで、JASRACのデータベースに、この「楽曲」の著作権委託管理情報が出たんだけど・・・。 まあ、それは、メジャーレーベルのユニバーサルからリリースされたんで、当然のことなんだけど。
 JASRACさんに著作権委託管理されたことで、CD以外、例えば、「普通のコント」でも♪あったかいんだからぁ♪ってフレーズを使えば、「詞」の一部を使用するということで、JASRACに著作権使用料を払わなきゃ行けなくなるのかどうか? ・・・ってのがねぇ、いま、密かに物議になってるんですねぇ・・・。

・・・・というのもね、今、生計を立てるための仕事として、ネット配信楽曲コンテンツに対してJASRACなどの著作権管理団体への楽曲使用報告支援の仕事をしてるんだけど、今回リリースした楽曲としての「あったかいんだからぁ♪」以外に、「あったかいんだからぁ♪」っていうコントフレーズネタを「着ボイス」にして、複数、ネット配信してるのよ、このクマムシさんたちは。

 これが困ってるんだよねぇ・・・。これは「音楽著作権」に該当するのかどうか・・・ってことで。
個人的には、あくまでコントの一部なんで「音楽じゃない」・・・とは思ってるんだけど、天下のJASRACさんですからねぇ・・・。 下手に動くと、いつものごとくJASRACさんから「ツルの一声」的なバクダンが落ちてきそうなんで、とりあえず、今のところ成り行きを見守っている・・・って言うところなんだけど。
 

あ、そう言えば、ヒット曲の歴史を辿ってみれば、この「あったかいんだからぁ♪」に似た事例があったな。。

1981年の、ちょうど今頃大ヒットしてた、ザ・ぼんちの「恋のぼんちシート」。

今のアラフィフ以上の方なら、覚えてますよねぇ

「そーなんですよ 川崎さん」 

「ちょっとまってくださいよ 山本さん」

っていう、ぼんちの持ちギャグが、めちゃくちゃ受けて、そのままメロディをつけて「レコード」にしちゃったやつ。

あん時は、通常のコントの時も「川崎さん」「山本さん」コントをやる時は、JASRACに「恋のぼんちシート」の著作物使用として著作権料払ってたんかなぁ? 

なんか気になってきた。。。。    

まあ、当時は、まだインターネットの欠片もなかったんで着ボイスなんていう代物は無かったですけどね。



あーーーー、楽曲としての「あったかいんだからぁ♪ 」とは、全然違う話になった。

うーんとね、個人的な意見としてだけど、正直、ここがポイントっていうところが無いんだよね、この曲。
まあ全体的にそつなく出来てるとは思う。
 そうだなぁ、90年代に猿岩石がリリースした「白い雲のように」。あれに近いよね、手触り的には。
だけども、だから何? って感じなんだよね。

 猿岩石の時も、個人的には、楽曲としてどうとは思わなかったんだよね。 とりあえず、芸人としては、歌はうまいな・・・というくらいしか。。。

 ただ、今回の曲は、自分たちで、作曲もしちゃってるんでしょ? これは凄いわな。メロディのポイントは甘いとしても、一介の芸人がここまでしちゃうのは。
猿岩石は、自分で曲作らなかったからねぇ。「白い雲のように」も、作詞作曲は元チェッカーズの藤井兄弟だし。

 ・・・で、「うん?」と思ったのは、この曲のプロデュースは、十川知司氏だったのか。。。。
なるほど、どうりで、楽曲が「そつなく出来てる」はずだよね。

十川知司氏といえば、90年代、CHAGE&ASKAのバックバンド、BLACK EYESのキーボティストとして、91年の超大ヒット曲「SAY YES」など、一連のチャゲアスの曲をチャゲアスと共同でプロデュースしてたヒトですわ。




 


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【キニナル曲】 生活 /sonobe nobukazu

2015_02_生活











・作詞 園部信教
・作曲 園部信教
・リリース日 2015年2月11日
・発売元 Five Wits Music


 何回か書いたことがあるんだけども、今勤務してる会社は、一日中FMが流れているような環境なんで、もちろん自分の「好み」の範囲外の曲もいろいろ耳に入ってくるわけなんですけどね。
 そんな中で、結構、これ面白いなぁ・・・と思う曲もあるんだよね。それがヘビロテでかかると自然と自分の中に消化されて好きになっちゃったりしてね。
 
 昔、中学生の頃は、家でずっとラジオをつけっぱなしの生活をしていたんで、「新しい」曲はほとんどラジオから覚えて行ったけど、いまだにそんな環境下でいられるのは、もしかしたら、幸せなのかもなぁ。。

・・・ということで・・・。最近、そんなFMから流れてきて、面白いなこれ・・・と思った曲を、「キニナル曲」としてセレクトしてみました。


園部信教 の「生活」


・・・と書いて、「ああ、あの曲ね」・・・と言える方は、「現在」の音楽のかなりの音楽通だよね。 ワタシもFM聴いてなかったら、絶対にこの曲に知らなかったと思うモノ。なんせ、メジャーレーベルではなく、「Five Wits Music」っとていう全くのインディーズだしね。

but but but、それでも、「あれ?」・・・と、引っかかる曲はあるわけです。


ますね、サビ歌詞に、タイトルと同じく ♪ 生活は〜 ♪ っていうコトバの響きが新鮮なんだよね。

  ほんと、なんてことないコトバなんだけどねぇ。なんてことないだけに飾りっ気はまるでない。だけど、それ言えに逆に引っかかってくるんだよね。「あれ? なんだ? このシンプルさは?」って感じで。
最近、ここまでシンプルかつ直接的な歌詞の曲なんてないしなぁ。 最近の曲って、大体はサビは、横文字でお茶を濁して・・ってパターンが多いじゃん。


この曲は、サビに限らず、曲全般的に横文字が使われていない。そんなところにも逆に新鮮さを感じるのかもしれない。


 曲調はシンプルな「フォーク」。それも、もろ70年代フォークだね、これは。
ただ、70年代フォークといっても、さだまさしとか松山千春のような「抒情フォーク」でもなければ、加川良や高田渡、五つの赤い風船など政治にコミットした、いわいるフォークゲリラ的なフォークでもない。
 その中間的な雰囲気・・・例えば、厳密にはフォークぢゃないんだけど、はっぴいえんどやBUZZあたりの、ヒットとは無縁なもっと自由な空気を感じるような・・・、 
そそそ、そこからその後のニューミュージックに繋がっていくような時代のフォーク・・、そんな雰囲気がいっぱいですね。


ここ読んでくださってる方で、70年代前半のフォークがすきだって方がどれだけいるかは疑問だけど、はっぴいえんどが好きだった方は、きっと懐かしいんじゃないかなぁ、このテの音は。




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