かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて約40年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

2015年

2015年年間チャート発表!!

 2016年も明けて10日余り経とうとしているのに、今頃2015年の年間チャートの解説ということで、大変申し訳ないですが、いつもながら、ようやく重い腰を上げて昨年1年間のチャート傾向をまとめてみました。

えー、対象ランキングは、ワタクシが毎週独自で集計しております、「THE HITCHART HOT30」( http://www.kajiyan-net.jp/ )  の2015年1月1日〜12月31日付ランキングのトータルポイントを集計したものとなります。

で、昨年1年間でランキング入りした楽曲の総数は1488曲。これは過去40年間で最高。一昨年、2014年のランクイン曲総数が1358曲だったので、100曲以上もランクイン曲数は増加した事になります。
これは、相対的には、1曲あたりのトータルポイントの平均は減少しており、さらにヒット規模は、小さくなっているということを示しています。

ただ、すべての曲がトータルポイントが昨年に比べ減少しているかというと、そうではなく、年間トップ10内の曲、特にベスト3は、2014年の年間ベスト3よりも得点を伸ばしてきており、一部の曲では、ヒット規模は、2014年を上回ってきているという結果になっています。

特に、年間1位の西野カナの「トリセツ」のトータルポイントは8万点を越えてきており、年間トータルポイントが最低で1位となった、2014年の「レット・イット・ゴー」を1万点近く上回ってきています。

「トリセツ」は、9/10付で53位初登場。翌週20位に急上昇し、さらに翌週1位を獲得。3週連続で1位を獲得しました。ベストテン内には7週連続ランクイン。一度はベストテン外にダウンしたものの、11/26付にはベストテン内に再登場という。最近の曲としては息の長いチャートアクションを展開しています。

 これらロングヒットとなって居る最大の要因は、兎に角ネット配信が強い事。これは、最近の西野カナの最大の強みとなっていますね。

 下図に、「トリセツ」の各要素のランキング推移を示してみました。

トリセツランキング推移


















上記のようにネット配信のいわいる販売系チャートが強いことは一目瞭然ですが、それだけではなく、その他、有線、ラジオチャートのいわいるメディア系チャートでも、ネット配信に引っ張られた形で強さを発揮してきており、そのため、週ごとのポイントが伸びてきた事が、結果的に総合的なポイントの伸びに繋がってきています。

 2014年間チャート解説でも、西野カナの「Darling」で同じような解説を行ったんだけど、「Darling」以来、西野カナの楽曲は、ある一部の要素で強いというわけではなく、「総合的」な強さを発揮してきており、「トリセツ」にも、さらには、年間3位にランクした「もしも運命の人がいるのなら」も同様な強さを発揮したと言う事が言えますね。



さて、年間2位には、三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEの「R.Y.U.S.E.I.」がランク。
これには、びっくり・・・っていう方も、もしかして多いのでは?  なんせ、この曲、昨年2015年リリースの曲ではなく、一昨年2014年6月リリースの曲なわけですから。。。
 なのに、なぜ2015年の年間2位なのか・・・・・と言う事なんですが、この曲、兎に角、「超」がつくほどのロングヒットを続けている・・という結果がこのランクと言う訳ですね。
 2014年リリースの曲なのに、昨年1年間でランクインしたのが50週。 11/26付にランクからこぼれた以外はすべの週でランクイン。 2014年の7/3付で初登場して以来、73週もランクインを続けているという、ワタクシのランキングでも稀に見るロングランクインとなっています。

その最大の要因が、兎に角ネット配信で稀に見るほどの強さを見せている事。これは、1週間でとてつもないダウンロード数を示しているという訳ではなく、コツコツと、毎週毎週地道にダウンロードを重ねており、その人気が一向に下がらない・・・と言う事が最大のポイントですね。

下図に、「R.Y.U.S.E.I.」のネット配信の、初登場以来のチャートアクションを示しました。 
RYUSEI_配信ランキング推移














 上記のとおり、週間チャートでは最高1位を記録しているものの、1位を記録したのは、初登場の2014年7/10付と、2015年4/23付の、2週のみで、その間、ランクの浮き沈みジクザクの動きを繰り返しているものの、一向に30位を下回る気配を見せていません。ジワリジワリと人気を保ち続けているんですよね。
 チリも積もれば山となる・・・ということわざ通り、この間、ジワリジワリと人気を集めた結果が、2015年の年間2位に結びついた・・・と言う動きを見せています。
 つまり、これは「固定ファン」だけに受けているという動きではなく、徐々に「浮動票」、いわいるライトユーザーな人たちの人気を取り込んでいっているという結果でもあるんですよね。 こういう曲は「ヒット」という意味では、本当のヒットと言えるわけなんですよね。


 このように、年間上位にランクされた曲は、ネット配信でロングヒットを得た曲が多いというのが、今年の年間チャートの最大の特徴ですね。
 この傾向は、一昨年2014年から目立ってきては居たんだけど、昨年2015年はさらに顕著になってきましたねぇ。
 三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEは、上記の「R.Y.U.S.E.I.」の他、「Unfair World」、「Summer Madness」も上位にランクさせて来ています。また、昨年ブレイクし、年間7位にランクインさせたUNION SQUARE GARDEN「シュガーソングとビターステップ」にしても、ネット配信でのロングヒットが、ここまで得点を伸ばした大きな要因となっています。

 まあ、これは、2014年の年間チャート総評でも書いた事なんだけど、「ヒット」を左右する要因として、販売系では、パッケージ(CD)の影響はさらに小さくなってきており、逆にネット配信の影響がさらに強まってきたといえる1年だったも言えますね。
 簡単に言えば、「CD」は、コアなファンが購入するアイテムであり、ネット配信がそれを補完する「浮動票」(ライトユーザー)が購入するアイテムという図式がさらに強まってきたという事ですね。
 さらに言えば、昨年は、ネット配信もサブスクリプション(定額制)が本格的に開始されたという事で、ネット配信だけでも、コアなファンが購入する⇒ダウンロード型、浮動票(ライトユーザー)が聴く⇒サブスクリプションという感じで、棲み分けがされ始めてきており、今後は、パッケージはさらに「コア」なファンのためだけのアイテムにな縮小されて行く思われます。ゆえに、トータルな「ヒット」という面では、さらに影響力は少なくなって行くでしょうね。

 ただ、ネット配信で超ロングヒット曲が多くなったというところだけど、内容的に見ると、上記の「R.Y.U.S.E.I.」もそうだけど、「2015年」リリースではない曲が、年間の上位にランクインしてきたというのも今年の大きな特徴だと思いますね。
 ランキング的には、年間9位のSEKAI NO OWARI「Dragon Night」、年間27位の秦基博「ひまわりの約束」、年間40位の西野カナ「Darling」は、全て2014年リリースの曲。しかも2014年の年末ではなく、夏〜秋にかけてリリースされた曲が2015年にもロングヒットさせ、年間でこの位置にランクさせて来ています。

ちなみに、先日、1976年〜2015年まで40年間をトータルした「40年間ランキング」を発表しましたが、チャートにランクインした週数をカウントした、ランクイン週数ランキングのうち、上位10曲を下表に抜きだして見ました。

ランクイン週数ランキング











ランクのうち「黄色」で塗りつぶした曲は、2014年以前にリリースされランクインしてきた曲ではあるけれど、昨年2015年に長躯ランクインさせ、ランクイン週数の上位に進出してきた曲となります。
実に上位10曲中、5曲が昨年2015年に長躯ランクインさせている曲になって居ます。
 ランクイン週数ランキングでは、90年代来、ヒット期間の短縮傾向が年々強まってきて居たために、92年の
高山厳「心凍らせて」が20年以上、ランクイン週数ではトップを保ってきましたが、ついに昨年2015年末までに山下達郎「クリスマスイブ」と、SEKAI NO OWARI「RPG」に並ばれてきてしまっています。

 まあ、山下達郎「クリスマスイブ」は、なんせ30年もの長い期間をかけてのこの数字なので、「いつかは・・・」ということが以前から予測出来てはいましたが、SEKAI NO WARI「RPG」は全く予測出来ませんでしたね。
 加えて、件の三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE、「R.Y.U.S.E.I.」もすぐそこを追いかけてきているという状況で、もしかしたら上3曲を抜く日も近いかもしれません。
(ちなみに、2016年1/14付ランキングでは、「クリスマスイブ」も、「R.Y.U.S.E.I.」もまだランクインしています)

これらの楽曲で共通しているのは、いずれも「演歌」ではなく「ポップス」と言う点。超ロングヒットと言う傾向は、昔・・・いやいや、少なくともここ数年前までは、「演歌」の専売特許みたいなところがあり、ポップス系は超ロングヒットは難しい・・・というのが通説でしした。ただ、今回のランクイン週数の上位の傾向を見る限りでは「ポップス」でも、超ロングヒットになりうる時代になったという事が充分分かりましたね。
 
 その傾向の一番の要因が、やはりネット配信と言う事ですわ。ネット配信の世界では、より多くのヒト達に支持される曲は、リリース年を問わず、長躯ヒットさせることが可能・・・っていうことを、この傾向は示しているんじゃないかなぁ。
 ・・・ということは、今後も、このような超ロングヒットとなる楽曲が出てくる可能性はあるだろうし、いやいや必ず出てくるでしょうね。

 だけれども、「過去」にリリースされた曲ばかりではなく、2016年ならば、2016年にリリースされた楽曲の中でこのようなロングヒットが多く出てきて欲しい・・・っていうのはありますね。

ただ、昨年の傾向を見る限りでは、一時期の「CDは売れない」、ヒット期間も短縮・・・と言うどうしようもない負のスパイラルな時期は、「ヒット」と言う点においては、脱出しつつあるのかな・・・っていう明るい兆しが見えてきたんじゃないかなぁ。
 この良くなってきた状況下で、今年もたくさんのヒット曲が出てきて欲しい。ただし、いつも書いてるように、「安い、早い・・・」の吉野家の牛丼みたいな曲ではなく、充分に練りこまれ、より多くのヒトに「いいね!」と感じてもらえる様な楽曲が出てきて欲しいですね。
もう、その曲が好きなヒトだけに支持されるというニッチに支持される時代は終わってきています。今後はより多くのヒトに支持される曲を期待したいですね。

レベッカ〜Yesterday,Today,Maybe Tomorrow〜in さいたまスーパーアリーナ

 先日から書くかもな・・・なんてじれったい文言を書いたんだけど、ようやくめちゃくちゃ重くなってる腰を上げました。

レベッカの復活ライブ「Yesterday,Today,Maybe Tomorrow」追加公演 in さいたまスーパーアリーナ。

今年正月、ひょんなことから、もしかすると今年レベッカが復活するかもよ・・・なんて情報をネット上で見つけて、密かに追いかけていたんだけど、まさかね、それが現実となるとはね。

ワタシにとっては、30年来の悲願・・・なんて書いたら大げさだけど、ドラマ「ハーフポテトな俺たち」の主題歌、「ガールズブラボー」と、挿入曲だった「フレンズ」を見て、思わずファンなってしまってから丸30年。
ようやく訪れたライブを見れるチャンスですわ。

いや年齢的に言えば、解散前までに何回もライブを見るチャンスはあった。 
でも、当時は奥手でねぇ、今でこそ一人でもホイホイとライブを見に行ったりするけど、当時は、一人でライブにも行けなかったからなぁ。そんなこんなするうちに解散しちゃったわけで。。。

だから、個人的には30年来、やっと参戦出来たレベッカのライブ・・・・ということになるんだよね。


ま、と言っても実際は、今年8月のROCK IN JAPANで、今回の「Yesterday,Today,Maybe Tomorrow」の前哨戦と言うべきライブは見てるんで、全くの初めてではない訳だけど、ROCK IN JAPANはお披露目程度だったし、ボーカルのNOKKOの声の回復具合、そのほかメンバーの力量の確認をするくらいのステージでしたしね。
 ただ、あの時に、NOKKOの声が「現役」の頃にかなり戻ってきていた事、その他のメンバーの演奏力量も昔と変わらなかった事を確認出来ていたので、今回のライブは、かなり安心して参戦出来た・・・ってのが本音かな。


 そんなわけで、他のライブではいつも開演30分前には会場についてしまうんだけど、今回は開演10分前に到着。

12311284_1702358383321086_4863148597156914847_n
















程なくして、本番スタート!!

今はネットで「セトリ(セットリスト情報)を流してるサイトがたくさんあるんで、8月の横浜アリーナでのセットリストを頭に叩き込んできたんで、予めライブの流れは把握してきたんだけど・・・・。

むむむむ、いきなり「SUPER GIRL」ではないか  

横浜アリーナではオープニングは、「ラズベリードリーム」だったはず。。。  いきなり、横アリとは異なる曲で、ちょっと戸惑う。
 これは、横浜アリーナとは、違う曲構成になるのかなぁ、横アリがヒット曲中心だったんで、今回は、マニアックに曲構成? なんて一瞬不安もよぎる。。。

けど、個人的には、「SUPER GIRL」は聴きたかった1曲! この曲横アリでは演んなかったんだよね。
なぜ? とは思ったんだけど、やっぱり、バンドとして後期の曲だし、あんまり売れなかった曲だからなあ・・・なんて半ば諦めていただけに、嬉しい予想外な展開。
しかも、いきなりNOKKOが「SUPER GIRL」よろしく、宙に浮く演出。。。 今年52歳のNOKKO。ここまでやるか。。

自分もいい年こいて、思わず、オープニングからノッてしまう。

 NOKKOの声も好調。最初書いたようにROCK IN JAPANで、「現役」の頃に近づいているということで安心感はあったものの、やはり90年代の、まったく声が出ない痛々しいNOKKOを知っているだけに、安心とは言っても、やっぱりどっかに不安はあった。 でも、まったくの杞憂だった。「現役」の頃の声量、声質と殆ど変わらないくらいに、ボーカルレベルが戻ってきている。
 なにより、凄いな・・と思うのは、あの頃・・・30年前と変わらないオリジナル「キー」で、歌ってくれた事。
まあ、全曲ではなく、「フレンズ」ではキーが下がってたけど、多くの曲ではオリジナルキーでしたね。
これは凄いことですよ。 兎角、30年も経つとキーは低くなるもの。 あの渡辺美里でさえ、最近はオリジナルキーじゃ歌えないですよ。
 「復活」ライブでお茶を濁される要因として、一つは「現役」の頃との容姿の変化と共に、オリジナルとはキーを変えた編曲ってのもあると思うのよ。
 なーんかねぇ、がっかりするんだよね。でも、今回のライブにはそれがほとんど無かった。
まあ、容姿の変化はしょうがないとして、あの頃・・・30年前とほとんど変わらぬボーカルレベルもあって、すんなり、30年前・・・16才の自分に戻って行ける・・・。そんな錯覚をさせてくれましたね。

この復活のために、NOKKOはかなりの「リハビリ」をしてきたんだろうね。 いや、並大抵のリハビリじゃなかったはずですよ。ここまで戻してくるって事は。
 
2曲目は「MOON」 ここからは横アリのセットリストとほほ、同じような曲構成。

オープニングで若干心配になった、横アリと違い、マニアックな曲構成・・・と言う事はなく、懐かしいヒット曲が中心。また、アルバムも、レベッカの代表的アルバムとなった「レベッカ検廚中心と、コアなレベッカファンも、そうじゃない表面的なレベッカファンにも納得していただける、多くの方に最大限、妥協していだたけるような曲構成ではなかったかなと思う。
 まあ、復活ライブで、いきなりかなりコアな曲ばかりというのも、ちょっと考えものですけどね。

途中、

Hot Spice ⇒ ガールズ ブラボー! ⇒ Boss Is Always Bossing ⇒ ラブ イズ Cash ⇒ 蜃気楼 ⇒ Hot Spice

というメドレーを挟み、 丁度 中盤に差し掛かったところで、一端、INTERLUDE。

アルバム「TIME」に収録されている、タイトル曲ともなっている、INST曲の「TIME」を挟む。

あくまで個人的にだけど、レベッカのアルバムに挟まってるインスト曲が好きなんですよね。
例えば、「レベッカ検廚剖瓦泙辰討い襦峺と影の誘惑」なんか好きなんだよな。
NOKKOの「動」なイメージが強いボーカル曲に対して、これらのインスト曲はあくまでも「静」。
何と表現したらいいのか、ウマい言葉が浮かんでこないんだけど、時の儚さのようなものを感じる。
特に土橋氏のキーボードの音色が印象的。

そうだ、土橋氏のキーボードといえば、その対抗馬として、どうしてもTM NETWORKの小室氏が浮かんできてしまう。
 奇しくもレベッカとTM NETWORK。メジャーデビューは、1984年4月21日と全くの同一日だ。
時はチェッカーズの一大ブームの時。 当時のオリコンで「チェッカーズフォロワー」として、2組同じ特集で取り上げられていたりもする。
 結果的に、両者とも大ブレイクを果たし、一時代を築いた訳だけども、ブレイクは、レベッカが先、80年代中盤。TMは後、80年代後半。

 このブレイク時期の差はなんだったんだろう?

まあ、タイミングと言ってしまえばそれまでなんだけども、 両者のキーボードの使い方の特徴なんじゃないか・・・なんて思った事がある。
 土橋氏のキーボードは、下世話・・・というか大衆的・・・ではあるんだけども、ある面アーティスティックなんだよね。 反面、小室氏は全くの下世話なんですよ。大衆的。
 いや、だからこそ小室氏は後の90年代時代を作れ、土橋氏は過去のヒトとなってしまった・・と言えるんだけどね。

80年代、キーボード、特にシンセサイザーというのは、まだまだ発展途中の時代であり、80年代初頭はまだまだ完全なアーティスティックな物だったんだよね。例として、Y.M.Oや喜多郎がいる。
 土橋氏のキーボードは、その音色からしてこの頃、特に喜多郎の匂いがところどころしてくるんだよね。
それを考えると正当的に、80年代の音楽シーンの流れをそのまま受け継いでいるのが土橋氏。
小室氏のキーボードには、その匂いがほとんどしない。全く独自の匂いなんですよ。
そういう違いから、レベッカの土橋氏の方が一足早く、時代に受け入れられてたんじゃないかと思う。

レベッカのインスト曲を聴くと、そんなことを思い浮かんできてしまう。いや、そういうところが如実に見えてきちゃうんだよね。
 今回の「TIME」を聴いていても、そんなことが思い浮かんできてしまった。


INTERLUDEを挟み、後半がスタート。

アルバム「レベッカ検廚らの超定番曲「76th Star」から、ポップな曲中心にステージが展開。
NOKKOの衣装もここから変わり、下ろした髪にベレー帽のNOKKOに会場のあちこちから「カワイイ」コールが起きる。 おいおい、ここはアイドルのコンサート会場ぢゃないぜ。
後は、最後の「プライベイト・ヒロイン」まで突っ走るだけ


この日のセットリストは、以下の通り

01.SUPER GIRL

02.MOON

03.LONELY BUTTERFLY

04.Cotton Time

05.CHEAP HIPPIES

06.フレンズ

07.メドレー( Hot Spice⇒ ガールズ ブラボー!⇒Boss Is Always Bossing ⇒ラブ イズ Cash ⇒蜃気楼⇒Hot Spice )

08.真夏の雨

09.Time

10.76th Star

11.LITTLE DARLING

12.(It's just a) Smile

13.OLIVE

14.WHEN A WOMAN LOVES A MAN

15.MONOTONE BOY

16.プライベイト・ヒロイン
 

アンコール

17.RASPBERRY DREAM

18.MAYBE TOMORROW

最初に書いたように、オープニングが「SUPER GIRL」に代わったため、横アリでオープニングだった「ラズベリードリーム」はアンコールに変更。
 横アリでアンコール1曲目だった「フレンズ」は6曲目に繰り上がり、横アリで5曲目だった「One more kiss」は今回演らなかった。

正直ね「SUPER GIRL」を演ってくれたことは、最初に書いたようにめちゃくちゃテンションが上がったんだけども、「One more kiss」が抜けてしまったのは残念だったよね。スーパーアリーナでも、この曲は聴きたかった。

 なぜ、今回、「One more kiss」を落としちゃったんだろう?

思わず首をひねってしまうところだけど、どうだろう? 
 考えるにバラード曲では、若干行き場のない空気が流れたのも事実。 今回、「 真夏の雨 」、「LITTLE DARLING 」っていうバラート曲が挟まったんだけども、どうも、これらバラードの時の空気が淀むんだよね。
周りを見渡すと、これらの曲の時、トイレに立つヒトが、何人も居たりして。
・・・とすると、ボーカルレベルが戻ってきていたNOKKOではあるけど、バラードで「聴かせる」、「魅了する」までの求訴力は、もう少しだったんじゃないか・・・。
 それは、NOKKO自身も感じていて、あえてバラードの「One more kiss」は外したんじゃないか・・・
ま、完全に穿った考えではあるけど、そんなことを感じたりしましたね。

それと、会場入り口で渡されたサイリユウム。 ま、最近はライブイベントの効果としてなくてはならないアイテムだけど、渡すときに「アンコールの「Maybe Tomorrow」の時に振ってください」・・・などと、わざわざ言う必要はなかったんじゃないかなぁ。
 この時点で、アンコールは必然的にある事、そして「Maybe Tomorrow」をアンコールでやる事がバレバレになっちゃうわけじゃん。 もうね、最初から「あ、そうなんだ・・・」と拍子抜け。

最近、アンコールの在り方について色々とあるようだけど、この事もあってか、本編が終了して、アンコールまでの間、ビミョーな空気が流れてましたね。例のアンコールのコールは「まばら」
そりゃそうだ。最初からアンコールやることが分かってるなら、みんなアンコールなんか言わないよね。

これは5月に見たサザンのライブでも全く同じ事が起きた。みんなライブではアンコールは必然的なものとなってしまっているんだろうね。
 
 誰かが言ってたけど、本来、ライブ料金は、あくまで「本編」のものであり、「アンコール」はあくまでお客さんの要望に対して、アーティスト側からお客さんへの無償のサービスなんですよね。
でも、今回のように当初から必然的にアンコールをやることになっているなら、アンコールとは言わないよなぁ・・・・。 
これについては、来年以降もライブの在り方という点で、各アーティストの課題になってくるんじゃないかなぁ。
そんなことも感じましたね。



・・・と、ま、いろいろと感じたライブではありましたけど、基本的には、30年前のあの時代を取り戻したような、最近見たライブの中でもいいライブでしたね。

アンコールを含め、ほぼ2時間丁度。 
ライブ時間としては、やや物足りないところもあったけど、メンバー全員50才を過ぎた復活ステージ。 体力的には、この位が限度だったんだろう。


アンコールが終わり、メンバーが掃けたステージ両脇のプロジェクターには、「紅白出場おめでとう」という文言と、12月27日(日) NHK 「SONGS」 レベッカスペシャル放送の告知が。。。。。

 うーむなるほどぁ。。。 今回の復活にはNHKがかなり関わっていた様だなぁ。。。
結局、紅白出場も「SONGS」枠での予定調和・・・ってやつか。。。
 そそそ、最近の紅白は、「SONGS」枠ってのが、必ずあるんでね。 
それを考えると、今年の紅白は、BUMP OF CHICKENとレベッカが「SONGS」枠での出場という事か。
まあ、そんなことは、第3者的にはどうでもいい事なんだけどね。

 それにしても、80年代の伝説的なバンドは、これでほぼ復活したんじゃないかなぁ。
後は、絶対にオリジナルメンバーでは復活できなくなった、チェッカーズ、C-C-BとBOOWYくらいじゃないか。
BOOWYは氷室が首を縦に振りさえすれば、復活できそうなんだけどねぇ。
来年あたり、また「NHK」の力でなんとかなりませんかね。。。

【キニナル曲】What You Want / JUJU

2015_11_What You Want_JUJU











・タイトル     What You Want
・アーティスト   JUJU
・作詞       JUJU  AKIRA
・作曲       UTA   Sonomi Tameoka
・編曲       UTA
・リリース日   2015年11月18日
・発売元     ソニーミュージックアソシエイテッド
・タイアップ   日本テレビ系ドラマ「偽装の夫婦」主題歌

 これまでのシングルのリリースパターンからすると、今回は「歌謡曲路線」かな? と思ってたJUJUだけど、予想外なビートナンバーを持ってきたなぁ。
 ビートナンバーと言ってもドラムンベース的なヘヴィーなビートではなく、音的にはかなりスカスカ。イメージ的にはパッと聴き、夏場の「PLAY BACK」の延長線的な曲か・・・なんても思ったんだけど、Bメロのメロディラインから考えが変わった。
 うーん、このBメロのメロディライン、どっかで聴いたことがあるんだよなぁ・・・。悔しいけど、思い出せない。
かなーり昔なんだよな。うーん、なんて言うのかな、コトバたらずに書いてしまうと70年代的。
この曲の

C⇒G⇒B⇒Em7

っていうBメロのコード進行の響きがねぇ、なんか懐かしいんだよな。特に、C⇒G⇒B っていうルート和音の流れの響きがねぇ、どっかで聴いたことあるんだよなぁ。。。。単純なコード進行なんだけど、何処かアバンキャルドというかサイケデリックな響きでさあ。

 その流れでサビに入っていく。 だから、「PLAYBACK」的なイマドキのEDMサウンドというよりも、懐かし路線のような印象が強いなぁ。この曲は。

某音楽サイトに、ヨーロッパのキャバレーのようなきらびやかなPVとあるけど、曲のイメージはそうね。
でもさ、キャバレーっていうコトバは、正直、イマドキのコトバじゃないんじゃん。そう言うイメージからして、どうしても60年代とか70年代的なイメージが先に立ってしまう。

でもね、JUJUってヒトは、そう言うイメージが合うんだよねぇ。

アイドルばっかで、「お水」なイメージのアーティストが富に減ってしまった、昨今の日本の音楽シーンにあって、昔ながらの「お水」系が似合う、数少ないアーティストだからねぇ、JUJUってヒトは。
個人的には、この路線でもっとエキサイトしていって欲しいんだけどなぁ。


ちなみに、今回のシングルのc/wで、中森明菜の「飾りじゃないのよ涙は」をジャズ風にアレンジしてカバーしてるけど、これはもうひとつかなぁ。。。 今一つ中途半端な気がして。。。。。




よろしかったら、ポチッと押してね
にほんブログ村

【キニナル曲】NO.1 / 西野カナ

1_西野カナ











・タイトル    NO.1
・アーティスト  西野カナ
・作詞      Kana Nishino
・作曲      KENTZ 、Lisa Desmond 、Maria Marcus
・リリース日   2015年11月18日
・発売元     SME Records
・タイアップ:日本テレビ系ドラマ「掟上今日子の備忘録」主題歌

※パッケージは、アルバム「Kana Nishino Seacret Collection -Green-」より

 昨年の「Darling」以来、ずっと追い続けてる西野カナの新曲だけど、なるほど、やっぱり曲調を変えてきましたねぇ。
 少し前に「トリセツ」を書いた時に、同じような曲調は「3曲」までが業界的な慣例って書いたんだけど、どうやら、その慣例にきちんと従ってきた・・・って感じなのかなぁ。政治的な言い方をすると。

 でもさ、さすがにあの70年代的なお嬢様系な曲想は、流石に1年も続けば、もういいよって感じは拭えないしなぁ、この曲調変更は、必然的だろうね。

それにしても、前曲までとは、ガラリと変わって、かなりポップな曲調を持ってきましたね。しかも、癖のない、ストレートなポップアップチューン。 ま、これまでの西野カナの曲としては、珍しい部類の曲調だと思うわ。
 このヒトの曲って、以前も書いたけど、アップチューンな曲でもどこか、必ず「仕掛け」のようなクセがあったんですよ。ここまでシンプルで100%クセのないアップチューンは珍しいんじゃないのかなぁ。
 
 そう言う事もあって、逆に新鮮さを感じたな。 ま、曲調的には必ずしも新しいモノではなく、色合い的に90年代ポップスの焼き直しって感じなんだけどさ。でも、新鮮味を感じるっていうところは成功なんじゃないかな。 


・・・なんて手放しで喜んじゃってるワタシだったりするんだけど、この曲「シングル」ぢゃないいんだねぇ。。。
 どう聴いてもめちゃくちゃシングル的な曲だし、いや、シングルに持ってきても、少なくとも前曲「トリセツ」よりは絶対に「引き」があると思う。
 でも、このヒトの場合はそう言う曲でもシングルに切ってこないんだよなぁ。 これは、めざまし土曜日のテーマソングになった「Clap Clap」のときも同じこと書いたんだけどさ。

 でもさ、冷静に考えたら、このヒトの場合、すでに「パッケージ」よりは、ネット配信なんだろうな、優先的なメディアは。
 つまりはさ、このヒトの意識として、一般的なお客さんは、ネット配信でダウンロード、固定ファンはパッケージっていう完全な棲み分けが出来てるんですよ。
 だから、この曲にしても、昔だったらシングルに切ってる「ハズ」の曲でも、まずはネット配信ありき・・・ってことでシングルに切ってこないんだろうね。

でも、それも一理ありだと思うわ。だってさ、いまや、ネット配信の方が、CDより高音質なんだしさ。
この曲にしても、すでにハイレゾで配信してる訳だしね。 
 ちょっと前までは圧縮音源で、どうしても音質という面では、ネット配信よりCDに軍配を上げざるを得なかったけど、今はハイレゾで、むしろネット配信の方が「いい音」を得られるわけなんでさ。
 一般的なヒトはネット配信、コアなファンはパッケージ・・・っていう棲み分けは、今後さらに進んでいくだろうね。
このヒトなんかは、その先鞭的なアーティストだろうなぁ。だから、余計オリコンだけでヒットを測るのはキケンになってきてるんだよね。

ちなみに、ここで言うネット配信とは、「ネットダウンロード」の事ですよね。 ネット配信でも、いわいるサブスクリプションは、依然、ひでえ音質だしな。個人的にはちょっと使おうとは思えないわけですわ。日本の曲の場合、配信までの時間かかるしさ。







よろしかったら、ポチッと押してね

にほんブログ村

【キニナル曲】Ki・mi・ni・mu・chu / EXILE

20015_12_Kiminimuchu_EXILE










・タイトル    Ki・mi・ni・mu・chu
・アーティスト  EXILE
・作詞      ATSUSHI
・作曲      Daniel Sherman  Claire Rodrigues Lee  Sam Gray
・リリース日   2015年12月9日
・発売元    rhythm zone
・タイアップ:サントリー「サントリー・ザ・モルツ」CM曲

 現在、サントリーの「モルツ」でEXILE自ら出演してるCMで流れてる曲がコレ。

 先ほど書いた、サカナクション「新宝島」ぢゃないけど、今、まさにキニナッている曲がこの曲。
だってめちゃくちゃダサいんだもの、この曲。
EXILEですよ唄ってるの。 時代の最先端を行くEXILEですよ。それにしてはダッサダサじゃんか 

時代の第一人者的ユニットが、こんな時代錯誤のようなダッサダサな曲を歌う。ウレシクなっちゃいますよ 


正直「キニナル曲」でEXILEの曲を取り上げるのなんて何年振りだろう? って感じだよなぁ。10年以上前に、まだ「CHART BBS」っていう掲示板で、同じようなキニなってた曲を取り上げてレビューしてた頃以来なんじゃないかなぁ。
それ以来、EXILEの曲なんて、ずっと流していたわけで、うん、はっきり言うと眼中になかったんだけど。

なぜかと言えば、このヒト達、次元が違うんだよな。もうねヒット曲云々の存在じゃないんですよ。個人的なヒット曲の概念と違うところを行っているような感じで。。。

平たく言えば、カッコよすぎなのよ。 まあ、簡単に言えば「嫉妬」なんだけどさ 

そう言う訳で、ずっとレビュる対象じゃなかったんだけどさ。 でも、今回、こういうダッサダサの曲を演っちったりして。思わず引っ張ってきちゃったりして。。


それにしても、先ほどのサカナシクション「新宝島」にしても、この曲にしても、「ダサイ、ダサい」って何度も書いてるけど、こう見ると、やっぱし、時代は「ダサい」が「かっこいい」時代なんじゃないかなぁ・・・なんて思っちゃいますね。
 
 そう言えば、さっきフジテレビの「ノンストップ」に出てた、ぺこりゅうちぇるってダッサいもんなぁ。80年代90年代の焼き直しってことなんだけど、これが今の原宿のトレンドなんだってねぇ。
 それを見てて、なるほど、流行は「ダサい」がトレンドに向かってるんだなぁ・・・ってことは感じましたわ。

・・・・ということは、音楽もダサい曲がトレンド・・・っていう方向に向かっているのかもな。




よろしかったら、ポチッと押してね

にほんブログ村

【キニナル曲】新宝島 / サカナクション

2015_11_新宝島_サカナクション











・タイトル     新宝島
・アーティスト   サカナクション
・作詞       ICHIRO YAMAGUCHI
・作曲       ICHIRO YAMAGUCHI
・編曲       サカナクション YUZURU TOMIYA
・リリース日    2015年9月30日
・発売元      ビクター
・オリコン最高位 9位
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・タイアップ:映画「バクマン。」主題歌

 リリースが今年の9月30日ということで、すでに2カ月近くたっているわけで、「今さら」・・・って感じがしないでもないんだけど、最近の曲で一番印象に残ったっていうのは、やっぱ、この曲だろうな。

まずもって、音圧が高いイントロ最初の部分からして思わず耳が行ってしまうんだよね。否が応でもひっかかっちゃう。 で、そのまま曲の流れに乗っかって行っちゃうんだよなぁ。

ま、メロディラインとしては、いつものサカナクションから大きく変わっているところはない。いつもの山口一郎節そのままって感じなんだけど、でも、全体的なイメージがダサいんだよね。
 あ、悪い意味のダサさと言う訳ではなく、いい意味でのダサさなんだけどさ。 なんて言うのかなぁ、全体的に肩肘張っていないっていうのかなぁ、いい意味でのラフさを感じる。

 最近の曲って、兎角、「カチッ」と作りすぎているきらいがあるじゃん。特に一連のK-POPとかさあ。
聴いてて疲れるんだよね。もっと気楽に歌わんかい、オラッ みたいな気持になっちゃうんだけど、この位ラフにやってくれると、助かる。

 昔は、もっと気楽だったじゃん、ヒット曲って。 気楽さの中にある種のダサさがあってさ。そのダサさに美学があったような気がするんだよね。
向こうの曲と邦楽の最大の違いは、ココだと思うんだよね。向こうの曲は、やっぱりカッコいいんですよ。カッチリとした音作りをするでしょ。それに比べると日本の曲っていうのは、何処かにラフな部分があるんだよね。たとえ、完璧な音づくりをしたとしても、でも、それが100%完璧かと言うと、そうじゃない。必ずどこか抜けてるところがある・・・。っていうのが、少なくとも90年代くらいまでの日本のヒット曲なんだよね。
そそそ、その抜けてダサい部分が、日本のヒット曲の最大の特徴でもあり、良さなんだよね。

 そのダサさが分かんないヒトには、日本の曲の良さは一生分かんないと思う。けど、なんか、その部分が分かんないヒトが増えてきてるような気もするなぁ。

 この曲は、そんなダサさの美学を再現してくれているって感じがするんだよなぁ。

大体において、PVからして、ダッサダサじゃん。 70年代の「ドリフ大爆笑」のオープニングのもろコピーだし。
傍から見ると、時代の最先端を行くバンドがなんでまた、こんなにダサいねん・・・なんても思うんだけど、逆に言えば、今の時代、これが先端なのかもなぁ。 そそそ、キーワードは「ダサい」ってところ。
 
 ネット検索すると、米米CLUBの「SHAKE HIP」のパクリ? っていうトピックスがたくさん立ってるけど、個人的には、時代的にもっと遡ると思うわ、この曲想は。
 米米の「SHKE HIP」はもっとカッコイイもの。こんなにダサくない。その点はやっぱ80年代なんだよね。
でも、この曲は、そのダサさからして70年代的なのよ。

 例えば、ジャケ写からして、その色褪せ感からしてフィルムから興したような感じじゃん。
イメージ的に、「太陽にほえろ!」とか「特捜最前線」的なんだよなぁ。

結局、時代は螺旋状に回りまわって進化するってところなんだろうね。
最近、こんな感じの「ダサい」曲が俄かに増えつつあったりして、個人的には喜ばしい限りですわ。





よろしかったら、ポチッと押してね
にほんブログ村

【キニナル曲】真夏のサーガ / KIRINJI

2015_11_真夏のサーガ











・タイトル     真夏のサーガ
・アーティスト   KIRINJI
・作詞       堀込高樹
・作曲       堀込高樹
・編曲       KIRINJI,矢野博康,千ヶ崎学,コトリンゴ
・リリース日   2015年7月22日
・発売元     ユニバーサル
・オリコン最高位 56位
・売り上げ枚数  0.14万枚

 久しぶりの「キニナル曲」シリーズですね。
ここのところ、何かある度に、最近の曲はクオリティが低い・・・と言い続けているワタシなわけで、だから裏を返せば、引っかかる様な「キニナル」曲も少ないんですよね。

ま、確かに、正直言うとヒットチャート上位の曲で、引っかかる曲って少ないんだよね。 なんでこんなに売れてるのかよく分かんない。 きっと曲の力・・・というよりもアーティストの人気とか、キャラクターで売れてるのであって、曲のクオリティは重要じゃないんだろうね、最近は。

そんなお寒い状況のヒット曲界だけど、すべてがすべて、そんなお寒い曲ばかりでは、無いんだよね。

よくよく探してみれば、まだまだ、「おっ、これっ」って感じでひっっかる曲もある。 でも、そう言う曲は得てして、チャートの上位にはあんまり来ない曲でして。

 今回、キニナル曲にセレクトしてきた、KIRINJIの「真夏のサーガ」って曲なんかは、まさにそうなんだよな。

 タイトルからして、今年の「夏」にリリースされた曲なわけで、今頃引っ張ってくるのは、かなり季節外れなんだけど、「音」がなかなか動画サイトに無くてね。ずっと書くのを見送っていたわけです。

でもねぇ、この曲が「良い」のよ   最近には珍しい、濃淡のはっきりとしたキャッチーなメロディ展開。静かにはじまるAメロ、徐々に盛り上がるBメロ、 壮大な展開のサビ。 特にサビのメロディ展開は思わず引き込まれちゃうほど秀悦ですよ。

これでなんで売れなかったの? って感じだよなぁ。オリコン56位だもんなぁ。
 一昔前なら、間違いなくヒット戦線上位に割りこんできても全く不思議じゃないんだけどなぁ・・・と言いきっちゃいますよ、ホントに。
 いや、だから、最近のヒットチャートは摩訶不思議なんですよ。

まあ、確かに、KIRINJIっていうと、知る人ぞ知るって感じのアーティストだし、そういうこれまでヒットチャートとはあまり縁がなかったアーティストが上位に上がってくるってのもなかなか難しいことなんだけどね。
 昔だったら有線なんかでコツコツと流し続けることで、クチコミ効果でジワリと上がってくることもあったけど、どうも、最近は口コミ効果ってのも弱いしなぁ。こと、音楽についてはさ。
 だから、楽曲の力から口コミ効果でジワリとチャートをあげてくる曲って、ほとんど無くなったからねぇ。
 この曲は、まさにそのタイプで、広まる様な曲調だからねぇ。 なんで、今の時代では広まるって言うのも、難しいのかもなぁ。

でもねぇ、音楽界再生のキモは「そこ」だと思うんだよね。 楽曲の力から口コミ効果でジワリと広がりを見せる様なヒット曲が増えること。
 初登場上位の曲はあってもいい。でも、幅広く支持される曲があってこその音楽業界なんだけどね。初登場だの「薄い支持」のヒットばかりを量産しても広がりが無いですよ。そのあたりの意識改革をしないと。




よろしかったら、ポチッと押してね
にほんブログ村

【キニナル曲】夢見るシャンソン人形 / JUJU

えー、CMを見てて気になっちゃったんで、「キニナル曲」のカテゴリーに入れちゃったんだけど、まだ、CDとしての正式リリースは無い曲です。

夢見るシャンソン人形 / JUJU

先日から、セブンIホールディングスのCMで流れてるこの曲、ま、オリジナルは、みなさんご存じのFrance Galさんの「Poupee de cire,poupee de son」(邦題 夢見るシャンソン人形 1965年)

↓ コレ




うわっ、これ下敷きにした曲、日本のヒット曲にゃ、いっぱいあるよね・・・っていうメロディライン、サウンドなわけで、この曲のカバーなんだけど、これが面白い。

個人的に次の狙いはココだ・・・と思っていたことが、ズバリ、どん嵌まり って感じなんだよなぁ。


いやね、ここんところ日本のヒット曲界はEDM流行りじゃん。なんかねぇ、みんな右向け右のような感じがするんだよね。
 で、次、これに代わるものは・・・という事で考えると、意外に「フレンチポップス」なんじゃないかねぇ・・・なんて思ってたりするんだよな。

 ま、日本でも60年代〜70年代にかけてフレンチポップスが大流行り。この時代の日本の「歌謡曲」はフレンチポップスを下敷きにした曲が多いわけで、必ずしも「ニューアイテム」じゃないんだけど、でも、今聴くと、逆に新鮮でオシャレな感じがするんだよなぁ。原点回帰っていうかさあ。

 今、フランスでは、クールジャパンということで、日本アニメ、それも昔のアニメの曲が受け入れられているってことなんだけど、それはさ、昔のアニメ曲がヒットした時期には、少なからずフレンチポップスの要素が多分に含まれているからで、だから、言って見ればフランスのヒトに受け入れられやすいのも当然なんだよね。言ってみれば「お里帰り」なわけでさ。

 逆に、日本人もフレンチポップスが生理的に好きなんだよね。あの独特の濡れた感じのするサウンドであったりメロディラインが、日本人の感情にマッチするんだろうなぁ。季節感もマッチするというかさ。
 だから、本来であればアメリカンな特にウエストコーストの乾いた風のような音楽よりも、フレンチポップスの方がマッチング(相性)は良いんじゃないかなぁ・・・なんて思うわけなんだよね。


 そこに来て、JUJUがこのフレンチポップスの体表曲をカバーするというわけで、思わず聴き耳を立ててしまったわけなんですわ。
 
案の定面白かったわ。ま、ポップスというよりも、ぱっと聴き、G.S(グループサウンズ)を彷彿させるようなガレージさなサウンドなんだげとさ。 ただ惜しむべき事は、JUJUが歌っているように聴こえないことかなぁ。

でも、正直、今ヒット中の「WITH YOU」っていうシングルよりかは、面白いと思う。

JUJUって、去年の「ラストシーン」に引き続いて、今年も秋口に「歌謡曲」路線を持ってきてるんだけど、正直、歌謡曲路線も、似たような切り口の感じが否めなくなってきてるんだよね。
 でも、「なんでもやる」っていうJUJUの保守的ではない態度は好きだし、だから、このフレンチポップス路線は、新たな試みとして、もっと本格的にやってほしいなぁ、なんて思うわけなんだよね。
次あたりのシングルではタイトル曲でやってくれないですかねぇ。


えー、↑で書いたように、この曲は現状、CDにはなっていないけど、先週、i-tunesやmoraなど、ネットでは配信開始になったようなんで、そちらからは聴けますね。

CMはコレ↓

https://www.youtube.com/watch?v=aJjxcJpk8SE&feature=youtu.be



よろしかったら、ポチッと押してね
にほんブログ村 音楽ブログ J-POPへにほんブログ村

【キニナル曲】SOS / SEKAI NO OWARI

2015_10_SOS_SEKAI NO OWARI










・タイトル    SOS
・アーティスト  SEKAI NO OWARI
・作詞      Saori
・作曲      Fukase
・編曲      SEKAI NO OWARI Ken Thomas
・英語詞     Nelson Babin-Coy
・リリース日   2015年9月25日
・発売元     トイズファクトリー
・タイアップ:映画「 進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド」主題歌

 さてと、セカオワの新曲は、先月の「ANTI-HERO」に続いて2カ月連続という事になる分けたけど、まあ、タイアップ映画の「進撃の巨人」が2カ月連続公開という事で、必然的なリリースだったわけだわね。

 しかし、パッと聴き、この曲のどこにセカオワが居るのだ? っていうのが、最初の感想だなぁ。
前曲「ANTI-HERO」もこれまでのセカオワのファンジーなヒットストリーム路線からすると180度異なる曲調だったわけだけども、Fukaseのボーカルから、セカオワという認識はできた。

しかしですよ・・・。この曲に関しては、どこにセカオワがいるのか、最後まで分かんなかった。Fukaseのボーカル、最後までファルセットなんだよな。
 しかも、前曲のジャジーな雰囲気も、それ以前のファンタジーの路線とも、全く違う。 はっきり言って、これは、これまでの、いわいる「邦楽」的な音楽ぢゃないんだよね。だから、「○○風」とひとくくりでは言えないよなぁ。

全体的に絶望感と廃墟感が漂うイメージは、映画にシンクロしているものなんだろう。だから、言ってみれば、映画のサウンドトラックの中の1曲って言う感じなんだろうな。この1曲だけでは、全ては語れない・・・っていうような。
メロディラインにしても、この曲だけで完結しているような作りとはなっていないし。


ただ、どこまで行っても、この曲は邦楽的ではないんだよね。完全に洋楽的なメロディであり、サウンドなんだよね。
映画を見たわけではないので、ハッキリとは言えないけど、恐らく映画のクオリティもこれまでの邦画の枠を超えたもんなんだろう。
 だってさ、最初に書いたように、「SEKAI NO OWARI」っていうクレジットが書いてなかったら、完全に、洋楽と間違えるよ。向こうのアーティストが歌ってんだろう・・・と。

 たしか前曲の「ANTI-HIRO」の時も書いたと思うけど、昔、日本のロックは、あくまで洋楽を目指していたところがあった。でも、その溝は果てしなくでかかったんですよ。
 でも、こうして、こういう曲を聴くと、もう、そんな溝は完全に埋まってるんだな・・・と感じずには居られないな。

ただ、全編英語詞っていうのは、どうなんだろう? とは思う。

・・なんて書くと、海外マーケットも見据えてるんだよ・・・なんて反論が来そうだけど、個人的には、だからと言って英語で媚びることはないんじゃないかなぁ・・とも思うんだよな。
 海外マーケットを見据えるからと言って日本人は日本人なんだし、ここは日本語の歌詞で勝負して欲しいと思うのよ。
 海外進出をするうえで、最終的に成功と言えるのは、日本語歌詞の曲で、向こうのオーディエンスに受け入れられることなんだよね。
 それに、海外マーケットの前に、まずは日本のマーケットも、もっと大事にすべきだと思うしさぁ。 
まあ、最近の若いコは、ウチラの世代に比べても英語詞アレルギーっていうのも少なくなっているのかもしれないし、だから、全編英語詞でも抵抗はないのかもしれないけど、それでも、まだまだ日本語詞というのが、日本のオーティエンスに幅広く刺さることは間違いないわけだしな。

ま、今回は映画の主題歌と言う事で、そのイメージの方が先行だということで、これはこれでいいのかもしれないけど・・・。

 だから、セカオワにとって本当の勝負は、次作になるだろうね。今後のセカオワを占うためにもさ。


ちなみに、C/Wの「プレゼント」は、NHK全国合唱コンクール中学生の部の課題曲。
こちらは、これまでのセカオワワールドいっぱいの曲なんで、CDで、続けて聴くと「ほっ」と出来るかも。。。
それにしても、ここ10年程の全国合唱コンクールの課題曲は先進的だよな。
ワレワレの時代では、赤い鳥の「翼をください」とか、トワ・エ・モアの「虹と雪のバラード」なんかのフォーク調の曲ぐらいしか無かったもんな。







よろしかったら、ポチッと押してね
にほんブログ村 音楽ブログ J-POPへにほんブログ村

【キニナル曲】ハロウィン・ナイト / AKB48

2015_09_ハロウィン・ナイト_AKB48









・タイトル     ハロウィン・ナイト
・アーティスト   AKB48
・作詞       秋元康
・作曲       井上ヨシマサ
・編曲       井上ヨシマサ
・リリース日    2015年8月26日
・発売元     キング
・タイアップ:グリー「AKB48ステージファイター」CM曲、アサヒ飲料「WANDA モーニングショット」CM曲、
        ディップ「バイトル」CM曲

 さあ、毎度たのしい「おちょくり」タイムがやってまいりました

・・・なんて軽いノリで、この曲を聴いてみた。。。。

なんだ、これは おちょくれないじゃないか〜   

うーむ、ディスコねぇ。。。 完全にサタデーナイトフィーバーの世界ですな。

曲的にはねぇ、 そうねぇ、 モーニング娘。の「LOVEマシーン」と「恋のダンスサイト」を足して2で割って、そこに、ケツメイシの「君にBUMP」をうんと薄めて加えた感じってところですかねぇ。
 まあ、回りくどい言い方じゃなく、単純に言えば、バンプ系のディスコですわな。 50代以上には、もろ懐かしいよな・・思わず血が騒ぐというヒトも居そうな。。。

 個人的にも、この辺りのサウンドを、ガキの頃には通ってきたわけで、だから、この手の曲は、おちょくれないよなぁ、安易には。 

 でもねぇ、曲を聴くと、なーんか、もうひとつ盛り上がられないんだよねぇ。 本来ならさぁ、ディスコっていうと、もっと「フィーバー」したくなるもんじゃん。 思わず、腰が動きだしそうな・・・って感じでさ。それが今一つ感じらない。 なんか、スカスカなんだよね、ノリが。
 例えば、↑で例に挙げたように、モー娘。の「LOVEマシーン」にしても「恋のダンスサイト」にしても、同じディスコでも、もっとグルーヴ感があったけどなぁ。
やっぱさあ、今の若いコに、サタデーナイトフィーバーを歌わせようと思っても難しいんじゃないかねぇ。あのグルーヴ感は、実際にディスコでも体験しないと難しいよな。 
 もう一度聴いてみた・・・。 そうだ、バカになってないんだ。踊る阿呆に・・・って言うくらいだしさ、やっぱ、このテのダンスもの・・・っつうかディスコ物の曲はバカにならにゃ。 歌い方がまっすぐなんだよ。だから、今一つ、ディスコのグルーヴが感じられなくて、スカスカなノリになっちゃうんだよな。

 ところで、作曲の井上ヨシマサ氏も、大分、俗っぽい曲を書くようになっちゃいましたねぇ。昔は、アイドルの曲でも、もっとニューウェイヴっぽい匂いが強かったけどなぁ。。。
 

えー、本当なら、この辺でこの曲もミリオンセラーがどうたらこうたら、チャートアクション的な事を書くべなのかもしれないけど、このヒトたちのチャートの話をしたところで、全く持って「無意味」なんで、敢えて書かないですけどね。 


        

よろしかったら、ポチッと押してね
にほんブログ村 音楽ブログ J-POPへにほんブログ村
記事検索
livedoor プロフィール

かじやん

読者登録
LINE読者登録QRコード
QRコード
QRコード