かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて約40年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

2004年

ウソツキ / 上戸彩

2004_12_ウソツキ_上戸彩


今回の1曲セレクトは、「ウソツキ」上戸彩です。

まずはデータです。

・タイトル      ウソツキ
・アーティスト    上戸彩
・作詞        織田哲郎 NORI
・作曲        織田哲郎
・編曲        織田哲郎 長田直也
・リリース日     2004年11月17日
・発売元       ポニーキャニオン
・オリコン最高位  12位
・売上げ枚数    2.6万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 13位(2004年12月2日付)

うー、仕事が終わんねーよ。。。 あ、「生業」の仕事ね。
と言っても会社に居る訳じゃないんだけどさあ、家に持ち帰って仕事してるのね。 昨日から12月でしょ。来月年が明けた途端、怒涛の「繁忙期」月間が待っている訳で、今のうちから少しでも前倒しで処理をしておこう・・と今からガムバっているんだけど。。。。どこまで行っても出口が見えないスパイラル・・・。

う〜気持ちが切れそう。。。

そういえば、振り返ってみると、昔も、丁度今頃に「出口が見えないスパイラル」に嵌まった事があったよなぁ。

そうだ、2004年、13年前の今頃だ。

あん時は、気持ちの整理が付かなくて、結局最終的には、プッツリと気持ちが切れちゃったんだよな。

まあ、何がどうなったのか、ここでは詳しくは書かないけど。。。


こういう、あの時の思いに浸ってみようか・・・・ということで、その時、ワタシの頭の中でぐるぐるとエンドレスで流れていた曲を、今回の1曲セレクトでは一つ。

上戸彩「ウソツキ」。

あややや、今となっては、完全に「知ってる人しか知らない」曲かなぁ。 

アイドル系の曲を書いた時は、いつも以上にアクセスしてくださる事が多い「1曲セレクト」だけど、この曲は、流石に食い付きが悪いかもなぁ。
いつも書いてる年代に比べると、ずっと最近( )なんだけどね〜。


上戸彩さん、まあ、今は某EXILEのリーダーHIROの「奥方」となられた訳で、最近ウタは、ほとんどやっていないけど、2000年代の頃は、れっきとした「アイドル」だった訳ですよな。

アイドル専業ではなく、女優をやりながらのアイドルということで、形から言えば80年代型アイドルに近かった訳だけど。

ただ、個人的には歌手デビューから暫くは、このヒトの歌についてはほとんど興味が無かった・・・っていうのがホンネだったんだよね。

まあ「着メロ」のセレクターをやってる頃だったから、仕事としては聴いてたけど、個人的な音源収集のターゲットではなかったって事かな。 引っかからなかったんだよね。

どこか、淋しげ・・というかさあ、気分が落ち込むんだよなぁ、このヒトの声質って。 まあ、個人的に・・かもしれないけど。
 アイドルって言うと、きゃぴきゃぴとした明るい声質・・っていうのが定番だった訳だけど、どうもこのヒトの声は「影」が見えたんだよね。 うん、顔はアイドルスマイルなのにさ。 そのアンバランスさに違和感を感じたのかもしれない。


でもねぇ、この「ウソツキ」って曲の、前曲、この年の「夏」に出した「あふれそうな愛、抱いて」って曲に、なぜか引っかかっちゃっただよね、ワタシ。

恐らくね、曲調がめちやくちゃ80年代「前半」アイドル的だったから・・・、それだけの理由だったかもしれないけど

たださ、サウンドは夏っぽいのに、このヒトの声質が、いつものように今一つ、「元気さ」感じなかったために、折角、夏っぽい曲なのに、少し陽が翳った夏の午後的・・・そんな印象になっちゃってるのが惜しいところなんだけど。。。

ま、いずれにしろ、その流れで、次のこの「ウソツキ」って曲にも引っかかったってところはある。

でも、それ以上に、この曲のサウンドなんだよな、引っかかったのは。 イントロからも分かるように、フォルクローレ調。 そそそ、南米の代表的な民謡だよね、フォルクローレって。

文字づらでは分かりづらいってかたは、例えば「コンドルは飛んでいく」とか思う浮かべてもらえは分かるねんじゃないかなぁ。

アンデスの民族楽器であるサンポーニャって言う横笛の独特のさびしげな音色が特徴的な、あの曲調だよね。

実は個人的に、この曲調が大好きなんだよなぁ。 雄大なアンデス、乾いた大地、青い空、白い雲・・・、いかにも南米アンデス地方を思い浮かべるような。

この曲調に魅せられて、いつかは南米、アンデスを訪れてみたい・・・。なんて、以前から思ってたし、今でも思ってたりするんだけどね。。。

まあ、そんなわけで、このフォルクローレ調の曲って大好きなんですわ。

ま、この辺は、ずっとまえに、石野真子さんの「彼が初恋」の時にも書いたような気がするけど。。。

ともかくも、そんなフォルクローレ調を持ってきたこの曲は、初めて聴いた時から手放しで気に入ってたんだよな。

そもそもサンポーニャの淋しげな音色と、上戸彩さんの淋しげな声質がマッチしてるしさ。 木枯らしが吹き、枯れ葉舞うこの季節にもマッチしていたと思う。

その辺は、流石に90年代からのヒットメーカー、織田哲郎氏。 上戸彩さんの声の特徴と、季節感をウマくマッチングさせたよな・、 そんな風にも感じる1曲なんだよな。

まあ、実際のところ曲調は、同じく織田哲郎氏がKinKi Kidsに提供した「僕の背中には羽がある」に、もろクリソツなんだけどさ

↓コレ




でも、そんなことはどうでもいいな。 個人的には上戸彩さんに一番マッチした曲だったと思うな。

ただ、売り上げ的に言えば、全然だったんだよねぇ。 オリコンでもベストテン入りも出来なかったし。
そう言えば前年の同時期にリリースした「微熱」っていう、同じく失恋系の曲も売れなかったんだよな。

上戸彩ファン的には、この手の失恋曲は興味外だったのかなぁ。。。




・・・・ということで、終わりが見えない仕事に、今回は気持ちが切れないようにしなきゃなぁ、なんて思っている今日この頃だったりして。。。



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ALL FOR YOU / 安室奈美恵

2004_09_ALL FOR YOU_安室奈美恵


今回の1曲セレクトは、「ALL FOR YOU」安室奈美恵です。

まずはデータです。

・タイトル    ALL FOR YOU
・アーティスト  安室奈美恵
・作詞      渡辺なつみ
・作曲      松本良喜
・編曲      安部潤
・リリース日   2004年7月22日
・発売元     エイベックス・トラックス
・オリコン最高位 6位
・売上げ枚数 11.3万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 6位
・ベストテンランクイン期間:2004年8月5日〜8月12日付
・タイアップ:フジテレビ系ドラマ「君が想い出になる前に」主題歌

やおら、水曜日の安室さんの突然の引退宣言。
ワイドショーでは大騒ぎですわな。 まあ、全盛期の時代を動かすようなあの神がかったアーティストパワーは見られなくなった・・・というものの、新曲リリースすれば、ベストテン入り確実という、まだまだ安定した人気を維持し続けている最中での引退宣言だからねぇ。 まあ、大騒ぎになるわな・・・って言うのも当たり前なんだけど。

突然の引退宣言・・・。なんで? 

・・・なんてワイドショーでは盛んに詮索しているけど、そんなことは本来は余計なお世話なんだよね。本人なりに考えてのことだろうしさあ、だから本心は本人じゃなきゃ分かんないよなぁ。

ボロボロになるまでやり続ける・・・っていうのも一つの道であれば、まだ余力を残して人気のあるうちに潔く身を引くっていうのも、また一つの道であってね。 引際の美学ってやつですわな。

それは、それぞれの方の考え次第であって、他人がとやかく言うものじゃないしね。

まあ、だから、今回の「引退」宣言に便乗して、1曲セレクト書くのもどうなんかなぁ・・・なんて思いもあったんだけど・・・・・。便乗しちゃいました。。。

ハイ、今回の1曲セレクトは安室奈美恵さんです。


・・・といってもね、昨今テレビでバンバン流れている、90年代の全盛期の曲ぢゃない。むしろ、安室の曲の中でもジミな曲の一つなんじゃないかな。

「ALL FOR YOU」

実はね、今回の引退宣言を聴いて、個人的に真っ先に浮かんだ、安室の曲がコレだったんだよね。

「引退」って言う正式なもんじゃなくでもいいんだけど、ある事から離れたい・・・って思うと頭が流れているのが、この曲だったりするんだよなぁ、個人的に。

この曲は2004年7月リリース。・・・だから今から13年前の曲になる。

いやぁ、もうそんなに経つんか  って感じなんだけどさあ。

当時、ワタシは某D社で着メロ、着うた等音楽配信の楽曲運用のまとめ役をやってた訳なんだけど。

・・・なんて、一見華やかそうな仕事かもしれないけど、まあ現場は大変なんですわ。次から次へ湧いて出てくる企画案件整理、問題の勃発⇒整理など一旦出社してしまえば朝から晩まで息をつく暇もない。
当時、サイボウズって言うグループウェアでスケジュール管理してたんだけど、夜まで空白時間が全くないのよ。常に予定が入ってる。ミーティングのダブルブッキングは当たり前。 酷い時にはトリプルブッキング・・・とか。

しかもね、通常、労働時間って言ったら9時〜17時とか、10時〜18時とかじゃん。 
でもねぇ、そこは一般常識なんてないIT業界。・・・というか、スーパーフレックス(裁量労働制)だったんで、そもそも勤務時間が明確には決まってなかったんだけど。。。

ミーティングが22時〜・・・なんて訳の分かんない時間からなんて事も良くあった訳よ。 だからね、帰りはいつも終電だった。 いや、帰れれば御の字で「徹夜」って事も良くあったな。 殆どルーティンのごとく、週1で徹夜してたな。

そんなまっ黒なスケジュールを見て、わたしゃ、ピンク・レディーか・・・・ なんて、本気で思ってたもの。

それが、この曲がリリースされた2004年頃の状況だったな。

プラス、家に帰ってきたら、夜中の3時頃まで自分のサイトの管理もしてたからさあ。 兎に角休む時間がないのよ。 睡眠も3〜4時間ぢゃなかったかなぁ。

休む時間だけならまだしも、仕事ではそこそこの役職でもあったんで、仕事のクオリティ、責任、人間関係etc etc・・・・もろもろのプレッシャーも常にかかってたしね。


そんな事が重なり蓄積された結果、心身ともにマジで疲れちゃってねぇ。 今考えてみても、やっぱ、ちょっとおかしくなってたもんな。うん、2004年の春ごろからおかしかった。 気分が急にハイになったり、かと思うとどこまでも沈み込むようであったり。。。うーん、ズシンと沈み込むようなローな気分の事が多かったかな。
それまでナチュラルに聴けてた音楽が、斜めにしか聴けなくなってきたのもこの頃からだと思う。集中して音楽が聴けないんだよね。音楽だけじゃなく、仕事自体にも集中するのが億劫になってたし、ミスも多くなってきていたと思う。

今だったら、ブラックって言ってもおかしなくなかったよね。 でもさ、不思議と、当時はそんなブラックとは思わなかったんだよな。 もともとがいやいやながら始めた仕事じゃなかったし。

そんな疲労の蓄積がピークだったのが、この年の夏ごろ。丁度、この「ALL FOR YOU」がリリースされたころだ。

夜中でも30℃以上の超熱帯夜が続いていたような暑い夏でねぇ。

そんな折、この曲を聴いたんだ。 今でもはっきり覚えてる。出社途中の車のカーステレオから、流れてきたんだ。この曲。

それまでの安室の曲には見られなかったような、刹那系のストリングスのイントロ。 それに続く、ストレートなバラード。訴えかけてくるようなサビのメロディ。

思わず涙が出てきた。 

次の瞬間「充分やって来たじゃん。もういいじゃん」・・・・って思いが溢れてきたんだよな。

当時35歳。まあ、今、改めて文章にして振り返ると、まだまだアマちゃんだった自分がいるな・・・とも思えるんだけどさ、そんな思いがきっかけと言えばきっかけで、某D社を去るのが、これから約1年後でしたね。


今回の安室の引退は、こんな「軟」なことからではないとは思うんだけど、でも、どこかしら共通してくる「匂い」を感じちゃったりしてね。 

だからかなぁ、真っ先に浮かんできたのが、この曲だったりするわけなんだよねぇ。 






これまで1500曲ほど書いてきた1曲セレクトだけど、安室の曲ってほとんど書いてきてないんだよな。
まあ世代から外れているってことも大きい。やっぱ個人的には90年代後半じゃないしね、世代的に。

プラス、小室の曲自体が好きじゃなかったことも大きいな。・・・なんて書くと小室'Sチルドレンの方々を悉く敵に回しちゃいそうだけど・・・。

だからね、時代を牽引していた90年代後半のあの黄金期も、ちゃんと聴いてなかったんだよね。

正直に言えば、安室の曲をきちんと正面から聴いたのは、この「ALL FOR YOU」が初めてだったかもしれない。

その位、個人的には刺さったんだよね。この曲。

まずもって、ストリング プラス ピアノっていうエンターテイメント溢れるイントロ。 そこから始まる、これまたコージャス、かつ、キャッチーなメロディ。

黄金期の小室ファミリーの頃には感じなかった「自由」を感じたんだよな。 小室ファミリーの頃の曲は、曲のイメージ、形(フォーマット)がカッチリ決まっていた訳でさ。 
ワタシが、小室系が好きになれなかったのは、ココなんだよな。 「小室節」っていうフォーマットがカッチリし過ぎてて、そこに窮屈さを感じてたんですよ。

↑で書いたように「もういいや」と思えたのは、この「自由」を感じたところからなんだろうな。 ま、そう言う意味では、罪と言えば罪な曲でもあるんだけど・・・。

それとメロディだよね。キャッチーということは、フックになる部分が無くちゃいけない訳なんだけど、まずはAメロの出だし

♪ 振り向けばいつも〜 ♪ ココのコード進行ですね。 

この曲、ルートは「C」、つまりハ長調なんだけども、Cから、いきなり Fm/Cっていうマイナーコードな移行するコード進行。 やおら予期してないようなコード進行に、まず引っかかりましたねぇ。

いや、個人的に、この部分で大分、この曲に引きこまれた・・・・そんな気がする。

それと、全体的にジャズ系のテンションコードを多用しているところも新鮮だった。 まあ、だから、曲自体はかなり難解な曲ではあるんだけどさ。

この年2004年っていうのは、2000年代の中でもヒット傾向と言う点では特異な年だったんだよ。
ここ何十年もの長い間、メロディよりもリズム重視のヒット曲界にあって、この年はメロディ重視の傾向が強かった。
そもそも年明けの平原綾香の「Jupiter」に始まり、平井堅の「瞳をとじて」、柴咲コウの「かたちあるもの」などなど、ことメロディ重視の曲で大ヒットかつロングヒットの傾向が強かったんだよね。
この「ALL FOR YOU」もベストテン内こそ2週しか居なかったけど、その後、比較的長めで20位内にランクインしてたしね。 メロディ重視な楽曲特有なチャートアクションはこの曲でも見られた訳ですわ。

そんなメロディ重視の曲と言える訳だけど、この年2004年だったからこその曲といえるんだろうな。
そんな難解な曲を歌いこなし、多くのヒトを引きつける安室奈美恵ってヒトは、やっぱり凄い訳なんだよね。



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さくらんぼ

2004_02_さくらんぼ_大塚愛





今回の1曲セレクトは、「さくらんぼ」大塚愛です。

 まずはデータです。

・タイトル     さくらんぼ
・アーティスト   大塚愛
・作詞       愛
・作曲       愛
・編曲       愛 Ikoman
・リリース日    2003年12月17日
・発売元      エイベックストラックス
・オリコン最高位  5位
・売上げ枚数    52.4万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 4位
・ベストテンランクイン期間:2004年3月4日 3月18日〜4月29日付

 えー、ヒットチャートを追いかけていると、時には全く思っても見ない動きをしてくる曲があるもんです。
 まあ、それが、ただ、チャートを楽しんでいるだけだったら、「おー、また、新しいヒトが出てきた〜」と楽しんでいるだけでいいわけなんだけど、これを「生業」にすると、そうも言ってられないんだよね。

 全く予想も出来ませんでした〜・・・では、死活問題にもなりかねないわけで・・・(大げさな。。。。ふらふら

 逆に、それほど期待していなかったのに、とりあえず取り上げてみた曲が、大化けすることもあったりする。まさに棚からボタ餅・・・ってつやで・・・。

 今日は、まさーに、後者の典型だった、大塚愛の「さくらんぼ」を引っ張ってきたりしました。
もう11年前になるんだねぇ。月日が経つのはマジ早だわ。

 えー、少し前に平原綾香の「JUPITER」の時も書いたんだけど、当時は、某大手着メロサイト「い●メロミックス」の運営に携わっておりまして、毎週の新曲の調達(セレクト)なんぞをやっておったのですが、この曲がリリースされた、2003年12月17日は、目ぼしい新曲が全くな〜い。。。

 まあ、現在もそういう傾向だけど、年末のジリ貧リリーススケジュールだったわけね。

 たださ、毎週、発注する「新曲枠数」ってのが決まっておりまして、これを満たさないと、下請けの制作会社が困る・・・ということで、頭をひねりまして、まあ、1回分の制作費は捨てたと思って・・・って全く軽い感じで、発注したのが、この曲だったりしたのよね。

 実は、ヒドイ話なんだけど、その時点で、ワタシャ、この曲を1回も聴いたことなかったりしたんだけど。。。ふらふら

 まーったく、どういう曲かも知らない、売れる保障も全くない状況で、上で書いたように、1回分の制作料を下請けのためのドブ捨ての積もりでセレクトしたの。今だから書いちゃうけどさふらふら

 当時の着メロの新曲は「ドル箱」だったからさ。セレクトする方も、チャート上位に入ってきそうな曲を外しちゃいけないと思って、慎重の上に慎重を重ねていたんだけど(音源調達の関係で、制作費も割り増しだったしね)、方や、「新曲がない」となると、それまた、困った事態になってたわけさ。

 ただ、この曲の前の「桃ノ花ビラ」は、売れなかったけど、聴いてたんだよね。たしかドラマの主題歌だったよね。日テレドラマ「すいか」の主題歌だっけか。
 これ、たまたま見てて、なんか「へんちくりん」な曲だなぁと思いながらも、なんか、頭にひっかかっててさ、だから、そのせいで、まだ、売れてなかった「大塚愛」っていう名前も知ってたんだけどさ。
 セレクトした理由は、ただ、それだけ。。。


 そんなわけで、2003年12月17日分リリースの新曲は、大塚愛「さくらんぼ」1曲にしぼって(・・・というか、他は全くなかったの)、リリースすることにしたんだけど。。。



 しかーし、転機はすぐやってきた〜〜〜ぁ。M-ONの「カウンドタウン100」でこの曲のPVを見ちゃったのですよ。

 すぐにピーンと来ましたね。このPVの大塚愛って、めちゃかわいいじゃん。これ1点目。それと、曲そのものだよね。例の「イェイ」とか「もう一回!」ってやつ。
 おめぇ、ヒトを小バカにしてるんか・・・という、ギリギリの線での「遊び精神」これが2点目。 この2点でやられたですわ、この曲には。

 これ見て、新曲の一番いい位置に「鎮座」させる事を決意しましたよ、ワタシャ。

・・・・といっても、上記のように、この週の新曲は、これしかなかったんだけど。。。ふらふら

 案の定、リリースしたとたん、みるみるみまにDLされて行きましたけど・・・。

 他のサイトが、ほとんどCDリリース日にリリースしてなかったこともあってさ、まさに、「棚からボタ餅〜」ってこのことだぁ・・・と思ったねぇ、当時。


 この曲って、ブレイク曲ってこともあって、CD売上げは、最初そうでもなかったんだよね。売れ方。
 でもPVの評判と、例の「合の手」で、ジワジワとチャートあがってきたじゃん。

 それに併せて、こっちも、随分、悪乗りやったしなぁ。いろんなバージョンリリースしたもの。
 「もう一回!」って声入れて永遠にループさせるバージョンとか・・・。ボコーダーでヘンチクリンな声入れたバージョンとか。。。1曲丸まる収録したバージョンとか。。。

 CDのロングヒットもあって、この年1年で、この曲、300万DL以上行きましたねぇ。「い●メロミックス」だけで。
 たしか、この曲以上のDL数を記録した曲はないはず。
 まあ着メロが最盛期ってこともあったんだけどね。 
 

 でも、最初、「捨てた!」と思った曲が、思いもかげない「ウチでの小槌」になっちゃったわけよ。大判小判がザークザクってやつで。。

 多分、「思いがけないブレイク」って身をもって体験したのは、あの時が最後だったかもしれないな。


教訓! 1曲を大事にするべし! 思いもかけない曲から小判が降ってくる・・・・・かもよ。。


 あれから11年。最近では、ほとんど「予期せぬ大ブレイク」って。ほとんどないなぁ。業界全体が活気ないのは、こんな「想定外」なブレイクが、ほとんど起きてないからだろうな。


 

JUPITER

2004_01_JUPITER_平原綾香






今回の1曲セレクトは、「JUPITER」平原綾香です。

まずはデータです。

・タイトル     JUPITER
・アーティスト   平原綾香
・作詞       吉元由美
・作曲       Gustav Holst
・編曲       坂本昌之
・リリース日    2003年12月17日
・発売元      ドリーミュージック
・オリコン最高位 2位
・売り上げ枚数  90.0万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:2004年1月15日付〜4月29日付、2005年1月13日付〜1月20日付

えー、今回セレクトしてきたのは、平原綾香の「JUPITER」。
リリースが2003年の暮れだから、もしかすると、今まで1曲セレクトで書いた中で、一番「最近」の曲かもしれない。
 2005年〜2010年に「mixi」で書いていた「1st Season」の「1曲セレクト」の時は、時代的に新しすぎて書かなかったし・・・。
 なにより、この曲については、まだリリースしたばっかりの頃、「新曲レビュー」って言う形で、2003年当時、自分のサイトにリンクしていた「BBS(掲示板)」に書いてたんだよね。 そういう経緯もあって、いままで、「1曲セレクト」では書いてなかったんだよね。

 でも、あれから10年以上経ったし、そろそろ改めて書いてもいいか・・・と思い、今回「セレクト」してみました。

 この曲がリリースされた当時、ワタシは、 今はニコニコ動画があまりにも有名になってしまった、某会社が運営していた・・・っつうか、いまも運営してるんだけど・・・、某着メロ、着ウタサイトで、楽曲配信の運用をまとめておりまして、併せて、着メロで配信する曲のセレクトもやってたんだよね。

で、当時の上司から口を酸っぱく言われていたことが、「他社を出し抜く」ような曲をセレクトすること。

 他社を出し抜く・・・とは、他社の「着メロ」サイトで配信していない、かつ、これから「確実」にヒットしそうな曲をいち早く配信すること・・・ってこと。

 つまりは、一般的には注目されていないけど、いわいる「ブレイク」してくる曲をいち早く掬いあげること だったんだよね。
 「必ずヒット」してくると分かってる曲は、必ず配信をかけなくてはいけないわけで、数学的にいえば「必要条件」。
 でも、プロのセレクターっていうのは、それだけではダメで、これから「ブレイク」してくる曲をいち早く掬いあげる、数学的にいえば「十分条件」をいかに満たすかってところに集客がかかって来るんですよ。
 いわば、いかに「必要十分条件」を満たすか・・・っていうところですね。

でね、この「JUPITER」がリリースされた前後は、 その「十分条件」を捉えるセンサーが、働いていた頃だったな。
 これから「ブレイク」するかどうか・・・なんて、マニュアルがあるわけでもないし、ある種の「カン」に頼るしかないんですよ。

 まえも一度書いたことがあるかも知れけないけど、初聴で「ピン」と来るかどうか。
まあ、「引っかかる」とも言うんだけど・・・。

 この曲を初めて聴いたのは、忘れもしないな。 たしか2003年の11月の終わり頃、アキバにあった石丸電気のCDコーナーですわ。
 たまたまBGMでこの曲が流れてきたんでよね。一聴して、「これはヤバイ」と思ったなぁ。
 おもわず、震えが来たのを覚えてる。いや、いい意味での震えなんですけどね

「引っかかる」どころじゃなかったなぁ。 これはすごい・・・と思ったもの。

兎に角、このヒトの「低音域」の力強さね。とてもこれがデビュー曲だとは思えなかった。

あの震える感じは、宇多田ヒカルの「Automatic」を初めて聴いた時と同じような感覚だったんですよね。

これはなんかが来るぞぉ〜、大きな波が・・・・っていう感覚。

それで、この曲、着メロで配信しよう・・・って、その時点で即決したなぁ。 
ただ、本当にヒットするのかどうか…って言う確信は無かったけどね。
それで、CDリリースと同時の12月17日に「イチオシ」で配信を開始したんだけど、たしかCDリリースと同時に配信を開始したのはウチだけだったと思う。

結果は、してやったり   

あの時期は、大塚愛の「さくらんぼ」とか、河口恭吾の「桜」も同じように、ブレイクと同時に「出し抜いた」りして、本当、自分でもカンがさえてた時期だと思うな。

いや、自分で思ってた以上の反響だったと思う。

第一、この曲が、ここまで「ロングセラー」になるとは、流石に初聴のあの時でさえ思わなかったもの。
これだから、ヒット曲っていうのは分からない。
 逆にいえば、そこがヒット曲の面白いところなんですけどね。最初から結果が分かっていたんじゃつまんないじゃん。
 最近は、最初から結果が分かってる曲が多いけど。。。


いまでも、この曲を聴くと、あの頃を思い出すなぁ。
今は「仕事」として曲のセレクトをしなくなったんで、流石にあの頃のような、「ブレイク」を見抜くカンは、大分無くなっちゃいましたけどね。。。




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