かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

1996年

by myself / hitomi

1996_09_by myself_hitomi


今回の1曲セレクトは、「by myself」hitomiです。

まずはデータです。

・タイトル   by myself
・アーティスト hitomi
・作詞     hitomi
・作曲     小室哲哉
・編曲     小室哲哉
・リリース日  1996年8月7日
・発売元    エイベックストラックス
・オリコン最高位 7位
・売上げ枚数  29.1万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 11位
・タイアップ:フジテレビ系ドラマ「もう我慢できない!」エンディングテーマ曲

本来はメロディラインや曲想は、あんまりおもしろいとは思わないんだけども、バックで使用されている、あるひとつの楽器のフレーズ一つでグッと引き立つっていう曲がある。

まあ、そういう曲はしょっちゅうあるわけではないけど、長年ヒット曲を聴いてくると、たまたまそういう曲にも出くわすっていうレベルではあるけど。。

今回引っ張ってきた曲は、そんな1曲ですね。

hitomi   「by meself」

この曲は、hitomi7枚目のシングル。1996年の秋口。丁度いまごろがヒットのピークだった曲ですね。
今から丁度25年前にある。

いやいや、そう書くと、すでにだいぶ前の曲になりますね。 
毎度毎度、書いてるような気がするけど、90年代の特に後半になると、つい最近っていうイメージが未だにあるんだけども、実際振り返ってみると、かなり時間が経っているんだよね。

なぜ、特に90年代の曲って、時間経過が経たないんだろう? っていうのは、ずっと不思議にも思えるんだけども、結局さ、音楽の形態があの当時と大きく変わってないからなんだろうね。

あの当時もMVは存在していたわけで、あの当時のMVの多くは、いまやYou tubeでも見れるし。TVの音楽番組のVTRだって、最近とほぼ変わらない画質で見れるわけでさ。

曲想だって、そう大きくは変わっていないようにも思えるしさ。。。

多くのメディアを通して当時の曲を見ても聴いても、今と大きな変化はないんだよね。

これが昭和の曲だったら、ちょっと様相が変わるじゃん。MVは無かったし、TVの歌番組の画質だって今とは大分違う。

何よりも音楽そのものの雰囲気も違うしね。

だから、「あー、大分時間が経ったよなあ」・・・という頭になれるんだと思いますね。

恐らく、今の若いコたちに「昭和歌謡」が刺さっているのは、そういうところが大きいんだろうな。
文化、音楽形態が今とは違うっていう所がさ。

まあ、これは、あくまでワタシの「年代」的に感じる事なんで、今の若いコたちは、また違った感じ方があるんだろうけどさ。



・・・・ととと、話が脱線しましたね。

hitomiの「by mysef」。 この曲は今思うと偶然耳にした・・・ような印象があるなぁ。

あの当時、個人的に「今」の音楽との接点は、オリコンウイークリーとby fmの「パワーカウントダウンHOT30」だけだったんだよね。

既に社会人3年目で、土日も仕事ってことも多くなってきていたんで、土曜日OAだった、パワカンも聴けないことが多くなってきていた。

あの当時、今のradikoみたいな機能があればなぁ・・・とは、思うけどさあ。

兎も角も、そんなわけで、この当時になると、ヒットチャート上位の曲も、毎週すべてくまなく聴いて、すべての曲を把握できていたわけではなく、かなり「抜け」が出来ていたことも事実ですね。

そんなこともあって、hitomiの一連の曲も、すべて聴けてたわけじゃない。だから、未だに耳にした事がない曲も多いですよ。
この「by myself」も、パワカンの上位にランクインした週、たまたま聴くことが出来、たまたま
耳にしたものだったと思う。

そしたら、耳に刺さった・・・。  と。

まず、この曲がそれまで持ってたhitomiのイメージとは、かなり違ったこと。

個人的には、hitomiというと、この前年1995年の「CANDY GIRL」であり、「GO TO THE TOP」っていうイメージだったのね。

「CANDY GIRL」は、あの時代特有の小悪魔的ギャル。「GO TO THE TOP」は、もっと時代をさかのぼったような、80年代アイドル歌謡的。

いずれにしても、このヒトはアイドルだと思ってたわけよ。

でも、この曲では、1年前の「ギャル」な雰囲気がまるでない、大人のシンガーに変身していたからさ。

少しジャズの香りがする、大人のミディアムポップス。 

どころからともなく吹いてくる、やさしい秋口の風のような。そう。1996年の秋口というと、この曲のイメージが強いんだよなぁ。

一番、効果的だったのは、Bメロからバックに入ってくるフルートだろうな。 少し気だるいフルートの音色が、曲をアンニュイに、そしてよりシックに引き立ててくれている。

だけどさ、フルートっていう楽器は不思議な音色なんだよね。 

普通は清楚なイメージ強い。 やっぱり、フルートと清楚なお嬢様っていうイメージがぴったりするからなのかなぁ。

でも、例えば寺尾聰氏の「ダイヤルM」のようなヘビーでダークな音色にもなるし、この曲のようなアンニュイな雰囲気にもなる。

吹き方次第で、いろんな表情に変えられる不思議な楽器でもあるんですよ。

小室氏とフルートって、どうも、結び付かないし、どういう意図で、フルートを持ってきたんだろう・・・っていうのは分からないけど、この選択は効果的だったし、正解だったと思う。

個人的には小室氏の曲には、あんまりシンパシイを感じないんだけども、そういう意味でもこの曲は良かったと思う。

そんな曲ではあったから、オリコン最高7位という、この当時のhitomi最高順位だったのは納得でしたね。 ただ売り上げが前作「In The Future」の35万枚から、6万枚ほど下がったのは、ちょっと納得しがったけど。。。
まあ、「CANDY GIRL」の流れを汲み、ダンサブルな「In The Future」とは、180度変わった曲調。いわば冒険的な曲でもあったわけで、売り上げ枚数が下がるのも折り紙済みだったのかもしれけないけど。。。

それにしても、小室氏の場合、安室のように全力投入した楽曲よりも、このhitomiとか、アイドルに提供した曲の方が、力が抜け、すっきりとしていい曲が多いような気がするんだよね。

全力投球した曲はどうもくどい曲が多くてさあ。。。。。






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渚 / スピッツ

1996_10_渚_スピッツ


今回の1曲セレクトは、「渚」スピッツです。

まずはデータです。

・タイトル      渚
・アーティスト  スピッツ
・作詞      草野正宗
・作曲      草野正宗
・編曲      笹路正徳 スピッツ
・リリース日   1996年9月9日
・発売元     ポリドール
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数  83.9万枚
・オリコン最高位 1位
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1996年9月23日〜11月4日付
・タイアップ:江崎グリコ「ポッキー」キャンペーンソング

思いもよらぬ、金曜日の千葉・豪雨被害。 この間の台風19号から何日も経っていないっていうのにまたですわ。まさか・・・ですわな。
今回も、ウチの市内のいくつかの河川で氾濫、土砂崩れで亡くなられた方が出た訳で。。。
被害に遭われた方には、ホントお見舞い申し上げます。

今回もワタシのところは特段の被害が無かったのは幸い。 でも、今回の被害を見ると、竹やぶの斜面でも崩れる事があるって事が分かったんだよね。ウチの脇も、竹林の斜面になってるんだけど、竹は根が深いんで、そうそうは斜面が崩れることは無いと思ってたんだけど、今回の事例を見ると安心できませんね。



今回の豪雨で大規模氾濫した河川の一つに佐倉の鹿島川がある。 ウチからは全然遠いんだけど、この河川敷の道は、昔、良く通ってたんだよな。

まだ音楽の業界に入る前、環境衛生管理の会社にいた頃、佐倉周辺に担当現場をいくつか持ってて、会社の営業車でよくとばしてたんだよ、この辺り。

そんな見覚えのある風景も、今回の氾濫で一面冠水。 ついこの間、寝過ごして佐倉まで行ってしまった、駅のホームまで水が来てたもんなぁ。ちょっと絶句な光景だったな。


・・・かなり湿気っぽい内容になってしまった「マクラ」だけど、 今回の引っ張ってきた1曲。

スピッツの「渚」

なぜに、この曲なのか。

この曲を聴くと、↑で書いた環境衛生管理会社の営業車で佐倉周辺を飛ばしてた時の光景がいつもフラッシュバックするんだよな。

あれはいつだったんだろ? たしか、まだこの曲がリリースされるちょっと前、1996年8月の終わりごろだったと思う。

良く晴れた夏の終わりの午前中。 佐倉の国道296号、鹿島川にかかる橋を渡る前後の風景だ。
あの当時は、今のような立派な橋じゃなくて、小振りの赤い橋だった・・ような気がする。それで印象に残ってるんだよな。

そう、あの瞬間、ラジオからこの曲が流れてたんだ。 それが、確か初めてこの曲を聴いた時だったんだと思う。

いや、この時初めて聴いたって言うのは、厳密に言えば違うな。  あの時点で、既に「ポッキー」のキャンペーンCMでこの曲が頻繁に流れてたんだ。 だから、サビだけは聴き覚えがあったんだけど、曲全体を聴いたのは、この曲初めてだったんだと思う。

良く晴れた夏の午前中の白い陽光と窓を全開にしてた車内に吹き込む風の匂いに、この曲の爽やかな曲調が、めっちゃマッチしてたんだよ。

あ〜、今回の曲もいい曲だ・・・って思ったのを覚えてるなぁ。


BUT、あれから23年経った今でも、ついぞ、この曲の音源が手元にある事は無かったワタシだったするんだよな。。。

たしか、この曲がリリースされてちょっと経った頃に、当時、会員だった地元のレンタルCD屋(TSUTAYAではない)にこのCDを借りに行ったら全部貸し出し中。 それで少し待とう・・・と思ったらそれっきりになっちゃったような気がする。

・・・いや、これは直接的な理由。

でも、本当のところは、ちょっと時間が経って、うーむ、音源を借りて手元に置いておかなくてもいいかな・・とも思えてきたのが本当の理由だったかもしれない。

なんて書くと、↑の「今回もいい曲だ」って事とムジュンするんだけどね。


たしかに最初はいい曲だと思ったんですよ。 でも、どこか引っかからない部分があったんだよなぁ。

96年の秋ごろって、「濃い味付け」の曲が結構、多かったんだよね。 ポケットビスケッツの「YELLOW YELLOW HAPPY」に、相川七瀬「恋心」、Puffy「これが私の生きる道」・・etc。

音質どがえしだけど、めちやくちゃ音圧が高くて、それでいてキャッチーな曲。 一度聴けば、その世界にどっぷりと引き込まれるような・・・。

個人的に、そういう曲に傾倒して行った部分が強い。 今でも1996年秋っていうそう言う印象が強いし。

それに比べると、この「渚」って曲は、インパクトが薄いんだよね。 

インパクトが「弱い」いんではなくて「薄い」んですよ。 味付けで言えば、ポケットビスケッツの「YELLOW YELLOW HAPPY」が、天下一品の「超こってりラーメン」だとすれば、この曲は、関西京風の「あっさりうどん」なんですよ。

インパクトが薄いっていうのは、結局のところ音数が少ないって言うところが大きかったんだろう。 スカスカと言う訳でないけど、当時としては、良く言えばかなり「すっきりとした」曲だった印象が強い。

加えて、スピッツと言えば、いつもどこか懐かしい・・・、昔どこか聴いたようなって言う部分、そうノスタルジックなインパクトが最大の特徴だった訳なんだけど、この曲は、そういうノスタルジックさと言う部分が今一つ弱いんだよね。

浮かんでくる絵は、子供頃の・・というよりも、96年っていう「今」な絵面だったりしたしさ。

そう言う部分にも触手を伸ばすのにちょっと躊躇した部分だったかもしれない。

でも、結局のところは個人的に当時の好みから言えば、「超こってりラーメン」の方が良かったってことなんだよね。

いや、個人的にというよりも、ウレセン的にも、そういう超こってり系な曲に傾いてきてたと思う。

ちなみに、上に書いた3曲は、いずれも96年秋の「ミリオンセラー」曲。

それに対して、この「渚」は、90万弱とミリオンに届かなかった。 この曲の前作の「チェリー」が160万の超ミリオンセラーだった事に比べると、一気に半分に売り上げが落ちちゃったことになる。

そんな比較からも、この頃のウレセンの変化が分かるんじゃないかな。


でもまあ、それはあの当時の世間の空気感って言うのも大きかったんだろうな。 
あれから23年が経って、今、この曲を聴くと、あの当時はまた別の感覚で聴けたりするしね。

年をとって、「超こってり系」に胸やけがするようになったのもかもしれない。逆に「京風のあっさり味」を好むようになったからかもしれない。
プラス、「京風のあっさり味」も、よくよく味わってみれば、味わいと言う面で奥が深いって言うのも分かったんだよね。

兎も角、今になって、手元に音源が無い事を悔いてたりするワタシでもあるんだよね。

さてと、スピッツのベスト盤をTSUTAYAから借りるとするか。。。






ちなみに、スピッツの最新アルバム「見っけ」。
これジャケットがいいよね。 おねーさんの表情が。。
   ↓
見っけ

いや、ジッケットだけじやなく、収録曲もなかなか良い。
さっきラジオでも流れてた、「ありがとさん」。
この曲、MVそのままに70年代中盤の邦楽ロックの様相が強かったりするな。ちょこっと70年代フォークの匂いがしたりして、個人的には懐かしい香りがする。
なんかムジュンするんだけど今回書いた「渚」よりも、こっちの曲の方が曲想は古いんだよね。
でも、だからこそ、個人的にはしっくりきたりして。。。。




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BELOVED / GLAY

1996_10_BE LOVED_GLAY


今回の1曲セレクトは「BELOVED」GLAYです。

まずはデータです。

・タイトル    BELOVED
・アーティスト  GLAY
・作詞      TAKURO
・作曲      TAKURO
・編曲      GLAY、 佐久間正英
・リリース日   1996年8月7日
・発売元     プラチナム
・オリコン最高位 3位
・売上げ枚数  84.1万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 3位
・ベストテンランクイン期間:1996年8月19日〜10月21日付
・タイアップ:TBS系ドラマ「ひと夏のプロポーズ」主題歌

個人的に「1曲セレクト」と言う形で、過去のヒット曲、それぞれ1曲、1曲のレビューを書き始めてから、かれこれ14年位になるんですかね。

何回かココでも書いた事があるんだけども、今でこそ「Livedoor Blog」でレビューを一般公開してるんだけども、Livedoor Blogに書くようになってから、まだ4年なんだよね。 それ以前はmixiに書いてたんだよ。それが2005年から。ちょっと調べてみたら2005年8月から書いてるんだよな。

当初は、mixiで繋がっている、いわいる「マイミク」中心にあくまでmixi会員向けだけに、「閉鎖的」に書いてたんだけどさ。だから、かなり好き勝手に書いてたし、「内容はないよー」な感じだったんだけどさ。

まあ、「内容はないよー」な部分は今も変わってないけど。。。。

でも、いろいろコメントいただいたり、意外と好評だったんで、ちょっと色気づいたんだよな。
「会員縛り」の壁を突破らって、広く一般公開したくて2015年1月にLivedoor Blogに移設した訳なんだよね。

でも、ココとは別途に自主運営しているサイト「THE HITCHART NOW AND THEN」は、サイト開設時から縛り無しに一般公開した訳だし、楽曲レビューもそうしたいって言う思いは当初からあったんだけどさ。

一から始めて、そこから広めて行くツラさっていうのは「THE HITCHART NOW AND THEN」の時で分かってたし、そもそも曲レビューって、1曲書くだけでも結構エネルギーが要る。 内容的にはテキトーでも一から書く訳だからさ。
だから、いつまで書けるか分かんなかったしね。最初は、身の回りの「トモダチ」だけに公開してたったのはある。 

ま、一種の「逃げ」でもあるんだけどさ。 ある程度勝手知ってる近しい方たちに向けて発信すれば、お義理でも反応いただけるところもあるし、だから、こちらも気分良く、何より気楽に書けるって言うところはある。 それもあって、当初は毎日ほぼ1日も休まずに書き続けたってのもあるんだよね。
 
ただ難儀なことに、それじゃ気が済まないって性分なんだよなぁ。
分かっていても、敢えて苦しい道に行ってしまう。

まあ、良く言えばブログでもなんでも、こちらから、垣根無しに公開したいっていう欲求って言うんでしょうかねぇ。
根が「目立とう精神」なんだろうね。

・・というか、ネットって垣根無しに全世界に向けて情報を発信するもんだよね・・・って言う認識でネットを始めたんださ。 誰誰に向けた・・・っていう縛りがある発信は、どうもダメですね。

だから本来はメールも好きじゃないし、LINEも好きじゃない。 誰誰に向けたって言う発信先の縛りがあるんで。



・・・なんてどうでもいい事をツラツラかいてたら、前置きがめっちゃ長くなっちまった。。。。

えー、結局言いたい事は、1曲セレクトは14年位書いてるんだけども、まだ1曲も書いて無い「ビッグ」アーティストがいるのよ・・・って事なんだけども。。

GLAY

90年代後半 ベストアルバム「REVIEW」が約500万枚っちゅう、超絶的な売り上げを記録し、まさに時代の寵児であった、稀代のビックバンドにも関わらず、まだ1曲も書いていない。

理由はいくつかあるんだけどね。

Wikipediaにも記述があるけど、このヒトたちの曲スタイルが、80年代終盤のBOOWYを中心としたニューウェイブ系のフォロワー的なサウンドであったこと、それとビジュアル的に、「ホストクラブ」のやんちゃなお兄さんって言う匂いを感じたところが相容れなかったんだよな。

まあ、単純に言えば、生理的に合わない部分があったんだよ、ブレイクしてから暫く後も。

そんな所から、ブレイク後暫くは、殆ど聴いて無かったし、生理的に受け入れらけるようになってからも、それほど深く掘り下げて聴いていないところもあるんだよね。だから、今まで意識的に引っ張ってこなかった訳なのよ。

でもね、15年も書いて来ると、過去曲の資源も「枯渇」してくるし、それじゃイカン・・・っちゅうことで、今後はGLAYの曲も書いて行こう・・と、そう思った次第な訳ですわ。

ただ、どの曲から書いて行くか・・これが問題で、それでもしばらくは書けないていたんだけども、やっぱ、個人的にGLAYと言うヒトたちを意識しだした、この曲から行くか・・ということで、今回はこの曲

「BELOVED」



GLAYの実質的なブレイク曲は、この1曲前の「グロリアス」。この曲で初めてオリコンベストテン入り。売り上げも、いきなり50万枚オーバー。

通常ならば、この「グロリアス」でGLAYと言う存在に気にする筈なんだけども、個人的に、この曲は全くの素通りだった。 いや、当時bay fmで放送していた「パワーカウントダウンHOT30」を聴いていたんで、何回か聴いてはいるはずだ。

でも、今になってはほとんど記憶外だし、手元に音源もないことから素通りだった訳だ。

理由は、まあ、↑に書いた通りで、80年代ニューウェイヴ系のフォロワー的なサウンド要素が強かったところが、当時としては生理的に合わなかったんだろうね。

その上での、この「BELOVED」。

当初は、「グロリアス」と同じような感覚があったのは覚えている。 

ただ、この曲、TBSの「金21」ドラマ・・・いわいるTBS「金ドラ」の一つ前のドラマ枠ですね・・・の主題歌と言う事もあり、ロングヒットだったんだよな。

「グロリアス」を素通りしたワタシは、後年、この曲がGLAYのブレイク曲だったとずっと思ってたからさ。
実際、この曲で初のオリコンベスト3入りを果たし、売り上げも90万枚近くまで伸びたしね。

CD売り上げが今から思えば考えられないほど高水準だった1996年当時でも、90万枚の売り上げは大ヒットに値する数字だった。 
80年代の50万枚程度のヒットがこの頃の80〜90万枚・・・そう言う感覚だったんだよね。

逆に言えば、1曲前の「グロリアス」は売り上げが60万枚だったけど、そこまでの大ヒットと言う感覚は薄いんだよ。

この曲がそこまで売り上げが伸びたのは、予想外にロングヒットだったってことに他ならないと思うのよ。
やはり、当時はドラマタイアップ・・とくにTBSの金曜ドラマの影響って大きかったんだよな。

ややアダルト層ターゲットの22時〜の「金ドラ」に対して、20代前半などの、やや若年層向きの「金21」ドラマは、最もアクティブなCD購入層ともリンクしてたんで、影響力はより大きかった訳ですわ。

だからこそ、この曲を耳にする機会って、当時多かったんだよな。 bay fmの「パワカン」以外にも、ラジオを流してると、当時、よくかかったんだよこの曲。

当然、ああ、いやだいやだ・・・と思いながらも、耳に入ってしまう。 

何度も繰り返し耳に入ってしまう事で、否応なしついつい耳に残ってしまう。
 
そうこうしているうちに、なんと無しに曲を消化した。

個人的には、そんな印象が強いんだよなぁ。 能動的に積極的にこの曲を覚えたって言う訳じゃ無いんだよね。

いや、GLAYの曲って、この後の一連の大ヒット曲にしても、そう言う曲が殆どなんだよ。 個人的に、「いいな、コレ」って自分から進んで聴いたのは、98年の「SOUL LOVE」ぐらいじゃ無かったかなぁ。




このヒトたちのサウンドが80年代のニューウェイヴ系のフォロワー的だったっていうのは、プロデューサー佐久間正英氏の影響っていうのが、多大にあるんだろうな。

80年代後半のBOOWYは勿論、前衛的なアーティストのプロデュース歴が長かった佐久間氏ゆえ、こういうサウンドになったのも必然だったんだろう。

ただ、それ以前に個人的にGLAYってヒトたちの音楽に今一つのめり込めなかったのは、勿論、↑で書いたようにビジュアル的なところもあるんだけど、このヒトたちの音楽に対する真面目さなんだろうな。

このヒトたちって真面目なんだよ。その真面目さがストレートに音に出てくるじゃん。 聴いてるこっちもキチンと正座して聴かなきゃ・・・って言う気分になって来る。軽く聴けないんだよね。だから、聴いてると疲れるってところがあるんだよ。

個人的に音楽に対して不真面目なアーティストは嫌いだけど、真面目すぎるって言うのもキツイ。

もっと、気楽に・・というか、雑に音楽やってもいいのに・・と思えてしまう。

でも、音楽に対してそういう態度は許せないんだろう・・・って言うのがひしひしと伝わって来るんだよ。

だから、ポップなアッパーチューンでも、真っ直ぐな曲になるじゃん。

これはフロントマンのTERU や TAKUROの普段の性格からしてそういうところがあるんだろうね。

あ、これは、GLAYだけではなく、この時期BIG3バンドとして躍進した、LUNA SEAにしても、ラルクにしても似たような感覚を覚えるんだよね。

この時期、このヒトたちの曲に深入り出来なかったのは、そこが大きかった気がするな、今思えば。

当時20代後半。既に「社会人」として働き、仕事に対するストレス、悩みも大きくなってきてたワタシとしては、もっと気楽な曲が聴きたかったんだよね。
だから、今、手持ちの96〜98年頃の音源にはお気楽な曲が多いんだよな。




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SWEET 19 BLUES / 安室奈美恵

1996_09_SWEET 19 BLUES_安室奈美恵



今回の1曲セレクトは、「SWEET 19 BLUES 」安室奈美恵です。

まずはデータです。

・タイトル     SWEET 19 BLUES
・アーティスト   安室奈美恵
・作詞       小室哲哉
・作曲       小室哲哉
・編曲       小室哲哉
・リリース日    1996年8月21日
・発売元     エイベックストラックス
・オリコン最高位 2位
・売上げ枚数  45.3万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 2位
・ベストテンランクイン期間:1996年9月2日〜10月14日付
・タイアップ:映画「That's カンニング!史上最大の作戦?」エンディングテーマ

安室奈美恵さん引退前日の夜に何を思う。。。

うわっ、キザ! なんて、書いてる自分でも痒くなる詩人的な書きだしにしてしまいましたが・・・。
ついに明日で引退ですね。 今頃は引退ライブも最後の佳境に入ってるくらい いや、このトピックスをネットにアップするくらいには終了している頃かもしれない。

平成時代最大のディーバが、平成最後の晩夏に引退する。 
激動の平成って言う時代もこれで終わるんだな・・・っていうの感情はいやがおうにもこみ上げてきちゃいますね。

これだけのディーパの引退・・・振り返ってみると、暫くは無かったような気がする。 
美空ひばりさんの逝去という大きな時代の変化から始まった、平成のゲ―ノー史ではあるけど、その間、超大物と呼ばれる歌姫が、まだ余力を残しての引退っていうのは無かったんだよね。

考えてみれば、あの山口百恵さん以来かもしれないな。 松田聖子さんが結婚を機に一度、活動休止とはなった。 あのまま芸能界から完全引退していけば、それ以来と言う事になるだろうけど、すぐに復帰しちゃったしね。だから、山口百恵さん以来と言う事になるだろうね。

引退ライブと言う形で、完全引退・・というのも、山口百恵さんと同じになる。

ただ、あの時、百恵さん引退発言から、ラストコンサートまでの異様な盛り上がりを考えると、今回の安室さんは、ここまで思ったよりは意外にあっさりとこの日を迎えたな・・・という印象が強い。

たしかに今日になってNHKのニュースで取り上げられたり、ワイドショーでも話題になったり。 そうそう、ラストコンサートツアーのDVDの売り上げは、初日でミリオンセラーという前代未聞の記録を作ったというところはあった。

けど通常のヒットチャートでも、例えば旧譜の盛り上がりが思ったほどでもなかったし。。

その辺が百恵さんの時とは、ちょっと違うな・・・って言う印象。

いや、もっと言えば、あのキャンディーズが引退爆弾宣言から後楽園ラストコンサートに向かっての異様とも思えるほどの盛り上がりを間近に見て来ていた世代から見ると、案外にあっさりとこの日を迎えたな・・・っていう感覚になっちゃうんだよね。

この辺りは、やはり昭和って言う時代と、平成って言う時代性の違いが端的に表れて来ているんでしょうか。
熱烈のファンの周辺では、百恵さんやキャンディーズの引退時よりも盛り上がっているのかもしれない。けど、それ以外では、クールに受け止めてるって感じでしょうかね。

その証拠に、アムロ世代よりも1世代上のワタシの周辺の音楽好きの方々からは、安室の引退について言及しているヒトが誰も居ないし・・・。 昭和の時代ではちょっと考えられなかったですからねぇ、こういうことは。



でも、やっぱ、今日と言う日に安室の曲を引っ張ってこないのは、やっぱり「モグリ」だよな・・・って言う思いがありーの、安室の曲を引っ張って来ました。

「SWEET 19 BLUES」


この曲は、今から22年前、1996年のちょうど今頃ヒットのピークだった曲ですわ。

ワイドショーなんか見ると、この曲をBGMとして取り上げられていることも多いし、安室の初期の代表的な曲として扱われることも多い。

・・・だから、さぞかし売り上げも凄かったんだろうな・・・なんて思われがちなんだけど。。。

↑のデータをみて、なんかの間違いなんぢゃない なんて思われることも多いかもしれない。

・・・けど、間違いぢゃ無いのよ〜。 クレーム入れないでね。

この曲の前3曲のシングルは、いずれもミリオンだったし、、逆に後の2枚もミリオン、しかも1枚 「CAN YOU CELEBRATE?」はダブルミリオンだった訳でさ。

だから、この曲だけ、ポツンと売り上げが落ち込んでる訳ですわ。

まあ、普通に見れば、なんかの間違いちゃないか・・と思われるのも当然なんだけど、 この曲は、もともとこの年の7月にリリースされた 「アルバム」の「SWEET 19 BLUES」のリード曲であり、 シングルとしてはあくまで、このアルバムからのシングルカットと言う形でリリースされたんだよね。

・・というわけで、多くの方は、この「シングル」を購入する前にアルバムを購入されていた訳で、わざわざシングルを購入した方は少なかった・・・というわけで、この曲だけ売り上げが落ち込んでいる訳ですわ。

まあ、シングルカットの場合は、殆どのアーティストの殆どの曲では、こういう売り上げになるのは見えてる訳で、この曲だけの傾向と言う訳ではない。

逆に言えば、それでもオリコンで2位、売り上げが45万枚もあったと言う事の方が驚きではあるし、それは、当時のワタシもそう感じてたな。

ちなみにアルバムの「SWEET 19 BLUES」は、売り上げ枚数336万枚。 アホか・・って言うくらい売れましたよね。

 

最初にも書いたように平成最大のディーバと言ってもよい安室さんだけど、これまで「1曲セレクト」で取り上げた安室さんの曲は驚くほど少ない。
まあ、これは、安室さんの曲を書くときに常套句のように書いてる事だけど・・・。 いつも書いてるように、特に「TK化」された96年以降、個人的にヒット当時安室さんの曲を聴いて無かったからに他ならない。

・・・なんて書くとほとんど「非国民」的に映るかもしれない。特にワタシより1世代下の、「アムラー」な世代なヒトにとっては考えられない事かもしれない。

でも、そうだったんだよね。

どうもね、ワタシらの世代の音楽ではないように映ったんだよな。
95年まではさ、音楽のマーケットの中心だったからさ、ワタシらの世代は。 だからワタシらの世代が聴いてて気持ちいい曲が多かったんだよ。

でもさ、96年ともなると、ちょっと音楽マーケットの中心から外れたんだよね、ワタシらの世代は。 27才っていういまでいう「アラサー」な年齢になってきてたし。

そしたら急に、聴いてて「ちょっと違うな」・・・って聴いてて気持ちいいとは思えない曲が急に増えてきたんだよな。それがワタシのとっての1996年って言う年だった。 

この「SWEET 19 BLUES」って曲。 ぱっと聴き、特に新しい音楽じゃ無いんだよ。 もろR&Bじゃん。 しかも60年代の、もろブラックソウル的なサウンドですよね。和田アキ子さんが好きそうな。

だからね、音的にはワタシが聴いも抵抗は無い・・ようなところでもあるんだけど・・・。

でも、ダメだったんだよなぁ、当時。

邦楽というよりも、もろ洋楽的だったっていのうも、生理的にちょっと違ったのかもしれない。 やっぱさ、洋楽的にもどこか和テイストな香りがする方が安心する世代だからさ。

それよりも何よりも、当時「19才」だった彼女が、 ここまで歌えるんだぞ・・・って言う姿勢にちょっと末恐ろしいものを感じてた・・・っていうのが、本音だったかもしれないなぁ。



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I'm proud / 華原朋美

1996_03_I'm Proud_華原朋美


今回の1曲セレクトは、「I'm proud」華原朋美です。

まずはデータでっす。

・タイトル     I'm proud
・アーティスト   華原朋美
・作詞       小室哲哉
・作曲       小室哲哉
・編曲       小室哲哉
・リリース日    1996年3月6日
・発売元      パイオニアLDC
・オリコン最高位 2位
・売上げ枚数  139.0万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1996年3月18日〜5月20日付
・タイアップ:東京ビューティーセンターCM曲

うーむ、どうもこの「1曲セレクト」は90年代後半以降は「鬼門」なんだよなぁ〜。。。
うん、いやね、ブログのアクセス数の事なんですけどね。
一昨日、ジュディマリの「散歩道」を書いたんだけども、さっぱりアクセス数が上がらない。。。

まあ、90年代後半ともなると、世代交代といいますか、ワタシらの世代も20代後半〜30代になり、ヒット曲の中心から離れた方も多いからねぇ。
やっぱ、90年代前半までなんだよね、ワタシらの世代は。
90年代後半以降は、他の方もたくさん書いてるし、ワタシじゃ無くても・・・とも思えるしな。。。
そう考えると、90年代後半の曲でアクセスが減るのもしゃーない・・・か。

いや〜〜 、やっぱし悔しいわい こうなったら、また90年代後半で行くもんね。。。

華原朋美「I'm proud」。

もうね、半分ヤケクソ。 当時、キライだった曲を持ってきちゃいました。。。

・・・なんて書くからアクセス数減るんだよな。 
態度が人を動かす・・・っちゅうこともあるからなぁ。。

でもねぇ、当時キライだったって言うのは事実でして、だから、今回のトピにはクレーム来るだろうなぁ。。。っていうのを覚悟の上で進めようかしらね。

なんで、当時この曲がキライだったか。

・・・なんて言われると、よく分かんないんだよね。 っちゅうか、結局のところ理解できなかったんだよね、この曲。もっと簡単に言えば、生理的に合わなかったのよ。

ここでは、前々から何回か書いてきたけど、基本的に小室氏の曲って生理的に合わないんだよなぁ。うん、これはこの曲に限らず、TMの頃からずっとそう。

TMが「Get Wild」でブレイクしてきた時から、よく分かんなかったもの。

たしかに表面聴きはかっこいいんだけど、深いところまでのめりこめないんだよね。だから、どうしても表向きだけ・・・って思えちゃうのよ。

ただ、90年代に入って、trfの時は、まずまずしっくりと聴けた。小室氏でもポップなイメージだったんで、あればあれで良かったと思うし。

でもねぇ、この曲のちょっと前に安室のプロデュースも始めたでしょ、小室氏。 それでまた違和感ありありだったんだよね個人的に。まあ、これまでどこに違和感ありなの? って言われると上手く説明できないんだけどね。兎も角生理的にってところでさ。

そこに来て、この曲だったからなぁ。

まあ、華原朋美って言うヒトを当時認めてなかったのもある。 だってウタヘタだったんだもん。
ってかくと、これまたクレームだろうなぁ、ウタ上手いって思えるヒトもいるかもしれないし、確かに最近の華原さんは、この当時に比べると格段にウタ上手くなったと思う。
ただ、個人的に、当時のこのヒトの、特に語尾の音程のピッチにねぇ、どうにも耐えられなかったのね。やっぱりどうしてもピッチが狂ってるとしか思えなかったのよ
そんな華原さんを「最高のサンプリング素材」って称賛してる小室氏っていうのもよく分かんなかったですよ。

で、そこまでならまだしも、それで売れちゃうわけでしょ。 この曲140万近くだもんなぁ売り上げ。  いや、これが個人的には追い打ちでしたねぇ、まったく理解できなかった。

ヒット曲の世界が分かんなくなってきちゃった・・・世間の感覚と自分のヒット曲感にズレを感じてきたって思えたのが、この曲を聴いてからだったと思うな。

うん、前回のジュディマリのと時も、98年は殆どヒット曲聴いてなかったって書いたけど、この「I'm proud」がその始まりだったんだよね。 ただ、96年当時は、それでもエイベックス系以外では、まだ個人的に引っかかる曲も多かったんでそれなりには聴いてたんだけど・・・。

そそそ、「キー」はエイベックス系なんだよね。 どうも生理的に合わなかったっていうのは。
簡単に言えばデジタルよりアナログ、シンセの無機質な音より生楽器の音色って言うヒトなんだよね、個人的には。まあ、エイベックスさんについては、音だけでなく売り方自体にもカチンと来てたところもあったんだけど。。。

当時はこっちもケツが青い20代だったし、感情的な部分も多々あったんだけどさ。言ってみれば食わず嫌いっちゅうのかな。

あれから20年以上も経った訳で、コチラも当時よりは丸くなったからねぇ、ギャップを埋めつつ当時の曲を少しずつ再度掘り返し始めたこの頃だったりもするんだよね。



まあ、今回はいろいろと書いちゃいましたが、とりあえず、最近ではこの曲は、理解出来るようになってきたかな。超大げさなストリングス中心のオーケストレーションが小室氏らしくなくて良い。きちんと聴けばとっかかりやすい曲ではあるんだよね。
ただ、この曲以降の華原さん曲は未だに理解できないんけど・・・。。。

ちなみに、この曲、華原さん最大のヒットだったけど、オリコンでは1位とって無いのよね。ちょうどリリース日がB'zの「ミエナイチカラ」とバッティッングしたからな。
この曲がキライキライって言っていたワタシにとっては、当時それが唯一の救いだったかも。。
・・・といいつつ、売り上げはこっちの「I'm proud」の方が上だったりして。。。

あ゛、だけども、なんやかんや言うてもワタシのランキングでは1位取ってんだよな。。。。うーむなんともはや。。。


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チェリー / スピッツ

  1996_05_チェリー_スピッツ

今回の1曲セレクトは、「チェリー」スピッツです。

まずはデータでする。

・タイトル     チェリー
・アーティスト   スピッツ
・作詞       草野正宗
・作曲       草野正宗
・編曲       笹路正徳、スピッツ
・リリース日    1996年4月10日
・発売元      ポリドール
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数  161.3万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1996年4月22日〜6月24日付


またまたトートツですが、「痛風」発作中どぇす 
そうなのですね、ワタクシ20年来の「痛風持ち」でして。。。。 

ここ暫くは定期的に病院に通って薬飲みながら「尿酸値」コントロールして来ていたんで、暫く「激痛」(⇒発作)は出てなかったんですが、昨年、それまで通ってたクリニックが突然閉鎖になりまして。。。。
新たなクリニックを探さなきゃなー・・・・なんて暫くほったらかしにしてたら、来ましたね、久しぶりに、この脳天を突き抜けるような激痛が。。。

まあ、今回は全く歩けないほどじゃないんで、めちゃくちゃ酷い痛みと言う訳ではないんだけど、これ以上酷くなったらヤバイってことで、急遽、ネットでよさげなクリニックを見聞。水曜日に行って、血液検査と診察をしてもらいましたわ。
今日もね、夕方から診察なのですよ。。。 なので、早く書いてしまわなくては。。。


・・・・ということで、1曲セレクトですね。

ここんところ、「古い曲」を続けてきたんで、今回はちょこっと、時代を戻してみますか・・・ということで、この曲をセレクト。

スピッツ「チェリー」

うーむ、こんな大ヒット曲もまだ書いたなかったんですな、今まで。
まあ、大ヒット曲と言っても、個人的な中では「昨日のヒット」っていう頭がずっとあったんで、今まではずっと素通りだったんだよね。
それと、90年代中盤の曲ともなると、他にもレビュってるヒトも結構いるしさ、だから、ワタシが書かなくてもいいか・・・みたいな気分にもなったりしてたしさ。

でも、考えてみれば、もうこの曲のリリースから21年経ってるんだよなぁ・・・。ということで、もういいよね、ということで、セレクト。

 未だにこの曲と言ったら、「桜」のシーズンになると、ラジオを初めメディアでよくかかる訳で、だから「桜」ソングの一つに数えられている訳だけどさ、今となっては。

でもね、実際はどうだったか・・・っつうと・・・・、 大体ね、ここで「今頃」書いてる訳なんで、桜ソングって言うイメージは無いんだよな。

たしかにリリースは4月10日なんで、地方によっては「サクラ満開」のところもある訳なんだけどね。
こちら関東地方では、すでに桜が散った頃だったんですよ、この曲がリリースされたのは。
しかも、ヒットのピークは、ゴールデンウイークから今頃の時期だったからさあ、「桜ソング」というよりは、「若葉の頃」っていうイメージなんだよな、この曲と言ったら。

まあ、チャート的にも結構上位で粘ってたからなぁ、この曲は。 今当時のオリコンを見たら、週間売り上げ10万枚以上を6週間も続けてたんだよね。
今、どっかのアイドルグループは1週目でミリオンに到達しても6週も10万枚上をキープなんて出来ねぇしな。

そんなイメージも残っているんだよなぁ、この曲には。だからね、必ずしも「桜ソング」だけのイメージじゃ無いって言う感じるんだよね。

ちなみに、オリコンでも1位を聴くろしてるけど、1位獲得は、初登場時ぢゃなく、登場4週目の、1996年5/13付。つまりは96年のゴールデンウイークの頃。 それだけ安定した売り上げを比較的長く続けていた曲って訳なんですわ。

でも、誰がそうしたのかはよく分かんないんだけども、今となっては「桜ソング」の1曲に入っちゃってたりしてさ。
まあ、タイトルで輪切りにしちゃってるんだろうけど。。。

ちなみに、この曲の「チェリー」ってタイトルは、「桜」って言う意味も含んでいるけど、「チェリーボーイ」っていう意味もあるらしいんだよね。 なので2000年代以降に「乱発」気味にリリースされている「桜」ソングとはちょっと意味がずれているところもあるんだよね。

 そもそも、この曲がヒットした90年代中盤頃までは、意識的な「桜ソング」ってほとんどなかったしさあ。もっと大きな意味で「春」って言うイメージの曲が多かった訳でね。

ま、たしかに、この曲の軽い爽やかな曲想からして、「春」をイメージするにはピッタリだったわけでさ、この曲が前年の「ロビンソン」とほぼ同じくらいの売上げを記録したっていのうも頷けるところなんだけどさ。

それでも、個人的には、この曲は「桜ソング」というより「若草色」の爽やかな風っていうイメージなんだよなぁ。


ところで、少し前に和田アキ子さんの「あの鐘を鳴らすのはあなた」を書いた時、うねうねと動き回るベースライン・・・いわいる「ランニングベース」について書いたんだけども、スピッツのベースマン、田村氏も、かなりランニンクベースを披露してるんだよな。

まあ、比較的穏やかな曲調が多いスピッツのシングル曲では、なかなかそのランニングベースマンなところが見られないけど、ライブでは、まあ、凄いんだよねこのヒトは。あたりかまわず「暴れ」まくってベース弾いてるし。

いつかのROCK IN JAPANの時も凄かったんだよな。その半狂乱的なベースにこのヒト絶対にクスリやってる・・・って思ったもん ま、実際はそんなこと無いんだけどさ。

今回の「チェリー」を初め、シングル盤を聴いてる限りでは、そんなイメージがほとんど感じられないし、ボーカルの草野氏のイメージから、むしろ草食系なイメージがあるかもしれないけど、実際はそうじゃないんだよね。

ま、もともとはパンク系バンドを標榜としてバンドを始めた人たちだからさ、逆に言えばシングル曲のイメージが本来とはちょっとかけ離れているんだけどさ。





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これが私の生きる道 / Puffy

1996_10_これが私の生きる道_PUFFY


今回の1曲セレクトは、「これが私の生きる道」Puffyですわ。

まずはデータでーす。

・タイトル    これが私の生きる道
・アーティスト  Puffy
・作詞      奥田民生
・作曲      奥田民生
・編曲      奥田民生
・リリース日   1996年10月7日
・発売元     エピックソニー
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数 156.6万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1996年10月21日〜12月16日付
・タイアップ:資生堂「ティセラ」CM曲

今回はマクラ無しでいきなり始めますぞ。

Puffy「これが私の生きる道」

暫く「古い曲」が続いた1曲セレクトも、ようやく90年代に戻って来ましたわ。
・・・と言っても、この曲、ヒットから今年で「20年」経つんだなぁ。

いやいや、この曲あたりになると「昨日」って言う感覚なんだけどねぇ。 ホントあっという間ですわ。

ワタシも既に社会人だったし。そういえば、この曲がヒットしてた頃、今住んでる、マイホームを購入したんだわ。
27才なんて、若い時に買っちゃった、まあ中古住宅だけど、もう20年もローン払ってるんだな。

・・・と考えると、随分長かったような気がする。。。  

そんな家のローンも後10年残すのみ。払い始めの頃は、30年なんて途方も長く感じたし、なにより当時の若造のワタシにゃ、途方も無く莫大な「借財」に感じたけどな。
でも、今年、ローン残額の「桁数」が一ケタ減ってさ、ようやくゴールもうっすら見えてきたような、それとともに肩の重みもだいぶ減ってきたような気がしてる今日この頃だったりしてさ。


・・・・と、大分話がずれた。。。

Puffy「これが私の生きる道」。

うむ、Puffy、デビュー第2弾シングルですな。

デビューシングルの「アジアの純真」が、ああいう形でロングヒット、プラスいきなりのミリオンセラーなんて、願っても無く順調な滑り出しを見せた訳で、第2弾もやっぱり、「アジアの純真」第2弾で行くのか・・・と思っていたけど、ちょっと違ったテイストできたのが、新鮮だったんだよな、この曲。

まあ、・・とは言っても、完璧なほど「ビートルズ」のパクリなんだけどさ。Wikipediaでは、「オマージュ」っていう綺麗なコトバを使ってたけど、、いやいや「あからさま」だったよな、この曲は。

でもって、wikipediaでは、「デイトッリパー」へのオマージュってあるけど、それだけじゃないですよね。
確かに、ギターのリフは、「デイトリッパー」だけど、全体的な雰囲気は、「プリーズ・プリーズ・ミー」であり、「フロム・ミー・トゥ・ユー」だったりするもんな。

つまり










が、合体、ミックスされると、この曲になる・・・て訳ね。 

こういういわいる「パクリ」モノの場合、普通は後ろめたさ・・というか、恥じらいを感じたりするんだけどさ、ここまで「あからさま」にヤラレルと、逆に清々しさを感じたりしてね。。

だからなのか、「パクリ」というと、大概どこからか「クレーム」とうかいちゃもんが付いてくるもんだけど、この曲の場合不思議と、そういった「いちゃもん」は聴かなかったような気がするな。

まあ、なんかね、このある種の古臭さが、Puffyっていう脱力感アーティストに不思議とマッチしていたっていうのもある。
 それに、デビュー曲の「アジアの純真」」からの熱気が冷めやらぬタイミングでのリリースだったからねぇ、この曲の売り上げ156万枚っていうのが、Puffyにとっては最高売り上げなんだよな。
 合わせて、ワタシのチャートでは5週連続の1位なんて、やっぱりPuffyの最高記録だったしさ。「アジアの純真」に劣らない、ロングヒットだったんだよな、この曲も。

まあ、間違いなくアーティストパワーも最高潮の頃でしたよな、この曲の頃が。

ただ、ちょっと一気に盛り上がり過ぎた・・・って言うのもあって、この曲の後は、ミリオンセラーも出なくなっちゃったんだけどさ。
 まあ、それが今となっては、返って良かったのかもしれないけど。 あの後、さらにミリオンを続けていたら、その後の「息切れ」ももっとデカかったろうし、だから、今も残ってるアーティストにはならなかったろうしな。





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熱くなれ / 大黒摩季

1996_08_熱くなれ_大黒摩季


今回の1曲セレクトは、「熱くなれ」大黒摩季です。

まずはデータです。

・タイトル      熱くなれ
・アーティスト   大黒摩季
・作詞        大黒摩季
・作曲        大黒摩季
・編曲        葉山たけし
・リリース日    1996年7月8日
・発売元      ビーグラム
・オリコン最高位  1位
・売上げ枚数   83.4万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1996年7月22日〜9月2日付
・タイアップ:NHK「アトランタオリンピック放送」テーマソング

リオオリンピック盛り上がってますねぇ〜。
次は東京ということで、そちらに重点が置かれているという感じで、当初はそれほど期待してなかったんだけど、最初の水泳の頑張りで、俄然、盛り上がっちゃいましたね。
 メダルが獲れた獲れなかったは別として、これほど色々な競技でメダル争いに絡んでくるとはね、最初は思っても見なかったもの。

・・・・ということで、やっぱね、これだけオリンピックが盛り上がってきては、過去のオリンピックに関係する曲を持ってきたくなっちゃうわけです。

・・・ということで、今回は、この曲。

大黒摩季「熱くなれ」

この曲は1996年、今から20年前の「アトランタオリンピック」の時の、NHK「オリンピック放送」のテーマソングでしたね。
 ふむ、今回のリオでのテーマソングは、安室奈美恵の「HERO」だけど、それに当たる曲が20年前は、この「熱くなれ」だったわけですな。

ちなみに、NHKのオリンピック放送で「テーマソング」ということで、一般のいわいるヒットソングが使われるようになったのは、1988年ソウルオリンピックの時、浜田麻理さんの「Heart and Soul」からでしたね。
 で、次の1992年バルセロナの時は寺田恵子さんの「PARADISE WIND」。
それらに続いて1996年がこの「熱くなれ」・・・ということで、テーマソングが使われ始めてからは3回目のオリンピックだっただけども、こうしてみると、初めのうちは「熱い」曲が多かったんだよな。

今でいえば、いずれも「肉食系女子」なロックアーティストが、それぞれの持ち味を出した「熱い曲」だったもんな。

だからねぇ、NHKも変わったよな・・・なんて思ったもんよ。80年代当初じゃ考えられなかったもんな、こういうロックアーティストが、世紀の祭典であるオリンピック放送のテーマ曲に使われるとはさ。

その中でも、一番「熱」かった曲が、今回セレクトしてきた「熱くなれ」だったんじゃないですかねぇ。

なにせ、イントロの ♪ Everybody Go Everybody Go Everybody Go〜 ♪から、インパクトの塊じゃないですか。

ま、それでなくても、それまでもインパクト旺盛な曲が続いてきた大黒摩季の曲の中でも、ひときわインパクトが強い曲だったもんな、この曲。

そんなインパクトの塊のような曲が、オリンピック期間中、NHKから流れ続けていた訳でさ。そりゃ、熱いオリンピックになる・・・・筈だったんだけどな。。。。。。

曲はインパクトの塊で熱い曲だったのに、実際のオリンピックといえば、日本勢は低迷してましたからねぇ。
金メダルは、柔道の3つのみ。銀銅と合わせても計14個のメダル獲得に留まってたりしたしな。

このインパクトの塊の曲がバックに流れるそばから、ことごとく「予選落ち」の報道がされていた事が想い出されるワ。 なんか、拍子抜けのような感じがしたりね。

NHKのオリンピック放送のテーマソングもここ最近・・・と言うか、2004年の件の、ゆずの「栄光の架橋」以来、N落ち着いた、ドラマティックな曲が多くなりましたな。今回の安室奈美恵の「HERO」もそうだもんね。

やっぱ、この「熱くなれ」までの「熱い曲」で、思ったほど日本勢の活躍が見られなかった反省なんでしょうかね。
ちなみに、ゆずの「栄光の架橋」のテーマ曲だった、2004年のアテネオリンピックでは、金メダル13個、銀銅あわせて計37個も獲得したんですよね。
そこに来てゆずの「栄光の架橋」がよりドラマティックな演出になったからなぁ。その流れが今に続いているって言う感じなんだよね。

売り上げ的には、この前後は、低迷が続いていた大黒摩季さんでしたが、流石にオリンピック放送のテーマ曲と言う全国区な露出があったため、この曲だけは、V字復活しましたね。
 ただ、これが最後の盛り上がりって感じでしたね。ま、ビーイング系から小室系へって言う時代の変化もありましたし、売り上げも右肩下がりでしたね。




そう言えば、先日のRISING SUN FESTIVALで久しぶりの復活を見せた大黒摩季女史でしたね。
全盛期の頃の声には到底至らなかったようですが、盛り上がったようですねぇ。


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青いイナズマ / SMAP

1996_08_青いイナズマ_SMAP


今回の1曲セレクトは、「青いイナズマ」SMAPです。

まずはデータです。

・タイトル    青いイナズマ
・アーティスト    SMAP
・作詞      森浩美
・作曲      林田健二
・編曲      CHOKKAKU
・リリース日   1996年7月15日
・発売元     ビクター
・オリコン最高位 1位
・売り上げ枚数 81.4万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1996年7月29日〜9月23日付

昨夜は、久々に家でビールを飲んだら(痛風が怖いんでプリン体「0」の発泡酒だけど)早々に眠くなり、10時前に寝てしまった。 ま、そんなこともあり5時前に目が覚めてしまったわけで、こんな時間に1曲セレクトを書いていまする。。。

しかしね、朝一発目でPCを立ち上げて、目に飛び込んできたネットニュースが「SMAP解散」と言う文字。

うーむ、早朝早々、デカイ芸能ニュースが飛び込んできたな。

今年初めの「解散騒動」は収まったか・・・と見えたが今回はモノホンらしいな。
やはり一度、「煙」が上がったところから、元の鞘に収まるという事は難しかったらしいわな。

今年の年末12月31日をもって、正式解散の由。
12月31日をもって・・・ということは、今年の紅白が最後か・・・とすぐに思ったけど、どうも気持ちの切り替えが困難ということで、早々に紅白も辞退らしい。

まだ朝早いんでそんなに騒がれては居ないけど、すぐにワイドショーは、この話題一色になるんだろうね。

まあ、グループはいつかは解散するもの。しょうがないんじゃないんですかねぇ。
逆に言えばデビュー以来25年も、グループを維持してきただけでも「稀」なことですからね。


今回の1曲セレクト、実はジャニーズの別のヒトの曲を持ってこようとしてたんだけども、急所こちらに変更。

SMAP「青いイナズマ」。

うーむ、今回の解散報道を受けて、近々はこの曲もかなり流れるんだろうな、きっと。

それにしても1996年7月リリースだから、丁度20年前になるんだよな、この曲。
20年前も今年同様、五輪イヤー。ちょうど「アトランタ五輪」が開催されてた頃だ。
あれから20年ですか・・・・あっという間ですわなぁ。

ところで当時はねぇ、正直言うとSMAPの曲はまともに聴いてなかったワタシなんだよな。
1月の「解散」騒ぎの時にも「夜空ノムコウ」を書いた。 その時にも書いたんだけども、当時は、いい年したオッサンがSMAPかよ・・・っていうところもあったんだよな。 
 ワタシは当時26才。とりあえず社会人にもなって「見栄」って言う部分もあったからなぁ。「業界」に近いところに居るならまだしも、当時は全然違う業界に居ましたからね。

でも、正直ホンネを言うと、なんかキニナッテた存在ではあったんだよな。

ま、「いいね」と思う曲と、「どうでもいいかな」って言う曲と混在してた感じだったけど。 
そそそ、個人的には「曲」のデキ次第だったんだよなぁ、SMAPは。

それでも、やっぱりこの「青いイナズマ」から、「"SHAKE"」、「ダイナマイト」へと続く3部作は強力だったよな。

これをきっかけにその後は「大御所」的な存在に成りあがったわけだけど、「勢い」という点では、このブラコン系3部作の頃は一番凄かったもんね。

ってか、今「ブラコン」っていうと、「ブラザーコンプレックス」なるアニメジャンルなのか 
昔はブラコンっていえば、「ブラックコンテンポラリー」の略だったけどな。。。


正直、この「青いイナズマ」にしてもカッコ良かったんだよな。 ワタシ的には当時26才だったんで、一歩引いたところから聴いてた感じだったけど、これ、当時小学生だったら、絶対に入れ込んでたと思うわ。
そそそ、ワタシが小学生の頃、「たのきん」に入れ込んでた様にさ。
だからね、SMAPに入れ込んでいるファンの気持ちっていうのはよく分かるんだよな。

まあ、かっこよさ・・・って言う基準は時代によって変わるもんだけど、90年代のこの頃からすれば、この曲からような「ブラコン」系っていうのがカッコ良かったんだよな。

基本ダンス系なんだけど、当時センセーショナルだった小室系とは完全に一線を画していた訳で。
ま、ブラコン⇒フラックコンテンポラリーっていうくらいだから、楽曲の底辺は「ブラックミュージック」なわけだよね。そこがカッコ良かったんだよな。
当時のアイドルで、この路線を行っていたのは、他には誰もいなかった訳で。

でも、なんと言っても、サビの部分の木村の「Get you」の決めポーズですかね、この曲のキモは。



ところで、この曲は、作曲が林田健二氏だった訳なんだけど、実は、もともと林田健二氏が1994年4月にリリースしたシングルなんだよね。
だから、SMAPのこの「青いイナズマ」はカバーと言う事になるわけだ。

・・・あれ?、これって意外と知られてない事実   まあ、林田健二氏の方はオリコン最高92位・・・売れませんでしたからねぇ。

でもね、これを書くにあたって、林田健二氏バージョンを聴いてみた。。。。
これがね、あららら、かっこいいじゃん。。。

↓ コレ


 SMAPバージョンは、このオリジナルよりも半音低いキーになってるけど、アレンジも同じCHOKKAKU氏と言う事もあってか、このオリジナルバージョンとほとんど変わりが無かった・・・ということがカッコ良かったんだろうな。
これ、ヘタにアレンジしちゃったらオリジナルの良さが死んじゃったかもしれないしな。

ということで、SMAPバージョン



まあ、普通でもすぐに消されそうだけど、今回の件でいつもに輪をかけて速攻で消されそうなんで、見たい方はお早めにどうぞ。
ちなみに、音、悪いデス。。。。。


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ガッツだぜ!! / ウルフルズ

1996_01_ガッツだぜ_ウルフルズ





今回の1曲セレクトは、「ガッツだぜ!!」ウルフルズです。

まずはデータです。

・タイトル    ガッツだぜ!!
・アーティスト  ウルフルズ
・作詞      トータス松本
・作曲      トータス松本
・編曲      ウルフルズ 伊藤銀次
・リリース日   1995年12月6日
・発売元     東芝EMI
・オリコン最高位 6位
・売上げ枚数  66.3万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 4位
・ベストテンランクイン期間:1996年2月5日〜3月4日

 今回の1曲セレクトは、昨年から書くか書かまいか、ずーっと考えてた1曲です。

ウルフルズ「ガッツだぜ!!」

いや、この、個人的に曲キライじゃないんですよ。キライじゃないんだけど、なんかよく分かんない曲・・・・だったんだよね、ヒット当時は。

 なんか、よく分かんない間に、いつの間にかベストテンに入ってた様な印象があってさ。
うん、すでにこの当時は、ワタクシは、社会人になってましたしねぇ。音楽とゆかりもない仕事だったし、唯一音楽の情報源としていた、bayfmのパワカンも毎週聴けなくなってた時期なんで、いつの間にかランキングに入ってた・・・っていうのはこの曲だけじゃないんだけどさ。
 なんか、この曲だけは、やけに、いつの間にかベストテンに入ってたっていうのが印象に残ってるんだよな。

 まあ、曲調的にね、「キワモノ」的に感じたんだよね。おそらく「一発屋」で終わるだろうなぁ・・・っても感じなぁ。

大体、この曲のPVからして「キワモノ」的だもんね。バカ殿的なトータス松本なんかさ。

そもそも、曲自体、K.C&ザ・サンシャイン・バンドの「ザッツ・ザ・ウェイ」が「ガッツだぜ」に聴こえたっていう、タモリ倶楽部の「空耳アワー」的なノリで作られたもんだしさ、曲自体、やっぱキワモノ的なんですよね。

ただ、こういうキワモノ的ファンクな曲が当時は無かったからねぇ。なにせ、当時の主流は「T.K」だったから、こういうラフな音の曲は無かったんだよね。 だから、逆に新鮮に聴こえたんだよな。

それがウルフルズにとっては幸運だったんだよね。 もし、もう少し後の、ラウド系やメロコア系のバンドサウンドが定着した時期だったら、果たして新鮮に聴こえたかどうか・・・っていのうは疑問だしさ。


それと、この曲がヒットしてた、まさにその時期に、次の「一手」として、全く曲調が違う、「バンザイ〜好きでよかった〜」をリリースしたでしょ。これが良かったんですよ。
 このふざけた「ガッツだぜ!!」とき正反対のマジメな「恋愛曲」だったじゃん。 
まるで、ふざけた「勝手にシンドバッド」のあとにねマジメな「いとしのエリー」をリリースしたサザンのようで、印象がダブルんだよね。
ま、個人的にも、「バンザイ〜好きでよかった〜」で、初めてウルフルズっていうヒト達を認めた感じだったなぁ。



しかし、このバカ殿ばりのキワモノPVが、この年のBEST VIDEO OF THE YEARに選ばれたって言うんだから分からないもんだよね。


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