かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて約40年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

1967年

真冬の帰り道 /ザ・ランチャーズ

1967_11_真冬の帰り道_ザ・ランチャーズ






今回の1曲セレクトは、「真冬の帰り道」ザ・ランチャーズです。

・タイトル    真冬の帰り道
・アーティスト  ザ・ランチャーズ
・作詞      水島哲
・作曲      喜多嶋修
・編曲      喜多嶋修
・リリース日   1967年8月5日
・発売元     東芝音工
・オリコン最高位 (23位)
・売上げ枚数   (5.9万枚)

 今回は、ぐーーーーーーっと時代を遡ってみますぞ。 久々に60年代にタイムスリップ


 しかし、今日は寒かったですね。一日曇天だったせいもあってほんとに「真冬」の日和でしたわ。

 そんな日はやっぱり、この曲に限るなぁ。
 「ウインターソングコレクション」と言ったら、私の場合は、この曲は絶対に入れたくなる1曲ですね。

 ザ・ランチャーズ 「真冬の帰り道」

多分、これ読んでいる方は、「え? だれ?」っていうかたも多いかもしれないけど、昔・・・といっても、すでに50年近く前だけど、グループサウンズ全盛期に活躍されていたグループ、まあ、今で言えばユニットですね。

 メンバーは

喜多嶋修  ギター  ボーカル
大矢 茂   ギター
渡辺有三     ベース
喜多嶋瑛  ドラムス

喜多嶋修氏は、あの喜多嶋舞さんの親父さんですね。 そそそ後に内藤洋子さんと結婚した・・・。


 それはそうと、この曲リリースが8月5日ですか・・・・。真夏に「真冬の帰り道」とは、これ如何に。。。
 そのくらい当時はヒットまでに時間を要したってことなんですかねぇ。
 ただ、これは、オリコン発表のモノで、wikipediaでは11月25日になってたりする。。。 

むむむむ、これはどっちが正しいんだ


 ちなみに、今回のデータは、この曲のリリースがオリコン創刊以前のリリースなんで暫定のものでする。。。
( )付なのは、とりあえずオリコン創刊後の68年1月以降でのデータね。
 なので、実際は、これよりは高ランク、売上げも全然上になっているはずです。



 このヒトたち、その昔、加山雄三のバックバンドだったんだよね。まあ、そういうこともあって全員、慶応ボーイの「お坊ちゃま」っというわけですわ。

・・・といっても、あのころは、バンドやってるなんていう身分の方々は慶応、青学、成城、立教・・あたりのお坊ちゃまが大半だったからして・・・・。

 まあ、そのあたりは曲のイメージにも出てるかなぁ。この曲の行儀のよさというか、清潔感というか、この品行方正のよさはやっぱり、慶応ボーイならではのもんではないですかねぇ。
(⇒スイマセン、半分やっかみです。。。)


・・とはいうものの、この曲はいいですよ。「真冬の〜」とタイトルには、ついてるものの、「冬」の寒々しいイメージは全くない。やっぱり加山雄三のバックをやっていただけあってか、イメージ的には「若大将」的な青春が輝いている・・・っそういうイメージなんだよね。

プラス当時としては演奏力もかなりある。ギターはリーダーの喜多嶋氏自ら弾いてるのかな? 加山雄三直伝なのか、かなりの腕前だよね。

まあ、時代が時代だから、多分グループサウンズに分類されるのが適当なんだろうけど、個人的にはカレッジポップスに分類したくなりますね。
 ・・・というのも、GS独特のガレージ的な重く湿ったところがないんだよね、このヒトたち。あくまでカラッとしてるんだよなぁサウンドが。そういう所はロックというよりもポップス って感じなんだよね。


あ、このヒトたちも東芝音工(後の東芝EMI)なんだよなぁ。まあ、師匠格の加山雄三も東芝だったし、だから、同じく加山雄三のバックだったワイルドワンズも東芝だったしね。

 やっぱし、昔の東芝は、名曲の宝庫ですわ。
ちなみに、この曲は、当時の曲の中でもかなりCD化されているので、今でも簡単に聴く事が出来ます。
(たしか青春歌年鑑67年版にも収録されているんぢやないかな)

もしよかったら、聴いてみてくだされ。
兎角、淋しい「真冬の帰り道」も楽しくなりますよ、きっと。


 ちなみに、ベース担当の渡辺有三氏は、後のキャニオンの名ディレクターですね。中島みゆき、ツイスト・・・など数々のスターアーティストを手がけ、田原俊彦なんかも担当してましたよね。

グループサウンズって、特にB級になるほど、のちのち(音楽)業界の裏方として成功している方が多いんだよね。




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いとしのジザベル / ザ・ゴールデンカップス

1967_06_いとしのジザベル_ザ・ゴールデンカップス







今回の1曲セレクトは、「いとしのジザベル」ザ・ゴールデン・カップスです。

 まずはデータです。

・タイトル    いとしのジザベル
・アーティスト  ザ・ゴールデン・カップス
・作詞      なかにし礼
・作曲      鈴木邦彦
・編曲      鈴木邦彦
・リリース日   1967年6月15日
・発売元     東芝音工
・オリコン最高位 まだ創立してません。。。
・売上げ枚数   ? 枚


 今回の1曲セレクトは、一足飛びに時代を駆け上がりますぞ。
 「1曲セレクト」を書き始めて、初めてのオリコン創設前の曲だったりして・・・。

 ザ・ゴールデン・カップス 「いとしのジザベル」

・・・と書いて、果たして、どのくらいの方が「おお〜」と言ってくるかどうか、ちょっと不安。
うん、それも承知で書いていきますね。

 実際、初めは、ワタシと同年代の友達が多いmixiに書いたんで、この曲、どのくらいのヒトが知ってるかどうか不安だったんだけど、年代の境が無い、こちらのブログでは、ご存じの方は多いですよね。


 いや、もちろん、ワタシもタイムリーで聴いてたわけじゃないっすよ。1967年の曲でしょ。。。何分、まだ、生まれてないし。。。ふらふら

 この曲の存在を知ったのは、1980年代も後半の頃ですね。今まで何回か書いたけど、1986年〜1987年にかけて、一時期「ネオGS」っていうG.S回帰の兆しがあったんですよ。

 三多摩地区から火が付いた・・・って言われてるけど、それが新宿あたりに飛び火してたんだよね。

 丁度、テレビでも「テレビ探偵団」とか、「ナツカシ」モノが流行りだしてた頃で、丁度、ワタシも、時代を遡って、ヒット曲を掘り返してたことと一致して、GSモノの音源を物色してて、この曲に当たったんだよね、

 ちなみに、1987年に、とんねるず が「大きなお世話サマー」ってGSっぽい曲をリリースしてるけど、これは、この時の「ネオGS」ブームの影響なのよ。全くのぽっと出の曲ではないんだよね。その辺はあざとい、秋元康氏。。。あせあせ ・・・あ、ちがった・・・アルフィーの高見沢氏だ・・・。


 ところで、この「いとしのジザベル」を初めて聴いた時は、いい意味でショックだったねぇ・・・。
 タイトルがちょっと、こっぱずかしいけど・・・。いやいや、60年代は、これも「いかして」たんだよね。

 問題は、曲の中身ですわ。 いま聴くと、うわー、もろ「ガレージ」な入りなんだけどね。リバーブをいっぱい効かせた、スローな流れで・・・。典型的なGSな雰囲気の曲。


 BUT、Bメロ冒頭で、ドライブの効いたドラムスネアが入り、いきなりテンポアップになる、展開がドラマティック。
 プラスのメロディのウラでの、ディストーションの効いたエレキが刺激的・・・。
 ・・・というか、その前に、この時代、早くも、ディストーションペダルを使ってるあたりが、さすがにゴールデンカップスだよなって感じだよね。

 GSって、元々は、ビートルズorベンチャーズから派生したところが大きいから、バードロック系な音は、通常は使わない・・・っていうのが一般的だったんだよね。

 でも、ゴールデンカップスの出現によって、より「ロック」に近い音も出現してきて、GSの幅がより大きくさせてることに成功している。

 まあ、その辺から、日本のロックの起源は「ゴールデンカップス」から・・・っていわれる所以なんだけどね。
 (ヒトによっては、「はっぴいえんど」が日本のロックの起源ってなるヒトもいるけど、この辺は解釈の違いだね)

 とにかく、個人的には、ガーンと頭を打たれたような衝撃をうけた1曲ですねぇ。

 それから、カップス、かっちょいいなぁ・・・と、いろいろと追いかけるようになったんですよね。
10年前に上映された、「ザ・ゴールデンカップス・ワンモアタイム」も見ちゃったしね。

 兎に角、ワイルドな「不良性」がよい。

今の時代、音楽業界も品行方正になり、昔のようなモノホンの「不良」っていうバンドって、少なくなったよね。
でも、カップスは、やばい匂いがプンプンするじゃん。実際、その周辺も、かなりヤンチャなボーイズ&ガールズが集まっていた様だしさ。
 今の時代には無い、キケンな匂いっていうのかなぁ。なにか、そう言うのに憧れるんだよなぁ。個人的にも、幼少期の頃は、それに近い匂いがする周辺に居たんで。

蛇足だけど・・・・、作詞 なかにし礼  作曲 鈴木邦彦 って書くのなんとなく、恥ずかしいねぇ・・・。
 ワタシが出た、某S高校の校歌の作詞、作曲者のコンビなんですよねぇふらふらふらふら

 えー、そんなに有名なヒトが作ってんの? なんて、いわれそうだけど、そうなんですわ。。。
(ちなみに、なかにし礼氏の長男も卒業生だったな・・たしか・・・後輩になるんか。。)

 ちなみにちなみに、こんな風な「ヒット曲」な校歌ぢゃないっすよん。ふらふらふらふら  普通の校歌です。。。





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朝まで待てない / ザ・モップス

1968_03_朝まで待てない_ザ・モップス






今回の1曲セレクトは「朝まで待てない」ザ・モップスです。

 まずはデータです。

・タイトル     朝まで待てない
・アーティスト   ザ・モップス
・作詞       阿久悠
・作曲       村井邦彦
・編曲       村井邦彦
・リリース日    1967年11月5日
・発売元      ビクター
・オリコン最高位  38位
・売上げ枚数    3.8万枚 

 やおら、突然G.Sのモップスをセレクトしちゃったんですが、実は、今回の内容は、もともと何年か前に、モップスのボーカルだったら、鈴木ヒロミツ氏が亡くなられたときに書いたんだよね。
2007年だったかな。2007年の3月。 なので、突然感がぬぐえないですけど、そのまま載せちゃいます。 どうぞ・・。


 朝起きて、ビックリしたんですが、鈴木ヒロミツ氏が急逝されてしまったんですね。享年60歳。
 若い! 若すぎますよ。。。

 まさか、こんなにお若くして亡くなられてしまうとは、全く考えもしてなかったですね。

 鈴木ヒロミツ氏といえば、ワタシらの世代ではTBS系のドラマ「夜明けの刑事」に代表されるように、俳優さんとしての存在でしたね。

 でも、その昔、いまだに根強い人気を誇るGSの「ザ・モップス」のリードボーカルだったことを知っている人は意外と少ないんでしょうかね。

 「ザ・モップス」は、GSの中でも「いぶし銀」的な存在。
「タイガース」「テンプターズ」のような超人気アイドルグループとは一線画してた存在でした。

 要するに、プロダクションによって作られた「ゲーノー系」グループではなく、あくまでサウンド重視、クリエイティビティ重視のグループだったわけです。

「ゴールデンカップス」を中心としたクリエイティビティ重視のGSの系図でしたが、そのなかでもモップスは、当時、ニューロック、サイケデリック的な音楽の方向性を持ったグループでしたね。

・・・って、あたかも見てきたかのような文章なんだけど、もちろん、他書の受け売りですわ。。。。

 ニューロックといえば、今日引っ張ってきた「朝まで待てない」。
 これは、モップスのデビュー曲になるわけだけど、初めて聴いた時、目からウロコでしたねぇ。

 GSってどうしてもガレージ的なサウンドが主流、テケテケテケ・・・って感じで、ベンチャーズとか、でなくてもビートルズの延長っていうイメージが強いんだけど、この曲は、完全に「ロック」ですよ。

 そそそ、現在「ロック」と言われている「ロック」。

 まずもって、音が「ツッパッて」る。GSに付き物のぼかしなサウンドでは全くない。
 めっちゃくちゃストレートなロックですよ。 うん、今では、そんな感じは全くしないんだけど、ヒロミツ氏のシャウトがあったり、当時としてはかなりハードロックな部類だったんだろうな。

 この曲がリリースされたのは1967年11月。昭和42年。今から丁度40年前だけど、40年も前にこんなストレートでクリアなロックがあったんだ・・・。

 これはちょっとした衝撃でしたねぇ。

 当時、GSは不良の音楽。「ロック」はその中でも最右翼的存在ではなかったですかね。
 当然、一般的に広がるわけは無く、オリコンでも最高位38位。
 ただ、そういう、ロックを認識していたごく一部のファン層の中での最高位38位というのは、評価されるところはあると思うな。

 うん、それに、今のバンドがこの曲カバーしても、「今」の曲としても全然ありですよ。
 ま、ちょっと歌詞がダサイ(なんて書いたら阿久悠さんに失礼かしら・・・)けど、それでもサウンドは、今でも全然ありだと思うな。


 しかし、こんな衝撃的ロックを当時20才の、鈴木ヒロミツ氏はどんな顔で歌っていたんだろう・・・・と思うと、すごく興味津々なんですよね。

 後年の性格俳優のイメージが強く、こんなハードなロックを歌っているところは想像がつかないんですよね。

 曲はよく聴くんだけど、当時の映像を、いまだに見たことがないし・・・。

 たしかに、バンドの性格からして、当時テレビにはほとんど出演していなかったのかもしれない。


 先ほど、朝のワイドショー見てたら、ヒロミツ氏の訃報報道を各局行っていましたが、どうしてもバックに流れる曲は「たどりついたらいつも雨ふり」なんですね・・・・。

 それより以前の、「本来」のモップスの頃の音源が使われないのは残念だな。。。

 最後に謹んでお悔やみ申し上げます。



やっぱ、今聴いてもかっこいいよなぁ、この曲。47年前の曲とは思えないわ。
G.Sって、めちゃくちゃ範囲が広いけど、こと、サウンド重視のグループは、今でも通用するヒトたちが多かったですよね。
 それだけ、クオリティが高かったわけです。

 ちなみに、この曲が、作詞家 阿久悠氏は、実質的なデビュー作となります。




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