かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

高橋研

恋人達のペイヴメント / アルフィー

1984_10_恋人達のペイヴメント_アルフィー






今回の1曲セレクトは、「恋人達のペイヴメント」アルフィーです。

 まずはデータです。

・タイトル     恋人達のペイヴメント
・アーティスト   アルフィー
・作詞       高見沢俊彦 高橋研
・作曲       高見沢俊彦
・編曲       ALFEE
・リリース日    1984年10月17日
・発売元      キャニオン
・オリコン最高位  1位
・売上げ枚数    33.6万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 2位
・ベストテンランクイン期間:1984年10月29日〜12月24日付
・タイアップ:グリコ「アーモンドチョコレート」CM曲

 昔っから10月って、ワタシにとっちゃ「鬼門」の月なんだよなぁ。あ、すでに今日から11月か。。
でも、どうも、精神的に落ち込むって言うのかなぁ、毎年、バイオリズムが下がるんだよね。
例の細井数子の「六星占星術」によると、ワタクシは、10〜12月が「殺界月」だそうで。。。

 でも、考えてみると、必ずしも間違っていないような気もするんだよな。。。。まあ、信じる信じないは人それぞれだけど。。。

 振り返ってみると、高校受験と大学受験の時も、10月って決まって、落ち込んじゃってさぁ、模擬試験の結果が悪くて、焦りに焦ったのを昨日のように覚えてるねぇ。
 で、決まって、ノイローゼ〜ふらふらよ。昔のサザンの桑田氏じゃないけどふらふら

 うん、だけど、これがあって、かえって吹っ切れるって言うか・・、シャニムになれるっていうか・・、エンジンがかかるっていうか・・・、高校受験の時は11月になると、「目覚め」たのよ。

 さてさて、今回の1曲セレクトは、そんな、高校受験で成績落ち込んで、ノイローゼ〜ふらふら 気味だった、1984年の今頃の曲を。


 アルフィーの「恋人達のペイヴメント」なぞ、ひとつ。。


 いや、この曲聴くと、マジで焦ってた、あの頃を思い出すわ〜、走馬灯のように・・・ イントロ聴いただけで、ダメだね〜。
 ヒット曲って、そういうところがあるからさあ、いいところでもあり、悪いところでもあり。。ふらふら

 ま、逆に言うと、エンジンがかかった頃にも、まだ、ヒットしてたんだけどさ。。


 それにしても、アルフィーの曲って、今まで結構、書いてたつもりなんだけど、意外と書いてなかったんだな。この曲も、もうとっくに書いてたと、思い込んでたわ。
 
 うん、この曲の前年の83年に「メリーアン」でブレイクしてから、初のバラード曲がこれだったね。
 まあ、いつかは、このテの曲が来るとは思ってたけど、やっぱり、秋から冬へ・・・っていう、この年のタイミングで持ってきたってわけで、まあ、ある程度は想定してた感じだったかなぁ。

 ただ、それでも、やっぱ、最初は違和感があったけどね。 それまでのロックなアルフィーに慣れきってたころのことだから。
 
 ま、ブレイク後、初めての高見沢氏のリードボーカルっていうのも、違和感に拍車をかけてたんだけどさぁ。それまではリードボーカルは桜井氏だったから。
 なにぶん、あのスットンキョウな高音だからさぁ・・。

 でも、まあ、この曲のようにバラードでは、まだ、嵌っているかな・・とは思えるけどさぁ。

 それより、今聴くと、まだ、3人のコーラスは合ってたんだよな。うん、まだ、コーラスもキレイだったですよ。
 ただ、この頃から、若干ズレて来てたようなところもあるけどさ。。
 どーも、アルフィーってコーラスが崩れてきたと同時に、曲自体も崩れてきてたような気もするんだよね。その魁になって曲のような・・・。

 それでも、当時の人気は最高潮だったね。なにせ、この曲でオリコンでは初の1位獲得と・・・さ。

 それまで、「アルフィーランク」なんていう、シグサグ、上下動をしながらもロングヒットに持ち込んできていた、アルフィーもこの曲から、初動型に変化・・って感じだったね。



 それと、この曲、グリコ「アーモンドチョコレート」のCM曲だったんだよね。
 あ、こっちの方は、すっかり忘れてた。 
ちなみに、当時、グリコの「アーモンドチョコレート」のCM曲になると、ヒットするっていうジンクスもあったりしてさ。
 
 そそそ、出演してた、女の子と男の子の組み合わせが話題になったりもして、それで曲もヒットしてた・・・っていう図式でさぁ。

 この時は、沢口靖子と石黒賢だって。。 あ〜、完璧に忘れてる。。

↓ コレ


 ちなみに、これの前が、渡辺徹と小泉今日子で、曲が渡辺徹の「約束」、その前が田原俊彦と松田聖子で、曲が田原俊彦の「ハッとして!Good」だったよね。そっちのCMは覚えてるんだけどなぁ。。。話題になったもんね。

あー、そーいえば、この「恋人達のペイヴメント」って言えば、あれだよね、例のザ・ベストテンでの「犬山事件」ふらふらふらふらふらふら

 そそそ、アルフィーの大ファンなんだけど、なかなかコンサートに行けないので、そのコの家に直接行って、そのコのためにアルフィーが歌っちゃうっていう突撃中継企画。。

 で、名古屋でのコンサートの合間に、愛知県の犬山のファンの家に突撃で訪ねたら、「留守」で、誰もいなくて・・・。
 しょうがなく、演奏始めたら、電源車の電源が落ちーの、音がロレロレになりーの・・・。
 あげくの果てに、その家の「犬」に吼えられーの・・・

・・・っていう、メンバーいわく「サイテー」の中継だったのですよね〜。

↓ コレ


やっぱ、この曲っていったら、このときのインパクトが一番強かったかな、考えて見れば。。。


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メリーアン / アルフィー

1983_10_メリーアン_アルフィー






今回の1曲セレクトは、「メリーアン」アルフィーです。

 まずはデータでーす。

・タイトル      メリーアン
・アーティスト    アルフィー
・作詞        高見沢俊彦 高橋研
・作曲        高見沢俊彦
・編曲        アルフィー
・リリース日     1983年6月21日
・発売元       キャニオン
・オリコン最高位   7位
・売上げ枚数     37.3万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 3位
・ベストテンランクイン期間:1983年9月5日〜11月7日付

 アル中の皆様、お待ちどうさまでした。

・・・っていうくらい、考えてみたら、アルフィーの曲って今まであんまり書いてなかった気がするなぁ。夏前に「STAR SHIP」を書いて以来かなぁ・・。
 アルフィーって、なぜか未だに「ベストテン」に入ってくるのか、とっても不思議なんだけど、まあ、それだけ熱心な「アル中」の方々がいらっしゃるってことなんでしょうね。

 えー、「アル中」とは熱心なアルフィーファンを指します。決してアルコール依存症のことではありません・・・
なんて、わざわざ説明書きをすることでもない・・か。

で、もって、いよいよアルフィーにとっての、大ブレイク曲「メリーアン」の登場ですわ。

苦節何年・・・っていうのは、演歌のヒト達の常套句だけど、ロック・ニューミュージック系のアルフィーでも、当てはまる文句でしたよね
1974年にレコードデビューして10年目にしての大ヒットでしたから。
 その間、レコード会社から一度首を切られ(最初のデビューはビクターから)、同じ事務所の研ナオコのバックをやりながら、1979年、キャニオンから再デビュー・・・っという長い長い下積みを経ての大ヒットでしたから、そりゃ、長かったわけですわ。

 個人的にも、このころのアルフィーの曲は好きなんだよね。うん、まだ、何をやらんとしたいのかが、はっきりしてたのよ。 「売れたい」っていう執念のような気持ちが滲み出したというか。。。
なにより、ハーモニーがきれいだった

 いつからだろう? ハーモニーがずれだしたのは・・・。

 考えてみたら、この曲以降、桜井以外の2人がメインボーカルを取るようになってからのような気がするな。

 個人的な見方では、やっぱし、アルフィーのメインボーカルは、桜井が一番しっくり来るんではないですかねぇ。
 芯が一本、ぴしっと入ったような感じになるんだよね。

 坂崎だと、フニャッ・・という感じだし、高見沢だと、もっとフニャッとしちゃうわけで・・・。
 ハーモニーのバランスも崩れるもんなんだよね。グループで全員メインボーカルを取れることはすごいことなんだけど、それによって、全体のバランスが崩れちゃったらなんにもならないわけだしね。

 
 そういう意味では、この「メリーアン」っていう曲は、アルフィーの中でも完成度が高い曲何ではないですかねぇ。
 ま、まだ、「無欲の勝利」というかね、この曲の前までは、「下積み」生活でしたからねぇ、ずっとアルフィーって。
 たしかに、この1年前からアコースティックグループから、バンドスタイルに変更して、ずっとロックっぽくなってきてから、人気のほうも盛り上がっては来てましたけどね。
 もちろん、ベストテン入りなんていうのも、この曲からな訳で、そういういみでも、まだ、失うものは何もない状況の無欲の状態でリリースされた曲なんですよね。

 やっぱり、そういう曲の方が素直なんですよね。だから、リスナーにも自然と入ってくるって言うかね。

 この曲、最初に聴いた時は、不思議な感じだったなぁ、これは、ロックなのか、フォークなのか・・・という感じでさ。

 全体的にはロックなんだけど、間奏の坂崎のアコギでのリードはフォークだし・・。
 
 それに富岡”グリコ”義広氏の重いドラムがからんでくるっていうなんとも不思議なんだけど、でも、まとまりのある曲に仕上がっているんだよね。

 そう、「まとまり」なんですよ! 

アルフィーの場合、或る日とつぜん(←シャレ?)、とっちらかっちゃったんだよね曲が。イメージも実際のメロディラインも、バックの演奏も・・・。みんなバラバラになっちゃったのよ。

それでも、ベストテンだけははずさない・・・。これが、また、個人的には不思議なんだよなぁ・・・。

 いまだによくわからない現象ですよ。
 ほんと、熱心なアルチューの方々に支えられている・・としか言いようがなくてさ・・・。


 なんか、今回は、永遠にループしそうな内容の書き方だなぁ・・・。




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ちょっとやそっとじゃCAN'T GET LOVE / 中村あゆみ

1986_05_ちょっとやそっとじゃCAN'T GET LOVE_中村あゆみ






今回の1曲セレクトは、「ちょっとやそっとじゃCAN'T GET LOVE」中村あゆみデス。

まずはデータです〜

・タイトル    ちょっとやそっとじゃCAN'T GET LOVE
・アーティスト  中村あゆみ
・作詞      高橋研
・作曲      高橋研
・編曲      高橋研
・リリース日   1986年4月16日
・発売元     ハミングバード
・オリコン最高位 2位
・売上げ枚数   17.9万枚
・THE HITCHART 30最高位 8位
・ベストテンランクイン期間:1986年5月12日〜6月2日付
・タイアップ:カネボウ86年夏のキャンペーンソング

 それにしても、この初夏の風って気持ち良いですよね。この温度感を感じると、つい聴きたくなってくる曲があるわけなんですわ。

 今回セレクトしてきた、中村あゆみ「ちょっとやそっとじゃCAN'T GET LOVE」。

 個人的には、この曲なんかは、まさにそんな感じの曲だなぁ。

 この曲のスピード感、感じる温度感っちゅうのが、まさに今日の温度感と、吹き込んでくる微風の温度感、そのままって感じ。
 うん、べとついた・・・って言うんではなくて、かくまで「カラッ」とした空気感っちゅうのかなぁ。

 まあ、この曲がヒットした時期っていのうが、まさに、「今」の季節だったから、未だにその空気感を感じちゃうところもあるんだけどね。

 プラス、高校生活の中では、この曲がヒットしてたころが一番楽しかったし、充実してたからなぁ。
 
 音楽三昧の日々・・・・。

 そういう楽しかった記憶も、この曲を聴くと甦ってくるから不思議。

 中村あゆみにとっても、前年の「翼の折れたエンジェル」に続くヒットになって、おかけで、「一発屋」とならずに済んだわけなんだけども。それよりも、「翼の折れたエンジェル」でのハスキーな「ロックボーカリスト」っていうイメージを屈返したのはよかったよね。

 たしからネはロックンロールなんだけど、ホップでイメージは随分変わりましたよ。

 まあ、たしかに、

 ♪ ちょっとやそっとじゃ くずれない〜 ♪

なんて、あまりにも「化粧品」のキャンペーンソングっちゅう「宣伝」ぽい歌詞はタザ過ぎなんだけどさ。
 それをとってもあまるほどのポップさ新鮮さを感じましたよ。

 何よりも、ライブで、みんなで歌って踊れる、ノリがサイコー(⇒死語だよねん!?)の曲が出来て、このヒトにとっては、めっちゃプラスだったんぢゃないかなぁ。

「みんな〜行くよー! ちょっとや・そっとじゃ CAN'T GET LOVE!」

で大盛り上がり大会になってたもんね、当時。

 あのころ、今のような大規模なロックフェスがあったら、このヒトなんてのはどこも常連だったろうなぁ。

 つねづね惜しいんだよねぇ。



途中で画像と音が飛んじゃったりしております。
こんな動画しか落ちてなかったんであいすみません。



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