1984_09_桃色吐息_高橋真梨子






今回の1曲セレクトは、「桃色吐息」高橋真梨子です。

 まずはデータです。

・タイトル    桃色吐息
・アーティスト  高橋真梨子
・作詞      康珍化
・作曲      佐藤隆
・編曲      奥慶一
・リリース日   1984年5月21日
・発売元     ビクター
・オリコン最高位 4位
・売上げ枚数   36.8万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 5位
・ベストテンランクイン期間:1984年8月13日〜9月24日付
・タイアップ:三貴「カメリアダイアモンド」CM曲


 今回はマクラなしで、いきなり本題に入っちゃいますかね。

 高橋真梨子の「桃色吐息」。

 大人の曲だったよね。 ヒットは、1984年の今ごろ。1984年っ言ったら、チェッカーズと中森明菜の全盛期よ。まあ、つまりは、「アイドル」が主流だったわけよ。

 まあ、今ごろ書かんでも、よくお分かりの方が多いと思いますが・・ふらふら

 そこに来て、いきなり「オトナ」の曲が上位に来たもんなぁ。

 うん、あの当時は、まだ「曲の力」でヒットする曲もあったんだよね。だから、こういうオトナの曲が、ヒット街道に上って来るチャンスもあった。

 84年って、アイドル主流といっても、やや流動的で、新たな勢力が出てきたりしたりした、安定期というよりは、まだまだ時代が動いてた時期だったからさ、だから、曲が良くて、多くの人たちに支持されれば、ヒットするっていう地盤があったのよ。
 まだ、かろうじてウタバングミを家族で見る習慣も残ってたってのもあるし、だから、コドモでも、こういう大人の曲も普通に聴いてたってところもあるしなぁ。

 個人的には・・・うーん、どうだったんだろう? うーん、普通に聴いてたってのは確かにある。
 ただ、すすんでは聴いてなかったかなぁ。。。ベストテンに入ってたから聴いてた・・・って感じだったかなぁ。

 あのね、正直いうと、まだ、このテのオトナの曲にピンと来てなかったって言うのもある。

 もちろん、今では、等身大よ。 高橋真梨子、当時35歳よ。

 ・・となると、やっぱ、今の自分の年齢的にも等身大・・・・というか、いつの間にか随分年下の年齢なんだよね。

 いやね、今も、こーいう、等身大の「オトナ」のポップスが、出てこないかな・・・と期待してるんだけどねぇ。。なかなかねぇ。・・というか年々難しくなってきているよな。

 当時、ピンと来なかったのも、この曲、難しいんだよね。曲自体が・・。だから、なかなか咀嚼できなかった・・っていうのもあるんだろうな。

 作曲は、佐藤隆氏。当時、自分の曲もヒットさせてたソングライターですわ。
 このヒトが、また、やたらと、難解な曲が得意だったからなぁ。

 まあ、基本のところは、スパニッシュ系なんだろうな。メロディライン的には。 この曲もそんな匂いがするし。

 まず、そこからして、ちょっとコドモでは解釈できないのよ。

 夜の匂い、お酒の匂い、タバコの匂いが・・・漂ってくるでしょ、艶めかしい大人の匂いが。

 そういうシチュエーションを知らないコドモには、なかなか理解しろっていっても、難しいよなぁ。


 ただ、今、改めて聴くと、サウンドし、いかにも84年って感じだよね。ギターの音色にしても、安全地帯っぽくて、あの時代以外は考えにくいような感じですよ。
 そういう意味では、どんぴしゃのタイミングだったんだろうな。
 いや、逆に考えると、そういう作りをしたのかも知れないけど・・。

 ところで、この曲は、「カメリアダイアモンド」のCM曲だったんだってねぇ・・。
 うーむ、覚えてないなぁ・・・。

 「カメリアダイヤモンド」のCM曲って、80年代の終盤から90年代の前半にかけては、やたらと流れてたけどね。特に深夜番組帯では。
 基本、深夜までテレビみてた、大学生の頃は、まあ、耳にタコが出来るくらい見たけどねぇ。。

 でも、まだ、このころは深夜番組も見てなかったしなぁ・・、だから、CMで流れてた頃とは、全然覚えてない。

 曲自体、「ベストテン入り」してきてから、初めて聴いた・・・のかなぁ?
 うーん、多分、「全日本歌謡選抜」が最初だったとは思うけど・・。




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