1982_01_完全無欠のロックンローラー_アラジン






今日の1曲セレクトは、「完全無欠のロックンローラー」アラジンどぇす。

 まずは、データでーす

・タイトル     完全無欠のロックンローラー
・アーティスト   アラジン
・作詞       高原茂仁
・作曲       高原茂仁
・編曲       高原茂仁
・リリース日    1981年11月14日
・発売元      キャニオン
・オリコン最高位  7位
・売上げ枚数    29.9万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 5位
・ベストテンランクイン期間:1982年1月18日〜2月8日付

 コミックソング。いまや、ほとんど「死語」になってしまったよねぇ。
 去年のゴリエだって、まえけんだって、一昔前だったら「コミックソング」というジャンルに入れられ、完全に「イロモノ」扱いだったろうに、今の世の中では、立派に「普通の曲」として扱われてるもんなぁ。。

 ・・・といきなり、コミックソング談義。そうです、今日の1曲セレクトは、そういった、コミックソングのなかでも、代表的な曲っす。

 完全無欠のロックンローラー / アラジン

 いや、でも、本来は、コミックソングではない・・・はずなんだよね。
 なにせ、あの「由緒ある」、ヤマハポピュラーミュージックコンテスト、いわいる「ポプコン」の「第22回」の「グランプリ」曲ですよ。 この曲。。。
 しかも、その後行われた、「第12回世界歌謡祭」でも、グランプリを獲得。。。

 なんと、「世界」を制しているのですよ。このコミックソングは。。。(^^;;;;;

まあ、世界歌謡祭なんて、仰々しいタイトルがついていますが、要は、ポプコングランプリ獲得者の「ハク付け」のためにヤマハが主催していたイベントなんですが・・・。

 だけどね、この曲が、あのポプコンのグランプリ獲得曲としったときのショックときたらなかったね。
 ついにポプコンも地に落ちたか・・・とガキながら思ったもんですよ。

 たぶん、最初にこの曲聴いたのが、「ザ・ベストテン」のスポットライトだったと思うけど、ウチの親なんて、バカ怒りしてたもんなぁ。

 大体において、ボーカルの高原氏は、ゲーノー界に入る手段としてポプコンに出場したらしく、本心は「ロックンロール」なんて、すきでも何でもなかったらしい。
 本音は、ポールモーリアと、小椋佳がすきなんだと。。

 だから、曲に思いいれもなんもないんだよね。なんで、ロッキンロールのくせに、秋田音頭にもなっちゃうような、こういう、とんでもない曲でもくめんなく歌えたし、作れたんだと思うけど・・・。

 しかし、それもそれで、潔いケーノー人生活だわね。なにせ、曲の方は、当然というか「一発屋」で終わったのに、ゲーノー人としては、未だにシブトク生き残ってるもんねぇ。

 昨日(12日)、日本テレビで、「あのヒトは今」に出て、この曲歌ってたけど、実家の土建屋を継ぎながらも、いまも、名古屋圏でタレント活動してるってんだから、このシブトさときたら・・・・。
 まあ、あの当時、名古屋商科大学の学生だった、このヒトたちも、いまや立派な「オヤジ」になってましたが・・・。


 しかし、まあ、それはそれでねー、こういう曲もあるってのは、悪いことではないとは思うけどね。
 みんな、真っ直ぐな曲ばっかじゃ詰まんないし。まあ、こればっかになるのも問題だけど・・・。

 いずれにしても、24年前のこのじきの曲として、しっかり根付いていますけどねぇ。。





※2006年1月に書いたものを再掲載しました。