かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて約40年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

香坂みゆき

気分をかえて / 香坂みゆき

1981_08_気分を変えて_香坂みゆき


今回の1曲セレクトは、「気分をかえて / 香坂みゆき」です。

まずはデータです。

・タイトル     気分をかえて
・アーティスト   香坂みゆき
・作詞       山崎ハコ
・作曲       山崎ハコ
・編曲       大村雅朗
・リリース日   1981年6月1日
・発売元      ポリドール
・オリコン最高位 58位
・売上げ枚数  4.9万枚

うわっ、いつ以来の「1曲セレクト」だ  ってくらい久々なんで、どう書いていいか忘れちゃってるワタシがいたりして 
まあ、いつも半ばテキトーに書いてたりするんで 今回もテキトー精神で進めちゃったりしますか。。

個人的にヒット曲が好きなのね。ぢゃヒット曲ってなんぞや・・・っちゅうと、まあ、「売れてる」曲ですわね。簡単に言えばヒットチャートで上位に来てる曲。
 逆に言えば、売れない曲って好きじゃないんだよね。
なんでかっちゅうと、なんか独りよがりって感じがするしさぁ。少なくとも「商業」的にリリースするならば、売れないよりは売れた方がいいわけじゃん。 最近は売れなくてもいいから分かる人だけに聴いてもらえればいい・・・とか、普通に言うアーティストって結構いるじゃん。 なんか違うよなぁ・・・なんて思っちゃうんだよね。
少なくとも通常の商業ルートに乗せてリリースするなら、売れなくてもいい曲をリリースするのって、やっぱおかしいわけじゃん。売れなくてもいいなら自主的にシコシコリリースしてごく近しいヒトに聴いてもらえればいいわけでさ。

・・・なんて、また、クレームが来そうな言い回しになっちゃったりして。。。

まあ、ヒットしてる曲を聴くのが好きっていうのは、もう長年のクセですね。40年以上もそうやってヒット曲を追いかけて来ている「性(さが)」とでも言いますか。

だからね、ヒットしなかった曲っていうのは、未だに手元に音源が無い曲が圧倒的に多い。まあ、それまで追いかけてたらいくら金があっても追いつかないし、そもそも全曲じっくり聴いてる時間もないわけで。。。



たださあ、そうは言っても、売れなかった曲でも時々、引っかかっちゃう曲はあるんだよな。

今回もそんな売れなかったけども、当時引っかかった曲をひとつ。

香坂みゆき「気分をかえて」

この曲、最初に聴いてのってどこでなんだろ? 「8時だよ全員集合」だったか。。。
まあ、テレビで聴いたのは間違いないんだけど、いつどこでっていうのは、全く覚えてない。

でも、インパクトはあったんだよな。

香坂みゆきさんって、それまでは純粋に「アイドル」だったわけじゃん。 まあ、売れなかったけども。。

そそそ、このヒトと高見知佳さんと、石川ひとみさんと、倉田まり子さんって、なんか似たような境遇の人たちだよなぁ・・・なんて、80年当時は感じてたんだよなぁ。 このヒトたちよく「ドリフ大爆笑」に出てたじゃん。
で、ウタのコーナーになると、売れてない、いわいるB級アイドルが勢ぞろいって感じで、この人たちが出てたりしてさぁ。

まあ、石川ひとみさんは81年に「まちぶせ」で、その中から離脱した訳だけど、 香坂みゆきさんと高見知佳さんっていつまでたっても垢抜けないB級アイドルって感じだったんだよね。

・・・と思ってたら、いきなり香坂みゆきさんが、この「気分をかえて」で「硬派ロック」路線に変えてきたわけじゃん。

一体どうした事か。。。 当時12歳になったばかりのクソガキだったワタシでもそう感じたんだよなぁ。

それまで「みんなのアイドル」ってかんじだったのが、いきなり「大人」っぽい路線に行っちゃったんで、どう捉えたらいいのかって言うのもあったのかもしれないな。

まあ、一つ言える事は、81年頃は、いわいる「ツッパリブーム」で、みんな大人っぽく見られたがってたってのもあるんだよね。なんせ、あの三原順子さんだって、当時17才にゃ見えなかったしさ。どうみても5〜6才サバ読んでるでしょ・・・って感じだったじゃん。
そう言う時代の流れもあったんだろうね。

たださ、路線を変えた事で、香坂さんの「歌のうまさ」っていうのは、引き出されましたよね。
このヒト、こんなに「パンチ」の効いた歌唱力があったとは、それまではそんなに感じなかったもんなぁ。

元々は、山崎ハコさんの「1976年」リリース曲のカバー。 オリジナルは、もっと下世話なフォークロック・・そうやねぇ、後年の長渕剛氏が歌いそうなイメージの重い曲。

↓ コレ



これを大村雅朗マジックで、BLONDIEの「CALL ME」をちょいと拝借して本格ロックに昇華させたところが、如何にも1981年って言う時代性を感じさせたりしてね。

ちなみに、大村氏、この曲のBLONDIEの「CALL ME」を下敷きにしたアレンジに旨みを感じたのか、1982年の佐東由梨「どうして!?」を経て、83年の河合奈保子「エスカレーション」に昇華させちゃったりしましたよね。

そうか・・・、81年当時、今一つ分からなかったこの曲が、今になって理解出来るっていうのは、結局は河合奈保子さんの「エスカレーション」を経た事で、この曲調が自分の中に消化したからなんだろうな、きっと。

まあ、その前に、81年当時は知らなかった、元曲のBLONDIEの「CALL ME」も今では自分の中に消化したからってのもあるけどさ。



改めて、今聴くと、如何にも80年代っていうサウンドだよね。
↑ではBLONDIEの「CALL ME」を下敷きにして河合奈保子「エスカレーション」に昇華させたって書いたけど、この感じ、80年代中盤くらいまでのアイドル系のマイナーチューンって、このサウンドが多かったんだよな。
そう言う意味では、80年代アイドルの基本系の1曲とも言えるかもな。

それにしても、最後の♪Bye Bye〜 ♪はインパクトの塊だよな。
これでも、売れなかったんだもんなぁ。
オリコン左ページにも行かなかったって言うのも、 ちょっと信じられないよなぁ。

ちなみに、高見知佳さん、香坂みゆきさん、共に1984年、化粧品のキャンペーンソングで自身最大のヒットを飛ばすことになる。 1980年当時の「売れない」2人を見てると、これもどこか因縁めいたところがあるなぁ。。


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レイラ / 香坂みゆき

1982_09_レイラ_香坂みゆき







今回の1曲セレクトは「レイラ」香坂みゆきです。

まずは、データです。

・タイトル     レイラ
・アーティスト   香坂みゆき
・作詞       伊藤薫
・作曲       伊藤薫
・編曲       藤田大士
・リリース日    1982年8月25日
・発売元      ポリドール
・オリコン最高位  80位
・売上げ枚数    1.9万枚

えー、のっけからですが、「レイラ」っていうタイトルだと、ディレク アンド ドミノスの「レイラ」とは同名異曲なんで〜。。 (←定番ですね、このいいわけ)

 このところ、マニアックとまでは行かないけど、時々ヒット的にはマイナー曲をセレクトしてきてるんだけど、、なぜか、夏の終わりから秋口にかけてって、昔は、必ずしもチャートの上位に進出してはいない、マイナーな曲まで聴いてた時期ってあるんだよね。

 もちろん、毎年ではなく、ほんと局所、局所なんだけどさ。。振り合えって見ると1982年と1992年は、そんな感じだった気がするなぁ。奇しくも丁度10年飛んでるんだけどね。

 うーん、太陽の黒点の活動の活発化、不活発化と同じで大体10年サイクルで、無性に音楽が聴きたい時期と、そうでない次期ってあるんかいなぁ。。。?

 ぢゃ、2002年はどうだったか・・・。うーん、たしかに結構聴いてた気がする。ま、その頃は、仕事として音楽に接しちゃってましたけどね。

 ・・・で、最初の1982年。今思うと、この時が一番、聴いてたんぢゃないかなぁ・・と思いますね。
 まだ、音楽そのものの、経験とか頭の中のキャパシティがない頃だから、なんか、聴く曲聴く曲が、みんな新鮮に見えたんだよねぇ。
 だから、ラジオなんかでかかってて、引っかかる曲も多くてさ。


 今回、引っ張ってきた「レイラ」もそのなかの1曲だったと思うなぁ。

 なんかさ、曲のインパクトがすごいぢゃん。この曲。
ちょっと聴きでは、「ハードロック」か? って思っちゃうくらい。。。

 ま、実際は、とてもハードロックではないんだけどさ、当時の感覚からすると、そう聴こえたんだよね。それだけヘビーだった曲なんだけどさ。

 ヘビーといっても、本来のハードロックとか、ヘビーメタルっていう、ギターサウンドギンギンのハードさではないんだよね。たしかにハードなギターサウンドを全面に出した曲ではあるけど、曲の内容からして、「レイラ」っていう女の子が「身投げ」する曲でしょ。 曲のシチュエーションからしてヘビーなんですよね。

 そういうシチュエーションって一歩間違ったら「演歌」の世界になっちゃいそうな感じもするんだけど、ギリギリのところで「歌謡ポップス」に留まっているというかね。

 作詞、作曲の伊藤薫氏って、少し前に書いた、水越けいこの「ほほにキスして」の作者でもあるんだけど、「ほほにキスして」のメジャーなポップスというよりは、この曲のような重ーーい、一歩まちがったら「演歌」になっちゃうところをギリギリで「歌謡曲」に留まっているような曲っていうほうが、このヒトの持ち味っていう気もするんだよね。

 だから、この曲なんかは、本領発揮ってところなんぢゃないかなぁ。。。

 香坂みゆきっていうヒト、今ではタレントの清水圭氏の奥方となられて、いまでも活動中なんだけど、もともとは、アイドルなんですよね。
 でも、単なるアイドルポップス路線から、ハードなよりロック路線に変えてきたのが、前年の81年の「気分をかえて」って曲から。
 この曲が割りと受けがよかったんで、そのまま引き継いだのが、この「レイラ」ですね。

 この時19才。同い年の河合奈保子が、まだアイドルだった事を考えると、かなり大人っぽい曲を歌ってたよなぁ・・。

でさあ、歌が異様にうまいんだよねぇ、このヒト。とても、河合奈保子とおなじ19才とは思えなかったもん。

出だしの

♪レイラ〜 悲しいよ〜 カモメになって空を飛んだー〜 ♪

のサビの部分の迫力とインパクトと訴求力は、これはすごいよねぇ。迫力からいうと、後年の浜田麻里にちょっと似たような感覚があるなぁ。

 それと対照的なAメロの優しい部分の歌い方も見事。優しい部分、ハードな部分と心の動きが入り乱れている、この難しい曲を自然な流れで歌いきってるのがすごいんだよね。


 もちろん、存在自体が全然マイナーだったから、売上げは全然だったけどねぇ。
 オリコン最高80位・・・。もしかして、これまで紹介してきた曲の中でも最低ラインかもしれないな。

 でも、曲自体はそんなことないんですよ。隠れた名曲とでもいいましょうかねぇ。
 なんか、日の目に当たらないのがもったいないくらい。。

 一方で、このままいつまでもひっそりとした存在であってほしいなぁ・・とも思ったりして・・。その辺は複雑なんだよね。






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