今回の1曲セレクトは、「思い出さないで」岩崎宏美です。
まずはデータです。
・タイトル 思い出さないで
・アーティスト 岩崎宏美
・作詞 中山大三郎
・作曲 中山大三郎
・編曲 青木望
・リリース日 1982年9月21日
・発売元 ビクター
・オリコン最高位 18位
・売上げ枚数 8.4万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 19位
少し前に、「リリース日を間違えてたので、また後日書きます」って書いたことあるんですが、その曲って、実は、今回引っ張ってきた岩崎宏美の「思い出さないで」だったんですよね。
たしか、初めて聴いたのが、1982年の8月の終わりごろだったと思うんだけどなぁ。。。
千葉に引っ越してきて、ちょっと経った頃、家族で「富津岬」までドライブに行った事があるんだけど、その時、「全日本歌謡選抜」で流れたのだけは、よく覚えてる。この曲と中森明菜の「少女A」、たしか、並びでかかったような記憶がある。
だから、てっきり、1982年の8月21日だとばっかり思ってたんだよね。
で、実際調べたら、9月21日リリースだったんだよね。なので、1ヵ月先延ばしにしたわけです。
33年も経つと記憶なんて、あやふやなもんだよね、ホント。
この曲を聴くと、しみじみと「夏の終わり」を感じるんだよなぁ。
昨日の「守ってあげたい」もそうだけど、この曲は、その色が一層濃いんだよね。
個人的にはそう思っている。
上で書いたように初めて聴いた時が、天気があんまりいい日でない曇天の日でさ。シトシト小雨が降ってたなぁ。
夏の終わりの・・・・ちょっぴりセンチメンタルな気分に浸るには打ってつけの日だったんだよなぁ。
だから、この曲、後々まで、ずっと脳裏から離れなかったんだよね。
この前の曲が、あの「聖母たちのララバイ」だったから、完全に、「聖母たちのララバイ」の陰に隠れちゃって、死角のスポットにすっぽり入っちゃってたような曲なんだけどさ。
これが、ほんとにシミジミ来るいい曲なんですわ。
ほんと、死角に入っちゃっているのが、ホントにもったいない。だれかカバーしませんかね〜(水森かおりさんがカバーしてるようだけど、やっぱし、ポップスアーティストでないと。。。)
ただ、たしか、この曲はもともと、岩崎宏美オリジナルではなくてカバーなんだよね。
・・・で、オリジナルはだれが歌っていたのか、いつごろがオリジナルなのか・・・っていうのが、ちょっと判然としない。
JASRACの作品データベースを調べると、シマザキケイコ っていう方の名前が出てくるんだけど、このヒトがどういう人なのかは、よくわからない。
他に、ブレンダ・リーの名前も出てきた。ブリンダ・リーが日本語で歌ったバージョン。
ただ、これがいつ頃なのかもよくわからない(オリコンにランクインしてないし。。。)
恐らく、メロディラインからすると、70年代前半とは推測されるんだけど。。。
うん、トワ・エ・モアの「誰もいない海」を彷彿させるところもあるんだよね。この曲。
おそらく、下地にしていることは間違いないかと思うんだけどさ。
作詞。作曲の中山大三郎氏っていうと、どうしても「演歌」っていうイメージが強い(千昌夫の「味噌汁の詩」とか・・・)
だけど、意外にも、こんなメロディラインの綺麗なポップスも作っていたんですよね。
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