今回の1曲セレクトは、「パステル・ラヴ」金井夕子です。
まずはデータです。
・タイトル パステル・ラヴ
・アーティスト 金井夕子
・作詞 尾崎亜美
・作曲 尾崎亜美
・編曲 船山基紀
・リリース日 1978年6月25日
・発売元 キャニオン
・オリコン最高位 35位
・売上げ枚数 5.7万枚
いつだったか、この曲は、どのジャンルに入れたらいいのか迷うんだよな・・・って書いたことがあったな。
今回のこの曲も、正直、迷うんだよね。
金井夕子の「パステル・ラヴ」ですわ。
まあ、一見すると、きっと「アイドル」なんだろう。曲調も大まかに見ると、そんな「雰囲気」でもあるし。。。
だけどよ・・・・・なんだよね。
うーん、金井夕子っていうヒト、アイドルとしては、ルックスがな・・・
ぢゃ、歌謡曲? っていうのも、この曲調からするとピンボケ。
ぢゃ、ニューミュージック? っていうほど、「ニュー」ぢゃない。。
うーん、判断が難しいんだよなぁ。。。。。
78年から79年の70年代終盤。正統派な70年代型アイドルが、軒並み淘汰されて、生き残ったヒトたちは、「スターダム」の絶頂にいる中、「次」を嘱望されてでてきた人たちって、だいたい、そういう中途半端に位置にたたされていたような気がする。
まあ、多分、アイドルといっても、それまでの中高校生対象というよりは、「大学生」をターゲットにしてたんだろうね。このヒトにせよ、少し後にデビューすることになる竹内まりやしろ。
ただ、いずれにしろ、中途半端な立ち居地にいたことはかわりないわけで。。。
だから、このヒトなんて、結局は中途ハンパなままで終わっちゃったもんなぁ・・・。
まあ、本来はシンガーソングライターとして出たかったんだろうね、このヒトなんかは。証拠に、「歌手」をやめて北海道に帰った後は、「青木茗」っていうペンネームで作詞家となったりしている。
うーん、もう少し、がんばっていたら、竹内まりやのように「シンガーソングライター」としての道が開けていたかもしれない・・・のになぁ。
ま、その辺は、歴史のあや・・・いやいや、人生いろいろ・・ってところか。。。
まあ、冷静に考えればメロディラインは、「80年代アイドル」って感じもするか。。。
作詞、作曲が尾崎亜美だからなあ・・・。イメージ的にはそうなのかもな。
ただ、サウンドは、アイドルって感じじゃないんだよね。ニューミュージックのそれっぽいのよ。 そこが余計困惑させちゃうんだけどさ。。
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