1978_08_パステル・ラブ_金井夕子







今回の1曲セレクトは、「パステル・ラヴ」金井夕子です。

 まずはデータです。

・タイトル    パステル・ラヴ
・アーティスト  金井夕子
・作詞      尾崎亜美
・作曲      尾崎亜美
・編曲      船山基紀
・リリース日   1978年6月25日
・発売元     キャニオン
・オリコン最高位 35位
・売上げ枚数   5.7万枚

 いつだったか、この曲は、どのジャンルに入れたらいいのか迷うんだよな・・・って書いたことがあったな。
 今回のこの曲も、正直、迷うんだよね。

 金井夕子の「パステル・ラヴ」ですわ。

 まあ、一見すると、きっと「アイドル」なんだろう。曲調も大まかに見ると、そんな「雰囲気」でもあるし。。。

 だけどよ・・・・・なんだよね。

 うーん、金井夕子っていうヒト、アイドルとしては、ルックスがな・・・あせあせ 
 ぢゃ、歌謡曲? っていうのも、この曲調からするとピンボケ。
 ぢゃ、ニューミュージック? っていうほど、「ニュー」ぢゃない。。

 うーん、判断が難しいんだよなぁ。。。。。

 78年から79年の70年代終盤。正統派な70年代型アイドルが、軒並み淘汰されて、生き残ったヒトたちは、「スターダム」の絶頂にいる中、「次」を嘱望されてでてきた人たちって、だいたい、そういう中途半端に位置にたたされていたような気がする。

 まあ、多分、アイドルといっても、それまでの中高校生対象というよりは、「大学生」をターゲットにしてたんだろうね。このヒトにせよ、少し後にデビューすることになる竹内まりやしろ。

 ただ、いずれにしろ、中途半端な立ち居地にいたことはかわりないわけで。。。
 だから、このヒトなんて、結局は中途ハンパなままで終わっちゃったもんなぁ・・・。
 
 まあ、本来はシンガーソングライターとして出たかったんだろうね、このヒトなんかは。証拠に、「歌手」をやめて北海道に帰った後は、「青木茗」っていうペンネームで作詞家となったりしている。

 うーん、もう少し、がんばっていたら、竹内まりやのように「シンガーソングライター」としての道が開けていたかもしれない・・・のになぁ。
 ま、その辺は、歴史のあや・・・いやいや、人生いろいろ・・ってところか。。。



まあ、冷静に考えればメロディラインは、「80年代アイドル」って感じもするか。。。
 作詞、作曲が尾崎亜美だからなあ・・・。イメージ的にはそうなのかもな。
 ただ、サウンドは、アイドルって感じじゃないんだよね。ニューミュージックのそれっぽいのよ。 そこが余計困惑させちゃうんだけどさ。。


よろしかったら、ポチッと押してね
にほんブログ村 音楽ブログ 懐メロ邦楽へにほんブログ村