1993_07_真夏の夜の夢_松任谷由実






今日の1曲セレクトは、「真夏の夜の夢」松任谷由実です。

 まずはデータです。

・タイトル    真夏の夜の夢
・アーティスト  松任谷由実
・作詞      松任谷由実
・作曲      松任谷由実
・編曲      松任谷正隆
・リリース日   1993年7月26日
・発売元     東芝EMI
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数   143.3万枚
・タイアップ:TBS系ドラマ「誰にも言えない」主題歌
・THE HITCHART HOT30最高位 2位
・ベストテンランクイン期間:1993年8月9日〜10月11日付

 真夏の夜、いかがお過ごしでしょうか・・・なーんて、優雅な気分になれんわい。。
 なんじゃ、この蒸し暑い夜は・・・。 まあ、いつまでも、汗がべっとべっとと、湿気が多いこと・・・。
 昼間は昼まで、35℃オーバーの猛暑日だったおかけで、べとべと・・・な暑さの不快指数100%な一日でしたわ。

 こんな夜は・・・・本来なら、爽やかな風のような1曲をひっぱって来たい・・・・っていう頭はあるんだけど、その前に浮かんでくるのが、「蒸し暑い」イメージの曲だったりして・・・。

 真夏の夜の夢 /松任谷由実

・・・この曲でございます。

 ハイ、1993年7月クールのTBS系金曜ドラマ「誰にも言えない」主題歌ですな。

 そそそ、あの「冬彦さん」の「ずっとあなたが好きだった」の続編ドラマっすよ。 野際陽子の「ヘピ女」がキモかった、あれっすふらふら

 あの、独特のキモチ悪さに、この独特の蒸し暑くて、ユーミンのボーカルが、そのキモチ悪さを一層引き立たせていた、1曲でしたな。

 うん、個人的な感想としては、このドラマの主題歌としては、よくあってたと思う。

 ただ、ここまで、築き上げてきた、「ユーミン」ブランドな1曲としては、どうなの?

 ってことだよねぇ。 うん、曲としては、特に、これといった「仕掛け」のメロディラインがあるわけでもなく、ユーミン独特の、テンションコードと分数和音をいっぱいに使った、いわいる「ニューミュージック」的なサウンドでもなし。

 あくまでシンプル、うーん、はっきりいって、ユーミンの曲としては「ダサい」曲だとおもう。

 例えば、基本のコード進行とかさ・・

 Cm→A♭→B♭→E♭→A♭→E♭→F♯dim→G

は、ねーだろ、かのユーミンの曲で・・・、とか思ったりして。。

 あのね、曲を聴いた瞬間に次のコード進行が分かっちゃったりする・・・ってあんまり、無いんだけどねぇ、ユーミンの場合。
 意外な展開をするから、面白いのがユーミンでもあり、それを自負してたと思うんだけどねぇ。

 こと「ダサ坊」な曲は嫌ってたような印象があるんだけど、一体、これは、どういう風の吹き回しだったのかしらねぇ・・・

 ・・・とか考えたりして。。。

 まあ、最もらしい考えとしては、やっぱしドラマタイアップで、安い、早い、旨い(儲かる)、「吉野家」的な考えが、ユーミンにも蔓延したのかいな?

 ・・・なんて、当時は考えたりしたな。。 


 大体において、93年7月クールのドラマの主題歌って、この曲を含めて、「大物」が揃いましたからねぇ・・・。

 ・フジ 月9  素晴らしきかなこの人生
 →Make Up Shadow /井上陽水

 ・フジ 水9  悪魔のKiss
→エロティカセブン /サザンオールスターズ

 ・TBS 日9  課長さんの厄年
 →さらば青春の光 /布袋寅泰

 などなど・・・・。

 まあ、フジテレビとTBSの一騎打ち的な感じなんだけど・・・。

 しかも、どの曲もヒットしましたなぁ・・・。

 ドラマと大物アーティストとのタイアップ・・・っていうのも、この辺が一番、脂が乗り切ってた頃じゃないかねぇ。。。

 そんな、音楽バブル全盛、まだまだ上り調子! って頃の1曲ですわ。



うーむ、やっぱり蒸し暑くなる1曲ですな。。。



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