かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

竹内まりや

待ちぼうけ / 堀ちえみ

1982_09_待ちぼうけ_堀ちえみ






今回の1曲セレクトは、「待ちぼうけ」堀ちえみです。

 まずはデータです。

・タイトル    待ちぼうけ
・アーティスト  堀ちえみ
・作詞      竹内まりや
・作曲      竹内まりや
・編曲      鈴木茂
・リリース日   1982年8月21日
・発売元     キャニオン
・オリコン最高位 26位
・売上げ枚数   9.8万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 19位

 今月は1982年の曲、かなり書いてるよなぁ。 で、またまた、今回も1982年の曲でスンマセン。
はしょり? ・・・・という声が聞こえてきそうだけど、ハイ、半分は当たってたりして。。。あせあせ

 たまたま、オリコンチャートブックをペラペラめくってたら、目に止まっちゃったの。。。

 うん、それだけ。。。

 でも、ちゃんと「今」の時期にヒットしてた曲ですよ〜。

 まあ、オリコン最高位26位止まりだったわけで、ヒットに値するかどうかは微妙なところだけど、レコード売上げ的には、この曲が9.8万枚で、デビュー第3弾のこの曲で確実に、売上げは上がってるんですよね。

 詞、曲は竹内まりやさん。いやいや、この時の竹内まりやは、当たってたんだよねぇ。
 同時期に河合奈保子の「けんかをやめて」も大ヒットさせてたし。

 ただ、この年にヤマタツ氏と結婚して、シンガーとしては休業状態だったんだよね。あくまでソングライターとして活躍してたまでで。。

 で、もって、アレンジは、元はっぴぃえんどの鈴木茂氏。

 つまりぃ、大きな目で見ると、はっぴいえんど、ティパンアレイ人脈で作られた曲って訳ですね。
(竹内まりやの旦那の山下達郎は、元々、大滝詠一大先生人脈出身)

 うん、これは、シングル第3弾にして、ホリプロ側も勝負をかけて来たんだろうね、ある意味。

 中身は、かわいらしい、いかにも「アイドル」っていう、詞の内容を、竹内まりやらしい、アメリカンポップス調のメロディラインで包まれているっていうイメージ。

 うん、堀ちえみの曲の中でも、一番、ニューミュジック的な曲かもなぁ。
 あのころ、松田聖子を筆頭に、ニューミュージック系アーティストによる曲リリースが流行ってたからなぁ。(しかも、ほとんどティンパンアレイ系人脈によるもの。。。ある意味、ティンパンアレイ系人脈が80年代アイドルの曲の質を向上させたともいえる)


 だけどさ、真正直に捉えると、アホらしい、ちょっちありえない内容でもあるんだよね。あせあせ

 彼氏に会うために待ち合わせ場所で40分も待っているのに、まだこない・・・
 どうしたの? ふられちゃったの? って疑問をいだきながら、「もう、あなたなんかキライ・・・」

 ってその場を立ち去る・・・。

 でも、よくよく考えてみたら、時計の針を2時間進めてたのに気付く。

 ごめん、あなた待ってるよね・・・・。

・・・っていう内容ですね。

 堀ちえみ、当時15歳。年相応で可愛らしいと言えば、可愛らしい。 でも、ドジといえばドジ。
 っていうのかな。

 少なくとも、「スマホ」、「メール」、「LINE」が当たり前になった今では、まずもって起こりえなくなったシチュエーションですよね。 それだけに「時代」を感じちゃったりして。
 33年前にはまだ起こりえたシチュエーション・・・・・うんにゃ、33年前でも時計の針が2時間進んでれば、気づくよな・・・普通。  なんて書いたらもともこもないか。。。


 それまでの堀ちえみって、キャラクター的に、いまひとつインパクトがつかめないままで居たんだけど、この曲で、なんとなく、その後、決定的なキャラクターとなる「ドジでのろまなカメさん」を彷彿させるような仕掛けになっていますよね、この曲。

 
 蛇足だけど、この曲の出だしは

♪ ディズニーウォッチのぞく〜 ♪

ってあるけど、当時、ワタシも、ディズニーウォッチしてたんだよなぁ・・・。なんて、脈略もないこと書いたりして・・・あせあせ

 うん、そんなことで、喜んじゃったりした、ウブな当時の私がいたりしてさ。あせあせ




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リンダ / アン・ルイス

1980_09_リンダ_アン・ルイス
 





今回の1曲セレクトは、「リンダ」アン・ルイスです。

 まずはデータです。

・タイトル    リンダ
・アーティスト  アン・ルイス
・作詞      竹内まりや
・作曲      竹内まりや
・編曲      ブラッド・ショット 谷口洋一 山下達郎
・リリース日   1980年8月5日
・発売元     ビクター
・オリコン最高位 33位
・売上げ枚数   7.7万枚

 日本をマーケットにする場合、やっぱり、楽曲は日本語で通すべきか、横文字を使っても支障はないか・・・80年代までを振り返ると、そんなことも議論していたような気がする。

 今じゃ考えられないことだけどね。歌詞の半分以上横文字が並んでいる事を考えるとさぁ、隔世のような感じるしないでもないけど。。

 いや、もちろん、今でも、時々、議論になるよな。歌詞に横文字は、ありか否かっていうのは。

 今回引っ張って来た、アン・ルイスの「リンダ」って曲。なんか、この曲もそんな、横文字歌詞は、ありか否か・・なんて、論争に巻き込まれてたような、記憶があるんだけど・・・、あれ? ちがったかな?

 うん、この曲、歌詞は1番が日本語、2番はすべて横文字なのよね。

 今だったら、さすがに竹内まりやだよね・・・の一言で済みそうな物を、たしか、当時は、上で書いたように、日本で売るんなら、歌詞は日本語であるべきだ・・・なんて、評論・・・いや、いまでいう、いちゃもんだよね・・・があったような気がするんだよな。

 それも、竹内まりやが一時的に、ゲーノー活動を休止する引き金になっていたような・・・。
 まあ、直接的ではなく、間接的にだけど。。


 ところで、曲の方は、もろ、オールディーズですな。古きよき、アメリカンポップス、そのものですわ。
 このあたりは、さすがに竹内まりや、山下達郎夫妻の世界。

 それをアン・ルイスがうまく表現しているのよ。 アン・ルイスっていうと、どうしても、「六本木心中」とかな、下世話なロックっていうイメージが強いけど、こういう曲もあったんだよね。もろ、アメリカンポップスっていう曲も。

 個人的には、このテの曲もいいねぇ・・って思うんだけど、実際は、それほど、大ヒットに結びついてはいないんだよね。

 まあ、やっぱり時代ってのもあるんだろう。 最初に書いたように、一般的には、まだ、横文字を受け入れられるだけの環境が、邦楽文化には、整ってなかった・・・っていうこと。

 ただ、じゃ、今なら、受け入れられるかっていうと、これまた、ビミョウだったりするけど・・・。 うん、歌詞よりも、曲調の方で・・・。
 果たして、今の世の中でアメリカンポップスが受け入れられるか・・。 アメリカンポップスというよりも、50’Sなオールディーズ。。。
 ・・・と一応、書いてみたりするけど、きっと受け入れられるよな。 例えば、西野カナなんて、見方次第ではコニーフランシスじゃん(なんて書くと、またクレームが。。。。)

ま、いずれにしても、日本人は、この甘いメロディと、3連のリズムが大好きですからねぇ。


それにしても、この曲、以前から動画が出ないよなぁ。まあ、テレビであんまり歌われてなかったから・・・ってのもあるかもしれないけど。。。
 で、やっと見つけたのが、 ↓ の動画

http://www.dailymotion.com/video/x9ms9c_%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%80-%E3%82%A2%E3%83%B3-%E3%83%AB%E3%82%A4%E3%82%B9_music
 
1コーラスしかないうえに、途中でブツッと切れてるけど、よろしかったら。

いやいや、↑の動画じゃ、申し訳ないんで、竹内まりやバージョンもリンク



本当は、夜ヒットの、アン・ルイスと竹内まりやがデュエットしてる動画があったらねぇ。。。



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哀しい予感 / 岡田有希子

1985_08_哀しい予感_岡田有希子

 






今回の1曲セレクトは、岡田有希子「哀しい予感」です。

まずはデータです。

・タイトル      哀しい予感
・アーティスト    岡田有希子
・作詞        竹内まりや
・作曲        竹内まりや
・編曲        松任谷正隆
・リリース日     1985年7月17日
・発売元       キャニオン
・オリコン最高位  7位
・売上げ枚数    8.9万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 12位

 日航機123便墜落事故から、今日で30年だそうだ。 30年・・・本当に早いものですね。
あの日のことは、今だら鮮明に覚えてますわ。 1985年8月12日(月)。 天気は確か曇り。気温もそれほど高くなかったと記憶してる。
 あの日、オフクロはお盆で福島の実家に帰ってて、オヤジと2人きりたったんだよな。夕飯を食ってた、午後7時ごろだったな。テレビでは、突然、ニュース速報が・・・第一報は「日本航空123便が消息不明」だったと思う。
このニュースにオヤジが、「これはデカイ」っぼそっと一言言ったのが未だに記憶にあるな。

あれから30年年の節目ですわ。 そう言う事もあり、今回の1曲セレクトは1985年8月のヒットを持ってきたい

・・・と思って、セレクトしてきたのが、岡田有希子「哀しい予感」。

日航機墜落事故に、「哀しい予感」とは、さすがにどうかな・・とも思ったんだけど、これしか思い浮かばなかったんですよね。

 この曲は、岡田有希子さんにとっては6枚目のシングル。 でもねぇ、この辺から、急に変わっちゃったんだよな、岡田有希子さんも。
 たしかに、この曲の前の「Summer Beach」から、それ以前と少し変わったようなところは感じていた。でも、その時点では、曲の印象もあって、少し大人になりつつあるのかなぁ・・・ぐらいしか思わなかったんたけども、この「哀しい予感」を境に、大分変っちゃった印象が残ってるなぁ。
 それまで笑顔が素敵だったのに、なんか印象暗くなっちゃったんだよね。

まあ、曲のせい・・・っとうのもあったかもしれない。「哀しい予感」でしたからね。内容も暗かったし。。 それにも輪をかけて、日航機事故と・・「哀しい予感」が現実のモノになってしまった・・・って言う印象もあったんだよな当時。

 それでも、当時は、それまでの事・・という感じだったんだよね。 でも、それから8か月後。 「本当」の意味での「哀しい予感」になってしまったとは。。。。。。

 この時点では、予想は全く付かなかったわけだけども、でも、今、感じることは、この曲がなんらかの影響を及ぼしたんじゃないかなぁ・・・と思えてないないわけです。
 そう言う意味で、今聴いても、本当に哀しくなってしまうような曲ですね。

 作詞作曲は、岡田有希子さんのデビュー3部作を作った、竹内まりやさんが久々に担当したわけだけども、デビューの頃の甘酸っぱい、アメリカンポップスの雰囲気は消え、ほとんど歌謡曲に近い雰囲気だったものなぁ。
竹内まりやさんの作品としては、「駅」に近いかもしれない。
 それが岡田有希子さんに合っていたのかどうか・・・というのも、今となっては、どこか微妙だった感じもするしね。








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もう一度 / 竹内まりや

1984_04_もう一度_竹内まりや






今回の1曲セレクトは、「もう一度」竹内まりやです。

 まずはデータです。

・タイトル   もう一度
・アーティスト 竹内まりや
・作詞     竹内まりや
・作曲     竹内まりや
・編曲     山下達郎
・リリース日  1984年4月10日
・発売元    アルファムーン
・オリコン最高位 20位
・売上げ枚数  10.8万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 23位
・タイアップ:TBS系ドラマ「くれない族の反乱」主題歌

 フジテレビの「月9」ドラマに対して、TBSには「金曜ドラマ」っちゅうのが、昔っからあるじゃん。 いや、「月9」よりもはるかに歴史があるのが、TBSの「金ドラ」の方なんだけどさ。
 「岸辺のアルバム」「ふぞろいの林檎たち」「金曜日妻たちへ」「想い出にかわるまで」「高校教師」「ずっとあなたが好きだった」・・・あげればキリがないかもしれん。

 たださ、ワタシ、金ドラっていったら、「金曜日9時」からのドラマだとばっか思ってたの、つい最近まで。。。

 そしたら、「金曜22時〜」のドラマだったのね。。。

 あれれ、そうだったかなぁ・・・。 

 もちろん、「ふぞろいの林檎たち」も「高校教師」もリアルタイムで見てたんだけど、てっきり金曜21時〜だった・・・って勘違いしてたんだよなぁ。。。

 あ、たしか、「男女7人夏物語」は、金曜21時からぢゃなかったっけか。。 ワタシね「男女7人〜」はずっと「金曜ドラマ」だとばっかし思ってたのよね。 それと、「ダブルキッチン」も。

 だけんど、これらは「金ドラ」ぢゃないってことなんだよなぁ。。。



・・・なんて、ま、このままだと延々と独り言をブツクサ言ってるだけになりそうなので、本題を。。


 はい、今日、引っ張ってきたのは、竹内まりやの「もう一度」

 これは、1984年4月期の「金曜ドラマ・くれない族の反乱」の主題歌だったんだよね。
 
 って書くと、今となっては結構意外ですかねぇ。 最近は、CMとか、テレビのBGMとかに、いろいろとこの曲使われるからなぁ。

 でも、リリース当初は、「ドラマ」の主題歌だったわけですわ。

 まあ、「くれない族の反乱」自体、ワタシ自身は見てなかったんですけどね。 田村正和と、今は亡き大原麗子が主演のドラマで、視聴率も20%をいつも越えてて、人気があったっていうのは覚えてるな。
 だいたい「くれない族」っていうコトバ事態、いかにも「84年」ってい感じだもんねぇ。「不倫」って言葉が一般化してきたのもこの頃だったと思うわ。

 でも、そんなドラマの内容を全く髣髴させないくらい、明るい曲だよなぁ、この曲。

 この曲は、竹内まりやの「復活」第1弾シングルっていう位置づけだったんだよね。
 「復活」っていうのは、シンガーとして「歌手活動」の「復活」ってことなんだけどさ、竹内まりやって、81年に例の「アイドル然した活動は終わりにしたい」っていうことで、無期限の活動休止状態だったわけで・・・。
 まあ、その間、山下達郎と結婚をし、その間も主にアイドル向けに曲を作ったりして、活動はしてたんだけど、シンガーとしては、ずっと休止状態がつづいてわけさ。

 で、満を持して、3年ぶりにリリースしたのが、この曲だったわけなんだけど、この曲から、自身で作詞、作曲をし、自分で歌うっていう、いわいる「シンガーソングライター」としてのスタートさせた曲なんだよね。 それまでは、他の作家が作っていた曲を歌ってたからさ。
 ま、今では信じられないことだけど。


 でも、結局は、それが成功しちゃったわけなんだけどね。

 まあ、結果論ではあるけど、やっぱ、このヒトのうたは、自分で作った曲のほうがマッチしてるもんなぁ。

 カラッと明るくて、いかにも60年代のアメリカングラフィティーっぽいポップスだし、いわいるマージービート、それが、このヒトには一番合ってるんだよね。
山下達郎も、結局は、そこが一番の好みというわけで、気合の入り方も違うしさ。
 
プラスこの曲では、フィル・スペクターのウォール・オブ・サウンドな味付けも感じられるよなぁ。
丁度、この曲と同じ頃、山下達郎の師匠である、大瀧詠一氏も、3年ぶりのオリジナルアルバム「EACH TIME」をリリースした頃で、「ウォール・オブ・サウンド」が今一度見直しつつあった時期なんだよね。
 達郎氏は、その辺も意識してたのかなぁ・・・なんて勘ぐったりしてみたり。。。


動画、一応、YOU TUBEにも、この曲あったんだけど、どうもリンクが張れないんで、直リンクで

https://www.youtube.com/watch?v=nSPDI3MvIB8&list=PL7LVoKJmQ9N6HI13PZ6YMhbSeXQnkDh2h&index=5




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ドリーム・オブ・ユー〜レモンライムの青い風〜 / 竹内まりや

1979_04_ドリーム・オブ・ユー_竹内まりや






今回の1曲セレクトは、「ドリーム・オブ・ユー」竹内まりやです。

 まずはデータです。

・タイトル    ドリーム・オブ・ユー〜レモンライムの青い風〜
・アーティスト 竹内まりや
・作詞      竜真知子
・作曲      加藤和彦
・編曲      瀬尾一三
・リリース日  1979年2月25日
・発売元     RVC
・オリコン最高位 30位
・売上げ枚数  11.8万枚
・タイアップ:キリン「キリンレモン」CM曲

 いや〜、マジで、最近、セレクトしてくる曲が難しくなってきた。
いや、曲は、まだ、あるんですよ。引っ張ってこようと思えばいくらでも。。ふらふら

 ただ、引っ張ってきたものの、どの程度の方が、引っ張ってきた曲に共感いただけるか・・・というと、ちょっとなぁ・・・って感じが否めなくてなぁ。。

 ほとんど、「自己満足」の世界だね、最近はふらふら

 まあ、あたりまえか・・・オリコン30位で、しかも、36年前の曲だもんなぁ・・・、第一、この曲、テレビで歌ったことあるのかしら・・・? とかとか、疑問。。あせあせ

 
 でもさ、テレビで流れていたことはね確かなんだよね。
 なにせ、この曲、「キリンレモン」のCM曲で使われていたし・・・。

 ♪ レモンライムの青い風 伝えて愛のドリーム・オブ・ユー〜 ♪


って、歌詞を書けば、「ああ、仄かに覚えているわ〜」って方も出てくるかな?


 うーん、今で言えば、「ドライブミュージック」ってところかなぁ。この季節の天気のいい日のドライブでかけると、爽快だぞー・・・っていう曲。

 この曲とか、次の年のキリンオレンジのCM曲だった、太田裕美の「南風」とか、なにかと、この季節の「キリン」飲料のCM曲は、こんな、爽やかなドライビングミュージックが定番だったな。

 まあ、当時「大学生」のアイドルでもあったから、竹内まりやって。。大学生とドライブと青春・・・っていう相関関係は、36年前も、今もあんまり変わらないよね。


 ちなみに、この曲のコーラスには、ダンナの山下達郎氏も参加してるね。
 まあ、音源聴けば、一発で分かっちゃうんだけど・・・。

 ただ、曲は山下達郎氏ぢゃないんだよね。 次の年、「不思議なピーチパイ」で大ヒットを飛ばすことになる、加藤和彦氏が担当。

 ただ、やっぱし、山下達郎氏が関わっているって事で、当時のウエストコーストっぽい、乾いたアメリカンポップス風に仕上がっているわね。

 いかにも「初期」の竹内まりやだよな・・・って言うのが、よく分かる1曲ですわ。

 この曲は、竹内まりやにとっては、デビュー2曲目の曲だけど、この曲が、10万枚オーバーのスマッシュヒットになったことで、注目度もググッと上がったことは確かだよね。



動画のコメントにも書いてあるんだけど、元々「キリンレモン」のCMソングだったのに、動画の中で飲んでるのは「カルピスウォーター」っちゅうのは、なんか変。。。。


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ファーストデイト / 岡田有希子

1984_04_ファーストデイト_岡田有希子 






今回の1曲セレクトは、「ファーストデイト」岡田有希子です。

 まずはデータです。

・タイトル    ファーストデイト
・アーティスト  岡田有希子
・作詞      竹内まりや
・作曲      竹内まりや
・編曲      萩田光雄
・リリース日   1984年4月21日
・発売元     キャニオン
・オリコン最高位 20位
・売上げ枚数   10.6万枚
・TRHE HITCHART HOT30最高位 25位
・タイアップ:グリコ「カフェゼリー」CM曲

 これまでも、何曲か故 岡田有希子さんの曲を書いてきたんだけど、いつも、どうも湿っぽい雰囲気になっちゃうんですよね。4月と岡田有希子さんっていうと、どうしても「あの日」を思い出しちゃうから・・・っていうところがあるからかもしれないけど・・・・。でも、今日は明るく行きますよ。

 そう、今回はデビュー曲の「ファーストデイト」を引っ張ってきましたから。

 最初、このヒトを見たのはいつだったろう? うーん、忘れたなぁ。

 でも、はじめてみた時から、あーかわいいコが出てきたなって思ったのは覚えてるな。もしかして、同い年くらい? って最初思ったんだけど、実際は、ワタシより2つ上だったんだよね。だけど、ホンとにかわいかったんだから!

 もーね、このヒトのファンに決めたって思ったもん。

 曲も良かったしね。竹内まりやの作品。あの同時、ちょうど竹内まりや自身も復帰したころで、「もう一度」とダブルでランクインしてましたよね。
 
 ちょっと他の典型的なアイドルの曲調とは一線を画してたよな。やっぱりアメリカンナイズされた匂いなんだよね。カラッとした空気感のある。

 それでいて、きっちり気持ちを捉えるようなインパクトのあるサビですもんね。

 たしか、グリコの「カフェゼリー」のCMに使われてなかったけな・・・? 
 当時、よくCMで聴いた覚えがあるぞ。

↓ あ、これだ





 しかし、最初に見たときは、2年後あんな悲劇が起こるとは全く予想も付かなかったな、このころは。

 このまままちがいなくトップアイドルになるんだろうな・・・っていう予感だけはしてたけど。

 でも、実際は、あの当時感じてたくらいのトップアイドルって言うところまでは至ってなかったんですよね。

 確かに可愛らしかったけど、だからと言ってカリスマのアイドル性って言うのは、もしかするとちょっと欠けてたのかもしれないよね。なんとなく、陰がある・・・っていうかどことなく淋しげに見えるところがあったりする。
 そこがカリスマアイドルになりきれなかった一つの要因だったかもなぁ。

 そんな彼女も、もし、生きていれば、今年48歳ですよ。。。 なんか信じらんない・・・。
どんな大人の女性なっていたことでしょうねぇ?





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恋の嵐 / 竹内まりや

1986_04_恋の嵐_竹内まりや






今回の1曲セレクトは、「恋の嵐」竹内まりやです。

 まずはデータです。

・タイトル     恋の嵐
・アーティスト  竹内まりや
・作詞       竹内まりや
・作曲       竹内まりや
・編曲       山下達郎
・リリース日    1986年3月25日
・発売元      アルファムーン
・オリコン最高位  20位
・売上げ枚数    8.1万枚
・タイアップ:TBS系ドラマ「となりの女」主題歌

 今回の1曲セレクトは、久々に竹内まりやをひっぱってきました。
 いや、実は、さっきまで違う曲を持ってこようと思ってたんだけど、NHKで竹内まりややってまして、見てたら、頭んなか、竹内まりやになってしまいまして・・・。
 急遽、差し替えでございます。ハイ。

 丁度、この時期と竹内まりやっていったら、「不思議なピーチパイ」が一番有名なんだけど、少し前に書いちゃったからねぇ。それと、「もう一度」もあるんだけど、とりあえず、今日は「恋の嵐」ということで・・・。

 あ、もしかして、一番マイナーな曲だったりして・・。

 いやいや、聴けば、大抵の方はわかる曲だとは思いますよ。

♪Dance Dance Dance Never Stop Dance Dance Dance Never Stop ♪

っていう、達郎御得意のコーラスで始まる、とびっきりのアメリカンポップス調の曲ですね。

 この曲、87年の大ヒットアルバム「Request」の1曲目に収録されてるんだけど、このアルバム初めて聴いた時、一発で気に入った曲だったなぁ。

 兎に角、明るいんだよね。春の日をいっぱいに浴びて・・・っていうのがピッタリの曲。

 アルバムって1曲目がいいと、そのままスンナリはいっていけるじゃん。そういういみで、この「Request」はそのままスンナリはいっていけたアルバムでしたね。
 まあ、セルフカバーアルバムということで、聴きなれた曲も多かったというところも大きいけど・・・。


 しかしながら、竹内まりやの曲ってハッキリしてるよね。
84年を境にガラッと曲調が変わっている。

 まあ、そこを境に、自分で曲を作るようになったことと山下達郎プロデュースっていう夫婦二人三脚での曲作りに徹しはじめたから・・って言うところが大きいんだけど、完璧な50年代のアメリカンポップスになってますもんね。

 キラキラした甘酸っぱい曲調っていうのかなぁ、それが、このヒトには一番ピッタリはまるんですよ。

 そういういみでは、この曲なんかが、一番、それに近い曲だったんじゃないかな。


本当は、こういう曲こそ動画を張りたいんだけど、この曲もネット上に落ちてないなぁ。
なんかもったいないよね。
そういうわけで、この曲も動画なしです。 なんか、今日はそんな曲ばっかりで申し訳ないですが。。



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不思議なピーチパイ / 竹内まりや

1980_02_不思議なピーチパイ_竹内まりや






今回の1曲セレクトは「不思議なピーチパイ」竹内まりやです。

まずはデータでーす。

・タイトル      不思議なピーチパイ
・アーティスト    竹内まりや
・作詞        安井かずみ
・作曲        加藤和彦
・編曲        加藤和彦 清水信之
・リリース日     1980年2月5日
・発売元       RVC
・オリコン最高位   3位
・売上げ枚数     39.2万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 2位
・ベストテンランクイン期間:1980年3月17日〜5月12日付
・タイアップ:資生堂'80年春のキャンペーンソング


 化粧品会社のキャンペーンソング合戦。最近は、商品別にスポットを打つことはあっても、全社をあげて大々的にキャンペーンとを大量スポットを打つっということは、ほとんどなくなりましたよねぇ。
 BUT、70年代後半から80年代にかけては、季節ごとに「社運」をかけたかのような大々的なキャンペーンを打ってましたよねぇ。
 特に資生堂vsカネボウの2強対決は凄まじいもんがあったよね。いわいる、K社vs S社の対決なんだけど、どちらのキャンペーンソングがベストテンではどっちが上に行ったか、オリコンではどっちが売れたか・・・・、シーズン毎の注目点の中心になっていたよね。
 今で言ったら、毎クールのドラマ戦争に似ているわね。

 そのハイライトの1つが、「80年春」のキャンペーンソングではなかったかなぁ。このシーズンの力の入れようは各社尋常ではなかったもんね。
 やっぱし、「80年代」に入って最初のキャンペーンっていうこともあったのかなぁ。
 カネボウ、資生堂のほかにコーセーもキャンペーン戦線にうっって出てきましたもんね。このシーズンは。

・・・・という事で、本日は、80年春の3大化粧品キャンペーンソングスペシャル〜・・・


ということで、まずは、竹内まりやの「不思議なピーチパイ」から・・・。

 奇しくもその3強対決となった80年春のキャンペーンソングのうち、「資生堂」のキャンペーンソングに抜擢されたのが、この「不思議なピーチパイ」というわけね。

 竹内まりやは、この2年前にデビューしてて、それまでも「ドリーム オブ ユー」では「キリンレモン」のCMには起用されてたし、前作の「September」とともに10万枚のスマッシュヒットにはなってたけど、ランク的には30位にも届かない状況で、まだ全国区というところまでは、イマイチ届いていないところだったんですよね。
 それでも、しっかりウタの歌える注目シンガーということで、抜擢されたんだろうね。 まあ、このころは、そのほかにも新進の女性シンガーはね結構出てきてた頃だけど、やっぱり、イメージがこの曲にピッタリだったんだろうね。

 今でこそ、シンガーソングライターとして、自分で書いた曲以外、ほとんど歌わない、竹内まりやだけど、このころは、どちらかというと、「アイドル」扱いの要素が強くて、他のヒトの曲を歌っていたんだよね。
 この曲も、ご多分に漏れず、安井かずみ、加藤和彦夫妻の曲なんだけど、おそらく、キャンペーンソングとして、既に曲はできあがっていたんではないかなぁ。
 で、曲のイメージにピッタリはまった竹内まりやが歌うことになった・・・・っう、いかにも「ゲーノー界」的なノリで決まったような曲って気がするな。

 でも、まあ、たしかに曲は、このヒトにはまってたよね。
ちょっと可愛らしくて、かといって、アイドル然もしすぎてない。ニューミュージック全盛期のあのころの空気には、はまっていたと思うな。

BUT、所詮はキャンペーンソングのもの、竹内まりやも、完全にアーティストパワーが備わっていないところに引っ張り出されたので、この曲以降は暫く沈黙しちゃうんだよね。
 本人もゲーノー界的な扱い方に嫌気が差して、次の年から暫く音楽界の舞台から消えちゃうんだけどさ。

 まあ、そういう過去もあってか、その後、この曲はほとんど歌わなくなっちゃいましたねぇ。
 もう一度、本人のウタで聴いてみたい気もするけどね。

 それとも、だれかカバーでもするか? 5年前にキタキマユがカバーした「ドゥユーリメンバーミー」もそうだけど、この年の安井かずみ、加藤和彦夫妻の曲って、2000年代の空気にあってるような気がするなぁ。
  


「ザ・ベストテン」で、出演アーティストが述べ「1000組」目達成の時ですね。
大阪フェスティバルホールからの中継の時。
これ、なっつかしいなぁ。
ワタシね、この時、カセットで録音してたんですよ。いまでも探せば、どっかにあるはず・・・なんだけどなぁ。
 当時は、まだビデオなんて高くて買えなかったらさあ、カセットに「音声」だけ録音して聴いてたなぁ。
 この方は、録画してたんですねぇ。すばらしい! 当時は、ビデオデッキだけでなく、ビデオテープもめちゃくちゃ高かったんだよね。
 以前、調べたら、120分テープで、1本3000円〜4000円してましたよ。
だから、1度録画したものを上からダビングしちゃうのが普通だったんですけどね。今でもちゃんと保存してあるのは、ホント頭が下がりますね。


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