かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

深田恭子

キミノヒトミニコイシテル / 深田恭子

2001_10キミノヒトミニコイシテル_深田恭子


今回の1曲セレクトは、「キミノヒトミニコイシテル」深田恭子です。

まずはデータでするん。

・タイトル     キミノヒトミニコイシテル
・アーティスト   深田恭子
・作詞       小西康陽
・作曲       小西康陽
・編曲       小西康陽
・リリース日    2001年10月3日
・発売元      ポニーキャニオン
・オリコン最高位  8位
・売上げ枚数    4.2万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 11位
・タイアップ:コーセー「Facio」CM曲

うー、やっと、今月の「超繁忙期」から解放された。。。
1、4、7、10月の各四半期は「繁忙期」と分かってはいるけど、これらの月は全く動きが取れなく。特に今期は、精神的にもきつかったですねぇ。
そのあおりを受けて、「1曲セレクト」も暫く書けなかったりしたんだけども。。。

まあ、これは毎年の事なんでこれらの月のヒットの曲って、これまで結構1曲セレクト、手薄なんですよね。

今回の引っ張ってきた曲も、本来ならば、今頃はヒットチャートも下降線に入っていたわけで、本来ならば10月半ばには書きたかったんだけど。。。。 まあ、ご勘弁あれ・・ということで。。。

その曲は、 深田恭子「キミノヒトミニコイシテル」。

2001年10月リリース。 丁度20年前の今頃のヒット曲ですわ。

うーむ、この曲、以前一度書いたような気がしてたんだけどなぁ・・・。
過去に書いたアーカイブを見る限りではなさそうなので。。。。

以前一度書いたのは、まだ自分のサイトでBBS(掲示板)をやってた頃だったかなぁ。

少し前、三木道山の「Lifetime Respect」の時に、散々書いたんだけども、20年前と言えば、個人的には「着メロ」サイトの楽曲運用で業界に入った頃ですわ。
10月は、3か月の試用期間が終わって本採用になった頃ですね。 
それと共に、本格的に「昼夜区別なし」の生活が始まった頃ですわ。毎日終電は当たり前、土曜日曜区別なし。 加えて何かエラーが起これば夜中でも対応しなきゃいけないっていう、第三者から見れば「ブラック」そのものの生活が本格的に始まったのがこの頃だったなぁ。

でもそんな公私区別がないような生活でも個人的には「ブラック」とは思わなかったんだよねぇ。やっぱ好きなことやってたからなんだろうね。
ほぼ、毎日終電で帰ってきて、帰ってきてからは自分のサイトのアクセスログのチェック、ページ更新、当時やってた掲示板にレス書き・・・などなど明け方近くまでやって・・・っていう生活。

もっとも、当時在籍していた某C社は、スーパーフレックスで出社時間が決まってなかったんで、朝は10時くらいまで寝てて、当時午前中放送してた「太陽にほえろ」の再放送見て、13時半ごろ出社。。。
なんて、傍から見れば重役出社か・・・みたいな生活だったんだけども。。。。

で、この「キミノヒトミニコイシテル」を初めて聴いたのも、そんな生活が始まった頃ですわ。
今でも覚えてる、終電で帰ってきて最寄りの駅から家に向かっている車でのラジオの深夜放送ですわ。
番組は忘れちゃったけど、「オールナイトニッポン」の前番組だったと思うなぁ。

♪ 深田も〜 なんちゃら〜 ♪ なんて自分の名前を一人称として呼んでる歌詞にも、確かに刺さったんだけども、これは80年代にすでにキョンキョンがやってたことなんで目新しさは感じなかったな。

まあ、それも含めてなんか変な曲だな・・・・っておもったのは覚えるわ。

でも、もし音楽関係の仕事についてなかったら、「変な曲」だけで終わってたかもな。

当時、ワタシは32才。 さすがに30過ぎのおっさんが「アイドル」じゃねーだろ っていう意識はあったんだよね、それまでは。 一応世間体の目は気にしてたしさ。

今でこそ、30であろうが 40であろうが アイドルでも堂々と聴ける世の中になったけども、20年前は、まだそういう雰囲気でもなかったしね。

でも音楽の仕事を始めた訳だからさ、アイドルであろうがヒット曲を聴くのも「仕事」になったわけでさ。周りからなんか言われたら「仕事なんで・・・」と言えるからさ。

本音を言えば「これで堂々とアイドルの曲も聴ける」なんて思ったんだけどもね。。。

だからさ、この曲を聴いたときも「変な曲」と思ったとともに、変な曲でも引っかかんだから、ちょっとちゃんと聴いてみるか・・などと思っちゃったりもしたのよ。

で、すぐにレンタル屋でシングルCD借りたな。 そそそ、この曲と あややの「LOVE 涙色」。



この曲、小西康陽氏のプロデュースなんで、ベースは60年代のオールディーズなんだろうけど、あくまでベースの部分のみで、手触りは全く新しいものに感じたよなぁ。

ピチカートファイブとはサウンド的には似た部分も感じたけど、実際は別物でしたよね。

そそそ、この前の年にヒットした慎吾ママの「慎吾ママのおはロック」だっけ? あれと、全く同じ感覚。

でも考えてみれば、例えば同時期にヒットしたTommy feruary6の「EVERYDAY AT THE BUS STOP」とかさ、表層的にはユーロビートだったけど、根っこの部分はオールディーズっぽかったじゃん。
そう、この「キミノヒトミニコイシテル」もそんな感覚だったんですよ。

だから、あの時代、あくまでも根っこの部分なんだけども「オールディーズ」っていうのがトレンドだったのかもしれないな。今考えると。そういう音楽が時代とシンクロしてたのかもしれないですね。

2001年10月と言えば「9.11」直後の、世相としては暗い時期だったけど、だからこそ、この手の甘くて煌びやかなキャンディーのような曲をみんな欲していたのかもしれないですね。

いずれにしても、この甘ったるい感じのサウンドは、2001年の今頃を感じるんだろよなぁ、個人的には。

ちなみに、あややも、この後、小西康陽氏のプロデュースで「ね〜え?」(2003年)をリリースすることになる。
ただ、この曲にはあんまりオールディーズの匂いは感じなかったなぁ。 わずか2年後なんだけども、それは、やっぱ2001年と2003年という時代の匂いの差だったんだろうね。





↑で、この曲、小西康陽氏だけどピチカートファイブとは別物だよね・・・って書いたけど、MVはピチカートっぽい作りだったな。。。
それにしても、深きょんも20年前は、それなりに「いけいけねーちやん」っぽかったのね。
最近はすっかり落ち着いて、いいおねー様になりましたが。。。


よろしかったらポチッと押してね
にほんブログ村 音楽ブログ J-POPへ
にほんブログ村

最後の果実 / 深田恭子

1999_06_最後の果実_深田恭子






今回の1曲セレクトは、「最後の果実」深田恭子です。

 まずはデータです。

・タイトル    最後の果実
・アーティスト  深田恭子
・作詞      黒須チヒロ
・作曲      小森田実
・編曲      小森田実
・リリース日   1999年5月19日
・発売元     ポニーキャニオン
・オリコン最高位 4位
・売上げ枚数   12.7万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 11位

 えー、日本の文化たるもの、むかーしから、「ヒトの真似」をすることで成り立ってきているのですな。
 うむ、遠い昔から、「ゼロ」から文化を創れない人種なのですよね、日本人ってぇやつは。ま、それは、ヒット曲の世界でも同じことでして・・・。

 ・・・なんて、書きはじめを持ってきたのは、やっぱ今日引っ張ってきた、深田恭子の「最後の果実」は、少し前に書いた、aikoの「あした」をパクッた騒動ってやつがあったからかなぁ。

 ・・・といっても、この曲に関しては、最初から、aikoの「あした」の「同一曲」っていうことで作られた訳だから、厳密で言う「バクリ」ではないんだけどさ。うん、もともと同じ曲なわけだから。。

 その影響もあってか、この曲のところどころに、aikoがバックボーカルで参加してたりしてるしね。

 ま、それはさておき、こういう曲をアイドルのデビュー曲として持ってくるとは、時代も変わったよね。
 少なくとも80年代だったら、まず、考えられなかったしなぁ、このテのサスペンス的な曲を「アイドル」のデビュー曲として持ってくるってことは。
 ただ、当時は、食わず嫌いで、この曲はあんまり聴いてなかったんだよね。最近ですよ、聴くようになったのは。うん、曲として、結構、面白いな・・・なんて思ったりしてさ。

 それでも16年も経つんですねぇ、この曲がリリースされてから。なんか信じられないな。
 
まあ、蛇足だけど、ちょうどこの曲がヒットした頃から、個人的にネットで、いろいろなヒトのサイトの掲示板をロムるようになり、それだけじゃ飽き足らなくて、コメントを残すようになったんだよね。
 それで、いろいろとネット上の知り合いも増えた頃だなぁ。 それを契機に、この年の暮れに新卒で入社した会社を辞めて、ネットの世界に本格的にのめり始まるんだけどさ。 

・・・・なんて、今回はあっさりな1曲セレクト。。。




よろしかったら、ポチッと押してね
にほんブログ村 音楽ブログ J-POPへにほんブログ村
記事検索
QRコード
QRコード
読者登録
LINE読者登録QRコード
livedoor プロフィール

かじやん