1981_11_フライディチャイナタウン_泰葉






今回の1曲セレクトは、「フライディ・チャイナタウン」泰葉です。

 まずはデータです。

・タイトル    フライディ・チャイナタウン
・アーティスト  泰葉
・作詞      荒木とよひさ
・作曲      海老名泰葉
・編曲      井上鑑
・リリース日   1981年9月21日
・発売元     ポリドール
・オリコン最高位 69位
・売上げ枚数   5.6万枚

 たまに、ヒット云々考えないで、「ヘン」な曲をセレクトしたくなっちゃうんだよな。

今回も、過去に書いた曲のアーカイブスをペラペラ調べてたら、たまたま、今回引っ張ってきた曲に目が行っちゃいまして。。。。

 泰葉「フライディ・チャイナタウン」

・・・・ってか、これ読んでくれてる方の一体どれくらいの方が知ってらっしゃるんだろう
34年前の曲で、しかもオリコンで最高69位までしか行かなかった曲だもんなぁ。知ってるヒトのほうがコアだぞよ。

 そうでもないのかなぁ? ・・・と思いつつ、あ、ちょうどいいや、1981年の今ごろ、丁度ヒットのピークだったから・・・と思って、引っ張ってきちゃったところもあるんだけど。。。ふらふら


 でも、ワタシより年下のヒトは、ほとんど知らないよね、この曲。

・・・・といいつつ、なぜか、ワタシのところにゃ、この曲の音源があったりするんだけどさ。


 で、もって、確かに曲は、サビの部分は、インパクトがあったんだよね。


♪ It's So Fly-Day Fly-Day CHINA TOWN 真夜中の人ごみに〜 ♪

の「It's So〜 」でいきなりオクターブ飛んじゃうフレーズが強烈なインパクトがあったしね。

 泰葉って、この曲がデビュー曲なんだけど、デビュー曲とは思えないほど、堂々とした歌唱力なのが、一層インパクトを強めてたんだよね。

 ウタもうまかったしね。まあ、もともと、このヒトは、幼少のころから音楽系の学校に通ってたし、だから、ゆくゆくは音楽畑へ・・・っ感じの英才教育されてたから、それを考えると、なるほどねぇ・・・ってところなんだけどさ。

 だから、この曲も作曲はもちろん、自分でやってるし、アレンジは、あのころ超売れっ子だった井上鑑氏ですよ。例の寺尾聰氏のあとの仕事が、このヒトのこの曲だったの。
 
 だからか、サウンド全体を見通しても、テンション系のコードを中心に、どことなく寺尾氏っぽい匂いがするんだよね。

 まあ、言ってしまえば、あの当時のニューミュージック系のウレセンって感じかな。AORでもなく、ロックでもなく、独特な匂いがするサウンドって言うかな。

 うーん、なんていうのかな、同じテンション系のコード進行なんだけど、このあいだ書いたユーミンの「中央フリーウェイ」とは違った味があるんだよね。

 ユーミンのアレンジャーの松任谷正隆氏のアレンジは色彩的っていうのかなぁ、もともとユーミンが多摩美大出だったからかもしれないけど、とっても色彩的なんだよね。曲のイメージが。

 でも井上鑑氏は、桐朋音大出でしょ。だから、サウンドに対して、すごい理詰めの展開なんですよ。やたらと難しいコード進行だったりしてさ。寺尾氏も、もともと自分の曲は、こんなに難しい曲じゃなかった、もっとシンプルに作ったつもりなんだけど・・・って、当時言ってたらしいですよ
でも、曲としては、素晴らしいんだよね。

 まあ、松任谷正隆氏も井上鑑氏もアレンジャーとしては「一流」には間違いないんだけどね・・・。


 そんな井上氏をデビュー曲早々から起用したってことは、ポリドールも、かなり期待かけてたんだろうね。


 それでもまあ、世間はそんなに甘くなかった・・・って言うのは、この後の歴史からみて明らかなんたけどさ。。。

 はい、オリコンでTOP100に入ったのは、この曲だけデス。。

 俗に言う一発屋? うんにゃ、最高位69位だかんねぇ・・・半発屋ってところでしょうか。

 それでも、この曲、100位以内に19週もランクされてたんだよね。だから、売上げ、最高69位にしては異例の、5.6万枚もの売上げを記録してるんだけどさ。

 まあ、そういういみではロングヒットだった・・・とも言えるかな。


 だけどさ、やっぱり根はシンガーなんですよ。落語家のおかみさんには向かないんだよね。
 結婚したときも、意外だったもの。なんで小朝師匠なの? って感じだったのを覚えてるワ。

 一度スポットライトを浴びたヒトに、落語とか歌舞伎とか相撲とか・・・いわいる伝統芸能の「おかみさん」という、「内助の功」なんて、なかなか勤まらないと思いますよ。
 羽野あきだって結局はそうじゃん。

 それから見ると、三田寛子は偉いよね。ちゃんと中村橋之助の「梨園の妻」をつとめてるわけだからさ。

 特に泰葉の場合、実家が林家一門の元締めな訳だからさぁ。余計、内情は分ってるでしょう。どれだけ、おかみさんが大変なことか。。。

 だから、意外だったんですよ、小朝っていう、落語家と結婚したのって。。

 最初は、それでも良かったんだろうけど、結局は、音楽の血が騒いじゃった・・・ってところなんじゃないですかねぇ。。



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