かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

森雪之丞

Melody / 浅香唯

1988_11_Melody_浅香唯






今回の1曲セレクトは、「Melody」浅香唯です。

 まずはデータです。

・タイトル    Melody
・アーティスト  浅香唯
・作詞      森雪之丞
・作曲      木根尚登
・編曲      萩田光雄
・リリース日   1988年11月2日
・発売元     ハミングバード
・オリコン最高位 2位
・売上げ枚数   21.6万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 6位
・ベストテンランクイン期間:1988年11月21日〜12月12日付

 思い返せば、27年前の丁度今ごろ、焦ってたっけな。一浪目、志望校の偏差値ギリギリだとか、今回は落ちれない・・とか、いろいろ考え込んじゃってさ。

 そんなころヒットしてたのが、今回引っ張ってきた、浅香唯のメロディだったな。

 この曲、すごく明るいんだよね。はじけちゃっててさ。うん、浅香唯にはピッタリの曲だった思う。
その陰で、ワタクシは、長いトンネル生活を続いていたころなんだけどさ。なんかねぇ、この曲聴くと、自分が置かれた立場とのギャップを感じずには居られなかったよなぁ。


 でもさ、勢いのあるときって、なんでもそういう風に感じるのかもしれないけど、どういう曲が来てもピッタシあうような気がするんだよなぁ。

 そんな1988年の浅香唯だったけど、この曲は、この年の初めの「Believe Again」に並んで、このヒトにはピッタンコだとおもう。

 このヒトって、どうも、感じ暗い曲だと、トコトン暗く聴こえるんだよね。なんか、損なタイプ。

 逆に、明るいメジャーな曲だと、トコトン明るく聴こえる。

 やっぱしアイドルの基本は、明るさとスマイルよ。そういう意味では、この曲なんか、ピッタシだったんじゃない?

 アレンジは、「Believe Again」も、この「Melody」も萩田光雄氏。
 浅香唯のアレンジは、この2曲のみの萩田氏だったけど、浅香唯と萩田氏の相性ってピッタリだとおもうなぁ、ワタシは。

 でも、なぜか井上鑑氏のアレンジが多いんだよね、このヒト。
 このあいだも書いたけど、井上氏のアレンジって、曲が複雑になるところがあるから、アイドルアイドルしたヒトには、時にはちょっとズレて聴こえる時があるんだよなぁ。 うーん、フィット感がイマイチ・・というか。
 サウンドと唄がうまく噛み合ってないというか・・・。

 その点、萩田氏のアレンジは、そのズレたところがピッタリ嵌っているフィット感を感じるんだよなぁ。

 曲は当時、TM NETWORKの木根尚登氏。TMとは全く違う、素直でやさしいメロディラインが、逆に印象的。
 このヒト、もともとはハイパーな小室氏とは、まったく逆な音楽感・・・なんつぅのかな、ハイパーというよりむしろ、アナクロなメロディをもったヒトだと思うんだよね。

 それが、かえって浅香唯・・・っていう何処か、都会慣れしてないアイドル像にフィットしてるのかなぁ。。。

・・・とか、分ったように分析したりして。。。。


 だけど・・・ですよ、当時の個人的な感情からすると、この「明るい」メロディが、逆にかえってズシリと突き刺さったなぁ。

 なんで、ワタシがこんなに苦しんでるのに、こんなに明るい曲歌ってんの、お互い同い年なのに・・・みたいなあせあせ

 まあ、若さの至りといいますか、自己中心的な考えといいますかふらふら

 ・・・だから、当時は、この曲、あんまり好きではなかったな。
・・・というわけでもないんだろうけど、あんまり「88年」の「匂い」が感じない。。。
 どちらかというと、この曲を聴く様になった90年代初めのような匂いがするな、ワタシにとっては。


 だけど、浅香唯もここまでだったね。ランキング的には、次の「TRUE LOVE」まで1位を取ってるんだけど、どうも、この曲以降の浅香唯には「勢い」が感じられない。

 急にどうしちゃったんだろうねぇ? 

 うーん、どうも、今から思うと「88年」たった1年のためのミューズ(音楽の女神)だったような気がするねぇ。

 
 1曲のつまづき(この場合「曲想」のつまづきね)がアーティストの勢いを止めるってこともあるんだよねぇ。
 これは、怖いことっすよ。最近は、あんまり、曲のつまづきでアーティストの勢いが止まる・・・ってことはなくなったような気もするけどね。


 あ゛、余談だけど、この「Melody」はオリコンでも1位とってないんだ。。。
 うん? 何が1位だったんだ? ・・・と思ってみれば、長渕剛の「とんぼ」だったわ。。
 
 なるほど強かったもんな、ロングヒットで・・・。

 でも、あんまり差はなかったんだよね。週間の売上げ的には。
 それよりも、同じ週初登場の中森明菜の「I MISSED THE "SHOCK"」が3位止まりだったってのが、印象に深い。だから、この週のランキングはよく覚えてるんだよね。

1988年11月14日付ランキング
1位 とんぼ       /長渕剛   86,170枚
2位 Melody     /浅香唯   80,630枚
3位 I MISSED THE "SHOCK"/中森明菜  77,450枚

 こう、見ると、このころから始まってたんだな。高レベル売上げって。。。。





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とまどいの週末 / 堀ちえみ

1982_11_とまどいの週末_堀ちえみ








今回の1曲セレクトは、「とまどいの週末」堀ちえみです。

 まずはデータです。

・タイトル     とまどいの週末
・アーティスト   堀ちえみ
・作詞       森雪之丞
・作曲       森雪之丞
・編曲       矢野立美
・リリース日    1982年11月5日
・発売元      キャニオン
・オリコン最高位  14位
・売上げ枚数    11.4万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 12位

 占いってあんまり信じない方なんだけど、例の細木数子の六星占術って、どうも、これだけは当てはまることって多いんだよね。
 六星占術によると、ワタシゃ、毎年10月、11月、12月は「大殺界」月なんだそうだ。
 特に11月は、大殺界の「停止」・・・いっちゃん星回りの悪い月。

 まあ、毎年のことだけど、今年も今月はいい事が全くありませんで。。。。  気疲ればっかですわ。おかけで、1曲セレクトも休みがちだしよぉ。

 そういえば、振り返ってみると、過去も10月〜12月って鬼門の月のような気がする。
 1982年「いじめにあった」、1988&89年「ノイローゼになった」etc etc 考えて見ればみれば、ロクな目にあってない、このころってふらふら

 大きなことがなくても、どうも気持ちが落ち込むってことがよくあるな、この時期って。あせあせ


 こういう月は、大人しくしてるに限る・・・ってことで、大人しくしてるつもりなんだけど、どうも、余計なこと書いちゃう癖があるようで・・・ふらふら とまどい気味の週末であります。


・・・ということで、堀ちえみの「とまどいの週末」を持ってきました。


わぁ〜偶然、いい曲があったわ〜 (⇒見栄見栄のヤラセのセリフやねふらふら


 この曲は、堀ちえみ、デビュー第4弾。いやいや、この年はシングル4枚も出してんだよね。ホリプロも久々に「スカウトキャラバン」で「当たり」を引いたと思って、大フッシュしてたってことがよく分りますよね。
 まあ、何度も書いてるように、この年、1982年が未曾有のアイドル大豊作の年であったことも関係してるんだろうけど。
 「他のプロダクション」にゃ、絶対負けたくねぇ〜! っていう意気込みが。

 そんな年にたまたま、堀ちえみが当たっただけなのかもしれない。。。
 うん、そうは言っても、まあ、本人の人気実力もあったんだろうね。

 証拠に、第2弾の「真夏の少女」では、やや売上げが落ちたものの、全体的に見て、リリースするたびに売上げ、オリコンでの最高位もジワジワあがってきてたりする。

 で、まあ、この曲で、初の10万枚オーバーとなったわけですね。

 たださ、曲調的には、正直言って、今ひとつ「つかみ所」がないんだよなぁ。
 つかみ所がないところが、まあ、このころの堀ちえみのキャラクターと言えば、そうなんだけどさ。だから、実際、曲を聴くと、それなりに、このヒトには合ってたりするんだけど・・・・。

 ちょっと全体的に古臭いんだよね。曲調が。

 これ書くのに、改めてさっきも聴いてたんだけど、ところどころ榊原郁恵っぽくも聴こえたりして。

 あ、榊原郁恵も、いまひとつ、つかみ所がない曲が多かったじゃん。ホリプロって伝統的にそうなのかしら。。。

 うんにゃ、うんにゃ、山口百恵っちゅう、超実力派もいたわけじゃん。

・・・ということは、ホリプロの伝統ではないはずだよね。やっぱし、キャラクターなのかな?


 それはそうと、この曲、作詞も作曲も、森雪之丞氏なんだよね。森雪之丞氏っていうと、真っ先に「作詞家」っていうイメージが強いんだけど、実は作曲も出来るんだよね。

 これが実に歌謡ポップスなんですよ。ただ、↑で書いたように、どこかつかみ所がない曲が多かったりして・・・。だから、あんまりランキング上位に来た曲ってないんだよね、作曲では。

 この曲は、特に、今日のように、「冷たい雨」が降ってる、11月の週末に聴くと、一番シックリくるんだよなぁ。
 やり場のない。落ち込んだ気分にさせてくれますよ。

 ダメじゃん。。。。。

 だから、フォローでトシちゃんの「ラブ・シュプール」も聴いときましたあせあせ
 反対に生理的に気分よくなるよね、「ラブ・シュプール」は。


 あ、そういえば、「ラブ・シュプール」ってホワイトレコードだったじゃん。
 あのころ、密かにブームになってましたよね。ホワイトレコードって。
 そそそ、その名の通り、レコード盤が「黒」じゃなくて「白」なの。

 まあ、レコード盤の塩化ビニールに黒色ぢゃなくて、白色の色素を混ぜればいい話なんだけどね。

 塩化ビニールって本来は透明だから・・・。でも、透明だと「溝」が分りにくいから、単に分りやすくするために、通常は「黒」色素混ぜてるだけなんだけどね。

 その後、実際に「透明」レコードとかも出たこともあるんだけどさ。

 ちなみに、この「とまどいの週末」、家にある音源は「ホワイトレコード」なんですわ。
 通常は「黒」なんだけどね。限定で「ホワイト」盤も出してたんだよね、たしか。 今で言えば「初回限定盤」のようなもんか。

 中古屋で、若干プレミア込みで買ったから、やや高かったんだよなぁ。蒲田の某有名中古ショップで、20数年前で1200円だったかな。

 当時、安いもので100円とかだったから、ちょっと高けぇなぁ・・・と思いながら、それしかなかったから、しょうがなく買った気がする。

 今だったら、1200円なんかじゃ買えないだろうな。何分、某有名ショップ、ちょっと有名になりすぎて、全体的に高くなっちゃったからねぇ。おかげで最近は安易に手が出せなくなっちゃって、全然行ってません。。。。。。
神田神保町界隈の中古屋の方が、ぜんぜん安く買えるし・・・。

 最後は、全然かんけーない話になっちゃったね。スイマセンふらふら



 蛇足だけど、初期のジャケ写では、この曲が一番好きなんだ。はねた髪がなんか可愛らしいじゃん。





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誘惑のチャチャ / 田村英里子

誘惑のチャチャ_田村英里子






今回の1曲セレクトは、「誘惑のチャチャ」田村英里子です。

 まずはデータです。

・タイトル    誘惑のチャチャ
・アーティスト  田村英里子
・作詞      森雪之丞
・作曲      辻畑鉄也
・編曲      荻田光雄
・リリース日   1991年10月9日
・発売元     東芝EMI
・オリコン最高位 18位
・売上げ枚数   2.6万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 23位

 前回の「ギンギラギンにさりげなく」では書きすぎて長文になっちゃったんで、今回はいきなり本題に入っちゃおうかな。

 田村英里子の「誘惑のチャチャ」

 この曲、今までも、書こう書こう・・・と思っているうちに時間が経っちゃったな。ヒット時期を過ぎないうちに書いときましょう。

 何分、ランクインしてた期間がめっちゃ短いもんで・・・。オリコンのベスト100に3週間しかランクインしてなかったの、この曲。
 ロングヒットが多かった1991年にしては、最高18位だったのに、異例な短さだよなぁ・・。

 まあ、それだけ、あの年は「アイドル冬の時代」だったって言えるんだけどね。

 でもさ、ワタシ、この曲好きなんだ。エロっぽいじゃん。あの清純派アイドルだった、田村英里子も、売れなくなったら、こうなっちゃうのね。。。。って想わせる様な曲。

 のっけから ♪やめて アンアンアン 誘惑のチャ〜チャ ♪ よ。

 これは、正直言って、まったく想定外な流れの曲だったよなぁ。森雪之丞氏も、気合入ったでしょう。こういう路線で行くと決まった時は。

 たださ、あの当時の田村英里子ぢゃ、ちょっと艶っぽさが、もうちょっとだったかな・・・とくに♪アンアンアン〜♪ の所は。

 それでも、充分だったのです、当時は。「夜食」のおかずになりました。ふらふらあせあせ(飛び散る汗)ダッシュ(走り出す様)衝撃


 詞だけじゃなくて、マイナー系のラテン調のサウンドが、これまた、意外とやらしいんだよね、雰囲気が。
 昭和40年代のキャバレーexclamation & question って感じで。(というアンタは行ったことあんのか・・・ってとこだけど。。。)

 プラス、ジャケ写も胸の辺りに目が行っちゃう感じじゃん。あらら、意外と谷間が大っきいんだな。。。なんてダッシュ(走り出す様)衝撃

 
 しかし、なして、こんな曲調の曲を歌うことになってしまったのか・・・っていうのも、ちょっと謎なんだけどさ。

 この、つい1年前まで、清純お嬢さん路線だったぢゃないですか。
 松田聖子なきあとのサンミュージックの「期待の星」だったぢゃないですか。


 うーん、やっぱ、ゲーノー界、売れなくなったら、あっちに売っとばしちゃうんだぞ〜・・・。

 なんて、「見せしめ」的な発想なのかなぁ。


 そんな、アイドル「晩年」の田村英里子さんですが、何年も見かけなくなったななんて思ってたら、いまや、ロスでセレブ生活だそうで・・・。
 しかし、アイドル失敗の後、ロスに渡って成功なんて、うーん、人間の人生なんてわかんないもんだな。。。




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100%・・・SOかもね! / シブがき隊

1982_07_100%SO・・・かもね_シブがき隊






今回の1曲セレクトは、「100%・・・SOかもね!」シブがき隊です。

 まずはデータです。

・タイトル    100%・・・SOかもね!
・アーティスト  シブがき隊
・作詞      森雪之丞
・作曲      井上大輔
・編曲      井上大輔
・リリース日   1982年7月21日
・発売元     CBSソニー
・オリコン最高位 6位
・売上げ枚数   27.9万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 6位
・ベストテンランクイン期間:1982年8月16日〜9月20日付

 一時脳トレの一環で「四則計算」ゲームに嵌ってたんだけ・・・・やっぱ年だねぇ。たかが四則計算なのに、スイスイと解けなくなってるわ。 いや〜、最近、頭なんか使わないからなぁ。。。
 昔は、結構、計算速かったんだけどねぇ・・・。小学生の頃は「神童の一番下」ふらふら とか言われたくらいだったから。。。ふらふら

 ・・・なんて、単に千葉に越してくるまで、「公文式」やってたからなんだけどさ。
 ・・・・だから「計算だけ」は速かったの。 

 ♪ 若いコには負けるわ〜 ♪ なんて、森高千里の「私がオバさんになっても」を歌っちゃうぞ。。

あ、そーだ、考えてみたら、今から20年前に、仕事中に頭打ってさ、その衝撃で、バカになったんだった、ワタシ。。。ふらふらふらふらふらふらふらふら

 たりらりらーのこにゃにゃちは  ・・・・、天才バカボンのパパと同じだ。。。


・・・・っつうことで、今日は、千葉に来たてで、まだ、計算が速かった頃の曲でも持ってきますか。。。


 シブがき隊の「100%・・・SOかもね!」 なぞ。。


 ワタシさ、一時期、まとめて「シブがき隊」の曲を書いた気してたんだけど、まだ、意外と、書いてる曲少ないんだな。。。

 この曲もとっくに書いたと思ってた。


 今でこそ、ジャニーズ関係の曲は、あーだこーだとケチをつけてる私ですけど、昔はジャニーズは、好きだったのよ。 こう見えても。

 この曲、好きだったなぁ、意味も無く。

 どこが・・・って言われると、言葉に詰まっちゃうんだけど、どことなくよかったのよね。

 なんかさ、意味も無くワクワクしちゃうような感じがして。 シブがきって、たのきんと違って、キャラクターとしては、それほどアクはなかったけど、その分、曲が「濃い味」だったやん。

 後年、ヘビメタみたいな。めっちゃ「濃い」味付けになっちゃってからは、チョット飽きたけど、このころの曲は、まだまだ程よい味付けで、よかったんだよね。

 あー、そうそう、井上大輔氏だったころは、よかったのよ、シブがきも。

 メロディラインなんか、今聴くと、めっちゃくっちゃ、簡単なんだけどねぇ。
 だからよかったのかもな。

 ただ、やっぱし、どこか物足りないんだよな。 コトバでは旨く言い表せないんだけど・・・。

 うーん、エンターテイメント性っていうのかなぁ・・・。あ、そうだ、チャーミングなところなんだ。

 オリコンでも、なかなか1位取れなかったのは、そこだよね、きっと。

 この曲なんか、当時、いいなと思っていたけど、結局6位止まりだったりしたしな。
 まあ、1位は難しいとしても、ベスト3には、充分入れると思ってたんだけどねぇ。。。

 うむ、当時は、オリコンも「まとも」な集計をしてたんだよね。

 いまじゃ、考えられんでしょ。。。ジャニーズが1位とれんとは。 うむ、1位とは言わなくても、ベスト3に入らん・・・ってことは。。


 いやいや、逆に、だからこそ、ちゃんと、曲を聴けてたってこともあるかもな。
 もちろん、こちとら「厨房」だったしな。 もろジャニーズ世代だったってこともあるけど。。。




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僕笑っちゃいます / 風見慎吾

1983_07_僕笑っちゃいます_風見慎吾

 






今回の1曲セレクトは、「僕笑っちゃいます」風見慎吾です。

まずはデータでーす。

・タイトル     僕笑っちゃいます
・アーティスト   風見慎吾
・作詞       欽ちゃんバンド、森雪之丞
・作曲       吉田拓郎
・編曲       後藤次利
・リリース日    1983年5月21日
・発売元      フォーライフ
・オリコン最高位 6位
・売上げ枚数      33.0万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 6位
・ベストテンランクイン期間:1983年7月11日〜8月15日付
・タイアップ:TBS系「欽ちゃんの週刊欽曜日」より

 昔、某C社で有名着メロサイトの配信楽曲運用をやってた時、配信曲の「選曲」っていうのが、メインの仕事だったんだけどさ。 配信曲を決める時、大体2〜3ヶ月先の新曲リスト作るんですよ。
・・・といっても、ウチらは、バックにレコード会社も有名音楽企業も付いてなかったんで、新曲リストもネット調べて自分で作るんだよね。
 で、まあ、新曲全部は出来ないんで、「ヒットしそう」な曲をセレクトする訳よ。ま、その辺は長年ヒット曲を聴いてきてる妙技でさ、例えば、新たにブレイクしてきそうな曲も、「匂い」で大体分かるんだけどね。
 
でも、たまーに、全く予期もしてなかった曲がブレイクしてくる時もある。そう言う時が一番焦るんだけどね。なんせ、商売柄、ヒット曲は絶対的に外せないからさあ。

 今回は、そんな、まーったく予期してなかったヒット曲を一つ。

 風見慎吾「僕笑っちゃいます」。


ま、この曲がヒットした1983年は、まだ「着メロ」の仕事はしてなかったけどね。

・・・・ってか、時代的に当たり前か。

でも、この頃はすでにヒット曲はバンバン聴いてた・・・ってか、恐らく一番聴いてたころなんじゃないかな? そんなわけで、ラジオのチャート番組も一番聴いた頃だからさあ。ある程度の、次のヒットは? っていうのは予想できたんですよ。
 
でも、この曲は、全く予想できなかった。


 それは、当時一番聴いてた、文化放送「全日本歌謡選抜」のメインMCだった小川哲哉氏もそうだったようなんだよね。

 あの番組は、メインが視聴者からの電話リクエストで、リクエストが多い順から、第1グループ、第2グループ、第3グループ・・・と、マラソン実況のように時々、リクエスト状況速報が入るんですよ。

 あの時代だから、第1グループを形成するのは、大体、松田聖子、中森明菜、田原俊彦、近藤真彦、次点で小泉今日子、河合奈保子って感じですよ。

 そこにいきなり、風見慎吾「僕わらっちゃいます」がリクエスト第1グループに乱入してきたものだから、あの時の小川哲哉氏の驚きはいまでも覚えてるなぁ。小川氏も、全く予期してなかったようなんだよね。

 たださ、あの頃、個人的にも、まだ「週刊欽曜日」見てなかったからなぁ。 もし、当時から見てたら、ちょっとは違った見方をしてたかもしれない。

 そそそ、この曲は、欽ちゃんの週刊欽曜日の名物コーナー、「欽ちゃんバンド」から派生してきた曲なんだよね。

 欽ちゃんバンドのメンバー、1人1人が、1行ずつ歌詞を書いて、それを当時の人気作詞家、森雪之丞氏が補作、そこに吉田拓郎氏が曲を付けて出来あがった曲ですわ。

 でも、この曲がリリースされた頃は、まだ週刊欽曜日も見てなかったからねぇ、風見慎吾? 誰じゃいそれ?
って感じだったからなぁ。

で、初めてこの曲を聴いたのは、上記の件の「全日本歌謡選抜」ですよ。 リクエスト速報での小川哲哉氏の驚きの声の後に、当然のようにこの曲がかかったんだけどね。

初聴で「なるほど、これは来る」っていうヒット予感の「勘」がビビビッと来たのを32年経ったいまでも覚えてるなぁ。

 吉田拓郎氏作曲って言う事でもわかるように、正直、メロディ自体は、目新しいっ訳じゃ決してないけんだけどさ、でも、なんか新鮮なんだよな。
 それまでのヒット曲に既存していた風景ではなく、ちゃんと1983年のあの時代の風景を捉えていたんですよ。
だから、この曲を聴くと、浮かんでくる風景は1983年のあの時の風景だしさ。
 ヒット曲そう言うもんなんだよね。だから、メロディが古かろうが、目新しいところはなかろうが、後々、ちゃんとあの時代の風景になっていれば、ヒット曲としては成功なんだよね。


でも、この曲のヒットのお陰で、あの後も欽ちゃんバンドも流行りましたねぇ。当然のように私も、この曲のヒットの後は、週刊欽曜日見てたなぁ。
 当時、欽ちゃんは、民放キー局、各曲で冠番組をもってて、視聴率も合計すると100%を超えてて、「100%男」とか言われてましたもんね。
 その中でも、一番の人気番組にのし上がったのが、「週刊欽曜日」だったんだよね。なんせ、1983年の下半期では、あの「欽ドン」よりも視聴率は上でしたから。

 その起爆剤となった曲がこの曲ですわね。


うーん、この曲も、当時の動画はあんまり落ちてないんだよなぁ。。。
とりあえず、You Tubeには落ちてなかったんで、海外のサーバーにリンク

http://www.zhuatieba.com/video/XNDI3ODYzNjc2

えー、「ザ・ベストテン」に初登場した時のものだけど、もしかしたら、うまくつながらないかも。。。
ご容赦。




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白い炎 / 斉藤由貴

1985_05_白い炎_斉藤由貴






今回の1曲セレクトは、斉藤由貴「白い炎」です。

まずはデータです。


・タイトル    白い炎
・アーティスト  斉藤由貴
・作詞      森雪之丞
・作曲      玉置浩二
・編曲      武部聡志
・リリース日   1985年5月21日
・発売元     キャニオン
・オリコン最高位 5位
・売上げ枚数   19.9万枚
・THE HITCHARTHOT30最高位 7位
・ベストテンランクイン期間:1985年6月10日〜7月8日
・タイアップ:フジテレビ系ドラマ「スケバン刑事」主題歌

今日は「分裂症気味」の、ある意味「濃い」曲ばっかりをセレクトしてきたんで、最後は、「まとも」にアイドルの曲を持ってきましょうかね。

斉藤由貴 「白い炎」。

この曲ねぇ〜、10年前にmixiで「1曲セレクト」を書いてた時は、↑のデータだけ乗っけて、レビューは飛ばしてたんだよね。
なんで、今回がオリジナルとなりまする。

10年前は、なんで、レビューを飛ばしちゃったんだろう? ってのはよく覚えてないんだけど、正直、この曲、ヒット当時もあんまりよく聴いてなかったのよ。だから、書けなかったのかなぁ・・・。
 まあ、あんまり聴いてない・・・っと言う状況は、今もあんまり変わっていないんだけど。。。

あんまり聴いてなかった・・・っていうのは、どうしても、この曲の印象が「ジミ」っていうのが、大きいだろうなぁ。
 この曲は、デビュー曲の「卒業」に続く、第2弾シングル。 
「卒業」の印象、それまでには無かったような肌触りの青春路線の曲調のインパクトが大きかったからねぇ。少なくとも第2弾も、そんな「青春路線」で来るんだろうなぁ・・なんて期待してたんだけど、いきなりマイナー路線だもんね。
 初めてこの曲を聴いた時、あ、これはどうも違うなぁ・・・なんて感じたのを、あれから30年経ったいまでもなんとなく覚えてるよなぁ。

 流石に高校生にもなると、自分のアイデンティティというか、曲の好み、好みじゃないの区別をつけるようになって来てたんだよね。前の年の中学生の頃までは、耳に入った曲はなんでも刺さった・・・っていう事ではなく。
 
 この曲に期待していた・・・って言うのは、作曲が玉置浩二ってところもあるかなぁ。
前の年の中森明菜「サザンウインド」がいい曲だったからねぇ。ああいう無国籍路線を期待していたところもあったんだと思うな。

 でも、実際は、なにこれ? ちょこっと古臭い、マイナー調の典型的なアイドル路線やん ・・・って言う感じだったんで、がっかりしたんだよね。

まあ、結局のところ、この曲は、「スケバン刑事」の主題歌・・・ってことで、こういうマイナー路線になっちゃった・・・ってところがでかかったんだろうけどね。
 それも「ダサい」アイドル路線で・・・っていう注文があったんでしょうかねぇ。 まあ、それは良く分かんないんだけどさ

でも、この次のシングル「初戀」では、また松本隆、筒美京平のメジャー路線にもどっちじゃん。それで、あ、よかった・・・なんて単純に安心したんだけどさ

ちなみに、玉置浩二氏との相性が悪いかったわけではないんだよね。
次の年の「悲しみよこんにちは」は、めちゃくちゃいい曲だったもんなぁ。

あくまで「スケバン刑事」が悪い・・・・なんて、無理やり結論付けてしまうワタシなのでした。。。。



やっぱ、ポニーテールの斉藤由貴が一番いいな。
っつか、この頃はポニーテール流行ってたよなぁ。
ポニーテール好きの私にとってはいい時代でしたわ



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ZOKKON命 / シブがき隊

1983_05_ZOKKON命_シブかき隊






今回の1曲セレクトは、「ZOKKON命」シブがき隊です。

まずはデータです〜。

・タイトル    ZOKKON命
・アーティスト  シブがき隊
・作詞      森雪之丞
・作曲      水谷龍緒
・編曲      水谷龍緒
・リリース日   1983年5月5日
・発売元     CBSソニー
・オリコン最高位 3位
・売上げ枚数   24.8万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 4位
・ベストテンランクイン期間:1983年5月9日〜6月20日付

 GWもおわっちゃいましたが、GWっていうと思い出す曲があったりします。

 ZOKKON命 /シブがき隊

 この曲、データにも書いたように1983年5月5日リリースなんだけど、個人的にもこのころは、全日本歌謡選抜をはじめとして随分ラジオ聴いてたからさ、リリース日ころにはすでに何度も聴いて覚えてるくらいになってたんだよね。

 うん、このころは、曲に対しての訴求性のピークがリリース日位にあったかもしれない。で、いざ、リリースされると、そこまでにあんまり聴きすぎて飽きてたりしてね。

 うーん、そう考えると最近の「初動型」ヒットの構造も分るような気がするよなぁ。
 なにより自分でも初動型を助長するような聴きかたしてたじゃん・・・。

・・・とか思ったりして

 しかしさ、それにもまして、この曲インパクトあったんだよなぁ、なんだかよくわかんないんだけどさ。

 シブがき隊としては、路線的には前曲の「処女的衝撃」につづいてのヘビメタ歌謡なんだけども、よりパワーアップしたというか・・・。

 ちょっと聴きの感じではバカみたいに聴こえるんだけども、そこが良かったりするんだよね。

 サウンド自体は、ナイトレンジャーだったりします。。。ってこれは、有名を通り越して確信的だよね。
 この曲のイントロが「Don't Tell Me You Love(炎の彼方)」のパクリだっていうのは・・・。

↓ コレ



まあ、それは、ワタシでも認めるところなんだけど、でもさ、この曲の「核」にもなっている部分だと思うし、それはそれでいいんじゃないかしらね。

 あのイントロから、効果的なラッパが絡んできて、自然とメロディに入っていく・・・っちゅう流れが出来ていると思うんだよね。この曲。

 うん、そういう意味で、シブがきの中では完成度が高い曲だと思ってるし、個人的にも好きなんだよね、この曲。

 なんちゅうんだろうね、↑でも書いたようにバカみたいなワクワク感があるんだよね。
 そのバカ見たいな感じが軽すぎもしないし、重すぎもしない。丁度いい塩梅の「メタル歌謡」感があるっていうのかな。

 シブがきって、この曲が嵌ったからなのか、ここからだんだんエスカレートして、めっちゃ重たいメタル歌謡になっちゃったじゃん。「アッパレ!フジヤマ」とかさ。

 この曲くらいが丁度よかったんだよね、エスカレートな感じもさ。


 それと、この曲のポイントは、詞もあるんぢゃないかなぁ。森雪之丞氏の詞って、ほとんどバカみたいなんだけど、ところどころにキラリと「引っかかる」歌詞がちりばめられているんだよね。それがこのヒトのすごいところなんだけどさ。頭やわらかいんだよねぇ。

 うん、この曲に関しては、正直言って、全体的にはほとんど何のこと歌ってんだか、未だに良くわかんないんだよね

 でもさ、サビのところの

♪ 感動じゃん  〜
  おっとっと  〜   ♪

の二言葉だけは、めっちゃ引っかかるんだよね。
「え? なにこれ?」って思わせるサムシングがあったりするのよ。

 だいたいにおいて、「感動じゃん!」 のあとに、なんで 「おっとっと」 なの? マジメに考えるとつながりがよくわかんないじゃん。

 でもさ、所詮は歌謡曲なんだよね。深く考えることはないわけさ。聴いてて引っかかってくれば、勝ちなんだよね。

・・・なんて、森氏が言ってるような気がしてさ、なるほど「うまいな」って思っちゃったりするわけです。


それと、最後のキメゼリフの

♪ 最上級のホレ方さ zokkon! ♪

っていう体言止め風な 突然的な終わり方もインパクトあるよね。
 そのまえに歌詞に「最上級の」なんて言葉使ったりするのも普通考えねーよなとか思ったりしてさ。


 だからねぇ、こんな感じで、この曲に関しては、詞、曲ともすごいと思うの。

 森雪之丞氏の詞については、この曲の次の「Hey!Beppin」でもかなり遊んでるけど、この不真面目な言葉遊びと、逆に超マジメなヘビメタ歌謡のアンバランスなガチンコ対決がシブがき隊の曲のコンセプトの命だったんじゃないかなぁ。

 そういう意味でも、この曲が一番出来上がってたと思うんだよね。




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君たちキウイ・パパイヤ・マンゴーだね / 中原めいこ

1984_05_君たちキウイ・パパイヤ・マンゴーだね_中原めい子






今回の1曲セレクトは、「キウイ・パパイヤ・マンゴーだね」中原めいこです。

まずはデータでーす。

・タイトル     君たちキウイ・パパイヤ・マンゴーだね
・アーティスト   中原めいこ
・作詞       中原めいこ 森雪之丞
・作曲       中原めいこ
・編曲       新川博
・リリース日    1984年4月5日
・発売元      東芝EMI
・オリコン最高位  8位
・売上げ枚数    23.7万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 7位
・ベストテンランクイン期間:1984年5月28日〜6月18日付
・タイアップ:カネボウ84年夏のキャンペーンソング

 意味不明がタイトルな曲って探すと結構あったりしてね。
と書いといて咄嗟に浮かんでこないワタシがいたりするんだけど、結構、当時の化粧品キャンペーン曲には、むちゃくちゃなタイトルの曲があったりするんだよね。
 ザ・ヴィーナスの「キッスは目にして」とか・・・。ほんとにやったら痛いやん。。。。
 うーん、どうしても、キャンペーン曲っていったら、そのタイトルだけで、ガバッと根こそぎお客さんを捕まえてこなきゃいけないわけで、このようなマヌケだけど、キャッチーの塊のようなフレーズをタイトルに持ってきたりするわけなんだよね。

 まあ、その中でも究極だよね。「君たちキウイ・パハイヤ・マンゴーだね」って。
 意味わかんねー。 且つ見方によっちゃめちゃくちゃマヌケなタイトルだよね。

 そもそもなんで、キウイ パパイヤ マンゴーなんだろ?
トロピカルなフルーツっていう意味?
 いや そもそもキウイはトロピカルフルーツぢゃねーぞ。

 なんで、バナナ、いちご メロンぢゃだめなんだ?

 などなど、いろいろ考えたくなったりして・・・。まあ、そこが詞を書いた森雪之丞氏の頭の柔らかさってもんですかねぇ。
 ワタシャ頭固いかんね。絶対に浮かんでこないですよ。


 この曲は、いまでもはっきり覚えてるけど、まだ、発売前の84年3月あたりからガーンガン、ラジオでかかってたんだよなぁ。
 当時、夜、メシを食い終わってから寝るまで、テレビを見てるよりラジオを聴いていた時間が長かったワタシは、この曲何回聴いた事か。。。。
 リリースの84年4月5日の時点では既に食傷気味だったもんね。  

・・・と書きながら、このシングル盤は、リリース日に買ったような記憶が。。。多分、リリース日に買ったシングルは、当時は、この曲と、あみんの「待つわ」くらいじゃなかったかなぁ。。。


 まあ、それだけ大量スポットを打たれてたわけだ。いろんなメディアで。
 あの当時、化粧品キャンペーンソングって言ったら、カネボウの一人勝ち状態だったから、金かけてただよなぁ。

 それと、中原めいこっていうヒト、ワタシそれまで知らなくてさぁ、「中村メイコ」さんと間違ってたの。ワタシ。
 だから、「なんで、あんなオバさんがいまごろ注目されて、レコードが流れるだろう?」って何回も思ったよなぁ。

 曲調がビックバンド プラス サンバ調だったじゃない?
イメージ的に、昭和30年代って感じがしたんだよね。
 「ザ・ヒットパレード」全盛期のような華やかさっていうのかな。だからさ、中村メイコさんが歌っててもおかしくないと思ったもの。この曲。

 それが、中原めいこ っていうヒトってわかって、いささが面食らったもんだよなぁ。

 しっかし、意味の無く明るい曲だったよなぁ、上で書いたようにブラスバシバシのビックバンド風だったじゃない。
 当時、ワタシゃ、ブラスバンドだったからさぁ、当然のごとく、この曲やりましたよ。いろんなトコで。
 中学生だったからちょっとノリがむずかしめだったけどさ。

 でも、まあ、今考えるとノリだけで、意味はほとんどナシって曲だったよね。 よくよく考えてみると。。。

 中原めいこっていうヒト、この後は、この曲に匹敵するくらいのヒットは出なかったけど、アニメの主題歌の「鏡の中のアクトレス」でベストテンヒットをだすなど、そこそこヒットに恵まれましたよね。
 最近はどうしちゃったんでしょう?




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NAI-NAI16 / シブがき隊

1982_05_NAI-NAI16_シブがき隊






今回の1曲セレクトは、「NAI-NAI16」シブがき隊です。

まずはデータでーす。

・タイトル     NAI-NAI16
・アーティスト   シブがき隊
・作詞       森雪之丞
・作曲       井上大輔
・編曲       井上大輔
・リリース日    1982年5月5日
・発売元      CBSソニー
・オリコン最高位  3位
・売上げ枚数    25.9万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 5位
・ベストテンランクイン期間:1982年5月17日〜6月28日付


 久々にジャニーズです。シブがき隊のデビュー曲。

 と言っても、このヒトたち、本来のデビューは、「2年B組仙八先生」だったけど、じつは、そのまえは、まっちの「ヨコハマチーク」のバックで踊っていたんだよね。

 あれ? これって有名な話ですよね?・・(^^;;;;

 まあ、その前は、ジャニーズジュニアで、そっからの、のし上がりという、今でも続く伝統のパターンだったんですが・・。

 ただ、「ヨコハマチーク」のバックの時は、メンバーは、薬丸と本木と、今、少年隊の東山ぢゃなかったかなぁ?
(ジャニーズジュニアの松原康行っていうヒトだった気もするが・・・)

 ぢゃ、なんで、東山が外れて、布川がメンバーになったか・・というと、単に仙八の生徒役オーディションに東山が落ちて、布川が受かったから・・・・という、メッチャ単純な理由からなんだよね。 

 ちなみに、このころジャニーズジュニアからもう一つグループが生まれて、それが少年隊(最初は「ジャニーズ少年隊」)になるんだけども、ごく初期のメンバーは、錦織、植草、と上記に書いた松原氏だったんですよね。

 で、シブがきと少年隊 2グループでテレビ東京系「ヤングベストテン」なんつぅ番組の司会なんかやってましたね。
 これが1981年の秋頃。まあ、シブがきも少年隊も「同格」だったわけさ。

 話がそれるけど、それからまもなくあとに少年隊から松原氏がぬけて、東山が加入っていう今のメンバーになったんだよね。・・・といっても同時期のジャニーズジュニアの中では東山も「実力」は上の方だったみたいだから、この2つのグループに最初から参加していないのは「不運」だったんだけどね。


オー、今日は話がずれまくり・・・。

でねぇ、最初にこの「NAI-NAI16」を聴いた時・・・。随分、型破りな曲だと思ったねぇ。

 完全にトシのようなエンターテイメント志向はなく、はたまた、マッチのような、はちゃめちゃさもない。
 ただ、力任せに元気いっぱいに歌ってるだけ。それだけなんだけど、なんか、それまでのジャニーズには無かった「破天荒な型破り」さを感じましたね。

 まあ、今、曲を聴くと、平和そのものなんだけど、あの時代は、他のアイドルの曲がもっと平和だったかんね。けっこう型破りに聴こえたんですよ。

 実際、このあと、だんだん曲が臭く、過激になっていきましたけどね。 その前兆は、このデビュー曲からあった気はしますねぇ。

 あの時の型破りメンバーは、そのあと、本木、布川が俳優に、薬丸が司会者に転向してるけど・・・。当時からすると、薬丸の今日の姿は、一番想像できなかったよなぁ。
 一番の悪がきぶりから・・・。

 あの破天荒、型破り型は、今のKAT-TUNに受け継がれてきているとは思いますけどね。
 それを考えると、20年後亀梨は、ワイドショーの司会なんぞやってるんだろか?

  いまでは、全く想像つかないけど・・・。



曲は「NAI-NAI16」だけど、画像はまったく関係ありません。。。
予めご了承。。


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C−Girl / 浅香唯

1988_05_C-Girl_浅香唯






今回の1曲セレクトは、「C-Girl」浅香唯です。

まずはデータでーす。

・タイトル     C-Girl
・アーティスト   浅香唯
・作詞       森雪之丞
・作曲       NOBODY
・編曲       井上鑑
・リリース日    1988年4月20日
・発売元      ハミングバード
・オリコン最高位  1位
・売上げ枚数    27.8万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1988年5月2日〜7月11日付
・タイアップ:カネボウ88年夏のキャンペーンソング

 どーも、ここ2,3日元気が出ないんですよね。。ちょっと鬱気味。。久々の長期の休みのせいか、はたまた、一日中パソコンに向かっているせいか、よくわかんないんだけど、どうも、気分が沈みぎみです。
 4月の繁忙期がやっと終わって疲れがたまっている・・・ってのが一番正解かもしれないけど。。

 そういうところもあって、今回は、ちょっと元気が出そうな曲を引っ張ってきました。

 うーん、正直、浅香唯って、これで何曲目だ? なんか、結構引っ張ってきているよなぁ・・ちょっと、このところ選曲が偏り気味だけど、まあ、お許しあれ。

 この曲は88年のカネボウの「夏」のキャンペーンソングとして、18年前の今ごろ、ガンガンCMで流れてましたね。

 たしか、この曲もCM先行の後出しリリースだったんですよね。だから、はじめはCMのほうを先に見たんと思うんだけども、まずもって驚きましたよね。

 1曲前の「Believe Again」と、曲調がガラリと変わって、よりロックぽっくなってたし。。 ただ、それでいてキャッチーな親しみやすいメロディがすぐ耳になじみましたね。
 一発で気に入りましたよ、この曲は。

 一番はやっぱり曲調の変化なんだけども、「Believe Again」はどちらかというと、アイドルらしく、まだ、「メルヘンチック」な部分が多かったけども、この曲は、アイドル浅香唯・・というよりもシンガー浅香唯・・・という部分が強く感じましたね。まずは。
 ロック色が強いのは、作曲がそれまで吉川晃司やアンルイスを手がけてきたNOBODYに変わったって言うのが一番大きいだろうけど、井上鑑氏のアレンジもよかったですよね。
 たしかに、原曲のNOBODYらしいギターサウンドを前面に押し出しながら、濃い目のややGS、ガレージっぽいノリで「夏」を演出してたりして・・。

 兎に角、元気いっぱいの浅香唯が好印象。全盛期でしたねぇ・・・。

 当時、浪人生活がはじまったワタシに「潤い」を与えてくれましたよ、この曲は・・・。


  そして、今も元気をもらってたりして・・・。うーーん。




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