えー、今年の1発目の「ライブ」はクラシックで・・・。と言う事でもないんですが、行って参りました。
東京シンフォニーオーケストラ、ニューイヤーコンサート@サントリーホール。
なんて書くと、「え?」なんて思われる方も多いかもな。

なんせ、普段行くライブは、ロック、ニューミュージック系なんていういわいる「商用音楽」が主ですからねぇ。
でもね、以前も1度書いたんだけど、こう見えても、中学〜高校はブラスバンドでしたからねぇ。クラシック系もバッチリなんですわ。

・・というか、「コンサート」参戦歴は、「ロック・ミュージック」系よりも長いんだよね。初めて見たコンサートは、地元に来たNHK交響楽団の「ベートーベン第7番」でしたから。 
そそそ、昔ドラマ「のだめカンタービレ」でメインに取り上げられていたあの曲ね。
以後、中〜高校生の頃はプラス関係のコンサートも大分みてきたんでねぇ、兎角、「お作法」が煩そうって言うイメージもあるクラシックのコンサートも全然苦にならないのよね。

 2年前もここで書いた渋谷のオーチャードホールで開催された、同じ東京シンフォニーの「ニューイヤーコンサート」にあたりから、クラシック熱が再燃()で感じでさあ、最近、またクラシック系のコンサートにも足を運ぶようになってるんだよね。

クラシックっていうと、値段も高いしドレスコードもありそうだし・・・って言うイメージもあるかもしれないけど、最近は結構リーズナブルなんだよね。まあ、席にもよるんだけど、4〜5000円からって事が多い。うん、ロック系のライブよりも全然安いのよ。特に今回はニューイヤーコンサートっていう定期演奏会よりも敷居が低いコンサートなんでカジュアルな服装でも全然問題ナッシング。

で、今回のお題は、2年前と同じ東京シンフォニーの「ニューイヤーコンサート」だけど、今回の会場は六本木のサントリーホール。

うむ、日本屈指の音響設備が揃う。あのサントリーホールですな。 

なんか、文字であらわすだけでも身がまえちゃう感じだけど、個人的には何回も足を運んでる、勝手が分かるホール。かなり気楽に行きましたよ。

予約した席は、最もリーズナブルな「B席」、5000円也。

でもね、ロック系でいう「バックステージ」。 ステージに対して真ウラの席ですね。

https://www.suntory.co.jp/suntoryhall/seat/pdf/hall.pdf

上図の座席表の「Pブロック」エリアですわ。 そそそ、たまにテレビでサントリーホールからの中継で演奏者の後ろに座ってるヒトが映るけど、あの部分ですね。

個人的には「大好物」の席なんだよなぁ。 確かに音は籠っちゃっていいとは言えないんだけど、指揮者からは正面だし、演奏者と同じ目線でコンサートが見れる。 各演奏者の息遣いも聴こえる。あたかも自分が演奏しているような気分になれる席。
やっぱ、昔プラスやってて、自分でも演奏してたでしょ。だから、この角度からのコンサートって気分が上がるんだよね。

まあ、音が籠るんで席の値段は一番安いんだけどさ、 でも演奏者の気分を味わうんなら、逆に、ここが一番「目玉」の席なんだよね。

今回取った席は、P5列22番。 Pゾーンのど真ん中の席。
すぐ真下にティンパニ。その一段前が、トランペット、トロンボーン、チューバの金管セクションっちゅうことで、ずっとトロンボーンやって来たワタシにとっちゃ、おあつらいの席ですわ。

もちろん、各演奏者の楽譜も間近に見えるしね。 
っつうか、マジマジと楽譜を見ちゃってたワタシなんだけど・・・。 まずもっての感想は、意外と楽譜ちっこいんだよね。 A4サイズを想像してたんだけど、B5サイズって感じでしたねぇ。

それと、楽譜に書き込みが無い事。 まあ、これはプロオケの演奏者にとっては当たり前か・・・。 
なんせ、ワタシの楽譜はいつも汚ったねぇからさぁ。 書き込み書き込みの繰り返しで、音符が見えなくなる位なのよ。 それと比べちゃうからさあ、ナンセンスと分かっちゃいるけど。。



今回のコンサートの演奏曲目は

1. J. Strauss II : An der schonen, blauen Donau, Waltz, Op.314
2. S. RachmaninovI : Piano Concerto No. 2 in C Minor, Op.18
3. A.Dvorak : Symphony No. 9, "From the New World",Op.95

encore. J. Strauss I : Radetzky-Marsch, Op.228

で分かる方はかなりのクラシック通・・・・か、ワタシと同じ音楽著作権に携わっているヒトだよね・・きっと

邦題では
1.J.シュトラウス供Д錺襯帖嵌しく青きドナウ」 
2.ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 
3.ドヴォルザーク:交響曲 第9番 「新世界より」
アンコール.J.シュトラウス機Д薀妊奪ー行進曲

ですな。 うむ、ニューイヤーコンサートらしい、クラシックではめちゃくちゃポピュラーな3曲。

特にドボルザークの「新世界より」。 個人的には今回は、これを聴きに来たって言ってもいいかなぁ。

いままでも、他のオケで何回も聴いてきた「新世界」。今回は東京シンフォニーでの、「新世界」を聴きに来た。と言っても過言ぢゃない。

指揮は秋山和慶氏。 東京シンフォニーの名誉指揮者であり、小沢征二氏、小林研一郎氏に並ぶ、日本の代表的な指揮者の一人ですわ。

果たして、どんな指揮で「新世界から」を振るのか。これが最大の楽しみだった訳ですわ。

今まで他のオケで何回も「新世界」を見てきたって書いたけど、個人的にはクラシックといえばこの曲ってくらい、この曲が好きって事も大きい。 全音楽譜出版から出てる「スコア本」も持ってるくらいだしね。

で、個人的には、この曲はこれ・・・って基準になってる演奏が ↓コレ

https://www.yamano-music.co.jp/userProdDetailCD.do?itemCode=4112070948&itemClass=C

ショルティ指揮、演奏はシカゴ交響楽団。

実はCDプレイヤーを初めて買った時、一番最初に買ったCDソフトがコレだったんだよね。実は。
ヒット曲ぢゃないのよ。

スコア本で楽譜を追いながら、このCDを聴く。  これが至福の時間だったりするんだよねぇ。

これ、そう言った感じで何回も何回も聴いてるからなぁ、 殆どスコアも頭に入っちゃったりしてるくらい聴いてるからさ。

どうしても、その基準に沿った聴き方をしちゃうんだよな、生のコンサートでも。

でね、実際の昨日の演奏はというと・・・。 うーん、そうだね、「貯め」と「メリハリ」が今一つだったんじゃないかって言う感想。 

個人的にだけど、この「新世界より」の生命線って、「タメ」だと思ってたりするんだよね。

例えば、第2楽章冒頭の「プラス」セクションでのコードのコーラル部。 ここはたっぷりとした貯めがもっとも聴かせどころと思うんだけど、結構あっさりしてたんだよなぁ。

いや、日本のオケって、どのオケも、この部分が意外とあっさりしてる事が多いんだよね。 ↑の基準にしてるシカゴ交響の演奏は、ものすごくたっぷりとした貯めがあるんだけどね。

ここがやっぱり残念なんだよな、日本のオケって。今回の演奏も同じような感想。

というか、正直言うと、ブラスセクションが、今一つ個人的に好みではなかったって言う感想が強いかなぁ。
結構あっさりとしてるんだよ。 弦楽器や木管セクションは、しっかりとした貯めやメリハリが感じられたんだけどさあ。
うーん、やっぱりね、自分がブラスやってたんで、オーケストラでもプラスセクションの見方は辛口になってしまう。

まあ、これは指揮者の曲の解釈にも依るし、個人的な好みもあるんでさ。いい悪いというのは言えないんだけどさ。
個人的は、もっとたっぷりと貯めがあるような演奏を期待してたんだよねぇ。 そこは残念。

それと、アンコールのラデッキー行進曲。 昨今は新年の恒例になってしまったウィーンウィルのニューイヤーコンサートのアンコール曲としてすっかり定着しちゃいまして、ニューイヤーコンサートのアンコールといえば、この曲・・・って感じになっちゃいましたけど、そろそろ違う曲にしてもいいんじゃね? とか思っちゃたりしてね。
あ、やっぱり、またか・・・って思えるのもなんかね。。。

ただ、問題なのはクラシック系のコンサートに行くと、決まって、「楽器吹きてぇ」病が始まる事。 今回もさあ、ご多分にもれず出てますねぇ、楽器やりてぇ〜病が。。。 。
特に「ラデッキ―行進曲」なんて聴くと、ついついやりたくなっちゃうんだよな、トロンボーン。あのくらいなら、まだ吹ける・・・なんて気分になっちゃったりして。。。 
まあ、実際は無理だろうけど。。。   これがいつまで続くやら・・・。


ということで、今年のライブ初めはこれにて。 さてと、これを皮切りにこの後は、どのライブに行くベぇな。