かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

杉田かおる

鳥の詩 / 杉田かおる

1981_09_鳥の詩_杉田かおる






今回の1曲セレクトは、「鳥の詩」杉田かおるです。

 まずはデータです。

・タイトル   鳥の詩
・アーティスト 杉田かおる
・作詞     阿久悠
・作曲     坂田晃一
・編曲     坂田晃一
・リリース日  1981年6月21日
・発売元    ラジオシティ
・オリコン最高位 10位
・売上げ枚数  28.0万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 11位
・タイアップ:日本テレビ系ドラマ「池中玄太80キロ Part2」挿入曲

 今回も、夏の終わり、秋の前触れを感じるセレクトかなぁ。
 まあ、完全にシットリとはしてなくても、音数の少ないシンプルな曲っていうのかな、温度感も爽やかな曲が増えてくるのよ。

 ・・・ということで、杉田かおるの「鳥の詩」。

 まあ、杉田かおるも今では、すっかり「バクダン女優」っていうポジションを確立してますが、昔は子役スターですからねぇ。今年51才になるはずだけど、芸歴45年くらいになっているんじゃないかなぁ。

この曲は、「プッツン」女優として再ブレイクした際に、再リリースなんかして、そこそこヒットしたんで、曲自体は、もしかしたら、ご存知な方もおられるでしょう。

 うん、オリジナルは、今から34年前、1981年のリリース。 当時の日テレ、土曜ドラマ「池中玄太80キロ Part2」で使われてた曲ですわ。 そそそ、西田敏行主演で、当時、大人気だったドラマですね。

 「鳥の詩」っていうのは、あれですよ、西田敏行、扮する、池中玄太って、報道カメラマンなんだけど、鳥の写真を最も得意にしてたんだよね。
 で、時間を見つけては、北海道まで鶴の写真を撮りに行っちゃう・・ってことで、そんな場面に、流れてた曲ですわ。
 だから、「鳥の詩」っていうんだよね。

 まあ、この辺は、実際、ドラマを見てないと、なかなか、実感として沸いてこない部分なんだけどさ、それが、結構、キュンと滲みるんですわ。

 あの時代ならではの「ホームドラマ」な暖かさってやつね。

 まあ、そういうところから、ある程度はヒットしてしかるべくな曲だったと思う。
 
 サウンド的には、あんまり面白みには乏しいけど、やっぱり詩の世界だよね。この曲の場合。

 ドラマの邪魔にならないように・・・だけど、単独で聴いてても、きちんと絵が浮かんでくるような仕掛け・・、阿久悠氏ならではの世界観っていうんですかね。

 ワタシ、はじめ、ドラマよりも、この曲自体を先に聴いたんだけど、曲を聴いただけで、ある程度、ドラマの雰囲気っていうのが、伝わってきましたわ。実際、そのとおりだったんだよね。


 だけんど、いつも書くけど、この当時、杉田かおる譲の、本性は、全く知らなんだなぁ。

 この曲を聴いただけでも、清純女優・・っていうイメージしかでてこないじゃん。 実際のドラマでもさぁ。
 まあ、その辺が、ザッツ・ゲーノーカイだったりもするんだけど。。



ザ・トップテン」やね。「10位」ってなってるから、トップテンでは、10位以内にランクインしたんだ。
 「ザ・ベストテン」では、たしか、最高13位までで、「スポットライト」しかでなかったんだけど・・・。

 それにしても、このヒトは、27年たっても全く変わんないね。特に、声が全然変わってないのは、ちょっとビックリだわ。

 ふつう、27年も経てば、キーが低くなったり、声が太くなったりするんもんだけどねぇ。

 決して、うまいウタではないけど、そこらのアイドルよりは、そこそこ聴けるわな。


 ところで、調べたら、杉田かおるって、この曲の前に結構、レコード出してんだな。
 金八先生に出演する前にも、何枚か出してるぞ。。やっぱ、期待の星だったわけだ。

 そのなかで、気になったのは、この「鳥の詩」の前、1980年にリリースした、「しあわせ季節/ハリケーン野郎」なんですけど。。ふらふら

 「しあわせ季節」っていうのは、まあ、ありがちなタイトルだけど、C/Wの「ハリケーン野郎」っていうのが。。。ふらふらふらふらふらふらふらふら

 いったい、どういう曲だったんでしょうねぇあせあせあせあせあせあせ

 ちょっと聴いて見たい気分になったりして。。

 いやいや、僅かだけど、「本性」を見せてたんですかねぇふらふらふらふら


 もちろん、このレコード、オリコンで100位内にランクインすることなかったわけで、世間には全く知られてないですけど。。。



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秋止符 / アリス

1980_02_秋停符_アリス






今回の1曲セレクトは、「秋止符」アリスです。

 まずはデータです。

・タイトル     秋止符
・アーティスト   アリス
・作曲       谷村新司
・作曲       堀内孝雄
・編曲       石川鷹彦
・リリース日    1979年12月20日
・発売元      東芝EMI
・オリコン最高位  4位
・売上げ枚数    50.5万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 3位
・ベストテンランクイン期間:1980年1月21日〜3月31日付

 曲の歌詞の世界を堪能する・・・。これも、最近では半分「死語」の世界かなぁ。
 今はどうしても曲先っていうのが主流になっているから詩が死んじゃうんだよね。まあ、それでなくてもリズム優先であり、あまり詩は重要視されていないようにも思えるし・・。

 しかしながら、昔はそうではなかったんだよねぇ。インストルメンタルなら別だけど、「歌物」は歌詞があってナンボのもんじゃい、っていうところはあったよね。

 特にニューミュージックの中でも叙情フォーク系は逆にメロディはあってなきにしも・・・ってところがあったもんね。
 
 ま、たしかにメロディはあるんだけど、キャッチーな旋律があるだけで、それほど凝った作りではないわけでね。

 さだまさし、松山千春、アリスなんかはそうでなかったかなぁ・・。

 あ、なんで、このお三方を出してきたかって言うと、当時、近田春夫氏が嫌ってたお三方なので・・・

ま、要するに近田氏の場合、叙情フォーク系が苦手らしいのですよね。

 私は全然大丈夫なんですけどね。特にアリスは当時から大好きだったよなぁ。

 谷村新司と堀内孝雄・・・。

いまでは、紅白でしおお目にかかれないような「大物」アーティストにお成り遊ばしたお二人も当時は、アコギを抱えた「ニューミュージック」の雄だったんですよね。

 いまでは、考えられないよなぁ・・・。


・・・・と前置きはこの辺にして、この「秋止符」。なんていっても歌詞がジンとくる1曲だよね。

 出だしの

 ♪ 左利きのあなたの手紙 右手でなぞって真似てみる〜♪

から延々と立体的な映像の世界が流れてくる。
 だけど、ワタシ左利きなんで、当時から、これはワタシのことか・・とか思ってたりしたもんね

・・・・ってか、当時10歳のませたガキでしたわ。。


谷村新司が書く詩って、たしかに大げさなところはあるんだけど、こと、この「秋止符」に関しては、めずらしく等身大の失恋小説物っていう雰囲気が大ですよね。


 ♪あの夏の日がなかったら、楽しい日々が続いたのに ♪

 うん、この辺って、身に覚えがある人ってたくさん居るんぢゃないかなぁ。

そう「もし、あの夏の日がなかったら・・・・」


 いやー、私なんて、そんな事だらけですね、ここまでの人生。

 だから、この曲聴く度、身につまされる思いなんですわ。


 そそそ、それと、先月オフコースの「さよなら」の時に書いたけど、この曲はドラマ「3年B組金八先生」の第1シリーズで頻繁に流れていたんだよね。
 このシリーズの目玉は、なんつっても「杉田かおる」の「15歳の母」ですよね。
 だいたい、そんな場面になると、この曲がかかるんだよね。

・・・というか、この曲の内容自体が、そのままドラマに通じていたりして、もしかして、この曲、このドラマのために作られたのかな? とも思えますね。
 それだけシンクロしているんだよね。杉田かおるも左利きだし・・・。

 しかしね、あの時代から「悪を隠して」清純な役をやってたとはね・・・。ドラマ見てた時は全然感じなかったんだけど・・・。




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