今回の1曲セレクトは、「殺意のバカンス」本田美奈子です。
まずはデータです。
・タイトル 殺意のバカンス
・アーティスト 本田美奈子
・作詞 売野雅勇
・作曲 筒美京平
・編曲 中村哲
・リリース日 1985年4月20日
・発売元 東芝EMI
・オリコン最高位 21位
・売上げ枚数 7.3万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 25位
今回はマクラなしで・・・。
いや、いつ引っ張ってくるか・・・って、ずっとタイミングを計ってたんだよなぁ。。
本田美奈子の「殺意のバカンス」
本当は、もう少し前に持ってきたかったんだけど、いろいろあったもんでね。
しかしさ、アイドルって、定義が難しいよなぁ・・・。いや、本田美奈子さんって、どう考えてもアイドルなんなんだけど、このヒト、デビューの時から、恐ろしく歌唱力があったんだよね。
うーん、アイドルが歌唱力があっちゃいけない・・・っていうキマリは全然ないんだけどさ、なにぶん、あのころっていったら、アイドル=うたがヘタ っていう方程式が成り立ってたじゃん。
だから、最初、コノヒトのウタを聴いた時は、びっくらこいたよなぁ。
あ、ちなみに、この「殺意のバカンス」がデビュー曲どえす
たしか、初めて聴いたのは「8時だよ 全員集合」だったな。
見た目は、あの当時の他のアイドルのコたちと、全く変わらないんだけど、あのパンチのある歌唱にノックアウトだったね、ワタシャ。
いや、これって、アイドルのデビュー曲としては、とてつもなく冒険だったと思う。
アイドルの曲としては、それまで、前例がないような曲でのデビューだったから。
例えば、パンチのある曲っていうと、どうしても、山口百恵の「影」がどっかに引きずっているような曲が多かったのよ、アイドル系の曲では。
でも、この曲は、その影が見えない、独自性があるんだな。
第一、通常考えれば、アイドルのデビュー曲に、このテの曲を持ってくることはない・・・っていうのが、通例だったじゃん。
さすれば、これは、潰れるか化けるか・・・のるかそるかのバクチだったと思うよ、出し手としては。。
うん、通例としては、第2弾のいかにもアイドルソングの「好きといいなさい」を先に出す・・ってのが、常識だったよな。
それをあえて、逆に出してきた・・・ってところに、このヒトに対する「本気度」が見えたりしたんだよね。
まあ、結果論として、今にして思えば・・・っていうところなんだけどさ。
これって、TBSの「EXPOスクランブル」? そそそ、1985年の「つくば博」が開催されていた期間のみ、つくば博のサテライトスタジオから放送してたやつ。
それにしても、30年前にしてはエライ画質がいいな。
蛇足だけど、この曲のイントロも、イントロクイズ泣かせなんだよな。中森明菜の「Blonde」風の曲と全く関係ない音が付いてるからさあ。
ま、知ってればなんてことないんだけど。。。
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