かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

日野美歌

氷雨 / 日野美歌

1983_02_氷雨_日野美歌


今回の1曲セレクトは、「氷雨」日野美歌です。

まずはデータです。

・タイトル     氷雨
・アーティスト   日野美歌
・作詞       とまりれん
・作曲       とまりれん
・編曲       高田弘
・リリース日    1982年12月5日
・発売元      テイチク
・オリコン最高位 5位
・売上げ枚数  50.1万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 7位
・ベストテンランクイン期間:1983年3月14日〜4月4日付

氷の部屋からコンバンワ。。。。。 と思わず書いてしまった。。。
うー、さみいよぉ〜 さみしいよぉ〜 

この間もチラと書いたんだけども、これ書いてる部屋や、めちゃくちゃ寒いのよ。もちろん家の中だけど、石油ストーブ1つしかないんで。。。。
まあ、ストーブが温まってくれば、それなりに暖かくなるんだけども、それまでがね〜。

時に、外はみぞれが降ってますよ、コンバンワ。

思わず、♪ 外は冬の雨 まだ止まず〜 ♪ と歌っちゃうぞ・・・・って言う気分になっちゃいますねぇ。


・・・とくれば、この曲だよね、やっぱ。    ・・・・ということで、今回の1曲セレクトは、コレ。

日野美歌「氷雨」。

これっきゃないですよね。 

まあ、「うわっ、ベタベタな選曲やん」・・・と思う方もいらっしゃるかもしれないけど、「ベタベタな選曲」がワタシの信念だったりして  
 いや、「分かりやすい」っていうのが、意外と「刺さりやすい」って言うのもあるからねぇ。 だから、ストレートで行きますよ、選曲は。。

まあ、たまに変化球投げたくなることもあるけどね。

・・・ということで、「氷雨」。 この曲はというと、佳山明夫氏バージョンが一番有名だろうし、一番売れたんだけどもね。
でも、流石に、佳山明夫氏の「氷雨」は、去年書いちゃったからなぁ。。。

↓ コレ
http://livedoor.blogcms.jp/blog/kajiyan0777/article/edit?id=52022566

それに加えて、2月の今頃というと、佳山明夫さんバージョンは、ベストテン内にランクインしてきた頃なんだけども、今回セレクトしてきた、日野美歌さんバージョンは、まだ、ベストテン入りまでは到達していなかったんだよね。 うん、大体1ヶ月くらい遅れてたからさ。チャート上のチャートアクションがさ。

なので、本来ならば、ベストテン入りしてきた来月頃書くのがベスト何だろうけどね。 でも、昨今は、3月というとね暖かくなる日が多いからなぁ。 さずかに「氷雨」って言うタイトルに相応しい日があるかどうか・・・。
ちっと不安なところもあって、「今日」引っ張って来ちゃったってのもあるな。

日野美歌さんにとっては、この曲がデビュー2作目のシングル。

ジャケット見ても分かるように、見た目「大人の女」って感じだったからねぇ。さぞかし、「芸歴」も長いんでしょう、苦節○○年何でしょう・・・って言う感じに見えたんだけどさ、最初は。

でも、じつは、この曲がデビュー2作目。 デビュー1年にしてベストテン入り「歌手」となったという、演歌歌手にしてはラッキーな境遇の持ち主だったりするんだよね。

しかもですよ、「大人の女」にみえたけども、生まれは1962年。この時「20歳」だったんだよね。
うん、誕生日が12月なんで、20歳になったばっかですよ、この時。

うむ、松田聖子さんと「同い年」なのよね。(松田聖子さんは1962年でも早生まれなんで、学年は1つ下ってことか。。。)

うわっ、見えねー ・・・・。 絶対に聖子ちゃんよりも年上だよねぇ、見た目。

・・・っつうか、それは、当時も「ギャグ」として使われてたりしたけどさ

うーん当時から言われてた事だけど、どうして、演歌系の女性っていうのは、こうも「マセテ」たりしますかねぇ。当時30歳っていっても、全然違和感なかった感じだったもんね。 

大体、歌い方からしても落ち着いてもんね、堂々としてた・・・っていうか。 うーん、どう聴いてもデビュー2作目のシングル・・・っとは思えなかったな。



83年の紅白歌合戦。 
うーん、どう見ても20歳そこそこには見えないよなぁ。
特に、昨今の20歳の「アイドル」歌手と比べるとねぇ。。。。なんだこの違いは・・・。ってか、同じ20歳には見えんぞ〜。

オリジナルの佳山明夫さんは、「女うた」らしく、女々しい歌い方だったけど、このヒトのバージョンはどっしりとしたるもんね。逆に「男歌」っていう感じなんだよな。
まあ、演歌というよりは、アレンジもサウンドも「歌謡曲」なんだけどさ、このヒトのバージョンは。

それにしても「競作」盤っていうのも、ヒット曲のキーワードでしたねぇ当時は。 まあ、ここでは何回も書いたキーワードなんだけどさ。
でも、やっぱり、83〜84年当時は、競作盤の当たり年だったからねぇ。 それに加えて演歌系がつよい時期でもあったよね。

うん、大まかに見ると80年代はアイドルの年代っていうのが、一般的な見方なんだけども、83年〜84年頃は、加えて演歌系の時代でもあったんだよね。 特に83年の今頃は演歌系が強かったんだよなぁ。 佳山明夫さん、日野美歌さんの「氷雨」。 森進一氏の「冬のリヴィエラ」。大川栄策氏の「さざんかの宿」・・・と、複数曲がベストテン内にランクしてたからさあ。 

当時 中一のガキだったけど、演歌が複数ベストテンに入ってたからと言っても、特に違和感は感じないで聴いてましたねぇ。 なんせ、当時は、ヒット曲に関しては「雑食」だったかんね。何でもかんでも聴いてたから。。。


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氷雨 /佳山明夫

1983_03_氷雨_佳山明夫






今回の1曲セレクトは、「氷雨」佳山明生です。

 まずはデータです。

・タイトル     氷雨
・アーティスト   佳山明生
・作詞       とまりれん
・作曲       とまりれん
・編曲       竜崎孝路
・リリース日    1982年7月21日
・発売元      コロムビア
・オリコン最高位  2位
・売上げ枚数    79.4万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 2位
・ベストテンランクイン期間:1983年2月14日〜5月2日付

 う〜 さびぃ〜、日が落ちた途端、北風が吹いてきたと思ったら、「氷雨」が降ってきたわい。
ホントに春ですかい? この寒さは。。。
まあ、おかげで「花粉症」の症状は、マズマズいいけど・・・。
ストーブに石油が入ってない、ワタシの部屋は、まるで1ヶ月戻ったような「冷気」の中ですぞ。。。

 ホントは、今日の1曲セレクトも「はっる〜」な曲を用意してたんだけど・・・、この陽気じゃ、とても「はっる〜」なんて感じの曲は、書けないよ〜

・・・ってことで、急遽、曲変更。。。。


 こういうときに、いい曲があるぢゃないの


 氷雨  /佳山明生


 いやいや、文字通り、「氷雨」日和ですよ

 ♪ 外は冬の雨〜 まだ やーまず この胸を 濡らすよに〜 ♪

 な感じだね〜。

 だけど

 ♪ 傘がないわけじゃないけれど 帰りたくない〜 ♪

なんて、言ってくれるような女(ひと)がいるわけぢゃなし。。。

 まさに、気分も「氷雨」。ふらふら


 しかし、いい曲がいいタイミングでヒットしてくれたものだね。

 3月って、暖かい日は暖かいけど、突然、雪が降ったりすることもあるからなぁ。
 この曲も、そんなイメージがあるねぇ。 確かに、今ごろのヒットなんだけど、一番イメージにあるのは、「みぞれ」の中で歌った「ザ・ベストテン」の中継の絵だったりしてね。
 この曲のイメージどおりのシチュエーションで。。

 ところでさ、この曲って言ったら、いろいろ伝説がありますわな。

 まずは、ヒットするまで、「最初」のリリースから5年かかっているってこと。
 まず、この曲が佳山明生ってヒトのデビュー曲っていうんだから、オドロキだぁ。
 つまり5年間、ひたすらに、この「氷雨」を歌ってきたって訳で・・・。

 その間に、廃盤になること2回。最初のリリースは1977年12月。売れず・・・。 
 ただ、その間に、「北海道」では有線のリクエストで1位を取ってたりして、北海道だけでは有名だったらしいね。
 で、1981年12月再発。・・・ようやく有線で火がつきはじめる。。
 さらに1982年7月再再発・・・で、全国的なヒットに。。。

 まさに、苦節5年exclamation ×2 という殺し文句がとても似合う「演歌」ならではの世界。。。








 そして、もう一つは、「競作盤」ってのがね、有名だよね、この曲は。


 ・・・といっても、有名なのは、日野美歌さんバージョンですかね。
フォト 

・1982年12月1日リリース
・発売元 テイチク
・オリコン最高位 5位
・売上げ枚数 50.1万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 7位
・ベストテンランクイン期間:1983年3月14日〜4月4日付

 佳山明生氏との同時ベストテン入りが話題でしたよね。
 それにしても、日野美歌さんは大人っぽい・・・。こんとき20歳よ。松田聖子と同級生なんだから。。。う〜ん・・・見えない。




なして、演歌の女(ひと)って大人っぽいんだろ?


それと、いつも忘れられてしまっているのが、箱崎晋一郎バージョンだったりして。。。ふらふら

フォト 

・1982年10月1日リリース
・発売元 東芝EMI
・オリコン最高位 79位
・売上げ枚数 2.2万枚

・・・このヒトのバージョンだけ、なぜか、不発で終わってしまいました。。。




 いずれにしても、コノ年、1983年の一連の「競作ブーム」の火付け役のようになった存在だったよなぁ、この曲は。




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