かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて約40年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

新川博

深呼吸して / 渡辺満里奈

1986_10_深呼吸して_渡辺満里奈


今回の1曲セレクトは、「深呼吸して」渡辺満里奈です。

まずはデータです。

・タイトル     深呼吸して
・アーティスト   渡辺満里奈
・作詞       秋元康
・作曲       山本はるきち
・編曲       新川博
・リリース日    1986年10月8日
・発売元     エピックソニー
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数   17.1万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 6位
・ベストテンランクイン期間:1986年10月20日〜11月3日付

毎度毎度のことで、ずっとここ読んでくださってる方には「耳タコ」かもしれないけど、今回はどの曲を書くか・・っていうのが、いつも悩みの種なんだよね。
以前ならは、まだまだ書いて無い曲があったからさあ、その時その時の気分でセレクトすれば良かったんだけどさ、最近は、書いて無い曲の方が少なくなってきたからなぁ、なかなかその場の気分でセレクトするのも難しくなってるのよね。 その分、毎回、悩んじゃう訳です。半ば「絞り出す」って感じで・・・。

いや、書いて無い曲は、まだあるんですよ、たしかに。 でも、流石にヒット当時、興味無くて聴いて無かった曲は書けないからなぁ・・・。

そそそ、この「ヒット当時、興味が無くて」・・ってところがネックなんだよね。

さっきもいつものごとく「さて、何書くべーかな」なんて、昔のオリコンチャートをひっくり返してて愕然。

1997年、1998年共に 今頃、10月にベストテンに入ってた曲、全然知らないワ。。。。

いや、当時「ながら」では聴いてのかもしれない・・けど、全然記憶にない。 もちろん音源も手元にないし。。。

まあ、それ以前も、以後も、オリコンにランクインしてたからとはいえ、全ての曲をパーフェクトに知っている訳ではないし、音源も持っている訳じゃないんだけども、↑の2年間は特に酷いなぁ。

確かに、この時期は、一時期、ヒット曲から離れ気味の期間ではあった。
当時のリアル仕事が忙しかったし、仕事の事で精神的な余裕が無かった時期でもあったんで。

でも、なんか10月下旬っていうのは、他の年でも、毎年のように「空白」期間・・とでも言うのかなぁ、知らない曲が多いような気がする。 

ヒット曲のレベル的にも空白期間なんでしょうかねぇ。 本来なら「秋」ということで、秋っぽい曲が多かったような気もするんだけど・・・。 そういえば、昔から10月の特に中旬〜下旬に大ヒット的な曲のリリースも少なかったような気がする。 昔的に言えば10月15、20、21日リリースの大ヒット曲。 まあ、全くない訳ではないんだけど・・

確かに業界的に強力曲リリースが相次ぐ四半期末月から外れているってのもある。 けど、その他、考えられるとしたら、この時期ってイベントも少ないからかもな。 今でこそハロウィンだってことで、盛り上がるけど、昔は、夏休みが終わったら、クリスマスまでは国民的な大きなイベントって無かった気がするしな。

特に業界全体にシステマチックな動きになった、90年代以降はそんな傾向が強くなったような気がするな。

でも、振り返ってみると、90年代以前、80年代にもそんな年があったよな。
まあ、あくまでも個人的にだけど、1986年10月。 こん時にヒットしてた曲もリアルタイムで聴いて無かった曲が多いんだよねぇ。

そもそも当時全盛だった、おニャン子関係の曲、ほとんど聴いて無かったし。 
理由としては、TBSとフジテレビの仲が悪かったってことで、「ベストテン」におニャン子関連の人たちが、全く出なくなったってのが一番大きいですわな。

おニャン子以外でも、ベストテンに出演しなくなったアーティストってかなり多かったじゃん。1986年の今頃って。
なんで、当時の耳にする機会がめっきり減ったってのもある。

この頃はおニヤン子関連の曲も、個人的には刺らなくなって来てたし、アーティスト系はアーティスト系で、ニューウェーブ系の音の曲が広がってたでしょ、そちらでも刺らなかったんだよな。

結局のところ、ヒット曲全体的に刺さらなかった曲が多かったのよ、1986年のこの時期って。

だからなんだろうけど、もう新しい曲をガツガツ追いかける必要もないじゃん・・・。そんな風にも思い始めてたんだよね。 

逆に時代を逆行して、過去のヒット曲を掘り返し始めたのが、この頃だったな。

以前も何回か書いたけど、ちょうどこの頃、東京の三多摩地区を中心にして、「ネオG.S」っていう流行りが勃発。そそそ、グループサウンズが見直しされ始めてたんですよ、60年代の、アノ、ガレージなグループサウンズ。

個人的に、この流れに乗っかった・・って感じで、G.Sを中心に掘り返し始めてたんだよなぁ、この頃。
おニャン子よりも、ニューウェーブ系の音よりも、G.Sのガレージ的な音の方が刺さったんだよな。
そんな訳でG.Sを中心に、60年〜70年代の歌謡曲、ポップスを掘り返し始めてた訳ですわ。

1986年10月、TBSが開局30年ってことで「テレビ探偵団」が始まったって影響も大きい。 この番組がきっかけで過去を掘り返すってのが、テレビ業界でも、音楽業界でも一気に広がったじゃん。 そんな流れに乗っかった・・・と言うと語弊があるけど、個人的にも自分が知らなかった過去を知りたい・・と思う時期が重なったんだよね。



おーーーっと、またまた前置きが長くなっちまった。。。

今回の1曲セレクトは、渡辺満里奈の「深呼吸して」ね。

・・・だからさ、↑に書いたことからして、この曲、リリース当時は、全くと言っていいほど聴いて無かった。

オリコン1位を獲得した曲で、ヒット当時、聴いて無い、知らない・・って曲の、もしかすると最初の曲だったかもなぁ。

いや、違う。 確か、なんかのタイミングで聴いたんだよな、この曲。

で、一度聴いて、「もういいわ」・・・って思っちゃったんだ。 

やっぱさあ、満里奈さんの「歌唱力」がねぇ・・・・  死んだオヤジが聴いたら、バカ怒りしそうな感じで・・・・ こんなウタで金取んじゃねぇ・・・とばかり。

それ以前に、なぜに「アーティスト系」を標榜としていたエピックソニーさんから、得てして歌唱力の「無い」満里奈さんがリリースするのか・・ってところも、幻滅だったしなぁ。

ニューウェーブ系の音はキライ・・・といいつつ、エピックさんは、東芝EMIさんに次いで、個人的には音楽的に信頼してたレーベルだったからさぁ。 なんか、その一角が崩壊したような感じがしたな。


こんな感じで、個人的には大分、長い間「封印」してたんだよ、この曲。

封印を解いたのは、大分時間が経ってからだなぁ。ここ10数年ですよ。
↑の影響もあって86年の「秋」の音源って殆ど持っていなかった事に気がついたんだよね。 当時感じてたもろもろの嫌悪感も時間の経過で無くなってきたしね。

で、改めて聴いてみて・・・。

うーん、やっぱ、歌唱力がねぇ・・・どうしても気になるわな・・ってところは、置いといて。。。

曲的には新鮮だったな。 

どこが新鮮だったのか・・・。 やっぱさ、他のおニャン子の曲調とは違ったところだろうね。

ハネ系、 そそそシャッフルビートのジャジーな肌触りは、それまでのおニャン子にはなかった曲調だしな。

当時のアイドル、まあ、おニャン子もそうなんだけど、決まったフォーマットような曲調だったじゃん。枠に嵌まったと言うか・・・。「後藤」印のいかにもおニャン子的・・・とでも言うか。

そう言ったフォーマット、枠に嵌まった曲調ではないな・・と感じたのが第一印象。

作曲者が、当時LOOKの山本はるきちっていう、それまでのおニャン子のブレーンには、絡んでなかった一人だし 、アレンジも新川氏博っていう作家陣の効果はありますね。

さすが、その辺りはアーティスト系のエピックソニーさん、キャニオンさんとは曲志向が違いますわな。 

うーん、でも、どうなんだろう? 逆に通常通りの8ビートで歌わせても、どーせ、歌唱力ないんだから、ここは適当にハネさせておけ・・・っていう戦略なんでしょうか。。 まあ、穿った考え方ですが…。




バックの生稲晃子さん、工藤静香さんも、どこまで本気でやってんの? って思うような学芸会的な無気力感を感じたりして・・・。

特に工藤さんは、本気でやったら満里奈さんを潰しちゃうんで・・・ってくらい、全然本気だしてねーよなぁ。

確かに、みんなに妹って言われてただけあって可愛いんだよ、渡辺満里奈さんって。
鼻から抜ける声がキュートだし、このルックスのレベルだったら、今の乃木坂46にいてもおかしくないくらいだし。
「アイドル」としては申し分ないと思う。
けど、やっぱウタはやんない方が良かったんじゃないかなぁ・・・と思ったり。。。
それか、もうちょっとボイトレをやってから歌を出すとか・・・。

まあ、86年って言う時代だったから、これでも許されたのかもしれない。もうちょっと時代が遅かったら、ウタで出てくるのは難しかっただろうし。。。
いずれにしろ、あれから32年、西村知美さんの時もいつも書いてるけど、このウタから聴く限りでは、今でも第一線で活躍されているっていのうは、もちろん本人の努力でもあるんだけども、時代のあやだよなぁ・・・と思ったりするワタシです。


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渚のファンタシィ / 酒井法子

    1987_06_渚のファンタシィ_酒井法子


今回の1曲セレクトは、「渚のファンタシィ」酒井法子です。

まずはデータでする。

・タイトル    渚のファンタシィ
・アーティスト  酒井法子
・作詞      竹花いち子
・作曲      タケカワユキヒデ
・編曲      新川博
・リリース日   1987年5月21日
・発売元     ビクター
・オリコン最高位 4位
・売上げ枚数 6.0万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 9位
・ベストテンランクイン期間:1987年6月8日付

いやー、いつ以来でしょうねぇ「1曲セレクト」。。。3週間ぶりの「更新」となりまする。
いや、サボッてた訳ぢゃないんですけど。。。 その間、前回更新した時にも書いた、「痛風」の発作が悪化してしまいまして。。。 歩行困難ですよ。歩けない・・の前に足をつくだけで激痛が。。。
久々に、トイレまで「這って」行くハメになってしまっておりました。
それもようやく落ち着きーの・・・と思ったら、先週は、ワタクシ主催の「合宿」形式で「ヒット曲」をオールナイトで観賞するオフ会を開催いたしまして・・・。

そんなこんなで、暫くずっと更新できない日々が続いていたんですよね。 久々の完全(でもないが。。)オフ日ということで、ようやく1曲セレクトを書いておりまする。

その間に書きたい・・と思ってた曲も少し溜まってきたんでね、ちょっと間髪いれず書いて行けたらな・・・なんて思ってるところです。。。

・・・っつうことで、今回はそんな書こうと思った1曲。

酒井法子「渚のファンタシィ」

1曲セレクトも結構曲数を書いてきたけど、これまでノリピーの曲って、それほど書いて来なかったんだよな。
まあ、例の「クスリ」事件で心証悪くしてた時期も長かったし、なによりヒット当時からそれほど真剣に聴いてなかったってのもあるかなぁ。

この曲はデビュー2作目のシングルですわな。 数多くの「アイドル」がデビューした87年デビュー組の中では、頭一つ抜けてるかな・・・なんて印象が個人的には、このヒトにはあったんだよね。

でもって、アイドルの場合、件の通りデビュー第2弾がブレイクすると、その後「化ける」っていうジンクスがあったからさあ、ある意味この曲は「勝負曲」だったんじゃないかなぁ。

・・・とは、当時から思ってましたね。曲的にモロ「夏」をイメージした曲だったじゃん。 路線的に言ったら、松田聖子女史が、デビュー曲の「裸足の季節」⇒第2弾「青い珊瑚礁」と辿った路線に似ていた訳ですわ。

なるほどぉ、松田聖子に去られた、サンミュージックとしては、ポスト聖子として期待されている訳ですわな・・・っていうのが見え見えだったりしてさ。

だからね、この曲はそこそこ行く(売れる)んじゃないかなぁ・・・なんて個人的には思ってたんだけどねぇ。

BUT、今一つ上手く行きませんでしたねぇ。

オリコンでは最高4位まで行ったし、「ザ・ベストテン」でも3位・・・なんて上位まで行ったものの・・・。
後が続かなかったんだよねぇ。チャート的に言えば、超短期ヒットって言うのかなぁ。まあ、今の曲で普通に見られるチャートアクションだよね。

うーん、なにが行けなかったんでしょうかねぇ・・・。

やっぱりね、以前も何回か書いたけど、季節的なもんだよね、5月にモロ「夏」のイメージの曲と言われても、今一つピンと来なかったのは確かだしなぁ。
そそそ、最近でこそ5月で真夏日とか普通にあったりするけど、30年前はまだそんなことは「稀」だったしさあ。
「梅雨寒」っていうコトバもあったくらい、5月、6月っていうと、まだ肌寒い日が多かったのよ。

実際、この曲のイメージってさあ、なんか寒さで震えてる海・・・って言うイメージだったりしてさ。

いや、季節的なところ以外にも、実際、曲調的にも、「夏」の太陽を感じさせる温度感が今一つなんだよな。
たしかにアレンジ的には「夏」を感じさせるような「施し」はしてあるけどさあ、 全体的に言えば今一つ「抜けて」来ないって言うかさあ。

ノリぴー自身の歌唱力ってのもあったな。まだまだ安定感がなかったよな、この曲の頃は。まずもって、腹からじゃなくて、ノドから声が出てる感じだったんだよね。だから、まだまだ歌唱力に安定感が無くてさあ。
その辺だったのかなぁ。

このヒトが本当の意味で、抜けてきたな・・・って感じたのは、この曲の1年後の「1億のスマイル」位からかなぁ。

まあ、アイドルとしての営業スマイルはピカ一だったけど。 っつうか当時はアイドルも供給過多だったんでさあ、営業スマイルだけじゃ、人気は取れない時代になってたんだよね。

この曲の作曲は、ゴダイゴのタケカワユキヒデ氏。 この当時はよくアイドルに曲を書いてたよなぁ。
この曲の直近では、浅香唯さんの「STAR」とかさ。
ただ大体がヒットと言う意味では、もう一つだったんですよね。 この曲もそうだけど、ポイントがもう一つ絞れていない・・・っていうかねぇ。どこか弱いんだよねインパクトが・・・。
ゴダイゴで大ヒットを出してた頃のようにはなかなか行かなかったんだよなぁ。




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Free Ballon / 島田奈美

    1987_03_Free Ballon_島田奈美


今回の1曲セレクトは、「Free Ballon」島田奈美です。

まずはデータでする。

・タイトル     Free Ballon
・アーティスト   島田奈美
・作詞       松本隆
・作曲       林哲司
・編曲       新川博
・リリース日        1987年2月11日
・発売元      コロムビア
・オリコン最高位 9位
・売上げ枚数   4.5万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 16位

えー、ここんところずっと、曲のセレクトに苦慮しているワタシでありますが、今回もいつもながら、あーでもないこーでもない、どの曲を書くベか・・・と言う事を考えていただけで1日が終わってしまった感じだよなぁ。

今回は「アイドル」を持って来たい・・・っていう思いはあるものの、これまで大分書いちゃったからなぁ。。。
困った時は、自分の持ち音源から目ぼしい曲を見つけたりもするんだけども、それも大分底をついて来まして。。。

しょうがない・・・持ち音源以外から探して来るか・・・と思っていたところ、ふと、どこからか流れてきた曲が、これ。

島田奈美「Free Ballon」


いや、別にラジオやテレビで流れていた訳じゃないんだけどね、完全に思いつき。

80年代アイドルで、意外と書いてない年・・・それが1987年だったりするんだよね。 そこから3月頃ヒットしてた曲ねぇ・・・なんて、考えていたら、記憶の奥底から浮かんできたんだよな、この曲が。

たださ、↑で書いたように、この曲音源持ってないのよ。

・・・・いや、その前にヒット当時から、ほとんどまともに聴いてない。

たしか、この曲、「ザ・ベストテン」で1週だけランクインしたんだよな。 そう、島田奈美さんって、このきょくが初めてのベストテン入りだったんだよ。

だから、ベストテンでは見てたはず・・・だけど、なぜか、この曲、ベストテンに初ランクインしたときに録音してたカセット集にも録音されていない。
うーむ、ヒット当時、あんまり興味無かったのかもな。

そんなわけで、曲自体まともに「知らない」状態で書かなきゃならない。。。 


いや、全く知らない訳じゃないんだけどね、 サビの ♪ Free Ballon  想い出の糸が〜 ♪ ってところは覚えているぞ・・・

でも、それだけ。。。。


それでレビューを書くのは、あまりにも無責任・・・っつうわけで、You Tubeで曲を聴いてみた。
いやいや、いい時代だよね、知らない曲でもすぐに聴けちゃう訳だから。。。

まずもって・・・。。イントロからAメロにかけての印象が、全く持ってサビとかけ離れてる。

あれ? こんなにマイナータイプの曲だったっけな? サビの部分とはまるでイメージが違う。

ただ言えることは、めちゃくちゃ「あの時代」を彷彿させる曲調。 全体のサウンド、メロディ、コード進行、音の色合い・・・すべてが、いかにも86〜87年・・・・というイメージね。
曲聴いた事無かった訳だけども、イントロ聴いただけで、いやがおうにも「87年」にタイムスリップしてしまう 


曲調は、そうだなぁ「Broken Sunset」以降の菊池桃子。 イントロは、やっぱり86年頃の中山美穂っていうイメージかなぁ。
 作曲は林哲司氏だけど、84〜85年頃の、だれでも一発で分かるような「林哲司」節っていうメロディラインとは少し異なるな。

むしろ、作詞の松本隆氏に合わせたような曲調。 そこが中山美穂っぽいイメージも浮かんでくるんだよな。

そんなイントロ〜Aメロだけど、サビでイメージがからっと変わる。

そそそ、覚えていたあのメロディだ。 それまでのマイナーチェンジの曲から、一転して、思い切り明るいメジャー展開に「転調」。

このイメージは、翌年の同じ春にリリースした「タンポポの草原」に引き継いだようなイメージだな。
今一つインパクトに乏しいAメロに比べると、サビの部分のインパクトはまずまず強いわな。


全体的な印象としては、まとまりがある曲であるとは思う。
だけども少し当たり前すぎっていうキライも感じたりして。。。もうすこし突飛押しも無いところも無いと、がっちりと食いつくような引きは難しいよね・・・そんなイメージもある曲なんだよね。

このヒトは、見た目可愛らしかったし、松本隆氏も入れ込んでたヒトだったんでね、もう少しメジャーになってもよかった・・・って言う気もするけどね。
結局は、この曲が「一番売れた」曲に留まってしまいましたね。

そもそも、このヒトは、将来的にどうしたいのか・・・そんなビジョンも今一つよく見えなかったんだよね。
まあ、80年代後半以降にデビューしたアイドルの大部分は、そんな感じだったんだけどさ。
仮に80年代前半にデビューだったら、河合奈保子さん位のメジャー級にはなっていたかもな。

歌い方がね、デビュー当時の河合奈保子さんにやや似てたんだよね。 うん、ウタは必ずしもうまくなかったけど、一生懸命に歌ってる・・・ってところは伝わってくる歌い方だし。。
その辺りに河合奈保子さんとの共通点も感じたんだよな。

現在はというと、アイドルをやめた後も「音楽ライター」として現在も活躍中とのこと。 うん、分からないもんなんだよね。
アイドル時代は、まさかその後ライターになるとは、全く思いもよらなかったし。






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真剣 / 田村英里子

1989_09_真剣_田村英里子


今回の1曲セレクトは、「真剣」田村英里子です。

まずデータですよん。

・タイトル    真剣
・アーティスト  田村英里子 
・作詞       松本隆
・作曲      筒美京平
・編曲      新川博
・リリース日  1989年9月6日
・発売元    東芝EMI
・オリコン最高位 9位
・売上げ枚数  5.3万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 11位

ここ暫くロック・ニューミュージック系の曲が続いたんで、今回の1曲セレクトは、久々に「アイドル」と行きましょうかねぇ。 

田村英里子「真剣」。

「真剣」と書いて「ホンキ」と読ませる。まあ、松本隆氏らしいタイトルですわな。

田村英里子さん、まあ、今までも何曲か書いてきたんだけど、1989年デビュー組のアイドルですな。
89年と言うと、「平成元年」。
そそそ、「昭和」から「平成」に変わった年ですわ。89年1月6日までは、「昭和64年」、1月7日から「平成元年」に変わったんだよね。

・・・・なんてことはどうでもいい事で。。。。

でも、「平成元年」も、一応「80年代」である事には違いないんだよね。 「平成」って90年代以降っていうイメージが強いけどさ。

だから、田村英里子さんも、「一応」は「80年代アイドル」って事になる訳ですわ。

でもね、実際のところ、あの時代を過ごした感覚で言えば、昭和から平成に変わった途端、時代のカラーが変わったような・・・そんな感覚だったんだよな。

それは、ヒット曲界でも言えた事で、前年から熱を帯びてきたバンドブームが本格的にヒットチャートに反映されたのが「平成元年」でしたからね。そそそ、「ロック」が時代を引っ張る・・・そんな時代に入ったんだよね。
 逆にアイドルは下火傾向にあった年ですね。 まあ、Winkが新たにブレイクし、アイドルも「意地」を見せたかのようにも見えたけど、全体的に言えば、いわいる当時の「アイドル四天皇」と呼ばれてたヒト達は、工藤静香以外は軒並み、人気も右肩下がりでしたからねぇ。

80年代も「終盤」となり、いわいる「80年代アイドル」っていうフォーマットもひと時代前のモノになったってことですね。

そんな時代にデビューした田村英里子さんですが、正直言って、まだまだ80年代型アイドルを引きずったような感じでしたよね。

まあ、デビュー曲の「ロコモーション・ドリーム」は、サウンドクリエーターに小林武史氏を迎え、ちょっと今までの80年代アイドルとは違うぞ・・・っていう感触もあったんだけどさ。

そんな流れで、第3弾シングルの「真剣」ですわ。

この曲、 作詞・松本隆、作曲・筒美京平 ・・・・っていう、これ以上ない「ゴールデンコンビ」。
勝負してんな・・・っていうのが良く分かったりしてね。
まあ、この年の年末に向けての「賞レース」用の曲なんだろうな・・・っていうのもミエミエだったりしてね。

うん、確かに、最高のゴールデンコンビだけあって、「外れ」曲ではないと思った。
まずもって、曲の焦点がきっちりしてるしね。サビが分かりやすくキャッチー。コトバもメロディもがっちりと引っかかって来るような・・・。
いかにもシングル向けの曲だよなぁ・・・っていのうは、最初にこの曲を聴いた時から感じたよなぁ。

でもね、80年代中盤くらいまでなら、これでも全然OKと思ったと思う。。。

・・・・けどね、この曲に限っては、どこかしっくりこないものを感じたんだよなぁ。

当時は、良く分かんなかったんだけど、今振り返ってみると、時代とのギャップだったんだろうな。

「昭和」と「平成」との時代性のギャップ。

単なる時間の流れなんでけど、それでも目に見えないような違いってあるんだよね。 まあ、「時代性」っていうメチャクチャ曖昧なコトバなんだけど、これは実際に、あの時代に感じた人しか分からない「感覚」なんで、ウマくコトバでは現わせないんだけどさ。

つまりね、確かにまだ「昭和」だった80年代中盤頃は、時代の寵児だった、松本−筒美っていうコンビも、平成の時代になって、ちょっと時代とはずれて来てたんじゃなのかなぁ・・・っていうギャップを感じたんだよね。

ロック系では、TMが流行り、イカ天系が台頭し、X(X-JAPAN)がブレイク・・・ということで、新時代の幕開けと共に新たな展開が始まっていたのに比べると、どうもアナクロだよな・・・って言う感じは拭えなかったんだよね。

この曲で感じるのは、そんな時代とのギャップだったりするんだよなぁ。
まあ、その辺りは、この曲の売り上げにも出て来ているんだろうしな。
もう少し前・・・少なくともおニャン子以前だったら、もっと売れてもおかしくないような出来だったと思うしね。

そう言う意味では、 そんな時代にデビューしてしまった、田村さんもシンドかっただろうなぁ・・・なんて思ったりしてね。





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