今回の1曲セレクトは、「長崎小夜曲」さだまさしです。
まずはデータです。
・タイトル 長崎小夜曲〜Nagasaki City Serenade〜
・アーティスト さだまさし
・作詞 さだまさし
・作曲 さだまさし
・編曲 渡辺俊幸
・リリース日 1982年9月11日
・発売元 フリーフライト
・オリコン最高位 11位
・売上げ枚数 10.0万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 17位
最近は、あんまり「ベストテン」っていう区切りでランキングを見ることが少なくなったせいか、あんまりベストテン入りしたか、どうか・・っていう見方もしなくなってきたな。
ましてや、最高位11位で、あと一歩でベストテン入りを逃した・・・とかさ。
昔、ベストテンが全盛の頃は、この10位と11位の間の差っていうのが、限りなくデカイ溝だったような印象もあったんだけどねぇ。
それこそ、最高位11位の曲はあわれ〜・・・って感じでさ。
だから、ワタシのサイトの「ベストテン館」っていうコーナーにも、「最高位11位」っていうコンテンツもあるわけなのよ。
まあ、この感覚も、ベストテン番組が衰退して20年余りも経って、最近は、なかなか伝わらなくなってきちゃったけどさぁ。
なんて、ウダウダ書いておりますが・・・、ハイ、今日の1曲セレクトは、そんな「最高位11位」の曲どえす。
さだまさしの「長崎小夜曲」。
うーん、↑の様に書いて、「NAGASAKI CITY SERENADE」と読むのですよん。
82年の今ごろの曲だけど、正直言って、今となっては、かなり「重箱の隅」を突付くような存在になってしまった気もするけどね。
はたして、この曲を覚えている方もどのくらいいるんだろう・・・と、若干、心配ではあるんだけど。。
うーん、オリコン最高位11位ではあるんだけどねぇ。。 実は、この曲のC/Wが、あの「北の国から」のテーマ曲でして。。
そそそ、♪あーあーーー あああああーあ〜 ♪ ってやつね。
↓ コレ
こちらに、知名度をとられて取られてしまった様な感じもあの、だからタイトル曲の「長崎小夜曲」なんて、しらねーよ・・・っていう感じにもなっちゃっているような気もするんだけどねぇ。
でもねぇ、これが、結構いい曲なのよ。
さだまさし・・・っていうと、浮かんでくるのが、この当時の言い方で「ネクラ」っていうイメージじゃん。
でもさ、この曲には、そんなイメージはない。めずらしくポップな曲なのよ。
タイトルからは想像も付かないんだけどさぁ。
この曲のリリース情報は、当時の明星の付録の「ヤンソン」で知ったのかなぁ、たしか。
初めて聴いたのは、「全日本歌謡選抜」ですよ。なにせ、このころは、毎週、日曜日の13時〜16時30分は、食いついてましたから、ラジオに。。
で、初めて聴いた時、めっちゃ、意外だったのを今でも覚えてますよ。
あのころのワタシにも、すでに、さだまさし⇒「ネクラ」っていうイメージが出来上がってたからさぁ。
だってこの曲の前が、「しあわせについて」⇒映画「ひめゆりの塔」の主題歌・・・よ。
随分、イメージが違ったもの。
で、個人的にも売れるかなぁ・・・なんて、一応、期待してたりしたんだけど、結局、あんまり、売れなかったんだよな。10万枚ギリギリまでしか行かなかったし・・。
うんにゃ、正確には99,970枚で30枚足りないの、10万枚に
だから、ちょっと、残念な感じもしたのを覚えてるわぁ、33年前だけどさぁ。
でも、この曲がリリースされた背景、こういうポップスな曲調になった背景っていうのは、ちゃんとあるんだよね。
うん、この年(1982年)の7月に「長崎大水害」があってさ、長崎の街に深刻な被害がでたんだよね。重要文化財だった、「眼鏡橋」も、流されちゃったりしてさ。
そんな状況から復活しよう・・・っていう気持ちも込めてリリースされた曲だったのよ。
1995年の「阪神淡路大震災」の時の「がんばろうKOBE」とか、2011年の「東日本大震災」の復興キャンペーンの「花は咲く」と同じような気持ちもこめた、この曲だったのよ。
恐らく今だったら、福山が歌ってたんだろうな、きっと。
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