かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて約40年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

布施明

シクラメンのかほり / 布施明

  1975_06_シクラメンのかほり_布施明


今回の1曲セレクトは、「シクラメンのかほり」布施明です。

まずはデータです。

・タイトル     シクラメンのかほり
・アーティスト   布施明
・作詞       小椋佳
・作曲       小椋佳
・編曲       萩田光雄
・リリース日    1975年4月10日
・発売元      キング
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数 105.2万枚
・ベストテンランクイン期間:1975年4月21日〜9月1日付

仕事が繁忙期に入りつつあり、ここ暫く疲れがたまってきてるんだよねぇ〜。そんなこともあり、ここ数日は1曲セレクトを書かずに寝てしまっておりまして。。。
 今日も、直前まで気分が乗らなかったんだけども、書かないのもどうも気分が悪くてねぇ、ついついPCの前に座ってしまったワタシが居たりして。。。

うむ、書こうと思っている曲は自分の頭の中に何曲かストック出来ているんでね、今回はその中の1曲をセレクトしますか。

布施明「シクラメンのかほり」。

1960年代からスターの座を駆け抜けてきた布施明氏にとっても、突然の超大ヒットと言いますかねぇ。まあ、前年の1974年に「積木の部屋」っていう大ヒットは出していたものの、この曲は、その2倍の売り上げでしたからねぇ。
 一体何があったんでしょうか・・・っていう感じの大ヒットでしたよね、この曲は。
1975年にリリースされた曲の中では、唯一のミリオンセラーだったしさあ。もちろん、布施氏にとっても、初のミリオンセラーであり、唯一のミリオンセラーでしたからねぇ。

時代はフォークからニューミュージックへと言う流れの中で、75年あたりは、まだフォーク寄りの曲が強かったですからね、そんな流れにうまく乗っかった・・・って言う感じだったのかなぁ。
 
 作詞、作曲の小椋佳氏が最高潮の時代でしたね、この頃は。72年にリリースされた、アルバム「彷徨」が井上陽水の「氷の世界」に次いで90万枚セールスに達したのもこの頃ですわ。
 
うん、アイドル全盛で子供な曲が多い今の時代感覚じゃ、なかなか理解しにくいところがあるんだけども、結局のところ、当時は、みんな大人だったんだろうねぇ。 単体の音楽というよりかは、文学の匂いがする音楽がもてはやさせていた時代・・・っていうのかなぁ。
 歌詞にしても、表面的なコトバというよりは、行間を楽しむって言うかねぇ、そんなところが大人の世界だったのかもしれないな。

今でこそシクラメンは「普通」の花って言うイメージだけど、当時は比較的高価だったんじゃないかなぁ。まあ、個人的に田舎にいたからかもしれないど、シクラメンなんぞ、子供の頃はあんまり見たことなかった気がする。
 それだけ高貴な花って言うイメージもあったのかもな。ただ、シクラメン自体、「かほり」はほとんどないんだけどね。
 それと、シクラメンは冬の花なんだけどさ、この曲自体は、今頃から夏にかけてがヒットのピークだったじゃない
 今考えると、ちょっとイメージとはギャップを感じるよなぁ。 それでも、これだけ大ヒットしたのは、やっぱり曲の良さなんだろうなぁ。
 後は、当時はあんまりシクラメンを知られてなかったんで、冬の花っていうギャップをあんまり感じなかったからかもしれない。


 ちなみに、正直言うと、個人的には、この曲は、よく分かんなかった。
当時、私は5才から6才になる頃だったなぁ。まあ、6歳児がこの世界を分かった方がコワイんですけどね

でもねぇ、ウチの母親がこの曲好きでねぇ、よくテレビを見ては歌ってたんだよなぁ、うん、それは良く覚えてる。
子供ながら、生意気にも「ジミな曲だなぁ」・・・とか思ったりしてね

そんなこともあり、ワタシも自然と曲は覚えちゃったんだろうなぁ。まだ、このヒット曲の世界に足を突っ込む全然前だけど、この曲は、よく覚えていたんだよな。

ただね、この曲が、この年のレコード大賞を取った事、布施明氏がギターを弾きながら、この曲を歌ってた事・・・っていうのは、当時は知らなかったな。

ま、そもそもレコード大賞っていうイベントを知ったのが、これより2年後、うん、ジュリーが「勝手にしやがれ」で大賞を取った時でしたからねぇ。

ちなみに、今、当時のオリコンでのチャートアクションを見ながら書いてるんだけど、この曲ベストテン内に20週連続でランクインしてたんだねぇ。超ロングヒットでしたね。まあ、ミリオンセラーになった曲だから当たり前と言えば当たり前なんだけども。

ただ、ちょっとチャートアクションで目が行ったのは、この年の年末年始にかけて、ランクを再浮上させて、1976年1月第1週(1月5日付)で、再度ベストテン内に再浮上させていたんだよね。

レコ大効果、紅白効果・・・って言う事で、レコ大受賞曲や紅白出場曲が、年末から年明けにかけてチャートを再浮上させるって言う傾向は80年代に入ってからはちょくちょくあった現象だけど、70年代には、まだ、そう言う傾向は少なかったんだよね。
 こんなに顕著に効果を見せたチャートアクションをみせたのは、もしかするとこの曲が最初かもしれないな。




ところで、以前、前年の「積木の部屋」を書いた時、当時のナベプロ総帥の渡辺晋氏が、「積木の部屋」を聴いて、「バカ野郎 なんで業界のプリンスが四畳半に住んでなきゃいけねーんだよ」って烈火のごとく怒ったとのことだったんだけども、この曲の時はどうだったんでしょうねぇ。
歌詞は別として、曲そのものは、やっぱり「貧乏くさい」イメージでしたけどねぇ。 
まあ、売れれば良し・・・というのが業界の慣習でもありますが。。。。


よろしかったら、ポチッと押してね
にほんブログ村

積木の部屋 / 布施明

1974_05_積木の部屋_布施明






今回の1曲セレクトは、「積木の部屋」布施明です。

 まずはデータです。

・タイトル     積木の部屋
・アーティスト  布施明
・作詞       有馬三恵子
・作曲       川口真
・編曲       川口真
・リリース日   1974年3月10日
・発売元     キング
・オリコン最高位 4位
・売上げ枚数   58.2万枚
・ベストテンランクイン期間:1974年4月29日〜7月1日付

 今回の1曲セレクトは、先ほどのスピッツ「ロビンソン」から一気に時代を遡りますぞ。
 久々の70年代前半、布施明の「積木の部屋」ですわ。

 この曲、以前、いつか書こうと思ったんだよね。曲の雰囲気からして「冬」の曲だとばっか思ってたの。
 でも、調べてみたら、今ごろの時期のヒット曲なんじゃん。うわ、全然似合わねー・・・とか、思っちゃったりするんだけど、こればっかりはねぇ・・ふらふら

 今の季節っぽくない・・・っちゅうのは、どこまでもマイナー系のカンツォーネじゃん。
 カンツォーネよ、カンツォーネ。もうね、今のヒット曲にゃ、完全に「絶滅」した曲調よ。今の若いコは、しらねーよなぁ、この曲調は。

 でもさあ、昔は、こういう曲が主流だったのよ、少なくとも「歌謡曲」と呼ばれるヒット曲の多くはさぁ。とってもタキシードが似合っちゃりしてエンターテイメントだよなぁ。

 個人的には、やっぱ、このテの曲が、歌謡曲のルーツだと思っちゃいますねぇ。 とおーい、記憶の彼方にある歌謡曲というか。。


 ところで、この曲をめぐって、当時、渡辺プロの総帥の渡辺晋氏は、激怒したとか。

 いや、この曲の詩の内容って、言ってみれば「四畳半フォーク」っぽいじゃん。かぐや姫の「神田川」の世界よ。

 でも、渡辺晋氏、曰く、「なんで、貴公子キャラの布施が四畳半フォークなんて、安っぽい曲を歌わなきゃなんねーんだよ」・・って言うことだったらしく、この曲の出来に関しては、かなりのお冠だったとか。。

 まあ、たしかに、言われてみりゃ、そーなんだけどさ。でもまあ、それでも当時の布施明としては、この曲が最大のヒットだったわけだから。。
 うむ、「上」(上司デス)がお冠でも、出しちゃったほうが勝ち・・ってことよ。
 いくら「上」が反対してもヒットしちゃえば、こっちのもんだからさあ。

 まあ、それだけ、当時の世相としては、「四畳半フォーク」な世界がもてはやされてた時代ってことだよね。この少し後の野口五郎の「私鉄沿線」にしてもそうだしさ。

 ただ、考えてみれば、四畳半フォーク=カンツォーネ=タキシードっていう図柄も、変な感じだけどさぁ。今になってみれば、どー考えてもミスマッチな世界だよなぁ。だけどさ、これが歌謡曲が歌謡曲たるところでもあるのよ。
 なんせ、パスタに明太子とか納豆とかあえて食うようなお国柄ですよ。イタリア人もビックリ・・・みたいな。。ふらふら

 でも、これが日本っていうお国柄なのですよ。ミスマッチだろうが、なんでもあわせて、新しい「味」を作っちゃう・・・っていう。
 うん、この頃の「歌謡曲」には、そういうテイスト・・・というか実験がいっぱいで、だから、今聴いてても面白いんだろうね。。




よろしかったら、ポチッと押してね
にほんブログ村 音楽ブログ 懐メロ邦楽へにほんブログ村

君は薔薇より美しい / 布施明

1979_03_君は薔薇より美しい_布施明







今回の1曲セレクトは、「君は薔薇より美しい」布施明です。

 まずはデータです。

・タイトル    君は薔薇より美しい
・アーティスト  布施明
・作詞      門谷憲二
・作曲      ミッキー吉野
・編曲      ミッキー吉野
・リリース日   1979年1月17日
・発売元     キング
・オリコン最高位 8位
・売上げ枚数   31.0万枚
・ザ・ベストテン最高位 4位
・ベストテンランクイン期間:1979年4月5日〜5月10日放送分
・タイアップ:カネボウ79年春のキャンペーンソング

 さてと、今回はどの曲がいいべかな? ・・・・と、思ったんだけど、最初思いついた曲は、「あ、この前と同じ86年の曲だ」・・・ということで、とりあえず保留。
 
 なるべくなら、年代は適当にバラつかせたいしねぇ。。 っつうことで、ちょっと考えたけど、あ、そーそー、そういえば、この間までCMで流れてた曲があったじゃん・・・。
 ・・・とおもむろにひっぱってきたりして。。あせあせ

 ふむ、布施明の「君は薔薇より美しい」


・・・・なんて、タイトル書いても、しらなーい・・・って言う人も・・・いるよなぁ。。

 だってさあ、気がついたら、もう36年前の曲よ、36年。。。

えーーーーーー、そんなに経つのぉ・・・なんて思わず書きたくなるよなぁ。
 だってさあ、すでにこの曲の頃はリアルタイムで聴いてたんだもん、ワタシ。。。

もともとこの曲って、カネボウ化粧品の1979年春のキャンペーンソングだったんだよね。 
モデルは、オリビア・ハッセー。なぜか布施明の元奥さんだったりして。。 って、ざわとらく書いたりするけど、結局、このCMがきっかけで結婚したんだったよね、たしか。



ギター片手にうたっちゃったりして、かっこいいじゃあーりませんか。

 だけど、この曲は難しすぎるわ。 大体においてキーレンジが広いもの。

 サビの最後の  ♪ わあ〜〜〜〜 君は   変わった〜〜〜〜 ♪

 は、普通のヒトじゃ声でないよなぁ。 いやいや、だからかっこよかったんだよね。 さすがプロって感じがするじゃん。
 うーん、あのころは、フロフェッショナルな時代だったよなぁ・・・と改めて感じだりしてね。 

今は「シロート」の時代だからなぁ。こういうプロフェッショナルな「ウタ」は、すっかり無くなっちゃいましたね。
少なくともヒットチャート戦線上では。



よろしかったら、ポチッと押してね
にほんブログ村 音楽ブログ 懐メロ邦楽へにほんブログ村
記事検索
livedoor プロフィール

かじやん

QRコード
QRコード