かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて約40年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

宇多田ヒカル

今更ながら・・・・2016年年間チャート発表!

 毎度毎度の事で、大変申し訳ないのですが。。。
2017年も明けて、20日も経ったっていうのに、重ーい腰を上げてようやっと、昨年「2016年」年間チャートの概要を書きましたので上げます。

なお、コレに書く年間チャートについては、僭越ながらワタクシが毎週独自に集計しています、「THE HITCHART HOT30」(http://www.kajiyan-net.jp)の2016年1月7日〜12月29日付ランキングに基づきます。


上記の間、チャートにランクインした全曲数は1377曲。 これは、前年2015年の1488曲から100曲以上少なくなっています。
 これは、相対的に見て1曲あたりのトータルポイントは伸びていると言う事を示しています。
現に、今年は年間1位のSMAP「世界に一つだけの花」が、2013年のAKB48「恋するフォーチュンクッキー」以来3年ぶりで、年間トータル得点が10万点をオーバーしました。
 その他上位4位まで9万点オーバーという、近年では稀に見るような高得点でのランキング決着となっています。これは、2008年の年間ランキング以来 7年ぶりの水準です。

一時は、1曲に人気が集中する本来の意味での「ヒット曲」の時代は終わってしまった、これからは知ってるヒトだけ、その曲を支持する・・という「ニッチ」の時代となる・・・と言われたものですが、この傾向を見る限りでは、再び、1曲に浮動票が集まるような「本来」のヒット曲の姿が戻ってきたように思えます。

とは言っても、完全に昔のような浮動票が1曲に集まるような本来のヒット曲の姿の傾向に戻ってきたのか・・・といえば、まだそこまでは言えないんですよね。
 年間チャート上位では、トータルポイントが軒並み、前年を上回っては来ているものの、切り番ランクである、50位、100位の得点水準を昨年、一昨年と比べてみるとほとんど変わっていないんだよな。

これを見る限り、年間チャートの最上位曲では浮動票が集まるような本来の意味での「ヒット」の姿に戻りつつあるものの、大多数の曲では、「固定ファン」のみ支持されている・・・という、ここ数年のチャート傾向がまだまだ続いていると言えるでしょうね。

ただ、昨年に引き続き最上位の曲では、ヒット傾向に変化が見られて来ていることは間違いないですし、これら、本来の姿のヒット曲が、どこまで広がって行くのか・・・・これが今年のヒット曲界の課題になるんではないですかねぇ。


さて、上で書いたように2016年の年間1位は、SMAP「世界に一つだけの花」。
 まあ、この曲については既に「国民的」なヒット曲の域に達しているんで今更、内容を言及しなくてもいいのですが。。。
 2003年リリースの曲であり、ワタシのチャートでもリリース年の2003年に一度、年間1位となっています。なので、リリースから13年越しで、2度目の年間1位を獲得・・・って事になりますね。
 このように、1度年間で1位を獲得した曲が、またまた年間1位となる事は、これまで41年のチャートを集計してきて史上初の快挙。 しかも、リリースから13年経ってからの年間1位というのも初の出来事です。
 それだけ、昨年のSMAP解散フィーバーは凄かったと言う事を物語っているでしょうね。 別途1曲セレクトで、先日キャンディーズを書いた時にも言及したんだけども、このような解散フィーバーは、77年〜78年に起こったキャンディーズ解散フィーバーにも類似した出来事。
 コア固定ファンだけに留まらず、ライトなファンも巻き込んだ(と見える)この解散フィーバーというのが、特徴でしたね。  これは、前出のキャンディーズ解散の時とも同じような現象ではあったんだけども、ただキャンディーズの時よりも規模が大きいように感じますね。
実際的な売り上げというよりも、その期間ですね。 キャンディーズの時は、解散宣言をした77年夏から、翌4月に解散するまでの、約9カ月の出来事。
 けど、今回のSMAPの場合は、昨年1年間、同じようなフィーバー状態が続いたような印象があるな。
それだけ、日本中がSMAPの解散フィーバーの渦中にあったという1年だったと言えるんじゃないかなぁ。

下図Fig.1に昨年2016年1年間の「世界に一つだけの花」の総合ランキング推移を上げてみました。

1-世界に一つだけの花_総合ランク推移


これを見ると、昨年1月28日付で、ランク上に再登場して以来、週により上下動が激しいチャートアクションを繰り返しながら、ほぼ1年にわたりチャートインし続けています。
その中でも、SMAP騒動が勃発した、昨年1月末〜2月にかけてと、解散が決定した夏以降のチャートアクションが活発であった事は一目瞭然ですわね。

特徴的なのは、ランキングを牽引している要素が、「CDセールスチャート」であると言う事。
年間を通してCDセールスの流れに追随して、ネット配信、有線、ラジオの各要素のランキングが動いてきたランク傾向でしたね。

下図Fig.2に、「世界に一つだけの花」の各要素別ランキング推移を上げてみました。

2-世界に一つだけの花_各要素推移


いわいる「販売系」チャートでは、CDセールスチャートよりも、ネット配信系チャートで総合的なランキングを牽引すると言う傾向が、ここ数年の主流になってきているところを見れば、総合ランキングの牽引要素が「CDセールス」であった事は、かなり異例な傾向。
 まあ、元々ネット配信には力を入れていないジャニーズなので、販売系ではCDセールスに頼らざるを得ない訳なんだけども。。
いわんやSMAPのコアなファン層の多くは、ネット配信よりもCDという年齢だろう。だから、CDセールスが主軸になるのも当然ではあるところなんだけども、それを差し引いても、この「世界に一つだけの花」の昨年1年のCDセールスの動きは、近年のヒットチャートでも異例でしたね。
 

年間2位はRADWIMPS「前前前世」。
この曲、2016年上半期ランキングではまだリリース前と言う事でランクインしていなかった訳で、下半期だけでここまでヒットした曲と言う訳ですね。
 
 まあ、この曲はなんと言っても映画「君の名は」の主題歌ということで、映画の大ヒットとリンクしてココまでのヒットとなった訳だけど。

下図Fig.3に「前前前世」の各要素別ランキング推移を上げてみました。

3-前前前世_各要素ランク推移


 チャート的に特出することは、この曲はCDシングルのリリースは無いんだよな。だから総合チャートの要素として、上図でも分かるように、CDセールスの得点は「0」。全く含まれていないって言うところだろう。
 その代わりの牽引要素は、ネット配信中心だった事は言うまでも無い。
ただ、ネット配信だけのランクが良かったのか・・・というとそうではないんだよね。
ネット配信の動きに伴い、有線、ラジオチャートでも長期上位に君臨。このように販売系、メディア系と、幅広い要素がそれぞれリンクし合い同時期にチャートの上位を占めていたたことが、得点アップの原動力になっている。
この点が、昨年までの「ネット配信」中心の楽曲とは、やや異なってきた点ですね。

たしかに、昨年までもネット配信で長期上位に君臨し続けた曲もありました。
でも、この「前前前世」と若干違うのは、ネット配信は強くても、有線、あるいはラジオという、いわいるメディア系チャートは必ずしも上位までこれなかったって事なんだよね。

これらを比較するために、昨年2015年の年間1位だった、西野カナの「トリセツ」の各要素別ランキング推移を、昨年に引き続き、再度、下図に載せてみます。

トリセツランキング推移


これを見ても分かるように、この曲もネット配信中心の「前前前世」と同様な傾向の曲であったんだけども、その他ネット配信同様な動きを見せていたのは有線だけだったんですよね。ラジオチャートも当初はシンクロした動きだったけども、途中で息切れしてしまった。

このように各要素でのチャートアクションに差が見られたと言う事。 だから、配信チャートだけを見るとポイントを稼いでいるが、総合的に見ると、それほど得点が伸びなかったって事が多かったわけでさ。
昨年の例で言えば、その他、三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE「R.Y.U.S.E.I」なんかは典型的だったかな。

でも、この「前前前世」は、CDシングルはリリースしていなくても、有線、ラジオなどメディア系にも充分アピールでき、それにより、より幅広い支持を獲得できた、つまり、ネット配信が、昔のレコード、CDの完全に代わりになっているっていうところは、これまでのヒット曲からみると、ちょっと違った形のヒットだったと言えるだろうね。

 年間4位の宇多田ヒカル「花束を君に」も、ネット配信中心と言う点では、「前前前世」と同じような傾向の曲であったといえる。
 ただ「花束を君に」は、途中でラジオチャートが息切れして、最終的にはネット配信と有線の2要素でチャートを牽引し、得点を積み上げてきたって言う傾向に移行した訳で、そう言う点では、昨年の西野カナなどに見られた傾向と同じような感じになってしまい、それだけランクイン期間が非常に長いロングヒットになったが、思ったよりは得点が伸び切れなかったとも言えるかもしれない。

このようにシングルCDがリリースされていないということは、CDセールスの得点は「0」になるわけで、ウイークリーでの得点は大きく伸びる事は期待できない。だから見た目上、派手なチャートアクションをすることは難しい。
でも、各要素で、地道に得点を伸ばせば、結果的に派手なチャートアクションをしているよりも、最終的には得点を伸ばせるというのは、これらの曲によって充分証明出来たんじゃないかと思う。

このようにシングルCDという、いわいる「パッケージ」に必ずしも頼らなくても、浮動票を噛むような幅広い支持を得られるヒットが「本格的」に生まれるようになったというのも2016年の特徴だったろうし、恐らくこういう傾向は、ますます今後の主流になって行くだろうね。


で、同じような傾向にあったのが、年間3位まで浮上した、星野源の「恋」。
この曲もリリースは10月だから、RADWIMPS「前前前世」同様、下半期だけでここまでランクを上げてきた1曲となるわけだけど、何より、僅か3ヶ月で、年間3位まで上げてきたっていう「爆発力」が、この曲の特出点だろうね。
まあ、それだけ秋以降の「逃げ恥」と「恋ダンス」のブームの凄さを表しているところなんだけどさ。

下図Fig.4に「恋」の各要素別ランキング推移を上げてみました。

4-恋_星野源_各要素ランキング推移


 この曲のランキング的な特徴は、もちろんネット配信での圧倒的な人気。配信開始以来年末まで10週連続で1位という圧倒的強さを見せている事は勿論、CDセールスでもロングセラーを続けている事。
 ネット配信では圧倒的な強さを見せるような曲では、CDセールスも初動こそ強さを見せつつも、あっという間にランクを下げるっていうのが、チャートアクションのデフォルトである昨今では、これは異例な傾向。
そそそ、ネット配信もCDセールスも両方で強い・・と言う傾向ですね。 それだけ、この曲の人気の幅の大きさを物語っている訳なんだけどさ。 そんな販売系チャートの動きに引きずられた形で、有線、ラジオのメディア系チャートでも、上位をロングラン。 その結果、毎週のウイークリーチャートでも、初登場以来ベスト3以内を11週間ずっとキープ。そのうち、1位を5週獲得・・・と。これまた、最近では異例の1位獲得週数を見せた。
 昔は、毎年年間に何曲かは、こういう曲が出てきたものだけど、こういう本当の意味でヒット曲、それも強さを伴ったヒット曲を久々に見たような感じですわ。
 正直、猫の目チャートが一般化された昨今、一時は、もう、こういう本当の強さを感じるヒット曲、幅広く支持されロングヒットは出てこないんだろうなと思ってはいたけどね。

でも、今の時代でも、こういう強さを感じるヒット曲が出てきた訳だし、いや、逆に今の時代でもこういうヒットも出る事を証明したわけだしね。
あとは、こういう曲が今後も増えて行って欲しい訳ですわ。 そうなった時に、本当の意味でヒットの「V字回復」が成ったと言える訳だしね。
 そのためには、去年がフロックだったと思わせないように今年のヒット曲状況も大事。 2016年以上にこれらのようなロングヒットが出て来て欲しい訳ですわな。


P,S 長文、乱文、まことに、相スミマセン。。

Addicted To You / 宇多田ヒカル

1999_11_Addicted To You_宇多田ヒカル


今回の1曲セレクトは、「Addicted To You」宇多田ヒカルです。

まずはデータです。

・タイトル     Addicted To You
・アーティスト  宇多田ヒカル
・作詞       宇多田ヒカル
・作曲       宇多田ヒカル
・編曲       Jimmy Jam   Terry Lewis
・リリース日   1999年11月10日
・発売元     東芝EMI
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数 178.4万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1999年11月22日〜12月27日付
・タイアップ:SONY「RED HOT」キャンペーン曲

この「1曲セレクト」もそうだけど、こう、毎日ネットに向かって何か書いてるワタシだけど、振り返ってみると結構長い間書いてるよな・・・って気がする。
 
今は、ここのように「ブログ」もあるし、twitterとかフェイスブックなんかのSNSもある。かなり色々なメディアを使ってネットに「発信」出来るてるけど、ワタシがネットに向かって何か書く様になった頃は、まだ「BBS」って言われた「掲示板」が主流だったな。
あとは、チャットかな。うん、今の「LINE」の祖先の様なものだよね。1対多数での対話型掲示板。

たださ、今でこそネットへの接続料金は、「定額制」の常時接続があたりまえだけど、当時の主流は「ダイヤルアップ」だったからさ。 
そそそ、一番近くのネットへのアクセスポイントまで、従量制の「通信料金」がかかったんだよね。同じ市内なら3分10円とか。。。。
昼間、長時間「チャット」なんてやろうものなら、通信料金がえらいかかったりして。。。
そんな事だから、当時、昼間は安易にネットに繋げなかったんだよな、通信料金が気になって。

だからねネットへ接続は、もっぱら夜中。 当時23時〜翌日8時までは「定額制」があったんだよね。
いわいる「テレホーダイ」ってやつ。 そそそ「テレホタイム」って言われてたよなぁ。

でも、考えることはみんな同じで、だからさ、23時過ぎると接続アクセスが一気に増えて、23時〜1時ごろまで回線がめちやくちゃ重くなることはザラだったよなぁ。テレホ渋滞とかよばれて。

余談だけど、IT業界のヒトって宵っ張りの超夜型人間が多いんだけど、それは、この時代・・・テレホーダイ時代の「癖」が未だに残ってる・・・ってヒトが多いからじゃないかなぁ。 
 少なくともワタシはその中の一人なんだけどさ・・・。

そんな生活が本格的になったのが、個人的には1999年頃からかなぁ・・・。
丁度2000年問題を目前に控え、世の中「ミレニアム」ってことで騒がしかった頃だ。 うーむ、あれから17年も経つんだよなぁ。そう考えると、結構長い間、ネット上にチマチマと文章書いてるよな、ワタシ。

・・・・ということで、今回は1999年の今頃のヒット曲を。

宇多田ヒカル「Addicted To You」。

この曲、当時、自分のぢゃなくて、誰かのBBSに、ここのブログで言う「キニナル曲」って形で新曲レビューを書いたような気がする。なんて書いたのかは全然覚えてないけどさ

・・ということで、今回改めて書いてみますわ。


この曲は、ヒッキーにとってデビュー4作目のシングルになるわけですわな。
ただ、前作のシングル「First Love」は、例のオリコン史上最高売り上げを記録した、アルバム「First Love」からのシングルカットだったし、だから、純粋な「シングル」ということになると、その前の「Movin' On Without You」以来・・・っていう事になる。

・・・というか、個人的にはそう言う意識でいたんだよね。

しかも「First Love」からは半年以上経ってたわけでさ。 だからこの曲がリリースされる頃には、デビュー当時からの、第1次的な「ヒッキー熱」っていうのは、大分鎮静化されていたんだよね。

そのタイミングでのこの曲のリリース・・・ってこともあり、この曲が、ある意味でのこの先のヒッキーを左右されるんじゃないか・・・なんて巷では言われてたよなぁ。

つまりは「勝負曲」ってことだよね。これは、ワタシも全く同じ意識で見ていたなぁ。 だから、この曲のリリースを知った時、早く曲を聴いてみたかったんだよね。

当時は、まだ、ネット上でオンデマンドで音楽なんて聴けなかったからさ、ラジオですよ、最初に聴いたのは。

ハープのアルペジオで始まるイントロを聴いて、正直、びっくりしたことを今でも覚えてるな。

デビュー曲の「Automatic」、次の「Movin' On Without You」とこのヒトにはいつもビックリさせられてたワタシだけど、この曲もご多分にもれずビックリさせられた訳ですわ。

この3曲を比較しても同じような曲調じゃないんだよね。まあ、メロディラインはそれまでの「ヒッキー節」ではあったけど。 その曲調のレンジの広さに、まずびっくりしたんだよな。
うんにゃ、その辺りに、このヒトの音楽に対しての「埋蔵量」の多さを感じたんだよな。

たださ、正直言って前曲の「Movin' On Without You」に比べると、パッと聴き、インパクトは薄いな・・とは思った。
まあ、ミディアムテンポの曲だったからな。 それにアレンジャーが「外人」だったこともあって、サウンドは完全に「洋楽」なんだよね。
すっきりと整ったサウンドではあるけど、邦楽特有の猥雑さは感じない。

一つ引っかかった点としては、歌詞にいくつか出てくる

♪ 君にAddicted かも〜 ♪ っていう「かも」っていうコトバ。

こんなコトバをさりげなくメロディに乗せてるところがね、なんか新鮮だったな。 
まあ、こればアメリカ暮らしが長いヒッキーならではなんだろうな。日本だけにいれば、おそらく「〜かも」なんて言う言葉の流れを、メロディの最後に乗せるなんてことは出来ないと思うんだよね。
文節の途中とか、メロディの途中に乗せることは出来てもさ。 そこがこの曲の面白さの一つではあったような気がする。

果たして、この曲がヒットするかどうか・・・っていう分岐点は「ココ」だよな・・なんては感じてたな。それに加えて、↑で書いたように、この曲のリリース時点では、ヒッキー熱は大分鎮静化してたからさ。
だからね、この曲がウレるか、こけるか・・・っていうのは、半々なんじゃないかなぁ・・・なんて思ったんだよね、最初はさ。

ま、これが例えば、「Movin' On Without You」の続編的な曲だったり、パッと聴きめちゃくちゃ「インパクト」が強い曲だったら、そうは思わなかったんだろうけどさ。

いや、だからこそ、この曲が、その後のヒッキーを占う、勝負曲なんじゃないか・・・って思ったんだよね。


結果・・・初動でミリオン(106万枚)達成、とんでもない売り上げだったわな。。

うぬ、曲調がどうのこうの・・・っていうのは、結局、杞憂だったんだよね。 まあ、結果論と言えばそうなんだけどさ。

でも、個人的には、この曲で失敗しなかった・・・ってことが、本当のヒッキーの強さが分かった感じがしたなぁ。
 
例えば、大相撲で横綱を張れるような大器の力士が出て来て、それが本物の実力となったという時の感覚っていうのかなぁ。相撲でも出てきた当初は「大器」って呼ばれる人でも、番付が少し上がると、意外と「普通」の力士になってしまう事がある。
横綱を張れるってヒトは、本当の強さを見せる時があるんだよね。
 それと同じ感覚だったんだよな。このが成功・・・っていうか、当初売れただけではなく、この曲も売れた時の感覚ってさ。

ちなみに、最終的な、この曲の売り上げは↑のデータでも書いたように178万枚。 これは、デビュー曲の「Automatic」のダブルミリオンについでの売り上げだったんだよね。 ま、これは未だにそうなんだけども。

それと、この曲から12cm CDのみになり。それまでの8cm CDの加算がなくなったっていのうも特出点だったかな。それまでは12cm 8cmで売り上げが割れて、オリコンのチャートアクションでは大分損してたもんな。

それにしても、178万枚売った割には、ベストテン内に留まった期間は意外と短かったんだよな。それは、当時もちょっと気になった点ではあったかなぁ。
 例えば、当時同じくミリオンを記録してたモー娘。の「LOVEマシーン」を初め、比較的ロングセールスを記録してた曲が多かったからさ、ミリオンセラーを達成した曲でも。
 それに比べると、短期型だったからねこの曲は。その点に若干不安感はあったんだけどね。ただ、次の「Wait&See〜リスク〜」では、この曲よりもロングヒットを見せ、その不安も解消したんだけどさ。






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Wait & See〜リスク〜 / 宇多田ヒカル

2000_05_Wait&See〜リスク〜_宇多田ヒカル








今回の1曲セレクトは、「Wait & See〜リスク〜」宇多田ヒカルです。

まずはデータです。

・タイトル    Wait & See〜リスク〜
・アーティスト  宇多田ヒカル
・作詞      宇多田ヒカル
・作曲      宇多田ヒカル
・編曲      Jimmy Jam 、Terry Lewis 、宇多田ヒカル
・リリース日   2000年4月19日
・発売元     東芝EMI
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数 166.2万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:2000年5月4日〜6月15日付

ここ暫く80年代の曲が続いたんで、今回は久しぶりに2000年代の曲をセレクトして来ましょうかね。

宇多田ヒカル 「Wait&See〜リスク〜」

2000年の丁度「今頃」のヒットなんだけど、2000年というと、ホントついこの間・・・っていう感覚だったりするんだけどさ、それでもあれから16年経ってるんだもんなぁ。
 この間、テレビで年代を振り返るクイズをやってたけど、ついこの間・・・と思ってみても、1年ごとに遡って行くと、かなり昔のような気にもなりましたね。

 ちなみに、16年前も今年同様、オリンピックイヤーだった訳だよね。 そそそシドニーオリンピック。女子マラソンで高橋尚子が金メダルを取った年ですわ。そう考えると、結構前なのかなぁ・・・なんていう気にもなってくるな。


・・・というわけで、宇多田ヒカル「Wait&See〜リスク〜」

個人的にねぇ、この曲は、この時期の曲としては好きなんだよなぁ。 すでにこの頃も、今と同じように週ごとのリリース曲数は多く、今となっては時代に埋もれてしまったような曲が数多くある中、この曲は、依然ヒット曲として、ワタシの中に残ってるんだよなぁ。
ま、あくまでワタシ個人の中に・・・って事なんだけどさ。。

なんかさ、イントロ⇒Aメロからして、緊張感があるじゃない    イントロ部分の ♪Stay〜 ♪って入ってくる部分、このヒッキーの声質が緊張感があり曲を引き締めているよね。

 そして、その緊張感が緩むことなく、曲が進でいく。 そんな曲調に思わず魅かれて行くんだよなぁ。

かといって、分かりづらい曲かというと、そんなことはなく、曲構成そのものは比較的シンプルだったりもするし。

うん、この曲の前の「Addicted To You」はメロディラインと、バックトラックのコンビネーションが若干複雑だったもんね。
 それに比べると、この曲は分かりやすかったんだよな。

・・・かと思うと、最後の部分でそれまで、全く出てこなかったようなフレーズ、いわいるCメロが登場してたりしてさ。
 ただ、通常Cメロというと、それまでのイメージががらりと変わるというパターンも多い中、この曲では、それまでの緊張感が緩むことなく最後まで突き進んでいくってのが印象的だったりしてね。




それにしても、このPVは当時、何回見たか・・・ってくらい頻繁に見てた様な気がするな。
宇多田ヒカル、当時17才。
 うーむ、17才にして、この完成度の曲を作っちまうってのは、やっぱりヤバイよねぇ。やっぱり、このヒトは天才なんだよなぁ。

そして、当時、ワタシは・・・といえば、PCのAV化に夢中になってた頃だ。
そそそ、当時、手持ちの音源が多くなって管理しきれなくなってきてたんで、音源を「mp3」にしてPCで管理しよう・・・って事を考えてた頃なんだよね。
 最初は、mp3もwavも全く知らなかったし、CDからのリッピング、mp3へのエンコードも全く知らない所からのスタートだったんで、大分勉強したんだよな。
 音源のハイレゾ化が進んでいる、昨今では考えられないことなんだけどさ、本当は「無圧縮」で保存したかったんだけど当時のPCって今から考えるとスペックがまだまだ低くてさあ、当時のHDDの容量を考えるとmp3にせざるを得なかったし、それが標準だったしなぁ。
ただ、mp3に変換するにも、当時のPCからするとそこそこのスペックが必要だったんだよね。
 それで、いろいろと機材を買いこんでは、PC上で実験してた頃だなぁ。今じゃ信じられないけど、サウンドカードだけでも、いろいろ買いこんだし、機材を安く調達しようと、ほとんど秋葉原に入り浸っていた頃ですね。
 うん、いまじゃ秋葉原っていうとアイドルオタクの街ってイメージだけど、当時はパソコンの街だったからさあ。
そんな音源mp3化の実験に、この曲、随分使ったんだよね。
 だから、この曲っていうと、あのPC AV化にいそしんでた頃が脳裏に浮かぶんだよね。

でも、この頃の経験と知識が、次の年、某着メロサイト運営会社への転職に繋がったんだから、分かんないもんだよなぁ。



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Movin'on without you / 宇多田ヒカル

1999_03_Movin'on without you_宇多田ヒカル










今回の1曲セレクトは、「Movin'on without you」宇多田ヒカルです。

まずはデータです。

・タイトル     Movin'on without you
・アーティスト   宇多田ヒカル
・作詞       宇多田ヒカル
・作曲       宇多田ヒカル
・編曲       西平彰 河野圭 Taka&Speedy
・リリース日    1999年2月17日
・発売元      東芝EMI
・オリコン最高位 1位(12cm盤)
                            5位(8cm盤)
・売り上げ枚数  88.0万枚(12cm盤)
                           34.7万枚(8cm盤)
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1999年3月1日〜4月12日付
・タイアップ:日産「テラノ」CM曲

 宇多田はこの間書いたばっかなんだけどさ、まだ書いてない曲がいっぱいあるんでね、宇多田は。
またまた持った来ちゃいました。

Movin'on without you

この時期の宇多田と言ったら、やっぱこの曲でしょ ってことでさ。 ワタシだけかもしれないけど。。。。

ま、今さら書くことでもないかもしれないけど、「Automatic」に続く、デビュー第2弾シングルということで。
個人的には、この曲の方が衝撃度は大きかったかもしれない。

 うん、確かに、以前「Automatic」を書いた時に、初めて聴いた時、

不意に「ガーン」とアッパーパンチを食らったような衝撃が脳天を走った

なんて、いかにもめちゃくちゃ衝撃があったように書いた。

ま、これはこれで事実だったんだけども、「Automatic」の時は、全く予期しない所で、あまりにも「不意」を撃たれたんだよね。
 でも、この「Movin'on without you」 の時は、「Automatic」っていう前例を知った上で曲を聴いたんだよね。 だけど、やっぱりショックだった。

「Automatic」は、最初聴いた時は衝撃を受けたけど、何回か聴いてるうちにあんまり「感じ」無くなったんだよね。 この曲がミディアムで、大きなインパクトを感じるところも少なかったからかもしれない。 それにリズム体がR&Bっぽかったでしょ。
 あの当時、R&Bっていうのがヒット曲のトレンドになっていて、多かったもんなR&B系の曲が。 だからねぇ、正直、飽きてた部分があったんですよR&B系の曲に。もともと個人的にR&Bっぽい曲にはあんまり刺さらなかったし。

でも、この、「Movin'on without you」は、前曲のミディアムテンポから一転してアッパーチューンだったでしょ。
イントロからしてインパクトがあったもんなぁ。リズム的には若干クセはあるもののストレートだったしさ。
なにより、何回聴いても飽きが来ないんだよな、この曲。何回聴いても同じようなショックを受ける。刺さったんだよね曲に。
 
だからね、本当はこの曲こそ売れて欲しかった。ま、確かに、8cmCD、12cmCD合算して122万枚のミリオンになったけど、前曲の「Automatic」に比べると100万枚近く売り上げが下がったからねぇ。個人的にはちょっと悔しかったんだよな。

ま、「Automatic」が世に出てきた時の衝撃は測り知らなかったからな。ダブルミリオンってのも納得できるんだけど、この曲も、それに匹敵するくらいの売り上げはあると思ったんだけどなぁ。。。


それにしても、当時のオリコンの集計方法もめんどくさかったよね。8cmシングルと、12cnシングルを分けて集計してたもんだから。。。

 ・・・と書いて、8cmシングルと12cmシングルってなに? って方は居ませんよね。。。

うむ、8cmシングルっていうのは、シングルCDが出てきた時からお馴染みの、あの小さいCDですね。最大で20分程度しか収録できない、細長い短冊形のパッケージだったやつ。
 対して、12cmシングルは、現在お馴染みのアルバムと同じ形のパッケージですね。当時はマキシシングルって言われてたやつよ。 アルバムと同じ仕様なんで収録時間は最大74分出来た・・けど、シングルなんで、そんなに収録してなかったわけでね。

「1998年の宇多田ヒカル」って本が、今、結構人気出てますよね。まあ、ワタシも途中まで読んだんだけど、そこにもこのCDパッケージ仕様については言及されてますね。
 ちなみに、この本では、CDが一番売れた1998年って言う時代をメインに、1998年の音楽はいかに素晴らしかったかってことも述べられてますが、すでにこの時代大人(当時29才)だったワタシからしてみれば、1998年ってこの本で称賛されているほど素晴らしい音楽が溢れていたとは思えなかったけどね。
 個人的には、1998年がCDが一番売れたのは、この年の音楽が素晴らしかったからじゃなくて、90年代以降の流れの結果だと思ってるから。つまりは音楽の本質云々じゃなくて、「バブル」だったんですよ。ただ、それだけのことだったと思うな。

ちょっと話がずれたけど、ま、興味がある方は読んでみてくだされ。





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Can You Keep A Secret ? / 宇多田ヒカル

2001_02_CAN YOUR KEEP A SEACRET_宇多田ヒカル








今回の1曲セレクトは、「Can You Keep A Secret ?」宇多田ヒカルです。

まずはデータです。

・タイトル      Can You Keep A Secret ?
・アーティスト    宇多田ヒカル
・作詞        宇多田ヒカル
・作曲        宇多田ヒカル
・編曲        西平彰 本田優一郎
・リリース日     2001年2月16日
・発売元       東芝EMI
・オリコン最高位  1位
・売上げ枚数    148.5万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:2001年3月1日〜4月12日付
・タイアップ:フジテレビ系ドラマ「HERO」主題歌

今回セレクトしてきたのは2001年の曲。
この間書いた、松浦亜弥「桃色片想い」もそうだけど、mixiに書いてた頃の「1曲セレクト」では2000年代の曲はほとんど書いてこなかったけど、気がついてみればあれから15年経ってるんだもんな、これからは書いていきますぞ。

・・・とはいうものの、この間も書いたけど、2000年当時は、すでにネット上に自分のサイトを持ってたし、だから新曲レビューと言う形で、すでに1曲セレクトの原型のようなことはやっていたんだよね。

今回セレクトしてきた曲は、ヒッキーの「Can You Keep A Secret ?」。

だから、この曲も当時、1回書いてたはず・・・なんだけどな、どうも、この曲については、はっきりとした記憶が無い。

言えるのは、当時、この曲あんまり聴いてなかった・・・・ような気がするんだよな。

この曲と言えば、フジテレビの月9ドラマ「HERO」の主題歌・・・っていうのは、余りにも有名だし、未だにスペシャルや再放送では流れてるもんね。

でも、個人的には、当時、「HERO」見てなかったのよ。 その後、「再放送」では何度も見てるけどね。

それもあってか、印象に薄かったりするんだよね。

どうも、この曲は引っかからなかったんだよな、個人的に。なぜだかは、良く分かんないんだけども。。
前年の「Wait&See〜リスク〜」なんてのは、好きでPV何度も見まくってたけどなぁ。

恐らく曲の出来、不出来ではなく個人的な環境も少なからずあったのかもしれないな。

前年の2000年は、「充電期間」を割り切って1年間、仕事もせずに遊んでいたんだよね。
ま、全く遊んでいた訳ではなく、1年間「ネットワーク」の専門学校に通ってサーバーやネットワーク管理の勉強をしつつ、自分のサイトを立ち上げて、いろいろな方との人脈を広げたりしてたんだけどね。

でも、1年間の充電期間も終盤、専門学校も終了間近となり、働き口を探し始めていたのが、ちょうど、この曲がヒットしていた頃なんだよな。

まあ、そんなこともあり、正直、ヒット曲をゆっくり聴いてる心の余裕もなくてさ、この頃は、あんまりヒット曲を聴いてなかった・・・ってのはある。
だから、総じて2001年前半のヒット曲は、未だに印象に薄いんだよな。
前年は、遊んでたんで、ヒット曲を聴きまくってたしね、だから、印象深い曲も多いんだけどさ。

でもさあ、再就職口がなかなか決まらなくてさあ、焦り始めていたんだよね。

だから、この曲を聴くと、いまでも、どことなく、あの当時の「焦り」が甦って来ますね。
ヒット曲って、そういうところをどうしても感じるからなぁ。

おそらく、この先もこの曲を聴くと、あのころの「焦り」が甦って来るんだろうなぁ。

そして、某着メロ運営会社に巡り合うのが、これから3か月後だったんだよね。。





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Automatic / 宇多田ヒカル

1998_12_Automatic_宇多田ヒカル





今回の1曲セレクトは、「Automatic」宇多田ヒカルです。

まずはデータです。

・タイトル    Automatic
・アーティスト  宇多田ヒカル
・作詞      宇多田ヒカル
・作曲      宇多田ヒカル
・編曲      西平彰 河野圭 Taka&Speedy
・リリース日   1998年12月9日
・発売元     東芝EMI
・オリコン最高位 2位 (12cm盤)
              4位 (通常盤)
・売上げ枚数  206.3万枚
          129.1万枚(12cm盤)
          77.2万枚 (通常盤)
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1998年12月28日〜1999年3月21日付

 昨日は仕事納めでしたわ。年をとるごとに年々1年が早くなりますわ。
ちなみに、この「ヒット曲&チャートレビュー」も、今のブログに書くようになってから、丁度1年なんだよね。
初めは、閲覧いただける方も1日に、ほんの数人だったけど、今ではかなりの方が閲覧してくださるようになりました。 皆様に感謝!

さてさて、今回はこの時期に聴いて「サプライズ!」と思った曲がいいわと思いまして、

 Automatic /宇多田ヒカル

を引っ張ってきたりして。

 えー、さっすがにこの辺になってくると、感覚的には「昨日」なんだけど、客観的に考えると、あれから17年も経ってんだよねぇ〜。 え〜、やんなっちゃうねぇ。 この曲の頃はワタシまだ20代だったんだよな・・・・。

 この曲はねぇ、初めて聴いた時は、今でもよく覚えてる。
まだ、今の業界に入る前、環境管理会社で技術営業とコンサルやってる頃だ。たしか98年12月30日。丁度17年前だ。

 なぜ、日にちまで覚えているか・・というと、会社的には前日仕事納めだったって言うのに仕事だったから

 外回りの仕事が終わって車の中で報告書を書いてる時にFMから流れてきたんだよな、この曲。

ワタシね、報告書書いてた手が止まりましたよ、この曲聴いて。

 なんじゃこりゃぁ!!・・・と。まあ、ふつう、なんじゃこりゃ、となると「酷」くて、なんじゃこりゃなんだけど、この曲の場合は、「凄過ぎ」てなんじゃこりゃでしたよねぇ。

 不意に「ガーン」とアッパーパンチを食らったような衝撃が脳天を走ったって言うかさあ。

 曲流れる前に15歳って紹介があったんで、「なんでぇ、また新手のアイドルかぁ」なんてタカをくくってたんだよな
 そしたら、余りにも完成しているサウンドが流れてきてビックリ。なにより、自分で作詞、作曲しているってからオドロキだ〜。

 確かに15歳で作詞、作曲しているヒトは、それまでもいたよね。でも、内容はあくまで15歳が作ったような「素直」な内容だったわけで・・・。
 この曲はあまりにも「完成」しすぎてて「なんじゃこりゃ」だったんだよねぇ。
 ウタも15歳にしてはちょっとシッカリしすぎていたし・・。

 一瞬にして、こりゃ、とんでもない奴が出てきたな・・って思ったよなぁ。

 大体さ、新人っていう文句を聴くと、聴いてる方もその目線で、唄を期待しているもんだけど、この曲は、その目線を遥かに越えたところにあったんでねぇ。。。

 今だったらそうは思わないかもしけないけど、当時はまだまだ、新人のレベルは、低い位置にあったからね。ましてや15歳なんて聴いたら、どうしても「アイドル」っぽいところを予想するじゃない。

 当時は翌年1999年を迎えようとしていて「世紀末」っていう雰囲気が漂っていた時期だけど、これは本当のモンスターが出てきたかもしれない・・・これぞ「世紀末」だぁ・・・・と瞬時に思いましたね。
 その予感通り、すぐに時代の寵児に躍り出たヒッキーだったけどさ。やっぱり、それまでの常識を一変させる様な時代を替える逸材って、絶対に居るもんなんだよね。
 まあ、それこそ10年に1人くらいしか出てこないんだけど。。。こう、長くヒット曲を追いかけてくると、時としてそう言うヒト達にあっ来た訳だけど、このヒトほど衝撃的な出逢いをした人もいなかったよなぁ。


 CDの売上データ・・・この曲はいまでいうマキシシングルの12cm盤と昔の8cmのCDシングル盤の通常盤と2種類出てたわけだけど、このころはまだ、これらは、それぞれ別々に集計してオリコンチャートに出してたんだよね。
 だから、データも2種類出てくるわけだ。今だったら、最高位1位、売上げ枚数206.3万枚ってなる訳なんだよね。だからなんだけどこの曲、立派なダブルミリオンなんだよね。
 でも、意外と騒がれていないのは、当時のオリコンの集計方法の為なんだよな。 

 そりにしても、オリコンチャートも集計方法がコロコロ変わるのは何とかしてほしいよな。
 
 ともかく、年末のこの時期と「衝撃」っていったら、真っ先にこの曲が浮かんでくるワタシだなぁ。

 最近は、こんな「ガツーン」と頭を殴られるような衝撃を受ける曲ってなかなか出てこないのが残念なんだけど、果たして、来年はそんな、新手のアーティストや曲に出会えますかねぇ。これは毎年、この時期になると楽しみにしている事でもあるんだけどね。 



このPVは何回見たか・・・ってくらい見たよな、当時は。



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圭子の夢は夜ひらく / 藤圭子

1970_05_圭子の夢は夜ひらく_藤圭子






今回の1曲セレクトは、「圭子の夢は夜ひらく」藤圭子です。


まずは、データです。

・タイトル      圭子の夢は夜ひらく
・アーティスト    藤圭子
・作詞        石坂まさを
・作曲        曽根幸明
・編曲        原田良一
・リリース日     1970年4月25日
・発売元       RCA
・オリコン最高位  1位
・売上げ枚数     76.5万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1970年5月18日〜8月24日付

 親子2代にわたって「歌手」・・・っていうと意外と多いんだよね。最近ぢゃ、2世タレントなんてザラにいますしね。
 
 BUT、親子2代にわたって、ヒットチャートで1位を取る。

 ・・・・となると途端に確率は低くなる。

 オリコンが始まって今年で47年。 その47年の歴史の中で、親子2代にわたって1位を獲得したアーティスト・・・って、なんとたった2組。

1組が、森山良子 森山直太朗 親子

で、もう1組が藤圭子 宇多田ヒカル 親子

となるわけ。

 あ゛、ひとつ加えておくけど、森山良子って1位とってるの? っていう方に・・・ハイ、しっかり1位獲得しているんだよね。
 1969年、禁じられた恋 という曲で7月14日〜9月1日付まで、8週連続1位獲得しておりまする。

 ただ、森山親子は、仲良く1曲ずつの1位獲得。1位の取り方まで親子で似ているわけね。

 それに対して、藤圭子、宇多田ヒカル 親子は、複数曲で1位を獲得しているのよ。

 まあ、ヒッキーについては、改めて説明するまでもないけど、母親の藤圭子さんは、この「夢は夜ひらく」のほかに「女のブルース」で1位を獲得しておりまする。

 当時、1位を複数曲で獲得していたアーティストは、珍しかったんですよ。今と1位の感覚・・そのまえにヒットチャートそのものの構造が違ってたからねぇ。
 「1位」は別の次元の曲だったわけですよ。それを複数曲獲得してたってことは、やっぱり、当時の「大スター」の証だよね。

 ブルースの女王・・・って書くと、とかくジャンルは「演歌」に入れられがちだけど、個人的な考えでは、決して演歌ではないんですよ。
 この「圭子の夢は夜ひらく」も、もろブルースなんだけど、ワタシは演歌には分類しないですね。
 これこそ、日本の元祖R&Bですよ。misiaとかUAと同一線上なんですよ。
 
 演歌の起源は浪曲でしょ。「和」のきわみから派生してるんだよね。でもさ、この曲には、浪曲の要素も匂いも入っていないもの。
 今じゃ、とかく、ブルース、ムード歌謡含めて演歌っていうカテゴライズされちゃいけど、実際は違うんだよね。
 

 しかし、藤圭子って、重い歌が多いよなぁ。

♪15 16 17とあたしの人生暗かった〜 ♪ だもんね。

 これは、少なからず、藤圭子自身を歌った歌なんだよね。実際、流しの親について、あちこち流浪の身の生活を送っていたそうですからね。
 「人生の切り売り」・・・。これが藤圭子のメイン戦略だったんですよね。

 この辺は、ヒッキーとは、全く対照的だよね。

 イメージからすると、蛍光色の宇多田。 暗黒の藤圭子・・っていうかね。

 ただ、あの時代は、「流行歌」というえば、「夜に向かって歌っているもの」という、いわいる「お水」系な歌が主流であって、いわいる「子供」向けのヒット曲はほとんど無かったわけだから、このイメージっていうのは、必然的だったのかもしけないよね。

 それと、もう一つ、藤圭子は、元祖「新宿系」なんですよね。新宿を主な拠点としてイメージされていたっていうかね。
 デビュー曲も「新宿の女」でしたからね。

 やっぱり、夜の混沌としたワイザツさ、ネオンのどぎつさとお水系といったら、新宿なんだよね。

 椎名林檎。このヒトものちのち自ら「新宿系」と語ってたけど、だから、このヒトが元祖ではないんだよね。厳密に言うと。

 ただ、椎名林檎も元をただせば、藤圭子に行き着くんだよね。曲のワイゼツさ、原色のどきつさは、ブルース、あるいはサイケデリックなんですよね。
 「歌舞伎町の女王」なんてのは、もろそうだよなぁ。



しかし、この堂々たる気構えはどこから来るんでしょうねぇ。藤圭子さん、この時19才ですよ、19才。
見えないよなぁ、この落ち着きからして。
最近のキャピキャピウルサイ、どっかのアイドルとは大違いだよなぁ。


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宇多田ヒカルのトリビュートアルバムに思う

ちょっと前から各メディアでも話題になってきていたけど、宇多田ヒカルのトリビュートアルバム「宇多田のうた」が今日、12月9日にリリースされた。

 通常、CDは水曜日発売・・・・というのが、ここ20年ばかしの通例になっているけど、火曜日発売というのも珍しい。
 それとも、「店着」・・・・いわいる「フラゲ(フライングゲット)」も考慮しての火曜日発売っていうわけか?

いやいや、今日12月9日が、「Autimatic」でデビューして「丸15年」ってことで、特別に火曜発売になったようだ。


それにしても、あれから15年かぁ。早いもんだな。
あん時、まだ、ギリギリ20代だったワタシも、はや、アラフィフっすよwwwww

そう言えば、マイミクの「オリ25」さんと知り合ったのも、ちょうどこの曲がヒットしている頃だった気がするなぁ。。


以前、「1曲セレクト」で「Automatic」を書いたときにも記載した事なんだけど、私が初めて「Automatic」を聴いたのは、リリースされる2週間くらい前、新卒で入った会社で外回りをしていた時のカーラジオだ。
 たしか、曲がかかる前に、藤圭子さんの娘で、若干15歳っていう紹介があったと思う。その瞬間、藤圭子⇒「夢は夜ひらく」⇒15歳⇒アナクロな70年代アイドル を連想したのは言うまでもない・・・
 
BUT、まるで予想もしてなかった、R&B調のイントロに不意を打たれてしまった。しかも、15歳にして完璧な歌唱、しかもしかも、自分で作詞作曲もしてる・・・と、あの時点では、おおよそ考えもつなかった、コノヒトの出現の衝撃は、めちゃくちゃでかかったな。 ヒット曲を聴き続けて、今年で36年。その間で、いくつかのエポックメイキング的な衝撃に出会ってきたけど、このヒトの出現ほど衝撃が大きかったのは、他に無かったかもしれない。

このヒトが出てきた1998年ってさ、CDセールスが史上最高に達した年だ。ただ、その半面、時代を強力にけん引するような「キー」になるようなアーティストが不在の年でもあった。それまで時代を引っ張ってきた、安室奈美恵もTKサウンドも「飽きられ」が見え始めた頃。
 そんな頃のこのヒトの出現は、完全に時代の牽引車が変わったような印象があったな。



あー、回想が長くなった。。。


それはさておき、このトリビュートアルバム、各参加アーティストの出来・・・・宇多田の唄の解釈・・・が、どれも、結構いいんですよ。

トリビュートアルバムって、昨今ではそんなに珍しくなくなったけど、だからか、正直、あんまり面白くないものも多い。なんかねぇ、各アーティストがカラオケやってるみたいな・・・っていうレベルのも珍しくないし。。。。

だけんど、今回の宇多田のトリビュートは、珍しく、レベルが高いんだよな。各曲とも。


今日、昼間、某FMで、このアルバムの各曲紹介をやってまして、聴いてたんだけど、どの曲も面白いね。

その中でも、注目されるのは、浜崎あゆみが、トリビュートに参加していることだろうなぁ。

まあ、スポーツ誌を含め各マスコミで、あの「世紀の歌姫対決から13年。ついにコラボ実現」とかの見出しが踊ってるけどさ。

世紀の歌姫対決とは、まあ、別段ここで書かなくてもいいかもしけないけど、2001年3月28日、同時リリースとなった、宇多田の2ndアルバム「Distance」と、浜崎のベストアルバム「A BEST」、どっちがアルバム1位をとるか!? ・・・・、マスコミを巻き込んで大騒ぎとなった、あのチャート対決の事ですわ。

結果、初動で、宇多田「Distance」 300.3万枚、 浜崎「A BEST」 287.5万枚で、宇多田が制したんだけどさ。

 たしか、あのころから、アンチ浜崎だったワタシは、あの頃自分のサイトに設置していたBBSで、「勝利」に沸いていたような気がするなぁふらふら


あれから、幾年月、両者、CDの初動売り上げ、300万枚を挟んだ攻防など、今となっては「夢のまた夢」のような出来事ではあるけど、あの時、後人を期した形になった、浜崎が「ライバル」宇多田のトリビュートに快く参加しているっていのうは、なんか清々しいなぁ。

ちなみに、浜崎は、「Movin'on Without You」をカバーしてるけど、これもなかなかよい。



なにより、本当に真剣に歌っているところがいい。
 最近の自分の曲より、声が前に出てきている。15年前の宇多田のオリジナルに決して負けてないように感じるな。

 正直、未だに、浜崎は、心から好きにはなってないけど(の割には結構音源を保有しているが・・・・)、そういう意味でも、今回のこの参加は認めたいですねぇ。

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