2000_04_Stay by my side_倉木麻衣


今回の1曲セレクトは、「Stay by my side」倉木麻衣です。

まずはデータでする。

・タイトル    Stay by my side
・アーティスト  倉木麻衣
・作詞      倉木麻衣
・作曲      大野愛果
・編曲      Cybersound
・リリース日   2000年3月15日
・発売元     GIZA studio
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数 92.2万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:2000年3月27日〜5月18日付

ワタシ、飽きっぽい性格なのね。 ・・・・と、いつもながら「主語」無しにトートツに始めてしまいましたが。。
まあ、それが個人的な欠点の一つっちゃ、そうなんだけどさ。

ただ、好きなことは「コイシツ」になるところところもある。 ま、好きなことって言うと、「ヒット曲」についてもその一つなんだけどさ。

ヒット曲に関しては、一つの事を40年も追っかけてるしなぁ。 飽きっぽい性格なワタシとしては、ここまでコイシツに追っかけていることは、他にないしね。

逆に、興味が無い・・っちゃ、語弊があるかもしれないけど好きじゃない事には、めちゃちゃタンパクなんだよなぁ。

仕事もその一つで、これまで結構、いろいろな会社「彷徨」ってきたしさ。転職が多いと経歴が汚れるとか、よく言うけど、、そう言う意味じゃ、個人的にもかなり経歴は「汚い」方だと思いますね。
仕事的には7年が一つの壁になってたりするな、これまでを振り返ると。 まあ、ヒトの出入りが激しいエンタメ系IT業界と言うところから見ると、一つの会社に7年っていうのは、業界的には結構長い方だとは思うんだけど。。。

う〜ん、それは昔の話なのかなぁ・・・。昔は確実に一つの会社の在籍年数もっと短かったと思うけどね、IT業界ってところは。毎週のようにヒトの出入りがあったもの。昨日までいたヒトがいつの間にか居なくなってたり、逆に、毎週のよう新しいヒトが居たり・・・。月曜になると「あのヒトだれ?」って事が多かったんだよな。

・・・ととと、無駄話はこの位にして、今回の1曲セレクトは、個人的に新卒で入った会社を辞めた頃()にヒットしてた曲をひとつ。


倉木麻衣 「Stay by my side 」

この曲は、倉木のデビュー曲「Love Day After Tomorrow」に続く、デビュー第2弾として2000年3月にリリース。
17年前の今頃、ヒットのピークをほ迎えていた曲だ。

以前「Love Day After Tomorrow」の時にも書いたかもしれないけど、「Love Day〜」って胡散臭かったのよ、最初は。 だって、一聴、どう聴いたって当時の宇多田のパクリみたいだったじゃん。曲調といい、倉木自身の経歴といい。
確か最初は向こう(アメリカ)で既にデビューし、向こうからの「逆輸入」のような形で日本デビュー・・・って事だったよね、確か。
ま、当時、「ホントかよ」ってところは強かった訳だけど。

っつか、実際mai-k名義で向こうでデビューしてたんだけども。。。 ただ、それはあくまで日本デビューのため試金石、いわいる「ハクヅケ」のためであってさ。。。その辺のやり方は、ビーイングらしいと言えばそうなんだけどね。
しかも本人はテレビを初め、マスコミの前にはほとんど出なかったし。

倉木麻衣って本当にいるのか? って事にもなっていたような気がする。 そそそ、架空のアーティストじゃないか・・・ってこと。

でも、それが逆に「神話」になっていたところもあると思う。

そんなことを受けての第2弾シングル。

個人的には、良かったと思う、この曲。 

少し前にも書いたけど、2000年のこの当時、既に自分のサイトをオープンさせ、そこに「BBS」(掲示板)も付けてたからさ。 いまでいうブログの前身だよね。個人的には今のSNSのように使ってたから、かなり頻繁に新しい記事を書いてたな当時は。

で、その中に、この「1曲セレクト」のようなことも書いてたんだよね、既に。 当時は「新曲」レビューの方がほとんどだったけど。そそそ今の「キニナル曲」ってトピックスで書いてる内容だよね。

で、当時も、今回の「Stay by my side」を、一度「レビュー」ったような気がするんだけども、その時も「好意的」なことを書いたような気がする。。。

まず、一つが、「等身大」になったよね・・・ってこと。「Love Day 〜」は、上で書いたように完全に「仮面」を被ったような状態だったじゃん。
でも、この「Stay by my side」では、そんな仮面を取りはらった・・・そんなような印象があったからなぁ。

当時、17才だったでしょ、倉木って。 やっぱ17才・・・って感じなんだよな、この曲。 ちょっと舌足らずで少し幼さが残る・・っていうイメージがあったし。全体的にソフトで、少しテンポを押さえた曲調からは「春」っさぽさも感じたし。

いや、「Love Day〜」が背伸びしてたんだよな、曲調的に。まあ、あくまでデビュー戦略で、ああいう形にせざるをなかったって言うところが強かったんだろうけど。
だから、本当の意味で、今に通じる倉木の始まりっていうのは、もしかしたら、この曲からだったのかもしれないな。

なにより、程良い「歌謡曲」感がこの曲にはあった。 99年代終盤、従来の歌謡曲的な曲が減り、より洋楽にコミットした曲が多くなっていた。 ま、それは小室の影響が強かった訳だけど。
でも、小室の影響が少なくなった2000年って言う年は、従来の「歌謡曲」的な曲が再度目立ってきた時期。

そんな「歌謡曲」回帰な雰囲気が、この曲にもあった。 そこに引っかかったんだろうな個人的にも。





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