かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

堀ちえみ

潮風の少女 / 堀ちえみ

1982_03_潮風の少女_堀ちえみ






今回の1曲セレクトは、「潮風の少女」堀ちえみです。

まずはデータです。

・タイトル    潮風の少女
・アーティスト  堀ちえみ
・作詞      松宮恭子
・作曲      松宮恭子
・編曲      鈴木茂
・リリース日   1982年3月21日
・発売元     キャニオン
・オリコン最高位 27位
・売上げ枚数   8.8万枚

 3月21日っていうのは、昔からデビューのヒトがいっちゃん多い日なんじゃないかなぁ。まあ、統計を取ったわけではないから正確なことはわからないですが、ざーっとみると多いような気がするんだよね。
 もともと3月21日ってリリース枚数が多かったからなぁ。水曜リリースが定着するようになってから&3月決算というものを大きく捉えるようになった2000年代からこの方は、そうでもないんだけど、昔は3月21日って、それこそリリースが多かったんだよね。

 そのハイライトが1982年だったんじゃないかなぁ・・・。あいやいや、リリースに限って言えば、そのまえの1981年も3月21日リリースは多かったんだけどね。

 1982年の3月21日は、アイドルデビューの集中日だったんですよね。
 で、まあ、ここに、後々82年組と称される数々の「アイドル」がデビューして行ったんだけどさ。

 そのなかで今日は、堀ちえみのデビュー曲「潮風の少女」を引っ張ってきました。

 とにかく、82年はアイドル量産の年で、3月21日リリースにも関わらず、少なくとも1月前には、各アイドルのプロモーションの凌ぎを削り始めた・・・っていう印象が強いなぁ。

 この曲も、たしか初めて聴いたのは2月の始めだったと思う。

 初めて聴いた時は、単純に、あ、いい曲だな・・って思ったのは覚えているなぁ。
 ミディアムなポップスなんだけど、シットリ明るくて、いかにもアイドルのデビュー曲っていう、めちゃんこ素直な曲だもんね。

  当時12歳のワタシとしては、丁度「背丈」位の曲だったんだろうね。だから、素直に受け入れられたわけですわ。

 今、この曲を聴くと、たしかに、この当時の「匂い」っていうのは、感じるんだけど、さすがに幼いよね曲は。
 今、この曲を初めて聴いたとしたら、やっぱし、受け入れがたいかなぁ(^^;;;;;

 うん、やっぱり当時、等身大で聴いた・・・っていうフィルターを通して、自分の中にあるから、いまだに素直に聴けているって訳でさ。

 堀ちえみってヒト、最初は、ホンとに正当な清純派アイドルっていう感じがしたよなぁ。素直そうで、全くもってどこでもいそうなコでしたよね。
 それが2年後「ドジでノロマなカメさん」で本領発揮してくださったのは、素直にウレシかったですわ(^^;;;;;;

アイドルは、本音が見えてからが面白い! んだよね。 

 この曲がリリースされた頃は、ホンとにまだまだ、仮面の下がわかんなかったからなぁ。


 うん、今さら書くこともないかとは思うけど、このヒトは、前年1981年、第6回ホリプロスカウトキャラバンの優勝者でございます。
ホリプロのスカウトキャラバンって、その後の活躍度からしても結構、活躍度は高いよね。


 
 それにしても、この曲の作詞、作曲の松宮恭子さんって、ナゾのヒトなんですよね。
 突然、1982年頃、アイドルの曲で、よく見かけるようになった作家の方なんだけど、プロフィールがほとんど不明なんですよね。一体、どういう方なんでしょ?
 
 近田春夫氏には、いつも「60点な曲」・・・っていう評価を得てたけどさ。
つまり、可でもなく不可でもない・・・っていう曲ですね。
 
 うん、近田氏と相反する見方が多いワタシでも、正直、これは同意ですね。 
 
 たしかに、このヒトが作るアイドルの曲って、大はずれではないんだけど、かといって、思わず引き込まれるサムシングもないんだよなぁ。
 だから、大ヒットって言う曲もないんだよね。

 とは言うものの、作詞、作曲両方こなしちゃうんだから、たいした才能なんだけどさ。

 しかも、1983年ごろを最後にめっきり名前を見なくなっちゃったんだよねぇ。
 結婚されて引退しちゃったんでしょうかねぇ・・・。



いやいや、今見ると、まだまだ子供でしたねぇ、ちえみさんも。
今や貫禄さえ窺える様になっちゃってましたけどね。
このころは、まさか、こんなに「×」がついて、子だくさんのママになるとは想像も出来なかったわけですが。。。。


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リ・ボ・ン / 堀ちえみ

1985_02_リボン_堀ちえみ











今回の1曲セレクトは、「リ・ボ・ン」堀ちえみです。

まずはデータです。

・タイトル    リ・ボ・ン
・アーティスト 堀ちえみ
・作詞      三浦徳子
・作曲           松田良
・編曲           萩田光雄
・リリース日   1985年1月23日
・発売元       キャニオン
・オリコン最高位 2位
・売り上げ枚数 15.3万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 10位
・ベストテンランクイン期間:1985年2月11日、2月25日付

この間から、書いてて「当然」と思われるけど、まだ、書いてなかった曲シリーズ・・・・


堀ちえみの「リ・ボ・ン」


いや、これは、完全に書き忘れだよなぁ・・・。ワタシ、82年デビュー組の中でも、堀ちえみって好きなんだよね。なので、極力、当時のヒット曲は書いたつもりでいたんだけどなぁ・・・。まあ、当然書いた・・・と思ってたんだろうなぁ、ずっと。


個人的にも、この「リボン」って曲、好きなんだよなぁ。

哀愁感あるメロディ展開が、「冬」っていうこの時期独特の季節感とマッチするでしょ。
 サウンドは、G.S系というか、ベンチャーズ系というか、いわいるガレージ系エレキサウンド。これには、正直、最初は驚いたけどね。
 「リボン」っていうタイトルと、堀ちえみっていうキャラクターと、ガレージ系エレキサウンドっていう図式が、どう考えても結びつかないでしょ?

いや、それが、逆に新鮮でしたね。


まあ、この当時、堀ちえみは、「ちえみちゃんチャレンジ」ということで、いろんな曲調の曲を、リリースしてたからなぁ。

 ひとつ前の「クレイジーラブ」はこのころ流行ってた、ボニータイラーの「HERO」っぽいハードな曲調につづいて、この「リボン」と、おおよそ、それまでのアイドル然とした曲調からガラリと変えてきた、冒険シリーズでしたね。


 で、それが意外と「受けた」んだよね。 オリコン的にも、「クレイジーラブ」に続いて、この「リボン」も最高2位まで行きましたからねぇ。


あらら、この人気は本物? ・・・と一瞬思ったこともあったんだけど・・・。続きませんでしたねぇ。。。


この次のシナロケの鮎川誠氏がつくった、ロック調の「Deadend Street Girl」で失速。冒険シリーズも、さすがに堀ちえみとロックの融合には無理があったよな。
 個人的には、イントロのセリフが「クサ」くて好きだったんだけど。 

いずれにしても、人気最高潮時の、最後の「輝き」を見せたのが、この「リボン」だったって感じですよね。


それと、個人的に、この曲がちょうどヒットのピークの頃、丁度、高校受験本番だったんだよな。
受験本番のとき、頭の中でヘビーローテーションでなってたのが、この曲だったもの。
だから、この曲を聴くと、未だに、あの高校受験本番の光景がフラッシュバックされる、因果な曲だなぁ。。。
 それとともに、試験が思うように行かなくて、コタツで悶々と泣いたこと、それでも合格して大喜びしたこと、あの時のいろんなことを思い出させてくれる1曲だなぁ、この曲は。



この曲、バックバンドが付いてたんだ。。。バックバンド前の堀ちえみって初めて見たような。。。
なんか、新鮮。


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白いハンカチーフ / 堀ちえみ

1984_01_白いハンカチーフ_堀ちえみ






今回の1曲セレクトは、「白いハンカチーフ」堀ちえみです。

 まずはデータです。

・タイトル    白いハンカチーフ
・アーティスト  堀ちえみ
・作詞      大津あきら
・作曲      網倉一也
・編曲      立野立美
・リリース日   1984年1月21日
・発売元     キャニオン
・オリコン最高位 7位
・売上げ枚数   14.2万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 9位
・ベストテンランクイン期間:1984年2月6日〜2月13日付

 「1月のヒット」ということで、ここのところずっと書いてきたんだけど、そろそろネタぎれになってきたんだよなぁ。。。出来るだけ、80年代アイドルに限定せずに、70年代〜00年代まで広げて行くようにはしたいんだけどねぇ。何分、過去の「今ごろ」のヒットを引っ張ってきてるから、時期的に厳しいところもあるんだよね。

・・・ということで、ちょっと考えてたら、まだ、この曲書いてなかった。

 白いハンカチーフ  /堀ちえみ

 1984年の今ごろのヒットだね。 えー、たださ、このころの堀ちえみって、例の「ドジでのろまなカメさん」(→「スチュワーデス物語」ね)の撮影の真っ最中であり、かつ人気も一番のころだったから、一体、いつレコーディングしたんだろう? って感じしたんだけど、実は、この曲自体は、このリリースのかなり以前にレコーディングしてあったんだよね。

 たしか、デビューに近いくらいに作られた曲で、それまで寝かしてあったんじゃなかったっけね。

 デビュー時には、ちょっと大人っぽいってことで・・・。

 いや、どおりで、作詞 大津あきら、作曲 網倉一也 なんて、とっても、81、82年っぽい顔ぶれの曲だし、堀ちえみとしては、異色の作家陣であったことには違いない。

 うーん、でも、メロディライン自体は、逆に84年当時からしてみれば、古臭い感じは拭えなかったな。

 アイドルの曲って83年を境に、特にサウンド面からして「進化」してたからなぁ。当時のA級アイドルは特にですよ。まあ、それだけ、金がかかってたって所もあるんだけど・・・。

 とりあえずは、イントロの、ブラスとベースによる5連音符駆け上がりは、インパクトがあったよな・・・って感じかな。

 あとは、つかみ所がないって感じかなぁ。まあ、当時の3ヶ月ローテーションリリースもあって、「出し手」側としては「臨発」に近い形でのリリースだったんだろうな・・・ってところが、今になってみれば、よく分ったりして。。。

 ただ、その代わり、次の「稲妻パラダイス」からは、作曲陣に林哲司や芹澤廣明氏を向かえ、当時のアイドルポップスの先端サウンドを行くようになる。

 まあ、それに向けての「つなぎ」だったね、この曲は。


 それでも、当時の「ドジでのろまなカメ」さん、効果もあってか、売上げ自体は、堀ちえみとしては、結構伸びた方なんだけどさぁ。

 まあ、この辺は、やっぱり、アイドルのキャラクター次第って言うところもあったからなぁ。


 ちなみに、個人的には「スチュワーデス物語」のファンでした。・・・っていうか、見てないとガッコでの話題についていけなかったからなぁあせあせ そのくらい人気あったよね。

 いまでは「スチュワーデス物語」ってタイトルにはならないんだけど。だいたいにおいて「スチュワーデス」って名称が無くなったから。。。「キャビンアテンダント物語」でしょうか。
 わ、かっちょいいexclamation ×2

 ますます「ドジでのろまなカメさん」では、イメージが遠くなっているな。。。。ふらふら




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