かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

堀ちえみ

クレイジーラブ / 堀ちえみ

1984_11_クレイジーラブ_堀ちえみ






今回の1曲セレクトは「クレイジーラブ」堀ちえみです。

まずはデータでする。

・タイトル    クレイジーラブ
・アーティスト  堀ちえみ
・作詞      三浦徳子
・作曲      芹澤廣明
・編曲      萩田光雄
・リリース日   1984年10月17日
・発売元     キャニオン
・オリコン最高位 2位
・売上げ枚数   16.3万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 8位
・ベストテンランクイン期間:1984年11月5日〜11月12日

 このあいだ、友達と話してて、そういえば、堀ちえみの代表曲って何? っていう話になったんだけど、はて? と困っちゃったんだよね。

 うーん、まあ、前々から同じようなこと書いてきたんだけど、一般に「82年組」アイドルって、たしかにそこそこに売れてるヒトが多くて、アイドル大豊作の年って言われてるけど、そんじゃ、それぞれのヒトの代表曲は? って言われると、はて? なんじゃらほい? ・・・・とこまっちゃうヒトも多いんだよね。

 中森明菜のように、アイドルの頂点に上り詰めちゃったヒトとか、松本伊代の「センチメンタルジャーニー」のように1曲ずば抜けた売上げの曲を持っているヒトなら別だけど、こと、この堀ちえみとか石川秀美っていうのは、困っちゃうんだよね。

 まあ、だいたいの曲がそこそこの売り上げだったじゃん。でも飛びぬけて売れた曲がないし。。。。
 うん、今で言ったら、それこそレコード買ってたのは固定ファンだけって感じなわけで、まあ、だからゲーノー系的な売れ方っていうのは、今に始まったことではなくて、このころから始まっていたんだよね。

 だってさあ、この曲、オリコンで2位まで行ってるんだよねー。
 あのころのチャートみてたヒトなら「そーそー」と言うことになるかもしれないけど、今からしてみれば、そんな印象ってまるでないじゃん。
 それは、あくまで初動偏重な売れ方だったからだよね。

 そう、兎角、チャートが壊れたのはおニャン子以降っていうのが、通常な見方に今では見られているキライもあるけど、実際は、このころから、初動型な曲がジワジワと増えていってたんですよ。
 それに伴って、印象にのこる曲も減っていったわけだよね。
 それを考えると、あと20年もしたら、「今」の曲なんて、ほとんど印象に残んないんだろうなぁ。


 さてさて、曲の方は、この曲から、いわいる「挑戦物」が始まったんですかねぇ、堀ちえみの。
 それまで、このヒトにはほとんど見られなかった、マイナーでアッパーなハードナンバーっていうんですかね。最近の言い方だと。
 この曲からだよね、単純に軽いアイドルポップスから徐々に脱皮を始めてきたのは。

 うん、この曲に関しては、売上げから言って、それも成功だったんだろうね。
 やはり、耳新しかったからね、このヒトのこのテの曲は。

 たとえ、それが、あのころ流行のボニータイラーの「ヒーロー」っぽくてもさ。
っつうかさ、この頃の曲って、ボニータイラーの「ヒーロー」を下敷きにした曲って多いんだよね。大体マイナー系の曲だと、「ヒーロー」ってぽいイメージだったりしてさ。

 耳新しかったというよりは、そのミスマッチ感が耳新しかったといった方がいいかなぁ。

 たださ、このヒトの場合は、このあとの展開がねぇ、ちょっとやりすぎたよね。次の「リボン」まではよかったんだけどねぇ、そのあとが・・・。
 まあ、「ちえみの挑戦シリーズ」がエスカレートして、羽目をはずしすぎたってところかなぁ。そのあたりは、後日追々とね。

 それにしても、たしかに、この曲、メロディラインは別として、曲として焦点がハッキリしていると思ったら、アレンジャーは萩田光雄氏だったんですね。
 これ、今知った   あれから31年も経つというのにね

・・・・っつか、31年も経ったって方が不思議。ワタシの中ではつい最近・・・っていうイメージなんだけどねぇ、未だに。

でも、さすがは萩田氏というていうところなのかなぁ。ただ、このヒトならではの「技」は見られなかったですよね。
 あくまで「シングル」としての焦点合わせに終始していたアレンジというかねぇ。

 そのへんが、アッパーでハードな曲なのにちょっとこじんまりと地味目な印象になっちゃったんですかねぇ。
 



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とまどいの週末 / 堀ちえみ

1982_11_とまどいの週末_堀ちえみ








今回の1曲セレクトは、「とまどいの週末」堀ちえみです。

 まずはデータです。

・タイトル     とまどいの週末
・アーティスト   堀ちえみ
・作詞       森雪之丞
・作曲       森雪之丞
・編曲       矢野立美
・リリース日    1982年11月5日
・発売元      キャニオン
・オリコン最高位  14位
・売上げ枚数    11.4万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 12位

 占いってあんまり信じない方なんだけど、例の細木数子の六星占術って、どうも、これだけは当てはまることって多いんだよね。
 六星占術によると、ワタシゃ、毎年10月、11月、12月は「大殺界」月なんだそうだ。
 特に11月は、大殺界の「停止」・・・いっちゃん星回りの悪い月。

 まあ、毎年のことだけど、今年も今月はいい事が全くありませんで。。。。  気疲ればっかですわ。おかけで、1曲セレクトも休みがちだしよぉ。

 そういえば、振り返ってみると、過去も10月〜12月って鬼門の月のような気がする。
 1982年「いじめにあった」、1988&89年「ノイローゼになった」etc etc 考えて見ればみれば、ロクな目にあってない、このころってふらふら

 大きなことがなくても、どうも気持ちが落ち込むってことがよくあるな、この時期って。あせあせ


 こういう月は、大人しくしてるに限る・・・ってことで、大人しくしてるつもりなんだけど、どうも、余計なこと書いちゃう癖があるようで・・・ふらふら とまどい気味の週末であります。


・・・ということで、堀ちえみの「とまどいの週末」を持ってきました。


わぁ〜偶然、いい曲があったわ〜 (⇒見栄見栄のヤラセのセリフやねふらふら


 この曲は、堀ちえみ、デビュー第4弾。いやいや、この年はシングル4枚も出してんだよね。ホリプロも久々に「スカウトキャラバン」で「当たり」を引いたと思って、大フッシュしてたってことがよく分りますよね。
 まあ、何度も書いてるように、この年、1982年が未曾有のアイドル大豊作の年であったことも関係してるんだろうけど。
 「他のプロダクション」にゃ、絶対負けたくねぇ〜! っていう意気込みが。

 そんな年にたまたま、堀ちえみが当たっただけなのかもしれない。。。
 うん、そうは言っても、まあ、本人の人気実力もあったんだろうね。

 証拠に、第2弾の「真夏の少女」では、やや売上げが落ちたものの、全体的に見て、リリースするたびに売上げ、オリコンでの最高位もジワジワあがってきてたりする。

 で、まあ、この曲で、初の10万枚オーバーとなったわけですね。

 たださ、曲調的には、正直言って、今ひとつ「つかみ所」がないんだよなぁ。
 つかみ所がないところが、まあ、このころの堀ちえみのキャラクターと言えば、そうなんだけどさ。だから、実際、曲を聴くと、それなりに、このヒトには合ってたりするんだけど・・・・。

 ちょっと全体的に古臭いんだよね。曲調が。

 これ書くのに、改めてさっきも聴いてたんだけど、ところどころ榊原郁恵っぽくも聴こえたりして。

 あ、榊原郁恵も、いまひとつ、つかみ所がない曲が多かったじゃん。ホリプロって伝統的にそうなのかしら。。。

 うんにゃ、うんにゃ、山口百恵っちゅう、超実力派もいたわけじゃん。

・・・ということは、ホリプロの伝統ではないはずだよね。やっぱし、キャラクターなのかな?


 それはそうと、この曲、作詞も作曲も、森雪之丞氏なんだよね。森雪之丞氏っていうと、真っ先に「作詞家」っていうイメージが強いんだけど、実は作曲も出来るんだよね。

 これが実に歌謡ポップスなんですよ。ただ、↑で書いたように、どこかつかみ所がない曲が多かったりして・・・。だから、あんまりランキング上位に来た曲ってないんだよね、作曲では。

 この曲は、特に、今日のように、「冷たい雨」が降ってる、11月の週末に聴くと、一番シックリくるんだよなぁ。
 やり場のない。落ち込んだ気分にさせてくれますよ。

 ダメじゃん。。。。。

 だから、フォローでトシちゃんの「ラブ・シュプール」も聴いときましたあせあせ
 反対に生理的に気分よくなるよね、「ラブ・シュプール」は。


 あ、そういえば、「ラブ・シュプール」ってホワイトレコードだったじゃん。
 あのころ、密かにブームになってましたよね。ホワイトレコードって。
 そそそ、その名の通り、レコード盤が「黒」じゃなくて「白」なの。

 まあ、レコード盤の塩化ビニールに黒色ぢゃなくて、白色の色素を混ぜればいい話なんだけどね。

 塩化ビニールって本来は透明だから・・・。でも、透明だと「溝」が分りにくいから、単に分りやすくするために、通常は「黒」色素混ぜてるだけなんだけどね。

 その後、実際に「透明」レコードとかも出たこともあるんだけどさ。

 ちなみに、この「とまどいの週末」、家にある音源は「ホワイトレコード」なんですわ。
 通常は「黒」なんだけどね。限定で「ホワイト」盤も出してたんだよね、たしか。 今で言えば「初回限定盤」のようなもんか。

 中古屋で、若干プレミア込みで買ったから、やや高かったんだよなぁ。蒲田の某有名中古ショップで、20数年前で1200円だったかな。

 当時、安いもので100円とかだったから、ちょっと高けぇなぁ・・・と思いながら、それしかなかったから、しょうがなく買った気がする。

 今だったら、1200円なんかじゃ買えないだろうな。何分、某有名ショップ、ちょっと有名になりすぎて、全体的に高くなっちゃったからねぇ。おかげで最近は安易に手が出せなくなっちゃって、全然行ってません。。。。。。
神田神保町界隈の中古屋の方が、ぜんぜん安く買えるし・・・。

 最後は、全然かんけーない話になっちゃったね。スイマセンふらふら



 蛇足だけど、初期のジャケ写では、この曲が一番好きなんだ。はねた髪がなんか可愛らしいじゃん。





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待ちぼうけ / 堀ちえみ

1982_09_待ちぼうけ_堀ちえみ






今回の1曲セレクトは、「待ちぼうけ」堀ちえみです。

 まずはデータです。

・タイトル    待ちぼうけ
・アーティスト  堀ちえみ
・作詞      竹内まりや
・作曲      竹内まりや
・編曲      鈴木茂
・リリース日   1982年8月21日
・発売元     キャニオン
・オリコン最高位 26位
・売上げ枚数   9.8万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 19位

 今月は1982年の曲、かなり書いてるよなぁ。 で、またまた、今回も1982年の曲でスンマセン。
はしょり? ・・・・という声が聞こえてきそうだけど、ハイ、半分は当たってたりして。。。あせあせ

 たまたま、オリコンチャートブックをペラペラめくってたら、目に止まっちゃったの。。。

 うん、それだけ。。。

 でも、ちゃんと「今」の時期にヒットしてた曲ですよ〜。

 まあ、オリコン最高位26位止まりだったわけで、ヒットに値するかどうかは微妙なところだけど、レコード売上げ的には、この曲が9.8万枚で、デビュー第3弾のこの曲で確実に、売上げは上がってるんですよね。

 詞、曲は竹内まりやさん。いやいや、この時の竹内まりやは、当たってたんだよねぇ。
 同時期に河合奈保子の「けんかをやめて」も大ヒットさせてたし。

 ただ、この年にヤマタツ氏と結婚して、シンガーとしては休業状態だったんだよね。あくまでソングライターとして活躍してたまでで。。

 で、もって、アレンジは、元はっぴぃえんどの鈴木茂氏。

 つまりぃ、大きな目で見ると、はっぴいえんど、ティパンアレイ人脈で作られた曲って訳ですね。
(竹内まりやの旦那の山下達郎は、元々、大滝詠一大先生人脈出身)

 うん、これは、シングル第3弾にして、ホリプロ側も勝負をかけて来たんだろうね、ある意味。

 中身は、かわいらしい、いかにも「アイドル」っていう、詞の内容を、竹内まりやらしい、アメリカンポップス調のメロディラインで包まれているっていうイメージ。

 うん、堀ちえみの曲の中でも、一番、ニューミュジック的な曲かもなぁ。
 あのころ、松田聖子を筆頭に、ニューミュージック系アーティストによる曲リリースが流行ってたからなぁ。(しかも、ほとんどティンパンアレイ系人脈によるもの。。。ある意味、ティンパンアレイ系人脈が80年代アイドルの曲の質を向上させたともいえる)


 だけどさ、真正直に捉えると、アホらしい、ちょっちありえない内容でもあるんだよね。あせあせ

 彼氏に会うために待ち合わせ場所で40分も待っているのに、まだこない・・・
 どうしたの? ふられちゃったの? って疑問をいだきながら、「もう、あなたなんかキライ・・・」

 ってその場を立ち去る・・・。

 でも、よくよく考えてみたら、時計の針を2時間進めてたのに気付く。

 ごめん、あなた待ってるよね・・・・。

・・・っていう内容ですね。

 堀ちえみ、当時15歳。年相応で可愛らしいと言えば、可愛らしい。 でも、ドジといえばドジ。
 っていうのかな。

 少なくとも、「スマホ」、「メール」、「LINE」が当たり前になった今では、まずもって起こりえなくなったシチュエーションですよね。 それだけに「時代」を感じちゃったりして。
 33年前にはまだ起こりえたシチュエーション・・・・・うんにゃ、33年前でも時計の針が2時間進んでれば、気づくよな・・・普通。  なんて書いたらもともこもないか。。。


 それまでの堀ちえみって、キャラクター的に、いまひとつインパクトがつかめないままで居たんだけど、この曲で、なんとなく、その後、決定的なキャラクターとなる「ドジでのろまなカメさん」を彷彿させるような仕掛けになっていますよね、この曲。

 
 蛇足だけど、この曲の出だしは

♪ ディズニーウォッチのぞく〜 ♪

ってあるけど、当時、ワタシも、ディズニーウォッチしてたんだよなぁ・・・。なんて、脈略もないこと書いたりして・・・あせあせ

 うん、そんなことで、喜んじゃったりした、ウブな当時の私がいたりしてさ。あせあせ




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夏咲き娘 / 堀ちえみ

1986_08_夏咲き娘_堀ちえみ






今回の1曲セレクトは、「夏咲き娘」堀ちえみです。

 まずはデータです。

・タイトル    夏咲き娘
・アーティスト  堀ちえみ
・作詞      三浦徳子
・作曲      白井良明
・編曲      Light House Project
・リリース日   1986年7月14日
・発売元     キャニオン
・オリコン最高位 14位
・売上げ枚数   2.5万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 22位

 昨日は一時的に涼しくなったんで、これで猛暑とはおさらば・・・と思ってたけど、今日はまた暑くなるみたいですね。
 でも、部屋の窓やふすまは全開にしてるから、時々入り込んでくる風が気持ちいんですよね。


さてさて、今回、引っ張ってきた曲は、堀ちえみの「夏咲き娘」。

・・・といっても、この曲、おそらく知ってる方は少ないだろうな。

 堀ちえみって87年3月リリースの「愛を今信じていたい」でアイドルとして休業状態に入っちゃうんだけど、その2曲前の曲。

 アイドルとして完全に迷走状態に入ってた時期ですね。
堀ちえみって、前半はキャラクター作りにかなり苦心してたけど、「ドジでノロマなカメさん」のイメージが定着した後半は、一転して曲は実験路線に入るんだよね。

 ただ、実験路線も度が過ぎて逆に「本来」の路線が、どうであるべきなのか・・を見失っちゃったアーティストのひとりなんではないですかね?

 うんにゃ、82年組の場合、「個性」を確立した、中森明菜、小泉今日子以外は、ほとんど全員がそうだったと思う。石川秀美にしろ早見優にしろ松本伊代にしろ、アイドルとしての後期は路線を見失っていたもの。
 ピークを過ぎたアイドルのあり様が如何に難しいか・・・というところなんですよね。

 でも、まあ、なんだかんだ言っても現在でも残っていますけど。。。。


 で、まあ、この「夏咲き娘」は、そんな時期の1曲なんだけど、個人的には、最後期の堀ちえみの曲の中では、好きな1曲なんだな。

 タイトルからして、伊藤咲子の「ひまわり娘」を彷彿させるようなところがあるけど、曲調は全く違う。

 ガレージ歌謡っぽい作りの曲。ヘンチチャーズっぽいエレキをフィーチャーした、どう考えても堀ちえみとは結びつかないようなイメージな曲ですね。
 まあ。これも実験の一つだったんだろうけど・・・。

 ただ、ベンチチャーズっぽいと書いた割には、本物のベンチャーズのあの快活さは感じない。逆にどこか寂しげなんだけよね。曲が。

 そうだなぁ・・・、今日のように暑い日でも、ふっと涼しい風が吹いてきて、穂が出始めたススキを揺らしている時って、なんとなく物悲しくなったりするじゃん。
 
 あんなイメージなんだよね。確かに「夏」向きの曲なんだけど、どこか淋しい。

 まあ、この曲の歌詞にもあるけどね。

♪夏に咲いた花はどこか淋しい〜 ♪

って、まさにそんな感じの曲なんだよね。

 歌詞もそうなんだけど、ところどころに絡んでくる、シンセの対旋律がまた悲しげだから・・・というところもあるんだろうな。

 いずれにしろ、この曲を聴くと、真夏なのに、どこか秋の気配を感じてしまうワタシです。




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青い夏のエピローグ / 堀ちえみ

1983_07_青い夏のエピローグ_堀ちえみ






今回の1曲セレクトは、「青い夏のエピローグ」堀ちえみです。

 まずはデータです。

・タイトル    青い夏のエピローグ
・アーティスト  堀ちえみ
・作詞      岩里祐穂
・作曲      岩里未央
・編曲      萩田光雄
・リリース日   1983年7月21日
・発売元     キャニオン
・オリコン最高位 7位
・売上げ枚数   15.4万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 11位
 
 このところ、アイドルな曲も、ちょっとセレクトしてくるのに窮してたんだけど、だから、本当は喜んでもいいはずなんだけど・・。

・・・というのも、「夏向け」のアイドルの曲って、昔は7月21日リリースっていうのが、結構あったんだよね。

 いや、むしろ、この日が、本番だったな。

 だいたい、学生が、ちょうど7月21日から夏休みってのが、多いじゃん。で、昔は3ヶ月ローテーションの上、毎月21日リリースってパターンが多かったから、タイミング的にバッチグーなんだよね。

 まあ、そういうこともあってか、7月21日リリースの曲って昔から多いんだよねぇ。

 通常なら、四半期末の6月に多くなると思われがちだけど・・・。 まあ、この辺は、各レコード会社の考え方の違いもあるけど。。。


・・・ということで、曲には困らない、今日当たりなんだけど、どうも、イマイチ筆が進まないな。


 なんでだろう?

 
 今日、引っ張って来た、堀ちえみの「青い夏のエピローグ」のせいか?


 うーん、この曲、決してキライじゃないんだけどなぁ。 むしろ、堀ちえみの曲の中では、好きな方だな。


 たぶん、この曲、夏の曲なのに、どことなく、淋しそうな曲だからかねぇexclamation & question


 いきなり「エピローグ」だもんね。 「終末」よ。 この時期なら、やっぱり「プロローグ」だろうよ。


 うーん、でも、この、どことなく、淋しそうな感じが、堀ちえみには、あってるといえばあってたりするんだけどねぇ。


 曲調としては、決して、この当時の先端を行ってるものでもない、どちらかというと、この当時としても古臭いっ感じだよなぁ。

 まあ、その辺のアナクロ感も堀ちえみっていう、キャラクターにはあってたりするんだけどね。

 当時の近田春夫氏の寸評からパクると、もろ大場久美子くらいの年代の曲か・・・って感じで。。

 この当時からすると、5年前の夏っていうアナクロ感なんだよなぁ。


 作詞は、今はアニメの主題歌とか書いてる、岩里祐穂さん、曲が岩里未央さん。
 
 うん? この二人は姉妹なのかいな? 当時はコンビで書いてることが多かったけど、最近は岩里未央さんの方は、全く聞かなくなったね。結婚でもしたんでしょうか? 

(注) その後分かったんだけど、岩里未央さんとは、岩里祐穂さんと三浦一年氏の競作時ペンネームだそうな。


 堀ちえみとしては、この年の1月リリースの「さよならの物語」から3作連続で、提供なんだけど、考えて見れば、「さよならの物語」からして「エピローグ」なわけで、「エピローグ」が好きなヒトだな。。。

 だから、曲調がよく似てるんだよな。ここいら辺の堀ちえみって。。。

 でも、それがいいっちゃ、よかったのよ、個人的には。 まだ、フトコロが深かった、かじやんってところかな。。

 今だったら、大変だろうよ、こういうアナクロな雰囲気の曲は。 すでに、頭の中にインプットされちゃってるからねぇ、パターンとして。

 うん、やっぱり、ポップスは、常に「新鮮味」っていうのが命だと思うしなぁ。。

 でも、この曲も、当時は新鮮に写ったんですexclamation  だからよかったんだろうな。


 それと、当時の自分の心境っていうか、身の周りの環境にもあったんだろうな。 やっぱ、そういうのが大事だからねぇ。ヒット曲は。
 何もないところに感動は生まれず・・・よ。



えー、衣装から分かるように、この曲リリースされたころは、すでに、この秋から始まった、例の「スチュワーデス物語」の撮影が始まっていたんだよね。
徐々に「ドジでのろまなカメ」さんに傾倒して行った時期ですわ。
 それにしても、この動画「ベストテン」なんだけど、曲、遅っそいなぁ。他にも動画あったんだけど、得てしてみんな遅いんだよね。


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東京Sugar Town / 堀ちえみ

1984_07_東京Sugar Town_堀ちえみ







今回の1曲セレクトは、「東京Sugar Town」堀ちえみです。

 まずはデータでーす。

・タイトル     東京Sugar Town
・アーティスト   堀ちえみ
・作詞       三浦徳子
・作曲       芹澤廣明
・編曲       大谷和夫
・リリース日    1984年7月18日
・発売元      キャニオン
・オリコン最高位  3位
・売上げ枚数    14.2万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 10位
・ベストテンランクイン日 1984年8月6日付

ここのところ、アイドルが続きすぎかなぁ・・と昨日も書いたけど、ゴメン、この曲だけ書かせてくだされ。

 東京Sugar Town   堀ちえみ

 えーとね、ワタシこの曲大好きなのよ。
  
 へへ、完璧な個人的趣味で申し訳ないんだけど、タマにはお許しあれ。



でも、どーしてなんだろうねぇ、この曲を聴くと、しんみり、胸がキュンとしてくるんだよね。

 別に曲がしんみりとしたバラードでもなく、ちょっとイタリンアンツイストがかった、正統派のポッフスなんだけどねぇ。

♪ 夏の終わりを告げるような そんな一日が今日ね〜 人影まばらなビーチ〜 ♪

ってところが、シンミリきちゃうのかなぁ。
そうそう、夏の終わりのあのシンミリ来ちゃう雰囲気って言うのかなぁ。

 でも、この曲リリースされたのは、夏休みが始まる直前だったんだよね。
 その時期に、既に「夏の終わりの〜」っていうのも、考えてみれば、ちょっちヘンなんだけど、たしかに、この時代、季節を「先取り」してた曲も多かったからなぁ。。。。

 まあ、そういうこともあったのかもしれんね。


 しかし、堀ちえみも、この頃が最も「勢い」って言う点ではもろピークだった頃だよね。
 82年組の中では、石川秀美とならんで、「事務所」の力でトップアイドルの地位にはいたものの、それまで今ひとつ「つかみ所」が無かったのが、前年の「ドジでのろまなカメさん」がモロはまって、これで、一気に勢いづいたもんなぁ。

 ちなみに、この曲はオリコンで最高3位までランクアップしたけど、ベスト3入りしたのは、この曲が初めてなんだよね。

 ま、それだけ。このころの勢いを物語っているわけだけども、その割りに売上げ枚数が伸びていないっちゅうのは、言わずと知れた、もろ「初動型」なヒットだったからだよね。

 うん、まあ、今の初動型ヒットっていうのも、もとを正せば、このころから顕著になり出してたわけですわ。


 曲はといえばね最初に書いたように、サウンド自体は、ベースラインは、ちょっとイタリアンツイストっぽいけど、全体的にはいかにも夏向けのさわやかなアイドルポップス。

 ただ、歌詞がやや、夏の終わりの〜 って感じだったから、全体的にちょっと淋しく感じるんだよね。

 ボーカル的には、サビの

 ♪ とうきょーーーーう Sugar Town ♪

の「う」の部分ですこし、声が上ずるところが個人的にはよかったです (⇒この表現、小学生の作文みたいね


 たださ、そもそも「東京Sugar Town」っどういう意味なんだろ? 考えてみれば、これ意味がわかんない。
 東京って甘い街なんですかねぇ?? なんてとぼけてみたりして。。。

 
 でもまぁ、
 
 ♪ 朝のバルコニーから街を見下ろすのいつ〜 ♪

って言うところからして、アイドルポップスからは、やや脱皮させようっていう気持ちも現れてきたんだろうね、このころから。

 で、ここから延長して、次の「クレイジーラブ」で結構、飛躍した内容になると。。。。。

 堀ちえみとしてもターニングポイント的な時期であり、局だったんだよねぇ、きっと。


しかし、ジャケ写は、遠めで見目と、松田聖子に似てるなぁ。。当時って、みんなこんな感じだったのよね。
 ストレートパーマが流行ってた頃かしら?

 なんか、「直毛」のヒトが多かった気がするな。。




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真夏の少女 / 堀ちえみ

1982_06_真夏の少女_堀ちえみ






今回の1曲セレクトは、「真夏の少女」堀ちえみです。

 まずはデータです。

・タイトル    真夏の少女
・アーティスト  堀ちえみ
・作詞      中里綴
・作曲      鈴木茂
・編曲      鈴木茂
・リリース日   1982年6月21日
・発売元     キャニオン
・オリコン最高位 26位
・売上げ枚数   7.8万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 24位

っつうことで、今回は堀ちえみの「真夏の少女」。。

・・・と書いても、ほとんどの方は知らないでしょう・・・または、忘れ去られているでしょう ふらふら

 なんて曲だよね。。

堀ちえみにとって、デビュー曲「潮風の少女」につづいての第2弾シングルですな。

 「真夏の少女」なんて、ぱっと見、アップテンポなポップスな曲かいな・・と思わせておいて、これが、全く当たり障りのない典型的な「アイドル曲」なんですねぇ。。

 正直、デビュー曲の「潮風の少女」とさほど、大差はないような曲なんだよな。

 だからねぇ、当時も、この曲は売れねーだろうなぁ・・・なんて中学生ながらも思ったりしましたねぇ。。
 うん、、やっぱさ、ぱっと聴き、新鮮味が感じないんだよね。「潮風の少女」とどう違うねん? ・・・となると、どうしても新鮮味は薄れるわけで・・・。

 折角 ♪体の中までフレッシュ〜 ♪ なんてあるのに、実際、フレッシュが感じないじゃ〜ね〜か・・とか思ったりしてね、生意気にも。

まあ、この曲単体で聴く分には、まずまず、いいかもしれないけど。。。
 曲のどこにも「毒」はないしさ。夏の午前中なんかに聴くにはいいんじゃないですかねぇ。まだ、陽が強くない時間帯当たりにさ。そんなイメージがあるな。
 つまり、「真夏の少女」という割には、ジリジリとした「夏の太陽」のイメージはないわけです。

 かといって、ジメジメとした蒸し暑さもないし、それこそ曲自体はカラッとさわやかなんだけどね。

 だけど、如何せん、インパクトに弱いし、だから、どうしても印象に薄い。。。

 まあ、それは、出し手も覚悟していたのか、この曲と、次の「待ちぼうけ」のインターバルが2ヶ月と、通常より1ヶ月前倒しでリリースされたりしたのよね。
 で、まあ、その「待つぼうけ」の評判が良かったからなのか、この曲は、あっというまに、「陰に隠れた」存在になってしまったわけよ。当時から・・・。

 ・・・・まあ、堀ちえみの曲って、第三者からしてみれば、強烈に印象に残っている曲っていうのも少ないんだけども・・・。
代表曲は? っていわれても、これまた困っちゃんだよね。このヒトの場合。。。





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稲妻パラダイス / 堀ちえみ

1984_05_稲妻パラダイス_堀ちえみ








今回の1曲セレクトは、「稲妻パラダイス」堀ちえみです。


まずはデータです。


・タイトル   稲妻パラダイス
・アーティスト 堀ちえみ
・作詞     康珍化
・作曲     林哲司
・編曲     萩田光雄
・リリース日  1984年4月21日
・発売元    キャニオン
・オリコン最高位 5位
・売り上げ枚数 13.7万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 10位
・ベストテンランクイン期間:1984年5月7日

 ここ数年、季節感が変だよねぇ。5月だっていうのに真夏日が続出したりさぁ。
個人的な感覚からすると、5月は、暑くもなく寒くもなく「さわやか」な季節なんだけどなぁ。やっぱり、地球規模で季節感がおかしくなってきているよね。


 さてさて、季節感がおかしくなってきていたのは、ヒット曲の世界でもそうで、こちらは、既に80年代から、すでに始まっていたんだよね。

先月あたりから、80年代中盤、丁度83、84年ごろのアイドルの曲は季節先取りでのリリース、とりわけ4月早々に「真夏」を題材とした曲が多かったことを書いて来たんだけど、今回セレクトした曲もそんな1曲だよなぁ。

 
堀ちえみ「稲妻パラダイス」。


 堀ちえみの場合、前年、83年4月にリリースした「夏色のダイアリー」も同じように季節先取りの「夏向け」の曲だったけど、この曲は夏向け・・・というより、気分はすっかり「真夏」でしたわね。


 現に 歌詞に ♪ 真夏の恋は〜 ♪ なんてあるしねぇ。

ただ、この曲のリリースされた84年って、ゴールデンウイークあたりから気温が上がって、初夏の雰囲気があったんですよ。

 で、そのまま異常高温の夏に突入していったんだけどさ。そそそ、84年の夏も熱波の夏だったんだよね。

 それは、ラッキーだったかもなぁ、この曲にとっては。

なんせ、楽曲の温度感が、実際の季節にピッタリマッチしてたからねぇ。


次の85年の5月は逆に天候不順で、肌寒い日が続いたんだよね。もし、そんな時にこの曲がリリースされても、ピンとこなかったろうしなぁ。

 そそそ、こと季節季節で勝負をかけるアイドルにとっては、実際の天候状況によってもヒットの運命が変わってくるわけなんだよね。
 
 ま、最近は、あんまり季節毎にリリースするアイドルなんてのは少なくって来てるんで、関係はなくなってきているんだけどさ、当時は3カ月ローテーションでの新曲リリースを重ねていく中で、どうしても季節感は重要なファクターになって来てましたからねぇ。


ただ、この曲は、そんな季節感とは関係なく、それまでの堀ちえみとは「違うよね」って感じさせたよなぁ。

 いや、この曲の前までの堀ちえみの曲って、古臭い曲調が多かったんだよね。まあ、アイドルとしてオーソドックスっちゃ、そうなんだけど何処か垢ぬけなかったんだよなぁ。 あの時代、83〜84年時点での「5年前の・・・」っていう感じ・・・そそそ、80年代っていうよりは、70年代アイドルの影が曲にあったんですよ。


 この曲はねそんなどこか垢ぬけなかったところが払拭されていたよなぁ。

まずね、イントロからしてカラッと疾走感があったりしてね。ドライ感っていうのかなぁ。「あ、変わった」っていう印象だったなぁ。
 
 それまでの堀ちえみの曲が「温暖湿潤気候」だったとしたら、この曲は「地中海性気候」っって感じで。。


・・・ってか、そんな風に書いて、みんな分かるんか? ・・・って感じだけど、兎に角ジメッとしたところが感じられなくて、カラッとした風が吹き抜けるような・・・そんな印象があったなぁ。


まあ、堀ちかみのキャラクター自体、「ドジで間抜けな亀さん」を経験してから変わりましたからね。
 そんなキャラクターと、この曲の曲調の変化ってのが、上手くマッチしたような気がするなぁ。

 
売り上げ的には、この曲では、それまでとそれほど変化はなかったものの、「瞬間的」な売り上げは着実に伸びたもんね。
オリコン最高5位はこの時点での、堀ちえみの最高記録。
で、このあど、さらに最高順位を伸ばしていくことになるんだけどさ。
そういう意味でも、人気全盛期って感じだったんだけどさ84年は。その扉を開けた1曲だったな、この曲は。




この曲といったら、「ザ・トップテン」での、「ハイヒール」事件だけど、流石にその時の映像はYOU TUBEに上がってないんだな。
 そそそ、歌の途中、足を上げるところで履いてたハイヒールが脱げて、そのまま客席に向かって飛んでった・・・って、ドジでまぬけな亀さんらしいハプニングでしたよね。
「ザ・ベストテン」でそうだったけど、生放送は色んなハプニングがあったよなぁ。



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Deadend Street Girl / 堀ちえみ

1985_04_Deadend Street Girl_堀ちえみ






今回の1曲セレクトは、「Deadend Street Girl」堀ちえみです。

 まずはデータです。

・タイトル   Deadend Street Girl
・アーティスト 堀ちえみ
・作詞     鈴木博文
・作曲     鮎川誠
・編曲     鈴木茂
・リリース日  1985年4月24日
・発売元    キャニオン
・オリコン最高位 9位
・売上げ枚数  10.6万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 9位
・ベストテンランクイン期間:1985年5月13日付


 いやー、今回は、どういうマクラにして本題に入るかな? これが困った。どうにも切り口が見つからない・・・。

 はい? なんで? 

・・・というのも、今回、引っ張ってきた曲が、堀ちえみの「Deadend Street Girl」だから・・・。

 いままで、堀ちえみの曲も随分書いてきたけど、どーも、この曲は、うまい話の切り口が見つからないんだよなぁ。。。

 とりあえず、タイトルがすごいね。「Deadend Street Girl」よ。訳すと「行き止まり少女」・・・

 なんのこっちゃ〜〜exclamation ×2ふらふら

 わけの分からない、ヘビメタっぽいタイトルだなや。

 まあ、それもそのはずで、「ちえみちゃん挑戦シリーズ」の中の1曲ってことで、「ロックな堀ちえみ」に挑戦した曲どえす。

 これが、きちんと「シングル」としてリリースされていたわけで、まぁ、なんて、挑発的なんでしょう。

 なんて、ワタシャ当時から、痛くお気に入りだったりするのです。この曲。

 なんていっても、イントロの入りの「くさや」のような、プ〜〜〜ンと強烈に「クサイ」セリフ


「あなたの行き止まりは私 渦巻く風を抱いて 走って!」

ですよ〜ふらふら


 やっぱりねやるからには、徹底的にやらないとねぇ。しかも、こういう、いかにも「大映ドラマ」〜exclamation ×2 っていう、クサーイ台詞が、このヒトはよく似合うんだ、これが。

 さすがに、「ドジでノロマなカメ」さんだけあったりして。。


 兎に角、クサヤもブルーチーズも、あの独特の「くさーい」臭いをガマンすれば、食べてみると珍味でしょ。

 これと、同じで、この曲も、この独特の「くさーい」臭いをガマンすると、意外と「珍味」で、止められなくなる曲なのですわ。ふらふら


 まあ、ちえみちゃん挑戦シリーズの「ロック」ということだけど、正直言って、曲の内容は無いっすよあせあせ

 ただ、シーナ&ロケッツの、あの鮎川誠氏が曲書いてるっていうのが、ちょっと信じられないよねぇ・・・ってところで・・。

 それと、サビの部分の

 ♪Deadend Street Girl〜 ♪ ってところの「Girl」を「がぁぉ〜る」ってそれっぽく歌ってる、堀ちえみに注目だったりして・・・。

 だけどさ、この曲、テレビで歌ってるところ見たことないんだよなぁ。「ベストテン」に是非ランクインして、♪がぁぉ〜る♪ ってどんな顔して、歌ってんのか、見てみたかったんだけどねぇ・・・あせあせ




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夏色のダイアリー / 堀ちえみ

1983_04_夏色のダイアリー_堀ちえみ






今回の1曲セレクトは、「夏色のダイアリー」堀ちえみです。

まずはデータです。

・タイトル     夏色のダイアリー
・アーティスト   堀ちえみ
・作詞       岩里祐穂
・作曲       岩里未央
・編曲       鷺巣詩郎
・リリース日    1983年4月21日
・発売元      キャニオン
・オリコン最高位  6位
・売上げ枚数    13.7万枚
・THEHITCHART HOT30最高位 10位
・ベストテンランクイン期間:1983年5月2日〜5月16日付

 「4月21日」リリース曲スペジャル、第4弾は、堀ちえみの「夏色のダイアリー」を持ってきましたわ。

 いやいや、ちょっと迷ったんだよね。堀ちえみの曲で「4月21日」リリースってまだあるんですわ。

 「稲妻パラダイス」   1984年4月21日リリース
 「ジャックナイフの夏」 1986年4月21日リリース

・・とね。「ジャックナイフの夏」は、すでにマイナーになりかけちゃった頃の作品だし、「稲妻パラダイス」の方が書きやすいんだけど、今日は、あえて「夏色のダイアリー」で行きますわ。

 うーん、やっぱり、この曲も「夏色」なんだよねぇ。すでに83年ころになると、4月21日リリースで「夏」な曲もすっかり定番になってましたね。

 ただ、81年、82年と異なってきていたのは、曲のヒットのピークが短くなってきてたこと。

 これで、効いて来たのは、リリース直後の「気候」が温暖であるかどうか・・・・って、どのくらいヒットするかの大切な条件になってきたわけですわ。

 やっぱし「寒い」と、「夏色・・・」っていってもピンとこないしねぇ。
 この時期って年によっては、まだ肌寒いことがあるのよ。


 ただ、幸いに、この曲をリリースした1983年って、この時期比較的に暖かかったんだよね。これは、この次の年の1984年も同じ。

 まあ、そういうこともあって、この曲は救われたんじゃないかなぁ・・・。

 というか、ダイレクトに真っ青な空の下の・・・っていう情景が浮かんできますぞ。


 ♪恋のスコール 心に浴びて あなたとわたしは 今はじまるダイアリー ♪

 近田春夫氏曰く、雰囲気だけって感じがしてツマンナイ・・・ということでしたが・・・

 いいじゃないですかぁ、私は好きですよ。この曲、純粋に。


 まあ、たしかに、曲としては当たり前な夏向けのアイドルの曲なんだけど、このヒトの場合、当たり前曲のほうが、うまく嵌るような気がするんだよね。

 ちょこっとずれるとイロモノのような曲になっちゃうじゃない?

 でも、それからすると、この曲は正統派なアイドルの曲だし、だからして、このヒトにはあってたと思うんだよね。
 ただ、たしかに、それだけの曲っていう感じもしないでもないのは、否めないかなぁ。。。
 ここまで書いといて、筆が進まなくなっちゃったワタシが居たりもするからさぁ 





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