かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて約40年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

土屋昌巳

すみれSeptember Love / 一風堂

1982_10_すみれSeptember Love_一風堂






今回の1曲セレクトは、「すみれSeptember Love」一風堂です。

 まずはデータです。

・タイトル    すみれSeptember Love
・アーティスト  一風堂
・作詞      竜真知子
・作曲      土屋昌巳
・編曲      土屋昌巳
・リリース日   1982年7月21日
・発売元     エピックソニー
・オリコン最高位 2位
・売上げ枚数   45.2万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 2位
・ベストテンランクイン期間:1982年10月4日〜12月6日付
・タイアップ:カネボウ82年秋のキャンペーンソング

 少し前に竹内まりやの「September」を書いた時、タイトルが「September」なのに、ヒットは10月って書いたんだけども、本命は、今回セレクトしてきた曲だよね。

すみれSeptember Love /一風堂

久しぶりに、今はなき、某K社(・・・って、上に書いてるじゃんふらふら)のキャンペーンソングです。


 衝撃的でしたね。この曲。最初聴いた時は何ていったらいいのかな、わかんなかったもん。

 シンセの細かなリズムから始まるイントロの部分からして、言葉にならなかった・・・っていうか言葉にして表現できないような、それまで聴いたことなかったサウンドだったことは確かですね。

 おなじシンセサウンドでも、Y.M.Oの無機的なテクノサウンドとは、全く違う、東洋的なそれでいて、ちょっと濡れた感じのUKロックテイストも織り込んでいて・・・。はたまた、間奏部分では、カントリー的なバイオリンが流れてきたりして・・・。

 この曲は、このジャンルの曲だ! ・・・・って言い切れないサムシングがあったんだよなぁ。

 一言で言うと、難解であり、かつキャッチーな曲。

 なんて、よくわかんない表現なんだけど・・・。譜面に興すと、この曲、当時としてはかなり、「真っ黒」な譜面になっちゃうの。当時の明星「ヤンソン」に譜面が掲載された時、なんじゃこりゃ・・・と思ったもん。16分音符と、16分休符、プラス、音の上下動の高さで、譜面が真っ黒なの・・・。

 当時、ブラスバンドで、これは絶対に吹けないと思ってた「熊蜂の飛行」(リムスキー=コルサコフ)の譜面を想いおこさせるような譜面だったもん。

 それだけ、細かで緻密な音の作りになっていたんだよね。

 それでいて、実際聴くと、キャッチーで、一度聴いたら、絶対に忘れられない「何か」があったよね。
 うん、なにか妖しい匂いがするような・・・・。


 まあ、それは、土屋昌巳氏のいでたちから、そう感じたのかなぁ。細身で妖艶な感じだったし・・・・。

 そそそ、あの年大ヒットした、「E.T」のような、または研ナオコの男版のような・・・ふらふら(うわー、稚拙な表現。。。)


 それでも、ギターテクニックと音楽性は、ズバ抜けた才能があったヒトだよね。
 Y.M.Oの坂本教授とは、別の意味で天才ですもんね。

 まあ、遡れば、坂本教授も土屋氏も近しい音楽人脈出身なんだけど・・・。(りりィのバックバンド、りりィセッションバンドのギターが土屋氏、キーボードが坂本教授・・・。今考えたら、なんて豪華なバックバンド!)


・・・で、一風堂を結成する前は、大橋純子のバックバンド「美乃屋セントラルステーション」のギタリストとして活躍してたんですよね。
(ちなみに、「美乃屋〜」っていうバンド名は、土屋氏が命名したそうで・・・)

 あ、これすごい・・・と思う曲、アーティストは、やっぱりバックバンドのレベルからして違うんだよね。

・・・で、美乃屋〜を脱退して、結成したのが一風堂。(たしか、東京の雑貨屋から名前を頂戴したんだよね。博多の有名ラーメン屋ではないです)

 メンバー :土屋昌巳 (ギター)
       見岳章  (シンセサイザー)
       藤井章司 (ドラム)

今風に言えば3ピースバンド。

 でも、ヒット曲といえるのは、この「すみれSeptember Love」1曲のみ。
 まあ、世間で言う「一発屋」なんだけど、もともと、このヒトたちは、「ヒットさせよう」と思ってバンド組んでたわけぢやないからね。
 あくまで、自分たちの音楽を模索するためのバンドだったわけで・・・。

 土屋氏は、一風堂やりながら、UKの大御所バンド「JAPAN」のギタリストとしても、平行して活躍してたもんね。
(その関係でベストテンは、毎回「ロンドン」からの中継出演だったよね)

 でもさ、そんなヒト達を、みっけて、CM曲として起用するっていう、眼力は、当時のカネボウのキャンペーンソングにはあったと思うなぁ。
 この人たちに目をかけて、引っ張ってきたヒトは凄いと思う。

 あ、これは、84年の「中原めい子」の時も思ったんだけどね。


 まあ、見た目神経質そうな、土屋氏が、実は意外に出たがりだったっていうこともありますけどね。

 だって、後年、「夕焼けニャンニャン」に出てたじゃんふらふら

 ・・・考えて見れば、おニャン子、とんねるず系の、秋元ファミリーの音楽ブレーンって、今考えると、結構すごいヒトたちが担当してるんだよね。

 後藤次利(ベース)、土屋昌巳(ギター)、見岳章(シンセサイザー)、佐藤準(キーボード)

あわわ、これで、あと、ドラムがいれば、見事にバンドになるわ。

 ドラムは、土屋人脈で、村上ポンタ氏にやってもらえれば、超強力バックバンドになってたね。

 いや、この豪華メンバーで、「おニャン子クラブ」っていう、超シロート集団の楽曲づくりと、バックバンドサポートって言うのも、ありだったかも。。。

 ホラ、このあいだ書いたような、ビーイングの長戸大幸氏が当時考えていた、アイドルに本物のサウンドをぶっつける・・・っていうやつ。

 さすがに、そこまでは、考え付かなかったんだろうな。

ちなみにキーボードの見岳章氏は、その後、秋元康氏と組んで、美空ひばりの「川の流れのように」を作ることになる。。。
この曲の頃は、そんな未来は、全く予測できませんでしたねぇ。


 蛇足だけど、「すみれSeptember Love」と聴いて、「SHAZNA」を思い浮かべる方、目を覚ましてくださいexclamation ×2 あれは「ニセモノ」ですexclamation ×2

 ウン、ワタシに言わせりゃ「カバー」にも値しないですヨ。オリジナルのいいところが全然ないんだもん。
 オリジナルのアレンジは難しすぎるから、適当にメロディなぞってるだけじゃん。

 オリジナルにあった、あの妖しい「妖艶さ」が全くない。

 いやー、当時も、ワタシかなり怒ってたんだよね。97年。 いまからもう10年前だ。

 正直、97年当時、あんまりヒット曲を聴かなくなってたのも、こういう、安易な「ニセモノブランド」的な音楽がまかり通っていた・・・っていうところもあるんだよね。




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スマイルアゲイン / 小泉今日子

1987_08_スマイルアゲイン_小泉今日子






今回の1曲セレクトは「スマイルアゲイン」小泉今日子です。

まずはデータです。

・タイトル     スマイルアゲイン
・アーティスト   小泉今日子
・作詞       川村真澄
・作曲       井上ヨシマサ
・編曲       土屋昌巳
・リリース日    1987年7月1日
・発売元      ビクター
・オリコン最高位  2位
・売上げ枚数    15.3万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 5位
・ベストテンランクイン期間:1987年7月13日〜8月24日付

先ほどは、桜田淳子さんの「十七の夏」をセレクトしてきたんだけど、「十七の夏」を持ってくるんだったら、この曲も引っ張ってこないわけには行かない・・・・ってことで、引っ張って来ましたよ。

小泉今日子「スマイルアゲイン」

う〜ん、この曲のヒットから28年も経っちゃったんですねぇ。。そりゃ、ワタシも「オヤジ」になるわけだわ。。。

 この曲は、ぱっと聴きのイメージからして、もう、この季節しかない! っていう気がしません?
 
 イメージ的に青空のしたの太陽がサンサンと降り注いでいるにもかかわらず、どこか物悲しい雰囲気・・・・そう、夏ももうすぐ終わりに近い・・・っていう(田舎の)風景なんだよねぇ。

 まあ、永遠のノスタルジーというかね、なんかね、いい年のオッサンなのに小学校のころの、もうすぐ夏休みも終わりっていう、どこか淋しいような気分になりません? この曲を聴くと。

 まあ、そういういみで永遠のノスタルジーの曲なんですよね、ワタシにとっては。
 だからというわけでもないけど、この時期になると必ず聴きたくなるんだよなぁ。


 この曲は、作曲は元コスミックインベンションの井上ヨシマサ氏。
 井上氏は、結構ハードな曲を書くことが多かったけど、この曲のようなめっきりソフトなメロディラインも書いてたんですよね。1987年は当たりに当たってましたね、このヒトは。
 
 ただ、個人的に、この曲はアレンジが好きなんですよね〜。
ワタシ、今の今まで、アレンジも井上ヨシマサ氏だとばっかり思ってたんだけど、土屋昌巳氏だったんだ!? 元一風堂の。。
 はい、♪すみれSepetember Love〜 ♪のあの方ですね。(SHAZNAのIZAMぢゃねーよぉ!)

 いやいや、御見それいたしました。。。

 この曲の独特の「どこか物悲しい雰囲気」は、Aメロからサビまでにずっと、からんでくる「対旋律」にあると思うんだよね。
 この主旋律と対旋律のコンビネーションが絶妙に絡んでて、このきょく独特の雰囲気を醸し出してる(ちょっと大げさか)と思うんだよね。

 それと、やっぱり、中間に挟まってくる「オカリナ」でしょう。
 これ、テレビではキョンキョン自らが吹いてた(つもり)だったけど、メロディは、桜田淳子さんの「十七の夏」なんだよね。
 そそそ、だからして、「十七の夏」を引っ張って来るなら、この「スマイルアゲイン」も引っ張ってこないわけにゃいけないわけなんだよね。

 キョンキョンからのアンサーメッセージなんでしょうかねぇ!?

 だけど、このオカリナっていう小道具・・というか音色も、この曲の独特の寂しさ感を出していますよね。


 いずれにしろ、ワタシにとっては、この季節の定番の「癒しソング」です、この曲は。
 特に今の「鬱」なワタシには。。。。。


 たださ、ジャケ写があんまり好きくないんだよなぁ。。。


しかし、こんな名曲の動画、なぜにYOU TUBEに落ちてないんじゃ? しょうがないんで他のサイトにリンク

http://www.dailymotion.com/video/xxwap7_%E5%B0%8F%E6%B3%89%E4%BB%8A%E6%97%A5%E5%AD%90-smile-again-01_music



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