今回の1曲セレクトは、「俺はぜったい!プレスリー」吉幾三です。
まずはデータでっす〜。
・タイトル 俺はぜったい!プレスリー
・アーティスト 吉幾三
・作詞 やまだあつし
・作曲 山鉄平
・編曲 (クレジットなし)
・発売元 クラウン
・リリース日 1977年11月25日
・オリコン最高位 25位
・売上げ枚数 12.1万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 27位
えー、今回はコミックソングです。
タイトルをみて、「かじやんは、ついに頭がおかしくなったのか?」と思われた方、うーん、まあ、半分当たってるかな!?
・・・・でも、ご心配なく・・、とりあえず、生きてます
・・・なんてね。。
ここんところ、ちょっとマジメな曲が多かったんで、ちょっと横道にそれたくなっただけですヨ。
しかしさあ、最近、このテの「コミックソング」ってほとんど無くなっちゃったねぇ。
お笑いのヒトが歌う曲は多いけど、あれは、別にコミックソングではないからさぁ。
お笑いではなく、正真正銘の「アーティスト」が歌う、「おふざけ」ソングですよ。
どうしてなんだろうねぇ。ウケないから? うーん、今だから、逆に受けるような気もするんだけどなぁ。
まあ、アーティストのヒトたちも、みなさんマジメになったってことなんだろうねぇ。ぶっちゃけたヒトが少なくなったというか・・・。
でもさ、この曲の場合、たしかにコミックソングだけど、実際、吉幾三氏が青森弁丸出しで「なまって」マジメに歌ってるのがいいんだよね。
覚えてないですかねぇ
♪ 俺は田舎のプレスリー 百姓のせがれ〜 村じゃ人気のプレスリー 田舎のプレスリー ♪
ってやつですねぇ。 ま、これと同じパターンで、この曲から丸7年後に「俺ら東京さいぐだ」が出たんだけど、曲としては、それよりは、かなり朴訥としてますよ、今からして思えば。
そうそう、フォークソングなんだよね。うーん、フォークコミックとでもいいましょうか。
あ、いやいや、これぞ正真正銘のジャパニーズカントリーだっぺね。(頭の中でなまってくだされ。。)
吉幾三も、この曲ではアコギ弾きながら、弾き語りでうたってんすよ。
後年の吉幾三を思い浮かべる方は、「え? このヒトって演歌なんでないの?」って思われるかもしれないけど、いやいや、じつは、最初は、「フォーク」から出てきたんだよね。
あ、これって意外かなぁ?
ちなみに、「俺ら東京さ行ぐだ」も、オリコンではフォーク・ニューミュージックにカテゴライズされておりました。だから「俺ら〜」もオリコンでは演歌チャートではなく、フォーク・ニューミュージックチャートに入ってたんだよね。
まあ、これも、この「俺はぜったい!プレスリー」があったからこそと思うんだけどさ。
でも、ワタシ、この曲の頃はまだ、この世界に入る前だったんだけど、この曲は、なんか、はっきり覚えてるんだよなぁ。
「全員集合」とか、お笑い番組にも随分出てたからかしらね。
だけんど、吉幾三氏もこの曲から、例の「俺ら東京さ行ぐだ」まで7年間は、全くの泣かず飛ばずだったんですよね。
その後の地元、青森五所川原の「白亜御殿」からは想像もつかないけど、売れない間はかなり大変な生活だったようですよねぇ。
まあ、今も昔も売れれば天国、でなけりゃ地獄なゲーノー界だけど、70年代は、ことフォークアーティストは、極貧生活を強いられていたヒトが多いようですねぇ。
なんだ、♪ ウンコも踊りだす ♪ ってさあ(爆)
だけど、今回、最後まで聴いたんだけど、最後は「出てけ」って言われちゃうんだね。
コミックソングなのに、最後はなんか哀しい終末になっちゃうのね。
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