かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて約40年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

千家和也

青い果実 / 山口百恵

1973_09_青い果実_山口百恵

今回の1曲セレクトは、「青い果実」山口百恵です。


まずはデータです。

・タイトル    青い果実
・アーティスト  山口百恵
・作詞      千家和也
・作曲      都倉俊一
・編曲      馬飼野康二
・リリース日   1973年9月1日
・発売元     CBSソニー
・オリコン最高位 9位
・売上げ枚数 19.6万枚
・ベストテンランクイン期間:1973年10月1日、10月15日〜10月22日付

この間書いた安室奈美恵さんの人気がある中での電撃引退。 まあ、人気がある中電撃的に引退を発表なんてのは、歌い手以外、女優であったりアスリートであったり人気者って言うところから見れば、これまでもいくつもあった訳なんで、そうそう衝撃的な事実でもないんだろうけどさ、ここまでニュースが広がって来たってことは、やっぱり衝撃的なニュースだったんだろうね。
 今週のレコチョク週間ダウンロードランキングをみても、ベスト3すべてが安室の曲で占められているって事から見てもさ、やっぱり衝撃的な事実だったんだわなぁ・・・って事が良く分かるわな。

やっぱり一時代を築いた「ディーパ(歌姫)」の引退って言うのは、いつの時代も衝撃的なんですねぇ。
でぇ、もって・・・・。振り返ってみれば「ディーパ」の人気最高潮での電撃引退って言えば、やっぱ山口百恵さんは外せないところだよなぁ。

79年の結婚発言、それに伴う電撃的な引退発表・・・。そして80年10月の引退。 あれから来月で丁度38年ですわ。

・・・ということで、今回の1曲セレクトは、久々に山口百恵さんの曲を持って来ましょうか。。。

でもねぇ、百恵さんの曲の主だったところは、もうすでに書いてるぞよ・・・。 と思ったんだけども。。。
個人的にタイムリーで聴いてたのは、77年頃からだからさ、それ以後の曲はほぼ書いちゃってるんだけども、それ以前の曲は、逆に、まだほとんど書いてないんだよな。。

なんで、丁度いい機会ですわ、「最初期」のヒットを持って来ましょうか。

「青い果実」

いや、でもねぇ、タイトルを持ってこられても、もしかするとちょっと「ピン」と来ない方もいらっしゃるかもしれない。
実際、ワタシも曲を聴くまでは「ピン」と来なかったヒトの一人でして。。。

ま、曲を聴けばね、「あ、あれね〜」っていうのは一目瞭然なんだけどさ。

いや、正直言うと70年代前半の曲って、未だに意外とそう言う曲が多いんだよな。タイトルだけだと「?」なんだけど、曲を聴けば「あ、あれねー」ってやつ。アイドルでもニューミュージックも問わずさ。

やっぱ、まだ物心ついてなかった頃なんでねぇ、70年代前半は。

あー、話がずれた。

で、「青い果実」ですわ。 この曲は歌詞が刺激的・・・ってことで、当時話題になった曲ですわ

そそそ、Aメロ出だしの 

♪ あなたが望むなら 私何をされてもいいわ〜 いけない娘だと噂されてもいい〜 ♪

ってところですね。

ま、今、活字かくと、全くピンと来ないところもあるんだけど・・・。 当時はこれでもコペルニクス的な衝撃だったわけです。

つまりさ、あなた(彼氏)が望んでるなら、ワタシはSEXでも、なんでもやるわ〜 って事ですわな。

ここでは、これまでも何回も書いた事だけど、当時「アイドル」ってヒトたちは、本当の意味でのアイドル⇒偶像 だったわけですわ。 そそそ崇拝に値するお方ですわ。

最近、ネット上ではよく「ネ申」っていうでしょ。 当時のアイドルってある意味、本当の「神」だったわけですわ。
そんな「神」なお方は世俗的で汚らわしい態度は取らない・・・って訳ですわな

「アイドルはウンコしない」って本気で思われてたところがあるんだから  

バカヤロー、ウンコしなきゃ人間死んじまいまっせ・・・なんて、今では幼稚園のクソガキでも誰でもそう思うでしょ。でもさ、当時はそうじゃなかったんだよね。

ま、言ってみれば、今の「2次元」的な捉え方だったんですかねぇ。アニメではなく生身の人間なんだけども「2次元」的っていう・・・。 それだけ「テレビの中の世界」っていうのは遠かったって事ですね。

最近NetflixのCMで、さんまが「俺らの頃はテレビに出てるって凄かったから・・・」って語ってるでしょ。 あれですわ。

そんな別世界な「偶像」であるお方が、「あなたが「したい」と思ってるなら、ワタシはSEXでもなんでもボロボロにされてもいいんだから」なんて「世俗」な事をテレビから語って来る。 これは衝撃的だったんですわ、当時としては。 「SEX」なんて少なくともアイドルの世界ではタブーでしたからねぇ。

「青い性」って言われましたよね。

山口百恵さんは当時15才。中学3年。 桜田淳子さん、森昌子さんとともに「中3トリオ」って言われ始めてた頃ですわ。


でもね、山口百恵さんも初めからこういう「青い性」を売りにしていた訳ではない訳で。。。

この「青い果実」は、デビュー2弾シングルですわ。 デビュー曲は、この曲の4か月前にリリースされた「としごろ」って曲

↓ コレ


これが、健全でめっちゃ明るい曲なんですわ。 70年代アイドルの王道ていうかね。
ただ、これが売れなかった。 

なぜか? 同じスタ誕出身で、デビューが3ヵ月先行していた桜田淳子さんに曲のタイプが似ていたってのが゜、おおよそ言われている事なんだけどね。

桜田淳子さんって、後年こそ某宗教に走ってしまい、「宗教的」「小難しい」っていう「陰」のイメージが強くなっちゃったけど、デビュー当時は太陽な明るさ、スマイルっていう、めっちゃ「陽」なイメージだったんですよね。
現にそれで「人気を獲得」した部分も強かった訳でさ。 アイドルとしては超優等生タイプだったわけです。

山口百恵さんは、それを凌ぐだけのキャラクターを持っていなかった。しかも、デビュー時期が淳子さんより後発だったしね。
 だから同じ「陽」の部分をいくら強調しても桜田淳子さんを超えられないし、なにより百恵さん自身にとっても曲がしっくり来てない。。。

・・・そういうことで、第2弾シングルは、路線変更をせざるを得なかったってわけですわ。

で、行き着いたところが、当時はアイドルのヒトたちにはタブーとされていた「性」を売り物にするって言う路線ですわな。
「陽」とは正反対の「陰」の部分を強調する事。 まあ、百恵さん自身、見た目華やかなルックスではなかったし、逆に言えば、どこか「影」がある印象だったしね。だから「陰」を強調するしかなかったって事でもあるんですよね。 

まあ、結果ここまで大変身なくても・・・とも思えたりもするんだけど、結果、これが「当たった」ってことでさあ。
やっぱやるからには大胆にってわけですわな。何事も中途半端はダメってわけなんだろうねぇ。

第2弾のこの「青い果実」で、初のオリコンベストテン入り。

当初、人気と言う面では、先行デビューしていた、森昌子さん、桜田淳子さん、を追いかける立場だったんだけど、この曲のヒットでかなり追い付いたんですよね。

しかも同じアイドルポップ路線ということで、最大のライバルだった桜田淳子さんよりも、ベストテン入りと言う面では「先行」しちゃったわけでさ。

そそそ、この曲がベストテン入りした時点では、桜田淳子さんは、まだベストテンヒットを出してなかったんですわ。

うーん、73年の新人賞を総ナメにし、この年の新人王間違いなしの桜田淳子さんから見ると、もしかすると、これは意外な事実かもしれないけどさ。

まあ、この年の12月には桜田淳子さんの第4弾シングル「花物語」がベストテン入りし、僅か2ヶ月で追いつくんですけどね。

いずれにしても「中3トリオ」の人気が「ホンモノ」になり始めて来ていた頃のお話ってわけです。


 
この曲、都倉俊一先生の曲だけど、この曲の頃は、まだピンク・レディーの匂いは感じないんだよね。
個人的に都倉俊一氏っていうと一連のピンク・レディーの匂いを感じちゃうんだけどねぇ。

いずれにしてもこの曲の成功で、この先も「青い性」路線が続き、次の年の「ひと夏の経験」で、この路線が「大爆発」。伝説の歌姫への道を辿ることになる百恵さんです。

ちなみに、デビュー第2弾シングルでブレイクした女性アイドルは「大物」になるっていうジンクスは、この「青い果実」の百恵さんから始まり、後に松田聖子さん、中森明菜さん・・・と引き継がれることになるんですわ。



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その気にさせないで / キャンディーズ

1975_09_その気にさせないで_キャンディーズ


今回の1曲セレクトは、「その気にさせないで」キャンディーズです。

まずはデータだよん。

・タイトル     その気にさせないで
・アーティスト   キャンディーズ
・作詞       千家和也
・作曲       穂口雄右
・編曲       穂口雄右
・リリース日    1975年9月1日
・発売元      CBSソニー
・オリコン最高位 17位
・売上げ枚数 10.3万枚


さてさて、ここんところ80年代の曲を続けてきたんで、久しぶりに今回は70年代に遡りましょうか。

キャンディーズ「その気にさせないで」

ひっさしぶりにキャンディーズですよよん。
キャンディーズも「後期」の大ヒット曲群は、今まで既に書いちゃったんだけども、本格的に売れる前、前期の曲は、まだ、書いてない曲もあるんだよな。

そんなことで、今回は「その気にさせないで」を引っ張ってきたんだけどね。

この曲は、リリースが1975年9月。リリース時期としては、この曲の2曲前が「年下の男の子」だったわけで、これから本格的に上り調子としていた時の1曲ですよね。

キャンディーズって今からして思えば、スーパーアイドルなんだけども、初めの頃は、それほど売れてたわけじゃないんだよね。
デビューが1973年9月。ここから2年間はベストテン入りも出来なかった訳で、80年代アイドルの「指標」でいえば、「B級」アイドルに過ぎなかった訳よ。
それを打破したのが「年下の男の子」であり、それを機に人気も右肩上がりになって行った訳なんですよね。

それでも、まだ本格的なブレイクではない。証拠に、この曲も、まだ、ベストテン入り出来なかったしね。
ただ、売り上げは、前曲の「内気なあいつ」で10万枚を切っていたのが、この曲では、再度10万枚に戻してきている。
この後はコンスタントで10万枚上をキープし、2曲後に、あの「春一番」で大ブレイクすることになる訳ですわ。

言うなれば、まだ「過渡期」な頃の曲ですわね。

そんな時期のリリースだから、実験的な曲に挑戦したのか、この曲「ディスコ」なんだよね、ノリが。

当時のアイドルの曲を見渡しても、まだ、ディスコに挑戦していたような曲は・・・・・うーむ、なかったような気がするな。

まあ、ディスコと言っても広うございまして、70年代初期の「バンプ系」もあれば、70年代後半の「サタデーナイトフィーバー」を中心とした、ま、いわいる一般的に言う「ディスコ」もある・・・って感じだけど、この曲は「ソウル」ですよね。
そそ、70年代中盤、猫も杓子も「ソウル」ってた頃の先端音楽ですよ。

ソウルっていっても、韓国の首都ぢゃないよ  ソウルフルの「ソウル」ね。「タマシイ」よ魂。

最盛期は75年、76年あたりかなぁ。あの時代、やたらと「ソウル〜〜」って曲が流行ってたんだよな。「ソウル・ドラキュラ」とか、「ソウル・フランケンシュタイン」、「ソウル・トレイン」etc etc。。。

この「その気にさせないで」は、そんな「ソウル」の流れをくむ曲ですわな。 だからね、時代背景的にはかなり進んでた事やってたんだよな。

ま、実際曲を聴くと、まだ「歌謡曲」の匂いが強い訳で、どこが「ソウル」やねん・・・とか思う方もいらっしゃると思うけど、例えば、後年のキャンディーズのバックバンドだった、MMPの伴奏で聴くと、ちゃんとディスコになってたりね。

↓ コレ


歌謡曲の匂いが強い・・・っていうのは、ディスコの中でも「ソウル」は歌謡曲と相性が合ってたからなんだろうね。
だから、日本でもあれだけ受け入れられたんだろうしね。ちなみに「ソウル・ドラキュラ」はオリコンで最高7位。40万枚強の売り上げを記録している。

この曲でも、Aメロでは、純粋にソウルフルな展開を見せてるけど、 いきなりBメロのランちゃんのソロパートである

♪ なぜか〜 あなたには すきをつかれそう〜 ♪ の部分では歌謡曲に戻ったりしてね。

ま、それだけ相性があった訳ですわな。

それと、それに続く

♪ Ha  Ha  Ha〜 ♪ のコーラス部ですよね。 もちろん、3人でハモッてるんだけども、このハモリがぴったり合ってていいんだよな。
 というか、ここまでウマく、しかも力強い「ハモり」っていのうもキャンディーズならではなんですよね。

くやしかったら、AKB諸君もユニゾンばっか歌ってないで、ハモってみろ。



それと、衝撃的なのは、このびしょ濡れカットのジャケ写ですよね。
当時、話題になったそう。
この曲で、売り上げが回復した要因として、このジャケ写も少しはあるんじゃないのかなぁ。


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そして、神戸 / 内山田洋とクールファイブ

1972_12_そして、神戸_内山田洋とクールファイブ






今回の1曲セレクトは、「そして、神戸」内山田洋とクールファイブです。

 まずはデータです。

・タイトル     そして、神戸
・アーティスト   内山田洋とクールファイブ
・作詞       千家和也
・作曲       浜圭介
・編曲       森岡賢一郎
・リリース日    1972年11月15日
・発売元      RVC
・オリコン最高位  6位
・売上げ枚数     30.7万枚
・ベストテンランクイン期間:1972年12月11日〜1973年1月29日付

 また、変な曲持ってきたな・・と思われちゃうかなぁ。

 そして、神戸   / 内山田洋とクールファイブ

またまた演歌? うんにゃ、演歌ではないですゾ。
なんて、書いているワタシも、昔は、このテの曲は完全に「演歌」だと思ってたの。
 でもさ、いろいろものの本を読んでいくと、必ずしも、このヒトたちは演歌ではないんだよね。 うん、ミュージシャンヒトたちでは、このテの曲は演歌と分けていないヒトが多いんだよね。
 近田春夫氏しかり、小西康陽氏しかり、桑田佳祐氏しかり・・。

 桑田氏なんて、中学〜高校のころは、このヒトたちの大ファンで、レコードを買いあさっていたなんて逸話まであったりして・・・
桑田氏、自伝の「ロックの子」では、前川清はブルースロックの異端児って言い切っちゃってるし・・・。
 どうも、ミックジャガーと同一線上に合ったらしいですわ

 そう、クールファイブは、ジャパニーズブルースロックあるいはR&Bなのですよね。

 本来演歌ってさ、前にも書いたけど、「浪曲」が起源でしょ? 三味線の世界に安っぽい太鼓がからんでくる世界が演歌な訳で・・・。

 それを考えるともムード歌謡はどう考えても演歌ぢゃない。だってさ、もとを辿ればハワイアンじゃん、ムード歌謡って。

 それが、何で「演歌」にカイゴライズされちゃったのかは、ワタシャよくわかんないんだけどさ。
 
 特に、前川清っていうヒトの歌い方は、これは、ゴリオシのロッカーですよ。このアクの強さは・・。 そう思いません?

 まあ、直立不動な歌い方は、東海林太郎だけど・・・。


 さてさて 「そして、神戸」。

 ワタシは、個人的には、このヒトたちの曲の中では、この曲が一番好きなんだよね。

 どうしなんだろう? うーん、もしかすると、歌謡曲度が高いからかなぁ。
 ほら、ロックなアーティストでも、もろロックっていう曲よりも、やや「歌謡曲」に近いほうがキャッチーだったりすることがあるじゃん。まあ、あれと同じ。


♪ああああ〜〜〜 ながさきぅわぁ〜〜〜 今日も〜〜あめだった〜〜〜♪

よりも、ややソフトに

♪そして一つが終わり そして一人が生まれ〜 ♪

っていわれた方がよりキャッチーなんぢゃないかなぁってところなんだね。

 あ、たしかに、出だしの

♪こうべぇ〜〜 泣いてどうなるのくわぁ〜〜 ♪ 

はアクが強いけど・・


なんて、いろいろ御託並べてきたけど、単純に言うとね、この曲、ガキの頃、カラオケとかに行くと、必ずだれかうたっててさ、そんなで好きになっちゃったんだよね

 あ、だれか歌ってて・・っていっても、私の友達ぢゃないですよ・・・。オヤジの友達とか知り合いだよね。
 そのむかし、うちのオヤジもオフクロも、飲みに行くの好きだったからさぁ、よくスナック(て言葉も最近きかないよね)連れまわされてさぁ、スナック行くと8トラのカラオケセットで歌ってるヒトが多かったもんね。

 だからね、ワタシ意外とこの手の曲も抵抗なく聴けるんだよね。

 ただ、この手の曲を聴くと、あのころのスナック独特の匂いとか、ダバコの匂いを鼻腔から仄かに漂ってきたりしてね。


うーん、なんか、わけわかんないかきこになっちゃったけど、要するに、これまで「演歌」ってみんな思ってきた「ジャンル」曲も、よくよく聴いてみると、ホントは違うんだよってことですね。
 よくよく聴いてみると、ファンキーだし、単に表面だけに留まらない深さもあるし。。。


 このヒトたちが演歌で、和田アキ子が演歌じゃないってのは、やっぱ、おかしいじゃん。





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わたしの彼は左きき / 麻丘めぐみ

1973_09_わたしの彼は左きき_麻丘めぐみ








今回の1曲セレクトは、「わたしの彼は左きき」麻丘めぐみです。

まずはデータなのだ。

・タイトル    私の彼は左きき
・アーティスト  麻丘めぐみ
・作詞      千家和也
・作曲      筒美京平
・編曲      筒美京平
・リリース日   1973年7月5日
・発売元     ビクター
・オリコン最高位 1位
・売り上げ枚数 49.5万枚
・ベストテンランクイン期間:1973年7月23日〜10月1日付

昔はさあ、月刊明星とか読んでると、よく、好きなアイドル対決なんてやってたよなぁ。「○○ VS ××」とか。
ワタシなんかは、世代的に80年代アイドルの「はしり」の頃だから、よく見かけたのが、「松田聖子 VS 河合奈保子」だったよなぁ。

 で、ワタクシは性格的に捻くれているんで、いつも「トップ」アイドル軽視なんだよね。だから当時も、松田聖子よりも、河合奈保子の方が全然好きだった。
 ま、それよりももう少し遡って、「ピンク・レディー VS キャンディーズ」の時も、断然キャンディーズ派だったしね  そそそ、いつも「2番手」が好きなんですよ。

それを考えたら、もっと遡って70年代前半、「天地真理 VS 麻丘めぐみ」ってなった時も、きっと麻丘めぐみ派だったんだろうなぁ・・・。 って絶対そうだと思うなぁ。
 うん、世代的に70年代前半は、まだアイドルは誰が好き? ってのは無かった・・・・・うんにゃ、「アグネス・チャン」が好きだったような。。。。。たしか。。。

でも、今だったら、断然、麻丘めぐみ派だよなぁ。

やっぱりね、このヒトの場合は、声質にうるうるきちゃうんだよね。少し鼻にかかった声がさあ。 まあ、生理的なことだけど、ここが「許せん」って言う方は、どこまでも「ダメ」だと思うんだけど、ワタシは好きなんだよね。

 で、もって「わたしの彼は左きき」ですよ。

この曲は、麻丘めぐみさんにとって最大のヒット曲であり、唯一の、オリコン1位獲得曲。 まあ、当時は「天地真理」さんの人気が絶大でしたからねぇ。それはヒットチャート上でも如実に出ていたわけで、1位獲得も難しかったわけで。この曲も天地真理さんの「恋する夏の日」と、バッティングする形でチャート争いを繰り広げてきたわけだけども、3週早くリリースしたアドバンテージで、僅か1週だけども1位を獲得出来たんだよね。ちなみに、次の週からは「恋する夏の日」の独壇場だったわけで。。。
(ただし、トータルの売り上げでは「わたしの彼は左きき」の方が上)

 曲調的にも「攻め」の天地真理さんにたいして、この曲は、あくまでも「大衆的」っていうイメージが強いですね。
その都度時代の先端の曲調を行っていた筒美氏の曲にしては珍しく、それほど「攻め」って言う感じではなく、おとなしい展開ですしね。
 まあ、その辺は、麻丘めぐみさん自身のキャラクターに合わせて・・・って感じだったんだろうな。

・・・かといって「駄作」かというと、そうじゃない、きっちり印象に残る・・・ってところが、ただじゃ転ばない筒美らしい曲調なんだけどさ。
 ベースラインなんか聴くと、若干、ジャジーな展開だし、いつもながらの「バタ臭さ」っていうのは、しっかり感じちゃったりして。。

 まあ、この曲は曲調もさることながら、やっぱり歌詞だよね。 「左きき」にスポットあてた曲っ、それまではそうそうなかったと思うしなぁ。
 いや、当時は、左ききって確実に「マイナー」な存在だったんですよ。いや、ワタシも「根」は左ききで、字を書く以外はほとんど左ききなんだけど、当時は、いろいろ苦労したのを覚えてるわぁ。

 ウチは両親とも右ききだったから、例えば「おはし」の使い方とかさあ、左じゃ出来ないんで、まともに教わらなかったし。。。それとハサミね。 今でこそ左きき用のハサミって普通にあるけど、当時は、あんまりなくってさあ。幼稚園の時も、左じゃまともに切れない、右きき用のハサミを使わされてたよなぁ。
 よく、左ききは「ぶきっちょ」とか言われてたけど、単純に左きき用の道具が少なかったんで、「不器用」に見えるんだよね。

そんな時代に「左きき」にスポットをあてた、この曲は、やっぱ「救世主」てき存在だったんだよね、「左きき」にとっては。
 
 で、まあ、この曲は「私の事か」・・・と単純なことで喜んでしまう、「左きき」のワタシなわけですわ。(→ありきたりなコメント


ちなみに、この曲、81〜82年頃のカバーブームに乗っかって、82年に新井薫子さんが第4弾シングルとしてカバーしたんだけど、これが全く売れなくてねぇ。 個人的にも、全然刺さらなかったことを覚えてるよぁ。
 やっぱし、この曲はオリジナルの麻丘めぐみさんのイメージがでかいんだよね。

 
  

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ひと夏の経験 / 山口百恵

1974_08_ひと夏の経験_山口百恵

 






今回の1曲セレクトは、「ひと夏の経験」山口百恵です。

まずはデータです。

・タイトル     ひと夏の経験
・アーティスト   山口百恵
・作詞       千家和也
・作曲       都倉俊一
・編曲       馬飼野康二
・リリース日    1974年6月1日
・発売元      CBSソニー
・オリコン最高位 3位
・売り上げ枚数  44.6万枚
・ベストテンランクイン期間:1974年6月17日〜9月2日付

 あー、もうすぐ夏が終わる・・・というのに、なんか書き忘れてる曲があるな・・・っていうモヤモヤがここんところあったんだよね。で、昨日1日考えてて、思いだしましたよ。

そうだ、山口百恵の「ひと夏の経験」ですよ。

 この曲、これまで書いてて当然・・・っていうくらいインパクトがあるはずなのに、10年前にmixiに書いてた時代から書いてなかったんだよね。
そう言う事もあってか、ついつい書き忘れてた1曲ですわ。

↑のデータからも分かるように、8月終わりのこの時期は、すでにヒットのピークを過ぎつつあったんだけど、兎に角、夏が終わる前に書いておこうか・・・と、本当は別の曲をセレクト使用と思ったんだけど、急遽、予定変更してきました。


この曲と言ったら、なんと言っても出だしの

♪ あなたに 女の子の 一番大切なものをあげるわ〜 ♪

っていう部分ですよね。

女の子の一番大切なものをあげる  ・・・っていったい何をあげるのか  なんて、真面目に議論していたりもするんだけど、まあ、率直に考えれば「アレ」ですよね

本人は「まごころ」とか、うまく交わしてたりもするけど、 サビの最後に

♪ 誰でも一度だけ経験するのよ〜 ♪ って言う文句に繋がるなら、「アレ」しかないよなぁ・・・。80年代風に言えば「B」とか「C」とか

でもですよ。やっぱり衝撃的だったんですよ。この歌詞は。

ここでも何回か書いたけど、、それまでの70年代アイドルって言ったら文字通り「偶像」だったわけじゃん。
そそそ、もともと「idol」って言う意味は「偶像」とか「聖像」っていうことですから。
 それこそ、今で言う「ネ申」ですよ。 よく、アイドルは「ウンコしない」とか「霞食って生きてる」とか、この世の人じゃないような「神」のような存在でしたから、「下ネタ」を連想するような曲は、一種のタブーだったわけですね、それまでは。

 まあ、間接的にとか、よりソフトな「A」的な歌詞はあったにせよ、この曲ほど直接的なっていうのはさ。

あ、でも、山口百恵の場合、この曲の1年前にリリースした「青い果実」も近いものがあったか。

♪ あなたが望むなら、ワタシ 何をされてもいいわ〜 ♪ ってあったからなぁ。

 それを考えたら、このヒトの場合は、当時としてはキワドイ路線の曲を歌っていたわけですよね。 
よく、「青い性」とかのコトバで表現されていたりしたしね。

それでも、「青い果実」の時、それほど衝撃的に扱われずに、この「ひと夏の経験」でセンセーショナルなあつかいになったのは、間の1年で、かなり大人びたからじゃないかなぁ、山口百恵って。
 
今VTRを見ると、「青い果実」の時は、まだあどけなさが残ってたし、ウタもたどたどしさがあったりしたしな。その上で、「青い性」を歌っていても、それほど現実性って感じなかったと思うんだよね。
 でも、この「ひと夏の経験」を歌う頃には、アイドルとして、大分成長してたしね。歌も1年で大分達者になってたからなぁ。まあ、後年の「凄み」っていうのは、まだ、感じなかったけど、この時、中学3年でしょ。中3のアイドルとしては、達者だったと思いますよ。

 そう言うところから、この曲の歌詞に現実味が感じられたんだよね。 もちろん、歌詞だけじゃなく、この曲独特の、緊張感漂うメロディもアレンジも良かったんだけどさ。

 この曲の作曲は都倉俊一氏。 都倉氏っていうと、どうしても、70年代後半のピンクレディーとか、70年代前半でも山本リンダとか、とかく、テーマパーク的なメロディって言うイメージが先行しちゃうんだけども、こえいえシリアスなメロディも書けたんだよね。
だから、ここまで話題になったし、実際大ヒットにつながったんだと思いますね〜。

 ちなみに、この曲の44万枚の売り上げっていうのは、ここまでの山口百恵で、ダントツに売れた曲であり、この曲によって実質的な大ブレイクを果たした訳なんだよね。 この曲以降は、一部の曲を除いては、軒並み30万枚以上をコンスタントに続けていくことになるわけだから。

 そう言う意味でも、後年の「菩薩・山口百恵」を形作った、1曲でもあるんじゃないかなぁ。




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素敵なラブリーボーイ / 小泉今日子

1982_08_素敵なラブリーボーイ_小泉今日子






今回の1曲セレクトは、「素敵なラブリーボーイ」小泉今日子です。

 まずはデータです。

・タイトル    素敵なラブリーボーイ
・アーティスト  小泉今日子
・作詞      千家和也
・作曲      穂口雄右
・編曲      矢野立美
・リリース日   1982年7月5日
・発売元     ビクター
・オリコン最高位 19位
・売上げ枚数   12.4万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 18位

 明日からSUMMER SONICだけど、今年はサマソニのチケット取らなかったんだよね。 ここ数年毎年行ってたんどさ。うん、まあ、見たいアーティストもいなかったってのもある・・・
 
 ホンネを言うと、「お金がないっexclamation」。  ここんところ大分、散財したからなぁ。

♪ ビンボー ビンボー なみだ〜のビンボー ♪ なんて、思わず「ラブユー貧乏」歌っちゃうぞ〜。

 なにせ、サマソニは、高いからねぇ〜 他の夏フェスに比べると。。ビンボー人には、キツイぜっ!


・・・・ということで、今回は、キョンキョンの曲を引っ張ってきますか。 え? 何の関係があるの? 

 「素敵なラブリーボーイ」 ・・・・デビュー第2弾の曲ですわね。

 正直、これだけって感じもしないでもないが、今となっては。。。

とりあえずは、意外と「だいなまいとばでぃ」な水着姿なジャケ写を堪能していただけば。。。ふらふら
いかにも「夏」でしょふらふらふらふら


 あんまり特徴的な曲でもないしねぇ。 強いて言えば、林寛子のカバー曲ってことだけでしょうか。
 ま、これは、今も、林寛子、本人が「ネタ」にしてるくらいだから、有名な話かもしれないけど。。

↓ コレ




ところで、それを考えると、小泉今日子って、デビュー当時は、安上がりなリリースをしてましたな。
デビュー曲の「私の16才」もカバー。第2弾の、この「素敵なラブリーボーイ」もカバー・・・・と。
オリジナルは、第3弾の「ひとり街角」まで、またせた・・と。

 まあ、たしかに、この当時、82年は「70年代カバーブーム」ってことで、いろいろとカバー曲をリリースしてましたな、みなさん。
 だけんど、今考えると、ちょっと安易な方向に進んでた・・・っていう見方も確かにとれたよね、今考えると。
 まあ、このカバーブームによって、オリジナルを知ったっていうプラスの方向に考えることも出来るんだけどさ。。。 


  ところでさ、この曲・・・えーと、キョンキョンバージョンの方ね・・・のイントロ出足の2拍のドラムのコンビネーションがさ、松田聖子「チェリーブラッサム」、近藤真彦「ヨコハマチーク」と同じなんだよね。
 これ、3曲をイントロクイズの「超ウルトラ」で並べると、かなりムズイことになりまっせ。

ま、実際はそれぞれ音質が微妙に違うし、出足の3拍目からは3曲ともそれぞれ異なるんで、そこまで出しちゃうと簡単なんだけどね。
 
あー、今日は、それ以上、曲の内容が書けないなぁ。。。



きょきょんの髪型といい佇まいといい、「あまちゃん」の時の有村架純そっくりや  やっぱ、よく出来てたんだよね、あのドラマ。



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芽ばえ / 麻丘めぐみ

1972_07_芽ばえ_麻丘めぐみ






今回の1曲セレクトは、「芽ばえ」麻丘めぐみです。

 まずはデータです。

・タイトル    芽ばえ
・アーティスト  麻丘めぐみ
・作詞      千家和也
・作曲      筒美京平
・編曲      高田弘
・リリース日   1972年6月5日
・発売元     ビクター
・オリコン最高位 3位
・売上げ枚数   42.0万枚
・オリコンベストテンランクイン期間:1972年7月17日〜10月2日付

 個人的には、メインは80年代なんで、正直いうと70年代アイドルには、それほど詳しくなんだけど、それでも、一応ね大ヒットした曲くらいは、押さえている・・・って感じかなぁ。
 というわけで、今回は、そんな70年代アイドルの大ヒット曲、麻丘めぐみの「芽ばえ」。 

麻丘めぐみって、ま、今では女優さんになっちゃいましたけど、れっきとした70年代前半のトップアイドルですね。
・・・なんて、当時を知ってる方からしてみれば、何をいまさら言ってんだ? ってところだろうなぁ。

 で、もって、今日引っ張ってきた、この「芽ばえ」がデビュー曲ですな。次の年の「私の彼は左きき」でピークだったんたけど、そうしてみると、なぜか「夏場」にリリースした、いずれの曲がこのヒトの代表曲となっているわけですねぇ。夏場が勝負と踏んでいたんでしょうかねぇ。まあ、細かい事情はなくわかんないですけど・・・。なんせ、当時、わたしゃ、2〜3歳ですからぁ。まだ、完全に物ごころついてなかったしなぁ。
 
 もちろん、今日引っ張ってきた、「芽ばえ」だって、麻丘めぐみの「オリジナル」ではなく、その10年後、水谷絵津子がカバーした「芽ばえ」の方で知った・・・っていうのが、現状だったりしてね。

 これがさあ、今聴くと、とっても素晴らしいのよ。歌がヘタすぎてふらふらふらふら

 以前は、動画が落ちてたんだけど、今は無くなっちゃったみたいですね・・・。なので割愛ですが、だけど、なぜか、当時のワタシ、この曲に引っかかったんだよなぁ。今聴くと、ぜんぜん80年代っぽくないんだけど、ちょうど82年の今ごろって、カバーブームで、70年代アイドルの曲をみなさん、必死になってカバーしてましたからねぇ。まあ、流行だったんだよね。だから、82年の今ころのアイドルの曲は、総じて言えば、あんまり曲の「進化」は見られない。どっちかというとアナクロな時期だったのよ。
 ま、その反動もあって、83年に入ると一気に変わっていくんだけどさ、アイドルの曲想も・・・。



・・・・・ととと、今日は水谷絵津子ではなくて、本家の麻丘めぐみの「芽ばえ」なんだけど、まず、時代背景的には、よくわかんないんだけどさ。筒美京平氏の曲といっても、それほど目新しいところは感じない。 その代わりにめっちゃ素朴だよね。ポップスというよりも、ほんの少し歌謡曲よりなイメージなのは、次の年の浅田美代子につながっていくような流れか。まあ、その前に、アレンジャーが高田弘氏っていう歌謡曲畑の方が担当していたっていうのも存分にあるだろうな。現に、次の年の「私の彼は左きき」では、筒美氏本人が自らアレンジしたことによって、よりポップス度が増していた印象が強いし。

 ただ、その当たりが、レコード大賞の選考委員には気に入られたんですかねぇ、この年のレコード大賞の最優秀新人賞は、レコード売上げの実績からみても、圧倒的な下馬評だった天地真理を押さえ、このヒトがとっちゃったんだからさぁ。

あ、個人的には、天地真理さんよりも、麻丘めぐみさん派なのね。
正当派・・・というよりもお嬢さん派ってところも、真のトップアイドルっていうよりも、「2番手」って言うのもいいのよ。70年代アイドルといったら、トップに天地真理さんが居て、このヒトは、それを追随するっていうイメージじゃないですか。
 同じように80年代では、トップの松田聖子よりも、それを追随する、河合奈保子派だったしさぁ。

それと、ちょっと鼻にかかった声がいいんだよね。如何にも、筒美京平氏好みって感じで。
筒美氏って、ホント、鼻にかかる声質の人が好きなんだよね、平山みきさんにしても、松本伊代さんにしてもそうでしょ。 それと、このヒトと・・・。

 それにしても、この曲の全編にわたる、大げさくらいの「リバーブ」(エコーね)は、いかにも、70年代! っていうイメージが強いなぁ。

 当時は、アイドルは「うんこはしない」「かすみ食って生きてる」(んなわけねーだろ!)なんて、まるで「仙人」な存在だったわけだけど、この大げさのリバーブが、そんな「おとぎ話」なイメージもまことしやかな感じにさせてくれたりするから、不思議なもんですわ。


 ちなみに、当時の印象として、「芽生え」っていうと、幼児雑誌の「めばえ」を連想しちゃう私は、やっぱ70年代初頭は、まだ物ごころついてなかった世代かなぁ。。。




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年下の男の子 / キャンディーズ

1975_03_年下の男の子_キャンディーズ







今回の1曲セレクトは、「年下の男の子」キャンディーズです。

 まずはデータです。

・タイトル    年下の男の子
・アーティスト  キャンディーズ
・作詞      千家和也
・作曲      穂口雄右
・編曲      穂口雄右
・リリース日   1975年2月21日
・発売元     CBSソニー
・オリコン最高位 9位
・売り上げ枚数  26.0万枚
・オリコンベストテンランクイン期間:1975年4月7日〜4月28日付

 いや〜、曲がない曲がない・・・なんて、いつも言っている割には、つい忘れちゃっている曲があったりするもんだねぇ。。。
 さっき、たまたま1970年代のアイドルの曲を聴いててさ、もちろんキャンディーズとかも聴いてたんだけどさ。
 当然、もう、今回引っ張ってきた「年下の男の子」は書いたもんだとばっか思ってたの。 いままで、結構、キャンディーズの曲書いたからさぁ。 で、一応、確認のために、過去の記事を検索してみたら、あーら、まだ、書いてねぇでねぇの。。。

 何回か「引用」には使ったんだけど、この曲メインでは書いてなかったのねぇ。。

 まあ、時期的にもちょうどいいし、この機会に引っ張ってきてみましたわ。


 いや、だけど、この曲について、いままでも書いてきたようにも思うんだけどなぁ。。。

 ま、キャンディーズといえば、これまでも何回か書いてきたように、70年代を代表する3人組アイドルグループっちゅう訳だけども、本格的にブレイクしたのは、この「年下の男の子」からなんだよね。
 デビューは1973年9月だったから、この曲のヒットまでの1年半っていうのは、意外にも「不遇」時代だったわけですよ。
 うーん、そういうイメージってないんだけどねぇ。「8時だよ!全員集合」のアシスタントで毎週出てたからなぁ。

 ただ、それ以前の曲は、たしかに知らないんだよね。 ちなみに、この曲の前は「なみだの季節」っていう曲なんだけど・・・。

 しらねーよなぁ。。。 オリコン最高40位。売上げ枚数5万枚っていうことだし。。。

 やっぱ、個人的にも、だいたいのヒトにも、キャンディーズといえば、この「年下の男の子」からだよねぇ。。

ま、成功(ヒット)した要因っていろいろ言われているけどさ、一つが、曲がポップに、ファン目線になったこと。
 それまでの曲は、けっこう小難しい曲が多かったようなんだよね。そこから、一歩目線を落として、ファン目線の曲に仕上げたこと。

 それと、センターをそれまでのスーちゃんからランちゃんに変えたこと、 うん、これが一番よく語られることからなぁ。

 人気的にはスーちゃんが一番だったんで、それまでセンターにしてたらしいけど、どうもバランス的・・・っつうか、リーダーシップという点では、今ひとつだったようなんだよね。
 で、この曲から一番年上のランちゃんをセンターにすえなおしら、あーら、バランス的にうまく行った・・・っちゅう訳ですわ。
 
 なかなか難しいですわね、3人組って言うことになると、その辺のバランスが。。。



 ときに、ワタシがこの曲を知ったきっかけってさぁ、ワタシが、この曲に出てくる「年下の男の子」っぽかったから・・・って言われたような気がする、 隣の農家の年上のおねーさんにふらふら

 ♪ さみしがりやで わがかままで 憎らしいけど〜 ♪

 とか

 ♪ボタンのとれてるポケット 汚れて丸めたハンカチ〜 ♪

ってところが、そのままだったんだってふらふらふらふらふらふら

 だからさあ、この曲って、自分のこと歌われているんだと思ってたもん、ワタシふらふら



いやー、やっぱワタシャ、ピンク・レディーよりかは、断然キャンディーズ派だよなぁ。
スーちゃんが好きだったぁ。
そんなスーちゃんがこんなに早く鬼籍に入られるとはなぁ。。。


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終着駅

1972_01_終着駅_奥村チヨ






今回の1曲セレクトは、「終着駅」奥村チヨです。

 まずはデータです。

・タイトル    終着駅
・アーティスト  奥村チヨ
・作詞      千家和也
・作曲      浜圭介
・編曲      横内章次
・リリース日   1971年12月20日
・発売元     東芝音工
・オリコン最高位 3位
・売上げ枚数   37.9万枚
・オリコンベストテンランクイン期間:1972年1月31日〜4月10日付

 ここのところ、80年代の曲ばっかりで、70年代以前の曲って、あんまり書いてなかったのよね。
 どうもね、79年より前の曲って、引きが弱いかなぁ・・・なんて感じちゃって、最近はあんまり書かなくなってたってのがあってさ。
 
 うーん、ちょっと、ファンサービスしすぎかなぁ。

・・・なんて、感じたりして。。もうね、あんまりファンサービスばっかぢゃなくて、79年より前の曲でも、知ってるヒトしか知らない曲も引っ張ってきちゃいますぞ・・・。

 ってこともありーの、奥村チヨの「終着駅」なんぞ、引っ張ってきたりして。。。


 ・・といっても、まあ、この曲ぐらいの曲だったら、ここに来てくれている人たちは、ほとんど知ってますよね。
 60年代後半から70年初頭にかけて、今で言えば「超アイドル」だった奥村チヨさんだけど、70年後半から71年にかけての1年間は、「スランプ」状態だったんだよね。
 オリコンのベストテンからも遠くはなれ、これまでか・・・と思えた、71年暮れにリリースした、「起死回生」の1曲がこの曲だったわけですわ。

 まあ、売れてた時期の「アップテンポ」な曲を捨て、ぐっと「大人の女」路線で迫ったのが功をせいした・・・っていいますか、「大人の女」といっても、これが悲しい女なのですな、この曲の場合は。


 ♪ 落ち葉の舞い散る停車場は 悲しい女の吹き溜まり
   だから今日も一人 明日も一人 涙を捨てに来る ♪

 ですよ。

 なんて悲しいんでしょう。この光景は。

 後に山口百恵の一連のヒットを手がけることになる、作詞家の千家和也氏、乾坤一擲の出世作ですな。
 このとき、千家氏、26歳。 え? 26歳? それにしてはなんて大人な詩を書くんでしょ? 昔のヒトって、みんな大人だったんだよね、こうしてみると。


 BUT、実際、歌っている、当時の奥村チヨさんが、この悲しい情景なウタに実にマッチしているのですよね。
 69年に「恋の奴隷」が大ヒットしてたころの溌剌とした雰囲気から、一転、細身の、いかにも恋に破れた不幸な女な風貌に一転して・・。
 まさに、この曲を歌うために大胆にイメチェンしたような感覚で。。


 ただ、いったん下降線をたどり始めた時の「起死回生」の復活ヒットっていうのは、負担がでかく、その後が続かない・・・っていうのは、昔からのジンクスで、結局、この曲が最後のベストテンヒットとなってしまった・・・っていうのは、歴史が証明してたりしますな。



 時に、この曲がヒットした頃の社会って、ちょうど「あさま山荘事件」があったりして、世の中全体が停滞した暗ーい、雰囲気が漂っていたのよね。
 この曲のイメージって、そんな暗ーい停滞した世の中を、まさに反映してたりしてね。

 やっぱさ、ウタって世の中の世相を反映するんだよね。




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