1987_11_難破船_中森明菜






今回の1曲セレクトは、「難破船」中森明菜です。

 まずはデータです。

・タイトル    難破船
・アーティスト  中森明菜
・作詞      加藤登紀子
・作曲      加藤登紀子
・編曲      若草恵
・リリース日   1987年9月30日
・発売元     ワーナーパイオニア
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数   41.3万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1987年10月12日〜1988年1月11日付

 オリコン1位を取りながら、まだ書いてない曲・・・。
 いや、こんな風に書くと、さぞ、もう少ないんだろう・・・と思われるかもしれないけど、いや、意外と多いですあせあせ 実際調べてみると。。

 ただ、そういう曲でも、今まですっかり忘れていたのと、わざと、いままで書いてこなかったのと、二つに分けられるなぁ。。

 今回の1曲セレクトは、後者です。

 中森明菜の「難破船」。

 この曲は、いままで、なかなか書けなかったってのが大きい。 あまりにも、曲が重過ぎてねぇ。

 この間書いた、氷室京介の「DEAR ALGERNON」もそうなんだけど、どうして、この時期にリリースされる曲って、こう、セピアがかったイメージの曲が多いんだろう? そういうイメージが一層、曲を重くしているような感じがするんだよなぁ。。

 いや、これは80年代終盤、この曲の当時特有の傾向だったかもしれないな。

 ワタシのイメージとして残る、このころ、87年、88年の「秋」って、ともにセピア色・・・っちゅうか、共通して「くらーい」イメージなのよ。

 もちろん、当時「だいがくじゅけん」っちゅう、「人生の十字架」が目の前に迫ってたりして、精神的に重いものを感じてたって言うところからも、一層、そういうイメージがあった、ワタシの中での一時代で、そういうイメージが強かったのかもしれないけど。。
(とは言いつつ、実際は、この時点で現役合格は半ば諦めてたんだけど。。。。)

 そういうところに持ってきて「難破船」なんていう、本当に重い曲が来ちゃったもんだから・・・、この年の、今ごろの気持ちと来たら、最低だったね。


 この曲、ようやく、この年になって、ようやく落ち着いて聴けるようになったな。
 だから、ようやく、1曲セレクトに持ってきた・・・ということですわ。

 曲自体については、正直、文句のつけどころなんぞはないんですよ。
 兎に角、スケールのとてつもなくデカイ、超ラブバラードで。
 中森明菜の気持ちの入れようも相当なもんだったしね。

 そこまで思い入れが強かったのも、まあ、結局のところ、当時、まっちとの「破局」ってのも大きかったんだろうけどねぇ、時期的に。

 ♪ 私は愛の難破船 ♪

っていうのは、結局のところ、明菜自身のこと・・・っていうのが、通説になってるしね。

 いや、そういうところが、ヒシヒシと伝わってくる分、聴いてるこっちの方も、余計、気持ちが重くなるっていうかなぁ・・。当時は、あんまりまともに聴けなかったな。
 
 もっと軽く歌えばいいのに・・とも思いもしながら、内容が内容だけに、そうも行かない・・・って言うところもあってねぇ。

 いずれにしても、陰=マイナー調の中森明菜としては、これ以上にないような、マイナーバラード大作ですよ。

 ちなみに、この曲で久々に、売上げも40万枚を回復したんだよね。時期的には、まさにアナログレコードの売上げが「底」の状態の頃だったけど、やっぱり、いい曲は伝わる・・・、というか、それだけ、この曲に懸ける、中森明菜の思いが伝わってきたってことなんだろうね。

いい曲は伝わる⇒売り上げも回復する っていうのは、なにも当時だけのことだけじゃなくて、「今」も通じることなんじゃないかな。今、曲が売れないのは、単純に「いい曲」が無いからなんだよね。
 



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