かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて約40年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

前田憲男

熱き心に /小林旭

1986_02_熱き心に_小林旭







今回の1曲セレクトは「熱き心に」小林旭です。

まずはデータデス。

・タイトル    熱き心に
・アーティスト  小林旭
・作詞      阿久悠
・作曲      大滝詠一
・編曲      大滝詠一 前田憲男
・リリース日   1985年11月30日
・発売元     ポリドール
・オリコン最高位 12位
・売上げ枚数   37.6万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 10位
・ベストテンランクイン期間:1986年1月27日付
・タイアップ:AGFコーヒー CM曲

 久々の1曲セレクトですね。
先週末、風邪をひきまして、土曜日の夜から寝込んでしまいました。
・・・といっても月曜も休むわけにもいかず、熱っぽいところ出勤してたりしてまして。。。

こうなったら、夜、睡眠をとるしかない・・・と、1曲セレクトも書かず、テレビも見ず、すぐに寝てしまってたわけで。。。

 でも、ようやく、風邪のピークも越えてきたんで、ようやく1曲セレクトを書いてたりします。
 

 それにしても、兎に角、今年の冬は寒い。この間も書いたように、自分の部屋はまるで氷のようですわ。
ストーブを焚いてもとても長時間は座ってられないんで、今日はドテラを着込み、毛糸の靴下をはいて寒さをしのいでおりまする。

・・・で、「寒い」といったら、やっぱ、大滝シェンシェーの曲でしょう。

この間書いた、森進一の「冬のリヴィエラ」然り、太田裕美の「さらばシベリア鉄道」然り。

 大滝詠一大シェンシェーの曲って如何にも「冬の日」っていうイメージの曲ってあるんだよね。

 ウンたしかに「LONG VACATION」なんかは、完全な「リソード」ミュージックのような雰囲気があるんだけどね。その対極としてさ。

 12月に書いた「A面で恋をして」は、本筋のフィルスペクターっぽいですけどね。

 対してイメージはヨーロッパ、北欧・・・ってか。うん、例えば、「青春アミーゴ」のような、ちょっとロシア民謡がはいったような、ぶっといギターサウンドが全面な曲。

 これがもう一つの大滝氏の「根っこ」だと思うんだよね。

 この「熱き心に」は、そこまで「ロシア」は入っていないけど、それでも、前田憲男氏と共同でアレンジした壮大なオーケストレーションのイメージは、見渡す限りの大雪原のような真っ白な世界を否が応でも思い浮かべさせますよね。

 それにしても、どうしても、ワタシらの頭では小林旭っていうと

♪京都にいるときゃ しのぶと呼ばれたの〜 ♪ 

って「昔の名前ででています」っていう日本の裏酒場っていうイメージが表にでてしまったんだけどね、この曲に行き当たるまでは・・・。それが、いきなり「北欧」ですからね。

 まあ、これも大滝シェンシェーのマジックというべきか、ミスマッチな感覚をプラスに引き出した見事なプロデュースというところでしょうね。

 まあ、この曲の3年前に森進一にうたわせた「冬のリヴエラ」と感覚的なところ、狙いは同じなんでしょうけどね。

ただね、考えてみれば、小林旭も、石原裕次郎も、デビュー時は言ってみれば、アイドルだったわけじゃん。
後年、演歌を歌っていたんで、演歌歌手かと言えば、さにあらず、ポップスの原点なんだよね。このヒトたちは。

・・・だとすると、この手のポップス寄りの曲を歌っても、全くおかしくない訳ですよ。

そこを一番言いたかったんじゃないかなぁ。大滝大シェンシェーは。

しかも、当の小林旭自身も気持ちよさそうに歌うんだよね、この曲の時は。


 いずれにしろ、初めてCMで聴いた時にはびっくりしたもんよ。
 それでもすぐ、「あ、大滝詠一の曲だ」って分かるのは、さすがだけどねぇ。





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冬のリヴィエラ / 森進一

1983_01_冬のリヴィエラ_森進一







今回の1曲セレクトは、「冬のリヴィエラ」森進一です。

 まずはデータです。

・タイトル    冬のリヴィエラ
・アーティスト  森進一
・作詞      松本隆
・作曲      大滝詠一
・編曲      前田憲男
・リリース日   1982年11月21日
・発売元     ビクター
・オリコン最高位 10位
・売上げ枚数   26.4万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 5位
・ベストテンランクイン期間:1983年1月17日〜2月28日付
・タイアップ:サントリーウイスキー「ウインターギフト」CM曲

 寒いですねぇ。明日はまた雪予報が出てるわな。
今週月曜日、東京は雪だったんだけど、こちら千葉では雨だったんだよね。なので、全く積雪にならず。
明日はどうなんだろ? 雪になると、降ってるときはいいんだけど、あとあと除雪しなきゃなんないからなぁ。面倒なんだよな。

なんて、雪予報で本格的な冬将軍の訪れをかんじているわけで、やっぱ、今回の1曲セレクトも「冬」の曲をセレクトしたいですねぇ。。。、

・・・・っつうことで、森進一の「冬のリヴィエラ」はどうでしょう

うーむ、ちょっと唐突でしたかね  一昨日の寺尾聰「Long Distance Call」に続いて1983年の今頃の曲で恐縮だけどさ。


 個人的な事だけど、この曲って言うと、インフルエンザを思い出す。

 忘れもしないよ、この曲がベストテン入りした、1983年1月17日、39℃の熱を圧してガッコ行って、体育までやったもんね。忘れもしない、外でサッカー。
 とりあえず、授業最後までは持ちこたえたけど、家に帰って即ダウン。そんな時、頭の中でグルグル、ヘビーローテーションでなってたのが、この曲だ。

 だからかなぁ、この曲聴くと、急に風邪っぽくなるの・・・。条件反射? パブロフの犬?

 
 いや、曲自体は悪くないんだけどね、何分、そんな思いをした曲だから・・・。
 あー、いまも、正直言って、頭の中でヘビーローテーションでなってますよ。ふらふら

 でもね、カッコよかったよなぁ。演歌とニューミュージックの合体。
これは、以前に、やはり森進一の「襟裳岬」を書いた時も、演歌とフォークの合体・・・と書いたけど、この曲は、さらに、進んで、ニューミュージックと合体したもんねぇ。

 演歌とフォークって、考えると、人間の心の隅を重箱を突付くような歌詞という部分では、似てるんだよね、ある意味。

 だけど、演歌とニューミュージックって言ったら、水と油くらい違いがあるだろう・・・って思ってたところで、この曲が来たわけだから・・・。

 最初はビックリしたよね。まず、CMから流れたじゃん。サントリーのウイスキーのCMで・・・。

 だから、初めはCMだけの曲なのかと思ってたわけ。でも、CMだけじゃもったいないな・・・と思ったり。。。

 それが現実な物となって、いささか、喜んだ記憶があるな。(・・・という割にはレコード買って無かったりするけど)

 でも、大滝詠一大センセーの魔力にかかれば、ちょいちょいちょい・・・とハイ、このとおり。。。

 この間から、ちょくちょく、大滝詠一大センセーの、「分母分子論」って書いてるけど、それを「他人の曲」へ提供するということで、実践してたのが、このころ。

 この曲のちょっと前だか、同じ頃に、金沢明子の「イエローサブマリン音頭」を手がけてらっしゃったじゃん。
 そそそ、あのビートルズの「イエローサブマリン」を「音頭」調にアレンジしちゃって、当時の民謡界のアイドル、金沢明子に歌わせちゃったっていう、実験作。

↓ コレ



 これ、最初聴いた時、腹抱えるほどわらったよなぁ。  そう言えば、これも「冬のリヴィエラ」と同じくビクターだったねぇ。

 要するに、分母分子論:日本/外国 がありのように、「演歌/ニューミュージック」もありだろう・・・ということで、作られたのが、この曲なわだよね。

 いや、でも、実際、「あり」だった訳だからねぇ。。。

 こういう実験作ってさ、個人的には大好きなんだわさぁ。ま、まかり間違うと、なんでもあり・・・って世界に陥る危険もあるけど、ある一線は、しっかり踏まえたうえでの「聴かせる」実験曲っていうのかな。

最近は、こういう素敵なコラボ作品っていうのは、少なくなっちゃいましたね。
一昨年、椎名林檎が石川さゆりに書いた「暗夜の心中立て」くらいかなぁ。
折角バンド連中なんかたくさんいるんだからさあ、こういう「異文化交流」ならぬ、「異ジャンル交流」ってどんどんやったらいいのになんて思うんだけどねぇ。
ヒップホップばりの「いん」を踏む演歌なんてあっても面白いと思うんだけどな。



ちなみに、1983年って意外と、演歌の大ヒット曲が多かったんだよね。今じゃ信じられないけど、「ザ・ベストテン」でも、結構、演歌がランクインしてたもんね。
もしかすると「演歌・歌謡曲」と言われる曲が、最後の輝きを見せていた時期かもしれないな。
聴いてるワレワレも何の抵抗も無く聴いてたしなぁ。


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Mr.サマータイム / サーカス

サマータイム_サーカス







今回の1曲セレクトは、「Mr.サマータイム」サーカスです。

 まずはデータです。

・タイトル    Mr.サマータイム
・アーティスト  サーカス
・作詞      DELANOE PIERRE
・作曲      FUGAIN MICHEL PAUL
・日本語詞   竜真知子
・編曲      前田憲男
・リリース日   1978年3月25日
・発売元     アルファ
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数   65.3万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1978年6月19日〜8月28日付
・タイアップ:カネボウ「78年夏のキャンペーンソング」

 トートツだけど、日本でサマータイム導入するって話はどうなんたんですかねぇ。。うーん、ワタシャ「反対」なんだけどね。
 理由は簡単で、ただでさえ、朝、弱いのに、1時間時間が早くなるなんてねぇ。。。とんでもねーだ。
 まあ、サマータイムから通常時間に戻るときは、逆に、1時間遅くなるんだから、いいんだろうけど。。。ふらふら

 いやいや、やっぱ、メンドウくさいわ。 いまさらサマータイム導入なんて・・・。
 なんちゃらスタンダードとか言って、なんでも外国のマネすりゃいいってもんぢゃないっすよ。

 もっと「ジャパニーズカルチャー」スタイルのままでいいんでない?



・・・・っつうことで、今回引っ張って来た曲は、もろですよ。

 サーカスの「Mr.サマータイム」


 えー、まあ、見え見えのマクラですけど〜〜〜・・・。



 ところで、オリコン1位を獲得したこの曲今まで引っ張ってこなかった理由はですねぇ・・

 たしかに、その前に書きたかった曲があったんで・・・ってこともあるんだけど、この曲が、こと書きにくい・・・ってのもあるんだよなぁ。。。

 とりあえず、78年のカネボウ夏のキャンペーンソングでした・・・って位しか書けないんだよなぁ。

 「曲」として書こう・・・と思うと、これが、なかなか書き出しが浮かんでこない。。

 うーん、「真っ直ぐ」な曲だからだろうなぁ。 「おちゃらけ」たタイトルの曲とか、ふざけた曲っていうのは、意外と書きやすいのよ。とっかかりがあるから。

 でも、この曲のように「真っ直ぐ」な曲っていうのは、書きにくいんだなぁ、これが。

 それでも、どこかにインパクトがあってくれるといいんだけど、これがまた、インパクトに乏しい曲でして・・・。ふらふら

 まあ、悪く書くとだけど・・・。


 メロディラインとしては、すでに、大体の方は、この曲はお分かりでしょうから、いまさら・・・って感じもするけど、全体的にキャッチーだけど、「あちら」の曲特有の平坦に流れるメロディラインでしょ。

 それが困る。

 しかも、この曲ってどこが「サビ」なんじゃい? っていうのも困る。。。ふらふら

 Aメロ→Bメロ  ・・・・と来て、普通の歌謡曲なら、「サビ」なんだけど、いきなり尻切れトンボ・・・のような感じだし・・・。

 まあ、曲の構造として、そこが面白いっていえば、面白いのかな。


 蛇足だけど、この当時は、まだ、向こうの曲の「カバー」っていうのが、そこそこ流行の時代だったよな。

 まあ、戦後の日本のポップスの歴史は、洋楽カバーの歴史でもあるわけだからね。 この曲なんかは、もろ、その延長線上にあるってわけよ。

 そういう意味でも、この曲のアレンジを前田憲男氏が担当しているっていうのも頷けるし、カバーで鍛えられた方だからこそ、ゴージャス感があるアレンジに仕上がってたりするんだよね。


 ちなみに、もともとオリジナルは、フランスのミシェルフェガンってヒトが歌っていた、フレンチポップスだったのよね。 オリジナルタイトルは「UNE BELLE HISTOIRE 」といい、1972年のフレンチヒット。

↓ コレ



うーん、やっぱ、「Mr.サマータイム」とくらべると大分イメージが違うかな?

でも、あの頃は、本命的にはディスコブームだったけど、方や、60年代からの流れでフレンチポップスも日本では流行ってたわけだし、いわば、ごった煮状態の日本の歌謡界だったわけだけど、だから、こういう曲も充分「あり」だったわけなんだよね。



うーん、これは、オリジナルより、サーカスの「Mr.サマータイム」の方が、ゴージャスさという点から言えば、上かもな。


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