かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

佐久間正英

SOUL LOVE / GLAY

1998_05_SOUL LOVE_GLAY


今回の1曲セレクトは、「SOUL LOVE」GLAYです。

まずはデータでする。

・タイトル   SOUL LOVE
・アーティスト GLAY
・作詞     TAKURO
・作曲     TAKURO
・編曲     GLAY  佐久間正英
・リリース日  1998年4月29日
・発売元    プラチナム
・オリコン最高位 2位
・売上げ枚数  137.2万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 2位
・ベストテンランクイン期間:1998年5月11日~6月22日付
・タイアップ:カネボウ「ブロンズラブ」98年夏キャンペーンソング

「1曲セレクト」という形では、ひっさびさのトピックスになりますわな。
世間は「コロナ禍」の真っ只中。ご多分に漏れずワタシもテレワーク勤務となって1か月以上が経ちましたわ。これ読んでくださっている皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
「STAY HOME」というキャンペーンの下、外出自粛でどこにも出かけられず・・・。世間からは暗い話ばかり。思わず下を向いてしまうような、気分が塞ぎがちになってしますわ。

だからこそ、ここはひとつ、明るく前向きな曲を聴きたくなりませんか

ということで、今回は初夏のこの時期らしい気分がスカッとなるような1曲を一つ。

GLAY「SOUL LOVE」。

うーむ、この曲もまだ書いてなかったんだね。。。

なんて言われそうな、GLAYのミリオンヒットですわ。

少し前に96年の、GLAYの実質的なブレイク曲となった「BE LOVED」の時も言い訳がましく書いたんだけど、どうもGLAYの曲は、これまで書くタイミングを逸してしたんだよなぁ。

当時、すでに20代後半の「社会人」になっていたワタシだけど、刺さらなかったわけじゃないんだけよね、GLAYに。
あの時のBIG3グループだった、ラルクやLUNA SEAよりも刺さった人たちだった。

まあ、学生ノリの汚ったないなりのバンドが主流だった70年代終盤のサウンドが原点のワタシには、
黒服のホストみたいな「いでたち」にはちょっと抵抗感があったことはあった。 当時あの手のファッションのバンドって、どうしても「ビジュアル系」っていうイメージが先行してたからなぁ。

ファッションで音楽するんではない・・・なんて変な妄想から、ビジュアル系からは距離を置いてからな。
初めはGLAYもその一派のように感じてことは事実だけど。

そんなこだわりから、ブレイクしてきたときにも距離を縮められず、少しGLAYブームに乗り遅れたのはある。

そんなGLAYとの距離を一気に縮めてくれたのが、今回の「SOUL LOVE」だったな。

もう一つ、ちょうどこのころ、確かTBSだったと思うんだけど、オリコン歴代売り上げベスト100のような特番があった。 その番組のゲストだったGLAYのTAKUROが、(当時の)アルバム歴代ベスト10で、「久保田利伸さんと松任谷由実さん」以外のアルバムは全部持ってた・・・っていう発言したんだよな。

意外だった。
見た目黒服のGLAYのリーダーがゴリゴリの洋楽ロック志向ではなく、実は邦楽ポップ&ニューミュージックが音楽のルーツだったんだって分かったことが。

なんか急にシンパシイを感じたりして。。。

まあ、単純っちゃ単純なんだけど、それが直接的なきっかけだったような気がする。GLAYの曲に本当の理解を示すようになったのは。


そんなエピソードもあったのだけど、それを置いても、この曲はよかった。

シンプルでご機嫌なメジャー系ポップチューン。

初めて聴いたときは、予想もしていなかった展開に逆に戸惑ったのを覚えてるな。
でも、イントロのさわやかなアルペジオから展開される一気加速するポップな曲調に一気に持っていかれたのを覚えてる。

シンプルだけどもキャッチーなところがいいんだよね。 この季節、ごちゃごちゃとした曲も暑苦しいし。

・・・なんて書いたら、同時リリースの「誘惑」派にの方々には、ちょっとむっとくる言い方かなぁ。

そそそ、「誘惑」の方はちょっと暑苦しかったからなぁ。それまでのGLAYを踏襲しているといえば、そうだったわけで、それまでのGLAYファンにとっては安心感のある1曲であったと思う。

そんな安心感がオリコンで「誘惑」が1位。 ちょっと変化球だった「SOUL LOVE」が2位止まりだった所以でもあるだろうしな。


前曲「HOWEVER」のようにメロディアスなGLAYもいい。
でも、バンドである限りビートの利いた1曲を聴かせてほしい。 だけど、前年の「口唇」のようなダークな1曲ではなく、もっとポップなGLAYも聴きたい。

そういう欲求もあったことはあったという記憶もある。 グッドダイミングだったんだよね。


1998年、社会人5年目。 ほんの少し重要なポストも任せられるようになったことろですね。この頃は。
反面、なかなか自分が思ったように仕事進まなくなり、ミスも多くなって・・・という具合に壁に当たっていたことも確かで、気分的に晴れない日々のだったんだよね

そんな折に聴いたこの曲。 一気に気分は真っ青な空のまぶしい光の下に。。。
仕事の壁にぶち当たって落ち込んでいた心がどんなに救われたか。 当時、同じような気分にされられた同年代の方もきっと多いんじゃないかな。

だからこそ、コロナ禍で沈んだこの世相に 今届けたい1曲・・・でもあるんだよなぁ。

ちなみに当時リアルな仕事の面ではこの曲の後、ますます行き詰まりを感じ始める。ヒット曲を聴く余裕もなくなり、だから、いつかも書いたように1998年は、今に至っても手持ち音源は一番少ない。
そんなストレス溜まりも酷くなってきて、徐々に違う道を考え始めるのもこのすぐ後だったな。




ポップなイントロもそうなんだけども、イントロでウラから入ってくるタンバリンが妙に印象に残るんだよな。まあ、どうでもいいっちゃ、いいことなんだけど。。。

ところで、同時リリースの「誘惑」とのジャケット比較なんだけど、この「SOUL LOVE」が黒で、「誘惑」が明るい「黄緑」なんだよね。

↓ コレ
1998_05_誘惑_GLAY

うーむ、曲調のイメージから見ると、真逆のような気がするんだが。。。。。
・・・っつうか、当時、どっかの掲示板で、これと同じことを書いたような。。。。
「違和感」・・・とか。



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BELOVED / GLAY

1996_10_BE LOVED_GLAY


今回の1曲セレクトは「BELOVED」GLAYです。

まずはデータです。

・タイトル    BELOVED
・アーティスト  GLAY
・作詞      TAKURO
・作曲      TAKURO
・編曲      GLAY、 佐久間正英
・リリース日   1996年8月7日
・発売元     プラチナム
・オリコン最高位 3位
・売上げ枚数  84.1万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 3位
・ベストテンランクイン期間:1996年8月19日〜10月21日付
・タイアップ:TBS系ドラマ「ひと夏のプロポーズ」主題歌

個人的に「1曲セレクト」と言う形で、過去のヒット曲、それぞれ1曲、1曲のレビューを書き始めてから、かれこれ14年位になるんですかね。

何回かココでも書いた事があるんだけども、今でこそ「Livedoor Blog」でレビューを一般公開してるんだけども、Livedoor Blogに書くようになってから、まだ4年なんだよね。 それ以前はmixiに書いてたんだよ。それが2005年から。ちょっと調べてみたら2005年8月から書いてるんだよな。

当初は、mixiで繋がっている、いわいる「マイミク」中心にあくまでmixi会員向けだけに、「閉鎖的」に書いてたんだけどさ。だから、かなり好き勝手に書いてたし、「内容はないよー」な感じだったんだけどさ。

まあ、「内容はないよー」な部分は今も変わってないけど。。。。

でも、いろいろコメントいただいたり、意外と好評だったんで、ちょっと色気づいたんだよな。
「会員縛り」の壁を突破らって、広く一般公開したくて2015年1月にLivedoor Blogに移設した訳なんだよね。

でも、ココとは別途に自主運営しているサイト「THE HITCHART NOW AND THEN」は、サイト開設時から縛り無しに一般公開した訳だし、楽曲レビューもそうしたいって言う思いは当初からあったんだけどさ。

一から始めて、そこから広めて行くツラさっていうのは「THE HITCHART NOW AND THEN」の時で分かってたし、そもそも曲レビューって、1曲書くだけでも結構エネルギーが要る。 内容的にはテキトーでも一から書く訳だからさ。
だから、いつまで書けるか分かんなかったしね。最初は、身の回りの「トモダチ」だけに公開してたったのはある。 

ま、一種の「逃げ」でもあるんだけどさ。 ある程度勝手知ってる近しい方たちに向けて発信すれば、お義理でも反応いただけるところもあるし、だから、こちらも気分良く、何より気楽に書けるって言うところはある。 それもあって、当初は毎日ほぼ1日も休まずに書き続けたってのもあるんだよね。
 
ただ難儀なことに、それじゃ気が済まないって性分なんだよなぁ。
分かっていても、敢えて苦しい道に行ってしまう。

まあ、良く言えばブログでもなんでも、こちらから、垣根無しに公開したいっていう欲求って言うんでしょうかねぇ。
根が「目立とう精神」なんだろうね。

・・というか、ネットって垣根無しに全世界に向けて情報を発信するもんだよね・・・って言う認識でネットを始めたんださ。 誰誰に向けた・・・っていう縛りがある発信は、どうもダメですね。

だから本来はメールも好きじゃないし、LINEも好きじゃない。 誰誰に向けたって言う発信先の縛りがあるんで。



・・・なんてどうでもいい事をツラツラかいてたら、前置きがめっちゃ長くなっちまった。。。。

えー、結局言いたい事は、1曲セレクトは14年位書いてるんだけども、まだ1曲も書いて無い「ビッグ」アーティストがいるのよ・・・って事なんだけども。。

GLAY

90年代後半 ベストアルバム「REVIEW」が約500万枚っちゅう、超絶的な売り上げを記録し、まさに時代の寵児であった、稀代のビックバンドにも関わらず、まだ1曲も書いていない。

理由はいくつかあるんだけどね。

Wikipediaにも記述があるけど、このヒトたちの曲スタイルが、80年代終盤のBOOWYを中心としたニューウェイブ系のフォロワー的なサウンドであったこと、それとビジュアル的に、「ホストクラブ」のやんちゃなお兄さんって言う匂いを感じたところが相容れなかったんだよな。

まあ、単純に言えば、生理的に合わない部分があったんだよ、ブレイクしてから暫く後も。

そんな所から、ブレイク後暫くは、殆ど聴いて無かったし、生理的に受け入れらけるようになってからも、それほど深く掘り下げて聴いていないところもあるんだよね。だから、今まで意識的に引っ張ってこなかった訳なのよ。

でもね、15年も書いて来ると、過去曲の資源も「枯渇」してくるし、それじゃイカン・・・っちゅうことで、今後はGLAYの曲も書いて行こう・・と、そう思った次第な訳ですわ。

ただ、どの曲から書いて行くか・・これが問題で、それでもしばらくは書けないていたんだけども、やっぱ、個人的にGLAYと言うヒトたちを意識しだした、この曲から行くか・・ということで、今回はこの曲

「BELOVED」



GLAYの実質的なブレイク曲は、この1曲前の「グロリアス」。この曲で初めてオリコンベストテン入り。売り上げも、いきなり50万枚オーバー。

通常ならば、この「グロリアス」でGLAYと言う存在に気にする筈なんだけども、個人的に、この曲は全くの素通りだった。 いや、当時bay fmで放送していた「パワーカウントダウンHOT30」を聴いていたんで、何回か聴いてはいるはずだ。

でも、今になってはほとんど記憶外だし、手元に音源もないことから素通りだった訳だ。

理由は、まあ、↑に書いた通りで、80年代ニューウェイヴ系のフォロワー的なサウンド要素が強かったところが、当時としては生理的に合わなかったんだろうね。

その上での、この「BELOVED」。

当初は、「グロリアス」と同じような感覚があったのは覚えている。 

ただ、この曲、TBSの「金21」ドラマ・・・いわいるTBS「金ドラ」の一つ前のドラマ枠ですね・・・の主題歌と言う事もあり、ロングヒットだったんだよな。

「グロリアス」を素通りしたワタシは、後年、この曲がGLAYのブレイク曲だったとずっと思ってたからさ。
実際、この曲で初のオリコンベスト3入りを果たし、売り上げも90万枚近くまで伸びたしね。

CD売り上げが今から思えば考えられないほど高水準だった1996年当時でも、90万枚の売り上げは大ヒットに値する数字だった。 
80年代の50万枚程度のヒットがこの頃の80〜90万枚・・・そう言う感覚だったんだよね。

逆に言えば、1曲前の「グロリアス」は売り上げが60万枚だったけど、そこまでの大ヒットと言う感覚は薄いんだよ。

この曲がそこまで売り上げが伸びたのは、予想外にロングヒットだったってことに他ならないと思うのよ。
やはり、当時はドラマタイアップ・・とくにTBSの金曜ドラマの影響って大きかったんだよな。

ややアダルト層ターゲットの22時〜の「金ドラ」に対して、20代前半などの、やや若年層向きの「金21」ドラマは、最もアクティブなCD購入層ともリンクしてたんで、影響力はより大きかった訳ですわ。

だからこそ、この曲を耳にする機会って、当時多かったんだよな。 bay fmの「パワカン」以外にも、ラジオを流してると、当時、よくかかったんだよこの曲。

当然、ああ、いやだいやだ・・・と思いながらも、耳に入ってしまう。 

何度も繰り返し耳に入ってしまう事で、否応なしついつい耳に残ってしまう。
 
そうこうしているうちに、なんと無しに曲を消化した。

個人的には、そんな印象が強いんだよなぁ。 能動的に積極的にこの曲を覚えたって言う訳じゃ無いんだよね。

いや、GLAYの曲って、この後の一連の大ヒット曲にしても、そう言う曲が殆どなんだよ。 個人的に、「いいな、コレ」って自分から進んで聴いたのは、98年の「SOUL LOVE」ぐらいじゃ無かったかなぁ。




このヒトたちのサウンドが80年代のニューウェイヴ系のフォロワー的だったっていうのは、プロデューサー佐久間正英氏の影響っていうのが、多大にあるんだろうな。

80年代後半のBOOWYは勿論、前衛的なアーティストのプロデュース歴が長かった佐久間氏ゆえ、こういうサウンドになったのも必然だったんだろう。

ただ、それ以前に個人的にGLAYってヒトたちの音楽に今一つのめり込めなかったのは、勿論、↑で書いたようにビジュアル的なところもあるんだけど、このヒトたちの音楽に対する真面目さなんだろうな。

このヒトたちって真面目なんだよ。その真面目さがストレートに音に出てくるじゃん。 聴いてるこっちもキチンと正座して聴かなきゃ・・・って言う気分になって来る。軽く聴けないんだよね。だから、聴いてると疲れるってところがあるんだよ。

個人的に音楽に対して不真面目なアーティストは嫌いだけど、真面目すぎるって言うのもキツイ。

もっと、気楽に・・というか、雑に音楽やってもいいのに・・と思えてしまう。

でも、音楽に対してそういう態度は許せないんだろう・・・って言うのがひしひしと伝わって来るんだよ。

だから、ポップなアッパーチューンでも、真っ直ぐな曲になるじゃん。

これはフロントマンのTERU や TAKUROの普段の性格からしてそういうところがあるんだろうね。

あ、これは、GLAYだけではなく、この時期BIG3バンドとして躍進した、LUNA SEAにしても、ラルクにしても似たような感覚を覚えるんだよね。

この時期、このヒトたちの曲に深入り出来なかったのは、そこが大きかった気がするな、今思えば。

当時20代後半。既に「社会人」として働き、仕事に対するストレス、悩みも大きくなってきてたワタシとしては、もっと気楽な曲が聴きたかったんだよね。
だから、今、手持ちの96〜98年頃の音源にはお気楽な曲が多いんだよな。




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Happy Tomorrow / NiNa

1999_07_Happy Tomorrow_NiNa


今回の1曲セレクトは、「Happy Tomorrow」NiNaです。

まずはデータでする。

・タイトル    Happy Tomorrow
・アーティスト  NiNa
・作詞      Yuki  Kate
・作曲      Ma-chang  Yuki
・編曲      佐久間正英
・リリース日   1999年7月14日
・発売元     ソニーレコーズ
・オリコン最高位 9位
・売上げ枚数  29.2万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 8位
・ベストテンランクイン期間:1999年8月2日〜8月23日付
・タイアップ:フジテレビ系ドラマ「彼女たちの時代」オープニングテーマ

ここのところは週末に書いている1曲セレクトな訳だけど、今回も同様に週末の更新ですわな。
そんな1曲セレクトだけど、ここ暫くは「古る目」の曲が多かったんで、今回はちょこっと時代を戻しますかねぇ。

NiNa 「Happy Tomorrow」

うーん、この曲覚えていますかねぇ。時代を戻すと言っても99年、今から18年前の今頃のヒットな訳なんだけどね。
NiNaは、当時JUDY AND MARYのYUKIと、B-52'SのKate Piersonがツインボーカルをとったユニットですね。
プロデューサーは、ジュディマリのプロデューサーでもあった佐久間正英氏。

プロデューサーの時代と言われた90年代後半、TKに続く、つんくもモー娘。を始めアイドルグループのプロデューサーの当確を現わしていた時代ですよ。
 その中で、バンドサウンドのプロデューサーとして他のプロデューサーとは一線を画していた佐久間氏から発信されたこのユニット。

当然、ロック色の強いバンドサウンドなんだろうな・・・っていう想像が先に立ってしまったりするこの曲なんだけども、実際はめちゃくちゃポップ色が強い1曲だったするんだよね。

個人的に言えば、当時、プロデューサーの時代と言われ、同じようなサウンドが氾濫しているヒットチャートには随分辟易していた部分があるんだよね。

当時のワタシの「書き込み」知っている方なら既にご存じでしょうが、けっこうクレーマーだったからなぁ。今だったら「炎上」しそうなことも大分書いてたから。 しかも当時は自分の「掲示板(BBS)」を持ってなかったからヒトの掲示板で

でも、ミリオンセラーバンバン出てた当時から、こんな「音楽」が続けば近い将来CD売れなくなる・・・ってシツコイ位に警告してたのは当たったでしょ ちっとは先見の明があったと思うんだよなぁ

・・・なんて自画自賛なことは置いといて・・・。


でもさ、この曲を聴いてそれまで痞えていたモノが吐き出された思いだったなぁ、いや、大分スッキリしたんだよな。
そのくらい、当時のヒットには無かったようなポップさだったんだよね、この曲。

まあ、正直言うと曲調的には、当時から見ても新しさは無い。 むしろアナクロだったんですよ。90年代と言うよりも80年代・・・いや、もしかするともっと前の時代の曲調かも。

例えば70年代のブロンディとかさ、あの位の時代を彷彿させるポップさっていうのかなぁ。

うん、ボーカルに「外人」のKate Piersonがいたから、ポップはポップでも間違い無く「向こう」の曲のポップさなんだよね。まあ、全編「英語詞」っていうのもあるけど、湿度感をほとんど感じない、カラッとした軽い空気感。

ここだと思う。

当時は重い曲が多かったんだよ。全体的に。やたらと音数が多かったり音圧が高かったり。当時のヒットに辟易していたのはその辺りが一番大きな要因だったかもしれないな。

そこに持ってきて、このカラッとしたポップな曲が来たもんだからさ、心が洗われたんだよな、大分。

 本来ダサイ、「日本のポップ」が好きなワタシだから、本来だったら、向こうの曲っぽいのはダメな部分もあったのかもしれないけど、まあ、そんなことで、この手の曲でも「OK」って気分だったんだよな。

いや、70年代っぽい、このテの洋楽ポップスは決して嫌いじゃないんだよ。むしろ懐かしい音なんだよね、ワタシの中では。当時、親に連れて行かれた行きつけの喫茶店で、このテの洋楽ポップスがいつも流れてたからさあ。それこそブロンディとか。

少し前、テレ朝の「サンデーステーション」のお天気コーナー のBGMで、ブロンディーの「Sunday Girl」が使われてたでしょ。 あれ、音聴いてただけでもめちゃくちゃ懐かしかったもの。

↓ コレ



今回セレクトしてきた「Happy Tomorrow」もこの「Sunday Girl」と同じような匂いを感じたりするんだよな。
うん、結論からすると懐かしい音なんですよワタシにとっては。だから引っかかったんだろうなぁ。

ただね、思ったよりは売れなかったんだよね、この曲。ジュディマリのYUKIだから、もっと売れてもおかしくなかったんだけどねぇ。

まあ、たしかに当時、派手に宣伝していた訳でもないし、NiNaって聞いただけで、ジュディマリのYUKIって気づかなかった人も多いだろうしな。
しかもロックなジュディマリを期待していたヒトには、このテのポップな曲は大人し過ぎて肩透かしだったろうしな。

佐久間氏から見ても、他にプロデュースとした他のアーティストでも、この手の70年代のポップサウンドをフィーチャーした曲って、少なくともヒットチャート上ではなかったですからねぇ。やっぱ聴き手からすると肩透かし立ったところはあるかもしれない。
個人的に言えば、バンドバンドしていない部分も垣間見れて、それだけレンジの広さを感じられた・・・って部分では嬉しくもあるんですけどね。




そうか、この曲は、佐久間氏はベースではなく、リードギターやってたんだ。若干ピッチがずれているのがちょこっと気になるけど。。。
後年、亡くなる直前にNHKで特集されていた時の優しい表情ではなく、まだまだ尖がったシャープな表情の頃の佐久間氏ですな。

ちなみに、個人的にこの曲を初めて聴いたのははっきり覚えてる。日曜日の雨上がりの午前中。車で千葉から木更津方面に向かっていた国道16号だったな。
この曲を聴いてた時にバーッと日が差してきてさ、陽の光が雨上がりのアルファルトに反射して金色に輝いて、ドラマティックな光景だったんだよ。

そんな光景を見てて、なんかさー、その時の仕事とか、これからの生き方とかどうでもよくなっちゃったんだよ。
現に、当時働いていた新卒で入った会社を退職するのは、この半年後だったりするんだけど。。。




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まっ赤な女の子 / 小泉今日子

1983_05_まっ赤な女の子






今回の1曲セレクトは、「まっ赤な女の子」小泉今日子です。

 まずはデータです。

・タイトル    まっ赤な女の子
・アーティスト  小泉今日子
・作詞      康珍化
・作曲      筒美京平
・編曲      佐久間正英
・リリース日   1983年5月5日
・発売元     ビクター
・オリコン最高位 8位
・売上げ枚数   22.7万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 7位 
・ベストテンランクイン期間:1983年5月23日〜5月30日、6月13日〜7月11日付

今回はのっけから本題。
きょんきょんのこの曲で、本格的にブレイクしてきたんだよね。「まっ赤な女の子」ってタイトルがなんとなく、へんちくりんでおかしかったんだけど、曲の方もはじけてたよなぁ。

 この曲のひとつ前の「春風の誘惑」ってどうもイマイチ分かりづらかったんだけど、この曲はわかりやすかったですしね。

 そのまえに、この曲がでる前に、キョンキョン18歳の「反乱」があって・・・

ハイ、髪の毛を聖子ちゃんカットからバッサリ、カリアゲヘアーにしちゃった・・・ってところもありーの、きょんきょん自身イメージが随分変わっちゃったかんね。
きょんきょん、デビュー2年目の反乱・・・ってやつで。。

 そこに来ての、このノー天気なはじけた曲調の曲ときたもんだから、これは、いやがおうにもイメージチェンジって言う感じだったよなぁ。

 でもさ、結果的にはうまく行ったよね。これで完全ブレイクしたわけだからさ。

 この曲、アレンジは、佐久間正英氏。はいな、ずっと後年、GLAYなんかのプロデューサーとして有名になった方ね。

 この当時は、筒美京平氏人脈のブレーンだったんだよね。この曲とか、マッチの「ミッドナイトステーション」なんかのアレンジ担当してたりしてましたね。

 このコミカルなアレンジを見ていると、後年、GLAYをプロデュースしたヒトとは全く思えないんだけど、結構、若いときにアイドルのアレンジ、プロデュース手がけてたヒトって多いよなぁ。
 同じ筒美人脈で言うと、斉藤由貴とかのアレンジャーだった武部聡氏は、最近は一青窈プロデュースだもんね。
 こんな感じで、若い頃、筒美氏のブレーンとして「ヒット曲」の真髄を勉強し、その後、独自のプロデュース手法で巣立って行ったプロデューサーって多いんだよねぇ。作詞で言えば秋元康もその一人になるかなぁ。

 この頃、アイドルの曲を書くための心得として、筒美氏から言われたことは、兎に角、メロディとメロディの間を、面白い音で埋めることだそうで、そのアドバイスは、「まっ赤な女の子」でも生かされてるんじゃないかなぁ。

個人的にも、よく書くんだけど、「合いの手」ですよね。メロディに対しての合いの手を入れると音と音が埋まって、「音楽」が切れないんですよ。最近の曲は、その「合いの手」がある曲が少なくなったねぇ。だから、メロディがぶつぶつ切れる印象があるんだよなぁ。

 佐久間氏は、その中でも抜きんでた存在だったよな。その後90年代のJ-POPシーンを見ると。
昨年、若くして鬼籍に入られてしまいましたが、今後のJ-POPを鑑みるに惜しい方を亡くしたと思いますねぇ。



ちなみに、「まっ赤な女の子」のB面は、秋元康、作詞の「午後のヒルサイドテラス」。こちらも作曲、筒美京平、編曲 佐久間正英になっているわけで、まさに筒美ブレーンで作られた曲となっています。



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そばかす / JUDY AND MARY

1996_03_そばかす_JUDY AND MARY






今回の1曲セレクトは、「そばかす」JUDY AND MARYです。

 まずはデータです。

・タイトル     そばかす
・アーティスト   JUDY AND MARY
・作詞       YUKI
・作曲       恩田快人
・編曲       JUDY AND MARY
・リリース日    1996年2月19日
・発売元      エピックソニー
・オリコン最高位  1位
・売上げ枚数    105.8万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1996年3月4日〜4月22日付
・タイアップ:フジテレビ系アニメ「るろうに剣心」主題歌

 まあ、いまさらなんだけど、ここ数年、ホンマにバンドの再結成が多いね。今年の初め、レベッカが再結成するなんていう噂がたったんだけど、あれはどうなったんだろう?
そして、再結成の期待を持たせつつ、まだ実現してないのがジュディマリなのかなぁ。
昨年、プロデューサーだった佐久間正英氏の急逝で、もしかしたら・・・という期待も僅かながらあったんだけどね

 なんて・・・そしたら、やっぱ、今回の1曲セレクトはジュディマリでしょ。。。

 そんじゃ、ま、「そばかす」なぞひとつ。。。

 ふむ、この曲が、シングルではジュディマリで一番売れた曲ですわ。
どうなんだろう? やっぱり、ジュディマリっていったら、この曲が未だに一番人気があるんですかねぇ。

いや、大体ジュディマリ自体、未だに人気があるんだけどね。

うん、だけれども、意外かもしれないけど、シングルでのミリオンセラーは、この曲1曲のみなのよね。
 うむ? 逆に、ジュディマリってミリオンセラーなんてあったのかいな? って思われる方もいますかねぇ? それも分からぬでもないけどさ。


 しかし、どーなんだろ? やっぱ、この曲っていったら、アニメの「るろうに剣心」? 

 ・・・とか書いても、おじさんには、何のことだかさっぱりわかりましぇーん。

 だけど、これは、ジュデュマリも同じだったようで、wikipediaによると、「最近のアニメはわかんないので、キャンディキャンディのイメージで曲を書いた」・・・っちゅうことですふらふら

 ほんまかいな?



 ♪ そばかす なんて きにしないわ〜 ♪

ほーほー、だから、タイトルが「そばかす」か・・・ふらふらふらふら

わかりやすっexclamation ×2 ふらふらふらふら

 そーいわれれば、キャンディキャンディをジュデュマリ風にアレンジすると・・・・こーなるわけですね。

 なに? そこの若いの・キャンディキャンディを知らない?

 おじさんが子供の頃のアニメですぞい




なんて、こーなるじゃ分かりませんねぇ・・・やっぱり、この曲の動画を持ってこなければ・・・





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春〜Spring〜 / Hysteric Blue

1999_03_春〜Spring〜_ヒステリックブルー







今回の1曲セレクトは、「春〜Spring〜」Hysteric Blueです。

 まずはデータです。

・タイトル     春〜Spring〜
・アーティスト  Hysteric Blue
・作詞       たくや
・作曲       たくや
・編曲       佐久間正英&Hysteric Blue
・リリース日   1999年1月21日
・発売元     ソニー
・オリコン最高位 5位
・売上げ     66.7万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 3位
・ベストテンランクイン期間:1999年2月22日〜4月19日付
・タイアップ:テレビ朝日系「目撃!ドキュン」エンディングテーマ


 昨日は本格的に「はっるーexclamation ×2」な1日でしたな。こちらでは近所の桜もつぼみがふくらんできましたね。
 今週には開花するんじゃないかなぁ
うちの近所は、「住所」名もあいまって、桜の木が多いのですよ。公園に行くと、一面桜の木なので、満開の頃は、それはキレイなんだよね。

 ・・・っうこともあって、Hysteric Blueの「春〜Spring〜」をもって来ました。

 この曲、まだ、書いてなかったんだーね。1999年の曲ってことで、これまでは、あんまり「注目」を置いてなかった・・・ってのもあるけど、そろそろ書いてない曲・・・って考えると、そうも言ってられなかったりするわけで。。ふらふら

 まあ、この曲は、ストレートに春っぽい曲だわなぁ。ストレートにポップだし、キャッチーだし、この季節には、もってこいの曲なんぢゃないですか。

 Hysteric Blueって、この前の年にデビューした、今風に言えば3ピースユニットだったわけだけど・・・。演奏テクニックは、お世辞にもウマイとは言えなかったけど、やっぱし、この、分かりやすくて、ポップで、キャッチーで・・・っていう、ヒットさせる3点セットに拠るところが大きいんだろうな。

 演奏がヘタってところを抜かせば、あんまり斜に構えないで素直な気持ちで聴けば、触手を出したくなるんだなぁ、ポップスファンにとっては。
 いやいや、演奏がヘタって言うところが、「当時のティーン」(っていう表現は死語だね〜)にとっては、逆に親近感が沸いたんだろうな。

 兎に角、このテの「女のコ」にボーカルを取らせるユニットを売るのって、ソニーさん、得意だからねぇ。。。

 今もって得意じゃん。「いきものがかり」なんて、フォロワーの部類だよね。考えて見れば。。。

 で、その「女のコ」の声質もどことなく似てたりして・・・ふらふら

 やっぱし、「ソニー系の声」ってあるんだろうね。それは、エイベックス系にも言えるかもしれないけど。。。

 うーん、どっか、レベッカのNOKKOなイメージを引きずってたりして・・・。あせあせ もちろん、声質に関してよ。

 そのイメージは、Hysteric Blueでは、この曲より、2曲あとの「なぜ・・・」の方が顕著かな。

 それにしても佐久間正英氏は、このころ、当たってましたよね。プロデューサーの時代と呼ばれてたころの、時代を創った一人に数えてもいいんぢゃないですかねぇ。

 まあ、Hysteric Blueの場合、その後のメンバーの強制猥褻で、尻つぼみっていうあっけない終わり方になってしまいましたが・・・。

 

 ところで、先ほどの「長い間 / kiroro」て書いたことの続きなんだけど、個人的には、このころから、ネット上の掲示板に出没し、いろいろ批評じみた事を書くようになった頃だな。今mixiでマイミクになってもらってるオリ25さんと知り合ったのも、このころぢゃなかったっけなぁ。
 そして、ワタシは、本格的にネットにのめりこみ始めて、自分のサイトを作ろうと思ったのも、この頃だった気がするな。
 まだ、自分でランキングサイト作っているヒトも居なくて、しかも時代を掘り返してランキングを表示させているサイトがなかった

・・・・ように思えたんだよね。

あ、これは、いけるexclamation と思ったの。やっぱ、サイト作るからには、誰もやっていないようなサイト作りたいじゃん。。。

 でも、すぐに、同じように個人的にランキングを作っておられる「チャート梁山泊」っていうサイト存在を知って、「やられたぁexclamation ×2」ってしきりに思ったな。 あれから16年ですねぇ・・・。

日本のインターネット人口が、まだ1000万人前後・・・っていう時代だったんだよね。
まだまだ、他のヒトがやってないことをネットで見せたもん勝ちの時代だったんだよね。
ネットの黎明期はとてつもなく面白かったですよ。

 蛇足だけども・・・、持病の「痛風」の発作が最初に勃発したのも、このころですわ。。。。ふらふら かじやん29歳の春でしたわ。あれから16年経つのか。。。あせあせ 長い付き合いなんだよな。ウッシッシ




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Brand New Wave Upper Ground / JUDY AND MARY

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今回の1曲セレクトは、「Brand New Wave Upper Ground」JUDY AND MARYです。

 まずはデータです。

・タイトル    Brand New Wave Upper Ground
・アーティスト JUDY AND MARY
・作詞     YUKI
・作曲     TAKUYA
・編曲     TAKUYA
・リリース日  2000年2月23日
・発売元    エピックソニー
・オリコン最高位 4位
・売上げ枚数  15.8万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 6位
・ベストテンランクイン期間:2000年3月6日〜3月13日付
・タイアップ:大塚製薬「ポカリスウェット」CM曲

 ひっさびさのジュディマリです。

 いつだったかFMを聴いてたら、今年再結成して欲しいバンド特集なんてやってたけど、今回引っ張ってきたJUDY AND MARYっていうのは、未だに人気あるね。
 ま、その時は1位はBOOWYだったりするんだけど、ジュディマリも上位にいましたわ。
それは、未だに変わってないんじゃないかなぁ。 

 BUT、なぜか、ここにセレクトしてくると引きが弱いんだよな、ジュディマリ。うん、いっつもアクセス数がパタンととまるのよ、ジュディマリの曲は。
 だから、なんとなく、引っ張ってくるの躊躇しちゃったりするんだけど。。。
 
 たださぁ、ジュディマリって「今頃」リリースの曲が多いのよ。うむ、96年から毎年毎年、2月っていうのは、決まってリリースしてるんだよね。だから、本当は、この時期に引っ張ってきたくなるんだけど・・・

・・・まあ、そういうことで、セレクトしてきますか。


 ・・・っちゅうことで、何にしようかな・・なんて、迷ったりしたんだけど、今回は15年前にリリースされた、「Brand New Wave Upper Ground」なぞ。。
 うーむ、2月リリースのジディマリの曲の中では一番「ヒットしてない」曲なんで、もしかすると知らないヒトもいるかもしれないけど。。。


 古くから、ワタシのサイトにアクセスしてきてくれてる方は、もしかすると覚えてるかもしれないけど、実は、この曲、リリースされた頃に一度レビューしてるんだよね。

 もちろん、あのころは自分のサイトにあった、「CHART BBS」っつう掲示板に。

 ま、どんなこと書いたかは、忘れちゃったけど、たしか、この曲のハジケっぷりがいいとか、なんとか書いたような記憶があったり、なかったり。。。ふらふら

 実際、めっちくちゃはじけてるんだよな、この曲。 まあ、ほとんどビョーキな世界なんだけど。わざとらしく、音はずしたりしてるし。

 いや、逆にその辺が聴いてた、こっちとしてはうれしかったりして。

 たしか、この曲ジュディマリとしては、約2年越しのシングルだったんだよね。一時、活動休止状態にいたから、ジュディマリって。

 だから、そのはじけっぷりが余計によかったな。

 サビの部分は「ポカリスウェット」のCMで使われたりしたんでキャッチーだったりしたし。。
 いつものジュディマリのようにとっちらかっているように思えて、じつは、なんとなくまとまりのある曲なんだよな。そこが不思議だったりするんだけどさ、この曲。
 

 でもまあ、ビートルズの「Come Together」をそのままパクッてきたりして、著作権は大丈夫なんかな・・・なんて、当時も書いたような気がする。


 しっかし、あれから15年か。。。早いもんだな〜。
まさか、未だに自分のサイトが続いてるとは、あんまり思っていなかったけどねぇ、15年前の今頃。




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ミッドナイトステーション/近藤真彦

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今回の1曲セレクトは「ミッドナイトステーション」近藤真彦です。

 まずはデータです。

・タイトル    ミッドナイト・ステーション
・アーティスト  近藤真彦
・作詞      松本隆
・作曲      筒美京平
・編曲      佐久間正英
・リリース日   1983年1月20日
・発売元     RVC
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数   39.1万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1983年1月31日〜3月21日付

 さて、さきほどの「五郎」から一転して、「まっち」です。
 いやいや、この曲、まだ、書いてなかったんだな。すでに書いたかな・・・なんて思ってたんだけどね。
ここのところトシちゃんの曲はちょくちょく書いてたんだけど、まっちは、すこしご無沙汰だったかな。
オリコン1位獲得曲で、意外な曲が、これまで見落としてたな。

 それと、この曲、今となっては「知ってるヒト」しか知らない・・・っちゅうか、みんな覚えてないよねぇ〜・・・って感じで、まっちの曲の中でも、今では「ジミ」な曲に成り下がった・・・っちゅうのもあるな、今まで書いてこなかったのは。

 デビュー以来、この曲の前の「ホレたぜ乾杯」まで、50万枚以上をコンスタントに売ってきた、まっちだけど、この曲でいきなり39万枚と、10万枚以上も売り上げが落ちたんだよね。
 ま、今考えると、これもデビュー3年目の「金属疲労」ってわかるんだけど、当時は、それ以前に「ピンクレディー」の急降下を知ってたもんで、いよいよこれで人気も「下降線か〜」なんて、思ったもんですわ。 それだけ、急なことであり、個人的に意外と衝撃的だったな。

 まあ、これにはいろいろな理由があるんだと思うんだけど、たしかに、飽きられてきたってのが、一番の理由だろうな。 うん、基本的に「まっち」の曲って、方向性に違いがなかったから。 つまりさ、だいたい、毎回、同じような曲だったってことよ。だから、ファンの食いつきはいいけど、浮動票に飽きられやすいっちゅう・・・。

 ま、これは、今もヒットチャートのレビューでしょっちゅう書いてることだけど、いつの時代でも、ヒットチャートにおける、「普遍の法則」なのよね。


 ただ、個人的には、少なくとも、この曲の前の「ホレたぜ!乾杯」よりは、曲自体はおもしろいな・・・っては思ったけどねぇ。 っていうか、印象に残った・・・っていうのかなぁ。サビの部分なんかは、たしかに弱いけどね。

 キーボードにエフェクターをかけて、無意味に長いイントロとかさふらふら  「ドレミファドン」のイントロクイズに出せれたら、絶対に間違えないでしょ・・っていうくらい、よく言えば「個性的な」ふらふら
「ホレたぜ!乾杯」が「無イントロ」だった反動かねぇ、このイントロの長さは・・・、とか思っちゃったりして。

 エッジの効いたギターの音色なんて、「夜中の冬の寒さ」を感じさせてくれたり。。。

 それとなぜか 2番の入りの

 ♪ ペーパーカップのココアを飲んで〜 ♪

っていうところが、印象に残るんだよなぁ。 あー、あの、安くて、あまったるーい、ペーパーカップの「ココア」ね〜 なんてさ。
 今でこそ、ペーパーカップのコーヒーとか、おいしくなったけど、この頃のやつって、なんか、間違ってるんじゃない? っていうのが多かったからさ・・・。 そんなことを思い出したりして。。ふらふら

 ま、以前にもいろいろ書いたけど、個人的にいろいろあった時期だからねぇ。 やっぱ、いろいろな「背景」があった頃の曲っていうのは、やっぱ、印象に残ってるもんなんだよね。

 ちなみに、この曲で初めて、アレンジャーとして、佐久間正英氏が登場。筒美京平氏とは、この後、小泉今日子の「まっ赤な女の子」のアレンジなんかを担当したりしたな。
 いわずと知れた、後の、JUDY AND MARYとかGLAYなんかをビッグにした、「敏腕」音楽プロデューサーでしたね。
 一青窈を育てた武部聡志氏もそうだけど、いまも、一線で活躍してるプロデューサーで、若い頃、筒美京平氏の下で、「修行」したヒトって、ほんとに多いんだよねぇ。。
 うん、ポッと出のヒト達じゃないんですよ。「売れる曲」というのは・・っていうのを、叩き込まれたヒトたちなんですよね。
 昨年、癌により逝去。早いものでもう一周忌なんですね。返す返すも音楽界は惜しい人材を早くに亡くしちゃったもんですよ。

 でも、若い子たちは「ココ」を学ぶべきだろうな。ポッと出て、ポッと売れるんぢゃなくて・・・。 少なくとも「売れる曲とは・・・」ってうのは、もっと学ぶべきだと思うよ。 
 自分が好きな音楽と、売れる音楽は違うってことをさあ。


どうでもいいけど、この曲の動画が落ちてないよ〜。
まあ、ジャニさんだからなぁ・・・。落ちてなくても不思議ではないけど。。。。



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