かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて40数年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

上田知華

彼女とTIP ON DUO / 今井美樹

1988_10_彼女とTIP ON DUO_今井美樹






今回の1曲セレクトは、「彼女とTIP ON DUO」今井美樹です。

 まずはデータデース。

・タイトル    彼女とTIP ON DUO
・アーティスト  今井美樹
・作詞      秋元康
・作曲      上田知華
・編曲      佐藤準
・リリース日   1988年8月17日
・発売元     フォーライフ
・オリコン最高位 8位
・売上げ枚数   14.1万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 6位
・ベストテンランクイン期間:1988年9月12日〜10月31日付
・タイアップ:資生堂88年秋のキャンペーンソング

最近FM聴いてると、今井美樹の「PRIDE」がやたらと流れるんだよな。
一昨日、デビュー30周年のベスト盤がリリースされたって関係なんだろうけどさぁ、うーん、やっぱ、今井美樹っていうと、「PRIDE」になっちゃうんでしょうかねぇ。 まあ、一番「売れた」きょくでもあるからなぁ。

BUT BUT、ワタシは、今井美樹って言ったら、この曲が好きなのよ。。

ははん、それは、今回の曲の前振りですね

 今回、引っ張ってきた曲は、「彼女にTIP ON DUO」。

 オシャレな曲でしたよねぇ。資生堂のCMって今でもそうだけど、オシャレな曲が多いんだよね。
 これって、企業イメージがそのままでるんですかねぇ。

 かたや、ライバルのカネボウは、どっちかというと「下世話」な感じじゃん、CMも。
 ・・なんて書いたら怒られちゃうかなぁ

 この「彼女とTIP ON DUO」は、いわいるハネモノ系っていうんですか。ややモータウンっぽい、ノリのいい曲ですよね。
 リズムの取り方が難しいんだよね。

♪ 思い出してあげない しあわせそうな人は 彼女とTIP ON DUO 〜♪

 っていうサビの部分の譜割りなんて、ほんとノリをつかむの難しいんですよ。

 それでいて、キャッチーでしょ。 ちょっとズルいようなきもしちゃうんだけど、それでも、聴いてて気持ちいいから許しちゃうっていう感じなんだよね。

 個人的にはイントロのシンセの音色がなんか、つかみ所がないくらいにフワフワしてて好きだったんだけどね。

 当時は浪人1年目ということで、まだ、余裕こいてた時期だけど、このあと「ノイローゼ」に陥ったワタシです

あの当時が懐かしいねぇ。そういうわけで、88年ってあんまり曲の想い出がないんだよね。もともと曲をあんまり聴いてないし・・。

 その中でも数少ない88年で印象に残っている曲ですね。この曲は。

 この曲、作詞が秋元康氏なんだよね。アイドルが「冬」の時代になりつつあったこの頃は、このテのニューウェイヴ系にも書いてたんだよな。
 今のアイドルへの詞に比べると大分、詞の内容がオシャレなんだけどさ 
ちなみに、この直後に、美空ひばりの「川の流れのように」をプロデュースすることになねわけで。。。

 それにしても、このあいだ山下久美子を書いた時、布袋との相性はよかった・・・って書いたんだけど、個人的には布袋と今井美樹のコンビは、イマイチはっきりしないんだよなぁ。

 この「彼女とTIP ON DUO」もそうだけど、後年の「PIECE OF MY WISH」でも組んだ上田知華さんのほうがシックリとくるんだけどねぇ。

 逆にフォーライフ時代でも、このころの曲の方が透明感があって好きなんだけどねぇ。お嬢様っぽい雰囲気もよかったし。
 
 でも、なぜか、最大のヒット曲は「PRIDE」という布袋作品だったりする。
 これが、個人的にはちょっとナットクいかないんだよなぁ・・・

話はズレるけど、このヒト、2曲ミリオンセラー持っているっていうのも、今となってはちょっと意外な感じだよね。


動画・・・・で、なしてこの曲、YOU TUBEに落ちてないの? しょうがないんで他のサイトにリンク

http://www.dailymotion.com/video/x9ktil_%E5%BD%BC%E5%A5%B3%E3%81%A8%EF%BD%94%EF%BD%89%EF%BD%90-%EF%BD%8F%EF%BD%8E-%EF%BD%84%EF%BD%95%EF%BD%8F-%E4%BB%8A%E4%BA%95%E7%BE%8E%E6%A8%B9_music

生演奏の「彼女とTIP ON DUO」って初めて聴いたかも。 ベストテンなんかもカラオケだったんだだよね。
レコードと比べて、かなりリズムがゆっくりですねぇ。。。



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パープルモンスーン / 上田知華&KARYOBIN

1980_06_パープルモンスーン







今回の1曲セレクトは、「パープルモンスーン」上田知華&KARYOBINです。

 まずはデータです。

・タイトル   パープルモンスーン
・アーティスト 上田知華&KARYOBIN
・作詞     上田知華
・作曲     上田知華
・編曲     すぎやまこういち
・リリース日  1980年5月25日
・発売元    ワーナーパイオニア
・オリコン最高位 60位
・売上げ枚数  3.5万枚


 いや、今回の1曲セレクトは困った。予め「書こう」と思ってた曲が、ことごとく「既に書いて」あったのよ。。。
 しかも、今回は、気分的に、ちょっと変化球で行きたい気分・・。

 とか思っちゃったもんだから。。。あせあせ


 いやいや、考えた考えた・・・。

 ・・・あげく、ストックしてた曲を。。。

 上田知華&KARYOBIN 「パープルモンスーン」  

 どどーーーーーん。 思いっきり変化球どぇす。ナックルボールのようなもんでしょふらふら

 知ってる方は、かなりのヒット曲ツウ・・・・・・・・でもないかな・・・・・

 でも、おそらく、今となっては、ほとんど誰も知らない・・・ということを覚悟の上で書きますかね。

 
 えーとですね、普通、ヒット曲といわれる音楽では、アンプラグドな曲っていうのは、今も昔も、意外と珍しいんだよね。

 ま、今は、シンセはほぼ外せない楽器だし、ギターだって、ほとんどはエレキでしょ。全て「生楽器」によるアンプラグドな曲っていうのも、ほとんど聴かなくなったよね。

 あると言ってもアルバムに収録されているようなほんの一部の曲ですかねぇ。シングルでは、まず、聴かなくなったっていうのが、本当のところか。。。

 ときに、それが、ギターレス、ベースレス。
ピアノとバイオリンとチェロの弦楽四重奏による・・・なんて言ったら、まず、今では「絶滅」だろうな。

 いや、この曲がリリースされた1980年当時でも、そういう形式のヒットポップスは、ほとんどなかったですよ。

 それがこの曲の面白いところだろうな。うん、弦楽四重奏とポップスの組み合わせってやつね。

アレンジのすぎやまこういち氏は、昔はG.S、最近じゃドラクエを始めとするゲームミュージックの大家ですが、もともとはクラシック畑出身の、テレビ創生期のディレクターですね。
 昔は、テレビの音楽番組のプロデューサー、ディレクターは、ジャンルはそれぞれだけど、自分で何らかの楽器をやり、音楽に携わっていた人ばかりだったので、譜面には強いし、音楽のなんたるかを知ってるヒトばかりだったんだよね。(だから、音楽番組が面白かったというところが強かったんだろうね)

 まあ、そう言う方なので、こういう、一見、ありそうもない形式で、ポップスもやれたんだろうなぁ。

 上田知華さんって、今でも現役のシンガーなのですが、今井美樹の「PIECE OF MY WISH」や「瞳がほほえむから」などの一連のヒットを書いたヒトってしってる方、ツゥですねぇ〜。

 そそそ、これらのような、シットリ系の正統派ポップスが得意な方ですね。

 もちろん、この曲も、 曲自体は、もろ正統派なミディアムポップスなのですね。

 モンスーン⇒湿潤気候 って言うくらいで、ちょっと霧かかった朝もやの雰囲気が、程よいしめり具合を醸し出していて、丁度、いまの季節にマッチするんですわ。
 

 
 百聞は一見にしかず・・・。本当は、こういう曲こそ、動画があればいいんだけどねぇ・・・と思うんだけど、35年前で、しかもオリコン最高位60位の曲ぢゃねぇ・・・。あるほうが不思議か。。。
・・・と覚悟はしてたんだけど、一応、ライブ録音の音だけはありました。


 

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PIECE OF MY WISH / 今井美樹

1992_01_PIECE OF MY WISH_今井美樹






今日の1曲セレクトは、「PIECE OF MY WISH」今井美樹です。

 まずはデータです。

・タイトル    PIECE OF MY WISH
・アーティスト  今井美樹
・作詞      岩里祐穂
・作曲      上田知華
・編曲      佐藤準
・リリース日   1991年11月7日
・発売元     フォーライフ
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数   125.4万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1991年11月18日〜1992年3月2日付
・タイアップ:TBS系ドラマ「明日があるから」主題歌

ここのところ、ずっと80年代の曲ばっかセレクトしてきたんで、たまには90年代の曲をセレクトしたいと思います。

 その中でも、久々に、吐き気が出るくらい、この曲、よく聴いたなぁ・・・っていう曲を引っ張ってきたりしましたぞ。

 今井美樹の「PIECE OF MY WISH」

 いや、この曲、当時、ほんと良く耳にしてたねぇ、毎週毎週・・・。ホント、もう、何回、この曲のイントロを聴いたことか・・・。

ってか、そのくらいロングヒットだったってことなんだけどさ。
なにせ、ベストテン入りすること、約4ヵ月の超ロングヒットですよ。

 売上げ枚数的には、96年の「PRIDE」にはおよばないものの、ことロングヒットってところでは、この曲がもっとも長いことベストテン入りしてたからなぁ。当然のごとくミリオンセラーですよ。
 ま、当時は、今では考えられないような「ロングヒット」の時代だったからさあ、たしかに長いことランクインしてた曲が多かったんだけど、それにしても、この曲はよく聴いた。

 ちょうど、このころから、エアチェックを再開してたってこともあったな。
 なんせお金がなかったからねぇ(今もだけど。。。)、どうにかお金を浮かせて、曲をたくさん聴く・・・っていうセコイ考えには、FMのエアチェックが一番なのよ。 ってことで、毎週、飽きもせず、bay fmの「パワカン」をエアチェックしてたからなぁ。


 そんなこの曲なんで、もうね最近は、ほっとんど耳にしてなかったの。
もちろん、今ではエアチェックのテープだけでなく、ちゃんとCDもあるんだけどさ。

・・・で、これ書くんで、ひっさびさに曲を聴いてみたんだけど。。

 うーむ、今、改めて聴くと、結構いい曲だったんだな。あせあせ なんて、思ったりして。。

 ま、たしかに、1991年の香りはするけどさ。なんていうのかな、土台はAORなのよね。 ま、あのころは、ジャパニーズAORな時代だったからねぇ、この手のキーボードがコロコロなってるようなバラードが多かったけど、そのもっとも典型的な曲よ。
 うん、若い、ちょっと「こぎれいな」オネーさんたちが泣いて喜んでしまうような。

 時代は、丁度、バブルが「はじけた」頃だったけど、まだ、それほど深刻でなく、まだまだ都会的で、ちょっとオシャレな雰囲気が時代をリードしていた頃の「匂い」っていうのかなぁ。

 まあ、このテの雰囲気を未だに引きずっているのが、「アラフォー」世代だったりするんだけど。。。
いやいやいや、今や、「アラフォー」ぢやなくて、「アラフィフ」かなぁ。。。

 あ、そそそ、「アラフォー」、もとい「アラフィフ」なイメージなんだよね、この曲。


 しかしさ、それにしては、最近、このテの曲って出てこなくなったねぇ。バブルを経験した「アラフィフ」世代は、未だに元気なんだけどなぁ。ワタシら世代主導の新たな曲って出てきて欲しいよなぁ。
 昔の曲を引っ張ってくるんではなくてさあ・・・。 なんて、これ、自分に対してのヒニクか?

まあ、いずれにしても、後の「ホテイ」氏の曲よりも、もっと自由度は高かったような気はするな。

ちなみに、この曲の作詞の岩里祐穂さんは、最近は、もっぱらアニメソングばっか書いてるよなぁ。また、J-POPの世界に戻って良質なポップスを書いて欲しいですわ。




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