2004_12_ウソツキ_上戸彩


今回の1曲セレクトは、「ウソツキ」上戸彩です。

まずはデータです。

・タイトル      ウソツキ
・アーティスト    上戸彩
・作詞        織田哲郎 NORI
・作曲        織田哲郎
・編曲        織田哲郎 長田直也
・リリース日     2004年11月17日
・発売元       ポニーキャニオン
・オリコン最高位  12位
・売上げ枚数    2.6万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 13位(2004年12月2日付)

うー、仕事が終わんねーよ。。。 あ、「生業」の仕事ね。
と言っても会社に居る訳じゃないんだけどさあ、家に持ち帰って仕事してるのね。 昨日から12月でしょ。来月年が明けた途端、怒涛の「繁忙期」月間が待っている訳で、今のうちから少しでも前倒しで処理をしておこう・・と今からガムバっているんだけど。。。。どこまで行っても出口が見えないスパイラル・・・。

う〜気持ちが切れそう。。。

そういえば、振り返ってみると、昔も、丁度今頃に「出口が見えないスパイラル」に嵌まった事があったよなぁ。

そうだ、2004年、13年前の今頃だ。

あん時は、気持ちの整理が付かなくて、結局最終的には、プッツリと気持ちが切れちゃったんだよな。

まあ、何がどうなったのか、ここでは詳しくは書かないけど。。。


こういう、あの時の思いに浸ってみようか・・・・ということで、その時、ワタシの頭の中でぐるぐるとエンドレスで流れていた曲を、今回の1曲セレクトでは一つ。

上戸彩「ウソツキ」。

あややや、今となっては、完全に「知ってる人しか知らない」曲かなぁ。 

アイドル系の曲を書いた時は、いつも以上にアクセスしてくださる事が多い「1曲セレクト」だけど、この曲は、流石に食い付きが悪いかもなぁ。
いつも書いてる年代に比べると、ずっと最近( )なんだけどね〜。


上戸彩さん、まあ、今は某EXILEのリーダーHIROの「奥方」となられた訳で、最近ウタは、ほとんどやっていないけど、2000年代の頃は、れっきとした「アイドル」だった訳ですよな。

アイドル専業ではなく、女優をやりながらのアイドルということで、形から言えば80年代型アイドルに近かった訳だけど。

ただ、個人的には歌手デビューから暫くは、このヒトの歌についてはほとんど興味が無かった・・・っていうのがホンネだったんだよね。

まあ「着メロ」のセレクターをやってる頃だったから、仕事としては聴いてたけど、個人的な音源収集のターゲットではなかったって事かな。 引っかからなかったんだよね。

どこか、淋しげ・・というかさあ、気分が落ち込むんだよなぁ、このヒトの声質って。 まあ、個人的に・・かもしれないけど。
 アイドルって言うと、きゃぴきゃぴとした明るい声質・・っていうのが定番だった訳だけど、どうもこのヒトの声は「影」が見えたんだよね。 うん、顔はアイドルスマイルなのにさ。 そのアンバランスさに違和感を感じたのかもしれない。


でもねぇ、この「ウソツキ」って曲の、前曲、この年の「夏」に出した「あふれそうな愛、抱いて」って曲に、なぜか引っかかっちゃっただよね、ワタシ。

恐らくね、曲調がめちやくちゃ80年代「前半」アイドル的だったから・・・、それだけの理由だったかもしれないけど

たださ、サウンドは夏っぽいのに、このヒトの声質が、いつものように今一つ、「元気さ」感じなかったために、折角、夏っぽい曲なのに、少し陽が翳った夏の午後的・・・そんな印象になっちゃってるのが惜しいところなんだけど。。。

ま、いずれにしろ、その流れで、次のこの「ウソツキ」って曲にも引っかかったってところはある。

でも、それ以上に、この曲のサウンドなんだよな、引っかかったのは。 イントロからも分かるように、フォルクローレ調。 そそそ、南米の代表的な民謡だよね、フォルクローレって。

文字づらでは分かりづらいってかたは、例えば「コンドルは飛んでいく」とか思う浮かべてもらえは分かるねんじゃないかなぁ。

アンデスの民族楽器であるサンポーニャって言う横笛の独特のさびしげな音色が特徴的な、あの曲調だよね。

実は個人的に、この曲調が大好きなんだよなぁ。 雄大なアンデス、乾いた大地、青い空、白い雲・・・、いかにも南米アンデス地方を思い浮かべるような。

この曲調に魅せられて、いつかは南米、アンデスを訪れてみたい・・・。なんて、以前から思ってたし、今でも思ってたりするんだけどね。。。

まあ、そんなわけで、このフォルクローレ調の曲って大好きなんですわ。

ま、この辺は、ずっとまえに、石野真子さんの「彼が初恋」の時にも書いたような気がするけど。。。

ともかくも、そんなフォルクローレ調を持ってきたこの曲は、初めて聴いた時から手放しで気に入ってたんだよな。

そもそもサンポーニャの淋しげな音色と、上戸彩さんの淋しげな声質がマッチしてるしさ。 木枯らしが吹き、枯れ葉舞うこの季節にもマッチしていたと思う。

その辺は、流石に90年代からのヒットメーカー、織田哲郎氏。 上戸彩さんの声の特徴と、季節感をウマくマッチングさせたよな・、 そんな風にも感じる1曲なんだよな。

まあ、実際のところ曲調は、同じく織田哲郎氏がKinKi Kidsに提供した「僕の背中には羽がある」に、もろクリソツなんだけどさ

↓コレ




でも、そんなことはどうでもいいな。 個人的には上戸彩さんに一番マッチした曲だったと思うな。

ただ、売り上げ的に言えば、全然だったんだよねぇ。 オリコンでもベストテン入りも出来なかったし。
そう言えば前年の同時期にリリースした「微熱」っていう、同じく失恋系の曲も売れなかったんだよな。

上戸彩ファン的には、この手の失恋曲は興味外だったのかなぁ。。。




・・・・ということで、終わりが見えない仕事に、今回は気持ちが切れないようにしなきゃなぁ、なんて思っている今日この頃だったりして。。。



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