今回の1曲セレクトは、「愛は風まかせ」五十嵐浩晃です。
まずはデータです。
・タイトル 愛は風まかせ
・アーティスト 五十嵐浩晃
・作詞 ちあき哲也
・作曲 五十嵐浩晃
・編曲 鈴木茂
・リリース日 1980年5月21日
・発売元 CBSソニー
・オリコン最高位 45位
・売上げ枚数 6.2万枚
・タイアップ:コカコーラ「スプライト」CM曲
今回は、ちょっと「変化球」な曲を持ってきましたぞ。
いや、ちょっとどころじゃないか・・・かなり変化球な曲だよな。
五十嵐浩晃「愛は風まかせ」。
五十嵐浩晃っていったら、この曲の後の「ペガサスの朝」の方が全然有名だと思うんだけど、その前に隠れた名曲があったんですよ。 いい曲なんだよね、これが。
いい曲・・・っていうのは、ここで取り上げるだけでなく、今のカバー曲として、良いんじゃない? っていう意味でね。
いい感じのボサノバですよ。再三書いてるように、ちょっと前に、「カフェミュージック」として、ある意味「ボッセ⇒ボサノバ」が静かに流行ってたじゃん。Sotte Bosseとか。
ま、そういう「専門」アーティスト抜きにして、この曲は、死角に入ってたと思う。
なんせ、リリース当時も、オリコン最高45位だかんね。他人の手垢は、全く付いてないですぞ
今聴いても、新鮮そのものな曲なんだよね。どなたかカバーいたしませぬか? これ、オススメよ。
五十嵐浩晃・・・っつたら、この次の曲の「ペガサスの朝」が大ヒットしちゃったから、そっちの方に注目が集まっちゃっているけど、それ以外の意外と渋い曲もあるんだよね。
で。この曲はコカコーラの「スプライト」のCM曲で使われていた・・・・と思うんだけど。。。いや、使われていたはず。
↓ あ、これこれ!
なっつかしいな、このCM。
この曲、このCMに使われるまでは、全然売れなかったのよね。 リリースは1980年5月なんたけど、オリコンで最高の45位を取ったのは、1981年5月。なんと、1年もかかって、ジワーーーーリとランクアップしてきた曲だ。
いわば、「スプライト」のCM効果でランクアップしてきた曲・・・って感じだね。
個人的には、「ペガサスの朝」と同時期の曲・・・っていうイメージがあるんだよな、多分81年の今ごろはCMに使われていた・・・と思う。
♪ラムとミステリー そして光る空 ひとり過ごす午後 それなりいいものさ 〜 ♪
作詞の ちあき哲也氏って、一時期、永ちゃんの「お付」の作詞家のような感じだったけど、あの「時間よ止まれ」も ちあき哲也氏なんだよね。
そのときから思ってたけど、意外な「お酒」の種類を「小物」に使うのがうまいな・・・と。
「時間よ止まれ」では
♪ 汗をかいたグラスの冷えた「ジン」より〜♪
うん「ジン」ね。・・・で、この曲では「ラム」ですよ。
渋いとこ突いてると思いません? あんまり、でてこないですよね、こういう発想。
うん、なんなとなく、それで納得しちゃうような・・・。
まあ、個人的に「ジンライム」とか「ラム酒」が好きだからだったりして。。。
(今は、持病の痛風のため「禁酒」)
ちなみに、ちあき哲也氏は、未だに現役バリバリの作詞家。
このころは、フォークニューミュージック系の専門作詞家・・・っていうイメージが強かったけど、さすがにいまは「歌謡曲」も書かれてるんですねぇ。
流石に、ヒット当時の動画はありませんでしたわ。4年前の2011年のモノで勘弁。
あれから34年、容姿は、だいぶ行っちゃったけど、歌声は、あんまり変わってないな。
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