1992_10_翼にかえて_森川美穂






今回の1曲セレクトは「翼にかえて」森川美穂です。

まずはデータです。

・タイトル    翼にかえて
・アーティスト  森川美穂
・作詞      山田ひろし
・作曲      小路隆
・編曲      Dr.55
・リリース日   1992年10月22日
・発売元     東芝EMI
・オリコン最高位 29位
・売上げ枚数   3.7万枚
・タイアップ:ブルボン「ピックルEX」CM曲

木枯らし1号が吹き荒れた1日だったけど、天気は良かったですね。
 あー、これで風が無かったら、絶好の秋晴れだったのになぁ・・・・とすこぶる残念。

実は、秋晴れだったら、今回、引っ張ってきた曲に「ジャストミート」だったのになぁ・・・と思う訳です。

森川美穂「翼にかえて」

・・・・と書いて、「おーーー、あの曲ねぇ〜」と言ってくださる方がどのくらいいるか心配なんだけど。。。

 この曲、兎に角生理的に気持ちいいのですよ。聴いてて。
  この爽やかさは、秋晴れの空の下、秋風に吹かれながら聴くには最高だよね。

そう、曲全体のイメージが如何にも、秋の季節感がいっぱいなんですよ。

 サビの

 ♪So We Can Fly 高く 高く 空へ 腕を伸ばし〜 ♪

なんて、如何にもって感じでしょう? こういう季節感あふれる曲っていいんだよねぇ。個人的には大好きですよ。

特にクサクサした気分の時に聴くのは最高ですよ。

 方やビーイング系での超インパクト路線。それに対抗するかのような爽やかポップス路線だよね。その辺、なんとなくアンチテーゼを感じたなぁ。


 この曲も、CMタイアップ(ブルボン「ビックル」)が付いてたけど、やっぱり、当時は頻繁に聴いた記憶があるなぁ。
まあ、いまでもそうなんだけど、あの当時は今以上にタイアップが多かったような気もするね。

 まあ、その割りには、この曲なんかは、今一歩、オリコンでの最高位も売上げもパッとしなかったんだけどさ。

 それはそうと、歌っている森川美穂っていうヒトは、ホントにウタうまいよね。
 聴いてて気持ちいいんだよね。声が伸びがあるんですよ。言葉がぶつぎれにならないのがまずもっていい。
 それに加えて、適度なパンチがあるしね。これがパンチが効きすぎるとかえってくどくなるんだけど、そこそこの適度さがいい。

 曲は自体は、アイドルポップスっぽいところもあるんだけど、このヒトの伸びやかな声とパンチが、アイドル然となるのを防いでいるんだよね。


 本来ならこのヒトなんかはもっと売れでもいいとは思うんだけどねぇ・・・。ちょっと惜しいなぁ。
やっぱ、売り方だったんだろうね。デビュー時はアイドルだったんだけど、だんだん、アイドルなのかニューミュージック系なのか、よく分かんなくなっちゃったからねぇ。そんな中途ハンパな売りだし方が災いしちゃったんだろうな。

 それは、そうと、このヒトも東芝EMIだったとはねぇ・・・。VAP時代のほうが有名だったかな。




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