かじやんのヒット曲&チャートレビュー

ヒット曲を聴き続けて約40年! かじやんがお送りする、「今」のヒット曲&ヒットチャートから、「あのころ」のヒット曲&ヒットチャートまで、ヒット曲について幅広くご紹介するブログ。 自主チャートサイト"THE HITCHART NOW AND THEN"の支店ページという位置づけにいたします。

ドラマ

Sugar Baby Love / Wink

    1988_07_Sugar baby Love_wink


今回の1曲セレクトは、「Sugar Baby Love」Winkです。

まずはデータです。

・タイトル     Sugar Baby Love
・アーティスト   Wink
・作詞       WAYNE BICKERTON 、TONY WADDINGTON
・作曲       WAYNE BICKERTON 、TONY WADDINGTON
・日本語詞    JOE LEMON
・編曲       鷺巣詩郎
・リリース日   1988年4月27日
・発売元     ポリスター
・オリコン最高位 20位
・売上げ枚数  6.1万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 28位
・タイアップ:フジテレビ系ドラマ「熱っぽいの」主題歌

最近、ちょっと気になってたりするのが、内田裕也がWinkの「淋しい熱帯魚」を踊ってたりする、日清焼そば「U.F.O」の例のCMだったり、何かとWinkが表に出て来ているような印象があったりするんだよな。
ちょっと前までは、「何事」 っていう感覚があったんだけど・・。
 最近、FBで「友達」リンクさせてもらっている、編曲家の船山基紀氏が「デビュー30周年、Wink再始動」って言うトピックを立てててナットク。。。

そうかぁ、すっかり忘れてたけど、Winkもデビュー30周年なんだな。

うーむ、こりは、このタイミングで、1曲書いとくかなぁ・・・と思いーの、2週間ぶりの1曲セレクトは、やっぱWinkだよね。

しかーし、曲は何にするべ・・・と一瞬迷った挙句、やっぱ、デビュー曲のこれだよね・・っちゅうことで・・・。

「Sugar Baby Love」

この曲、厳密に言えば、1988年4月リリースなもんで、今の7月頭時点では、既にヒットのピークは過ぎてたりする。 なんで、本来なら今年は見送って来年にでも・・・となるんだけど、まあ、今回は特別・・ということで。。。
88年7月第1週のオリコンでは、ギリで、まだ「左ページ」に残ってたりしたしな。。。

でもね、この曲、個人的に言えば、ヒットした88年の今頃の時点では、ほとんど記憶にない。
・・・っつうか、正直に言えばほとんど聴いてなかった・・・と思う。 それ以前に「Wink」のゾンザイすら、ほとんど知らなかった・・・んじゃなかったかぁ。

当時、毎週欠かさず買ってた「オリコンウイークリー」は、ほぼ「アイドル誌」化されており、なんで、Winkの記事もバンバン載ってたんだけどねぇ。
アイドル誌化されたオリコン読者にしては珍しく(?)、ランキングしかみてなかったんだよな、当時のワタシは。

しかも、88年の今頃は「1度目」の浪人生の真っただ中。そんな毎週購読してたオリコンも、ほとんどウワベして読んでなかったりしたんだよな。

現に自分で持ってる88年リリース曲の音源も意外と少ないし。。それほど、ヒット曲をそれほどは聴いてなかったんだよ。ベストテン内に入った曲でも知ってる曲、意外と少ないし。。。。

そんな訳で、オリコン20位までしか行かなかったこの曲は、当時、聴いてなくて当然って感じでしたね。
うん、もちろん、ナンノちゃん主演だった、フジのドラマ「熱っぽいの」も見てなかったし。。。。

まあ、それだけ、この曲をリリースした頃のWinkには、個人的には注目してなかったって訳ですわ。



実際に聴いたのは、じつは、つい最近だったりして。。。

何年か前に、ビールのCMでオリジナルのThe Rubettesの「Sugar baby Love」が使われてたじゃん。そそそ、佐野元春氏が出てたCM。

↓コレ


これ見てて、もちろんルベッツのオリジナルも気になっちゃったんだけど、同時に・・・そう言えば、この曲ってWinkがカバーしてたよな・・・なんて、突然気になっちゃりして、掘り返りたりしたんだよ。
だからねぇ、リリースしてから20年後だと思う。ちゃんと聴いたのは

いやー、衝撃的でしたね、「本家」ルベッツのあとに聴いた、Winkの「Sugar Baby Love」は。

なんだ、この「脱力感は」・・・って感じで。。。

この曲のキモってったらねやっぱ、イントロの♪Ah 〜 Ah Ah Ah〜♪って超ファルセットで流れるあのスキャット部分、それに加えて、若干ドゥアップ気味のロックポップな曲調じゃん。

↑のCMでも分かるように、今日のような暑い夏の日に聴くと、清涼感を感じるよね・・・ってかんじで。。。

このイメージ、Winkのあのお二人のキャラクターとは、どう考えても結びつかなかったんだよな。
果たして、カバー盤はどんな感じなの?

いやー、オリジナルとはイメージが全く違いましたね・・・。 っちゅうか似て非なる別の曲って感じで。。。

まずもって、オリジナルの「夏の清涼感」のイメージが無い。 まあ、リリースが4月なんで、夏っぽく感じないのも当然かってところはあるけど、それ以上に曲調がね、これは完全に歌謡ポップスなんだよね。

それを考えると、上手く料理した・・・ってところなのかなぁ・・・・。

いや、ルベッツのオリジナルをきちんと聴くと、もともと、この曲が歌謡ポップスっぽいんだよな。 どうしてもイントロのあのイメージに固定させちゃうけど・・・。

例えば Aメロ

Sugar Baby love〜 って言う導入部の C⇒G⇒Am  なんていうメジャー展開の後ろにマイナー展開をもってくるコード進行とかね なにより その後の Am⇒G⇒Fなんて下がるつなぎとかさぁ、歌謡ポップスフリークだったら、もう体に染み込んでるよね・・・っていうコードの響きだったりしてさ。 

なんて言うのかなぁ、めちゃくちゃ単純なんだけどフックがあるって言うかさあ、兎も角印象り残るような、甘い響きなんだよね。 そうそう金平糖とか、ドロップとか、ああいうキラキラしたような砂糖菓子のような。

逆に言えば、70年代⇒80年代のアイドルポップスってのは、この曲あたりを下敷きにしてるんだよな。 この曲とかさ、もうチョイ後になるけど、同じイギリスのベイシティーローラーズとか。

Winkも結局は、そんな甘い路線から入ろう・・なんて思ったかどうかは分かんないけど、そう言う意味では、この曲をカバーするってのは分からなくもないんだよな。

まあ、88年当時では、なぜにこの曲を持ってきたかなんてのは、よく分かんなかったかもしれないけど。。。


たださ、wikipediaを見たりするとWinkは、オリジナルの「ルペッツ」というよりも、キャンディーズのカバーバージョンを参考にしたんだとか。。。。

およよよ、キャンディーズなんて、思いもよらないキーワードが出てきたんで、ちょっと聴いてみた。。。

↓ コレ


うーむ、微妙ではあるけど、確かにこのバージョンでは、完全に歌謡ポップス的な色合いになってるな。
そういう意味では、Winkバージョンに近いっちゃ近いかなぁ・・・とは思うけど、このバージョンは、もう少しオリジナルの黒っぽさっていうのも含んでるような気がするな。 サウンドとしても意外と分厚いんだよね、フィラデルフィアっぽいしさ
Winkのバージョンは、完全に黒っぽさって言うのは感じない、さらに「甘さ」が濃いもんな。

いや、サウンド自体は分厚いキャンディーズバージョンより、Winkバージョンはすっきりとしてる。そう言う意味ではオリジナルに近いアレンジに戻ってるって感じなのかなぁ。

・・・というか、キャンディーズもカバーしてたのは、知らなかったんですけど。。。
まあ、当然シングルでは切られてなく、74年12月リリースのアルバム「なみだの季節」の1曲に過ぎなかったんで、知らない訳なんたけどさ。。。。

それにしても、キャンディーズバージョンにしても、Winkバージョンにしても、なにより歌詞がダサいんだよな。 これは向こうの曲をカバーする時の宿命なんだろうけどさぁ、それにしては、もうちょっとメロディにしっくり嵌まるような歌詞の方が良かったんじゃないのかなぁ・・・なんて思ったりして。。。

ちなみに、キャンディーズバージョンの日本語詞は山上路夫氏。




しかしさ、この曲のイントロ出だしドラムのフレーズが、「愛が止まらない」と全くいっしょなのは、やっぱね、紛らわしいよね。。。



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あまく危険な香り / 山下達郎

1982_06_あまく危険な香り_山下達郎



今回の1曲セレクトは、「あまく危険な香り」山下達郎です。

まずはデータです。

・タイトル     あまく危険な香り
・アーティスト   山下達郎
・作詞       山下達郎
・作曲       山下達郎
・編曲       山下達郎
・リリース日   1982年4月5日
・発売元     RVC
・オリコン最高位 12位
・売上げ枚数 23.6万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 13位
・タイアップ:TBS系ドラマ「あまく危険な香り」主題歌

なかなか理解しがたい曲。長年ヒット曲を追って来ると、必ずそう言う曲に遭遇するんだよね。
大体はそれまでに自分の中に無かったような曲の場合が多いんだけど、理解するだけの知識、経験が無かったって事もあるなぁ。
 特に、まだガキの頃には、理解するだけの経験・・というか、この場合は理解力っていうのかなぁ・・それが無かったために、よく分かんなかった曲っていうの往々にしてあったな。 まあ、それは、生理的にキライっていうのと、また違った感覚なんだけどさ。

今回は、そんな曲を持って来ましょうかね。

山下達郎 「あまく危険な香り」。

1982年の4月にリリースされたこの曲。TBS系金曜22時〜、いわいる「金ドラ」で同時期放送されていた「あまく危険な香り」っちゅう、同名タイトルのドラマの主題歌でしたよね。

当時、ワタシは中学1年に上がったばかり、12歳でしたわ。 もちろん、まだこのドラマは見てない。
うん、個人的にドラマに嵌まりだしたのは、この約半年後、同じくTBS系で放送されていた火曜日の「大映ドラマ」からだったからなぁ・・・。

おーっと、話が脱線しちゃうぞ・・・。元に戻す。

でね、この「あまく危険な香り」って曲。 曲自体は当時から知ってた。 うん、当時の月刊・明星付録の歌本「Young Song」にも譜面付きで載ってたしなぁ。

それに当時、すでにTBSラジオの「ザ・ヒットパレード 毎日がベストテン」は聴いてたしね。そこでもこの曲は流れてたような気がする。

でもさあ、当時は、この曲全然理解できなかったんだよねぇ。

ジャズでもない、ニューミュージックでもない軽いノリ。ラウンジっていうのかなぁ。いわいるAOR的なサウンドだよね。 抑揚も少ない、分かりやすいキャッチーなノリでもない。

12歳のワタシにとっては、一体どこが良いのかさっぱり分かんなかったなぁ。

あの当時はといえば、やっぱ「まっち先生」でありトシちゃんであり、聖子ちゃんであり、奈保子ちゃんであり・・・やっぱアイドルだったんですよ、ワタシの中のメインストリームは。

そそそ、山下達郎氏の同時期の曲といえば、この「あまく危険な香り」よりも、まっち先生の「ハイティーン・ブギ」だったからなぁ、当時のワタシは。

なんと言っても分かり安かったからさ。特に何も考えなくても自分の中にスーッと入って来たっていうかね。
キャッチーということは、やっぱり何も考えなくても浸透力があったしね。 そそそ、アブラを吸うスポンジのような音楽ですよね、言ってみれば。

それに比べると、この曲は、なかなか体の中には浸透してこなかったんだよなぁ。 それがねぇ、もどかしいところであったのかもしれない、今思うと。

上でも書いたように、決してキライな音楽じゃ無かったんですよ。 ラヴンジ系っぽい音楽ってオヤジの車で良く流れてたからなぁ。 カーステというよりはラジオから。 どのチャンネルを聴いてたのかはよく覚えてないんだけど、ラウンジ系っぽい曲とか、AORっぽい、小ジャレた大人向けの音楽っていつも流れてたんだよな。
だから、生理的にキライぢゃなかった。

けど、当時、まだ福島の田舎にいたワタシにとっては、こういうオシャレな雰囲気は日常には無かったからなぁ。そんな環境下にいたこともこの曲をいまひとつ理解し難くさせていたのかもしれない。

まあ、それよりも何よりも、テンションコードだらけ、右脳で整理しないと理解できないようなこの曲を租借出来るだけの音楽解釈が、当時はまだ出来なかったんだよね
 
正直言って、この曲、「あ、いい曲だな」って思えてきたのは、最近だもの

最近はウルサイ曲も聴き飽きたしさ、ましてや子供向けのアイドル曲もアニメ曲も受け付けなくなってるし。
逆に、こういう抑揚の少ない大人の雰囲気の曲の方が落ち着く。
まあ、最近は、この手の大人向けの曲が、ヒットチャートの上位に少なくなっちまったっていうのは残念なんだけどね。

ただ、大人向けの曲っちゅうても、当時、達郎氏って29才なんだよな。うん、まだ30前だったのよ。
それを考えたら、今でもこういう大人っぽい曲が出て来ても全然おかしくないんだけどねぇ。 当時のミュージシャンが今よりも大人だったのか、今が子供っぽくなったのか、それは分かんないんだけど・・・。



ときに「あまく危険な香り」ってどんな香りなんでしょうかねぇ・・・。
少なくとも「シャネルの5番」ぢゃねーよなぁ。

・・・ってか、それも理解できない事には、本当の意味でこの曲を理解できないか。。。

個人的には、「ムスク」の香りを想像しちゃったりするんだけど。。。っつか、この匂いが、未だにワタシにとってのPerfumeなんだよなぁ、完全にガキっぽいけど。。。

え?  Perfumeっつても、ノッチ、あーちゃん、かしゆかぢゃねーよ。





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家路 / 岩崎宏美

1983_09_家路_岩崎宏美

今回の1曲セレクトは、「家路」岩崎宏美です。

まずはデータです。

・タイトル    家路
・アーティスト  岩崎宏美
・作詞      山川啓介
・作曲      木森敏之
・編曲      木森敏之
・リリース日   1983年8月21日
・発売元     ビクター
・オリコン最高位 4位
・売上げ枚数  32.0万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 7位
・ベストテンランクイン期間:1983年9月12日〜10月17日付
・タイアップ:日本テレビ系ドラマ「火曜サスペンス劇場」エンディングテーマ

最近はタイアップと言えば「アニメ」が圧倒的に多く、ドラマのタイアップは昔に比べるとかなり「下火」になりましたよね。
まあ、昔はドラマタイアップというだけで、「大ヒット」が約束されていた訳だけど、最近はドラマの視聴率が下落する一方で、タイアップだからって売れるとは限んなくなったからなぁ。 それよりはアニメタイアップの方が「売れ筋」という点では動きが良い・・・・っちゅうことですわな。
 うん、タイアップの数は変わんないと思うんだよね。昔ほどヒットしなくなったったんで少なくなったような錯覚になるだけでさ。

 ドラマタイアップも、ドラマの方が好調で、タイアップ曲の方も「第1弾」が大ヒットとなると、続けて第2弾も同じアーティストが担当する・・・って事は少なくない。
たださ、 第1弾よりも、第2弾タイアップの方がヒットする・・・ってことは、これは少ないんだよね。 いや、今までそういう事例って無いような・・・。 あれ? あったっけなぁ・・・。 ちょっとすぐに浮かんでこない。。。

やっぱり、第1弾のイメージっていうのは深いからねぇ。 これを払しょくするのは並大抵じゃないですからね。

今回は、そんな、第1弾タイアップが大ヒットし、続けて第2弾タイアップも・・・となった曲を一つ。

岩崎宏美「家路」。

はいはいはい、そうですねぇ。 この曲は、日テレで80年代絶大的な人気があった、「火曜サスペンス劇場」のエンディング・テーマ。
で、もって「火サス」、「岩崎宏美」と言ったら、第1弾タイアップの「聖母たちのララバイ」ぢゃないですか。

この曲は、その「聖母たちのララバイ」の後を受け、83年5月から「火サス」のエンディング・テーマとなった曲ですわ。

でもねえ、やっぱり難しかったですよね。 兎に角「聖母たちのララバイ」のイメージがあまりにも強烈だったじゃないですか。

かく言うワタシも「火サス」は見てたんだよね。
あ、そそそ、この頃自分の部屋に「テレビ」が来てさぁ、だからそれまで見てなかったドラマもこの頃は大分見てたなぁ。
「火サス」も「聖母たちのララバイ」から、この「家路」に変わったころも見てたんだよね。

当時、中学2年の・・今からして見ればまだまだガキだった訳だけど、当時からしてみても、「軽くなっちゃったなぁ」・・・って言う印象が拭えなかったな。

っつか、何度も書くように「聖母たちのララバイ」の印象があまりにも強かったんだよね。

まあ、「聖母たちのララバイ」の頃は個人的に・・・というより家庭環境的に大分色々あったからね。その分余計印象に強いんだよね、少なくとも他の方に比べると。 そう言う印象もプラスされているからなぁ。

それより何より、曲調がね、いかにも「ドラマの主題歌」っぽくなっちゃったな・・・っていう印象が強かったんだよね、この「家路」については。


当時・・というか、それ以前も含めてだけど、ドラマ主題歌って独特な感触があったんだよな。

ドラマ主題歌って、華やかでヒットの「主軸」で、時代を作って行く・・・っていうイメージが強いと思うんだけど、それはあくまで80年代中盤以降の話であってさ。 そそそ「金妻」とか「毎度おさわがせ〜」とか、もっと言えば「トレンディドラマ」以降の話なんだよね。

それまでのドラマ主題歌ってさあ、ま、確かに大ヒットした曲もあったけど、大抵はなんか垢抜けなくてさ、ジミーな印象の曲が多かったんだよね。「洋モノ」よりのポップスというよりも「和」がかったB級歌謡的な、コトバ悪く言えば「安全パイ」な曲っていうのかなぁ。特に日テレのドラマの主題歌ってそう言う曲が多かった。

ま、早い話がそう言う曲になっちゃったなぁ・・・って言う印象だったんだよなぁ、「聖母たち〜」から変わった頃の印象って。

だからねぇ、これは売れないだろうな・・・っていうのが当初の大方の見方だったんだよね、個人的には。

そもそも、♪ワインカラーの黄昏は〜♪っていうAメロからして弱く感じたんだよなぁ。 「聖母〜」の時の出だしAメロの ♪さあ 眠りなさい〜 ♪っていうメロディの、あのゾワゾワッとした独特の小悪魔感、それから曲に引き込まれていく・・・っていう感覚が感じられなかったし。 


・・・とは言うものの、実際はオリコンでは最高4位。32万枚っていう、当時のヒット基準から言っても「大ヒット」の部類に入った訳なんだけどね。

それでも個人的には、クリスタルキングと同じだよなぁ・・・って考えだったなぁ。 

クリキンもデビュー曲の「大都会」でいきなりのミリオンなんちゅう超大ヒットを記録したじゃん。そそそ、あの独特のアクの強さがあった「大都会」。 でも、第2弾の「蜃気楼」では、そんなアクの強さは無かった。
当然「一発屋」だろうな・・・という見方が強かったところ、第2弾の「蜃気楼」も50万枚オーバーの大ヒットを記録した。

・・・つまりさ、第1弾の大ヒットの「余熱」が、第2弾のころもまだ残ってた、それで引きずられるように第2弾もヒットした・・・ってあれですね。

この曲についてはこの現象と全く同じ・・・ だからね、曲の出来不出来云々ぢゃない・・・ってずっと思ってたんだよな、ワタシ。




でもさあ、あれから34年の月日が経ち・・・。 今あらためて聴くと、これはこれでアリだったな・・・って思えたりして   ・・・なんて自分も大分丸くなったよなぁ。

やっぱさ、なんやかんや言う手も、この手の「歌謡曲」が自分の一番の原点なんだよな。 うん、これはどうしても切り離せない訳でさ、やっぱり聴いてて「安心」なんだよね、なんにも考えなくていい分。

でも、当時は若かったからさあ、尖がってたし、常に新しい曲調を欲してた部分が強かったからなぁ。 だから、こういう「安心感」が強い曲では、物足りなかったんだよね。




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ALL FOR YOU / 安室奈美恵

2004_09_ALL FOR YOU_安室奈美恵


今回の1曲セレクトは、「ALL FOR YOU」安室奈美恵です。

まずはデータです。

・タイトル    ALL FOR YOU
・アーティスト  安室奈美恵
・作詞      渡辺なつみ
・作曲      松本良喜
・編曲      安部潤
・リリース日   2004年7月22日
・発売元     エイベックス・トラックス
・オリコン最高位 6位
・売上げ枚数 11.3万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 6位
・ベストテンランクイン期間:2004年8月5日〜8月12日付
・タイアップ:フジテレビ系ドラマ「君が想い出になる前に」主題歌

やおら、水曜日の安室さんの突然の引退宣言。
ワイドショーでは大騒ぎですわな。 まあ、全盛期の時代を動かすようなあの神がかったアーティストパワーは見られなくなった・・・というものの、新曲リリースすれば、ベストテン入り確実という、まだまだ安定した人気を維持し続けている最中での引退宣言だからねぇ。 まあ、大騒ぎになるわな・・・って言うのも当たり前なんだけど。

突然の引退宣言・・・。なんで? 

・・・なんてワイドショーでは盛んに詮索しているけど、そんなことは本来は余計なお世話なんだよね。本人なりに考えてのことだろうしさあ、だから本心は本人じゃなきゃ分かんないよなぁ。

ボロボロになるまでやり続ける・・・っていうのも一つの道であれば、まだ余力を残して人気のあるうちに潔く身を引くっていうのも、また一つの道であってね。 引際の美学ってやつですわな。

それは、それぞれの方の考え次第であって、他人がとやかく言うものじゃないしね。

まあ、だから、今回の「引退」宣言に便乗して、1曲セレクト書くのもどうなんかなぁ・・・なんて思いもあったんだけど・・・・・。便乗しちゃいました。。。

ハイ、今回の1曲セレクトは安室奈美恵さんです。


・・・といってもね、昨今テレビでバンバン流れている、90年代の全盛期の曲ぢゃない。むしろ、安室の曲の中でもジミな曲の一つなんじゃないかな。

「ALL FOR YOU」

実はね、今回の引退宣言を聴いて、個人的に真っ先に浮かんだ、安室の曲がコレだったんだよね。

「引退」って言う正式なもんじゃなくでもいいんだけど、ある事から離れたい・・・って思うと頭が流れているのが、この曲だったりするんだよなぁ、個人的に。

この曲は2004年7月リリース。・・・だから今から13年前の曲になる。

いやぁ、もうそんなに経つんか  って感じなんだけどさあ。

当時、ワタシは某D社で着メロ、着うた等音楽配信の楽曲運用のまとめ役をやってた訳なんだけど。

・・・なんて、一見華やかそうな仕事かもしれないけど、まあ現場は大変なんですわ。次から次へ湧いて出てくる企画案件整理、問題の勃発⇒整理など一旦出社してしまえば朝から晩まで息をつく暇もない。
当時、サイボウズって言うグループウェアでスケジュール管理してたんだけど、夜まで空白時間が全くないのよ。常に予定が入ってる。ミーティングのダブルブッキングは当たり前。 酷い時にはトリプルブッキング・・・とか。

しかもね、通常、労働時間って言ったら9時〜17時とか、10時〜18時とかじゃん。 
でもねぇ、そこは一般常識なんてないIT業界。・・・というか、スーパーフレックス(裁量労働制)だったんで、そもそも勤務時間が明確には決まってなかったんだけど。。。

ミーティングが22時〜・・・なんて訳の分かんない時間からなんて事も良くあった訳よ。 だからね、帰りはいつも終電だった。 いや、帰れれば御の字で「徹夜」って事も良くあったな。 殆どルーティンのごとく、週1で徹夜してたな。

そんなまっ黒なスケジュールを見て、わたしゃ、ピンク・レディーか・・・・ なんて、本気で思ってたもの。

それが、この曲がリリースされた2004年頃の状況だったな。

プラス、家に帰ってきたら、夜中の3時頃まで自分のサイトの管理もしてたからさあ。 兎に角休む時間がないのよ。 睡眠も3〜4時間ぢゃなかったかなぁ。

休む時間だけならまだしも、仕事ではそこそこの役職でもあったんで、仕事のクオリティ、責任、人間関係etc etc・・・・もろもろのプレッシャーも常にかかってたしね。


そんな事が重なり蓄積された結果、心身ともにマジで疲れちゃってねぇ。 今考えてみても、やっぱ、ちょっとおかしくなってたもんな。うん、2004年の春ごろからおかしかった。 気分が急にハイになったり、かと思うとどこまでも沈み込むようであったり。。。うーん、ズシンと沈み込むようなローな気分の事が多かったかな。
それまでナチュラルに聴けてた音楽が、斜めにしか聴けなくなってきたのもこの頃からだと思う。集中して音楽が聴けないんだよね。音楽だけじゃなく、仕事自体にも集中するのが億劫になってたし、ミスも多くなってきていたと思う。

今だったら、ブラックって言ってもおかしなくなかったよね。 でもさ、不思議と、当時はそんなブラックとは思わなかったんだよな。 もともとがいやいやながら始めた仕事じゃなかったし。

そんな疲労の蓄積がピークだったのが、この年の夏ごろ。丁度、この「ALL FOR YOU」がリリースされたころだ。

夜中でも30℃以上の超熱帯夜が続いていたような暑い夏でねぇ。

そんな折、この曲を聴いたんだ。 今でもはっきり覚えてる。出社途中の車のカーステレオから、流れてきたんだ。この曲。

それまでの安室の曲には見られなかったような、刹那系のストリングスのイントロ。 それに続く、ストレートなバラード。訴えかけてくるようなサビのメロディ。

思わず涙が出てきた。 

次の瞬間「充分やって来たじゃん。もういいじゃん」・・・・って思いが溢れてきたんだよな。

当時35歳。まあ、今、改めて文章にして振り返ると、まだまだアマちゃんだった自分がいるな・・・とも思えるんだけどさ、そんな思いがきっかけと言えばきっかけで、某D社を去るのが、これから約1年後でしたね。


今回の安室の引退は、こんな「軟」なことからではないとは思うんだけど、でも、どこかしら共通してくる「匂い」を感じちゃったりしてね。 

だからかなぁ、真っ先に浮かんできたのが、この曲だったりするわけなんだよねぇ。 






これまで1500曲ほど書いてきた1曲セレクトだけど、安室の曲ってほとんど書いてきてないんだよな。
まあ世代から外れているってことも大きい。やっぱ個人的には90年代後半じゃないしね、世代的に。

プラス、小室の曲自体が好きじゃなかったことも大きいな。・・・なんて書くと小室'Sチルドレンの方々を悉く敵に回しちゃいそうだけど・・・。

だからね、時代を牽引していた90年代後半のあの黄金期も、ちゃんと聴いてなかったんだよね。

正直に言えば、安室の曲をきちんと正面から聴いたのは、この「ALL FOR YOU」が初めてだったかもしれない。

その位、個人的には刺さったんだよね。この曲。

まずもって、ストリング プラス ピアノっていうエンターテイメント溢れるイントロ。 そこから始まる、これまたコージャス、かつ、キャッチーなメロディ。

黄金期の小室ファミリーの頃には感じなかった「自由」を感じたんだよな。 小室ファミリーの頃の曲は、曲のイメージ、形(フォーマット)がカッチリ決まっていた訳でさ。 
ワタシが、小室系が好きになれなかったのは、ココなんだよな。 「小室節」っていうフォーマットがカッチリし過ぎてて、そこに窮屈さを感じてたんですよ。

↑で書いたように「もういいや」と思えたのは、この「自由」を感じたところからなんだろうな。 ま、そう言う意味では、罪と言えば罪な曲でもあるんだけど・・・。

それとメロディだよね。キャッチーということは、フックになる部分が無くちゃいけない訳なんだけど、まずはAメロの出だし

♪ 振り向けばいつも〜 ♪ ココのコード進行ですね。 

この曲、ルートは「C」、つまりハ長調なんだけども、Cから、いきなり Fm/Cっていうマイナーコードな移行するコード進行。 やおら予期してないようなコード進行に、まず引っかかりましたねぇ。

いや、個人的に、この部分で大分、この曲に引きこまれた・・・・そんな気がする。

それと、全体的にジャズ系のテンションコードを多用しているところも新鮮だった。 まあ、だから、曲自体はかなり難解な曲ではあるんだけどさ。

この年2004年っていうのは、2000年代の中でもヒット傾向と言う点では特異な年だったんだよ。
ここ何十年もの長い間、メロディよりもリズム重視のヒット曲界にあって、この年はメロディ重視の傾向が強かった。
そもそも年明けの平原綾香の「Jupiter」に始まり、平井堅の「瞳をとじて」、柴咲コウの「かたちあるもの」などなど、ことメロディ重視の曲で大ヒットかつロングヒットの傾向が強かったんだよね。
この「ALL FOR YOU」もベストテン内こそ2週しか居なかったけど、その後、比較的長めで20位内にランクインしてたしね。 メロディ重視な楽曲特有なチャートアクションはこの曲でも見られた訳ですわ。

そんなメロディ重視の曲と言える訳だけど、この年2004年だったからこその曲といえるんだろうな。
そんな難解な曲を歌いこなし、多くのヒトを引きつける安室奈美恵ってヒトは、やっぱり凄い訳なんだよね。



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面影 / しまざき由理

1975_09_面影_しまざき由理


今回の1曲セレクトは、「面影」しまざき由理です。

まずはデータですよん。

・タイトル    面影
・アーティスト  しまざき由理
・作詞      佐藤純弥
・作曲      菊池俊輔
・編曲      菊池俊輔
・リリース日   1975年7月1日
・発売元     コロムビア
・オリコン最高位 6位
・売上げ枚数 53.2万枚
・ベストテンランクイン期間:1975年8月25日〜10月20日付
・タイアップ:TBS系ドラマ「Gメン'75」エンディングテーマ

えー、いつ以来なんだ・・・なんて自分でも思い出せないくらい久しぶりの「1曲セレクト」でございます。
ご無沙汰しておりました。

まあ、忘れていた訳ではなく、その間、持病の痛風発作が再発したりして体調不良が続いていたのと、それが治った・・と思ったら、北海道に放浪の旅に出てたりして、気が付いたら1カ月近くが経ってた・・・って次第なんですよね。うん、決して忘れていた訳ではないんだけど・・・。

ところで、先々週まで、レンタカーで北海道中を放浪してたんだけどね、その間、自分の音楽プレイヤー(ウォークマン)をカーステにつないで音楽を聴いてた訳なんだけども、それ以上に地元のラジオをもっぱら聴きながらのドライブだったんだよね。

でねー、いいんだよねぇ、地方のラジオって。昨年夏の東北放浪旅の時も思ったけど、牧歌的でいいのよ。
時代が40年前くらいで止まっているようでさぁ。かかる音楽も昭和のヒット曲が多いしさあ
一体、今は西暦何年なんだろ・・・なんて思ったりして。
でも、そんな昭和歌謡の調べに、風景がマッチするんだよね、地方の景色って。 今の曲だとダメなのよ。
これが不思議でね。
いや、だからこそ、ワタシなんか癒されるんだろうなぁ・・・。だから毎年、「地方」に放浪の旅に出かけたくなるんですよ。

上で書いたように今回の北海道の放浪旅でも、昭和のヒット曲がたくさんかかってたけどねぇ、いちばん印象的だったのが、今回の引っ張って来た、この曲だったんだよなぁ。

しまざき由理 「面影」。

果たして、このタイトルを持ってきて、一体どれだけのヒトが御存じなのか・・・・。 正直心配ではあるんだけど・・・。
いや、今50代以上の方には懐かしい曲なのかなぁ・・・。

そそそ、70年代中盤、TBSで放送されていたドラマ「Gメン'75」のエンディング曲・・・って言えば、思い出してもらえるかなぁ。

まあ、「Gメン'75」っつったら、オープニングが有名だけどね

↓コレ



ハードボイルドなオープニングに対して、意外っちゃ失礼かもしれないけど、エンディングのこの曲は、もろ「歌謡曲」だったりするんだよね。

初め、この曲を聴いた時は、「Gメン'75」のエンディングだったなんて、全く思えなかったもの。

そそそ、ワタシ的には「Gメン'75」は、特に初期の頃はリアルタイムじゃなかったんだよね。
土曜21時〜22時だったじゃん。 当時6歳だったワタシは、その前の「8時だよ!全員集合」までだったからなぁ、起きてられたのは・・・。だから長い間知らなかったんだよね。

この曲の存在を知ったのは、オリコンを買うようになってたからだから、中学生の頃だったと思う。
たしか、84年年末号に特集されていた、「昭和50年代」特集だったかなぁ。

この曲、ヒットが昭和50年だから一番最初に載ってたんだよな。売り上げが50万枚以上もあった訳なんだけども、曲自体知らなかったからさあ、逆にキニなる存在になったんだと思う。

で、ヒット曲を時代を遡って聴くようになった高校の頃、初めてこの曲を聴いたんじゃなかったかなぁ。

正直言って、最初に聴いた時は、あんまりピンと来なかった。逆に言えば「これで50万枚?」って感じだったかなぁ。 うん、それほどインパクトがある曲でもなかったしね。
まあ、もろ70年代中期の「歌謡曲」って言う感じで・・・。あの当時ラジオをひねれば、必ず流れて来てたような・・・。 そんな70年代歌謡曲としてはありふれたような曲調・・・って言うイメージだったんだよね。

インパクトという点では、同時期に大ヒットしてた、小坂恭子さんの「想いでまくら」の方が、同じ歌謡曲テイストな曲としては印象深かったしさあ。

でも、それでも50万枚以上売れたって事は、やっぱそれだけ当時の「Gメン'75」の人気あって事だったんだろうな。

ちなみに当時のTBSの土曜日ゴールデンタイムのラインナップは、

19時00分〜19時30分 まんがにほん昔ばなし
19時30分〜20時00分 クイズダービー
20時00分〜20時54分 8時だよ!全員集合
21時00分〜21時54分 Gメン'75

なんちゅう、すべて視聴率20%以上・・・っていう鉄壁の布陣。 他の局が束になっても全く叶わなかった・・・っちゅう。。。  TBSの黄金時代でしたね。  まあ、みんな見てたからなぁ・・・。


ところで、この曲を歌ってる、しまざき由理さんといえば、アニソンなんだよなぁ、個人的には。
「みつばちハッチ」の主題歌歌ってましたよね。

↓コレ



え? ワタシがアニソン? 似合わないって?
むー、これでも小学校に上がるまではアニメ見てたんですっ

だからねえ、そんな、「アニソン」だった方が、ハードボイルドなドラマの曲を歌ってたってことが、最初は信じられなかったんだよね。
この曲、確かに歌謡曲だけど、歌い方は結構セクスウィーな部分もあったりするしさ。イントロと最後のアウトロのスキャットの部分とかさ。

ちなみに、この時、しまざき由理さんは19才。 え?、19才でこのセクスウィーさはヤバいでしょ。


昔の方って、得てして早熟だったんだよねぇ・・・。
やっぱりさ、この「エロ」さが良かったんだよな、当時の歌謡曲って。
最近のヒット曲って「エロ」さが無くなったからなぁ。ある意味健全な世界・・それじゃツマンナイよなぁ。


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今夜月の見える丘に / B'z

2000_02_今夜月の見える丘に_B'z


今回の1曲セレクトは、「今夜月の見える丘に」B'zです。

まずはデータでする。

・タイトル    今夜月の見える丘に
・アーティスト  B'z
・作詞      稲葉浩志
・作曲      松本孝弘
・編曲      松本孝弘、稲葉浩志
・リリース日   2000年2月9日
・発売元     ルームスレコーズ
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数 112.9万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 2位
・ベストテンランクイン期間:2000年2月21日〜3月20日付
・タイアップ:TBS系ドラマ「ビューティフルライフ」主題歌

ネット炎上商法っていうのも最近、あんまり聞かなくなったなぁ。
・・・とまたまた「とーとつ」に始めてしまいましたが。。。

SNSやブログ上で思わず口を滑られて「炎上」するってことは、今でもよくある話ですけどね。
「炎上商法」っていうのは、意図しないところから炎上するのではなく、「わざ」と炎上させる訳なんだよね。

確かに、炎上するとSNSとかブログの「持ち主」当人にとっては対応に苦慮する訳なんだけども、逆に言えば、それだけ第三者に注目され、それだけユーザーが集まるっていう「効果」もあるんだよね。

ま、そういう「逆手」をとった商法なわけでさ。 ただ、そうはいっても炎上元の当人は精神的なダメージも受けるし、なにより「逆手」を取った方法だからさ、一歩間違えると、効果どころかサイト閉鎖に追い込まれる危険もあるからねぇ、キワドイやり方なんだよね。

 そういうこともありーの、最近じゃネットの世界もコンプライアンスだか、何だかしらんけど、締め付けも強くなったからねぇ、以前に比べると少なくなったんだよな。
 うん、最近じゃ先日のパーマ大佐の「森のくまさん」事件くらいじゃないんかなぁ。


・・・なんて、今回引っ張ってきた曲とは、全く関係ないような「マクラ」になってしまいましたが。。。


はい、今回セレクトしてきた曲は、B'z「今夜月の見える丘に」ですわ。

なんで、この曲とネット炎上商法なの?   ・・・って事なんだけど、個人的に、この曲というと、ネットを使用して以来、初めて自分で書いた書き込みが「炎上」したからなんだよなぁ

その印象が強烈でねぇ、あれから17年経った今でも、この曲というと、あの時の「炎上」を思い出す。。。
因果な曲なんだよねぇ。。。。

炎上した原因・・・。 この曲、リリースは2月9日なんだけども、当初は1月26日だったんですよ。

2000年1月26日リリースってどうであったか、みなさん覚えてますかねぇ。

・サザンオールスターズ 「TSUNAMI」
・モーニング娘。「恋のダンスサイト」
・椎名林檎 「ギブス」
・椎名林檎「罪と罰」
・鈴木あみ「Don't need to say good bye」
etc etc

リリースリストを見ても分かるように、前代未聞、空前絶後・・・と言うべき、「超」強力曲同士が、同じ日のリリースだったんだよね。

当然、これらが初登場の週のランキングの売り上げ枚数は、空前絶後のレベルになる事は目に見えていた訳でさ。
ここにB'zが加わったら、一体どうなるんだろう  特に、サザン、モー娘。、B'zが三つ巴のチャート争いになったら、一体どうなるんだろう
・・・・そんな期待が、いやがおうにも事前に高まっていたんだよね。


でも・・・・ですよ。 リリース直前になって、突然B'zのこの「今夜月の見える丘に」のリリースが延期。。。

「逃げたな・・・B'z」

・・・っていう憶測が出た訳ですよ。 うん、ワタシも真っ先にそう思った。
併せて当時、B'zはオリコンでシングルでの連続1位記録を更新中でしたからねぇ。 サザンの「TSUNAMI」も事前の下馬評から高レベルの売り上げが期待されていたことから、もしサザンとの一騎打ちとなったら、さしものB'zも1位獲得は危ないか・・・って言う予想もあり、「逃げた」って憶測が現実味に思えたんだよね。

そこまでしてオリコン1位記録を更新したいか・・・・という足ひれまでついてさ。

それをさあ、ストレートに書いたのよ、ワタシ。

当時はBBS(掲示板)の全盛期で、でもまだ自分の掲示板持って無かったんで、知り合いの掲示板に書いたんだと思う。

叩かれましたねぇ。   大炎上。

実際は、直前になってC/Wの差し替えがあって、リリースが延期になった・・・・ようなんだけども。。。


でもねネットを始めて以来、初めての「炎上」だったんで、正直、精神的なダメージは感じたなぁ。 話し言葉ではなくダイレクトに文字での攻撃ってキツイんだよな。 それに執拗に攻撃する人もいるでしょ。鬼の首を取ったような。。。。ま、これは今の方が酷いんだろうけど。。。

ただね、炎上ということで、みんながみんなワタシを攻撃してきたのか・・・というと、そうじゃなかったんだよね。
中には冷静に事の成り行きを見守ってくれる人もいてさ、ウラから励ましてくれたりね。

ま、この炎上は、数日で終息したんだけどさ、でもこのコトで大分勉強させてもらいましたわ、ネットについてのさ。

そんなこともあったからさ、この曲、長い間まともに聴けないんだよな。
叩かれても、リリース日を「逃げた」・・・って言う思いは、ずっと感じてたからなぁ、自分の中では。

ここ数年ですね、落ち着いて聴けるようになったのは。

いや、正直、B'zの曲って90年代後半、好んで聴いてなかったんだよな。 個人的に気に入っていたのは、95年の「LOVE PHANTOM」。この曲以降は、もういいや・・・って感じだったんだよなぁ。

うん、簡単に言ってしまえば「飽きて」たんだよな。 でも、その傾向はワタシだけではなかったようで、さしものB'zも、この曲がリリースされるまで3年余り、ミリオンセラーが出てなかった。

全体的なCDの売り上げ傾向は右肩上がりだった90年代終盤にあって、ミリオンセラーが無かったと言う事は、相対的に見て、人気に陰りが出てきた・・と見ても当然でしたからね。

それでもオリコン1位は続いていた・・・。結局コアなファンだけに支持される傾向が強くなっていたわけなんだよな。

そんなことも、この曲のリリース延期で、個人的に強気にさせていたところだったのかもしれない。どうせ好きな人しか好きじゃないんだから、最近のB'zは・・・ってところでさ。

ただ、この曲は違ったんだよな。

やっぱ、超人気ドラマ「ビューフルライフ」の主題歌・・・ってところが大きかったんだろうな。 約3年ぶりでミリオンセラー復帰。(逆にB'zにとっちゃ、これが最後のミリオンセラー・・・・か)
なんせ視聴率40%超えのドラマだった訳だからねぇ・・・。 

そういう曲を敵に回しちゃ、ダメだわな。。。。

・・・なんて今ではすっかり大人になっちゃった感があるけど・・・。 

やっぱ、当時はまだ若かったんだよな。30そこそこだったし・・・。 
でも、あの頃のような「尖った」感情も再び欲しいとも思うんだけどさ。




曲ですか。 うん、今になってあらめて聴いてみるといい曲だよね。
B'zらしからぬ、感情に訴えるような曲で。。。 

ちなみに・・・・1月26日リリース曲の中で、オリコン初登場首位は、当然サザンの「TSUNAMI」。初登場の売り上げは65万枚。

対して、B'zのこの「今夜月の見える丘に」の初登場売り上げは67万枚。

・・・・っちゅうことは、リリース延期しなくても、1位は獲れた・・・ってことか。。。 
まあ、それでもサザンの「TSUNAMI」は300万枚近いお化けセールスに化け、「今夜月の見える丘に」の倍以上累積セールスになった訳だけど。。。



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愛しき日々 / 堀内孝雄

1987_02_愛しき日々_堀内孝雄


今回の1曲セレクトは、「愛しき日々」堀内孝雄です。

まずはデータです。

・タイトル     愛しき日々
・アーティスト   堀内孝雄
・作詞       小椋佳
・作曲       堀内孝雄
・編曲       川村栄二
・リリース日    1986年10月25日
・発売元      ポリスター
・オリコン最高位 4位
・売上げ枚数   21.6万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 3位
・ベストテンランクイン期間:1987年2月9日〜3月23日付
・タイアップ:日本テレビ系年末時代劇「白虎隊」テーマソング

ここのところ気分が晴れない日が続いてるんだよな。やたらと今後の人生の事を考えたりして。
このまま今の仕事を続けていていいのか、今後どう生きて行ったらいいのか・・・って言うところを頭の中で自問自答してる日々が続いていたりして。 でも、まだ明確な答えが出せない。

そもそも自分が本当にやりたい事・・・それは、ここで書いてるように、今ではうずもれて死角になっている「いい曲」をこうして引っ張り上げて、もう一度、みなさんに伝えていきたいってところなんだよな。

ま、ここでは「昔」の曲を中心にかいてるけど、本来はそれに限定するものではなく・・・。

これを本格的に実現するためには、どうすればいいのか・・・ってところを考えてはいるんだけど。。。


振り返ってみれば、こういった今後の人生の生き方について自問自答する期間が出てくるのは、今が初めてぢゃない。 大体10年に1度は出てくる。
 しかも、決まって年代が変わる2〜3年前に出てくるんだよな。17才の時も27歳の時も37歳の時もそうだった。
そして、47歳の今、やはり同じような「自問自答」が出てきた訳なんだよね。

これを打破するためには、答えが出ようが出まいが、実際に動くしかない・・・っていうのは、これまでの経験から分かってはいるんだが・・・・。実際に動くまでが遠いワタシなのです。

・・・ということで、今回の1曲セレクトは、今と同じような「自問自答」の日々が続いていた、17才の頃のヒットをひとつ。

堀内孝雄「愛しき日々」。

そうなんだよね、この曲を聴くと、高校2年、17才だった今頃、ひたすら悶々として日々を少して居た頃を思い出す。

兎に角、毎日がスカッと晴れない、悶々とした日々だった、あの頃。
普通、17才と言ったら、一番青春を謳歌している頃の時代だよな、きっと。でも、ワタシ的には気分が晴れなかったんですよ、あの頃。

1年後の大学受験、今後やりたい事、進むべき道・・・全てが漠然としてて、全く霧の中だったあの頃。反面、女の子と「やりてぇ」って下半身が熱くなってばっかりしたあの頃。

この「愛しき日々」を聴くと、そんな事ばっかりが浮かんでくるんだよなぁ。

この曲は、当時、日テレが年末「大型」時代劇を毎年放送してたんだけども、その第1弾となった「白虎隊」のテーマソングでしたね。
 生まれが「福島」のワタシにとっては、なじみ深い「白虎隊」の物語だった事から、もちろん、このドラマは見たけども、そんな悲しいドラマに見事なくらいマッチしてたんだよな、この曲は。

そんな事が印象深く残っていたこともあって、当時、この曲が、ワタシの頭の中ではグルグルとヘビーローテーションで鳴ってたんですよ。
 
そんなことと相まって、この曲となると、あの時代、1987年の今頃の霧の中状態のワタシがフラッシュバックするわけです。





あー、だめだ、やっぱり、この曲を聴くと30年前のあの「悶々とした日々」が走馬灯のように甦って来るな。
ところで、ベーヤン(堀内孝雄氏のニックネームね)も、この曲あたりを境に、ニューミュージックから、歌謡曲色が
強くなってきた頃ですよね。
 オリコンでは、当時この曲は、まだ「ロック・ニューミュージック」に分類されていたけど、実際のところはすでに歌謡曲でしたからねぇ。
 
でも、そんなことはどうでもいい。やっぱり良い曲は良いんだよな。

それはそうと、この曲、未だに音源持ってないんだよ、ワタシ。

当時から買おう買おう・・・と思ってて、30年も経ってしまった・・・という。
それだけ、この曲聴くと、当時を思い出して、沈んだ気分になってしまう訳なのです。



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優しい雨 / 小泉今日子

1993_02_優しい雨_小泉今日子


今回の1曲セレクトは、「優しい雨」小泉今日子です。

まずはデータです。

・タイトル     優しい雨
・アーティスト   小泉今日子
・作詞       小泉今日子
・作曲       鈴木祥子
・編曲       白井良明
・リリース日    1993年2月3日
・発売元      ビクター
・オリコン最高位 2位
・売上げ枚数   95.9万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 3位
・ベストテンランクイン期間:1993年2月15日〜3月29日付
・タイアップ:TBS系ドラマ「愛するということ」主題歌

前回は工藤静香さんの「慟哭」を書いたんだけども、「慟哭」を書いたならば、やっぱ、この曲も持ってこざるを得ないよなぁ・・・と思いーの、引っ張って来ました。

そうです、今回の1曲セレクトは、小泉今日子サマの「優しい雨」ですわ。

前回の「慟哭」では、この「優しい雨」があったからこそ、 工藤静香さんにとっての最高売り上げとなった・・・なんて書いたけど、そのくらい、この2曲のライバル関係は、当時大きかったですからねぇ。
まあ、逆に言えば、この「優しい雨」も「慟哭」に引っ張られる形で、約96万枚ものセールスになりましたからねぇ。
これは、91年5月の例の「あなたに会えてよかった」の105万枚に次ぐ、キョンキョンにとっては、2番目の売り上げなんだよね。

そそそ、前回の「慟哭」を読んて下さった方にはお分かりかと思うけど、80年代デビューのトップアイドルとして、工藤静香さんは、ミリオンセラーが1枚も無いのに対して、キョンキョンは、しっかりミリオンセラーを出しているんですよね。
 その他、ミポリンも「ただ泣きたくなるの」が105万枚のミリオン、松田聖子様は「あなたに逢いたくて」が110万枚のミリオン・・・とそれぞれミリオンセラーを出しているのに対して、工藤静香さんがミリオンが無いのは意外かもしれない・・・って事なんだよね。

ただねぇ、個人的には、前回の「慟哭」もそうだったんだけども、この「優しい雨」も今一つピンとこなかったんだよな、当時。 引っかからなかった。

「慟哭」は、中島みゆき作詞、後藤次利作曲っていう、工藤さんとって最強の組み合わせだったけども、時代を考えるとアナクロさを感じたって事だったけども、この曲は、少し違った意味で引っかからなかった・・・かなぁ。

まあ、一つ言える事は、どうも今一つはっきりとしなかったんだよね、この曲。
ジャケ写のトーンが、ブラウンがかったセピア色じゃん。 まさにそんなイメージなんだよね。モノトーンで今一つはっきりない世界。

まあ、「雨」の曲と言う訳で、こういうモノトーン系の、今一つはっきりしない世界なんだろうけど、個人的にはこういうイメージのキョンキョンはねぇ、ちょっと違うような感じがしたんだよな。
やっぱり、キョンキョンにはポップな曲が似合う。当時、80年代までのようなポップな曲が少なくなってきてたからねぇ、だから、そんなポップな曲が聴きたかったんだよね。

そんな個人的な感情に対して、予想以上に売れたんでさ、嫉妬ではないんだけどもギャップを感じていたんだと思う、当時。

そんな事に加えて、当時、個人的な精神状態もナーバスになってたからなぁ。
まあ、毎度毎度な理由なんだけども、 この曲がヒットした93年2月〜3月といえば、大学4年になる直前だったんだよな。

そそそ、巷では「就活」が始まっていた頃ですわ。 今ではもっと早い時期から就活ってやってるんだろうけど、今から24年前のうちらの時代では、今頃からだったよね、就活って始めたの。

当初、ワタシは学部卒で就職するつもりは無く、大学院に進むつもりでいたんだよね。だから、本来なら就活も気にせずに大学院入試のことだけ考えてればいいはずだった。。。。だけども。。。
所属した研究室に馴染めず、就活を始めた周りの友達に焦りを覚えたりして、急遽、就活を考え始めたんだよ、24年前の今頃。

別に請求した訳でもないのに、次から次へと送られてくるリクルートブックにもうんざりしながら聴いてたこの頃の曲。

そんなマイナスな精神状態の中で聴いてた曲だからこそ、この「優しい雨」のような、暗く沈んだ曲調の曲は特にダメージを感じたんだよね、当時。

でも、今でもこの曲を聴くと、当時のうんざりしていた事がフラッシュバックで甦るんだよなぁ。だからね、正直言うと今でもあんまり得意じゃないんだよな、この曲は。 



ミュージックステーションですな。画像も音もきれいに残ってますね。

 ちなみにこの曲が主題歌だった、ドラマ「愛するということ」は、TBSの93年1月期の金曜9時ドラマ。
ま、今は「金スマ」になったんでドラマ枠じゃないんだけども、当時は21時〜22時、22時〜23時と、TBSの金曜は連続してドラマ枠だったんだよね。
 で、この次の93年4月期の金曜21時〜22時は、「ダブルキッチン」。 そそそドタバタコメディの。これは個人的にも見てたなぁ。

 ちなみにちなみに、この93年1月期ドラマで、この「愛するということ」に続く、金曜22時〜23時枠は、あの「高校教師」だったんだよな。 これは見てたなぁ。




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慟哭 / 工藤静香

1993_03_慟哭_工藤静香


今回の1曲セレクトは、「慟哭」工藤静香です。

まずはデータですよ〜

・タイトル    慟哭
・アーティスト  工藤静香
・作詞      中島みゆき
・作曲      後藤次利
・編曲      後藤次利
・リリース日   1993年2月3日
・発売元     ポニーキャニオン
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数  93.9万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 2位
・ベストテンランクイン期間:1993年2月15日〜4月12日付
・タイアップ:フジテレビ系ドラマ「あの日に帰りたい」主題歌

え〜、本日2曲目の「1曲セレクト」どぇす。
え? また書いたの? ・・・とか言われそうだけど、ま、さっき書いたツイストの「性(さが)」は、半ば思いつきのまま衝動的に書いた訳でさ、当初、今日書こうと思ってたのは、こっちの曲なんだよね。

それはそうと、先日のネットニュースで、フジテレビの「月9」が青色吐息の状態っていうことが出てましたなぁ。
個人的には、いいかげん月9に頼るのも止めたらど〜お って思うんだけどねぇ。
もうさ、90年代じゃないわけじゃん。トレンディドラマな時代じゃないんだよね。 まあ、現フジテレビ社長が、ドラマ班出身あり、月9育ちということで止めるにやめられないんだろうけどさぁ。

でもねぇ、いつまでもあの時代を夢想しているって言うのは時代錯誤だと思うしねぇ。

まあ、「じゃあ、オメーはどーなんだよ」なんて言われると、反論できなかったりもするんだけどさ

でも、ビジネス上の話として、実際の数字を見ちゃうと、そう思っちゃたりしてね。


・・・・ということで、今回の1曲セレクトは、まだまだ「月9」が元気で、ステータスがあった「あの時代」、そんな月9ドラマの主題歌だったこの曲を。

工藤静香「慟哭」。

この曲は、93年1月期の月9ドラマ「あの日に帰りたい」の主題歌。

ただね、個人的にはこのドラマ、見てなかったよなぁ。 だからさ、どういうドラマだったかはよく分かんない。
視聴率もネットで調べたところ、平均15%程度と、当時の月9にしては取りたててよかった訳じゃない。
 この次の93年4月期の「ひとつ屋根の下」が平均視聴率28%(最高視聴率37.8%)だった事を考えると、かなり低迷だったんだよね。

確かに「ひとつ屋根の下」は、ワタシも見てたしなぁ。

それでも、そんなドラマの主題歌だった、この「慟哭」はの売り上げは93万枚もあった訳だからねぇ。
そそそ、これが工藤静香さんにとっては、「最高売り上げ」のシングルなんだよね。 ま、まだ一応は現役のアーティストであり、もしかしたら、これを更新する曲が今後出てくるとも限らない・・・・・・うんにゃ、余程の事が起きない限り、出てこないよな・・・きっと。

ただ、・・と言う事は、工藤静香さんって、シングルではミリオンセラーが1作もないってことなのよね。
これは意外かなぁ。80年代から活躍してる当時のトップアイドルを見ると、工藤さんレベルの女性トップアイドルのヒトたちは、大概1作はミリオンセラーの持ってるもんね。

あ゛、そう言えば、中森明菜さんも、ミリオンは1作もなかったな。 

どうなんだろうねぇ、アイドルの中でもどこか陰があるような大人っぽいアイドルの2大巨頭がミリオンを持っていないって言うのは。
 やっぱり、アイドルっていうのは「大人」っぽ過ぎても、必ずしも良いって言う訳ではないってことなんだろうねぇ、きっと。


あ、ちょっと話がずれた。。。「月9」の話だったね。
ま、いずれにしても、それだけの売り上げを生み出す「力」があったわけなんだよね、当時の「月9」には。

なんせ、この曲の前後の曲は、大体30万枚前後ってペースだったからねぇ、当時の工藤静香さんの曲は。 そこに来ていきなり、「90万枚」だもんなぁ。

さしもの、ワタシも「月9」の主題歌ということで、ある程度は売れるだろうとは思ったものの、ここまで売れるとは思ってなかったんで、ちょっと泡食ったのを覚えてるなぁ。

ぢゃ、そこまで売れる曲だったのか・・・。

個人的には、サビまでのメロディを聴く限りでは、正直、そんなにいい曲だとは思わなかった。 その証拠に、この曲、長い事音源持ってなかったんだよね。それだけ当時は引っかからなかった・・・って事なんだけどさ。

でも、♪ 一晩中泣いて 泣いて〜 ♪ からのサビの部分は強いわな。一言で言えばキャッチー。

当時は「覚えやすい事。 キャッチーなメロディ」っていうのは、シングルとしてはある程度至上命題的なところがあったからねぇ。

そそそ「カラオケ」で歌いやすいってこと、そのために覚えやすい⇒キャッチーである事が一番ってところがあったからさ。

それを考えると、「月9」の主題歌であった事以上に、サビからのキャッチーさ、キャッチーだからこそインパクトに繋がって、ここまでの売り上げ枚数に繋がったのかもしれないな。

それと幸運だったのは、キョンキョンの「優しい雨」が、この曲と同日リリースだったって事もあるかなぁ。
2大アイドルが同日リリースってことは、それまでもそれ以後もあんまり頻繁には無い事だからねぇ。
当時、それも話題になったような気がする。 
奇しくもキョンキョンの「優しい雨」も同じようにドラマの主題歌だったし(こちらはTBS系金曜ドラマの主題歌)・・・。  そんなことでも話題になったよな。

それもあってか、ランキング的には、熾烈なトップ争いを繰り広げたよなぁ。

初登場時1993年2月15日オリコンランキング。

1位 慟哭    工藤静香   242,670枚
2位 優しい雨  小泉今日子  234,910枚

なんていう、8千枚弱での僅差デッドヒートなランク争いもさることながら、週間売り上げ枚数も高レベルでのデッドヒートだったからなぁ。 ま、上記のとおり結局のところ、この「慟哭」がキョンキョンを振り切って1位を獲得した訳なんだけども。。

ちなみに、この週の週間売り上げは6位までが10万枚以上。 10位で7万5千枚・・・なんちゅうとんでもない高レベルな売り上げ枚数だったんだけどさ。。。。 
今と比べると、いかにとんでもない時代だったか・・・って事が良く分かるよなぁ。。。まあ、これが今となっては音楽業界、いろんなところで「重石」になってるんだけどさ。
うん、正直言って、日本の人口比率から言えば、この売り上げ傾向は「過剰売り上げ」だったんだよ。 でもその後も重しが抜けたように、売り上げ傾向はどんどん膨らんでいくんだけどさ、90年代は。


ちなみに、個人的には、上で書いたように、この「慟哭」もそうだけど、キョンキョンの「優しい雨」もそれほど引っかからなかったんだよな。
アイドル2大対決だったわけだけども、正直、ほとんど素通りだった。

まあ、両者、曲自体に引っかからなかった・・・ってのが一番大きいんだけども、どうなんだろうねぇ、80年代アイドルの「残像」ってしか映らなかったってのもあるんだろうな。

 簡単に言えば、ヒト時代の前のタイプの曲じゃん・・・って思うところが強かったって言うかさあ、新鮮味を感じなかったんだよな、両者とも。
 この「慟哭」の作詞は中島みゆきさん、作曲は後藤次利氏っていう工藤さんとしてはヒットが期待できる強者な作家だったわけだけども。 でもねそれは、あくまで80年代までの話で。。。
時代は90年代に入って4年目だったし、だから、どうしてもアナクロに写ってしまう。
もっと新しい何かを含んだ音楽に期待してたんだよね、当時はさ。




 


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ほっとけないよ / 楠瀬誠志郎

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今回の1曲セレクトは、「ほっとけないよ」楠瀬誠志郎です。

まずはデータでする。

・タイトル    ほっとけないよ
・アーティスト  楠瀬誠志郎
・作詞      並河祥太
・作曲      楠瀬誠志郎
・編曲      楠瀬誠志郎
・リリース日   1991年11月15日
・発売元     ソニーレコーズ
・オリコン最高位 6位
・売上げ枚数  61.9万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 6位
・ベストテンランクイン期間:1991年12月9日〜2月3日付
・タイアップ:TBS系ドラマ「ADブギ」主題歌

twitterで別途つぶやいたんだけども、今週のオリコンシングルチャートの週間売り上げ、酷いね。
1位で2万枚台。5千枚弱でベストテン入りだもんね。
まあ、曲の購入はCDパッケージからネット配信へ移行が進んでいるんで、こうなるのも当然と言えば当然の成り行き・・・・と頭では分かっているんだけども、80年代からオリコンチャートの推移を見続けているワタシからしてみれば、やっぱ違和感は感じるわな。

 オリコン見始めた頃といえば、週間売り上げで、大体2万枚前後がベストテン入り水準。5千枚前後で、いわいる業界用語で言う「左ページ」(50位)、2千枚前後で100位・・・って感じだったからさ。そう言う数字の並びが、頭にこびりついてるんだよね。

うん、だからね。オリコンの今週10位の曲なんてさ、そう言う基準からしてみると「50位」くらいの価値しか感じないんだよね。

まあ、これも時代の流れということで、だから、どうだ・・っていうことを言うつもりもないんだけどさ。

でも、逆に言えば90年代。 あの未曾有の「メガヒット」の時代も、違和感いっぱいだったのも間違いない。
なんせ、逆に週間5万枚前後売れないと、ベストテンに入れない・・・って言う時代もありましたからねぇ。
これはこれで、おかしな時代になったもんだ・・・と思ったもんなんだけどね。

昔、筒美京平氏が、自身が作家デビューした頃の60年代終盤を例えて、「どんなイモな曲でも10万枚売れた。こんな曲が10万枚!?」ってインタビューに答えていた事があったけど、まさにそんな感じでしたね、90年代のメガヒット時代は。

今回は、そんな「メガヒット」時代に突入した頃の1曲を持って来ますかね。

楠瀬誠志郎「ほっとけないよ」

この曲、覚えてますか?  うん、あの時代を知ってる方なら恐らく覚えてる方、多いですよね。

91年の10月期のTBS系金9ドラマ「ADブギ」の主題歌として、大ヒットしたあの曲ですね。
そそそ、永遠の「爽やかボーイ」な印象が強い、90年代前半特有のストレートなアッパーチューンポップスですわ。

メガヒットの時代・・・なんてことで、この曲選んじゃったけど、この曲自体は、売り上げは60万枚なんだよね。。
でもさ、そんなに売れてたのか・・・って言うイメージもあるんだよね。
ま、その辺がメガヒット時代と80年代までの感覚の差・・・なんだけどさ。


上で思わず「90年代前半特有の〜」って書いちゃったけど、あの時代、このテのなんのてらいも悩みも無いような、言ってみれば「能天気」なポップスって多かったですよね。サウンドも大体、キーボード主体の、やや硬質な音でさ。

91年暮れから92年初頭というと、経済では「バブル」が崩壊し不況に転落し始めていた頃だ。

そんな時代なんで、さぞかし「暗い曲」だらけだったんだろうな・・・と思いきや、世間一般的には、まだそんなにバブル崩壊っていう深刻な状況ではなかったように感じてましたよね。
現に、バブル崩壊・・・って言われても、それまでの数年間と、なにもかわったような実感はなかったもんな。この頃は。

だから、この曲とか、ZOOの「Choo Choo TRAIN」とか、能天気な曲が、まだまだ巷では流行っていたんだよね。

ま、それから1年後・・・・バブル崩壊の実感を感じるようになった93年の今頃は、THE虎舞竜の「ロード」とか森田童子の「ぼくたちの失敗」とか、「暗黒系」の曲が流行りだったりしたんだけども。。。。

ここでは何回も書いてるけど、「歌は世につれ 世は歌につれ」とはよく言ったもんで、ヒット曲の曲調と世間の栄衰って、リンクしてるもんなんだよね。


ところで、この「ほっとけないよ」、上で書いたように永遠の「爽やかボーイ」な印象が強い1曲なんだけども、歌ってる楠瀬誠志郎氏からして、永遠の爽やかボーイっていうイメージだったもんなぁ。

歌っているときに、いつも白い歯が覗いてた笑顔を絶やさない・・・というか。。。
うん、見方によれば、ちょっと怖かった・・・というか。。。
ま、このヒトにして、この曲あり・・・という印象が強かったよね。

この曲で突然、ヒットストリームに躍り出てきた、楠瀬氏だったわけで、当時は「新人」なのかな・・と思ってたけど、91年当時で、既にデビュー6年目と言うベテランアーティストだったんだよね。

だから、当然ワタシよりも年上なんだけど、当時は同年代? なんて思ったもんだよな。それだけ「爽やか」さがいっぱいだったもん。


ちなみに、この曲が主題歌だったドラマ「ADブギ」は、あの「加勢大周」が主演。浅香唯さんがヒロインでしたよね。 この二人は同年代・・・というか、二人とも同い年だったからさ。そんじゃ楠瀬氏も同年代なのか・・・と思ったもんなんだけどね。
ドラマは、「ママハハブギ」「予備校ブギ」に続く「ブギ」シリーズ第3弾でしたよね。
前作から引き続けて出演していたのは、的場浩司氏と、石田ひかりさんだけだったかな・・・。

うん、個人的には、このシリーズ大好きで、「ママハハ」も「予備校」も欠かさず見てたんだけども、この「ADブギ」だけは、あんまり見てなかったんだよな。

ま、この時期、91年末〜92年初頭にかけては、前年に引き続き、郵便局で夜間の仕分け作業のバイトやってたからなぁ。だから、見られなかったんだよね。
 でも、この「ほっとけないよ」を聴くと、あんときのバイトの様子が脳裏に浮かんできますわ。バイトと、新宿のカラオケバーと、ボーリングと・・・兎に角、ワタシにとっては「徹夜」のイメージなんだよな、この曲。

なんか、「爽やか」な曲のイメージとはまったく違うけど。。。 

いや、この91年暮れ〜92年頭頃のヒット曲って一律で、そんなイメージなんだよな。 それだけ、あのときのバイトと、カラオケバーと、ボーリングっていうのが強烈な印象だったのかなぁ。。。




少し画像が悪いけどメンゴ。
カラオケのバック映像っぽい作りだけど、これこの曲のPVらしいね。いや、初めて見ました。。
もちろん、歌ってるのは楠瀬誠志郎氏本人だけど、ほらね、歌ってる最中も笑顔と白い歯は絶やさないでしょ
これが爽やかでもあり、味方によってはちょっと「怖く」もあり。。。

ちなみに、楠瀬誠志郎氏って、トップドラマー、村上"ポンタ"秀一氏の、元ボーヤなんですよね。このPVでも分かるように、自身はピアノ弾いてたんで、ドラマ―のボーヤだったってのは意外だったし、全く知らなかったんだけどさ。
あ、いや、そう言えば、ポンタ氏の著書にも書いてあったっけな、楠瀬誠志郎氏が、元ボーヤだった事は。


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