1985_05_BOYのテーマ_菊池桃子






今回の1曲セレクトは、「BOYのテーマ」菊池桃子です。

 まずはデータです。

・タイトル    BOYのテーマ
・アーティスト  菊池桃子
・作詞      秋元康
・作曲      林哲司
・編曲      林哲司
・リリース日   1985年5月15日
・発売元     バップ
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数   34.1万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 2位
・ベストテンランクイン期間:1985年5月27日〜7月22日付
・タイアップ:映画「テラ戦士BOY」テーマ曲

 昨日書いた、チェッカーズの「Blue Moon Stone」は、昨日が気持ちいい日だったから・・・ってことで、急遽、変更して持ってきたんだけど、実は、もともと、今回、持ってきた、菊池桃子の「BOYのテーマ」を用意してたんだよね。

 まあ、スライド・・・ってことで、今回、改めて持ってきますわ。 

 あ、いや、この曲自体、「天気悪い」内容を歌っているわけではなく、なんとなく、ジメッと曇り空のような、ちょっと暗いイメージがありません?
 
 うーん、個人的には、そんなイメージがあるんだけどね。まあ、ヒットが丁度、今ごろの季節ってことで、「梅雨空」のイメージがあるんだよね。

 いや、85年の今頃の曲って、なぜか、こう、ちょっと「淋しい」イメージがあるのは、どうしてかねぇ・・・。

 恐らく、このころ流行ってた、音色のせいもあるんだろうな。ヤマハのDX7の音ですよ。

 いや、プリセットの音色自体は、必ずしも「淋しい」イメージはないんだけどね、特に林哲司氏が多用した、ややAORのエレピに近い音色は、どうも淋しく聴こえるんだよねぇ。

菊池桃子の「今頃」、4月〜5月にリリースした曲って、どうも、この曲とダブるきょくが多いんだよなぁ。86年の「夏色片思い」しかり、87年の「アイドルを探せ」しかり。
 どうも、今一つスコーンと抜けるようなイメージが少ないんだよね。折角の初夏だったいうのにねぇ。

 それと、この曲の、入りのサビ〜Aメロに挟まってる、8小説の、インストの部分にかぶさってくる、16分音符でクルクル動く、シンセの部分が、印象的だな。

 あそこ、ザ・ベストテンでは「手弾き」してたから、よーく、つまづいてたねぇ〜、いわいるミストーンってやつ。

 なんか、そんな印象ばっかが強いな。


 メロディラインのインパクトは、やっぱ、どうしても、「卒業」にはかなわないよね。「大ヒット」を受けての曲だから、どうしても霞んでしまう。

 売上げ的には、映画主題歌っつうことと、やっぱり「卒業」を受けての「アーティストパワー」って言うのもあって、この曲も30万枚突破となってるんだけどさ。 結局、これが最後の30万枚突破だったしな。

 ただ、この後、この曲がモチーフのようなメロディラインの曲が続いたんで、ちょっと「飽きた」ってのもある、個人的には。

 いま思うと、その辺がちょっと残念だったけど、結局、このヒトには、この展開しかなかったんだろうな。

 それにしても、このヒトは、昔から変わんないね。ワタシより、ひとつ年上の同世代だけど、未だに若いっ。

 今、この曲歌っても、通用するかも・・・よ。

だからして〜、「ヘアカラー」のCMにでている桃子様に涙してしまう訳です




どうでもいいけど、この「BOYのテーマ」と、松田聖子の「BOYの季節」が同時期にヒットしてたじゃん。同じ「BOY〜」って言うタイトルなんで、たまに、どっちがどっちだか、ごっちゃになるんだよね〜・・・未だに


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