2016_05_S_Sirent_Siren











・タイトル     S
・アーティスト   Silent Siren
・リリース日   2016年3月2日
・発売元     ドリーミュージック
・オリコン最高位 3位 ※
・売上げ枚数 2.2万枚
※2016年5月23日付まで

今回の「キニナル曲」シリーズは、「楽曲」ではなく「アルバム」なんだけど・・・。
一時期「ラジオ」で頻繁にかかってた、Silent Sirenの「チェリボム」の音源を落としたく、TSUTAYAで、この曲が収録されているアルバム「S」を借りてきた。

で、まあ「チェリボム」をリッピングしてPCに落とすだけじゃ、「借り賃」が勿体ないんで、アルバム毎落として、今、聴きながら書いてるんだけど。。。

十中八九、どーせアイドルバンドの域の音楽集なんだろ・・・なんて、半分茶化し気分で聴き始めてたんだけど・・・・

・・・・これが結構良いんですわ。。あせあせあせあせ
アイドル特有の耳触りの悪さがない。むしろ耳に入ってくる音が悉く心地いい。

うーむ、悔しいけど「当たり」だったような気がする。


なにより、演奏水準が結構高い。特にベース、ドラムのリズム体がしっかりしている。
本当に自分たちで演奏してるの? スタジオミュージシャン? なんて勘ぐりたくなるけど。。。

耳に入ってくる音が心地いい・・・っていうのは、恐らく、どの曲も自分の中に既にあるような曲調の曲ばかりだからなのかもしれない。心地いい・・・と言うよりも安心感を感じるのかもしれない。

例えば、最近のロキノン系のガールズバンドって音がぶっきらぼうだったり、チューニングがずれてたり、ギターのカッテングにバラツキがあったり、「雑」な音が多いんだけどさ。
まあ、それがよりパッションに響くと言われれば、そうとしか言えないんで、良いか悪いかは分かんないんだけどさ。

でも、このコたち、すくなくともこのアルバムでも、そう言う「雑」な音は感じ無い。そこが心地いいと思うのかもしれない。

それと、ほとんどの曲が今・・・というより、80年代、90年代前半・・・って言うイメージのメロディライン、サウンドの曲が多い。ワタシらの世代としては懐かしい目の曲が多いからだと思うわ。

戦略的にそうしたのは良く分かんないけどさ。 

ま、ともかく「当たり」なアルバムでした。。。