今回の1曲セレクトは、「セーラー服と機関銃」薬師丸ひろ子です。
まずはデータです。
・タイトル セーラー服と機関銃
・アーティスト 薬師丸ひろ子
・作詞 来生えつこ
・作曲 来生たかお
・編曲 星勝
・リリース日 1981年11月21日
・発売元 ポリドール
・オリコン最高位 1位
・売上げ枚数 86.5万枚
・THE HITCHART HOT30最高位 1位
・ベストテンランクイン期間:1981年12月7日〜1982年3月8日付
・タイアップ:角川映画「セーラー服と機関銃」主題歌
ここんところ薬師丸ひろ子づいている感じだけど、今の時期と薬師丸ひろ子っていえば、この曲は外せないよなぁ
セーラー服と機関銃。
いままで何回かリメイクされてきた「セーラー服と機関銃」だけど、来年、橋本環奈さんで、またまたリメイクされるようですね。
・・・と言っても、ワタシらの世代と言えば、どうしても、薬師丸ひろ子さんになっちゃいますねぇ、「セーラー服と機関銃」と言えば。
映画の方はワタシも何回か見たな。テレビでももう、何回も放映されているしね。
主演、薬師丸ひろ子。 鬼と呼ばれた故・相米慎二監督にこっぴどくしごかれただけあって、この映画が本格的に女優デビューって感じでしたね。
ま、実際は、この映画の半年前にも、同じ角川映画の「ねらわれた学園」にも主演してたけど、半分アイドル映画って感じだったしなぁ。
主演も演じた薬師丸だけど、主題歌もこのヒト自ら歌ったんだよねぇ。
角川映画で、主演女優が自ら主題歌を歌ったのは、これが初めてになるのかなぁ。
逆にこれがきっかけとなって、この後、原田知世にしても、渡辺典子にしても、主演映画は自ら主題歌を歌っていくことになるんだけども。
たださ、もともと、主題歌は、来生たかおの「夢の途中」だったようですね。
そうですね、当時を知っている方には常識ですが、「セーラー服と機関銃」の異名同曲・・・同じ曲のタイトル違いのあの曲が主題歌だったわけです。
うん、同曲っていっても、「セーラー服と機関銃」と「夢の途中」では若干歌詞も違ってるんだけどさ。
「セーラー服と機関銃」
⇒♪夢のいた場所に未練残しても心寒いだけさ〜 ♪
「夢の途中」
⇒♪今を嘆いても胸を痛めてもほんの夢の途中〜 ♪
いやいや、これだけの違いなんだけどさ
しかし、当時はさ、この曲がキライでね、ワタクシ。
なんかさぁ、薬師丸ひろ子のファルセット唱法に、なんか薄ら寒いもんを感じたんだよなぁ。偽善者っぽいっていうかさ、生真面目というか・・・。
どうも、その辺が生理的に「ツン」と来たんだよねぇ。
それと、いきなり来たでしょ。人気が。
たしかに、薬師丸ひろ子っていう名前は、この年の始め頃から知ってたし、「セーラー服〜」の前の「ねらわれた学園」も映画館で見てるんだよね、ワタシ。
だから、このヒト自体はキライではなかったんだけど、こと、この曲に関しては、なんか薄ら寒いもんを感じたんだよなぁ。
なんでだろ? その辺はよくわかんないんだけどさ。
・・・って、ヒトツ思い浮かべるのは、いつかもここで書いたんだけど、この曲で「賭け」をしたんですよ。
「ザ・ベストテン」でこの曲が1位を取るか、同時期にヒットしていたJohnnyの「ジェームスディーンのように」が1位を取るか。
・・・で、ワタシはJohnnyに賭けたんだよね。
BUT、結果はセーラー服と機関銃が1位を取ってさ・・・。賭けに負けたんよ、ワタシ。
で、「セーラー服〜」に賭けた友達に500円払ったんだけどさ、それが親にばれてこっ酷く怒られたなぁ。
「小学生のクセに賭け事とは何事だ」ってさぁ。どうも、それがトラウマになっているようなんだよね。
いやいや、私の性格からして親に怒られたことではなくて、賭けに負けたことに対しての口惜しさなんだけどさ
以前、毎週オリコンチャートのレビューを書いていた頃、チャート予想で外すと「今週のポカ」っ書いてたんだけどさ。あれの発端は、今考えると、ここが原点なんだよね。 ランク予想がはずれるとくやしくてさぁ。
だから、この曲を聴くと、あの時の口惜しさがにじみ出るんだよなぁ、わたしの記憶の中でさ。
えー、ザ・ベストテンで初登場した時ですね。 1981年12月17日放送分。
あ〜、今日でまるまる34年前だ。 偶然だけど今日12月17日も木曜日だもんね。
ところで、この時10位に初登場だったんだけど、この時の得点7219点が、ベストテンでの「10位」の最高得点だったんだよね。通常ならばこの位の得点ならば、7位位でもおかしくなかったんだけど・・・・。
この頃は「上位の壁」が異様に厚かったからなぁ。 まあ、そんなことに興味がある方は、ごくごく一部だろうけどさ。。。。
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